JPH0540959U - 無線通信式記憶媒体の保持具 - Google Patents

無線通信式記憶媒体の保持具

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JPH0540959U
JPH0540959U JP9029591U JP9029591U JPH0540959U JP H0540959 U JPH0540959 U JP H0540959U JP 9029591 U JP9029591 U JP 9029591U JP 9029591 U JP9029591 U JP 9029591U JP H0540959 U JPH0540959 U JP H0540959U
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秀一 谷澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶媒体の着脱を容易にすると共に、他物と
の接触があっても記憶媒体の損傷を回避するようにさせ
る。 【構成】 記憶情報を無線通信自在で、且つ、表裏面の
いずれかが通信面に構成された偏平ブロック状の記憶媒
体1を着脱自在に保持し、記憶媒体1の通信面を露出さ
せる開口2と、記憶媒体1の開口2側への移動範囲を規
制し、且つ、記憶媒体1の表裏面に沿う方向の移動を規
制した状態で記憶媒体1を開口2に対応する位置に収納
する収納部3〜6と、収納部3〜6の開口2の存在側と
は反対側に位置して、記憶媒体1の収納部3〜6への挿
脱を許容する状態で記憶媒体1を開口2側に押圧する付
勢手段14とが設けられ、記憶媒体1の周縁側面部1b
の開口2側端部から離れた位置に鍔部1aが設けられ、
収納部3〜6が、鍔部1aを接当規制するように構成さ
れていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、記憶情報を無線通信自在で、且つ、表裏面のいずれかが通信面に構 成された偏平ブロック状の記憶媒体を着脱自在に保持する無線通信式記憶媒体の 保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記無線通信式記憶媒体は、例えば、工場等において物品運搬用の懸架式ある いは台車式の無人搬送装置に取付られて、地上側の所定箇所に設置された通信手 段との間で近接無線通信を行って制御情報の授受を行いながら、走行経路の制御 やステーション等での作業の制御を行う自動化システムに用いられるものである 。そして、前記記憶媒体を前記搬送装置に取りつける際の保持具は、従来、記憶 媒体の通信面を露出させる開口が一面に形成された箱状の枠体に記憶媒体を収納 した後、記憶媒体が枠体内で動いたりあるいは外部に脱落しないように、例えば 、記憶媒体を押付け部材を介して枠体に押付けた状態でその押付け部材をネジ等 で枠体に固定して保持させるように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、記憶媒体が保持具に対して押付け部材及びネジ等 を介して固定されているので、その点検や記憶情報の書き込み時において保持具 からの着脱が面倒で時間がかかるという不具合があった。更に、記憶媒体が保持 具に固定された状態で取付られているので、例えば、動作中に、記憶媒体の露出 している通信面に他物が接触した場合等において、その接触による衝撃を直接受 けて記憶媒体が損傷するおそれがあった。
【0004】 本考案は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、記憶媒体の着 脱が容易であると共に、他物との接触があっても記憶媒体の損傷を回避すること ができる無線通信式記憶媒体の保持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の無線通信式記憶媒体の保持具の第1の特徴構成は、前記記憶媒体の通 信面を露出させる開口と、前記記憶媒体の前記開口側への移動範囲を規制し、且 つ、前記記憶媒体の表裏面に沿う方向の移動を規制した状態で前記記憶媒体を前 記開口に対応する位置に収納する収納部と、その収納部の前記開口の存在側とは 反対側に位置して、前記記憶媒体の前記収納部への挿脱を許容する状態で前記記 憶媒体を前記開口側に押圧する付勢手段とが設けられている点にある。
【0006】 また第2の特徴構成は、前記記憶媒体の周縁側面部の前記開口側端部から離れ た位置に鍔部が設けられ、前記収納部が、前記鍔部を接当規制するように構成さ れている点にある。
【0007】
【作用】
本考案の第1の特徴構成によれば、保持具に記憶媒体を装着するときは、付勢 手段を開口側とは反対側に押し戻した状態にして記憶媒体を収納部に挿着した後 、付勢手段の押し戻し状態を解除すればその押圧力により記憶媒体が収納部に移 動範囲を規制された状態で保持される。保持具から取り出すときは、付勢手段を 開口側とは反対側に押し戻し、記憶媒体を収納部による規制状態から解除させた 後、記憶媒体を収納部から保持具外に離脱させる。
【0008】 又、保持具に記憶媒体が装着されているときにおいては、記憶媒体の開口側と は反対側への移動範囲の規制は付勢手段によって押付けているだけなので、仮に 、開口から露出した記憶媒体の通信面に他物が接触した場合においても、記憶媒 体が付勢手段の付勢力に抗して通信面とは反対側に移動してその接触による衝撃 を吸収することになる。
【0009】 また第2の特徴構成によれば、記憶媒体の収納部による移動範囲の規制が、そ の開口側端部から離れた位置に設けた鍔部に収納部が接当規制することによりな されるので、収納部に規制状態で収納される記憶媒体の挿脱に要する移動距離が 少なくて済むことになる。
【0010】
【考案の効果】
従って、第1の特徴構成によれば、保持具への記憶媒体の着脱が、付勢手段を 押し戻した状態にするだけで迅速且つ容易にできるものとなり、着脱操作の作業 能率を向上することができる。同時に、記憶媒体の他物等の接触による損傷を有 効に回避できるものとなる。
【0011】 また第2の特徴構成によれば、保持具への記憶媒体の着脱が極めて容易にでき 、第1の特徴構成による効果をより一層高めるものとなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明する。
【0013】 図4(イ)及び(ロ)に示すように、被搬送物22を積載した搬送台車20が 、誘導ライン24上を走行しながら所定位置に配置されたステーション21にて 停止して、移載作業等を行うように構成されている。搬送台車20の横側面位置 には、後述の無線通信式の記憶媒体1を収納したベース体5が取付られ、搬送台 車20がステーション21に停止したときあるいはステーション21を通過する ときに、記憶媒体1との間で近接無線通信により制御情報をやりとりするための 通信手段23が地上側に設けられている。
【0014】 図1〜図3に示すように、前記ベース体5は、矩形状の平板部5aと、その平 板部5aの対抗する辺から同一方向に直角に折り曲げられた側板部5bとで構成 されて断面がコの字型形状に形成されており、このベース体5の平面視における 4つの周縁部のうち前記側板部5bが存在しない2つの周縁部の一方の側に、直 方体形状のブロック体6がその長手方向の両端面を前記側板部5bの内周面に当 接させ、かつ、その一側面を前記側板部5bの前記平板部5aと平行で、かつ、 それとは反対側の端面に平行に位置合わせした状態で固定されて設けられている 。尚、ここで、上記ベース体5の前記平板部5aに対向する開口側が、無線通信 式の記憶媒体1の通信面を露出させる開口2となる。
【0015】 上記ブロック体6には、前記平板部5aの面に平行で、かつ、途中に段部を有 する円形断面形状の一対の空洞部13が設けられ、この各空洞部13の段部の両 側に弾性を有する金属スペーサ9を配し、更に、搬送装置本体12に取付穴7a を介して取付られる保持具取付用のブラケット7に設けた2個所の取付穴7bを 、前記一対の空洞部13に位置合わせした状態で、6角頭付のボルト8を貫通さ せてそのボルト8の先端側をナット11で締付け、上記ブロック体6をブラケッ ト7に固定している。
【0016】 前記ベース体5の両側板部5bの内周面夫々には、両先端箇所をベース体5の 内方側に折り曲げた長板4が前記平板部5aの面に平行な状態で設けられると共 に、前記ブロック体6のある側とは反対側の位置に、前記長板4の前記平板部5 a側の側端の位置よりも前記平板部5a側に近く位置した上端部を持つ突出部3 が設けられている。又、前記平板部5aの内面には、ベース体5の内方側に向か って凸形状の板バネ14が止めネジ10にて取付られている。
【0017】 記憶情報を無線通信自在な偏平ブロック状の記憶媒体1の周縁側面部1bがテ ーパ状に形成され、この周縁側面部1bテーパ形状の尖った方の角部から横側方 に突出する鍔部1aが設けられ、この鍔部1aがある側とは反対側の前記偏平ブ ロック状の記憶媒体1の表面が通信面に構成されている。前記鍔部1aの外周は 、図2に示すように、前記ベース体5の両側板部5bの内周面と、前記ブロック 体6の前記ブラケット7とは反対側の内側面と、前記突出部3の側面の各位置に よって規制される範囲に収まるように設定されている。従って、前記板バネ14 を前記平板部5a側に押し戻した状態で、前記突出部3の上端と前記平板部5a との隙間から記憶媒体1を挿入して上記規制された範囲に収め、前記板バネ14 の押し戻し状態を解除して記憶媒体1を前記開口2側へ押付けるようにすると、 図3に示すように、前記長板4の前記平板部5a側の側端が前記鍔部1aに接当 してその前記開口2側への移動を規制することになる。
【0018】 以上のことから、前記記憶媒体1の前記開口2側への移動範囲を規制し、且つ 、前記記憶媒体1の表裏面に沿う方向の移動を規制した状態で前記記憶媒体1を 前記開口2に対応する位置に収納する収納部が、前記突出部3、前記長板4、前 記ベース体5、及び前記ブロック体6によって構成され、又、前記収納部3〜6 の前記開口2の存在側とは反対側に位置して、前記記憶媒体1の前記収納部3〜 6への挿脱を許容する状態で前記記憶媒体1を前記開口2側に押圧する付勢手段 が前記板バネ14にて構成されることになる。
【0019】 〔別実施例〕 上記実施例では、収納部3〜6をベース体5及びこれに長板4や突出部3等の 部材を取り付けて構成したが、これ以外に、ベース体5を成形して構成したり、 あるいは、上記長板4や突出部3等の形状を一体に形成したものを前記ベース体 5に取り付けるものでもよく、その構成は適宜変形させることができる。
【0020】 また、上記実施例では、付勢手段14として、板バネを用いたが、コイルバネ や弾性ゴム等でもよい。
【0021】 又、上記実施例では、記憶媒体1に鍔部1aを設けていたが、鍔部1aを設け ずに、その表面の縁部に収納部3〜6を接当させるようにしてもよい。
【0022】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】保持具の正面断面図
【図2】保持具の底面図
【図3】保持具の側面図
【図4】台車式無人搬送設備の要部平面図
【符号の説明】
1 記憶媒体 1a 鍔部 1b 周縁側面部 2 開口 3〜6 収納部 14 付勢手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶情報を無線通信自在で、且つ、表裏
    面のいずれかが通信面に構成された偏平ブロック状の記
    憶媒体(1)を着脱自在に保持する無線通信式記憶媒体
    の保持具であって、 前記記憶媒体(1)の通信面を露出させる開口(2)
    と、前記記憶媒体(1)の前記開口(2)側への移動範
    囲を規制し、且つ、前記記憶媒体(1)の表裏面に沿う
    方向の移動を規制した状態で前記記憶媒体(1)を前記
    開口(2)に対応する位置に収納する収納部(3〜6)
    と、その収納部(3〜6)の前記開口(2)の存在側と
    は反対側に位置して、前記記憶媒体(1)の前記収納部
    (3〜6)への挿脱を許容する状態で前記記憶媒体
    (1)を前記開口(2)側に押圧する付勢手段(14)
    とが設けられている無線通信式記憶媒体の保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信式記憶媒体の保
    持具であって、 前記記憶媒体(1)の周縁側面部(1b)の前記開口
    (2)側端部から離れた位置に鍔部(1a)が設けら
    れ、前記収納部(3〜6)が、前記鍔部(1a)を接当
    規制するように構成されている無線通信式記憶媒体の保
    持具。
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