JPH0540231Y2 - - Google Patents

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JPH0540231Y2
JPH0540231Y2 JP17928684U JP17928684U JPH0540231Y2 JP H0540231 Y2 JPH0540231 Y2 JP H0540231Y2 JP 17928684 U JP17928684 U JP 17928684U JP 17928684 U JP17928684 U JP 17928684U JP H0540231 Y2 JPH0540231 Y2 JP H0540231Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は強度部材がアルミ等の金属材料製であ
る場合に特に製作容易で外観も良好な格子組込建
具に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
格子組込建具は昔から木材で造られてきたが、
最近はアルミ等の金属材料からも製作され実用化
されるようになつてきている。その従来の格子組
込構造の要点を第9図により説明する。格子部材
11の先端には突起状の嵌入片11aが設けられ
ており、この格子部材11が直接取り付けられる
付子12の嵌入面には格子部材11の嵌入片11
aが嵌入される嵌入孔12aが穿設されており、
そして建具内に相対して固定された付子12の各
嵌入孔12aに複数の格子部材11両端の嵌入片
11aがそれぞれ嵌入されていて格子が構成され
ているのである。
しかしながらこのような従来の格子組込建具で
は、付子12の嵌入孔12aが付子12の幅方向
の両側面上に縁部を残して穿設されるため嵌入孔
12aの位置を付子12の長さ方向においてばか
りでなく幅方向においても正確に定めなければな
らないからその製作は困難であり、その困難性を
緩和させるために嵌入孔12aのサイズを大きく
すると格子部材11の取付状態にガタツキを生じ
させる。また、このような嵌入孔12aは通常ダ
イス及びポンチを使用する打抜きによつて形成さ
れるが、打ち抜かれた後の嵌入孔12aの周辺で
は表面の金属組織が破壊されて第9図に示すよう
に微細なひび割れが生じて外観及び耐食性に問題
を生ぜしめ、更に付子12の断面が四周を囲まれ
た中空部材であれば、ダイス支持の点で嵌入孔1
2aを正確な位置に穿設することの困難性は一層
増加する。
このような欠点を解消する構造として、実公昭
58−5027号公報には、長手装飾材と同じ幅を有す
る嵌入面の全幅に亘り所定深さだけ切除された開
口部を有しこの開口部にそれぞれ長手装飾材が嵌
入されている装飾材(付子)が建具の強度部材の
対向する2辺の内周面に設けられている一方の支
持面に当接され、装飾材(付子)の他面に当接せ
しめられたガラスなどの板状体が強度部材の他方
の支持面との間に嵌入して突設された弾性材より
成る取付け材で挟持された構造の枠体の装飾構造
が開示されている。しかしながら、このような構
造では長手装飾材が嵌入されている装飾材を工事
等で製造して現場に搬入して枠体(強度部材)に
固定しようとしても長手装飾材は装飾材の長手方
向に対して直角な方向には自由に移動できるため
に運搬中の振動などで長手装飾材が装飾材の長手
方向に対して直角な方向にズレていてその位置を
修正する作業を必要とする問題点がある他、長手
装飾材が嵌入されている装飾材を支持する一方の
部材が板状体と強度部材の他方の支持面との間に
嵌入して突設された弾性材より成る取付け材であ
るため長手装飾材や板状体をこの弾性材より成る
取付け材が存在する側に強く押すと長手装飾材や
板状体が強度部材から簡単に外れてしまつて長手
装飾材に格子としての役目を付与することができ
ないばかりでなく、長手装飾材が嵌入されている
装飾材を強度部材に固定するために現場で新たに
使用する取付け材という弾性部材を別途準備しな
ければならず作業性においても劣るという問題点
があつた。
また、実開昭52−99396号公報には、断面が箱
形で1側面が開口して長手方向に沿う溝を有しこ
の溝の下方の側壁の縁より帯状延設片が溝開口面
に張出しており且つ反対側の壁に段差部が形成さ
れている格子枠(付子)の組子取付壁に溝開口側
の縁より組子取付壁に直交する壁の内面に至るま
で切欠した切欠部を設け、この切欠部に断面形状
が中空の組子(格子部材)を挿入して組子の先端
を段差部が溝内に張出して形成された受台で支持
し且つ溝の下方の側壁の縁より溝開口面に張出し
ている帯状延設片にその縁より基端にわたり形成
されている2列の切込み間で溝内側方向に折り曲
げられた舌片を組子(格子部材)の空洞内に差し
込んで、格子枠(付子)に組子(格子部材)を係
止固定する構造が開示されている。しかしなが
ら、このような構造では格子枠の幅が組子の幅と
同一ではないので組子を挿入する切欠部を格子枠
に形成するのに鋸刃のような切削具を使用できず
ポンチとダイスとを使用しなければならないので
打ち抜かれた後の切欠部の周辺で表面の金属組織
が破壊されて微細なひび割れが生じて外観及び耐
食性に問題が生じ、更に格子枠の断面形状が一方
にのみリツプ(帯状延設片)が存在する特殊な溝
形でなければならないばかりかこのリツプの所定
位置に2列の切込みを設けると共に溝内側方向に
折り曲げて舌片を形成しなければならず、しかも
組子はその断面形状が中空でなければならないな
どの制約が多々存在するな問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来技術の各問題点を解消し、金
属材料からの製作が容易で外観も良好であり、工
場等で製造して現場に搬入して枠体(強度部材)
に固定するまでに運搬中の振動などがあつても格
子部材が付子に対して移動することがなく、しか
も弾性部材を一切使用しないので格子を強固に固
定できる格子組込建具に関するものであつて、格
子部材と同じ幅を有する嵌入面の全幅に亘り所定
深さだけ切除された開口部を有する付子が建具の
強度部材の少なくとも2辺の内周面に嵌入されて
いるアタツチメントに設けられている前記格子部
材と同じ幅の開口部に嵌入されて固定されてお
り、前記付子に設けられている開口部にそれぞれ
上記格子部材が嵌入されていることを特徴とす
る。
以下、本考案を図面によつて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る格子組込建具の1実施例の
正面図、第2図は第1図中のA−A線断面拡大
図、第3図は第1図中のB−B線断面拡大図、第
4図イ及びロはそれぞれ格子部材の例の一部を示
す斜視図、第5図イ及びロはそれぞれ本考案に使
用する付子の例の一部を示す斜視図、第6図イ,
ロ及びハはそれぞれ付子を嵌入せしめられるアタ
ツチメントの例を示す斜視図、第7図は第5図イ
に示す付子が第6図ロに示すアタツチメントを介
して強度部材に嵌入せしめられた状態を示す斜視
図、第8図は竪横両框の2方向にそれぞれ垂直で
直交して組まれた格子部材が嵌入されている付子
が更にアタツチメントに嵌入されておりこのアタ
ツチメントが竪横の補強部材に組込まれる前の状
態の説明図である。
図面中、1は格子部材であつて幅wと厚さtと
を有し、第4図イの如く中実体であつても、また
同図ロの如く中空体であつても良い。2は格子部
材1が嵌入により直接取り付けられる付子であつ
て後記する如く建具の框材等の強度部材3の内周
面に嵌入されるアタツチメント4に設けられてい
る前記格子部材1と同じ幅の開口部に嵌入されて
固定されるものであり、従つて框材等に沿つて同
じ方向に固定されるものである。この付子2は高
さhを有しており第5図イの如く断面コ字状であ
る場合の他の第5図ロの如き中空体であつても良
い。付子2の嵌入面2aは格子部材1の幅wと同
じ幅を有しており、そしてその全幅に亘り所定の
深さdだけ切除された開口部2bが形成されてい
る。この付子2の嵌入面2aに形成される開口部
2bは後記する如く格子部材1が嵌入されるもの
であるから、格子の方向が建具の框材等の強度部
材3に対し垂直な場合には第5図イの如く開口部
2bの深さ方向は嵌入面2aに対し垂直であり、
そして付子2の長さ方向に平行な開口部2bの切
除幅(以下、単に切除幅と言う)は格子部材1の
厚さtと同じである。また、格子の方向が建具の
框材等の強度部材3に対し斜方向(框材に垂直な
方向と成す角度、従つて付子2の嵌入面2aに垂
直な方向と成す角度をθとする)の場合には第5
図ロの如く開口部2bの深さ方向は嵌入面2aに
対し同じ角度の斜方向であり、開口部2bの切除
幅(第5図ロ中t′で示す)はその斜方向の程度に
相応して格子部材の厚さよりも大きく(t′=
tsecθ)なつている。このような付子2は建具の
強度部材3例えば第2図及び第3図に示す如く竪
框3a、上框3b、下框3c、中桟3dの少なく
とも2辺の内周面に嵌入されて強度部材3に沿つ
て同じ方向に固定されている。この強度部材3の
内周面への付子2の嵌入は、アタツチメント4に
嵌入されていてそのアタツチメント4が強度部材
3(第2図では上框3bと中桟3d、中桟3dと
下框3cであり、第3図では竪框3aと竪框3
a)の内周面に嵌入されることによりなされる。
このアタツチメント4は、第6図の如く断面コ状
であつて且つ開口部の内径w′と深さh′とがそれぞ
れ付子2の幅wと高さhとほぼ同じものイか、そ
の開口部の両端縁からの一方ロまたは両方ハから
開口面と同一延長面にリツプ部4aを設けられた
ものが示される。そしてこのアタツチメント4や
強度部材3には付子2が嵌入されたアタツチメン
ト4を強度部材3に嵌入したときにガタツキを防
止するための僅かな突起部を所々に設けておくの
が好ましい。このように付子2をアタツチメント
4に嵌入すると、付子2の開口部2bはその側壁
側の部分がアタツチメント4により完全に遮蔽さ
れて嵌入面2aにのみ開口することになり、付子
2に嵌入された格子部材1は付子2の長手方向へ
も長手方向に直交する方向へも移動できない状態
となる。
格子部材2の組込み態様は、一方向でも二方向
に交差しても良く、また上記いずれの場合でも格
子部材2の組込み方向は建具の強度部材3に垂直
である必要はなく斜方向であつても良い。従つて
付子2が嵌入されて固定されているアタツチメン
ト4は強度部材3の少なくとも2辺に嵌入される
ことが必要であり、そしてその2辺の強度部材3
は必ずしも相対している必要はなく格子模様のデ
ザインによつては隣接する2辺である場合があ
る。更に建具の外形従つてその外形を構成してい
る強度部材3が構成する構造体の形状は直角四辺
形の他、例えば五角形などであつても良い。
〔付子の製作方法及び建具組立方法〕
付子2の製作は、素材が第5図イの如く断面が
コ状であつても同図ロの如くロ状であつても、格
子部材1の厚さtと同一厚さの鋸刃を用いた鋸引
きにより開口部2bを簡単に形成させることが出
来る。その他の各部材は通常き方法により製作す
ることが出来る。このようにして製作された各部
材から格子組込建具を組立てるには例えば次の如
く行う。第8図に示す如く所定の方向に配置した
格子部材1を付子2の開口部2bに嵌入せしめ、
この付子2をアタツチメント4に嵌入せしめた後
に、このアタツチメント4の方向に合わして強度
部材3を近付け更に押し進めてアタツチメント4
を強度部材3に嵌入させて各方向の格子部材1と
更に他の部材とを含めて必要な連結・固定を行つ
て建具を組立てる。
〔作用及び効果〕
本考案に係る格子組込建具は、格子部材の端部
に突起状の嵌入片を設けず端部をそのまま嵌入に
使用するから格子部材端部の加工の必要がない。
またその格子部材が嵌入せしめられる付子の開口
部は付子の全幅に亘つて形成させているから、そ
の位置を正確にするには付子の長さ方向において
のみ定めれば良いから位置を正確にすることは容
易であり、この位置決めした部分をポンチとダイ
スとを使用して打ち抜いた嵌入孔の如くその周辺
で表面の金属組織を破壊して微細なひび割れを生
じさせる加工方法ではない鋸刃を用いた鋸引き方
法が採用できるので外観及び耐食性に問題が生じ
ることがないと共に開口部の加工も容易である。
更に格子部材が嵌入せしめられる付子の面の両側
壁はアタツチメントにより完全に遮蔽されている
ので格子部材が嵌入せしめられる付子がアタツチ
メントに嵌入されている状態に工場等で製造して
現場に搬入して強度部材に固定する場合に運搬中
の振動などで格子部材が格子部材の長手方向に対
して直角な方向にはズレないのでその位置を修正
する作業を必要とせず、また弾性体の如き格子の
固定を不確実にする部材も存在しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る格子組込建具の1実施例
の正面図、第2図は第1図中のA−A線断面拡大
図、第3図は第1図中のB−B線断面拡大図、第
4図イ及びロはそれぞれ格子部材の例の一部を示
す斜視図、第5図イ及びロはそれぞれ本考案に使
用する付子の例の一部を示す斜視図、第6図イ,
ロ及びハはそれぞれ付子を嵌入せしめられるアタ
ツチメントの例を示す斜視図、第7図は第5図イ
に示す付子が第6図ロに示すアタツチメントを介
して強度部材に嵌入せしめられた状態を示す斜視
図、第8図は竪横両框の2方向にそれぞれ垂直で
直交して組まれた格子部材が嵌入されている付子
が更にアタツチメントに嵌入されておりこのアタ
ツチメントが竪横の補強部材に組込まれる前の状
態の説明図、第9図は従来の格子組込構造の要点
を示す図である。 1……格子部材、2……付子、2a……嵌入
面、2b……開口部、3……強度部材、3a……
竪框、3b……上框、3c……下框、3d……中
框、4……アタツチメント、4a……リツプ部、
11……格子部材、11a……嵌入片、12……
付子、12a……嵌入孔、w……格子部材の幅、
付子の嵌入面の幅、w′……アタツチメントの開
口部の内径、t……格子部材の厚さ、付子の開口
部の切除幅、t′……付子の開口部の切除幅、d…
…付子の開口部の深さ、h……付子の高さ、h′…
…アタツチメントの開口部の深さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 格子部材1と同じ幅wを有する嵌入面2aの全
    幅に亘り所定深さdだけ切除された開口部2bを
    有する付子2が建具の強度部材3の少なくとも2
    辺の内周面に嵌入されているアタツチメント4に
    設けられている前記格子部材1と同じ幅w′の開
    口部に嵌入されて固定されており、前記付子2に
    設けられている開口部2bにそれぞれ上記格子部
    材1が嵌入されていることを特徴とする格子組込
    建具。
JP17928684U 1984-11-28 1984-11-28 Expired - Lifetime JPH0540231Y2 (ja)

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JPS6194187U JPS6194187U (ja) 1986-06-18
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