JPH0538676A - スライシング装置における切刃のドレス方法及び装置 - Google Patents
スライシング装置における切刃のドレス方法及び装置Info
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- JPH0538676A JPH0538676A JP3189993A JP18999391A JPH0538676A JP H0538676 A JPH0538676 A JP H0538676A JP 3189993 A JP3189993 A JP 3189993A JP 18999391 A JP18999391 A JP 18999391A JP H0538676 A JPH0538676 A JP H0538676A
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドレス用ストーンの消費量を大幅に削減しな
がら、良好なドレスを行う。 【構成】 ドレス用ストーンSTの軸方向についての同
一位置で切刃11による切り込み動作、変速動作、抜き
出し動作からなる単一ドレス動作を繰り返してブレード
10の回転速度及び切刃変位量を段階的に増減させ、そ
の繰返し回数が同位置設定回数に達した場合にのみスト
ーンSTの割出しを行い、ブレード回転速度を初期速度
に戻してストーンSTにおける新しい位置でドレス動作
を行う。
がら、良好なドレスを行う。 【構成】 ドレス用ストーンSTの軸方向についての同
一位置で切刃11による切り込み動作、変速動作、抜き
出し動作からなる単一ドレス動作を繰り返してブレード
10の回転速度及び切刃変位量を段階的に増減させ、そ
の繰返し回数が同位置設定回数に達した場合にのみスト
ーンSTの割出しを行い、ブレード回転速度を初期速度
に戻してストーンSTにおける新しい位置でドレス動作
を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転するブレード内周
に設けられた切刃によって半導体インゴット等のワーク
を切断し、半導体ウエハ等の薄片を切り出すスライシン
グ装置において、上記切刃のドレスを行う方法及び装置
に関するものである。
に設けられた切刃によって半導体インゴット等のワーク
を切断し、半導体ウエハ等の薄片を切り出すスライシン
グ装置において、上記切刃のドレスを行う方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなスライシング装置と
しては、内周に円形状の切刃をもつブレードを備え、そ
の内側にワークの一端部を臨ませ、上記ブレードを回転
させながらワークに対してブレードの半径方向に相対移
動させることにより上記ワークから薄片を切り出すよう
に構成されたものが知られている。このような装置で
は、スライシングを繰り返して上記切刃の切れ味が鈍く
なるのに伴い、スライシング不良に起因して薄片に反り
が生じ、この薄片がブレード側に倒れ込むことにより傷
を受けるといった不都合が生じることが知られている
(特開平1−184103号公報)。従って、上記切刃
の切れ味を良好に保ち、優れた製品の生産を維持するた
めには、適当なタイミングで上記切刃をドレスする必要
がある。
しては、内周に円形状の切刃をもつブレードを備え、そ
の内側にワークの一端部を臨ませ、上記ブレードを回転
させながらワークに対してブレードの半径方向に相対移
動させることにより上記ワークから薄片を切り出すよう
に構成されたものが知られている。このような装置で
は、スライシングを繰り返して上記切刃の切れ味が鈍く
なるのに伴い、スライシング不良に起因して薄片に反り
が生じ、この薄片がブレード側に倒れ込むことにより傷
を受けるといった不都合が生じることが知られている
(特開平1−184103号公報)。従って、上記切刃
の切れ味を良好に保ち、優れた製品の生産を維持するた
めには、適当なタイミングで上記切刃をドレスする必要
がある。
【0003】図7は、一般的な切刃11の断面形状を示
したものである。この切刃11は、ドーナツ状のブレー
ド10の内周縁部に装着されており、内周切断面11a
及び内外両切断面11b,11cを有している。ここ
で、切り出した薄片に反りが生じるのは、内側切断面1
1bと外側切断面11cとの切れ味に差異があるためと
考えられ、従って、上記薄片の反りを規制するために
は、内周切断面11aのドレスだけでなく、上記反りの
方向に応じて内側切断面11bあるいは外側切断面11
cのいずれか一方を重点的にドレスする必要がある。
したものである。この切刃11は、ドーナツ状のブレー
ド10の内周縁部に装着されており、内周切断面11a
及び内外両切断面11b,11cを有している。ここ
で、切り出した薄片に反りが生じるのは、内側切断面1
1bと外側切断面11cとの切れ味に差異があるためと
考えられ、従って、上記薄片の反りを規制するために
は、内周切断面11aのドレスだけでなく、上記反りの
方向に応じて内側切断面11bあるいは外側切断面11
cのいずれか一方を重点的にドレスする必要がある。
【0004】そこで従来は、図8に示すようなドレス用
ストーンSTを切刃11でスライスすることにより、切
刃11をドレスするようにしている。その具体的な手順
としては、まず、ブレード10を予め設定された速度で
回転させながら、このブレード10に対して上記ストー
ンSTを矢印D1の方向に相対移動させることにより、
ストーンSTを完全切断する手前の位置まで同ストーン
STの切り込みを行い、これにより切刃11の内周切断
面11aのドレスを行う。この動作によりストーンST
には溝13が形成されることになる。次に、ブレード1
0の回転速度を増速あるいは減速してブレード10に作
用する遠心力を増減させることにより、ブレード10の
撓み量を変化させ、切刃11をブレード10の軸方向
(矢印D2方向)に微小量だけ変位させることができ
る。これにより、両側切断面11b,11cのうち所望
の切断面を溝13の内周面に押し付けることができ、こ
の状態でブレード10からストーンSTを離す方向(矢
印D3方向)に相対移動させることにより、上記切断面
がドレスされることとなる。
ストーンSTを切刃11でスライスすることにより、切
刃11をドレスするようにしている。その具体的な手順
としては、まず、ブレード10を予め設定された速度で
回転させながら、このブレード10に対して上記ストー
ンSTを矢印D1の方向に相対移動させることにより、
ストーンSTを完全切断する手前の位置まで同ストーン
STの切り込みを行い、これにより切刃11の内周切断
面11aのドレスを行う。この動作によりストーンST
には溝13が形成されることになる。次に、ブレード1
0の回転速度を増速あるいは減速してブレード10に作
用する遠心力を増減させることにより、ブレード10の
撓み量を変化させ、切刃11をブレード10の軸方向
(矢印D2方向)に微小量だけ変位させることができ
る。これにより、両側切断面11b,11cのうち所望
の切断面を溝13の内周面に押し付けることができ、こ
の状態でブレード10からストーンSTを離す方向(矢
印D3方向)に相対移動させることにより、上記切断面
がドレスされることとなる。
【0005】しかし、このような一回の往復動作(単位
ドレス動作)で切断面をドレスできる量は微小であり、
従って従来は、上記一回のドレス動作を終了した後、ブ
レード10の回転数を元に戻すとともに、ストーンST
を予め設定された単位ピッチだけ割出し(矢印D4方
向)、上記とは異なる位置で再びドレス動作を行うとい
った作業を繰り返すことにより、所望のドレス量を得る
ようにしている。
ドレス動作)で切断面をドレスできる量は微小であり、
従って従来は、上記一回のドレス動作を終了した後、ブ
レード10の回転数を元に戻すとともに、ストーンST
を予め設定された単位ピッチだけ割出し(矢印D4方
向)、上記とは異なる位置で再びドレス動作を行うとい
った作業を繰り返すことにより、所望のドレス量を得る
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によれば、所
望のドレス量を得るために単位ドレス動作を例えばM回
行う必要があるとすると、このM回分だけストーンST
を割り出さなければならない。すなわち、必要ドレス量
が多いほどストーンSTを割出す必要回数も多くなり、
ストーンSTの消費量は大きなものとなる。このように
して早いペースでストーンSTが消費されると、その分
だけストーンSTを頻繁に交換する必要があり、このよ
うな交換作業の度に一連のスライシング作業を中断しな
ければならず、その作業能率が低下し、コストアップを
招く不都合がある。
望のドレス量を得るために単位ドレス動作を例えばM回
行う必要があるとすると、このM回分だけストーンST
を割り出さなければならない。すなわち、必要ドレス量
が多いほどストーンSTを割出す必要回数も多くなり、
ストーンSTの消費量は大きなものとなる。このように
して早いペースでストーンSTが消費されると、その分
だけストーンSTを頻繁に交換する必要があり、このよ
うな交換作業の度に一連のスライシング作業を中断しな
ければならず、その作業能率が低下し、コストアップを
招く不都合がある。
【0007】なお、一回の単位ドレス動作でブレード回
転速度を変化させる量を大きくすることによってもドレ
ス量を増大させることができるが、このような単位ドレ
ス動作当りに溝13内で切刃11を変位させることがで
きる量には限りがあり、必要ドレス量が多い場合には単
位ドレス動作回数を増やさざるを得ない。
転速度を変化させる量を大きくすることによってもドレ
ス量を増大させることができるが、このような単位ドレ
ス動作当りに溝13内で切刃11を変位させることがで
きる量には限りがあり、必要ドレス量が多い場合には単
位ドレス動作回数を増やさざるを得ない。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、ストー
ンの消費量を大幅に削減しながら、従来と同様に良好な
切刃のドレスを行うことができるスライシング装置にお
ける切刃のドレス方法及び装置を提供することを目的と
する。
ンの消費量を大幅に削減しながら、従来と同様に良好な
切刃のドレスを行うことができるスライシング装置にお
ける切刃のドレス方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内周に円形状
の切刃を有し、ワークスライシング時に回転駆動される
ブレードを備えたスライシング装置において、上記ブレ
ードの内側にドレス用ストーンを臨ませ、上記ブレード
を予め設定された速度で回転させながら上記ストーンを
ブレードに対してその半径方向に相対移動させることに
より上記ストーンを完全切断する手前の位置まで同スト
ーンを切り込む切り込み動作と、この切り込み動作後に
ブレード回転速度を増減する変速動作と、変速完了後に
上記ストーンを上記ブレードから離す方向に相対移動さ
せる抜き出し動作とからなる単位ドレス動作をストーン
における同一位置で複数回繰り返しながらブレード回転
速度を段階的に増減させるものである(請求項1)。
の切刃を有し、ワークスライシング時に回転駆動される
ブレードを備えたスライシング装置において、上記ブレ
ードの内側にドレス用ストーンを臨ませ、上記ブレード
を予め設定された速度で回転させながら上記ストーンを
ブレードに対してその半径方向に相対移動させることに
より上記ストーンを完全切断する手前の位置まで同スト
ーンを切り込む切り込み動作と、この切り込み動作後に
ブレード回転速度を増減する変速動作と、変速完了後に
上記ストーンを上記ブレードから離す方向に相対移動さ
せる抜き出し動作とからなる単位ドレス動作をストーン
における同一位置で複数回繰り返しながらブレード回転
速度を段階的に増減させるものである(請求項1)。
【0010】さらに本発明は、上記単位ドレス動作をス
トーンにおける同じ位置で所定回数繰り返した後、ブレ
ード回転速度を初期速度に戻し、ストーンにおいて上記
位置とは異なる位置で再び上記単位ドレス動作を繰り返
すものてある(請求項2)。
トーンにおける同じ位置で所定回数繰り返した後、ブレ
ード回転速度を初期速度に戻し、ストーンにおいて上記
位置とは異なる位置で再び上記単位ドレス動作を繰り返
すものてある(請求項2)。
【0011】また本発明は、上記方法を実施するための
装置として、上記ストーンを上記ブレードに対してその
軸方向に相対移動させる割出し動作を行うストーン割出
し手段と、上記ブレードの内側に上記ストーンを臨ま
せ、上記ブレードを予め設定された速度で回転させなが
ら上記ストーンに対してブレードの半径方向に相対移動
させることにより上記ストーンを完全切断する手前の位
置まで同ストーンを切り込む切り込み動作と、この切り
込み動作後にブレード回転速度を一定量増減する変速動
作と、変速完了後に上記ストーンを上記ブレードから離
す方向に相対移動させる抜き出し動作とからなる単位ド
レス動作を繰返し実行させるドレス動作制御手段と、上
記単位ドレス動作が繰り返される回数をカウントし、そ
の回数が予め設定された同位置設定回数に達する度に上
記ブレード回転速度を初期速度に戻させるとともにスト
ーンの割出し動作を行わせる同位置往復回数カウント手
段と、上記単位ドレス動作が繰り返される回数をカウン
トし、その通算回数が所望のドレス量に対応する回数に
達した時点でドレス動作を停止させる通算往復回数カウ
ント手段とを備えたものである(請求項3)。
装置として、上記ストーンを上記ブレードに対してその
軸方向に相対移動させる割出し動作を行うストーン割出
し手段と、上記ブレードの内側に上記ストーンを臨ま
せ、上記ブレードを予め設定された速度で回転させなが
ら上記ストーンに対してブレードの半径方向に相対移動
させることにより上記ストーンを完全切断する手前の位
置まで同ストーンを切り込む切り込み動作と、この切り
込み動作後にブレード回転速度を一定量増減する変速動
作と、変速完了後に上記ストーンを上記ブレードから離
す方向に相対移動させる抜き出し動作とからなる単位ド
レス動作を繰返し実行させるドレス動作制御手段と、上
記単位ドレス動作が繰り返される回数をカウントし、そ
の回数が予め設定された同位置設定回数に達する度に上
記ブレード回転速度を初期速度に戻させるとともにスト
ーンの割出し動作を行わせる同位置往復回数カウント手
段と、上記単位ドレス動作が繰り返される回数をカウン
トし、その通算回数が所望のドレス量に対応する回数に
達した時点でドレス動作を停止させる通算往復回数カウ
ント手段とを備えたものである(請求項3)。
【0012】
【作用】請求項1記載の方法によれば、ストーン軸方向
についての同一位置で、切り込み動作、変速動作、及び
抜き出し動作からなる単位ドレス動作を繰り返す度に、
ブレード回転速度が一定量ずつ段階的に変化し、切刃の
変位量も同一位置で段階的に変化して、切刃の内側切断
面あるいは外側切断面が従来と同様に所定量ずつドレス
される。しかも、この単位ドレス動作が同一位置で繰り
返されるために、従来法、すなわちドレス動作を行う度
にストーンを割り出す方法に比べてストーンの消費量は
大幅に削減される。
についての同一位置で、切り込み動作、変速動作、及び
抜き出し動作からなる単位ドレス動作を繰り返す度に、
ブレード回転速度が一定量ずつ段階的に変化し、切刃の
変位量も同一位置で段階的に変化して、切刃の内側切断
面あるいは外側切断面が従来と同様に所定量ずつドレス
される。しかも、この単位ドレス動作が同一位置で繰り
返されるために、従来法、すなわちドレス動作を行う度
にストーンを割り出す方法に比べてストーンの消費量は
大幅に削減される。
【0013】この本発明方法において、ブレード回転速
度の増減量に比例して切刃が変位する量には限界があ
り、従って、同一位置で上記単位ドレス動作を行う回数
には限りがあるので、必要な通算ドレス回数が同一位置
で実行可能なドレス回数を上回る場合には、請求項2記
載の方法のように、同一位置で所定回数だけドレス動作
を行った時点でブレードの回転速度を初期速度に戻すと
ともにストーンを割出し、このストーンにおける新しい
位置でまた上記単位ドレス動作を繰り返すようにすれば
よい。
度の増減量に比例して切刃が変位する量には限界があ
り、従って、同一位置で上記単位ドレス動作を行う回数
には限りがあるので、必要な通算ドレス回数が同一位置
で実行可能なドレス回数を上回る場合には、請求項2記
載の方法のように、同一位置で所定回数だけドレス動作
を行った時点でブレードの回転速度を初期速度に戻すと
ともにストーンを割出し、このストーンにおける新しい
位置でまた上記単位ドレス動作を繰り返すようにすれば
よい。
【0014】具体的に、請求項3記載の装置では、ドレ
ス動作制御手段の制御により実行された単位ドレス回数
(すなわちブレードに対するストーンの往復回数)が同
位置往復回数カウント手段及び通算往復回数カウント手
段によりカウントされ、同位置往復回数カウント手段に
よってカウントされた回数が同位置設定回数に達する度
にブレード回転速度の復帰及びストーンの割出しが行わ
れる。そして、通算回数カウント手段によってカウント
された回数が必要ドレス量に応じたドレス回数に達した
時点でドレス動作が停止され、これによって切刃が所望
量だけドレスされる。
ス動作制御手段の制御により実行された単位ドレス回数
(すなわちブレードに対するストーンの往復回数)が同
位置往復回数カウント手段及び通算往復回数カウント手
段によりカウントされ、同位置往復回数カウント手段に
よってカウントされた回数が同位置設定回数に達する度
にブレード回転速度の復帰及びストーンの割出しが行わ
れる。そして、通算回数カウント手段によってカウント
された回数が必要ドレス量に応じたドレス回数に達した
時点でドレス動作が停止され、これによって切刃が所望
量だけドレスされる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0016】図2,3に示すスライシング装置は、基台
1を備え、この基台1上にガイドレール2が設置されて
おり、このガイドレール2に沿ってスライド可能にスラ
イドテーブル3が支持されている。
1を備え、この基台1上にガイドレール2が設置されて
おり、このガイドレール2に沿ってスライド可能にスラ
イドテーブル3が支持されている。
【0017】上記基台1上において、スライドテーブル
3に対向する位置には主軸台4が設置されている。この
主軸台4の上部には主軸受4aが設けられ、この主軸受
4aによって主軸6が回転可能に支持されるとともに、
この主軸6にベルト伝動機構を介して主軸駆動モータ8
の出力軸が連結されている。主軸6の先端部にはテンシ
ョンディスク9が固着され、このテンションディスク9
が、上記主軸6、ベルト伝動機構7、及び主軸駆動モー
タ8からなる回転駆動手段5により回転駆動されるよう
になっている。
3に対向する位置には主軸台4が設置されている。この
主軸台4の上部には主軸受4aが設けられ、この主軸受
4aによって主軸6が回転可能に支持されるとともに、
この主軸6にベルト伝動機構を介して主軸駆動モータ8
の出力軸が連結されている。主軸6の先端部にはテンシ
ョンディスク9が固着され、このテンションディスク9
が、上記主軸6、ベルト伝動機構7、及び主軸駆動モー
タ8からなる回転駆動手段5により回転駆動されるよう
になっている。
【0018】テンションディスク9の周縁部には、ドー
ナツ状の薄板からなるブレード10が装着され、このブ
レード10の内周縁にダイヤモンド粒子等からなる切刃
11が固着されている。そして、上記テンションディス
ク9の回転中にその回転数Nが変化することにより、こ
の回転数Nに応じて上記ブレード10及び切刃11が主
軸6の軸方向(すなわちブレード10の回転軸方向)に
変位するようになっている。すなわち、テンションディ
スク9が回転すると、このテンションディスク9の周縁
部に回転数Nに比例した遠心力が作用するため、この回
転数Nによってテンションディスク9からブレード10
に付与される回転軸方向の変位の大きさ及び方向が決定
されることとなる。
ナツ状の薄板からなるブレード10が装着され、このブ
レード10の内周縁にダイヤモンド粒子等からなる切刃
11が固着されている。そして、上記テンションディス
ク9の回転中にその回転数Nが変化することにより、こ
の回転数Nに応じて上記ブレード10及び切刃11が主
軸6の軸方向(すなわちブレード10の回転軸方向)に
変位するようになっている。すなわち、テンションディ
スク9が回転すると、このテンションディスク9の周縁
部に回転数Nに比例した遠心力が作用するため、この回
転数Nによってテンションディスク9からブレード10
に付与される回転軸方向の変位の大きさ及び方向が決定
されることとなる。
【0019】上記スライドテーブル3上には、保持部材
15及び割出し送り手段18が設けられ、保持部材15
にはシリコン製半導体インゴット等からなるワーク30
が保持されている。割出し送り手段18は、ボールねじ
16と、このボールねじ16を回転駆動する保持部材駆
動モータ17とを有し、この割出し送り手段18によっ
て上記保持部材15が上記主軸6の軸方向にスライド駆
動されることにより、上記ワーク30の一端部がブレー
ド10の表面10a側(ワーク保持側)からブレード1
0の中央孔を通じて裏面10b側へ微小量突出すること
が可能となっている。
15及び割出し送り手段18が設けられ、保持部材15
にはシリコン製半導体インゴット等からなるワーク30
が保持されている。割出し送り手段18は、ボールねじ
16と、このボールねじ16を回転駆動する保持部材駆
動モータ17とを有し、この割出し送り手段18によっ
て上記保持部材15が上記主軸6の軸方向にスライド駆
動されることにより、上記ワーク30の一端部がブレー
ド10の表面10a側(ワーク保持側)からブレード1
0の中央孔を通じて裏面10b側へ微小量突出すること
が可能となっている。
【0020】また、このスライドテーブル3上には、切
刃11をドレスするためのドレス装置19が設けられて
いる。このドレス装置19は、ドレス用ストーンSTを
保持し、このストーンSTの先端がブレード10の内側
に臨む位置に配されており、その具体的な構造について
は後に詳述する。
刃11をドレスするためのドレス装置19が設けられて
いる。このドレス装置19は、ドレス用ストーンSTを
保持し、このストーンSTの先端がブレード10の内側
に臨む位置に配されており、その具体的な構造について
は後に詳述する。
【0021】上記基台1上には、ボールねじ12と、こ
のボールねじ12を回転駆動する切断送りモータ13と
を備えた切断送り手段14が設けられ、この切断送り手
段14によって、上記スライドテーブル3全体がガイド
レール2に沿って主軸6と直交する方向にスライド駆動
されるようになっており、このスライドテーブル3を図
2の手前から奥へスライドさせることにより、ワーク3
0や後述のストーンSTがブレード10に対してその半
径方向(図3では矢印A方向)に相対移動する(すなわ
ち切断送りされる)ようになっている。従って、このブ
レード10を回転させかつブレード10の内側にワーク
30の一端部を臨ませた状態で上記切断送りを行うこと
により、ワーク30の一端部が切刃11によってスライ
スされ、ウエハ(薄片)が切り出される。また、上記ブ
レード10の代わりにストーンSTを臨ませることによ
り、上記切刃11のドレスが行われることとなる。
のボールねじ12を回転駆動する切断送りモータ13と
を備えた切断送り手段14が設けられ、この切断送り手
段14によって、上記スライドテーブル3全体がガイド
レール2に沿って主軸6と直交する方向にスライド駆動
されるようになっており、このスライドテーブル3を図
2の手前から奥へスライドさせることにより、ワーク3
0や後述のストーンSTがブレード10に対してその半
径方向(図3では矢印A方向)に相対移動する(すなわ
ち切断送りされる)ようになっている。従って、このブ
レード10を回転させかつブレード10の内側にワーク
30の一端部を臨ませた状態で上記切断送りを行うこと
により、ワーク30の一端部が切刃11によってスライ
スされ、ウエハ(薄片)が切り出される。また、上記ブ
レード10の代わりにストーンSTを臨ませることによ
り、上記切刃11のドレスが行われることとなる。
【0022】ワーク30の切断送り方向下流側の外周部
分、すなわち、ワーク30において切刃11で最終的に
切断される部分には、カーボン等からなるスライスベー
ス31が固着されている。このスライスベース31の固
着により、ワーク30の切断終了時にブレード10に作
用する切断抵抗が急に開放されて上記ワーク30の最終
切断部分が欠けることが防がれる。
分、すなわち、ワーク30において切刃11で最終的に
切断される部分には、カーボン等からなるスライスベー
ス31が固着されている。このスライスベース31の固
着により、ワーク30の切断終了時にブレード10に作
用する切断抵抗が急に開放されて上記ワーク30の最終
切断部分が欠けることが防がれる。
【0023】ブレード10の近傍には、その撓み量を検
出する撓み量検出センサ24が設けられている。このブ
レード撓み量検出センサ24は、上記軌跡C上であっ
て、ブレード10の裏面10bに対向する位置に配置さ
れており、より具体的には、ワーク30を切断する際に
その一端面に近接する位置であってブレード10のワー
ク切断部位の中央部P3の近傍の位置に配置されてい
る。
出する撓み量検出センサ24が設けられている。このブ
レード撓み量検出センサ24は、上記軌跡C上であっ
て、ブレード10の裏面10bに対向する位置に配置さ
れており、より具体的には、ワーク30を切断する際に
その一端面に近接する位置であってブレード10のワー
ク切断部位の中央部P3の近傍の位置に配置されてい
る。
【0024】このスライシング装置は、図4に示すよう
な駆動制御部40を備えている。
な駆動制御部40を備えている。
【0025】同図において、基準変位記憶装置41は、
切断送りモータ13の駆動によってワーク30が切断開
始直前の位置(図3に左側の二点鎖線で示す位置よりも
僅かに左寄りの位置;以下、直前位置と称する)に移動
した時点(以下、基準時と称する)で上記ブレード撓み
量検出センサ24により検出されるブレード10の撓み
量を基準撓み量Saとして記憶するものである。変位比
較器42は、上記基準撓み量Saの他、ブレード撓み量
検出センサ24で検出される現在撓み量Sbを所定のサ
ンプリング周期Δtごとに取り込み、後者から前者を差
し引いた値を基準状態からの撓み量Sとして算出し、出
力するものである。この算出された撓み量Sは、回転数
演算装置48、切断送り速度演算装置51、及びドレス
タイミング判定装置61に入力される。
切断送りモータ13の駆動によってワーク30が切断開
始直前の位置(図3に左側の二点鎖線で示す位置よりも
僅かに左寄りの位置;以下、直前位置と称する)に移動
した時点(以下、基準時と称する)で上記ブレード撓み
量検出センサ24により検出されるブレード10の撓み
量を基準撓み量Saとして記憶するものである。変位比
較器42は、上記基準撓み量Saの他、ブレード撓み量
検出センサ24で検出される現在撓み量Sbを所定のサ
ンプリング周期Δtごとに取り込み、後者から前者を差
し引いた値を基準状態からの撓み量Sとして算出し、出
力するものである。この算出された撓み量Sは、回転数
演算装置48、切断送り速度演算装置51、及びドレス
タイミング判定装置61に入力される。
【0026】回転数演算装置48は、後述の切断送りモ
ータ制御装置52から駆動命令信号を受けたときに、現
在のテンションディスク9の回転数Nと、変位比較器4
2で検出された撓み量Sに基づいて、この撓み量Sを0
にするために必要なテンションディスク9の目標回転数
Naを演算し、この演算値に対応する信号を主軸駆動モ
ータ制御装置49に出力する。主軸駆動モータ制御装置
(ドレス動作制御手段を構成)49は、回転数演算装置
48から信号を受けた場合には上記目標回転数Naを、
それ以外は予め設定記憶された基本回転数N0を目標と
してテンションディスク9の回転数Nを調節するように
主軸駆動モータ8の駆動制御を行うとともに、後述のよ
うなドレスモードに入った状態では、そのドレスに必要
な回転数が得られるように切断送りモータ13の駆動制
御を行う。
ータ制御装置52から駆動命令信号を受けたときに、現
在のテンションディスク9の回転数Nと、変位比較器4
2で検出された撓み量Sに基づいて、この撓み量Sを0
にするために必要なテンションディスク9の目標回転数
Naを演算し、この演算値に対応する信号を主軸駆動モ
ータ制御装置49に出力する。主軸駆動モータ制御装置
(ドレス動作制御手段を構成)49は、回転数演算装置
48から信号を受けた場合には上記目標回転数Naを、
それ以外は予め設定記憶された基本回転数N0を目標と
してテンションディスク9の回転数Nを調節するように
主軸駆動モータ8の駆動制御を行うとともに、後述のよ
うなドレスモードに入った状態では、そのドレスに必要
な回転数が得られるように切断送りモータ13の駆動制
御を行う。
【0027】切断送り速度演算装置51は、切断送りモ
ータ制御装置52から駆動命令信号を受けたときに、変
位比較器42で検出された撓み量Sを小さくするために
必要な目標切断送り速度Vaを演算し、その演算結果に
対応した信号を切断送りモータ制御装置52に出力す
る。
ータ制御装置52から駆動命令信号を受けたときに、変
位比較器42で検出された撓み量Sを小さくするために
必要な目標切断送り速度Vaを演算し、その演算結果に
対応した信号を切断送りモータ制御装置52に出力す
る。
【0028】切断送りモータ制御装置(ドレス動作制御
手段を構成)52は、速度演算装置51から信号を受け
たときには上記目標切断送り速度Vaとなるように、そ
れ以外は基本切断送り速度V0となるように切断送りモ
ータ13を制御するものである。具体的には、切断送り
モータ13から検出されるパルス信号に基づいてワーク
30の切断送り位置(切断送り方向の位置)を検出する
とともに、その検出切断送り位置が所定範囲L内にある
と判定した場合には作動命令信号を、範囲L外であると
判定した場合には停止命令信号をそれぞれ回転数演算装
置48、切断送り速度演算装置51、及びドレスタイミ
ング判定装置61に出力する。
手段を構成)52は、速度演算装置51から信号を受け
たときには上記目標切断送り速度Vaとなるように、そ
れ以外は基本切断送り速度V0となるように切断送りモ
ータ13を制御するものである。具体的には、切断送り
モータ13から検出されるパルス信号に基づいてワーク
30の切断送り位置(切断送り方向の位置)を検出する
とともに、その検出切断送り位置が所定範囲L内にある
と判定した場合には作動命令信号を、範囲L外であると
判定した場合には停止命令信号をそれぞれ回転数演算装
置48、切断送り速度演算装置51、及びドレスタイミ
ング判定装置61に出力する。
【0029】また、この切断送りモータ制御装置52
は、後述のドレスモードに入った場合にはそのドレスに
必要な送り動作を行うように上記切断送りモータ13を
制御する。
は、後述のドレスモードに入った場合にはそのドレスに
必要な送り動作を行うように上記切断送りモータ13を
制御する。
【0030】ドレスタイミング判定装置61は、上記駆
動命令信号を受けたとき、ドレスを行う時期か否かを上
記値Sに基づいて判定するものであり、ドレスタイミン
グであると判定した場合にドレス制御装置62に指令信
号を出力し、所定の時期に装置の作業モードをドレスモ
ードに切換え、ドレス動作に入るように構成されてい
る。ドレス制御装置(ドレス動作制御手段)62は、上
記指令信号を受けた時点、すなわちドレスモードに入っ
た時点で、ドレス装置19がドレスに必要な動作を行う
ようにその制御を行う。
動命令信号を受けたとき、ドレスを行う時期か否かを上
記値Sに基づいて判定するものであり、ドレスタイミン
グであると判定した場合にドレス制御装置62に指令信
号を出力し、所定の時期に装置の作業モードをドレスモ
ードに切換え、ドレス動作に入るように構成されてい
る。ドレス制御装置(ドレス動作制御手段)62は、上
記指令信号を受けた時点、すなわちドレスモードに入っ
た時点で、ドレス装置19がドレスに必要な動作を行う
ようにその制御を行う。
【0031】図5は、ドレス装置19の構成を示したも
のである。
のである。
【0032】このドレス装置19は、ストーン割出しシ
リンダ80及びストーン進退シリンダ81を備え、スト
ーン割出しシリンダ80のシリンダ本体がストーン進退
シリンダ81のロッド85に連結されており、このスト
ーン進退シリンダ81が伸長することにより、上記スト
ーン割出しシリンダ80全体がドレス位置、すなわちス
トーンSTの端部がブレード10の内側に臨む位置まで
前進し、上記ストーン進退シリンダ81が後退すること
により、上記ストーン割出しシリンダ80全体が退避位
置、すなわちブレード10から後方(図2では右方)に
逃げる位置まで後退するようになっている。ストーン割
出しシリンダ80のロッド82は、圧縮バネ83でピス
トンヘッド側に付勢され、このロッド82の先端に上記
ストーンSTの端部を把持するチャック84が設けられ
ており、このストーン割出しシリンダ80が段階的に伸
長することにより、ストーンSTが1ピッチずつ割り出
される(前記図8矢印D4参照)ようになっている。
リンダ80及びストーン進退シリンダ81を備え、スト
ーン割出しシリンダ80のシリンダ本体がストーン進退
シリンダ81のロッド85に連結されており、このスト
ーン進退シリンダ81が伸長することにより、上記スト
ーン割出しシリンダ80全体がドレス位置、すなわちス
トーンSTの端部がブレード10の内側に臨む位置まで
前進し、上記ストーン進退シリンダ81が後退すること
により、上記ストーン割出しシリンダ80全体が退避位
置、すなわちブレード10から後方(図2では右方)に
逃げる位置まで後退するようになっている。ストーン割
出しシリンダ80のロッド82は、圧縮バネ83でピス
トンヘッド側に付勢され、このロッド82の先端に上記
ストーンSTの端部を把持するチャック84が設けられ
ており、このストーン割出しシリンダ80が段階的に伸
長することにより、ストーンSTが1ピッチずつ割り出
される(前記図8矢印D4参照)ようになっている。
【0033】上記ストーン割出しシリンダ80のピスト
ンヘッド側は、チェック弁付流量調整弁86、2位置方
向切換弁88、減圧弁89、フィルタ90、開閉弁91
を介して空気圧ポンプ92に接続されており、上記方向
切換弁88のソレノイド88aに駆動信号が入力されな
い状態でストーン割出しシリンダ80が収縮し、駆動信
号が入力されることによりストーン割出しシリンダ80
が伸長駆動される。
ンヘッド側は、チェック弁付流量調整弁86、2位置方
向切換弁88、減圧弁89、フィルタ90、開閉弁91
を介して空気圧ポンプ92に接続されており、上記方向
切換弁88のソレノイド88aに駆動信号が入力されな
い状態でストーン割出しシリンダ80が収縮し、駆動信
号が入力されることによりストーン割出しシリンダ80
が伸長駆動される。
【0034】上記ストーン進退シリンダ81のロッド側
はチェック弁付流量制御弁87aを介して、ヘッド側は
チェック弁付流量制御弁87bを介して共通の3位置方
向切換弁93に接続され、この3位置方向切換弁93が
前述の減圧弁89、フィルタ90、開閉弁91を介して
空気圧ポンプ92に接続されており、上記ストーン進退
シリンダ81のソレノイド93aに駆動信号が入力され
ることによりストーン進退シリンダ81が伸長駆動さ
れ、ソレノイド93bに駆動信号が入力されることによ
りストーン進退シリンダ81が収縮駆動され、両ソレノ
イド93a,93bに駆動信号が入力されない状態でス
トーン進退シリンダ81が固定される。
はチェック弁付流量制御弁87aを介して、ヘッド側は
チェック弁付流量制御弁87bを介して共通の3位置方
向切換弁93に接続され、この3位置方向切換弁93が
前述の減圧弁89、フィルタ90、開閉弁91を介して
空気圧ポンプ92に接続されており、上記ストーン進退
シリンダ81のソレノイド93aに駆動信号が入力され
ることによりストーン進退シリンダ81が伸長駆動さ
れ、ソレノイド93bに駆動信号が入力されることによ
りストーン進退シリンダ81が収縮駆動され、両ソレノ
イド93a,93bに駆動信号が入力されない状態でス
トーン進退シリンダ81が固定される。
【0035】そして、上記駆動制御部40は、ブレード
10によるワーク30のスライシング工程中に適当なタ
イミングで装置モードがドレスモードに切換えられた
際、上記ストーン進退シリンダ81を伸長させてストー
ンSTをブレード10の内側に臨ませるとともに、上記
ドレス装置19、切断送りモータ13、及び主軸駆動モ
ータ9によって次のような3つの動作からなる単位ドレ
ス動作を行わせるように構成されている。
10によるワーク30のスライシング工程中に適当なタ
イミングで装置モードがドレスモードに切換えられた
際、上記ストーン進退シリンダ81を伸長させてストー
ンSTをブレード10の内側に臨ませるとともに、上記
ドレス装置19、切断送りモータ13、及び主軸駆動モ
ータ9によって次のような3つの動作からなる単位ドレ
ス動作を行わせるように構成されている。
【0036】(a) 切り込み動作 テンションディスク9及びブレード10を所定の回転数
N(初回の動作では初期回転数N0)で回転させながら
ブレード10をストーンSTに近付ける方向(図8では
矢印D1方向)に移動させ、ストーンSTを完全切断す
る手前の位置まで同ストーンSTの切り込みを行い、こ
れにより図7に示されるような切刃11の内周切断面1
1aのドレスを行う。このときストーンSTには溝13
が形成されることになる。
N(初回の動作では初期回転数N0)で回転させながら
ブレード10をストーンSTに近付ける方向(図8では
矢印D1方向)に移動させ、ストーンSTを完全切断す
る手前の位置まで同ストーンSTの切り込みを行い、こ
れにより図7に示されるような切刃11の内周切断面1
1aのドレスを行う。このときストーンSTには溝13
が形成されることになる。
【0037】(b) 変速動作 ブレード10の回転数Nを所定量ΔNだけ増速あるいは
減速してブレード10に作用する遠心力を増減させる。
これにより、ブレード10の撓み量が変化し、切刃11
がブレード10の軸方向(図8では矢印D2方向)に微
小量変位することにより、図7に示される両側切断面1
1b,11cのうち所望の切断面が溝13の内周面に押
し付けられる。
減速してブレード10に作用する遠心力を増減させる。
これにより、ブレード10の撓み量が変化し、切刃11
がブレード10の軸方向(図8では矢印D2方向)に微
小量変位することにより、図7に示される両側切断面1
1b,11cのうち所望の切断面が溝13の内周面に押
し付けられる。
【0038】(c) 抜き出し動作 上記回転速度で回転しているブレード10からストーン
STを離す方向(矢印D3方向)に相対移動させること
により、上記切断面11b(または11c)のドレスを
行う。
STを離す方向(矢印D3方向)に相対移動させること
により、上記切断面11b(または11c)のドレスを
行う。
【0039】さらに、この装置では、図1に示されるよ
うなドレス回数制御部70が備えられており、このドレ
ス回数制御部70によって、上記駆動制御部40で実行
されるドレス動作の反復制御が行われるようになってい
る。
うなドレス回数制御部70が備えられており、このドレ
ス回数制御部70によって、上記駆動制御部40で実行
されるドレス動作の反復制御が行われるようになってい
る。
【0040】図1において、往復回数演算装置72は、
ドレスモードに入った際、切刃11のドレスに必要なス
トーンSTの除去量に関する信号を取り込み、この必要
除去量を得るために上記単位ドレス動作を行わなければ
ならない回数、すなわちブレード10に対するストーン
STの必要通算往復回数MAを演算するものである。例
えば、必要除去量を30μm、一回の単位ドレス動作当
りの除去量を5μmとした場合には、必要通算往復回数
MA=6を算出し、出力する。
ドレスモードに入った際、切刃11のドレスに必要なス
トーンSTの除去量に関する信号を取り込み、この必要
除去量を得るために上記単位ドレス動作を行わなければ
ならない回数、すなわちブレード10に対するストーン
STの必要通算往復回数MAを演算するものである。例
えば、必要除去量を30μm、一回の単位ドレス動作当
りの除去量を5μmとした場合には、必要通算往復回数
MA=6を算出し、出力する。
【0041】なお、この往復回数演算装置72には、ス
ライシング装置適所に設けられた操作部等を通じてユー
ザーが所望の数値を入力するようにしても良いし、上記
ブレード撓み量検出センサ42で検出された撓み量に基
づいて駆動制御部40で必要ドレス量を演算させ、自動
的に往復回数演算装置72に入力するようにしてもよ
い。
ライシング装置適所に設けられた操作部等を通じてユー
ザーが所望の数値を入力するようにしても良いし、上記
ブレード撓み量検出センサ42で検出された撓み量に基
づいて駆動制御部40で必要ドレス量を演算させ、自動
的に往復回数演算装置72に入力するようにしてもよ
い。
【0042】通算往復回数カウント手段74は、上記駆
動制御部40によって単位ドレス動作が実行された回数
をカウントし、この回数が上記必要通算往復回数MAに
達した時点でドレス動作を停止させるものである。換言
すれば、この通算往復回数カウント手段74から停止指
令信号が出力されない限り、駆動制御部40の制御によ
って単位ドレス動作が繰返し続行されるようになってい
る。
動制御部40によって単位ドレス動作が実行された回数
をカウントし、この回数が上記必要通算往復回数MAに
達した時点でドレス動作を停止させるものである。換言
すれば、この通算往復回数カウント手段74から停止指
令信号が出力されない限り、駆動制御部40の制御によ
って単位ドレス動作が繰返し続行されるようになってい
る。
【0043】同位置往復回数カウント手段76は、上記
単位ドレス動作の実行回数をカウントし、この回数が予
め設定された同位置設定回数m0に達する度に、上記駆
動制御部40によるブレード10の駆動回転数Nを初期
回転数N0に復帰させるとともに、上記駆動制御部40
にストーン割出しシリンダ80を1ピッチ伸長駆動さ
せ、ストーンSTの割出しを行わせるものである。換言
すれば、この同位置往復回数カウント手段76から駆動
制御部40に指令信号が出力されない限り、ブレード1
0の回転数Nが1動作ごとに所定量ΔNずつ増減されな
がら、ストーンSTの同一位置でドレス動作が繰り返さ
れるようになっている。
単位ドレス動作の実行回数をカウントし、この回数が予
め設定された同位置設定回数m0に達する度に、上記駆
動制御部40によるブレード10の駆動回転数Nを初期
回転数N0に復帰させるとともに、上記駆動制御部40
にストーン割出しシリンダ80を1ピッチ伸長駆動さ
せ、ストーンSTの割出しを行わせるものである。換言
すれば、この同位置往復回数カウント手段76から駆動
制御部40に指令信号が出力されない限り、ブレード1
0の回転数Nが1動作ごとに所定量ΔNずつ増減されな
がら、ストーンSTの同一位置でドレス動作が繰り返さ
れるようになっている。
【0044】ここで、上記同位置設定回数m0は、上記
初期回転数N0からブレード回転数Nを増減できる限界
値を基準に設定される。すなわち、上記初期回転数N0
から単位ドレス動作を反復していくと、その回数分だけ
ΔNずつ回転数が増減されていき、ブレード10に作用
する遠心力の増減によって切刃11がブレード軸方向に
段階的に変位していくが、上記回転数Nを増減させても
これに比例して切刃11が変位しなくなるような限界回
数が上記同位置設定回数m0として設定される。
初期回転数N0からブレード回転数Nを増減できる限界
値を基準に設定される。すなわち、上記初期回転数N0
から単位ドレス動作を反復していくと、その回数分だけ
ΔNずつ回転数が増減されていき、ブレード10に作用
する遠心力の増減によって切刃11がブレード軸方向に
段階的に変位していくが、上記回転数Nを増減させても
これに比例して切刃11が変位しなくなるような限界回
数が上記同位置設定回数m0として設定される。
【0045】次に、ドレスモードに入った時に駆動制御
部40及びドレス回数制御部70によって行われる制御
動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。
部40及びドレス回数制御部70によって行われる制御
動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0046】まず、ドレス動作を行うに当り、ドレス条
件、具体的には、ドレスが必要な切断面(内側切断面1
1bか外側切断面11cかの選択)、及び必要ドレス量
を設定する(ステップ#1)。この条件に基づき、主軸
駆動モータ制御装置49は変速動作時に増速を行うべき
か減速を行うべきかを判別し、往復回数演算装置72は
上記必要除去量に見合う必要通算往復回数MAを演算す
る。
件、具体的には、ドレスが必要な切断面(内側切断面1
1bか外側切断面11cかの選択)、及び必要ドレス量
を設定する(ステップ#1)。この条件に基づき、主軸
駆動モータ制御装置49は変速動作時に増速を行うべき
か減速を行うべきかを判別し、往復回数演算装置72は
上記必要除去量に見合う必要通算往復回数MAを演算す
る。
【0047】なお、この制御例では、ドレス終了時期を
必要通算往復回数MAから直接判断するのではなく、ま
ず、上記必要通算往復回数MAから、必要ストーン割出
し回数M0及び最終割出し位置での必要往復回数me(<
m0)を算出し、これらの回数のカウントで終了時期を
判断するようにしている。すなわち、ストーンSTを割
り出さずに同位置で単位ドレス動作を反復できる回数
(すなわち同位置設定回数)をm0とすると、この同位
置設定回数m0にストーンの割出し回数を乗算し、これ
に最終割出し位置での往復回数を加えたものが通算往復
回数となるので、必要通算往復回数MAは次式 MA=m0M0+me で表され、よってこの式から必要ストーン割出し回数M
0及び最終割出し位置での必要往復回数meを算出するこ
とができる。
必要通算往復回数MAから直接判断するのではなく、ま
ず、上記必要通算往復回数MAから、必要ストーン割出
し回数M0及び最終割出し位置での必要往復回数me(<
m0)を算出し、これらの回数のカウントで終了時期を
判断するようにしている。すなわち、ストーンSTを割
り出さずに同位置で単位ドレス動作を反復できる回数
(すなわち同位置設定回数)をm0とすると、この同位
置設定回数m0にストーンの割出し回数を乗算し、これ
に最終割出し位置での往復回数を加えたものが通算往復
回数となるので、必要通算往復回数MAは次式 MA=m0M0+me で表され、よってこの式から必要ストーン割出し回数M
0及び最終割出し位置での必要往復回数meを算出するこ
とができる。
【0048】次に、ストーン進退シリンダ81を伸長さ
せてストーンSTをドレス位置まで前進させ、位置決め
する(ステップ#2)とともに、ストーン割出し回数を
カウントするための変数M、及び同位置往復回数をカウ
ントするための変数mを0にリセットする(ステップ#
3,#4)。
せてストーンSTをドレス位置まで前進させ、位置決め
する(ステップ#2)とともに、ストーン割出し回数を
カウントするための変数M、及び同位置往復回数をカウ
ントするための変数mを0にリセットする(ステップ#
3,#4)。
【0049】そして、ブレード10を初期回転数N0で
回転させ(ステップ#5)、この状態で単位ドレス動作
に入る(ステップ#6)。すなわち、回転するブレード
10をストーンSTに近付ける方向に移動(ストーンS
T往動)させてストーンSTの切り込みを行い、これに
よって切刃11の内周切断面11aをドレスした後、ブ
レード10の回転数Nを所定量ΔNだけ増加あるいは削
減して(主軸変速)切刃11をブレード10の軸方向に
変位させることにより、切断面11b(または11c)
を上記切り込み動作で形成された溝13の内周面に押し
付け、この状態でストーンSTをブレード10から離す
方向に相対移動(ストーン復動)させることにより、上
記切断面11b(または11c)のドレスを行う。
回転させ(ステップ#5)、この状態で単位ドレス動作
に入る(ステップ#6)。すなわち、回転するブレード
10をストーンSTに近付ける方向に移動(ストーンS
T往動)させてストーンSTの切り込みを行い、これに
よって切刃11の内周切断面11aをドレスした後、ブ
レード10の回転数Nを所定量ΔNだけ増加あるいは削
減して(主軸変速)切刃11をブレード10の軸方向に
変位させることにより、切断面11b(または11c)
を上記切り込み動作で形成された溝13の内周面に押し
付け、この状態でストーンSTをブレード10から離す
方向に相対移動(ストーン復動)させることにより、上
記切断面11b(または11c)のドレスを行う。
【0050】次に、同位置往復回数カウント変数mに1
を加算し(ステップ#7)、このカウント変数mが同位
置設定回数m0に達しない場合にはストーン10を割り
出さずに同一位置で単位ドレス動作を繰り返す(ステッ
プ#6)。この2回目の単一ドレス動作では、ブレード
回転数(N0+ΔN)で切り込み動作が開始され、ブレ
ード回転数(N0+2ΔN)で抜き出し動作が行われ
る。すなわち、1回のドレス動作が終了する度に、ブレ
ード回転数はΔNだけ段階的に増減し、これに応じた量
だけ切刃11も初期位置から変位することとなる。
を加算し(ステップ#7)、このカウント変数mが同位
置設定回数m0に達しない場合にはストーン10を割り
出さずに同一位置で単位ドレス動作を繰り返す(ステッ
プ#6)。この2回目の単一ドレス動作では、ブレード
回転数(N0+ΔN)で切り込み動作が開始され、ブレ
ード回転数(N0+2ΔN)で抜き出し動作が行われ
る。すなわち、1回のドレス動作が終了する度に、ブレ
ード回転数はΔNだけ段階的に増減し、これに応じた量
だけ切刃11も初期位置から変位することとなる。
【0051】このような同一位置での単位ドレス動作を
繰返し、上記カウント変数mがm0に達した時点で(ス
テップ#8でYES)、ストーン割出しシリンダ80を
伸長させ、ストーンSTを1ピッチ割出した後(ステッ
プ#9)、割出し回数カウント変数Mに1を加算する
(ステップ#10)。このカウント変数Mが前に算出さ
れた必要割出し回数M0に満たない場合には(ステップ
#11でNO)、同位置往復回数カウント変数mを0に
リセットする(ステップ#4)とともに、ブレード回転
数Nを初期回転数N0に戻し(ステップ#5)、上記位
置とは異なる位置で再びドレス動作(ステップ#6)を
繰り返す。
繰返し、上記カウント変数mがm0に達した時点で(ス
テップ#8でYES)、ストーン割出しシリンダ80を
伸長させ、ストーンSTを1ピッチ割出した後(ステッ
プ#9)、割出し回数カウント変数Mに1を加算する
(ステップ#10)。このカウント変数Mが前に算出さ
れた必要割出し回数M0に満たない場合には(ステップ
#11でNO)、同位置往復回数カウント変数mを0に
リセットする(ステップ#4)とともに、ブレード回転
数Nを初期回転数N0に戻し(ステップ#5)、上記位
置とは異なる位置で再びドレス動作(ステップ#6)を
繰り返す。
【0052】以上のような単位ドレス動作及びストーン
割出しを繰返し、割出しカウント変数Mが必要割出し回
数M0に達した後(ステップ#11でYES)は、その
割出し後、上記と同様に同位置で単位ドレス動作を繰返
し(ステップ#4〜#7)、同位置往復回数カウント変
数mが最終位置での必要往復回数meに達した時点で
(ステップ#12でYES)、すなわち必要往復回数m
eだけ単位ドレス動作を繰り返した時点で、ドレス動作
を停止し、ストーン進退シリンダ81を収縮させてスト
ーンSTを元の退避位置まで後退させる(ステップ#1
3)。これにより、ドレス全工程が終了する。
割出しを繰返し、割出しカウント変数Mが必要割出し回
数M0に達した後(ステップ#11でYES)は、その
割出し後、上記と同様に同位置で単位ドレス動作を繰返
し(ステップ#4〜#7)、同位置往復回数カウント変
数mが最終位置での必要往復回数meに達した時点で
(ステップ#12でYES)、すなわち必要往復回数m
eだけ単位ドレス動作を繰り返した時点で、ドレス動作
を停止し、ストーン進退シリンダ81を収縮させてスト
ーンSTを元の退避位置まで後退させる(ステップ#1
3)。これにより、ドレス全工程が終了する。
【0053】以上記したドレス方法及び装置によれば、
従来のように一回の単位ドレス動作が終了する度にスト
ーンSTの割出しを行うのではなく、同位置で単位ドレ
ス動作を繰り返してブレード回転数N及び切刃11の変
位量を段階的に増減させ、この増減が限界となる同位置
設定回数m0だけ単位ドレス動作を繰り返した時点で初
めてストーンSTの割出しを行い、ブレード回転数Nを
初期回転数N0に戻して再びドレス動作を行うようにし
ているので、従来法に比べると、ストーンSTの消費量
を約(1/m0)に削減することができる。このため、
ストーンSTの消費によるコストを削減するとともに、
ストーンSTの交換回数、すなわち一連のスライシング
工程中にその作業を中断する回数を削減できるので、作
業能率が高まり、これによってもコストの削減を図るこ
とができる。
従来のように一回の単位ドレス動作が終了する度にスト
ーンSTの割出しを行うのではなく、同位置で単位ドレ
ス動作を繰り返してブレード回転数N及び切刃11の変
位量を段階的に増減させ、この増減が限界となる同位置
設定回数m0だけ単位ドレス動作を繰り返した時点で初
めてストーンSTの割出しを行い、ブレード回転数Nを
初期回転数N0に戻して再びドレス動作を行うようにし
ているので、従来法に比べると、ストーンSTの消費量
を約(1/m0)に削減することができる。このため、
ストーンSTの消費によるコストを削減するとともに、
ストーンSTの交換回数、すなわち一連のスライシング
工程中にその作業を中断する回数を削減できるので、作
業能率が高まり、これによってもコストの削減を図るこ
とができる。
【0054】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
のでなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
【0055】(1) 上記実施例では、与えられた必要ドレ
ス量に基づいて必要通算往復回数を演算する往復回数演
算装置を備えたものを示したが、予め必要通算往復回数
を演算してからこれを装置に入力するようにすれば、上
記往復回数演算装置は必ずしも要しない。
ス量に基づいて必要通算往復回数を演算する往復回数演
算装置を備えたものを示したが、予め必要通算往復回数
を演算してからこれを装置に入力するようにすれば、上
記往復回数演算装置は必ずしも要しない。
【0056】(2) 上記実施例では、ブレード10を固定
し、ストーンSTをブレード10の半径方向に移動させ
るようにしたものを示したが、ストーンSTを固定して
おき、ブレード10の半径方向にブレード10を移動さ
せるようにしてもよい。また、ストーンSTの割出しに
ついても、ストーンSTは固定しておき、ブレード10
を軸方向に順次移動させるようにしてもよい。
し、ストーンSTをブレード10の半径方向に移動させ
るようにしたものを示したが、ストーンSTを固定して
おき、ブレード10の半径方向にブレード10を移動さ
せるようにしてもよい。また、ストーンSTの割出しに
ついても、ストーンSTは固定しておき、ブレード10
を軸方向に順次移動させるようにしてもよい。
【0057】(3) 本発明方法では、上記実施例に示すよ
うな自動制御でドレス動作を行う場合に限らず、ユーザ
ー側で1回ずつ回数をカウントしながら単位ドレス動作
を実行する場合でも、上記と同様にストーンSTの消費
量の削減を図ることができる。
うな自動制御でドレス動作を行う場合に限らず、ユーザ
ー側で1回ずつ回数をカウントしながら単位ドレス動作
を実行する場合でも、上記と同様にストーンSTの消費
量の削減を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明は、同位置で単位ド
レス動作を繰り返してブレード回転速度及び切刃変位量
を段階的に増減させ、その繰返し回数が同位置設定回数
に達した場合にのみストーンの割出しを行い、ブレード
回転速度を初期速度に戻して新しい位置でドレス動作を
再開するものであるので、従来に比べ、ストーンの消費
量を大幅に削減することができる。このため、ストーン
自身の消費によるコストの削減に加え、ストーンの交換
回数の削減によって一連のスライシング工程の中断回数
を減らすことができ、その能率を高めることによりコス
トを削減することができる効果がある。
レス動作を繰り返してブレード回転速度及び切刃変位量
を段階的に増減させ、その繰返し回数が同位置設定回数
に達した場合にのみストーンの割出しを行い、ブレード
回転速度を初期速度に戻して新しい位置でドレス動作を
再開するものであるので、従来に比べ、ストーンの消費
量を大幅に削減することができる。このため、ストーン
自身の消費によるコストの削減に加え、ストーンの交換
回数の削減によって一連のスライシング工程の中断回数
を減らすことができ、その能率を高めることによりコス
トを削減することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるスライシング装置に
設けられたドレス回数制御部の機能構成を示すブロック
図である。
設けられたドレス回数制御部の機能構成を示すブロック
図である。
【図2】上記スライシング装置の正面図である。
【図3】図2のIII-III線断面図である。
【図4】上記スライシング装置に設けられた駆動制御部
の機能構成を示すブロック図である。
の機能構成を示すブロック図である。
【図5】上記スライシング装置に設けられたドレス装置
の構成図である。
の構成図である。
【図6】上記スライシング装置において実行されるドレ
ス制御動作を示すフローチャートである。
ス制御動作を示すフローチャートである。
【図7】ブレードに装着される切刃の一般例を示す断面
図である。
図である。
【図8】上記切刃のドレス作業を示す説明図である。
10 ブレード 11 切刃 19 ドレス装置 30 ワーク 40 駆動制御部 49 主軸駆動モータ制御装置(ドレス動作制御手段を
構成) 52 切断送りモータ制御装置(ドレス動作制御手段を
構成) 62 ドレス動作制御装置(ドレス動作制御手段を構
成) 70 ドレス回数制御部 72 往復回数演算装置 74 通算往復回数カウント手段 76 同位置往復回数カウント手段 ST ドレス用ストーン
構成) 52 切断送りモータ制御装置(ドレス動作制御手段を
構成) 62 ドレス動作制御装置(ドレス動作制御手段を構
成) 70 ドレス回数制御部 72 往復回数演算装置 74 通算往復回数カウント手段 76 同位置往復回数カウント手段 ST ドレス用ストーン
フロントページの続き (72)発明者 山崎 幸雄 広島市南区宇品東5丁目3番38号 トーヨ ーエイテツク株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 内周に円形状の切刃を有し、ワークスラ
イシング時に回転駆動されるブレードを備えたスライシ
ング装置において、上記ブレードの内側にドレス用スト
ーンを臨ませ、上記ブレードを予め設定された速度で回
転させながら上記ストーンをブレードに対してその半径
方向に相対移動させることにより上記ストーンを完全切
断する手前の位置まで同ストーンを切り込む切り込み動
作と、この切り込み動作後にブレード回転速度を増減す
る変速動作と、変速完了後に上記ブレードを上記ストー
ンから離す方向に相対移動させる抜き出し動作とからな
る単位ドレス動作をストーンにおける同一位置で複数回
繰り返しながらブレード回転速度を段階的に増減させる
ことを特徴とするスライシング装置における切刃のドレ
ス方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のスライシング装置におけ
る切刃のドレス方法において、上記単位ドレス動作をス
トーンにおける同じ位置で所定回数繰り返した後、ブレ
ード回転速度を初期速度に戻し、ストーンにおいて上記
位置とは異なる位置で再び上記単位ドレス動作を繰り返
すことを特徴とするスライシング装置における切刃のド
レス方法。 - 【請求項3】 内周に円形状の切刃を有し、ワークスラ
イシング時に回転駆動されるブレードを備えたスライシ
ング装置において、上記ストーンを上記ブレードに対し
てその軸方向に相対移動させる割出し動作を行うストー
ン割出し手段と、上記ブレードの内側に上記ストーンを
臨ませ、上記ブレードを予め設定された速度で回転させ
ながら上記ストーンをブレードに対してその半径方向に
相対移動させることにより上記ストーンを完全切断する
手前の位置まで同ストーンを切り込む切り込み動作と、
この切り込み動作後にブレード回転速度を一定量増減す
る変速動作と、変速完了後に上記ストーンを上記ブレー
ドから離す方向に相対移動させる抜き出し動作とからな
る単位ドレス動作を繰返し実行させるドレス動作制御手
段と、上記単位ドレス動作が繰り返される回数をカウン
トし、その回数が予め設定された同位置設定回数に達す
る度に上記ブレード回転速度を初期速度に戻させるとと
もにストーンの割出し動作を行わせる同位置往復回数カ
ウント手段と、上記単位ドレス動作が繰り返される回数
をカウントし、その通算回数が所望のドレス量に対応す
る回数に達した時点でドレス動作を停止させる通算往復
回数カウント手段とを備えたことを特徴とするスライシ
ング装置における切刃のドレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3189993A JP2621844B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | スライシング装置における切刃のドレス方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3189993A JP2621844B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | スライシング装置における切刃のドレス方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538676A true JPH0538676A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2621844B2 JP2621844B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=16250601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3189993A Expired - Lifetime JP2621844B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | スライシング装置における切刃のドレス方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621844B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0796460A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-11 | Toyo A Tec Kk | 研削盤の砥石目立て方法及びその装置 |
| JP2004338037A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削ブレードのドレッシング方法およびドレッシング装置 |
| JP2009101510A (ja) * | 2009-02-09 | 2009-05-14 | Topcon Corp | レンズ研削装置 |
| JP2010058249A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | インゴット切断装置及び切断方法 |
| JP2018094637A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 株式会社ディスコ | 切削ブレードのドレス方法 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3189993A patent/JP2621844B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0796460A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-11 | Toyo A Tec Kk | 研削盤の砥石目立て方法及びその装置 |
| JP2004338037A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削ブレードのドレッシング方法およびドレッシング装置 |
| JP2010058249A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | インゴット切断装置及び切断方法 |
| JP2009101510A (ja) * | 2009-02-09 | 2009-05-14 | Topcon Corp | レンズ研削装置 |
| JP2018094637A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 株式会社ディスコ | 切削ブレードのドレス方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2621844B2 (ja) | 1997-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |