JPH0538032A - 難着雪リング付き撚線導体 - Google Patents
難着雪リング付き撚線導体Info
- Publication number
- JPH0538032A JPH0538032A JP3216462A JP21646291A JPH0538032A JP H0538032 A JPH0538032 A JP H0538032A JP 3216462 A JP3216462 A JP 3216462A JP 21646291 A JP21646291 A JP 21646291A JP H0538032 A JPH0538032 A JP H0538032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- ring
- wire conductor
- thin
- stranded wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 撚線導体1にその長手方向に所定の間隔をお
いて樹脂成形により難着雪リング4を一体に形成してな
る難着雪リング付き撚線導体において、難着雪リング4
の形を、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング本体
部5の両側に薄肉円筒部6を一体に形成した形としたも
の。 【効果】 バリの発生がなくなり、外観が良好になる。
リング本体部および薄肉円筒部の端面を撚線導体の中心
軸線に対し垂直に形成できるため確実な難着雪効果が得
られる。難着雪リングが撚線導体を把持する力が薄肉円
筒部の分だけ大きくなるため、金車通過時などに難着雪
リングが移動することがなくなる。
いて樹脂成形により難着雪リング4を一体に形成してな
る難着雪リング付き撚線導体において、難着雪リング4
の形を、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング本体
部5の両側に薄肉円筒部6を一体に形成した形としたも
の。 【効果】 バリの発生がなくなり、外観が良好になる。
リング本体部および薄肉円筒部の端面を撚線導体の中心
軸線に対し垂直に形成できるため確実な難着雪効果が得
られる。難着雪リングが撚線導体を把持する力が薄肉円
筒部の分だけ大きくなるため、金車通過時などに難着雪
リングが移動することがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空送電線や架空地線
などに使用される難着雪リング付き撚線導体に関するも
のである。
などに使用される難着雪リング付き撚線導体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】架空送電線や架空地線は裸の撚線導体で
構成されているため、これに湿った雪が付着すると、着
雪が撚線導体の最外層素線の撚り方向に沿って回転しな
がら成長し、遂には大きな筒雪となって、断線や鉄塔倒
壊などの事故を引き起こす原因となる。
構成されているため、これに湿った雪が付着すると、着
雪が撚線導体の最外層素線の撚り方向に沿って回転しな
がら成長し、遂には大きな筒雪となって、断線や鉄塔倒
壊などの事故を引き起こす原因となる。
【0003】これを防止するには、撚線導体にその長手
方向に所定の間隔をおいて難着雪リングを取り付けるこ
とが有効である。この難着雪リングは、着雪が撚線導体
の最外層素線の撚り方向に沿って移動、回転するのを阻
止し、大きな筒雪に発達するのを防止する働きをするも
のである。
方向に所定の間隔をおいて難着雪リングを取り付けるこ
とが有効である。この難着雪リングは、着雪が撚線導体
の最外層素線の撚り方向に沿って移動、回転するのを阻
止し、大きな筒雪に発達するのを防止する働きをするも
のである。
【0004】ところで架空送電線路を難着雪構造にする
ためには、既設の線路では、架設されている撚線導体に
後から難着雪リングを取り付けることが行われるが、新
設の線路では、工場で予め撚線導体に難着雪リングを一
体に取り付けた難着雪リング付き撚線導体を製造し、そ
れを現場に運搬して架設するケースが多い。
ためには、既設の線路では、架設されている撚線導体に
後から難着雪リングを取り付けることが行われるが、新
設の線路では、工場で予め撚線導体に難着雪リングを一
体に取り付けた難着雪リング付き撚線導体を製造し、そ
れを現場に運搬して架設するケースが多い。
【0005】本発明はこの難着雪リング付き撚線導体を
対象とするものである。従来、難着雪リング付き撚線導
体を製造するには、撚線導体を製造した後、撚線導体の
難着雪リング取付け位置に難着雪リング成形用の金型を
被せ、その金型内に樹脂を注入して、固化させるという
方法がとられている。
対象とするものである。従来、難着雪リング付き撚線導
体を製造するには、撚線導体を製造した後、撚線導体の
難着雪リング取付け位置に難着雪リング成形用の金型を
被せ、その金型内に樹脂を注入して、固化させるという
方法がとられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法で製造
した難着雪リング付き撚線導体は次のような問題があ
る。すなわち難着雪リング成形用の金型は、難着雪リン
グを成形するキャビティの両側の壁の内径が撚線導体の
外径とほぼ同径になっているが、撚線導体の外径にはバ
ラツキがあるため金型の両側壁と撚線導体との間には隙
間ができやすく、その上、撚線導体の表面には最外層素
線の間に溝があるため、金型内に樹脂を充填すると、ど
うしても金型の両側から樹脂がはみ出す現象がおこる。
した難着雪リング付き撚線導体は次のような問題があ
る。すなわち難着雪リング成形用の金型は、難着雪リン
グを成形するキャビティの両側の壁の内径が撚線導体の
外径とほぼ同径になっているが、撚線導体の外径にはバ
ラツキがあるため金型の両側壁と撚線導体との間には隙
間ができやすく、その上、撚線導体の表面には最外層素
線の間に溝があるため、金型内に樹脂を充填すると、ど
うしても金型の両側から樹脂がはみ出す現象がおこる。
【0007】その結果、従来の難着雪リング付き撚線導
体は図2のような形態になることが多い。同図におい
て、1は撚線導体、2は撚線導体1の外周面に難着雪効
果を得るのに必要な厚さに形成された難着雪リング、3
は金型と撚線導体の隙間および撚線導体表面の溝に沿っ
て漏れ出した樹脂が固化して出来たバリである。このバ
リ3は金型の樹脂注入口に近い方に多く発生する傾向が
ある。またこのバリ3は撚線導体表面の溝に食い込んで
いるため切除することは困難である。
体は図2のような形態になることが多い。同図におい
て、1は撚線導体、2は撚線導体1の外周面に難着雪効
果を得るのに必要な厚さに形成された難着雪リング、3
は金型と撚線導体の隙間および撚線導体表面の溝に沿っ
て漏れ出した樹脂が固化して出来たバリである。このバ
リ3は金型の樹脂注入口に近い方に多く発生する傾向が
ある。またこのバリ3は撚線導体表面の溝に食い込んで
いるため切除することは困難である。
【0008】このようなバリが発生すると、製品として
の外観がわるくなるだけでなく、着雪がバリ外周面のス
ロープに沿って乗り上がり、難着雪リングを乗り越える
おそれがあるため、難着雪効果が低下する欠点がある。
の外観がわるくなるだけでなく、着雪がバリ外周面のス
ロープに沿って乗り上がり、難着雪リングを乗り越える
おそれがあるため、難着雪効果が低下する欠点がある。
【0009】また、このバリが発生しないように注意し
ながら樹脂注入を行うことも可能であるが、そうすると
樹脂の注入量が不足し、難着雪リングの形が不完全にな
るだけでなく、難着雪リングと撚線導体との密着性が不
十分になり、架設のため金車を通過させる時に難着雪リ
ングの取付け位置がずれたり、破損したりする等の問題
がある。
ながら樹脂注入を行うことも可能であるが、そうすると
樹脂の注入量が不足し、難着雪リングの形が不完全にな
るだけでなく、難着雪リングと撚線導体との密着性が不
十分になり、架設のため金車を通過させる時に難着雪リ
ングの取付け位置がずれたり、破損したりする等の問題
がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決した難着雪リング付き撚線導体を提供するも
ので、その構成は、撚線導体にその長手方向に所定の間
隔をおいて樹脂成形により難着雪リングを一体に形成し
てなる難着雪リング付き撚線導体において、前記難着雪
リングが、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング本
体部の両側に薄肉円筒部が一体に形成された形となって
いることを特徴とする。
課題を解決した難着雪リング付き撚線導体を提供するも
ので、その構成は、撚線導体にその長手方向に所定の間
隔をおいて樹脂成形により難着雪リングを一体に形成し
てなる難着雪リング付き撚線導体において、前記難着雪
リングが、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング本
体部の両側に薄肉円筒部が一体に形成された形となって
いることを特徴とする。
【0011】
【作用】難着雪リングを上記のような形にすると、それ
を金型によって成形する際に、リング本体部よりその両
側の薄肉円筒部の方が樹脂の流動抵抗が大きいため、薄
肉円筒部に樹脂が充満するまでにはリング本体部には樹
脂が完全に行き渡り、薄肉円筒部の両側から樹脂が漏れ
るか漏れないかのところで樹脂の注入を停止すれば、リ
ング本体部は完全な形に成形でき、かつ薄肉円筒部も肉
厚が薄いためほぼ完全な形に成形できる。
を金型によって成形する際に、リング本体部よりその両
側の薄肉円筒部の方が樹脂の流動抵抗が大きいため、薄
肉円筒部に樹脂が充満するまでにはリング本体部には樹
脂が完全に行き渡り、薄肉円筒部の両側から樹脂が漏れ
るか漏れないかのところで樹脂の注入を停止すれば、リ
ング本体部は完全な形に成形でき、かつ薄肉円筒部も肉
厚が薄いためほぼ完全な形に成形できる。
【0012】その結果、バリの発生がほとんどなく、リ
ング本体部および薄肉円筒部の両側の端面が撚線導体の
中心軸線に対し垂直になるため着雪の移動阻止作用も確
実であり、確実な難着雪効果が得られる。また難着雪リ
ングは撚線導体を把持する長さが薄肉円筒部の分だけ長
くなるので把持力も大きくなり、金車通過の際などに難
着雪リングが移動し難くなる。
ング本体部および薄肉円筒部の両側の端面が撚線導体の
中心軸線に対し垂直になるため着雪の移動阻止作用も確
実であり、確実な難着雪効果が得られる。また難着雪リ
ングは撚線導体を把持する長さが薄肉円筒部の分だけ長
くなるので把持力も大きくなり、金車通過の際などに難
着雪リングが移動し難くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す。この難着
雪リング付き撚線導体は、撚線導体1にその長手方向に
所定の間隔をおいて樹脂の金型成形により難着雪リング
4を一体に形成してなるものであるが、その難着雪リン
グ4の形が、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング
本体部5の両側に薄肉円筒部6が一体に形成された形と
なっている点に特徴を有するものである。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す。この難着
雪リング付き撚線導体は、撚線導体1にその長手方向に
所定の間隔をおいて樹脂の金型成形により難着雪リング
4を一体に形成してなるものであるが、その難着雪リン
グ4の形が、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング
本体部5の両側に薄肉円筒部6が一体に形成された形と
なっている点に特徴を有するものである。
【0014】種々の実験によると、この難着雪リング4
の各部の寸法は、撚線導体1の外径をDとした場合、次
のような範囲にすることが望ましい。 リング本体部5の外径P:1.2 D〜1.5 D リング本体部5の幅Q :0.8 D〜1.0 D 薄肉円筒部6の外径R :1.01D〜1.2 D 薄肉円筒部6の幅S :0.1 D〜0.3 D
の各部の寸法は、撚線導体1の外径をDとした場合、次
のような範囲にすることが望ましい。 リング本体部5の外径P:1.2 D〜1.5 D リング本体部5の幅Q :0.8 D〜1.0 D 薄肉円筒部6の外径R :1.01D〜1.2 D 薄肉円筒部6の幅S :0.1 D〜0.3 D
【0015】上記のような形の難着雪リング4を形成す
る方法は、金型のキャビティの形が薄肉円筒部を形成で
きる形に代わるだけで、基本的には従来と同じである。
ただ従来は金型の両側に樹脂がある程度漏れ出すまで注
入を行う必要があったが、本発明では、樹脂が金型の両
側にほとんど漏れ出さない程度に注入を行うことが肝要
である。
る方法は、金型のキャビティの形が薄肉円筒部を形成で
きる形に代わるだけで、基本的には従来と同じである。
ただ従来は金型の両側に樹脂がある程度漏れ出すまで注
入を行う必要があったが、本発明では、樹脂が金型の両
側にほとんど漏れ出さない程度に注入を行うことが肝要
である。
【0016】上記のような形の難着雪リング4は、薄肉
円筒部6の分だけ従来より長さが長くなるため、撚線導
体を把持する力が大きくなり、その把持力は、従来40〜
50kg程度であったものが、80〜100kg 程度となり、外力
による位置ズレが発生しにくいものであることも確かめ
られた。
円筒部6の分だけ従来より長さが長くなるため、撚線導
体を把持する力が大きくなり、その把持力は、従来40〜
50kg程度であったものが、80〜100kg 程度となり、外力
による位置ズレが発生しにくいものであることも確かめ
られた。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、難
着雪リングの形を、リング本体部の両側に薄肉円筒部が
一体に形成された形としたことにより、バリの発生をほ
とんどなくすことができ、外観が良好になるだけでな
く、リング本体部および薄肉円筒部の端面を撚線導体の
中心軸線に対し垂直に形成できるため確実な難着雪効果
を得ることができる。また難着雪リングが撚線導体を把
持する力が薄肉円筒部の分だけ大きくなるため、金車通
過時などに難着雪リングが移動することがなくなり、こ
の面からも確実な難着雪効果を保証できる。
着雪リングの形を、リング本体部の両側に薄肉円筒部が
一体に形成された形としたことにより、バリの発生をほ
とんどなくすことができ、外観が良好になるだけでな
く、リング本体部および薄肉円筒部の端面を撚線導体の
中心軸線に対し垂直に形成できるため確実な難着雪効果
を得ることができる。また難着雪リングが撚線導体を把
持する力が薄肉円筒部の分だけ大きくなるため、金車通
過時などに難着雪リングが移動することがなくなり、こ
の面からも確実な難着雪効果を保証できる。
【図1】 本発明の一実施例に係る難着雪リング付き撚
線導体の一部切開正面図。
線導体の一部切開正面図。
【図2】 従来の難着雪リング付き撚線導体の一部切開
正面図。
正面図。
1:撚線導体 4:難着雪リング 5:リング本体
部 6:薄肉円筒部
部 6:薄肉円筒部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】撚線導体にその長手方向に所定の間隔をお
いて樹脂成形により難着雪リングを一体に形成してなる
難着雪リング付き撚線導体において、前記難着雪リング
が、難着雪効果を得るのに必要な厚さのリング本体部の
両側に薄肉円筒部が一体に形成された形となっているこ
とを特徴とする難着雪リング付き撚線導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216462A JPH0538032A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 難着雪リング付き撚線導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216462A JPH0538032A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 難着雪リング付き撚線導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538032A true JPH0538032A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16688859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216462A Pending JPH0538032A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 難着雪リング付き撚線導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538032A (ja) |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3216462A patent/JPH0538032A/ja active Pending
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