JPH0538798A - 繊維強化樹脂成形品 - Google Patents

繊維強化樹脂成形品

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JPH0538798A
JPH0538798A JP3014483A JP1448391A JPH0538798A JP H0538798 A JPH0538798 A JP H0538798A JP 3014483 A JP3014483 A JP 3014483A JP 1448391 A JP1448391 A JP 1448391A JP H0538798 A JPH0538798 A JP H0538798A
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JP
Japan
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fiber
resin
reinforced resin
carbon fiber
resin molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP3014483A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Nishi
康之 西
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Jun Haneda
順 羽根田
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Toray Industries Inc
Sakai Composites Corp
Original Assignee
Toray Industries Inc
Sakai Composites Corp
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc, Sakai Composites Corp filed Critical Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬い物質を被覆しなくても耐受傷性を向上さ
せること。 【構成】 樹脂層2の表面に梨地様の凹凸模様4を付し
た繊維強化樹脂成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維強化樹脂成形品に関
し、さらに詳しくはX線撮影機器用の部品に好適な繊維
強化樹脂成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】X線撮影機器に使用されている天板、カ
セッテ、密着板などには、X線透過性が良好なアルミニ
ウム、ポリ塩化ビニル、フェノール樹脂などの成形品が
使用されていた。しかし、これらの成形品は、十分なX
線透過性を確保しながら大きな荷重にも耐えられるよう
にしようとする場合には、剛性不足をきたすおそれがあ
るため、最近では炭素繊維などの補強繊維で補強された
繊維強化樹脂成形品が広く使用されるようになってきて
いる。
【0003】しかるにX線撮影の現場では、X線撮影機
器用の部品(成形品)が放り投げられるなど乱暴な取扱
いを受けることが多い。一方、繊維強化樹脂成形品に
は、樹脂が浮き出して出来た樹脂リッチな表面層が形成
されているため、上記のような乱暴な扱いによって表面
層が傷つけられやすいという問題があった。特に炭素繊
維を補強繊維とする繊維強化樹脂成形品ではベースカラ
ーが黒色であるため、このような傷を受けると、その傷
が非常に目立ちやすくなり、製品の品位を著しく低下す
る等の欠点があった。
【0004】このような受傷防止対策として、例えば成
形品の表面にメラミン樹脂やセラミックなどの硬い物質
を付与すること等が考えられる。しかし、このような硬
い物質を被覆することは、被覆物自体がX線吸収が大き
いためそれだけX線透過性を低下させることになる。し
たがって、特に幼児や乳房等の撮影のように軟質X線
(低いエネルギー)によって行うことが要求されるよう
な分野では、少ないX線照射量であるためクリアな画像
を得ることが難しくなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、硬い
物質を被覆しなくても表面を傷つきにくくする繊維強化
樹脂成形品を提供することにある。本発明の他の目的
は、X線透過性を阻害することなく表面の耐受傷性を向
上するX線撮影機器用に好適な繊維強化樹脂成形品を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、繊維強化樹脂成形体の表面に梨地様凹凸模様を形
成したことを特徴とするものである。このように、表面
に梨地様の微細な凹凸模様を付すことにより見掛けの表
面硬度を向上させ、硬い物質を被覆しなくても耐受傷性
を向上することができるようになる。
【0007】本発明において、上記のように梨地様凹凸
模様によって耐受傷性を向上するようにするには、その
凹凸模様の大きさをJIS規格の粗さ表示で 100〜2000
Sの範囲になるようにすることが望ましく、一層の耐受
傷性の向上を図ることができる。本発明の繊維強化樹脂
成形品に使用される補強繊維としては、炭素繊維、ガラ
ス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、アルミナ繊維、シ
リコーンカーバイド繊維、チタン酸カリウム繊維などを
挙げることができる。これらのなかでも、特にX線透過
性に非常に優れ、しかも軽量でかつ高弾性率を有する炭
素繊維が最も好ましい。これら繊維は短繊維,長繊維の
いずれであってもよく、またこれらの繊維をクロス、マ
ット或いはこれらの形態の組合せのいずれかに加工して
使用するようにしてもよい。
【0008】また、本発明の繊維強化樹脂成形品に使用
される樹脂としては、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂の
いずれであってもよい。熱硬化性樹脂としては、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、イミド樹脂等
を挙げることができる。また、熱可塑性樹脂としては、
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等を挙げる
ことができる。
【0009】繊維強化樹脂成形品の構造としては、繊維
強化樹脂成形体だけから単独で構成してもよく、或いは
この繊維強化樹脂成形体に発泡樹脂などの他の樹脂とサ
ンドイッチ状或いはバイメタル状に組合せたものであっ
てもよい。梨地様の凹凸模様を成形する方法としては、
熱硬化性樹脂からなる繊維強化樹脂成形品の場合は、プ
レス成形機のプレスに凹凸模様を施す方法、離型紙に凹
凸を有するエンボス紙を使用する方法、切削によってエ
ンボス加工する方法などが挙げられる。これらのなかで
も、エンボス離型紙を使用する方法は最も簡単であり、
コスト的に有利である。また、熱可塑性樹脂からなる繊
維強化樹脂成形品の場合は、使用する金型として成形面
に梨地加工を施したものを使用するとよい。
【0010】次に、図面を参照して本発明の繊維強化樹
脂成形品について説明する。図1は板状に成形された本
発明による繊維強化樹脂成形品の一例を示す。この板状
の繊維強化樹脂成形品は、発泡樹脂層3の両面にエポキ
シ等の熱硬化性樹脂が含浸された炭素繊維クロス層1を
積層し、さらに炭素繊維クロス層1の表面に、炭素繊維
クロス層1の熱硬化性樹脂が浸出して出来た樹脂層2を
形成している。樹脂層2の表面には、エンボス離型紙を
剥離することにより形成された微細な梨地様の凹凸模様
4を形成している。
【0011】上記凹凸模様4は見掛けの表面硬度を向上
させる効果を有している。例えば、樹脂層の表面に凹凸
模様を付さない場合には、その表面硬度が鉛筆硬度2〜
3H程度であるのに、上記凹凸模様を付したことにより
5Hにも向上させることができる。したがって、このよ
うに見掛けの表面硬度が向上することによって、成形品
表面の耐受傷性を向上させることになる。また、他の効
果として、凹凸模様によって表面摩擦(係数)が大きく
なるため成形品の取扱性が向上し、また天板などの用途
では患者の滑り止め効果も期待することができるように
なる。
【0012】図2は本発明による繊維強化樹脂成形品の
他の実施例を示す。この実施例では、補強用の炭素繊維
クロス1に更に炭素繊維マット10を併用し、また表層
の樹脂層2との間にカラリング紙11を配置したもので
ある。この繊維強化樹脂成形品にも、表面の樹脂層2に
は梨地様の凹凸模様4が付され、この凹凸模様4によっ
て見掛けの表面硬度を向上するようにしている。
【0013】また、この実施例では、上記のように炭素
繊維マット10を併用していることによって、下層の炭
素繊維クロス1のクロス目(パターン)を目立たせない
ようにし、成形品の商品価値を一層向上するようにして
いる。また、カラリング紙11は、これに任意のカラー
を着色したり、或いは柄を印刷したりすることによっ
て、成形品に対して様々なデザインを低コストで付与す
ることができる。
【0014】
【実施例】未硬化のエポキシ樹脂を含浸した炭素繊維ク
ロスのプリプレグ(東レ製“トレカ”クロスプリプレグ
#6343)、発泡アクリル樹脂(積水化学工業製“フ
ォーマック”S)及びメラミン板をそれぞれ素材に使用
し、130℃、2時間のプレス成形をして、大きさ10
mm(厚さ)×550mm(幅)×2300mm(長さ)の長
方形をした下記4種類のサンドイッチ構造からなる繊維
強化樹脂成形板A,B,C,Dを作製した。このうち繊
維強化樹脂成形板Aが本発明の実施例に相当し、繊維強
化樹脂成形板B,C,Dが比較例に相当する。
【0015】(繊維強化樹脂成形板A) 積層構造:炭素繊維クロス(0.5mm)/発泡アクリル
(9mm)/炭素繊維クロス(0.5mm) プレス成形に当り離型紙としてエンボス紙を使用し、表
面樹脂層に粗さ 300Sの梨地様の凹凸模様を付与した。
【0016】(繊維強化樹脂成形板B) 積層構造:炭素繊維クロス(0.5mm)/発泡アクリル
(9mm)/炭素繊維クロス(0.5mm) プレス成形に当り離型紙として平滑なポリプロピレンフ
ィルムを使用し、樹脂層の表面を平滑(粗さ 150S)に
した。
【0017】(繊維強化樹脂成形板C) 積層構造:メラミン板(0.5mm)/炭素繊維クロス
(0.5mm)/発泡アクリル(8mm)/炭素繊維クロス
(0.5mm)/メラミン板(0.5mm) メラミン板はプレス成形時に同時に成形接着させて平滑
な表面にした。
【0018】(繊維強化樹脂成形板D) 積層構造:ウレタン塗膜(0.5mm)/炭素繊維クロス
(0.5mm)/発泡アクリル(8mm)/炭素繊維クロス
(0.5mm)/ウレタン塗膜(0.5mm) プレス成形後に表面の樹脂層にウレタンをスプレー塗装
して、平滑な塗膜を形成した。
【0019】これら4種類の成形板A,B,C,Dにつ
いて、それぞれ鉛筆硬度試験による見掛の表面硬度とX
線透過性とを測定したところ、表1に示すような結果が
得られた。なお、X線透過性は、厚み1mmのアルミニウ
ム板に対するX線透過性を1当量とするときの指数で表
した。この数字が小さいほどX線透過性に優れているこ
とを意味する。
【0020】
【表1】 表1から明らかなように、本発明の繊維強化樹脂成形
板Aは、表面に凹凸模様を設けない繊維強化樹脂成形板
Bに比べて見掛けの表面硬度が高く、耐受傷性に優れて
いることがわかる。また、表面にメラミン板を接合した
繊維強化樹脂成形板Cは、本発明の繊維強化樹脂成形板
Aに比べて表面硬度は高いものの、X線透過性が悪いこ
とがわかる。表面をウレタンで塗装した繊維強化樹脂成
形板Dは、本発明の繊維強化樹脂成形板Aに比べて表面
が柔らかいだけでなく、X線透過性にも劣っている。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明の繊維強化樹脂
成形品は、最外の樹脂層に梨地様の凹凸模様を付したこ
とによって見掛けの表面硬度が高くなり、耐受傷性を向
上することができる。また、表面に硬い物質をコートす
ることなく見掛けの表面硬度を高くすることができるか
ら、X線透過性を阻害することなく表面の耐受傷性を向
上するX線撮影機器用に好適な繊維強化樹脂成形品を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例からなる繊維強化樹脂成形品の
断面図である。
【図2】本発明の他の実施例からなる繊維強化樹脂成形
品の断面図である。
【符号の説明】 1 炭素繊維クロス 2 樹脂層 3 発泡樹脂層 4 凹凸模様 10 炭素繊維マット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29C 59/00 Z 9156−4F B32B 3/30 6617−4F B29K 105:08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維強化樹脂の表面に梨地様の凹凸模様
    を形成してなる繊維強化樹脂成形品。
JP3014483A 1991-02-05 1991-02-05 繊維強化樹脂成形品 Pending JPH0538798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3014483A JPH0538798A (ja) 1991-02-05 1991-02-05 繊維強化樹脂成形品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3014483A JPH0538798A (ja) 1991-02-05 1991-02-05 繊維強化樹脂成形品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538798A true JPH0538798A (ja) 1993-02-19

Family

ID=11862302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3014483A Pending JPH0538798A (ja) 1991-02-05 1991-02-05 繊維強化樹脂成形品

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JP (1) JPH0538798A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3441219A1 (en) 2017-08-07 2019-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Resin structure

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