JPH0538485U - 排水用安全ホース - Google Patents
排水用安全ホースInfo
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- JPH0538485U JPH0538485U JP6315091U JP6315091U JPH0538485U JP H0538485 U JPH0538485 U JP H0538485U JP 6315091 U JP6315091 U JP 6315091U JP 6315091 U JP6315091 U JP 6315091U JP H0538485 U JPH0538485 U JP H0538485U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】横断路の排水ホースの流体圧送時における横断
外力に対する各種の支障を解消する安全ホースを目指す
ものである。 【構成】非排水時の弓形の偏平形状の耐圧ホース部1−
fの外側下面に一体的に接合した弓形の滑り止めセグメ
ント2aを排水時の内圧応力によって直線状に圧縮変形
して接地面とホース間に接合的固定性を増大し且つ加圧
時の耐圧ホース部1−pが安全形状となるものである。
外力に対する各種の支障を解消する安全ホースを目指す
ものである。 【構成】非排水時の弓形の偏平形状の耐圧ホース部1−
fの外側下面に一体的に接合した弓形の滑り止めセグメ
ント2aを排水時の内圧応力によって直線状に圧縮変形
して接地面とホース間に接合的固定性を増大し且つ加圧
時の耐圧ホース部1−pが安全形状となるものである。
Description
【0001】
本考案は、主として泥水を排水圧送するホースで圧送中のホースに十分なる接 地時の滑り抵抗を与えることで、圧送中のホースの不安定な踊り振動を防止する こと、また、ホースそれ自体が人、自転車、バイク、自動車等によって引き摺ら れる事故を防ぐこと、その他ホースが地上の各種障害物上に接触するとき、その 接触部が折れ曲がって、通水断面積が閉鎖されることなく圧送が行なわれる等、 排水ホースの安全性を高めた排水用安全ホースに関するものである。
【0002】
従来の排水用のホースとしては、平織、ブレード、コードファブリック(すだ れ織)等の繊維補強層を形成した円筒状のゴムホースまたは樹脂ホースが使用さ れ、常時円筒形状を形成しているものと、取り扱い上便宜のため偏平状に形成し 使用時に内圧によって円筒状となるものの2つに大別される。
【0003】 前者は、常に接地部が、円筒の周上1箇所のわずかな接触であり、後者は無圧 時に面接触で、加圧時には前者と同様の円筒状となるものである。このような円 筒状のホースを、交通度の大きい地上に配置し、流体を圧送するとき、ホース上 を横断するものによって、不安定なホースは、引っ掛けられたり大小様々な移動 現象を生起し、ホースを損傷したり、圧送を不能にしたり、反対に通過側の転倒 事故の危険性を生起する等安全性に大きく欠けるものである。
【0004】 これらの事故防止のため、緩やかな傾斜台の頂点にホースを嵌入する溝を形成 してホースを嵌設したホースの保護装置を横断箇所に設置するものがあるが、大 形となり重量も大きく取扱性も悪く高価であり、且つ、それ自体の剛性も高く、 道路の起伏に容易に追随しにくいため、一般的には使用され難いものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記の通り、交通度の大きい工事現場において、流体を圧送するホースが、横 断外力によって容易に移動現象を生起すると、上述のような様々な事故を誘発す るものとなる。因って、流体を圧送するホースの加圧時に、ホースが容易に移動 性を生起しないような接地面間に強力な不動的把持性応力の得られる接合的固定 性を生起する安定形状の形成により、安全性を高める手段が必要となる。
【0006】 単にホースの外周下部に滑り止め溝を形成したり、あるいは硬度を大きくする 程度では、ホースと接地面との間の充分な滑り抵抗は得られない。因って、考案 者らは、排水時の内圧応力を利用して、弓形の滑り止めセグメントを直線状に圧 接変形してホースと接地面との間における接合的固定性を増大する構成について の解決を目指してものである。
【0007】
上記の課題を解決するために、ホースの非加圧時と加圧時との変動応力による 挙動の変化によって、ホースの接地面間の結合性を増大する手段を探求の結果、 非使用時の非加圧時には、耐圧ホース部の丸形形状を、通常の排水ホースの形態 とは異なる形状とし、加圧時に排水機能を有するホースを形成するようにするも のである。
【0008】 すなわち、ホースの使用前の非加圧時の耐圧ホース部の横断面形状を弓形の偏 平形状とし、その下部に、ホースの非加圧時には弓形で、加圧時に、ホースの内 圧による膨脹力によって直線状に押し広げられる弓形の滑り止めセグメントを、 ホース部の下部外周に一体的に接合して、本考察の排水用安全ホースを構成する ものである。
【0009】 すなわち、ホース下部の弓形の滑り止めセグメントは、ホースの膨脹応力で、 接地面上において直線状に押し広げられることによって、接地面に強力な接合性 を発現するものである。このホースに形成された内圧に対応して弓形の滑り止め セグメントが、直線状に押し広げられて、接地面と最大接触面積の直線状となっ たときに最大変形応力となるようにしたものである。
【0010】 従って、弓形の滑り止めセグメントの組成は、直線状となったときの最大変形 応力を保持し得るように、エラストマー組成に短繊維を配合して、モジュラスを 調整するものである。
【0011】 因って、耐圧ホース部の構成としては、エラストマー内面上に、横断面方向 (直径方向)と軸線方向の繊維補強線を交差状に形成し、その外周を外被エラス トマーにてカバーした構造の横断面形状を弓形の偏平形状に押付け変形し、その 外周下部に、上記モジュラスを調整した弓形の滑り止めセグメントを、耐圧ホー ス部の弓形の偏平形状の下部外周に一体的に接合したもの、あるいは静止角度 (54°45′)の範囲までの構成を使用しうるものである。
【0012】 上記例示を含めた構成、すなわち、ホースの軸線方向と直径方向となす繊維補 強線の角度が、それぞれ90°から静止角度の範囲の交差状に形成し、その外周 を外被エラストマーにてカバーしたホースを横断面形状が弓形の偏平形状となる ように押付け変形し、その外周下部に、エラストマーとモジュラスを調整した弓 形の滑り止めセグメントを一体的に接合した構成とするものである。
【0013】 なお、繊維補強線は、コード、フィラメント、すだれ織(cord fabr ic)等が使用され、交差構造は平織、又は、コード、フィラメント、すだれ織 等を交差状に設定するものである。
【0014】 なお、弓形の滑り止めセグメントの変形力は、それを構成するエラストマーと 短繊維との成分比率や短繊維の長さ、および方向性によって調整することができ る。また、弓形の滑り止めセグメント自体の厚さや形状によっても調整は可能で あるが、一般的にはそのエラストマーに混入する短繊維の混入比を0.5%〜8 %の範囲内で設定されることが望ましい。また、使用内圧が高ければ、その混入 率を高めることでよりモジュラスを増大することが簡易に実施されうるものであ る。
【0015】 エラストマーについては、特に制限するものではないが、混入する短繊維との 親和性、融合性によって決定される。一般に、ナイロン、ポリエステル、アラミ ド(aramid−芳香族ポリアミド)等の市販製品を使用することができる。 もちろん、短繊維の混入以外の方法として、エラストマー自体のモジュラスを高 めることである程度の効果を得ることができるが、短繊維混入に比べて、実使用 時のゴム厚を2〜4倍以上に大きくとらならばならず実用上の利点が低い。上記 の短繊維混入では、ベースとなるエラストマーは軟質であり、その混入比率も比 較的少量でモジュラスを高められる点で効果的である。
【0016】 すなわち、ホースの外周下部の滑り止めセグメントは、重量を増加することな く、比較的軽量で、接地面に対し、直線状に加圧変形されて大きな接合性が生起 され、且つ、短繊維も少量で厚さも薄く安価に所要の特性が得られるため、ホー スの取扱い性も一般のホースと同様に支障なく取り扱うことができる。
【0017】 なお、短繊維自体の長さは、エラストマーのモジュラスを高める目的からは直 接の要因とはならないが、一般にエラストマーに十分分散混合される程度の、3 0〜40mm以下とすることが望ましい。
【0018】
図1は、本考案の排水用安全ホースの非加圧時の弓形の偏平形状の横断面を示 す斜視図であって、図において、1−fは弓形の偏平形状の耐圧ホース部、2a は弓形の滑り止めセグメント、3は内面エラストマー、4は交差状の繊維補強線 、5は外被エラストマーである。
【0019】 図2は、本考案の排水用安全ホース加圧時のホースの横断面図であって、図に おいて、1−pは加圧膨脹した加圧時の耐圧ホース部、2bは直線上に押し広げ られた直線状の滑り止めセグメントである。
【0020】 図3は、ホースに加圧される内圧力と滑り止めセグメントの接地面積との関係 曲線図であり、Aはホースに加圧される常用圧力であり、弓形の滑り止めセグメ ントは、使用時、すなわち常時使用される最大内圧Aにおいて直線状の最大接地 面積の強力な接合性を発現するものである。
【0021】 図4、図5は、弓形の偏平形状の耐圧ホース部だけの場合と、弓形の滑り止め セグメントとの複合構成との加圧時の状態の比較図であり、図4−aは、弓形の 偏平形状のみの耐圧ホース部の断面図である。
【0022】 図において、1−fは弓形の偏平形状の耐圧ホース部、tは同偏平部の肉厚、 3は内面エラストマーで、本例は天然軟質ゴム使用、4は交差状繊維補強線で、 本例は、ポリエステル210dのフィラメントを35本/25.4mmの密度で、 縦、横に配列した平織布、5は外被エラストマーで、本例は天然軟質ゴムを使用 している。この弓形の偏平形状の耐圧ホース部の周長は380mmであった。
【0023】 図4−bは、図4−aの構成ホースにおける水の圧送時の断面図で、この構成 ホースに水を1m3 /min (2.5m/sec )で圧送したところ、接地幅B1 は 周長の1/7(約54mm)で、そのときのホースの高さH1 =116mmであった 。 図5−aは、図4−aの耐圧ホース部の形状、寸法、材質と同様の弓形の偏 平形状の下部外周に、ナイロンの15mm短繊維を2%配合した弓形の滑り止めセ グメントを一体的に接合した複合構成の断面図である。この弓形の滑り止めセグ メントの幅Wは100mm、厚さは5mmである。
【0024】 図5−bは、上記図4−bと同様の条件で水を圧送した場合の断面図で、接地 幅B2 は90mm、そのときの安全形状のホースの高さH2 =72mmであった。
【0025】
以上説明並びに比較試験のとおり、本考案のホースは、通常のホースの接地面 積に対し70%広い接地面積が得られるばかりでなく、エラストマーのモジュラ スを高めた弓形の滑り止めセグメントの圧接による直線状変形による接合性の増 大により接地面に固定され、安全形体が形成され、さらに、加圧時の耐圧ホース 部が安全形状となり、ホースの膨脹高さで62%減少した。
【0026】 この両者を道路上に設置し、自転車を15Km/hの速度で通過させたとき、 ホース全長8mの場合、図4−bのホースは150mm〜400mmの移動に対し、 図5−bの本考案ホースは20mm〜60mmのわずかな移動であり、その固定性が 保証された。
【0027】 また、ホースの取扱い性においても、本考案ホースは重量が20%増加する程 度で、特に支障は認められない。また、モジュラスの高い滑り止めセグメントが 耐圧ホース部の外周下部に一体的に接合されているため、障害物上においても折 れ曲がることなく、排水に支障を来たすおそれがない。
【0028】 特に、道路上を横断して排水を行なうとき、通行を阻害することなく、また、 通行者の安全を確保して排水を行なうことができ、且つ比較的安価で、敷設作業 性も良好で、すぐれた実用価値を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の排水用安全ホースの横断面を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本考案の排水用安全ホースの加圧時の横断面図
である。
である。
【図3】滑り止めセグメントの接地面積と内圧力との関
係曲線図である。
係曲線図である。
【図4】(a)は、弓形の偏平形状の耐圧ホース部の断
面図。(b)は、図4−aの水圧送時の断面図である。
面図。(b)は、図4−aの水圧送時の断面図である。
【図5】(a)は、本考案ホースの一例を示す弓形の偏
平形状の耐圧ホース部と弓形の滑り止めセグメントの複
合構成の断面図。(b)は、図5−aの水圧送時の断面
図である。
平形状の耐圧ホース部と弓形の滑り止めセグメントの複
合構成の断面図。(b)は、図5−aの水圧送時の断面
図である。
1−f…弓形の偏平形状の耐圧ホース部 1−p…加圧時の耐圧ホース部 2a…弓形の滑り止めセグメント 2b…直線状の滑
り止めセグメント 3…内面エラストマー 4…交差状の繊維補強線 5
…外被エラストマー
り止めセグメント 3…内面エラストマー 4…交差状の繊維補強線 5
…外被エラストマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石坂 信吉 兵庫県加古郡稲美町六分一字蕩ケ谷1183番 地 東洋ゴム工業株式会社兵庫事業所明石 工場内 (72)考案者 横堀 志津雄 兵庫県加古郡稲美町六分一字湯ケ谷1183番 地 東洋ゴム工業株式会社兵庫事業所明石 工業内
Claims (2)
- 【請求項1】 エラストマーと繊維補強線とからなる排
水用ホースの使用前の非加圧時の耐圧ホース部の横断面
形状が弓形の偏平形状で、その下部にホースの非加圧時
には弓形で、加圧時に、耐圧ホース部の膨脹内圧によっ
て接地部に接合性の大なる、直線状となるエラストマー
の短繊維補強の弓形の滑り止めセグメントをホース部の
下部外周に一体的に接合した複合構成を特徴とする排水
用安全ホース。 - 【請求項2】 耐圧ホース部はエラストマー内面上に、
ホースの軸線方向と直径方向となす繊維補強線の角度
が、それぞれ90°から静止角度の範囲の交差状に形成
し、その外周を外被エラストマーにてカバーしたホース
を、横断面形状が弓形の偏平形状となるように変形した
弓形の偏平形状であり、弓形の滑り止めセグメントは、
そのエラストマーに短繊維を配合して、加圧時に直線状
形成応力を保持するようにモジュラスを調整したセグメ
ントである請求項1記載の排水用安全ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991063150U JP2558988Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 排水用安全ホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991063150U JP2558988Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 排水用安全ホース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538485U true JPH0538485U (ja) | 1993-05-25 |
| JP2558988Y2 JP2558988Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13220927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991063150U Expired - Lifetime JP2558988Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 排水用安全ホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558988Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0440068U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-04-06 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP1991063150U patent/JP2558988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0440068U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-04-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2558988Y2 (ja) | 1998-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |