JPH0539880Y2 - - Google Patents

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JPH0539880Y2
JPH0539880Y2 JP1986058212U JP5821286U JPH0539880Y2 JP H0539880 Y2 JPH0539880 Y2 JP H0539880Y2 JP 1986058212 U JP1986058212 U JP 1986058212U JP 5821286 U JP5821286 U JP 5821286U JP H0539880 Y2 JPH0539880 Y2 JP H0539880Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バイオテクノロジー取扱室、病院手
術室、無菌室、食品製造加工室等の高度の衛生状
態を必要とする部屋の内装材として適する内装用
表面材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、病院、手術室、食品加工室等の清潔に保
ちたい部屋の床面や壁面には、リノリユームや塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂からなるフロアボード
や壁板が提案施工されている。しかしながら、従
来のリノリユームや合成樹脂製のボード板、壁板
等は充分な耐候性、耐水性、耐汚染性、耐蝕性、
耐薬品性などを有していないため、雑菌とか汚水
や汚物などが付着し易く、又付着した場合なるべ
く早く拭き取るなどしないと不衛生であり、天
井、壁や床等にしみができたりして、長い間使用
したときにはかえつてきたなくなるなどの問題が
あつた。また、従来のものは耐薬品性特に耐消毒
薬性や耐殺虫剤性並びに耐候性に劣るため、満足
し得る充分な消毒・殺虫作業を行うことができ
ず、又長い間使用すると劣化し、表面に微小な割
れや凹凸ができ、そのためこれらの割れや凹凸に
雑菌、ほこり等が入り、汚れが落ちないという問
題も生ずる。これらの欠点を防止するため、表面
保護材を現場貼合わせをしたり塗料を塗布したり
しているが、作業性が悪く表面にしわ、ふくれが
生じたり、劣化の問題があるため、しばしば貼り
替えたり、塗り替えなければならないという問題
を生じている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の表面材例えばリノリユームや合成樹脂製
ボードは、接着剤を用いて床面や壁面に隙間なく
貼られているため、これらを貼替えるときには容
易に貼替えられないという問題を有する。すなわ
ち、ボードはその使用目的から、耐候性、耐溶剤
性、耐薬品性のものからなるため、接着剤を溶剤
でとかすためには僅かな隙間から溶剤を浸入させ
なければならず、そのため長時間を要する。ま
た、機械的に無理にボードを引き剥すと、床面や
壁面が損われるという別な問題を生ずる。
また、ボードを貼替えるとき、前の接着剤を落
すための溶剤が残つていたりするとボードを貼つ
たのちにボードが軟質シート状であるときボード
表面にふくれとなつて現われるという欠点を有す
る。このことは、貼付け時に施工面とボード面の
間に空気が入つたときも同様である。
一方、塗料を塗布する方法では、同様に耐候
性、耐薬品性、耐溶剤性の塗料を用いるため、塗
膜を掻き落さなければならないという問題を有す
る。
本考案は上記従来の問題点を解決するためのも
ので、耐候性、耐汚染性、耐薬品性、耐蝕性に優
れ殺菌やほこりの付着を防止し、かつ払拭性に優
れた弗素樹脂系フイルムを最表面に有するもの
で、施工が容易であり、また施工後表面にふくれ
やしわ、剥れがなく、かつ貼替えが容易な内装用
表面材を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の内装用表面材は、合成紙又は合成樹脂
フイルムの基材の表面に、必要に応じて印刷又は
及び着色層を設け、次いでその上面にドライラミ
ネーシヨン層を介して紫外線(以下、UVと略
記)吸収剤を含んでもよい透明な弗素樹脂系フイ
ルムを順次積層し、かつ基材の裏面にアルミはく
を介し又は介せず紙を積層してなることを特徴と
する。
本考案において、基材表面への弗素樹脂系フイ
ルムの積層は、無溶剤系接着剤によるドライラミ
ネーシヨンによつて行われる。このように、ドラ
イラミネートすることにより、本考案内装用表面
材を施工する際又は施工後、多少の温度が加わつ
ても、溶剤や水分が気化膨張して表面材が膨れ上
ることがない。
弗素樹脂系フイルムとしては、弗素樹脂を含有
する樹脂フイルムであつてもよいが、好ましくは
弗素樹脂単独よりなるものがよい。
弗素樹脂としては、例えばポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−
パ−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体
(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体(FEP)、ポリクロロト
リフルオロエチレン(PCTFE)、テトラフルオ
ロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、クロ
ロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体
(ECTFE)、ポリビニリデンフルオライド
(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PVF)等
があげられる。
また、これらの弗素樹脂を含むためのベース樹
脂としては、それぞれの特性を有するポリスルホ
ン、アルキツド樹脂、アミノ樹脂、ポリエステル
樹脂、フエノール樹脂、アリル樹脂、ポリアリル
スルホン、ウレタン樹脂、ポリベンズイミダゾー
ル、ポリアミドイミド、ポリフエニレンサルフア
イド、ポリフエニレン、ポリフエニレンオキシ
ド、オキシベンゾイルエステル、ポリエーテルス
ルホン、ポリイミド、エポキシ樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、アイオノマー、アクリル樹
脂、ナイロン、ポリ塩化ビニル等が利用できる。
弗素樹脂の含有量は、10%(重量)以上で目的
とする特性が得られる範囲内で含有されるが、特
に50%以上含有させるとよい。
弗素樹脂系フイルムの厚さは、目的に応じて異
なるが、10〜100μ程度のものを用いるとよい。
弗素樹脂系フイルムには、耐候性を向上させる
目的でUV吸収剤を添加するとよい。UV吸収剤
としては、プラスチツクや塗料などこの種の分野
で従来より使用されていたものが使用できる。添
加量も同様に従来量で添加される。本考案の内装
用表面材は、無菌室など常に紫外線に照射されて
いる場所に用いられる場合が多いことから、UV
吸収剤の添加は特に必要である。UV吸収剤の添
加により、下層の劣化を防止することができる。
また、本考案の内装用表面材は、長期間の使用
でも、表面が劣化されたり、また表面が凹凸とな
らないように、無色顔料及び体質顔料等を含まな
い透明のものを使用する。なお、透明を害わない
範囲であれば変色の少い染料で着色してもよい。
弗素樹脂系フイルムの下部に積層される基材と
しての合成紙としては、不織布等の合成紙のほか
に紙を樹脂加工したものなどが用いられる。ま
た、合成樹脂フイルルとしては、ポリプロピレン
(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリアクリルのフ
イルムなどが使用できる。これらは必要に応じ
て、下面にアルミはくを貼合わせたものが用いら
れる。
合成紙、合成樹脂フイルム、貼合わせ品の厚さ
は、目的によつて異なるが加工性や取扱い上から
10〜200μ、好ましくは10〜100μの間で選択する
とよい。合成紙又は合成樹脂フイルムは予じめ着
色されたものであつてもよい。
基材の表面には必要に応じ着色又は及び印刷を
直接施してもよく、また着色又は及び印刷された
フイルムを貼りあわせ、内装材の意匠的効果を向
上させることができる。着色又は及び印刷は、そ
の上面に弗素樹脂系フイルムがあるため、特別な
インキを使用す必要はない。しかし、耐光性のあ
るもの例えば顔料系の着色材を含むものを使用す
るとよい。
基材と弗素樹脂系フイルムとは、前記した如
く、ドライラミネーシヨンによつて貼合わせる。
ドライラミネーシヨンに使用する接着剤として
は、特に限定されないが、例えばウレタン系、ポ
リエステル系、アクリル系樹脂等があげられる。
基材の裏面に積層される紙としては特に限定さ
れないが、本考案表面材を施工面に貼付けたと
き、表面材と施工面との間に残留した気体を容易
に外部に脱気させることができ、また多少の気体
は紙中に吸収してふくれなどの貼りむらを生じさ
せないような材質のものがよい。このほか貼替え
時に表面材を引剥すとき容易に層間剥離して、施
工面を損うこなく、剥ぎとれるようなものがよ
い。
更に又、施工時の接着剤の塗布むらによる凹凸
をも吸収できるようなものがよい。
上記の理由から、適度の通気性と厚さを有する
ものがよく、また防火性能の向上を考慮して、不
燃紙又は難燃紙であると更によい。より具体的に
は、紙の厚さは200〜500μ位がよい。
上記紙を基材に積層するための接着剤として
は、耐水性、耐熱性がよく、下面の紙への適度の
浸透性を有するものを用いるとよいが、紙の層間
剥離を阻害しないものがよい。例としては、アク
リル系、酢酸ビニル系樹脂等があげられるが、目
的に応じて溶融ポリエチレンでラミネートしても
よい。
本考案の表面材は、接着剤を用いて床面、壁面
などの施工面に貼付けられるが、必要に応じ基材
裏面の紙面に粘着材等の接着剤を塗布し、必要に
応じその粘着剤面に離型紙を貼合せたものとして
供給し、離型紙を剥して施工できるようにしても
よい。離型紙としては、特に限定されないが、片
面又は両面に離型剤処理された紙フイルムなどが
使用される。
また、本考案表面材は最表面が弗素樹脂系フイ
ルムよりなるため、裏面に粘着剤を塗布した表面
材をロール状として上記離型紙を省略することも
できる。
表面材の裏面に塗布する接着剤は、粘着剤のほ
か、水または有機溶剤で濡らすと接着性を示す接
着剤であつてもよい。
本考案の内装用表面材は、天井材、床材とし
て、また壁材として天井面、床面、壁面に張設さ
れる。1枚の大きさを通常の建材と同様な大きさ
としてもよく、また壁紙と同様に巻物状としても
よい。施工に際しては、接着剤にて目的場所に貼
付ける。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例をあげて説明するが、本
考案はこれらの例に限定されるものではない。
第1図は、本考案の基本的な積層構造を示す一
例で、1は合成紙又は合成樹脂フイルムからなる
基材、2は着色又は及び印刷層、3はドライラミ
ネーシヨン層、4は弗素樹脂系フイルム、5は接
着剤、6は紙を示す。
第2図は、他の実施例を示す断面図で、基材1
としてアルミはく12に合成紙又は合成樹脂フイ
ルム11を貼合わせたものを用い、また着色層2
1の上に印刷層22を施し、紙6の面に粘着剤7
を塗布し、粘着剤7の上面を離型紙8で覆つた例
を示す。
第3図は本考案内装用表面材Aを床材として床
9面上に張設した例を示す。
なお、本考案表面材は、天井材や床材として用
いるときも、又壁紙として用いるときも、直接コ
ンクリート面に接着剤を用いて貼付けることがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案の内装用表面材は、最表面に顔料等を含
まない弗素樹脂系フイルムが位置しているため、
弗素樹脂特有の耐候性、耐薬品性、耐蝕性や防汚
性などに優れている。そして雑菌、汚れ等が付着
しにくく、付着しても弗素樹脂の非接着特性によ
り容易に落剥又は拭き取ることができるため、表
面に有機物等が付着することが無く、常に清潔に
保つことができる。そのため、表面材の表面に雑
菌や菌が培養されるような物質や、ゴミ、異物等
も付着せず、また付着しても簡単に除去できるの
で、常に高度の衛生状態を保つことができる。
また更に、弗素樹脂系フイルムは、耐薬品性特
に耐消毒性、耐酸、耐アルカリ性、耐溶剤にも優
れているので、化学薬品を取扱う実験室や、内装
材の消毒薬や殺虫剤による劣化が無いため充分な
消毒・殺虫作業が実施でき、常に清潔に保つこと
ができるので、バイオテクノロジー取扱室、殺菌
室、無菌室、手術室、クリーンルーム、食堂、食
品製造加工室等高度の衛生管理室用内装用ボード
として使用できる。
本考案表面材は上記の如く、基材の裏面に紙6
の層を設けたため、施工にあたり従来の如く表面
材と施工面との間に空気が残留するのを考慮する
必要がなく、また施工時の接着剤も溶剤などの接
着剤を使用しても、溶剤などが気化して施工表面
にふくれを生じさせることを考慮することなく施
工できる。
更にまた、接着剤の塗布むら等も上記紙6が吸
収するため、塗布むらによる仕上げ面のみだれも
ない。
本考案の表面材は上記紙の層間剥離を利用して
施工面から容易に引剥すことができるため、随時
容易に貼替えることができ常に新しい表面を得る
ことができるなど、種々の優れた効果を奏する。
本考案の表面材は内装材として主として使用さ
れるが、外装材として用いてもよく、また一般家
庭で例えば台所、トイレ、風呂場などに用いても
よいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案の各実施例を示す拡
大断面図、第3図は本考案表面材の使用の一例を
示す斜視図である。 図中、1……基材、11……合成紙又は合成樹
脂フイルム、12……アルミはく、2……印刷又
は着色層、21……着色層、22……印刷層、3
……ドライラミネーシヨン層、4……弗素樹脂系
フイルム、5……接着剤、6……紙、7……粘着
剤、8……離型紙、9……床。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 厚さ10〜200μの合成紙又は合成樹脂フイル
    ムの基材の表面に、必要に応じて印刷又は及び
    着色層を設け、次いでその上面にドライラミネ
    ーシヨン層を介して50重量%以上の弗素樹脂を
    含有し紫外線吸収剤を含む厚さ10〜100μの透
    明弗素樹脂系フイルムを積層し、かつ基材の裏
    面にアルミはくを介して厚さ200〜500μの紙を
    積層したことを特徴とする内装用表面材。 (2) 内装用表面材の裏面の紙面に粘着剤を塗布
    し、該粘着剤面を離型紙で覆つてなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    内装用表面材。
JP1986058212U 1986-04-17 1986-04-17 Expired - Lifetime JPH0539880Y2 (ja)

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JP1986058212U JPH0539880Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56154059A (en) * 1980-04-30 1981-11-28 Toppan Printing Co Ltd Composite decorative sheet and its manufacture
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JPS62170222U (ja) 1987-10-28

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