JPH0540660U - メカニカルシール - Google Patents
メカニカルシールInfo
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- JPH0540660U JPH0540660U JP9679691U JP9679691U JPH0540660U JP H0540660 U JPH0540660 U JP H0540660U JP 9679691 U JP9679691 U JP 9679691U JP 9679691 U JP9679691 U JP 9679691U JP H0540660 U JPH0540660 U JP H0540660U
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Landscapes
- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールリング5に対する密封対象流体Aの圧
力Pの分布が、圧力Pによる作動用パッキン4の圧縮量
の変化に影響されないようにする。 【構成】 回転側のシールリング5が、スプリング7の
付勢力でコンプレッションリング6を介して静止側のメ
イティングリング3方向へ押圧され、密封対象流体Aが
シールリング5とメイティングリング3の摺動面Sの外
周に達する空間に存在するメカニカルシールにおいて、
コンプレッションリング6が、シールリング5側へ突出
する筒状部61と、この筒状部61の内径側に形成され
てシールリング5側と対向する環状凹部62を有し、作
動用パッキン4が、シールリング5の背面内径部52
と、筒状部61の内周面に密接した構成とする。
力Pの分布が、圧力Pによる作動用パッキン4の圧縮量
の変化に影響されないようにする。 【構成】 回転側のシールリング5が、スプリング7の
付勢力でコンプレッションリング6を介して静止側のメ
イティングリング3方向へ押圧され、密封対象流体Aが
シールリング5とメイティングリング3の摺動面Sの外
周に達する空間に存在するメカニカルシールにおいて、
コンプレッションリング6が、シールリング5側へ突出
する筒状部61と、この筒状部61の内径側に形成され
てシールリング5側と対向する環状凹部62を有し、作
動用パッキン4が、シールリング5の背面内径部52
と、筒状部61の内周面に密接した構成とする。
Description
【0001】
本考案は、回転軸周を密封するメカニカルシールに関し、とくに、高圧流体の 密封に適したものに関する。
【0002】
従来から、メカニカルシールの一種として、図3に示すようなものがある。す なわち、このメカニカルシールは、ハウジング1の軸孔開口部に気密的に嵌着固 定された静止側のメイティングリング3と、回転軸2の外周面に作動用パッキン 4を介して軸方向移動自在に装着された回転側のシールリング5と、このシール リング5をコンプレッションリング6を介してメイティングリング3側へ押圧す るスプリング7とを含み、非回転のメイティングリング3に対して回転軸2と一 体に回転するシールリング5が密接摺動することによって、その摺動面Sの外周 に達する密封対象流体Aを密封するものである。作動用パッキン4は、シールリ ング5の内径部に形成されてコンプレッションリング6側へ延びる環状凹部8内 に保持されている。
【0003】
上記構成において、シールリング5に対する密封対象流体Aの圧力Pは、図4 に示すように分布している。すなわち、作動用パッキン4によるシール部から摺 動面S側の部分5aでは、圧力Pがシールリング5の外周面にのみ作用するので 径方向に対して圧力Pがアンバランスな状態にあり、また、作動用パッキン4よ りもコンプレッションリング6側の部分5bでは、前記圧力Pはシールリング5 の内周側からも作用するので、径方向に対して圧力バランス状態にあり、したが って、シールリング5は、摺動面S側が僅かに縮径されるように傾斜変形を受け る。
【0004】 ところが、上記従来構造によると、密封対象流体Aの圧力Pによって前記環状 凹部8の端面8aに押し付けられている作動用パッキン4の軸方向幅Wは、前記 圧力Pの上昇によって減少するので、シールリング5の圧力バランス部分5bの 幅が増大し、しかも圧力Pの上昇によって作動用パッキン4の軸方向圧縮量が大 きくなると、この作動用パッキン4による径方向の反発荷重Fも増大する。した がって圧力Pの変化に伴って前記圧力分布が変化してしまい、シールリング5の 傾斜変形の度合が著しく変化するので、摺動面Sの密接状態が不安定になる問題 があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、シールリングに対する密封対象流体の圧力分布が、前記圧力による作動用パ ッキンの圧縮量の変化に影響されないようになすことにある。
【0006】
上記課題を解決するため、本考案は、回転側のシールリングが、スプリングの 付勢力でコンプレッションリングを介して静止側のメイティングリング方向へ押 圧され、シールリングと回転軸との間に、回転軸と摺動自在の作動用パッキンが 介装され、密封対象流体がシールリングとメイティングリングの摺動面の外周に 達する空間に存在するメカニカルシールにおいて、コンプレッションリングが、 シールリング側へ突出する筒状部と、この筒状部の内径側に形成されてシールリ ング側と対向する環状凹部を有し、作動用パッキンが、シールリングの背面内径 部と、前記筒状部の内周面に密接してなる構成としたものである。
【0007】
上記構成によると、作動用パッキンは、コンプレッションリングの内径の環状 凹部内に保持されて、回転軸の外周面とコンプレッションリングの筒状部との間 で圧縮されるとともに、密封対象流体の圧力によってシールリングの背面内径部 に密接して、回転軸とシールリングの間のシールを行なうものであり、すなわち 、この作動用パッキンはシールリングの内周面と密接していないので、圧力変動 による作動用パッキンの変形によってシールリングに対する圧力分布が変化する ことがない。
【0008】
次に、本考案に係るメカニカルシールを、図1及び図2に示す一実施例を参照 しながら説明する。なお、この実施例は、先に述べた図3及び図4の従来例と同 種のメカニカルシールに本考案を適用したものであるため、構成が先の従来例と 重複する部分については、同一符号をもって示し、その説明は省略する。
【0009】 このメカニカルシールは、コンプレッションリング6に、シールリング5側へ 突出する筒状部61と、この筒状部61の内径側に形成されてシールリング5側 と対向する環状凹部62を有する。また、シールリング5の背面外径部に突出形 成された係合突起51が、コンプレッションリング6の筒状部61の外周部に形 成された係合切欠63と周方向に係合しており、この係合によって、回転軸2側 からの回転力がシールリング5に伝達される。シールリング5と回転軸2の間を シールする作動用パッキン4は、前記環状凹部62内であって筒状部61の内周 面と回転軸2の外周面との間に介在し、コンプレッションリング6側から作用す る密封対象流体Aの圧力によって、シールリング5の背面内径部52と密接して いる。
【0010】 上記構成において、シールリング5に径方向に作用する密封対象流体Aの圧力 Pは、図2に示すように分布している。すなわち、作動用パッキン4とシールリ ング5の背面内径部52との密接によるシール部から摺動面S側の部分53では 外周面にのみ作用するので径方向に対してアンバランスな状態にあり、また、そ れ以外の部分である係合突起51では、その外周面に作用する圧力Pと、コンプ レッションリング6の筒状部61の外周の係合切欠63内に侵入した前記密封対 象流体Aの圧力Pとが径方向にバランスしている。
【0011】 ここで、上記圧力分布は、圧力Pの変動による作動用パッキン4の軸方向圧縮 量の変化に関係なく、常に一定である。これは、作動用パッキン4の外径がコン プレッションリング6の筒状部61の内周面と密接しており、この密接部の変位 がシールリング5への圧力分布に関与することはないからである。また、シール リング5は、環状凹部62内へ侵入した密封対象流体Aの圧力によって軸方向に 圧縮される作動用パッキン4の径方向への反発力も受けない。このため、圧力P の変動によるシールリング5の傾斜方向の歪量、ひいては摺動面Sの傾斜歪量の 変化が抑制され、摺動状態を安定させることができる。またこのため、圧力Pに よる摺動面Sの傾斜歪量の予測が容易であり、予測値に基づいてあらかじめ摺動 面Sを適切な形状に加工しておくことが可能となるので、メイティングリング3 との安定した密接状態を得ることができる。
【0012】 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではない。例えば作動用パッキ ン4としては、図示の断面円形のOリング形のほか、断面矩形状のものやV字形 のもの等、他の形状のパッキンを用いた場合でも同様に適用可能である。
【0013】
以上、本考案によると、回転軸とシールリングの間のシールを行なう作動用パ ッキンは、シールリングの内周面と密接せず、コンプレッションリングに形成し た筒状部の内周面に保持されているので、作動用パッキンの変形によってシール リングに対する密封対象流体の圧力分布が変化することがなく、したがって、圧 力変動に拘らずメイティングリングとの安定した密接摺動状態を得ることができ る。
【図1】本考案に係るメカニカルシールの一実施例を機
器との関係とともに示す半断面図である。
器との関係とともに示す半断面図である。
【図2】同じく作用説明図である。
【図3】従来構造に係るメカニカルシールの一例を機器
との関係とともに示す半断面図である。
との関係とともに示す半断面図である。
【図4】同じく作用説明図である。
1 ハウジング 2 回転軸 3 メイティングリング 4 作動用パッキン 5 シールリング 6 コンプレッションリング 7 スプリング 52 背面内径部 61 筒状部 62 環状凹部 A 密封対象流体 S 摺動面
Claims (1)
- 【請求項1】 回転側のシールリングが、スプリングの
付勢力でコンプレッションリングを介して静止側のメイ
ティングリング方向へ押圧され、シールリングと回転軸
との間に、回転軸と摺動自在の作動用パッキンが介装さ
れ、密封対象流体が、シールリングとメイティングリン
グの摺動面の外周に達する空間に存在するメカニカルシ
ールにおいて、コンプレッションリングが、シールリン
グ側へ突出する筒状部と、この筒状部の内径側に形成さ
れてシールリング側と対向する環状凹部を有し、作動用
パッキンが、シールリングの背面内径部と、前記筒状部
の内周面に密接してなることを特徴とするメカニカルシ
ール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9679691U JP2550712Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | メカニカルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9679691U JP2550712Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | メカニカルシール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540660U true JPH0540660U (ja) | 1993-06-01 |
| JP2550712Y2 JP2550712Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=14174594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9679691U Expired - Fee Related JP2550712Y2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | メカニカルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550712Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190092728A (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 박경용 | 오일 실링장치 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP9679691U patent/JP2550712Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190092728A (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 박경용 | 오일 실링장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2550712Y2 (ja) | 1997-10-15 |
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