JPH0541234Y2 - - Google Patents

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JPH0541234Y2
JPH0541234Y2 JP1987190033U JP19003387U JPH0541234Y2 JP H0541234 Y2 JPH0541234 Y2 JP H0541234Y2 JP 1987190033 U JP1987190033 U JP 1987190033U JP 19003387 U JP19003387 U JP 19003387U JP H0541234 Y2 JPH0541234 Y2 JP H0541234Y2
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JP
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valve
waste gate
cooling medium
wastegate
port
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関のターボチヤージヤのタービ
ンハウジングのウエイストゲートポート部の冷却
装置に関する。
〔従来の技術〕
ターボチヤージヤの冷却に関しては、従来技術
として特公昭62−17095号公報にも示されている
ように、そのベアリングハウジングについての潤
滑、冷却構造は多く開示されているが、タービン
ハウジングに関する冷却方式の提案は無い。な
お、その周辺技術としては、ウエイストゲートバ
ルブステムまわりを冷却水で冷却(実開昭55−
94433号公報)、ウエイストゲートバルブ開閉用の
アクチユエータを空気により冷却(実公昭62−
12830号公報)、ベアリングハウジングへの熱の移
動を遮断するためにベアリングとタービンハウジ
ングの接合部を断熱した提案(実公昭62−14347
号公報)等がある。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
現在の日常的な一般走行状態に於ては問題はな
いが、過酷な冷熱耐久の運転を行つた場合には、
ウエイストゲートバルブが熱歪みを起こし、第1
図に示すX−Y方向の伸びの差のために該バルブ
の平面度が不良となり、このためにウエイストゲ
ートバルブの閉状態での密閉度が低下し、加速特
性の悪化を招く不具合が考えられる。本考案の目
的は、このX−Y方向の伸びの差を起こす原因と
なる冷熱のくり返しにより発生する温度差の不均
一を是正することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に於ては上記の問題点を解決するため
に、ターボチヤージヤのタービンハウジング内に
ウエイストゲートポートを有する構造のタービン
ハウジングにおいて、ウエイストゲートポートを
開閉するウエイストゲートバルブのバルブシート
部内部に冷却用媒体の通路を設け、ウエイストゲ
ートバルブの開閉状態に応じて該通路内への前記
冷却用媒体の流通を制御するように構成された内
燃機関のターボチヤージヤのタービンハウジング
のウエイストゲートポート部の冷却装置を提供す
る。
〔作用〕
本考案においては、ターボチヤージヤの過給圧
が設定値以上になりウエイストゲートバルブが開
いた時に、ウエイストゲートバルブ開の検知信号
が冷却用媒体の通路の開閉を行う制御バルブに伝
えられて該制御バルブが開けられ、ウエイストゲ
ートバルブのバルブシート部内部に冷却用媒体を
流通して該バルブシート部及びウエイストゲート
ポート周辺の高温化を防止する。また機関が低負
荷運転に移行して過給圧が設定値以下になればこ
の状態を検知し、検知信号が前記制御バルブに働
いて冷却用媒体の流通を止めるように作動する。
〔実施例〕
本考案の実施例の説明の参考として、先づ、従
来のターボチヤージヤのウエイストゲートバルブ
の開閉機構の一例を第7〜8図により説明する。
第8図に示すようにターボチヤージヤ20はター
ビンハウジング1とコンプレツサハウジング21
内に排気ガスGと空気Aとを出入させてエンジン
の過給を行つている。第7図に示すようにウエイ
ストゲートバルブ15は円板状のフラツパ弁で、
アーム13、ブツシユ11に嵌合したウエイスト
ゲートバルブシヤフト12、リンク14を介して
アクチユエータ22の作動によりその開閉が行わ
れる。エンジンへの過給圧が設定値以上になると
アクチユエータ22が作動して、ウエイストゲー
トバルブ15はバルブシヤフト12を中心にして
回転し第7図紙面に直角方向に直立して全開し、
排気ガスの一部はウエイストゲートポート3より
バイパス通路へ排出され、過給圧の調整が行われ
る。本考案においては、そのウエイストゲートバ
ルブの開閉機構は、アクチユエータの作動法等の
相異はあつても基本的には上記のものと変り無
い。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜2図は第1実施例のタービンハウジング及
びウエイストゲートバルブ部分の一部断面図を示
す。1はタービンハウジング、2はタービン用の
孔、3はウエイストゲートポートの周囲に設けら
れ、ウエイストゲートバルブ15のバルブシート
部16の内部を貫流する冷却用媒体の通路、5は
ターボチヤージヤ外壁に設けた冷却用媒体通路の
入口、6は冷却用媒体通路の出口、7は該冷却装
置の制御用バルブ、8はウエイストゲートバルブ
の開閉状態を検知した信号で、ウエイストゲート
バルブが開いたときにはON、閉じたときには
OFFの信号がバルブ7に入力され、信号8がON
のときにはバルブ7が開いて通路4に冷媒が流通
し、OFFのときにはバルブ7が閉じられる。
信号8はウエイストゲートバルブ作動用のアク
チユエータ圧力信号、或いはその圧力をバキユー
ムスイツチングバルブ(VSV)を介して電気信
号に変換したものでも良く、又、アクチユエータ
シヤフトの変位を差動差角トランスで検知した信
号でもよい。
9は冷媒通路、10は冷却ユニツトで、収納す
る冷媒Rはエンジン冷却水、又は潤滑油、或は、
ターボチヤージヤ用のインタークーラー用冷媒で
あつても良い。第2図にはウエイストゲートバル
ブ15の周辺の一部断面を示す。11はウエイス
トゲートバルブ開閉用のアクチユエータの動きを
ウエイストゲートバルブ15に伝えるためのバル
ブシヤフト12用のブツシユでタービンハウジン
グ1に嵌め込まれている。バルブシヤフト12に
はウエイストゲートバルブ15と連結しているア
ーム13が接続し、アクチユエータ(図示せず)
の作動によりバルブ15が開くときには、第2図
破線に示すように、シヤフト12を中心にして回
転し、バルブ15は閉鎖の位置より見て直角方向
に回動して開き、ウエイストゲートポート3より
排気ガスGの一部をバイパス通路に排出する。こ
のとき、ウエイストゲートバルブ15のバルブシ
ート部16は排気ガスの通過のために過熱される
が、このとき、ウエイストゲートポート3の周辺
の冷却用媒体通路4内に冷却用媒体Rが流れてバ
ルブシート部16を冷却し、その過熱を防止す
る。
次に本実施例によるターボチヤージヤを運転
し、冷却装置の作動について実験を行つた結果を
説明する。運転中の温度測定は第3図に示すター
ビンハウジングの□A,□B,□Cの3点に就て行つ
た。□Aはタービン用孔2の外側、□Bはウエイスト
ゲートポート3のタービン用孔2側、□Cはウエイ
ストゲートポート3の外側の排気マニホルドフラ
ンジ側である。その結果を、第4図に示す。第4
図は、□A,□B,□C各点についての各運転状態に応
じた温度分布を示す。先づ、ウエイストゲートポ
ート部の冷却を行わない従来型の場合についてみ
ると、通常の低負荷運転の結果を線に示す。こ
のときは肉厚である□B,□C部は排気ガスが常時旋
回排出している□A部に比べて低温となり、エンジ
ン回転数3500rpmの低負荷運転の場合の温度分布
は線に示すような結果となつた。次にこの従来
型で、エンジンの回転が上昇し、高負荷となり、
過給圧が設定値以上になつたときは線に示すよ
うになつた。このときは、コンプレツサーの過回
転を抑制するためにウエイストゲートバルブが開
き、高温の排気ガスはウエイストゲートポート3
を通つてバイパスされて排出され、このために、
□A,□B部は外側の空気と接している□C部に比べて
高温となつた。この際のウエイストゲートポート
3の周囲□Bと□Cに生ずる温度差により、前述した
ようにウエイストゲートバルブが熱歪みを起こ
し、不具合が発生する。
したがつて、本考案においては、過給圧が設定
値以上になり、ウエイストゲートバルブが開いた
時に高温の排気ガスにより□Bが高温になるのを抑
制するために、ウエイストゲートバルブ開の検知
信号8により制御バルブ7を作動させ、ウエイス
トゲートポート周辺に冷却用媒体Rを流通させ
て、□Bの高温化を防止するようにした。また、低
負荷運転に移行してウエイストゲートバルブが閉
の状態になれば、この状態を検知し、検知信号が
制御バルブ7に働いて冷却用媒体Rの流通を止め
るようにした。
本考案によるウエイストゲートバルブが開いた
時に前記冷却装置を作動させた場合の温度分布を
第4図の線に示す。また負荷の高低に拘らず常
時冷却を行つた場合におけるエンジン回転数
3500rpm、低負荷運転の時の温度分布の例を線
に示す。この場合は□A部と□B部との間で大きな温
度差が生ずるために、□A部側に変形亀裂を生じる
おそれがある。
以上の実験結果により、本考案に示すようにウ
エイストゲートバルブの開閉に応じて冷却系を制
御する方式による線が他の線よりも□A,□B,□C
部の温度勾配が最も緩かであり、前述した熱変形
に対しても効果が大きいことが判つた。
また、ON、OFF検知信号の入力に時間的な遅
れを持たせ、ウエイストゲートバルブが開から閉
になつた後もしばらく冷却系を作用させる方式と
すると高負荷から低負荷への移行の際の熱容量に
よる各部の温度変化の差を是正でき、より精密な
制御となる。この遅延動作は、アクチユエータに
作用する圧力信号をバキユームタイムリレーバル
ブ(VTV)により遅らせることでも、又電気信
号を検知してタイマー制御することでも可能であ
る。
なお、以上までの例ではデジタル的にON、
OFFする制御について説明したが、これをアナ
ログ的に制御しても同様の結果が得られた。これ
には検知信号を機械的な変位で代用する方式、つ
まり、アクチユエータのシヤフトと連動させたバ
ルブ7の開口面積制御用のニードルで制御しても
よい。第5図にアナログ制御の一例を示す。図示
の通りターボチヤージヤ20のウエイストゲート
バルブ15はアクチユエータ22により開閉され
るが、これと同一型式のアクチユエータ24がア
クチユエータ22と同一のバキユーム源により作
動し、制御バルブ7内の弁体26を前後に移動し
て弁座28との間隙を増減することで冷却用媒体
Rの流量を加減し、ウエイストゲートバルブ15
の開度に応じて冷却用媒体Rの流量をアナログ的
に制御している。
第6図に、本考案の第2実施例を示す。これで
は、冷却用媒体通路4のとりまわしをブツシユ1
1の近傍に配置している。これによりバルブ密閉
度不良のもう一つの原因である高温により、ウエ
イストゲートバルブのシヤフト12のねじれるこ
との防止に対して効果がある。その他の構成、作
用については第1実施例と同じであるので説明は
省略する。
以上により、ウエイストゲートポート3まわり
の熱勾配をゆるやかにすることが出来、ウエイス
トゲートポートの熱歪みを少くしてその作動を確
実に行わせることができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成・作用を有するもの
であるから、ウエイストゲートバルブが開放され
た時にウエイストゲートバルブのバルブシート部
及びウエイストゲートポート周辺のハウジングの
冷却を行うことにより、該ポート周辺の温度差の
不均一を是正し、これにより、ウエイストゲート
バルブの熱歪みによる該バルブの密閉度不良を防
止し、エンジンの加速特性等の運転性能の悪化を
防ぐという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例によるタービンハ
ウジング及び冷媒通路の正面図、第2図は第1図
の1部−断面側面図、第3図は、タービンハ
ウジングの温度分布測定点説明図、第4図はター
ビンハウジングの温度分布図、第5図は冷媒流量
をアナログ制御した場合の説明図、第6図は第2
実施例による冷却用媒体通路配置図、第7図は従
来例のウエイストゲートバルブ配置図、第8図は
第7図の側面全体図を示す。 1……タービンハウジング、3……ウエイスト
ゲートポート、4,9……冷却用媒体通路、11
……ブツシユ、12……ウエイストゲートバルブ
シヤフト、15……ウエイストゲートバルブ、1
6……バルブシート部、20……ターボチヤージ
ヤ、22,24……アクチユエータ、R……冷却
用媒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターボチヤージヤのタービンハウジング内にウ
    エイストゲートポートを有する構造のタービンハ
    ウジングにおいて、前記ウエイストゲートポート
    を開閉するウエイストゲートバルブのバルブシー
    ト部内部に冷却用媒体の通路を設け、ウエイスト
    ゲートバルブの開閉状態に応じて該通路内への前
    記冷却用媒体の流通を制御するように構成された
    内燃機関のターボチヤージヤのタービンハウジン
    グのウエイストゲートポート部の冷却装置。
JP1987190033U 1987-12-16 1987-12-16 Expired - Lifetime JPH0541234Y2 (ja)

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JP1987190033U JPH0541234Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

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JP1987190033U JPH0541234Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16

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JPH0195533U JPH0195533U (ja) 1989-06-23
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JPS5834260U (ja) * 1981-08-28 1983-03-05 富士電機株式会社 高圧断路器

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JPH0195533U (ja) 1989-06-23

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