JPH0540969U - 自動車の走行状態記録装置 - Google Patents

自動車の走行状態記録装置

Info

Publication number
JPH0540969U
JPH0540969U JP9666791U JP9666791U JPH0540969U JP H0540969 U JPH0540969 U JP H0540969U JP 9666791 U JP9666791 U JP 9666791U JP 9666791 U JP9666791 U JP 9666791U JP H0540969 U JPH0540969 U JP H0540969U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
time
speed
running
memory card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9666791U
Other languages
English (en)
Inventor
土井朝人
Original Assignee
二葉計器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 二葉計器株式会社 filed Critical 二葉計器株式会社
Priority to JP9666791U priority Critical patent/JPH0540969U/ja
Publication of JPH0540969U publication Critical patent/JPH0540969U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】客先への到着時刻及び客先を出発した時刻を自
動的に記録できる装置を提供し、営業実体の把握を簡単
に行ない、信頼性の高いデータを得、また、経済運転の
奨励や安全運転の指導にも役立てる。 【構成】車軸の回転数に応じた電気的パルス信号を発生
する距離パルス発生器とクロックパルス発生器及び内部
時計を有し両発生器より出力される信号並びに内部時計
による時刻データを用いて発車時刻、停車時刻、走行距
離、走行速度、速度変化等の走行状態のデータを得るて
記憶する走行状態記録器Aと、走行状態記録器に記憶さ
れたデータを一時格納する個人別のICメモリーカード
Bと、事業所に設置され、ICメモリーカードに格納さ
れた走行状態のデータを読み取り、発車時刻等の走行状
態のデータ並びにこれに基づいて得られる管理データを
プリントアウトするデータ処理器と、から成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、営業活動に用いる社用車の走行状態を記録したり、更には自家用車 を社用車と兼用する場合において、社用車として使用している時間内の走行状態 を記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、多くの自動車が社用に利用されているが、例えば販売や保守サービス等 を目的として客先訪問をしたりする場合、社用車による走行は営業活動そのもの であることから、経営者の立場からすれば、自動車の走行状態は詳細に把握して おきたいという希望がある。特に客先訪問を一日に何回も行う場合は、各客先に 何時について何時に客先を出たかを把握することは営業実体を知るうえで極めて 重要であり、また客先へ行く道のりにおいて、どのような運転を行ったかを知る ことは経済運転並びに安全運転を励行する立場からすれば極めて重要である。 このような要望にこたえるものとして、自動車の走行状態を記録する装置が従 来より存在している。この装置は運転席近傍に設置されるもので、前面パネルに 発車ボタンと停車ボタンが設けられ、客先に到着したときに停車ボタンを手で押 し、他方、用件を終えて客先を出発するときに発車ボタンを押すことにより、発 車又は停車ボタンが押された時刻が内蔵時計により特定され、この時刻を内蔵メ モリに記録するものであった。そして、1日の業務が終了して帰社したときに、 内蔵メモリに蓄積された時刻データを内蔵プリンタで打ち出したり、あるいはケ ーブル等を接続して内蔵メモリの内容を事業所に設置されたデータ処理装置に転 送し、当該データ処理装置によって簡単な演算を行った後、演算結果を処理装置 に付設されたプリンタによって打ち出したりするものであった。
【0003】 しかしながら、従来のこのような装置では、発車、停車ボタンの押下動作を手 動で行うために、煩雑であるばかりか、忙しい営業マンにとっては押下動作を忘 れることもあり、せっかく得られたデータの信頼性に疑義が発生することもある 。また押下動作が手動であるために、不正が発生するおそれもあった。
【0004】 本考案はかかる現況に鑑みてなされたものであり、客先への到着時刻及び客先 を出発した時刻を手動によることなく自動的に記録できる装置を提供することに より、営業実体の把握を営業マンの手をわずらわせることなく行うことができ、 しかも信頼性の高いデータを得んとするものであり、あわせて走行時の速度並び に速度変化等をも自動的に記録することによって、経済運転の奨励や安全運転の 指導にも役立てようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために本考案は、各自動車に搭載され、車軸の回転数に 応じた電気的パルス信号を発生する距離パルス発生器と単位時間毎にクロックパ ルスを発生するクロックパルス発生器及び内部時計を有し、前記両発生器より出 力される信号並びに内部時計による時刻データを用いて発車時刻、停車時刻、走 行距離、走行速度、速度変化等の走行状態のデータを得るとともにこれらを内蔵 メモリに自動的に記憶する走行状態記録器と、前記走行状態記録器に着脱自在に 装着され走行状態記録器の内蔵メモリに記憶されたデータを一時格納する個人別 のICメモリーカードと、事業所に設置され前記ICメモリーカードが装着でき るとともに、ICメモリーカードに格納された走行状態のデータを読み取り、発 車時刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速度変化等の走行状態のデータ並びに これらデータに基づいて得られる管理データをプリントアウトするデータ処理器 とから構成される自動車の走行状態記録装置を提供するものである。
【0006】 走行状態記録器の一例としては、車軸の回転数に応じた電気的パルス信号を発 生する距離パルス発生器並びに単位時間毎にクロックパルスを発生するクロック パルス発生器を有し、前記距離パルス発生器から次の距離パルスが発生するまで の間に発生するクロックパルス数を計数してこれに基づいて速度データを算出す る速度検出部と、前記速度検出部によって順次検出される距離パルス1周期毎の 速度データにおいて相前後する速度データを比較し、その差が一定値以上であれ ば後の速度データを記憶する速度変化記憶部と、前記速度検出部によって検出さ れる速度が実質的にゼロであって車両が停止していると判断されたときに絶対時 間を刻む内部時計を参照してその停止時刻を記憶し、且つ停止後新たな距離パル スが発生したときにはその状態を走行開始と判断して発車時刻を記憶する停止・ 発車時刻記憶部と、前記距離パルスを計数することで各客先間の走行距離を記憶 する走行距離記憶部とを有するものが採用しうる。
【0007】 また、ICメモリーカードには個人別識別情報が記録され、且つ該ICメモリ ーカードの走行状態記録器への装着行為が走行状態記録器に対する記録開始指令 を兼ねていることが好ましい。
【0008】 データ処理装置に付設されたプリンタから出力される報告書には、発車時刻、 停車時刻、走行距離、走行速度、速度変化等の走行状態のデータととともに各停 車時間を表記した欄に対応して客先名、訪問用件等を自著にて記載する欄を設け ることがのぞまれる。
【0009】
【作用】
このような自動車の走行状態記録装置は例えば次のようにして使用される。 営業マンは朝出社したとき、あるいはその日の最初の客先訪問に出発するとき に識別情報が書き込まれた自分専用のICメモリーカードを、会社の管理部署等 から受け取る。次いで社用車に乗ると同時にICメモリーカードを、運転席近傍 に固定設置された走行状態記録器に挿入し、走行状態記録器に個人別識別情報を 読み取らせたのち、走行状態記録器から抜き取る。これから後はその日の外勤営 業活動が終わるまでは走行状態記録器に対する操作は一切なく、営業マンは走行 状態記録器の動作を全く意識することなく通常どおり客先訪問を行う。他方、走 行状態記録器は、車両の停車時刻、発車時刻を内蔵メモリに記憶することによっ て客先到着時刻及び客先出発時刻を間接的に記憶するとともに、同時に走行中の 速度並びに速度変化等の走行状態のデータも内蔵メモリに記憶するものである。
【0010】 そして1日の外勤営業活動が終わり、会社に戻ったときに再びICメモリーカ ードを走行状態記録器に装着して走行状態記録器の内蔵メモリ内のデータをIC メモリーカードに転送する。このとき走行状態記録器は現在挿入されているIC メモリーカードが正しいものであるか否かを、始動時に読み取った個人別識別情 報と照合することによって行い、正しいことを確認したときのみデータ転送を行 う。そしてこのようにしてデータを受け取ったICメモリーカードを会社の管理 部門に手渡す。
【0011】 会社の管理部門に手渡されたICメモリーカードは当該部署内に設置されたデ ータ処理器に装着され、ICメモリーカードに記憶された走行状態のデータは読 み取られて、発車時刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速度変化等の走行状態 のデータ並びにこれらデータに基づいて得られる管理データがプリントアウトさ れ、当該営業マンの営業活動の実体把握に役立てられる。
【0012】 また、走行状態記録器の具体例として請求項2で示される如く、速度検出部、 速度変化記憶部、内部時計、停止・発車時刻記憶部、走行距離記憶部を有するも のを用いた場合は、この走行状態記録器の動作は次の如くである。 速度検出部は、車軸の回転数に応じて間欠的に発生する距離パルス間の時間を クロックパルスを用いて計数することにより速度を検出する。 速度変化記録部は、前記速度検出部によって順次検出される距離パルス1周期 毎の速度データにおいて、相前後する速度データを比較し、その差が一定値以上 であれば後の速度データを記憶することによって、一定値以上の速度変化があっ たときの変化後の速度を内蔵メモリに記憶する。速度変化の差はプラスであって もマイナスであってもよく、加速のみ、あるいは加速及び減速を共に記憶するこ ともできる。 また停止・発車時刻記憶部は、前記速度検出部によって車両停止及び走行開始 を示す状態が検出されたならば、その時刻を絶対時刻を刻んでいる内部時計を参 照して停止時刻及び走行開始時刻を内蔵メモリに記憶する。 更に、走行距離記憶部は、前記距離パルスを計数することで客先から次の客先 まで移動する際の各客先間の走行距離を記憶するものである。
【0013】 ICメモリーカードに個人識別情報を書き込んだときには、他人のICメモリ ーカードを間違って使用することがなくなり、また走行状態記録器がICメモリ ーカードに書き込まれた個人識別情報を照合するような構成とすれば、誤ったI Cメモリーカードが挿入されたときに、アラーム等を鳴らして知らせることもで きる。 また、ICメモリーカードの走行状態記録器への装着行為に走行状態記録器に 対する記録開始指令を兼ねさせた場合は、走行状態記録器を記録可能状態とする ための手動操作を省略することができ、操作が簡略化するとともに始動開始指令 を忘れることもなくなる。
【0014】 更に、データ処理装置によってプリントアウトされた報告書の各停車時間を表 記した欄の横に客先名、訪問用件等を自著にて記載する欄を設けた場合は、この 欄に必要事項を営業マンが書き込むことによって、各数字データを個別顧客との かかわりにおいて認識することが可能となり、営業実体の把握を詳細に行うこと ができる。また客先名、訪問用件等を記入後の報告書は、自動的に営業日報の体 裁となるので、この記録紙をそのまま営業日報として活用することができる。
【0015】
【実施例】
次に本考案の詳細を図示した実施例に基づき説明する。 本考案の自動車の走行状態記録装置は図1に示すように、各自動車に搭載され る走行状態記録器Aと、事業所に設置されるデータ処理装置C、及び前記走行状 態記録器Aとデータ処理装置C相互間のデータ授受を媒介するICメモリーカー ドBとから構成される。
【0016】 走行状態記録器Aは発車時刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速度変化等の 走行状態のデータを内蔵メモリに自動的に記録する機能を有するもので前面パネ ルにICメモリーカードBを装着するための挿入口1を有している。走行状態記 録器Aは始動時にICメモリーカードBを装着して個人別識別情報の読取と作動 開始指令を出すのみで、その後はICメモリーカードBは走行状態記録器Aから 取り外される。そして1日の外勤営業活動終了時に再度、ICメモリーカードB を走行状態記録器Aに装着することによって内蔵メモリに蓄積されたデータをI CメモリーカードBに転送する以外は全て自動的に処理されるので、操作ボタン は不要である。操作ボタンをなくすることは、走行状態記録器Aを小型化したり 、走行状態記録器Aが作動していることを営業マンに過剰に意識させないように することに寄与するとともに、人手の介在する余地を減らすことにより、営業マ ンの操作ミスによるデータ破壊や意図的なデータ加工操作を防止するうえでも重 要である。尚、本実施例では走行状態記録器Aの外面には挿入口1のみを設け、 ICメモリーカードBの挿入行為自体がICメモリーカードBへのデータ転送の 指令を兼ねるようにしているが、データ転送用のボタンを別途設けることも可能 である。
【0017】 走行状態記録器Aの具体的構成としては例えば図2のブロック図で示されるも のが採用できる。図例の走行状態記録器Aには、速度検出部3、速度変化記憶部 4、停止・発車時刻記憶部5、走行距離記憶部6が設けられている。
【0018】 速度検出部1は、車両のミッションギアからフレキシブルケーブルによって回 転力の伝達を受けて車軸の回転に対応した電気的なパルス信号を発生する距離パ ルス発生器3aと単位時間毎にクロックパルスを発生するクロックパルス発生器 3b及び両発生器からのパルス信号に基づいて速度を算出する速度演算部3cと から主として構成されている。距離パルス発生器の構成は種々考慮されるが、例 えば、車両のミッションギアから伝達される回転力によって回転する複数枚の羽 根を設け、この回転羽根を間にはさんで発光素子と受光素子を対設し、回転する 羽根が発光素子から受光素子に向かう光を遮断するように構成することで、ミッ ションギアの機械的回転を受光素子によって電気的なパルス信号に変換すること などが考慮される。 速度演算部3cには、前記距離パルス発生器3aが出力する距離パルス信号の 1周期に対応する距離が予め記憶されており、次の距離パルスが入力されるまで の間に発生するクロックパルスの個数を計数することによって距離パルス1周期 毎の速度を演算するものである。図示しないが速度検出部1に比較回路及び記憶 回路を設け、比較回路に予め上限時速を登録しておき、走行中にこの上限時速よ り速度が上回ったなら、その回数並びに時間を記憶するようにしてもよい。
【0019】 速度変化記憶部4は、安全運転や経済運転を励行する立場から走行中に一定値 以上の速度変化があった場合に、このときの速度を記憶せんとするもので、速度 変化としては加速時のみを記憶することも、加速、減速の両方を記憶することも できる。速度変化記憶部4の具体的構成としては例えば図例の如く、比較回路4 aと記憶回路4bより構成され、前記速度検出部3によって得られた距離パルス 1周期毎の速度データを順次比較回路4aに入力し、前後に続いて入力される速 度データを互いに比較し、その差が予め定められた値以上に大きいときには後か ら入力された速度データを記憶回路4bに入力するものが採用可能である。速度 差は加速状態を検出するときはプラスとし、減速状態を検出するときはマイナス とすることはいうまでもない。記憶動作を指示する際の速度データの差をどの程 度とするかは、安全運転、経済走行並びにメモリの節約程度を考慮のうえ決定す ればよい。速度変化記憶部4は、全ての速度変化を記憶するものではなく、危険 につながったり燃費の著しく低下する速度変化のみを記憶するものであるから、 重要情報のみを集約して得ることができるうえに、使用するメモリーもわずかで 済む。
【0020】 停止・発車時刻記憶部5は、車両の停止時刻及び発車時刻を記憶することによ り、客先への到着時刻及び客先出発時刻を間接的に管理するもので、本考案装置 にとって最も重要な部分である。停止・発車時刻記憶部5は例えば図例の如く、 前記速度検出部3が出力する速度データを受けて車両の停止・発車を検知する停 止・発車検知部5aと、前記停止・発車検知部5aにより停止検知信号及び発車 検知信号が検出されたときに、その時刻を知るための絶対時間を刻む内部時計5 bと、該時計によって検知した停止時刻及び発車時刻を記憶する記憶回路5cと より主として構成される。停止・発車検知部5aは速度検出部3から入力される 速度データが実質ゼロとなったときに停止状態と判断して停止検知信号を出力し 、他方、停止検知信号を検知した後、始めて距離パルスの発生があったときには 、その状態を発車状態と判断して発車検知信号を出力するものである。しかしな がら、停止検知信号を速度データがゼロになった段階で即出力すると信号待ちや 道路渋滞による一時停止も検知してしまうおそれがある。このような一時停止を 検出しないようにするために、例えば速度データがゼロである状態が一定時間継 続したときに始めて当該停止状態を目的地到着による停止と判断して停止検知信 号を出力することなどが考慮される。この場合、記憶回路5cに記憶する時刻は 停止検知信号を検出した時刻よりも一定時間分遡った時刻とすることはいうまで もない。また図示しないが、目的地への到着及び目的地からの出発をエンジンの 停止やエンジンの始動によって検知することも考慮され、更に、前記速度データ による検知方法とエンジンの停止・始動による検知方法を組み合わすこともでき る。 内部時計は、停止・発車時刻を管理する基準となるものであるから、誤差の少 ないものが好ましく、本実施例ではリチウム電池でバックアップされた汎用の電 子クォーツ時計を用いている。電子クォーツ時計は別体のチップであっても、ま た他の回路と一体化されたものであってもよい。また、該内部時計の時刻合わせ や調整は、営業マンが勝手に操作できないようにするために、管理者が所持する 特殊な道具や装置を用いたときのみ可能となるように構成されている。
【0021】 走行距離記憶部6は、前回の客先から次の客先までの走行距離を記憶するとと もに1日の累積走行距離を記憶するものであり、速度検出部3の距離パルス発生 器3aから出力される距離パルス数を走行距離演算部6aで計数することによっ て、客先間の走行距離と1日の累積走行距離を算出し、この値を記憶回路6bに 記憶するものである。
【0022】 そして前記した速度変化記憶部4、停止・発車時刻記憶部5、走行距離記憶部 6のそれぞれの記憶回路4b,5c,6bに蓄積されたデータはデータ入出力部 7を介して、ICメモリーカードBに転送される。 尚、記憶回路4b,5c,6bのそれぞれは内蔵メモリ上に区分して設けるこ とも、また大容量メモリを設けることにより一体化してもよい。以上、示した走 行状態記録器Aの構成は一例に過ぎず、他の構成を採用してもよい。
【0023】 ICメモリーカードBは、走行状態記録器Aの内蔵メモリに蓄積された各種デ ータを、データ処理器Cに媒介するためのものであり、RAMによって構成され る。RAMとしてはバッテリーでバックアップされるものであってもバックアッ プ不要の不揮発メモリを用いることも可能である。またICメモリーカードに各 営業マンの識別情報を書き込み、且つ走行状態記録器Aにも営業マンの識別情報 を書き込み、ICメモリーカードBを装着したときに識別情報の照合を行うよう にすることによって、正しいICメモリーカードBの装着のみを許可し、間違っ たICメモリーカードBが装着されたときにはアラームを鳴らして知らせるよう に構成することもできる。
【0024】 また、ICメモリーカードBの装着動作が同時に走行状態記録器Aへの作動開 始指令を兼ねさすようにすることが好ましい。このような機能は、ICメモリー カードBが装着された状態を機械的あるいは電子的手段によって検知することに よって実現できるが、例えば前記したところの、ICメモリーカードBを装着し た際に行う識別情報の照合作業が完了すれば同時に走行状態記録器Aに対し作動 開始指令を発するようにすることがのぞまれる。また前記した走行状態記録器A は、ICメモリーカードBへのデータの転送を、1日の外勤営業活動終了時にI CメモリーカードBを、走行状態記録器に再装着することにより自動的に行うこ とを前提にして構成しているが、走行状態記録器AにICメモリーカードBを常 時装着しておく構成となし、装着状態のICメモリーカードBに対して新たに発 生するデータを、常時書き込むようにすることもできる。このようにすれば、走 行状態記録器Aの内蔵メモリは不要となり、走行状態記録器Aの小型化並びに低 価格化に寄与することができる。
【0025】 データ処理装置Cは、前記ICメモリーカードBからデータを読み取り、この データをそのまま、あるいは演算処理したうえで所定のフォーマットでプリント アウトする機能を有する。そしてICメモリーカードBからデータ処理装置Cへ のデータ転送が完了したならば、その段階でリセット信号を送出してICメモリ ーカードBのデータ内容をクリアーするように構成している。データ処理装置C としては図1に示すように汎用パソコン8にICメモリーカード読み取り用のカ ードリーダー2を付設した構成を採用することも、また専用機を用いることも可 能である。また専用のデータ処理器Cにはプリンタ等を具備させて、通常のデー タ処理は当該データ処理器Cで全て行うようにし、特に高度な情報処理を行うと きのみデータ処理器Cに設けた出力端子を介して汎用パソコンやホストコンピュ ータを接続することもできる。またデータ処理装置Cには、フロッピーディスク やハードディスク等を装備させて読み取った各営業マン毎のデータを蓄積、集計 し、全社的な営業実体情報を得たり一ヵ月間の営業実体情報を得ることも考慮さ れる。
【0026】 データ処理装置Cによって各種データが所定のフォーマットでアウトプットさ れるが、例えば、このフォーマットの一例としては図3で示されるように、客先 を出発した時刻、客先から次の客先に至るまでの走行距離並びに走行時間、客先 への到着時刻である停車時刻、客先での停車時間等をプリントアウトする欄が複 数行設けられ、且つ各行の右横には訪問先及び訪問用件を営業マンが手書きで記 入する欄が設けられたものなどが採用可能である。このような形式でプリントア ウトされた報告書は1日の営業活動を的確に表現していることからそのまま営業 日報として使用することができる。尚、図示しないが、速度変化を数値やグラフ で表記する欄を設けることや最高速度を記録する欄を設けることも適宜採用され る。また、予め登録された上限時速より速度が上回った回数並びに時間を記録す る欄を設けてもよい。
【0027】 このような構成の自動車の走行状態記録装置は、その日の最初の客先訪問に出 るときに営業マンがICメモリーカードBを走行状態記録器Aに装着し、走行状 態記録器AにICメモリーカードBに登録された個人別識別情報を読み取らせる ことによって、作動が開始される。読み取り完了及び作動開始はブザーやランプ を点灯させることによって知らせることができ、営業マンは走行状態記録器Aの 始動を確認すればICメモリーカードBを走行状態記録器Aより抜き取る。走行 状態記録器Aが始動しだした後は営業マンは走行状態記録器Aに一切、手を触れ ることはなく、営業マンは走行状態記録器の動作を全く意識することなく、通常 どおり客先訪問を行う。他方、走行状態記録器は、車両の停車時刻、発車時刻を 内蔵メモリに記憶することによって客先到着時刻及び客先出発時刻を間接的に記 憶し、同時に走行中の速度並びに速度変化等の走行状態のデータも内蔵メモリに 記憶するものである。
【0028】 そして1日の外勤営業活動が終わり、会社に戻ったときに走行状態記録器Aに ICメモリーカードBを再装着して走行状態記録器の内蔵メモリ内のデータをI Cメモリーカードに転送する。このとき走行状態記録器Aは現在装着されている ICメモリーカードBの個人別識別情報と、始動時に読み込んだ個人別識別情報 との照合を行い、両識別情報が一致すればデータ転送を許可し、他方一致しなけ ればデータ転送を拒否するものである。走行状態記録器AはICメモリーカード Bに対してデータ転送を行った後、内蔵メモリのデータを消去する。ICメモリ ーカードBへのデータ転送が完了したならば、走行状態記録器からICメモリー カードを抜き出し、ICメモリーカードを会社の管理部門に手渡す。このICメ モリーカードは当該部署内に設置されたデータ処理器に装着されてICメモリー カード内のデータが読み取られ、発車時刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速 度変化等の走行状態のデータ並びにこれらデータに基づいて得られる管理データ がプリントアウトされるものである。本考案は走行状態記録器Aからデータ処理 器Cへのデータの移し替えをICメモリーカードBを用いて行うことが前提であ るが、ICメモリーカードを用いることなく、携帯式のデータ処理器Cをケーブ ル等で走行状態記録器Aに直結することによりデータの移し替えを行うことも本 考案から容易に想到できる。
【0029】 本考案の自動車の走行状態記録装置によれば、自動車の発車、停車時刻を記録 することにより客先到着時刻及び客先出発時刻を間接的に知ることができるので 営業マンによる営業活動の実体が把握しやすくなる。また、本装置は自家用車を 社用に提供している場合において、社用に使用している時間を管理することもで きるから、ガソリン代の支給や手当て支給のための基礎となるデータを得ること もできる。
【0030】 また、前記の実施例では、営業マンは会社に出勤してICメモリーカードBを 受け取り、1日の営業が終了したときにICメモリーカードBを会社に戻すこと を前提にしたが、出張等によりICメモリーカードBをその日のうちに返還でき ない場合や、朝、会社に出勤することなく自宅から直接客先へ出向く場合もある 。このような場合、営業マンはICメモリーカードを二日にわたって所持するこ となり且つ始動時のICメモリーカードBの装着からICメモリーカードBの再 装着まで、二日間が経過することになる。このような場合、勤務時間外に車を私 用目的で使用するときには走行状態記録器Aの記録動作を停止させる必要が生ず る。このような事態にも対応可能にするために、走行状態記録器Aは営業時間外 となれば、データ記録を停止するような構成とすることが好ましい。このような 構成は内部時計を参照することで容易に実現できる。
【0031】
【考案の効果】
本考案の自動車の走行状態記録装置は、各自動車に搭載された走行状態記録器 と、ICメモリーカード及びデータ処理器とから構成され、走行状態記録器の内 蔵メモリに自動的に記録された発車時刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速度 変化等の走行状態のデータをICメモリーカードを媒介にしてデータ処理装置に 受け渡すものとしたから、営業マンは、朝出社して、その日の最初の客先へ出発 する際にICメモリーカードを走行状態記録器に装着して個人別識別情報を走行 状態記録器に読み取らせたのちICメモリーカードを抜き取り、1日の外勤営業 活動が終了した段階でICメモリーカードを走行状態記録器に再装着してデータ 転送を行ったのち抜き取って会社の管理部門に返還するだけで、その日の営業活 動の実体を報告することができる。ICメモリーカードの装着及び取り外し等の わずかの作業を除いては営業マンは走行状態記録器に一切手を触れる必要はない ので、操作ミスや不正の発生する余地がなく、営業マンの手をわずらわせること なく正確なデータを得ることができる。また、このようにして得られるデータは その日の営業マンの活動を的確に反映していることから、そのまま営業日報とす ることができる。そして、経営幹部は得られたデータを用いて営業活動の実体を 把握することが可能となり、営業実体と販売実績とを分析することにより経営戦 略の立案に役立てることができる。また、走行中の速度変化も記録するようにし たときは、安全運転や経済運転の監視も可能となり、社員の安全確保と経費節減 にも寄与することとなる。また、本装置は外勤営業時間を管理できることから、 自家用車を社用車と兼用しているときには、社用車としての使用時間や走行距離 を知ることができるので、ガソリン代の支給や手当て支給のための基礎データを 得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車の走行状態記録装置の概要を示
す説明図
【図2】走行状態記録器の一例を示すブロック図
【図3】データ処理装置によってプリントアウトする報
告書のフォーマットの一例を示す説明図
【符号の説明】
A 走行状態記録器 B ICメモリーカード C データ処理器 1 挿入口 2 カードリーダー 3 速度検出部 3a 距離パルス発生器 3b クロックパルス発生器 3c 速度演算部 4 速度変化記憶部 4a 比較回路 4b 記憶回路 5 停止・発車時刻記憶部 5a 停止・発車検知部 5b 内部時計 5c 記憶回路 6 走行距離記憶部 6a 走行距離演算部 6b 記憶回路 7 データ入出力部 8 汎用パソコン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各自動車に搭載され、車軸の回転数に応
    じた電気的パルス信号を発生する距離パルス発生器と単
    位時間毎にクロックパルスを発生するクロックパルス発
    生器及び内部時計を有し、前記両発生器より出力される
    信号並びに内部時計による時刻データを用いて発車時
    刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速度変化等の走行
    状態のデータを得るとともにこれらを内蔵メモリに自動
    的に記憶する走行状態記録器と、 前記走行状態記録器に着脱自在に装着され、走行状態記
    録器の内蔵メモリに記憶されたデータを一時格納する個
    人別のICメモリーカードと、事業所に設置され、前記
    ICメモリーカードが装着できるとともにICメモリー
    カードに格納された走行状態のデータを読み取り、発車
    時刻、停車時刻、走行距離、走行速度、速度変化等の走
    行状態のデータ並びにこれらデータに基づいて得られる
    管理データをプリントアウトするデータ処理器と、から
    なる自動車の走行状態記録装置。
  2. 【請求項2】 走行状態記録器は、 車軸の回転数に応じた電気的パルス信号を発生する距離
    パルス発生器並びに単位時間毎にクロックパルスを発生
    するクロックパルス発生器を有し、前記距離パルス発生
    器から次の距離パルスが発生するまでの間に発生するク
    ロックパルス数を計数してこれに基づいて速度データを
    算出する速度検出部と、 前記速度検出部によって順次検出される距離パルス1周
    期毎の速度データにおいて、相前後する速度データを比
    較し、その差が一定値以上であれば後の速度データを記
    憶する速度変化記憶部と、 前記速度検出部によって検出される速度が実質的にゼロ
    であって車両が停止していると判断されたときに、絶対
    時間を刻む内部時計を参照してその停止時刻を記憶し、
    且つ停止後新たな距離パルスが発生したときにはその状
    態を走行開始と判断して、発車時刻を記憶する停止・発
    車時刻記憶部と、 前記距離パルスを計数することで各客先間の走行距離を
    記憶する走行距離記憶部と、 を有するものである請求項1記載の自動車の走行状態記
    録装置。
  3. 【請求項3】 ICメモリーカードには個人別識別情報
    が記録されるとともに、該ICメモリーカードの走行状
    態記録器への装着行為が走行状態記録器に対する記録開
    始指令を兼ねている請求項1又は2記載の自動車の走行
    状態記録装置。
  4. 【請求項4】 データ処理装置に付設されたプリンタか
    ら出力される報告書には、発車時刻、停車時刻、走行距
    離、走行速度、速度変化等の走行状態のデータとともに
    各停車時間を表記した欄に対応して客先名、訪問用件等
    を自著にて記載する欄を設けてなる請求項1,2又は3
    記載の自動車の走行状態記録装置。
JP9666791U 1991-10-28 1991-10-28 自動車の走行状態記録装置 Pending JPH0540969U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9666791U JPH0540969U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 自動車の走行状態記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9666791U JPH0540969U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 自動車の走行状態記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540969U true JPH0540969U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14171165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9666791U Pending JPH0540969U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 自動車の走行状態記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0540969U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076443A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ten Ltd データ管理装置、データ読取方法及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790106A (en) * 1980-11-26 1982-06-04 Nippon Denso Co Ltd Driving indicator for automobile
JPS59229691A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 出光興産株式会社 タンク自動車の運行情報収集装置
JPS62144295A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 新キャタピラ−三菱株式会社 車輌運転管理システム
JPS63271591A (ja) * 1987-04-28 1988-11-09 愛知電機株式会社 車輛の運転状況記録方法及びその装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790106A (en) * 1980-11-26 1982-06-04 Nippon Denso Co Ltd Driving indicator for automobile
JPS59229691A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 出光興産株式会社 タンク自動車の運行情報収集装置
JPS62144295A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 新キャタピラ−三菱株式会社 車輌運転管理システム
JPS63271591A (ja) * 1987-04-28 1988-11-09 愛知電機株式会社 車輛の運転状況記録方法及びその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076443A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ten Ltd データ管理装置、データ読取方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0651955U (ja) 車両用データ収集装置
JP2865237B2 (ja) デジタル式車両運行記録装置
JPH0540969U (ja) 自動車の走行状態記録装置
JP5700792B2 (ja) 運行記録装置及びそのデータ読出方法
JP2002279126A (ja) 電子投票装置
JPH0816936B2 (ja) 車輛運転管理システム
JPS583087A (ja) パ−トタイマ−等用賃金積算レコ−ダ−装置
JPH10283518A (ja) 作業報告システム及び方法
JP4085270B2 (ja) タイムレコーダ
JP2000194982A (ja) 車両用走行記録装置
RU34777U1 (ru) Путевой регистратор
JP2500714Y2 (ja) デジタル運行デ―タの記録装置
JP5539067B2 (ja) 車載用運行記録装置のデータ引き継ぎ処理方法
JP3326265B2 (ja) 運行管理システムにおける時計および時刻の一元管理方法
JPS592071B2 (ja) 運行記録装置
JPH0652383A (ja) 時間および出席または被制御アクセスの報告装置、手段および方法
JPS63131293A (ja) 運行記録デ−タ処理装置
JPH0392993A (ja) 車輌の運行記録装置
JP2541994Y2 (ja) 車両運行管理計
JP6936011B2 (ja) 車載器および運行管理システム
WO2004025576A1 (en) Device for automatically evidencing and recording use of a vehicle
JPS61286992A (ja) 作業デ−タ管理システム
JPS63173773A (ja) 自動走行監視装置
SK2942001A3 (sk) Spôsob zaznamenávania údajov palubným registračným organizérom jázd a zariadenie na vykonávanie tohto spô­ sobu
JPH029376B2 (ja)