JPH0539468Y2 - - Google Patents
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- JPH0539468Y2 JPH0539468Y2 JP1985087404U JP8740485U JPH0539468Y2 JP H0539468 Y2 JPH0539468 Y2 JP H0539468Y2 JP 1985087404 U JP1985087404 U JP 1985087404U JP 8740485 U JP8740485 U JP 8740485U JP H0539468 Y2 JPH0539468 Y2 JP H0539468Y2
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- amplitude
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- Radiation Pyrometers (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、赤外線で温度を見るサーモグラフイ
装置に係り、特に、走査ミラーを自励発振に引き
込むサーモグラフイ装置の走査ミラー自励発振回
路に関するものである。
装置に係り、特に、走査ミラーを自励発振に引き
込むサーモグラフイ装置の走査ミラー自励発振回
路に関するものである。
第3図は従来のサーモグラフイ装置の走査ミラ
ー自励発振回路を示す図である。サーモグラフイ
装置は、第3図に示すように、走査ミラー3がコ
イルバネ2を介して固定端1に取り付けられてモ
ータ4で駆動される、固有振動を持つ系で構成さ
れている。モータ4は、パワートランジスタTR
1とTR2のオン/オフによつて制御され、パワ
ートランジスタTR1とTR2は、切り換えスイ
ツチSWを通して発振器13又は自励発振部8か
ら供給されるドライブ信号を基にドライバー12
によつてオン/オフされる。
ー自励発振回路を示す図である。サーモグラフイ
装置は、第3図に示すように、走査ミラー3がコ
イルバネ2を介して固定端1に取り付けられてモ
ータ4で駆動される、固有振動を持つ系で構成さ
れている。モータ4は、パワートランジスタTR
1とTR2のオン/オフによつて制御され、パワ
ートランジスタTR1とTR2は、切り換えスイ
ツチSWを通して発振器13又は自励発振部8か
ら供給されるドライブ信号を基にドライバー12
によつてオン/オフされる。
スタート時には、切り換えスイツチSWが発振
器13側にあり、その発振器13の周波数を調整
抵抗VRにより調整(実際には初めに固有振動系
の周波数に合わせて調整し、その後固定する)
し、その周波数によつてドライバー12を制御し
て、その系の固有振動に合わせて走査ミラー3を
振動させる。そして、位置センサー5からの位置
信号(振幅に比例して大きくなる信号)から振幅
検出部9で振幅を検出し、走査ミラー3が固有振
動数に同期して振動してある程度の振幅になる
と、比較器10にて切り換えスイツチSWを自励
発振部8側に切り換えてドライバー12を自励発
振部8の出力により制御し、安定した走査ミラー
3の振動を持続させている。
器13側にあり、その発振器13の周波数を調整
抵抗VRにより調整(実際には初めに固有振動系
の周波数に合わせて調整し、その後固定する)
し、その周波数によつてドライバー12を制御し
て、その系の固有振動に合わせて走査ミラー3を
振動させる。そして、位置センサー5からの位置
信号(振幅に比例して大きくなる信号)から振幅
検出部9で振幅を検出し、走査ミラー3が固有振
動数に同期して振動してある程度の振幅になる
と、比較器10にて切り換えスイツチSWを自励
発振部8側に切り換えてドライバー12を自励発
振部8の出力により制御し、安定した走査ミラー
3の振動を持続させている。
走査ミラー3が固有振動数で振れると、位置セ
ンサー5の検出信号を基に、同期信号発生器7で
固有振動数の同期信号を発生し、振幅検出部9で
振幅を検出する。自励発振部8は、同期信号及び
振幅を基に固有振動数で所定の振幅の安定した走
査ミラーの振動を持続させるようパルス列による
ドライブ信号を発生する。
ンサー5の検出信号を基に、同期信号発生器7で
固有振動数の同期信号を発生し、振幅検出部9で
振幅を検出する。自励発振部8は、同期信号及び
振幅を基に固有振動数で所定の振幅の安定した走
査ミラーの振動を持続させるようパルス列による
ドライブ信号を発生する。
しかしながら、上述のような従来の走査ミラー
自励発振回路では、初めに、調整抵抗を使つて始
動専用の発振器13の周波数を走査ミラー系の固
有振動数になるように調整しておき、始動時に
は、切り換えスイツチSWによりドライバー12
を自励発振部8から切り離して始動専用の発振器
13に接続しているため、その間の自励発振部8
は利用されず遊んでしまう。しかも、自励発振に
引き込む際にも自励発振部8の動作は、切り換え
スイツチSWが切り換わつてから開始するので、
切り換えが円滑に行われない。また、始動されて
いる走査ミラーの振動の位相と自励発振による駆
動信号の位相が大幅に異なる場合もあり得るが、
その場合には走査ミラーの振動を打ち消す方向に
走査ミラーを駆動する結果となり、円滑な起動が
できないというような問題が生じることもある。
自励発振回路では、初めに、調整抵抗を使つて始
動専用の発振器13の周波数を走査ミラー系の固
有振動数になるように調整しておき、始動時に
は、切り換えスイツチSWによりドライバー12
を自励発振部8から切り離して始動専用の発振器
13に接続しているため、その間の自励発振部8
は利用されず遊んでしまう。しかも、自励発振に
引き込む際にも自励発振部8の動作は、切り換え
スイツチSWが切り換わつてから開始するので、
切り換えが円滑に行われない。また、始動されて
いる走査ミラーの振動の位相と自励発振による駆
動信号の位相が大幅に異なる場合もあり得るが、
その場合には走査ミラーの振動を打ち消す方向に
走査ミラーを駆動する結果となり、円滑な起動が
できないというような問題が生じることもある。
本考案は、上記の問題を解決するものであつ
て、円滑な起動が可能なサーモグラフイ装置の走
査ミラー自励発振回路を提供することを目的とす
るものである。
て、円滑な起動が可能なサーモグラフイ装置の走
査ミラー自励発振回路を提供することを目的とす
るものである。
そのために本考案は、振動する走査ミラーの同
期信号及び振幅を検出してドライブ信号を生成し
該走査ミラーを固有振動数で振らせるサーモグラ
フイ装置の走査ミラー自励発振回路であつて、出
力の発振周波数が入力電圧によつて制御される電
圧制御発振手段、該電圧制御発振手段の出力と検
出した走査ミラーの同期信号との位相を検出する
位相検出手段、該位相検出手段の位相検出信号を
電圧制御発振手段の入力電圧としてフイードバツ
クするためのフイルター手段、始動電圧を発生す
る始動電圧源、電圧制御発振手段の入力をフイル
ター手段の出力と始動電圧源の出力のいずれかに
切り換え接続する切り換えスイツチ、電圧制御発
振手段の出力を走査ミラーの振幅に応じてパルス
幅変調してドライブ信号を生成するパルス幅変調
手段、切り換えスイツチを始動時には始動電圧源
に接続し走査ミラーの振幅が基準値より大きくな
つたことを条件にフイルター手段の出力に接続す
るように切り換え制御する制御手段を有すること
を特徴とするものである。
期信号及び振幅を検出してドライブ信号を生成し
該走査ミラーを固有振動数で振らせるサーモグラ
フイ装置の走査ミラー自励発振回路であつて、出
力の発振周波数が入力電圧によつて制御される電
圧制御発振手段、該電圧制御発振手段の出力と検
出した走査ミラーの同期信号との位相を検出する
位相検出手段、該位相検出手段の位相検出信号を
電圧制御発振手段の入力電圧としてフイードバツ
クするためのフイルター手段、始動電圧を発生す
る始動電圧源、電圧制御発振手段の入力をフイル
ター手段の出力と始動電圧源の出力のいずれかに
切り換え接続する切り換えスイツチ、電圧制御発
振手段の出力を走査ミラーの振幅に応じてパルス
幅変調してドライブ信号を生成するパルス幅変調
手段、切り換えスイツチを始動時には始動電圧源
に接続し走査ミラーの振幅が基準値より大きくな
つたことを条件にフイルター手段の出力に接続す
るように切り換え制御する制御手段を有すること
を特徴とするものである。
本考案のサーモグラフイ装置の走査ミラー自励
発振回路では、位相固定ループ回路により同期信
号の2倍の周波数のパルス列を取り出して積分器
によりランプ信号を生成し、該ランプ信号と振幅
とを基にパルス幅変調器で走査ミラーのドライブ
信号を生成し、走査ミラーを振らせるので、起動
時において、僅かなランプ信号が得られれば、そ
れを基に振幅を増幅するループが形成され立ち上
げが可能となる。
発振回路では、位相固定ループ回路により同期信
号の2倍の周波数のパルス列を取り出して積分器
によりランプ信号を生成し、該ランプ信号と振幅
とを基にパルス幅変調器で走査ミラーのドライブ
信号を生成し、走査ミラーを振らせるので、起動
時において、僅かなランプ信号が得られれば、そ
れを基に振幅を増幅するループが形成され立ち上
げが可能となる。
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案に係る走査ミラー自励発振回路
の1実施例を示す図であり、1は固定端、2はコ
イルバネ、3は走査ミラー、4はモータ、5は位
置センサー、6は増幅器、7は同期信号発生器、
8は自励発振部、9は振幅検出部、10は比較
器、11は基準信号発生器、12はドライバー、
81は位相検出器、82はフイルター、83は電
圧コントロール発振器、84はカウンター、85
は積分器、86はパルス幅変調器、91はサンプ
リング・スイツチ、92はサンプルホールド信号
発生器、93は演算増幅器、TR1とTR2はパ
ワートランジスタ、SWは切り換えスイツチ、
VRは調整抵抗、Cはコンデンサーを示す。
の1実施例を示す図であり、1は固定端、2はコ
イルバネ、3は走査ミラー、4はモータ、5は位
置センサー、6は増幅器、7は同期信号発生器、
8は自励発振部、9は振幅検出部、10は比較
器、11は基準信号発生器、12はドライバー、
81は位相検出器、82はフイルター、83は電
圧コントロール発振器、84はカウンター、85
は積分器、86はパルス幅変調器、91はサンプ
リング・スイツチ、92はサンプルホールド信号
発生器、93は演算増幅器、TR1とTR2はパ
ワートランジスタ、SWは切り換えスイツチ、
VRは調整抵抗、Cはコンデンサーを示す。
第1図に示す本考案に係る走査ミラー自励発振
回路は、自励発振部8で、位相検出器81、フイ
ルター82、電圧コントロール発振器(VCO;
Voltage Controled Oscillator)83、及びカウ
ンター84により構成する位相固定ループ
(PLL;Phase Locked Loop)回路のフイルタ
ー82と電圧コントロール発振器83との間に切
り換えスイツチSWを直列に挿入接続し、電圧コ
ントロール発振器83の制御電圧として、所定の
電圧V1又はフイルター82の出力電圧を切り換
えて供給するように構成している。
回路は、自励発振部8で、位相検出器81、フイ
ルター82、電圧コントロール発振器(VCO;
Voltage Controled Oscillator)83、及びカウ
ンター84により構成する位相固定ループ
(PLL;Phase Locked Loop)回路のフイルタ
ー82と電圧コントロール発振器83との間に切
り換えスイツチSWを直列に挿入接続し、電圧コ
ントロール発振器83の制御電圧として、所定の
電圧V1又はフイルター82の出力電圧を切り換
えて供給するように構成している。
位相固定ループ回路において、位相検出器81
には、同期信号発生器7からの同期信号が供給さ
れるが、走査ミラー3、コイルバネ2、及びモー
タ4で構成される共振系の固有振動数をfとし、
その同期信号が位相検出器81に供給されている
とすると、そのときのフイルター82の出力電圧
を供給した場合の電圧コントロール発振器83
は、そのN倍の周波数Nのパルス信号を出力す
る。これに対してカウンター84は、電圧コント
ロール発振器83からの周波数Nのパルス信号
を周波数のパルス信号にして位相検出器81に
戻すと共に、固有振動数fの2倍の周波数2の
パルス信号を積分器85及び振幅検出部9のサン
プルホールド信号発生器92に供給する。
には、同期信号発生器7からの同期信号が供給さ
れるが、走査ミラー3、コイルバネ2、及びモー
タ4で構成される共振系の固有振動数をfとし、
その同期信号が位相検出器81に供給されている
とすると、そのときのフイルター82の出力電圧
を供給した場合の電圧コントロール発振器83
は、そのN倍の周波数Nのパルス信号を出力す
る。これに対してカウンター84は、電圧コント
ロール発振器83からの周波数Nのパルス信号
を周波数のパルス信号にして位相検出器81に
戻すと共に、固有振動数fの2倍の周波数2の
パルス信号を積分器85及び振幅検出部9のサン
プルホールド信号発生器92に供給する。
振幅検出部9において、サンプルホールド信号
発生器92は、サンプリング・スイツチ91、コ
ンデンサーC、演算増幅器93からなるサンプル
ホールド回路で振幅のピークをサンプルホールド
するためのサンプリング・パルスを生成するもの
であり、そのサンプルホールドした振幅信号は、
比較器10及び調整抵抗VRを介してパルス幅変
調器86に送られる。
発生器92は、サンプリング・スイツチ91、コ
ンデンサーC、演算増幅器93からなるサンプル
ホールド回路で振幅のピークをサンプルホールド
するためのサンプリング・パルスを生成するもの
であり、そのサンプルホールドした振幅信号は、
比較器10及び調整抵抗VRを介してパルス幅変
調器86に送られる。
切り換えスイツチSWは、起動時には所定の電
圧V1側にあり、振幅検出部9で検出された振幅
が基準信号発生器11で設定された基準値に達し
たことを条件として比較器10により切り換え制
御される。所定の電圧V1は、電圧コントロール
発振器83の出力パルス列の周波数が走査ミラー
振動系の固有振動数fのN倍になる値に設定され
る。
圧V1側にあり、振幅検出部9で検出された振幅
が基準信号発生器11で設定された基準値に達し
たことを条件として比較器10により切り換え制
御される。所定の電圧V1は、電圧コントロール
発振器83の出力パルス列の周波数が走査ミラー
振動系の固有振動数fのN倍になる値に設定され
る。
積分器85は、走査ミラー3の振幅コントロー
ル用のランプ信号を生成するものであり、周波数
2fのパルス信号からパルスごとに正と負の方向
に交互に積分することによつて図示のような三角
波となる周波数のランプ信号を生成する。パル
ス幅変調器86は、例えばこのランプ信号と振幅
信号を比較し、ランプ信号が振幅信号を越える時
間だけ「H」とするパルスを生成することによつ
て、周波数で振幅信号が大きくなるとパルス幅
を狭くするようにパルス幅変調(PWM)したモ
ータ4のドライブ信号をドライバー12に送出す
る。
ル用のランプ信号を生成するものであり、周波数
2fのパルス信号からパルスごとに正と負の方向
に交互に積分することによつて図示のような三角
波となる周波数のランプ信号を生成する。パル
ス幅変調器86は、例えばこのランプ信号と振幅
信号を比較し、ランプ信号が振幅信号を越える時
間だけ「H」とするパルスを生成することによつ
て、周波数で振幅信号が大きくなるとパルス幅
を狭くするようにパルス幅変調(PWM)したモ
ータ4のドライブ信号をドライバー12に送出す
る。
次に、上記の構成による回路の起動時の動作を
説明する。電源が投入されると、先に述べたよう
に切り換えスイツチSWが所定の電圧V1側にある
ため、この電圧により電圧コントロール発振器8
3が走査ミラー振動系の固有振動数fのN倍に相
当する周波数Nのパルス信号を発生する。これ
によりカウンター84から周波数Nを分周した
周波数2のパルス信号が取り出され、積分器8
5、パルス幅変調器86を通してドライバー12
にドライブ信号が供給され、モータ4がドライブ
される。従つて、走査ミラー3は、その固有振動
で揺れ始め、この振幅が振幅検出部9で検出され
る。走査ミラー3の振幅がある程度大きくなる
と、すなわち基準信号発生部11で設定された値
に達すると、比較器10により切り換えスイツチ
SWが制御され、電圧コントロール発振器83の
制御信号入力端子は、フイルター82に接続され
る。このフイルター82の入力には、走査ミラー
振動系から検出されたパルス列とカウンター84
から出力されるパルス列とを比較して位相検出を
行う位相検出器81が接続されているので、両者
の位相変化に検出し平滑したレベル信号がフイル
ター82の出力として得られる。したがつて、切
り換えスイツチSWがフイルター82側に切り換
わると、このときの位相検出器81の出力をフイ
ルター82で平滑した直流電圧V2が電圧コント
ロール発振器83の入力として供給され、位相検
出器81、フイルター82、電圧コントロール発
振器83、カウンター84からなる位相固定ルー
プの動作に移行する。このように位相固定ループ
の動作では、良く知られているように(例えば菅
野卓雄編「集積回路応用ハンドブツク」1981年6
月30日初版第1刷 株式会社朝倉書店発行 第64
〜65頁、第585〜586頁参照)同期信号発生器7の
出力パルス列にカウンター84の出力パルス列の
周波数・位相が一致するように電圧コントロール
発振器83がフイードバツク制御される。また、
パルス幅変調器86では、カウンター84の出力
から積分器85で生成されたランプ信号と振幅検
出部9の振幅信号により振幅信号に応じて振幅が
小さい場合にはパルス幅を広くするようにパルス
幅変調したモータ4のドライブ信号をドライバー
12に送るので、さらに振動する走査ミラーの振
幅を大きくする。しかし、このようなパルス幅変
調により振幅が大きくなるに伴つて逆にパルス幅
は狭くなるので、走査ミラーの振動は、一定の振
幅に落ちつき、自励発振状態が継続する。
説明する。電源が投入されると、先に述べたよう
に切り換えスイツチSWが所定の電圧V1側にある
ため、この電圧により電圧コントロール発振器8
3が走査ミラー振動系の固有振動数fのN倍に相
当する周波数Nのパルス信号を発生する。これ
によりカウンター84から周波数Nを分周した
周波数2のパルス信号が取り出され、積分器8
5、パルス幅変調器86を通してドライバー12
にドライブ信号が供給され、モータ4がドライブ
される。従つて、走査ミラー3は、その固有振動
で揺れ始め、この振幅が振幅検出部9で検出され
る。走査ミラー3の振幅がある程度大きくなる
と、すなわち基準信号発生部11で設定された値
に達すると、比較器10により切り換えスイツチ
SWが制御され、電圧コントロール発振器83の
制御信号入力端子は、フイルター82に接続され
る。このフイルター82の入力には、走査ミラー
振動系から検出されたパルス列とカウンター84
から出力されるパルス列とを比較して位相検出を
行う位相検出器81が接続されているので、両者
の位相変化に検出し平滑したレベル信号がフイル
ター82の出力として得られる。したがつて、切
り換えスイツチSWがフイルター82側に切り換
わると、このときの位相検出器81の出力をフイ
ルター82で平滑した直流電圧V2が電圧コント
ロール発振器83の入力として供給され、位相検
出器81、フイルター82、電圧コントロール発
振器83、カウンター84からなる位相固定ルー
プの動作に移行する。このように位相固定ループ
の動作では、良く知られているように(例えば菅
野卓雄編「集積回路応用ハンドブツク」1981年6
月30日初版第1刷 株式会社朝倉書店発行 第64
〜65頁、第585〜586頁参照)同期信号発生器7の
出力パルス列にカウンター84の出力パルス列の
周波数・位相が一致するように電圧コントロール
発振器83がフイードバツク制御される。また、
パルス幅変調器86では、カウンター84の出力
から積分器85で生成されたランプ信号と振幅検
出部9の振幅信号により振幅信号に応じて振幅が
小さい場合にはパルス幅を広くするようにパルス
幅変調したモータ4のドライブ信号をドライバー
12に送るので、さらに振動する走査ミラーの振
幅を大きくする。しかし、このようなパルス幅変
調により振幅が大きくなるに伴つて逆にパルス幅
は狭くなるので、走査ミラーの振動は、一定の振
幅に落ちつき、自励発振状態が継続する。
また、第3図の従来例では、切り換えスイツチ
SWによつて切り換えられる信号が交流信号であ
るため、切り換わり時の信号の位相がミラーの駆
動に大きな影響を与える。例えばドライバー12
へ送られる自励発振部8からの信号の位相がそれ
までの信号と180°違つていた場合、ドライバー1
2は、切り換わつた後はミラーの振動を打ち消す
方向にミラーを駆動することになり、ミラーの振
動が不安定になることは避けられない。
SWによつて切り換えられる信号が交流信号であ
るため、切り換わり時の信号の位相がミラーの駆
動に大きな影響を与える。例えばドライバー12
へ送られる自励発振部8からの信号の位相がそれ
までの信号と180°違つていた場合、ドライバー1
2は、切り換わつた後はミラーの振動を打ち消す
方向にミラーを駆動することになり、ミラーの振
動が不安定になることは避けられない。
本考案の回路では、電圧コントロール発振器8
3へ供給される直流電圧が切り換えられるだけで
あるので、従来の交流信号の場合のような位相に
かかわる問題はなく、多少の電圧値の変化があつ
ても切り換えは円滑に行われることになる。
3へ供給される直流電圧が切り換えられるだけで
あるので、従来の交流信号の場合のような位相に
かかわる問題はなく、多少の電圧値の変化があつ
ても切り換えは円滑に行われることになる。
第2図は本考案に係る走査ミラー自励発振回路
の他の実施例を示す図である。この回路の例は、
第1図に示す切り換えスイツチSWを除き、フイ
ルター82と電圧コントロール発振器83とを直
接接続するように構成したものである。この回路
構成において、電圧コントロール発振器83は、
電源の投入時にほぼ走査ミラー振動系の固有振動
数fのN倍に相当する周波数Nのパルス信号を
発生するように設定すると、この信号により僅か
に走査ミラーを振らせることができる。従つて、
位置検出の増幅器(第1図に示す増幅器6)の利
得を高くしておき、同期信号を発生させ、位相固
定ループを働かせることによつて、定常状態への
自励発振引き込みを行う。
の他の実施例を示す図である。この回路の例は、
第1図に示す切り換えスイツチSWを除き、フイ
ルター82と電圧コントロール発振器83とを直
接接続するように構成したものである。この回路
構成において、電圧コントロール発振器83は、
電源の投入時にほぼ走査ミラー振動系の固有振動
数fのN倍に相当する周波数Nのパルス信号を
発生するように設定すると、この信号により僅か
に走査ミラーを振らせることができる。従つて、
位置検出の増幅器(第1図に示す増幅器6)の利
得を高くしておき、同期信号を発生させ、位相固
定ループを働かせることによつて、定常状態への
自励発振引き込みを行う。
第3図に示す従来の回路は、起動時に自励発振
部を切り離してその代わりに発振器を接続する構
成であるため、発振器の出力のみによつて走査ミ
ラーの振幅が所定の大きさに達しない(発振周波
数が固有振動系の周波数に合わない)と、自励発
振への引き込みは行われない。その点、本考案の
回路は、起動時も自励発振部を使うことによつて
振幅を所定の大きさにするように起動時から自励
発振部のパルス幅変調器を作用させている。この
ように、本考案は、起動時も自励発振部を接続
し、従来の回路では問題となつていた自励発振の
引き込みを容易に行えるようにしたものであり、
上記実施例に限定されるものでなく、この趣旨に
そつて種々の変形が可能であることはいうまでも
ない。
部を切り離してその代わりに発振器を接続する構
成であるため、発振器の出力のみによつて走査ミ
ラーの振幅が所定の大きさに達しない(発振周波
数が固有振動系の周波数に合わない)と、自励発
振への引き込みは行われない。その点、本考案の
回路は、起動時も自励発振部を使うことによつて
振幅を所定の大きさにするように起動時から自励
発振部のパルス幅変調器を作用させている。この
ように、本考案は、起動時も自励発振部を接続
し、従来の回路では問題となつていた自励発振の
引き込みを容易に行えるようにしたものであり、
上記実施例に限定されるものでなく、この趣旨に
そつて種々の変形が可能であることはいうまでも
ない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、走査ミラー系の固有振動数に近い周波数で走
査ミラーが振れれば、その振動を増幅するループ
が形成されて走査ミラーの振れが大きくなり、容
易に自励発振引き込みを行うことができる。さら
には、従来起動専用に設けていた発振器及び発振
周波数の設定用調整抵抗が不要となり、また、
PLL回路のVCOを起動用と自励用に使い、起動
から自励発振に切り換える際にVCOを継続動作
させPLL回路を直ちに動作させることができる
ので、PLL回路による自励発振引き込みが容易
かつスムーズに行え、回路構成の簡素化、装置の
小型化を図ることができる。
ば、走査ミラー系の固有振動数に近い周波数で走
査ミラーが振れれば、その振動を増幅するループ
が形成されて走査ミラーの振れが大きくなり、容
易に自励発振引き込みを行うことができる。さら
には、従来起動専用に設けていた発振器及び発振
周波数の設定用調整抵抗が不要となり、また、
PLL回路のVCOを起動用と自励用に使い、起動
から自励発振に切り換える際にVCOを継続動作
させPLL回路を直ちに動作させることができる
ので、PLL回路による自励発振引き込みが容易
かつスムーズに行え、回路構成の簡素化、装置の
小型化を図ることができる。
第1図は本考案に係る走査ミラー自励発振回路
の1実施例を示す図、第2図は本考案に係る走査
ミラー自励発振回路の他の実施例を示す図、第3
図は従来のサーモグラフイ装置の走査ミラー自励
発振回路を示す図である。 1……固定端、2……コイルバネ、3……走査
ミラー、4……モータ、5……位置センサー、6
……増幅器、7……同期信号発生器、8……自励
発振部、9……振幅検出部、10……比較器、1
1……基準信号発生器、12……ドライバー、8
1……位相検出器、82……フイルター、83…
…電圧コントロール発振器、84……カウンタ
ー、85……積分器、86……パルス幅変調器、
91……サンプリング・スイツチ、92……サン
プルホールド信号発生器、93……演算増幅器、
TR1とTR2……パワートランジスタ、SW……
切り換えスイツチ、VR……調整抵抗、C……コ
ンデンサー。
の1実施例を示す図、第2図は本考案に係る走査
ミラー自励発振回路の他の実施例を示す図、第3
図は従来のサーモグラフイ装置の走査ミラー自励
発振回路を示す図である。 1……固定端、2……コイルバネ、3……走査
ミラー、4……モータ、5……位置センサー、6
……増幅器、7……同期信号発生器、8……自励
発振部、9……振幅検出部、10……比較器、1
1……基準信号発生器、12……ドライバー、8
1……位相検出器、82……フイルター、83…
…電圧コントロール発振器、84……カウンタ
ー、85……積分器、86……パルス幅変調器、
91……サンプリング・スイツチ、92……サン
プルホールド信号発生器、93……演算増幅器、
TR1とTR2……パワートランジスタ、SW……
切り換えスイツチ、VR……調整抵抗、C……コ
ンデンサー。
Claims (1)
- 振動する走査ミラーの同期信号及び振幅を検出
してドライブ信号を生成し該走査ミラーを固有振
動数で振らせるサーモグラフイ装置の走査ミラー
自励発振回路であつて、出力の発振周波数が入力
電圧によつて制御される電圧制御発振手段、該電
圧制御発振手段の出力と検出した走査ミラーの同
期信号との位相を検出する位相検出手段、該位相
検出手段の位相検出信号を電圧制御発振手段の入
力電圧としてフイードバツクするためのフイルタ
ー手段、始動電圧を発生する始動電圧源、電圧制
御発振手段の入力をフイルター手段の出力と始動
電圧源の出力のいずれかに切り換え接続する切り
換えスイツチ、電圧制御発振手段の出力を走査ミ
ラーの振幅に応じてパルス幅変調してドライブ信
号を生成するパルス幅変調手段、切り換えスイツ
チを始動時には始動電圧源に接続し走査ミラーの
振幅が基準値より大きくなつたことを条件にフイ
ルター手段の出力に接続するように切り換え制御
する制御手段を有することを特徴とするサーモグ
ラフイ装置の走査ミラー自励発振回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985087404U JPH0539468Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985087404U JPH0539468Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61203329U JPS61203329U (ja) | 1986-12-20 |
| JPH0539468Y2 true JPH0539468Y2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=30639589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985087404U Expired - Lifetime JPH0539468Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539468Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002078368A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Olympus Optical Co Ltd | アクチュエータ駆動装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5194837A (ja) * | 1975-02-18 | 1976-08-19 | ||
| JPS59124318A (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-18 | Fujitsu Ltd | 走査方式 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP1985087404U patent/JPH0539468Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61203329U (ja) | 1986-12-20 |
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