JPH053961Y2 - - Google Patents

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JPH053961Y2
JPH053961Y2 JP12047288U JP12047288U JPH053961Y2 JP H053961 Y2 JPH053961 Y2 JP H053961Y2 JP 12047288 U JP12047288 U JP 12047288U JP 12047288 U JP12047288 U JP 12047288U JP H053961 Y2 JPH053961 Y2 JP H053961Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、供試体をその軸線方向への荷重を加
えて往復動作させるとともに、該供試体に軸線と
異なる方向の荷重を加えることによつて、供試体
の性能試験を行なう往復動試験機に関する。
〔従来の技術〕
従来、往復動用の部材であるたとえばシヨツク
アブソーバ等の製品を供試体として性能試験を行
なう往復動試験機の一種に、供試体をその軸線方
向から荷重を加える往復動アクチユエータと、機
体の支柱等静止側と往復動作する供試体の間に揺
動自在に連結され、前記軸線と異なる方向から荷
重を加えるトラニオン形またはクレビス形のアク
チユエータとを備えるものがある。
すなわちこの往復動試験機は、往復動アクチユ
エータによつて前記シヨツクアブソーバ等の供試
体を軸線方向に往復(伸縮)動作させるととも
に、トラニオン形またはクレビス形のアクチユエ
ータによつて、往復動作している供試体に側方か
ら荷重を与え、該供試体の内部シール材の耐久性
やシール性等を試験するのに使用するものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の往復動試験機には、次のよ
うな問題があつた。
すなわち、供試体に側方からの負荷を与えるト
ラニオン形またはクレビス形のアクチユエータ
は、供試体の往復動作に伴なつて揺動するが、こ
の揺動により、該アクチユエータのロツドが伸縮
し、かつ荷重の方向も変化するため、供試体に加
えられる側方からの荷重が変動してしまう。そし
て、前記揺動に伴なう荷重変動を補正するには、
前記アクチユエータの駆動を、高価な制御機器を
用いて制御する必要があり、コストがかかつてし
まう。
また、供試体に側方からの荷重を加えるアクチ
ユエータを、複数の供試体の間に保持させる方法
も考えられるが、この場合は供試体の数を多くで
きず、しかも、供試体を恒温槽内に収容し、高温
または低温の温度条件を付与して往復動試験を行
なう場合は、前記アクチユエータも恒温槽内に位
置することとなり、その耐久性に悪影響が出ると
いつた問題がある。
そこで本考案は、以上のような問題を解消する
べくなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る往復動試験機は、供試体を往復動
作させる往復動アクチユエータと、前記供試体に
前記往復動作の方向と異なる一定の角度から荷重
を加える側方のアクチユエータとを備え、該側方
のアクチユエータは、前記往復動アクチユエータ
によつて往復移動する往復動テーブルと一体に連
結されてなることを特徴としている。
〔作用〕
本考案の構成によると、供試体にその往復動作
の方向に対して一定の角度(側方)から荷重を加
える側方のアクチユエータが、往復動アクチユエ
ータによつて往復移動する往復動テーブルと一体
に移動し、供試体の往復動作もこの往復動テーブ
ルと一体に行なわれるため、供試体に対する前記
側方のアクチユエータからの荷重の方向は一定で
あり、供試体の往復動作に伴なう側方からの荷重
の変動は起こらない。
〔実施例〕
以下、本考案の往復動試験機の一実施例を、第
1図ないし第3図を参照しながら説明する。
1は上下両端に取付座2,3を有する中空角柱
状の1対の支柱で、上端取付座2には梁5が、ま
た下端近傍には梁6がそれぞれ架設されており、
下端取付座3において架台4上に立設固定されて
いる。両支柱1,1の対向側面にはそれぞれ長手
方向(上下)に延びる直線軌道8が取付けられて
いる。
9は、下部側往復動テーブルで、その水平方向
両端には、直線軌道8と係合する軸受10が取付
けられており、下部の前記梁6に取付けられた往
復動アクチユエータ7によつて上下に往復移動を
行なう。また、11は上部側往復動テーブルで、
前記下部側往復動テーブル9と同様、水平方向両
端に、直線軌道8と係合する軸受12が取付けら
れており、上部の移動梁14に取付けられた往復
動アクチユエータ13によつて上下に往復移動を
行なう。上部側の往復動アクチユエータ13が取
着された前記移動梁14は、前記往復動テーブル
9,11と同様、その水平方向両端に、直線駆動
8と係合する軸受15が取付けられており、ねじ
軸16をハンドル17で正・逆回転することによ
り上下に移動し、後記する供試体38の軸方向長
さに応じて往復動アクチユエータ13の固定位置
を調整できるようになつている。
18は軸20を介して下部側往復動テーブル9
と、また19は軸21を介して上部側往復動テー
ブル11と、それぞれ連結された供試体取付金具
である。供試体38としてのシヨツクアブソーバ
は、その上下両端部39,40が前記供試体取付
金具18,19に結合される。
22は供試体38に軸23および掴み金具24
を介して水平方向(供試体38の往復動作の方向
と直角な方向)から荷重を加える側方のアクチユ
エータで、直線軌道8と係合する軸受27が取付
けられたブラケツト25および連結軸26を介し
て、下部側往復動テーブル9に連結されており、
すなわちこの側方のアクチユエータ22は、下部
側の往復動アクチユエータ7によつて、下部側往
復動テーブル9と一体に上下に変位する。
28は供試体38に一定の温度条件を付与する
ための恒温槽で、下部に設けられた2対の車輪2
9においてレール30上に支持されている。そし
て、供試体38に荷重を加えるための軸20,2
1,23の挿通部32,33,34は、シール部
材35,36,37によつて密閉されている。な
お、挿通部34は、側方のアクチユエータ22の
上下変位に伴なう軸23の上下変位を許容するよ
う長孔状となつている。31は恒温槽28を開閉
する扉である。
以上の構成において、供試体38は、下部側の
往復動アクチユエータ7の駆動により、下部側往
復動テーブル9および軸20を介して上下動する
供試体取付金具18と、上部側の往復動アクチユ
エータ13の駆動により、上部側往復動テーブル
11および軸21を介して上下動する供試体取付
金具19との間で上下に伸縮させられるととも
に、側方のアクチユエータ22によつて水平方向
への荷重が加えられ、これにより該供試体38の
内部材への適当な負荷が付与れる。
ここで、側方のアクチユエータ22からの荷重
を加える軸23先端の掴み金具24は、供試体3
8のうち、供試体取付金具18と固定された下端
部39と一体の部材38aを把持しており、この
掴み金具24、軸23および側方のアクチユエー
タ22と、供試体38における前記部材38a、
供試体取付金具18および軸20は、下部側往復
動テーブル9と一体に上下動するため、側方のア
クチユエータ22と、掴み金具24による供試体
38に対する把持部分との相対的な位置関係は、
供試体38の動作に拘らず、不変である。したが
つて、側方のアクチユエータ22から供試体38
への荷重は、該供試体38の動作方向に対して常
に直角な方向に加えられ、供試体38の動作に伴
なう該荷重の変動が起こらないので、当該試験機
の駆動は、安価な制御機器で制御することができ
る。しかも、側方のアクチユエータ22のロツド
軸受部には、揺動方向の荷重がかからないため、
耐久性の向上も期待できる。さらに、上記構成に
よると、恒温槽28を用いる場合において、側方
のアクチユエータ22は恒温槽28の外部にあ
り、該アクチユエータ22の耐久性が、恒温槽2
8内に設定される高温条件や低温条件による悪影
響を受けない。
なお、第1図ないし第3図には、供試体38を
恒温槽28内に収容したものが示されているが、
この恒温槽28は当該往復動試験機から取外すこ
とができる。また、上記実施例では、2つの往復
動アクチユエータ7,13によつて、供試体38
に押し・引き双方の荷重を与えるようにしてある
ため、直線軌道8とこれに係合する軸受10,1
2によつて動作方向が規制された2つの往復動テ
ーブル9,11を備えているが、一方からの荷重
が圧縮ばね等によつて付与される構成とすること
もでき、この場合は、前記動作方向の規制は往復
動アクチユエータ側だけで行なつてもよい。
また、供試体38の長さに応じて上部側の往復
動アクチユエータ13の固定位置を調整するため
の移動梁14は必ずしも必要ではなく、前記往復
動アクチユエータ13を固定的に取付けた構成と
したり、あるいは、下部側のアクチユエータ7を
他方の移動梁に取付けて位置調整可能としてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上、本考案によると、往復動アクチユエータ
により往復動作する供試体に、前記往復動作の方
向に対する側方から荷重を加える側方のアクチユ
エータを、前記往復動アクチユエータにより往復
移動する往復動テーブルと一体に連結したことか
ら、供試体の往復動作に拘らず、該供試体に対す
る側方のアクチユエータからの荷重が、常に一定
の方向から加わるようになり、前記往復動作に伴
なう側方からの荷重の変動がなくなるものであ
る。したがつて荷重変動を防止するための制御機
構を必要とせず、安価で高性能の試験機を提供で
きるほか、側方のアクチユエータに揺動方向の負
荷がかかることもなく、さらに、恒温槽を用いる
場合には、前記側方のアクチユエータは恒温槽の
外部に位置するようにできるため、耐久性も大幅
に向上するといつた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る往復動試験機の一実施例
を示す一部断面を表わす正面図、第2図は同じく
平面図、第3図は第1図におけるA−B−B−A
線断面図である。 1……支柱、2,3……取付座、4……架台、
5,6……梁、7,13……往復動アクチユエー
タ、8……直線軌道、9……下部側往復動テーブ
ル、10,12,15,27……軸受、11……
上部側往復動テーブル、14……移動梁、16…
…ねじ軸、17……ハンドル、18,19……供
試体取付金具、20,21,23……軸、22…
…側方のアクチユエータ、24……掴み金具、2
5……ブラケツト、26……連結軸、28……恒
温槽、29……車輪、30……レール、31……
扉、32,33,34……挿通部、35,36,
37……シール部材、38……供試体、39,4
0……端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 供試体を往復動作させる往復動アクチユエータ
    と、前記供試体に前記往復動作の方向と異なる一
    定の角度から荷重を加える側方のアクチユエータ
    とを備え、該側方のアクチユエータは、前記往復
    動アクチユエータによつて往復移動する往復動テ
    ーブルと一体に連結されてなることを特徴とする
    往復動試験機。
JP12047288U 1988-09-16 1988-09-16 Expired - Lifetime JPH053961Y2 (ja)

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JP12047288U JPH053961Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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JP12047288U JPH053961Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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JPH0243639U JPH0243639U (ja) 1990-03-26
JPH053961Y2 true JPH053961Y2 (ja) 1993-01-29

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JP4705884B2 (ja) * 2006-06-07 2011-06-22 公益財団法人鉄道総合技術研究所 鉄道車両用空気ばねの試験装置
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JPH0243639U (ja) 1990-03-26

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