JPH054127A - タービンブレードの修理装置及びその方法 - Google Patents

タービンブレードの修理装置及びその方法

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JPH054127A
JPH054127A JP3012364A JP1236491A JPH054127A JP H054127 A JPH054127 A JP H054127A JP 3012364 A JP3012364 A JP 3012364A JP 1236491 A JP1236491 A JP 1236491A JP H054127 A JPH054127 A JP H054127A
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blade
machining
turbine blade
hole
movement
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JP3012364A
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Michael J Fraser
マイケル・ジエイムズ・フレイザー
Philip C Franklan
フイリツプ・チヤールズ・フランクラン
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Refurbished Turbine Components Ltd
Original Assignee
Refurbished Turbine Components Ltd
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Publication date
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/02Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for mounting on a work-table, tool-slide, or analogous part
    • B23Q3/06Work-clamping means
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ガスタービンブレードの修理に関し、ブレード
をロータから取外すことなく、ブレードに貫通孔又は凹
所を形成するための方法及び装置を提供する。 【構成】貫通孔又は凹所は、例えば、レーシングワイヤ
ー孔である。本発明は、加工器具62を具えており、この
加工器具は最初の加工操作を行なうための第1の方向
と、加工操作を完了させる第2の方向に移動することが
できる。加工器具は、第1の方向において、加工の対象
となる部分に進入する。本発明では、ブレード14を正確
に把持するための支持手段36,38,41,75が設けられてい
る。本発明の方法及び装置により、ブレードはロータに
ブレード列として取付けられた状態のまま、正確に加工
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タービンブレードの修
理方法及びその装置に関し、主として、タービンブレー
ド組立体が連結部材によって互いに連結された複数のブ
レードを有するタービンブレードの修理に関する。連結
部材の例として、例えばレーシングワイヤーやカバーバ
ンドがある。このような連結部材は、各々のブレードに
連結部材を接続するためにタービンブレード中に孔や他
の形状の凹所を必要とする。
【0002】連結部材は、ブレード間の過度の相対移動
を防止し、タービンの作動中において振動を減衰させ
る。
【0003】本発明は、主として、レーシングワイヤー
孔を具えたタービンブレードに関するものである。レー
シングワイヤーは、ワイヤー、ロッド、チューブ及び他
の部材であることもある。以下、便宜上のためだけに、
レーシングワイヤーと称される。
【0004】
【従来技術及びその課題】タービンの作動中、ブレード
は、それが作動されなければならない苛酷な雰囲気によ
って摩耗や損傷を被る。長期使用の後、タービンのブレ
ードには修理作業すなわち修繕が必要となる。
【0005】ブレードをロータに取付けたままタービン
ブレードに作業を行うことが、同出願人によって提案さ
れてきた。このようなそのままの位置での修理は、それ
によって充分な修理が行えるとすれば、ロータを作動位
置から取り外さなければならない時間を大幅に短縮する
ことができる。ロータからブレードを取り外すことは、
多大な時間を要するとともに非経済的であるばかりでな
く、ブレード及び/又はロータにさらなる損傷を生じる
からである。
【0006】同出願人によって解明され、英国特許明細
書第 2091130号にも開示されているように、修理作業を
レーシングワイヤー孔近傍で行わなければならない場
合、その修理作業にはかなりの熱エネルギーの付加が含
まれ、修理後に熱処理も必要となる。このような場合、
影響を受けるブレードの不連続部分を除去するように、
各々のレーシングワイヤー孔を充填する提案がなされて
いる。
【0007】ブレードがロータから取り外されたとき、
このような作業は困難なく行うことができ、実際にはあ
る種の場合、ブレードをロータに取付けたままレーシン
グワイヤー孔を充填することはきわめて困難ではない
が、その後にレーシングワイヤー孔を再度穿設すること
は大きな障害を招く。レーシングワイヤー孔の軸は、一
般に、ブレードの表面に対してかなり傾いた角度になっ
ており、ある種のロータのブレードはかなりの長さを有
し、圧力が加えられたときに非常に簡単に移動するよう
になっている。レーシングワイヤー孔を正確な位置に穿
設することが重要である。さもなければ、レーシングワ
イヤーは特定の経路から歪んでしまい、タービンの使用
中においてブレードにはかなりの歪みが生じ、レーシン
グワイヤー孔が整列していないことにより、大きな集中
応力を生じた部分がブレードに発生する。
【0008】
【発明の概要】本発明の目的は、タービンブレードに孔
すなわち貫通ボアを設けるための方法を提供することで
ある。
【0009】本発明は第1の観点では、タービンブレー
ドに貫通孔又は凹所を形成する方法であって、該方法
は、前記タービンブレードと接触するように加工バイト
を第1の方向に移動させる工程と、次いで、前記加工バ
イトを第2の方向へ移動させる工程と、前記ブレードに
孔又は凹所を形成するように前記第2の方向に移動を続
ける工程とからなる、方法が提供される。
【0010】好ましくは、前記第1の方向への加工バイ
トの移動は、前記ブレードに、初期的加工操作を生じさ
せるようになっている。好適には、前記第2の方向への
移動が前記加工バイトを表面部分に接触させその方向が
前記第2の方向と実質的に直角となるように、前記第1
の方向への前記移動が前記ブレード上へ平坦部を加工す
るようになっている。
【0011】好ましくは、前記第1及び第2の方向は互
いに実質的に直角であり、前記第2の方向は前記タービ
ンブレードに穿設される貫通孔の軸に同心であるか、又
は形成される凹所の深さの方向と一致している。
【0012】本発明の他の目的は、前記問題点を解決
し、タービンブレードにレーシングワイヤー孔を形成す
ることのできる装置を提供することである。
【0013】本発明は他の観点では、タービンブレード
に貫通孔又は凹所を形成させる装置であって、該装置
は、タービンブレードを支持するようになっているブレ
ード支持装置と、回転できるように取付けられた加工バ
イトを具えた加工ヘッドを有する加工装置とからなり、
前記加工ヘッドは、加工される前記ブレードに対して予
め決められた加工位置に前記加工バイトを配置させる第
1の方向に可動であり、かつ、前記加工バイトを前記ブ
レードと接触するように配置させ前記貫通孔又は凹所を
形成するために行われる加工操作を行う第1の方向とは
異なる第2の方向に可動となっている装置が提供され
る。
【0014】好ましくは、前記加工装置及び前記支持装
置は、基部部材を具えているか、基部部材上に取付けら
れるようになっている。好適には、前記支持装置は、前
記基部部材に対して前記ブレードを支持するようになっ
ている部分の移動を可能にする移動手段を具えている。
【0015】好ましくは、前記第1の方向への移動は、
タービンブレードが固定されるロータの回転軸に対して
略々平行な方向である。好ましくは、前記第2の方向
は、前記回転軸に対して実質的に傾いている。
【0016】或いは、前記第1の方向は、前記加工装置
が加工されるブレードに向って前記タービンブレードの
外側端部から進入するように、実質的に前記回転軸の半
径方向となっており、前記第2の方向は前記回転軸に対
して実質的に傾いた状態にある。
【0017】好ましくは、前記支持装置は、タービンブ
レードの1つの面、好適には、裏面すなわちタービンの
使用中において流体が離れる方向の面に接するようにな
っている第1支持部分を有し、第2部分が前記タービン
ブレードの先導端(leadingedge )に接するようになって
おり、第3部分が前記タービンブレードの後端(traili
ng edge)に接するようになっている。
【0018】さらに、前記支持部分が、前記タービンブ
レードの端部に接するような第4部分を含む場合もあ
る。或いは、前記タービンブレードの端部に接するよう
な部分を、前記支持装置と分離して設けることができ
る。しかし、その部分は、前記支持装置及び前記加工装
置が固定される基部部材上と係合するように設けられ
る。
【0019】前記第1、第2、第3及び第4部分のいず
れかの移動を調節するための手段を設けることができ
る。これにより、前記支持装置は前記タービンブレード
を予め決められた所望の位置で正確に把持できるように
なる。
【0020】前記支持装置は、該支持装置を前記ロータ
の回転軸の実質的に半径方向に調節させる第2移動手段
を具えることができる。
【0021】加工を必要とするブレードに前記加工装置
をアクセスさせるスペースを確保するために、前記支持
装置が、列中の隣合うブレードを弾性限界まで曲げるた
めに該ブレードに係合する手段を具えることができる。
【0022】好ましくは、前記加工装置は加工ヘッド取
付部分を有しており、前記取付部分が、前記加工ヘッド
を適正な加工位置に配置する第1の方向に該取付部分を
移動させる移動手段を具えている。
【0023】前記加工ヘッドは、該加工ヘッドが前記第
2の方向に移動できるように前記取付部分に可動に取付
けられていてもよく、前記第1の方向に前記移動の手動
操作が行えるように前記取付部分に手段を設けることが
できる。
【0024】好ましくは、前記加工ヘッドは、フライス
(milling cutter)、すなわち複数の溝を具えたドリル(m
ulti-fluted drill)を有する。
【0025】本発明の装置では、フライスが顕著な効果
を奏する。その理由は、フライスが尖端を有しないため
短く、それ故に加工部分へのアクセスが容易であるだけ
でなく、ブレードが加工される場合のように、カッター
に実質的に直角でない表面を削るときにも滑る恐れがな
く、従って、ブレードが加工される場合、孔や凹所をよ
り正確に位置決め及び加工することができるためであ
る。
【0026】さらなるブレード係合手段を前記加工装置
の取付部分に設けると好適である。前記ブレード係合手
段は、加工されるブレードの表面に接するようになって
いる。好適には、前記支持装置の前記第1部分に係合す
るブレードの反対面では、前記ブレード係合手段は、加
工バイトの第2の方向への移動中において、ブレードの
加工を可能にするように、前記さらなる部分を前記加工
バイトが貫通する、孔、貫通孔又は切断部分を具えてい
る。
【0027】好ましくは、前記さらなるブレード係合部
分が前記加工ヘッドの前記支持部分上に設けられている
場合、取り外しができるように、ブレード係合部分が取
付けられている。
【0028】タービンブレードが複雑な形状のため、ブ
レードの表面に実質的に傾いた角度で孔を開けることは
その固有の経路からドリルバイトに望ましくない偏向を
生じるが、本発明の方法によれば、例えばレーシングワ
イヤー孔をきわめて正確に位置付けることができること
が判明した。
【0029】本発明の装置及び方法は、例えば、充分な
修理作業を行うことができるように、溶接材料で充填さ
れたレーシングワイヤー孔を再度形成する前に、レーシ
ングワイヤー孔又は凹所を再形成することを主目的とし
ているが、まず、ブレードの元のレーシングワイヤー孔
から存在するレーシングワイヤーを除去する必要があ
る。
【0030】このような作業は時には多大な時間がかか
り、注意して行わないと、ブレードを損傷することがあ
る。ところが、従来では、ブレードがロータから分解さ
れているときには、ブレード間のレーシングワイヤーを
切断し、レーシングワイヤーがブレードに溶接されてい
る場合には例えば溶解させ、孔からレーシングワイヤー
のスタブを打ち抜き又は他の除去方法によって、ブレー
ドからレーシングワイヤーのスタブを除去することが知
られている。
【0031】これは、非常に困難な作業になることがあ
り、スタブが簡単に除去できない場合は、ブレードから
スタブを除去する作業中においてブレードに損傷を与え
ることが頻繁に生じる。
【0032】本発明の装置は、ブレードをロータに取付
けたままレーシングワイヤーを除去することができるこ
とが判明した。
【0033】本発明は他の観点では、タービンブレード
からレーシングワイヤーを除去する方法であって、該方
法は、前記ブレードの間において前記レーシングワイヤ
ーが除去され前記ブレードに近接する位置で前記レーシ
ングワイヤーを切断し、前記レーシングワイヤーに向う
第1の方向に加工装置を移動させ、前記レーシングワイ
ヤーの一部分を除去するように前記移動を継続し、次い
で、前記レーシングワイヤーの軸と実質的に同心軸の第
2方向に前記加工装置を移動させ、前記レーシングワイ
ヤーが除去されるまで前記移動を継続する方法が提供さ
れる。
【0034】好ましくは、前記第1及び第2の方向は、
実質的に互いに直角である。
【0035】好適には、レーシングワイヤーが固定され
たタービンブレードは、前記加工操作中において、例え
ば、前述の支持装置により支持され、前記レーシングワ
イヤーに対して加工装置の正確な位置を保持し、タービ
ンブレードの望ましくない移動を防止するようになって
いる。
【0036】本発明の装置及び方法は、レーシングワイ
ヤー孔及びレーシングワイヤーの交換又は変更を可能に
する。従って、この装置及び該装置を使用した方法は、
既にあるレーシングワイヤーを除去することが可能であ
るので、例えば、ロータをより効率良くするように設計
することができ、元のレーシングワイヤー孔を充填し、
新しい孔を、同じ位置又は異なる位置に、及び同じ大き
さ又は異なる大きさに開けることができる。この場合、
異なる形状のレーシングワイヤー又は異なるタイプのレ
ーシングワイヤーを用いることができる。
【0037】従来では、このような作業は、タービンブ
レードをロータに取付けたまま行うことは可能ではなか
った。
【0038】加工装置の2方向移動が、平坦面の形成を
可能にしフライス又はドリルが第2の方向への移動の前
に平坦面に接するようになって、ドリルバイトが正しい
経路から偏向しないことが確実にされている。
【0039】本発明の装置及び方法は、以下、図面を参
照して、実施例によってより詳細に説明される。
【0040】
【実施例】まず、図1には、本発明の装置が示されてお
り、このは基板10上に取付けられている。基板10
は、U字状をしており、第1のリム11と、第2のリム
12と、これらのリムの間を延びる隙間13を有してな
る。隙間は、符号14,15,16で示されるタービン
ブレードの端部の通路として機能する。
【0041】図2は、タービンロータの一例を示してい
る。代表的なものでは、例えば、60乃至70のブレー
ドを有する。
【0042】例えば、全体が符号20,21,22,2
3で示されるタービンブレードのようなタービンの低圧
側では、列中のブレードはレーシングワイヤーにより一
体に結合される。レーシングワイヤーは、図1において
符号24で示される孔のような貫通孔を通じている。レ
ーシングワイヤーは、例えば、溶接(brazing )によっ
て、各々のブレードに固定される。
【0043】レーシングワイヤーがブレードから除去さ
れた後、孔24のような孔は溶接材料で充填され、そし
て、さらなる修理がブレードに対して行われる。修理の
例として、腐食を防止するように先導端に新しいシール
ドを固定したり、他の損傷を修理したりすることがあ
る。修理の後、各々のブレードは、その応力を除去する
ために熱処理操作を受ける。その後、レーシングワイヤ
ー孔24を正しい位置に開けることが必要になる。
【0044】図示された如く、基板10に取付けられた
装置は、全体が符号25で示された加工装置と、全体が
符号26で示された支持装置を有してなる。
【0045】U字状の基板10のスロット13は、ロー
タ軸27の半径方向に延びている。加工装置25及び支
持装置26は、両方とも、各々が符号28,29に示さ
れるボルト等によって、基板10に対して強固に取付け
られている。加工装置25及び支持装置26とも固定さ
れているので、これらの装置は、両方とも、少なくとも
軸27の半径方向については正確な位置にあり、レーシ
ングワイヤー孔24の正しい位置を提供することができ
る。
【0046】必要であれば、例えば、移動システム及び
正確な螺子係合によって微妙な半径方向の調節を行うた
めの手段を、支持装置26及び加工装置25上に設ける
こともできる。
【0047】ブレードにレーシングワイヤー孔を開ける
ために、まず、例えば符号14で示されるブレードが加
工装置25に対して正確な位置に配置される。次いで、
支持装置26が移動システムによって移動させられる。
移動システムは、符号30で示されており、螺子部材3
1と操作輪32とを有してなる。作動輪32は、支持部
材33を補助基板34に対して移動させるためのもので
ある。図3に示されるように、第1支持部分36がブレ
ードの下面に接触するまで、この移動はブレードに対し
て続けられる。
【0048】第2支持部分38は、それがブレード14
の先導端40に接してブレード14を強固に位置付ける
ように、固定手段39により固定されている。
【0049】第3支持部分41は係合部分42と調節部
材43とを有してなる。係合部分42は、ブレード14
の後端44を強固に把持するまで、ブレード14に対し
て移動できるようになっている。
【0050】ブレード14は支持装置26によって強固
に固定され、従って、基板10に対して少なくとも外側
端での移動は不可能である。
【0051】支持装置はさらなる支持部材45を有して
いる。支持部材45は、補助基板46上に設けられてお
り、案内部材47,48を介して基板10に対して可動
である。位置決めピン49及び把持部分50も設けられ
ている。
【0052】さらなる支持部材45は、支持ピン49が
ブレード14の下面37に正確に位置決めされるまで、
慎重に調節される。次いで、把持部材50がボルトや螺
子(図示せず)のような固定手段によって支持ピン49
に固定され、ブレード14の端部はピン49と把持部材
50との間で強固に把持される、
【0053】加工装置は、基板10に対して、補助基板
55,56及び案内手段により固定されている。案内手
段の1つが符号27で示されている。加工装置は、微小
移動手段58により可動である。微小移動手段58は、
螺子部材59と作動輪60とを有してなる。従って、加
工装置25は、加工を受けるブレードとの接触方向及び
離脱方向へ、ロータ軸27と実質的に平行な方向に移動
することができる。
【0054】図示の加工装置は、圧縮空気により作動さ
れる回転器具61を有する。回転器具61は、加工ヘッ
ド62と回転加工バイト63とを有する。
【0055】器具61は垂直移動が制限されるようにス
タンド64中に取付けられている。垂直移動は作動杆6
9の操作により行うことができる。作動杆69はハンド
ル65を有し、下方への移動は、ばね66,67により
弾性的に制限されている。
【0056】加工ヘッド62を下方へ移動させるため
に、まず、安全留め金69が作動杆69との接触から解
放される。ハンドル65を下方に移動すると、作動杆6
9が時計回りに揺動し、器具61は接続部材70との結
合を介して垂直方向下方に移動する。
【0057】ブレード14が支持装置26によって固有
の位置に把持されると、加工装置の作動輪60が回転さ
せられて加工ヘッド62が移動され、加工バイト63が
ブレード14の表面に接触するようになる。
【0058】穿設位置において、次いで、加工装置はハ
ンドル65を下方に移動させることにより下方に移動す
る。ハンドル65の下方への移動が、回転加工バイト6
3によりブレード14に孔を開けさせる。
【0059】ブレード14に開けられる孔の軸はブレー
ドの表面の平面に対して鋭角で傾いているので、ブレー
ド表面上でバイトが滑る恐れを最小限に抑え、絶対精度
を確保するために、複数の溝を有するフライス63を用
いることが望ましいことが判明した。
【0060】隣合うブレード間で加工装置を作動させる
スペースが限られている場合がある。このような場合、
最初の加工操作がブレードに行われた後に、さらなる支
持部材75を除くことができる。
【0061】また、支持装置26には、ボルト80の形
をした偏向部材が設けるてある。ボルト80は支持装置
に螺子係合しており、ヘッド81が隣合うブレード15
に接するまで回転させられ、さらなる回転によってブレ
ード15はブレード14から離れる方向に弾性偏向させ
られる。このようにして、ブレード14への加工装置2
5のアクセスが可能になる。
【0062】各々のブレードからレーシングワイヤー部
分を除去する方法が、以下、図4乃至図8を参照してよ
り詳細に説明される。
【0063】図4は、レーシングワイヤー103によっ
て互いに連結された3つのブレード100,101,1
02を示している。
【0064】レーシングワイヤー103は、ブレード1
00,101,102の間で切断され、従って、図5に
おいて符号104,105,106で示されるスタブの
みが残る。
【0065】次いで、図1及び図3に示された構造に加
工装置によって、図6に示されるように、スタブが除去
される。ブレード101は支持装置26によって把持さ
れ、そして、加工バイト63がレーシングワイヤーのス
タブ105と接触する第1の方向に移動するまで、加工
装置はロータ軸27と実質的に平行な方向に移動させら
れる。
【0066】次いで、加工ヘッド63が図7に示される
ようにレーシングワイヤーのスタブ105の頂面に形成
された平坦面の位置に達するまで同じ方向に移動が続け
られる。
【0067】次いで、図8に示されるように、加工装置
が下方に移動させられ、スタブ105が機械加工により
除去される。
【0068】ある状況の下では、異なる加工バイトによ
って、図7に示された加工作業及び図8に示された穿設
作業を行うことが好ましいと考えられる。加工装置はそ
の加工位置から取り外され、穿設作業を始める前に、そ
のバイトをより適切なバイトの交換することができる。
【0069】また、ある条件の下では、ブレードにレー
シングワイヤー孔を再成形するために類似する作業順序
を行うことができると考えられる。隣合うタービンブレ
ードが互いに非常に近寄っており、加工バイトの第1の
方向への移動がブレードとの接触を生じる場合、平坦面
を加工バイトによってブレード上で形成することによ
り、ブレードのレーシングワイヤー孔の穿設を加工装置
により正確に整列した位置で行わせることができる。
【0070】前述の説明、添付図面に開示され、特定の
実施態様又は望ましい作用を発揮する文言若しくは意味
で表現された特徴、又は、開示された結果を得るための
方法若しくはプロセスは、これらの特徴を分割又は組み
合わせて、種々の態様で本発明を実施するために利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例の斜視図である。
【図2】タービンロータの斜視図である。
【図3】加工バイトにより加工操作を行った後の、図1
に示された加工装置の断面図である。
【図4】レーシングワイヤーにより連結された3つのブ
レードの説明図である。
【図5】ブレードからレーシングワイヤーのスタブを除
去する作業順序を説明する図である。
【図6】ブレードからレーシングワイヤーのスタブを除
去する作業順序を説明する図である。
【図7】ブレードからレーシングワイヤーのスタブを除
去する作業順序を説明する図である。
【図8】ブレードからレーシングワイヤーのスタブを除
去する作業順序を説明する図である。
【図9】図1に示されたさらなる支持部材の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 基板 14,15,16,20,21,22,23 タービン
ブレード 24 レーシングワイヤー孔 25 加工装置 26 支持装置 27 ロータ軸 30 移動システム 33 支持部材 34 補助基板 36 第1支持部分 38 第2支持部分 40 先導端 41 第3支持部分 44 先端 45 さらなる支持部材 62 加工ヘッド 63 加工バイト 65 ハンドル 69 作動杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ジエイムズ・フレイザー イギリス国ワーセスターシヤー、ダブリユ ー・アール7・4エヌ・エイ、ブロート ン・ハケツト、ホツプ・キルンス、ナンバ ー2 (72)発明者 フイリツプ・チヤールズ・フランクラン イギリス国ワーセスターシヤー、ダブリユ ー・アール9・7アール・イー、ドロイト ウイツチ、サフオーク・ウエイ28

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンブレードに貫通孔又は凹所を形
    成する方法であって、該方法は、前記タービンブレード
    と接触するように加工バイトを第1の方向に移動させる
    工程と、次いで、前記加工バイトを前記第1の方向と異
    なる第2の方向へ移動させる工程と、前記ブレードに孔
    又は凹所を形成するように前記第2の方向に移動を続け
    る工程とからなる、方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の方向への前記加工バイトの移
    動は、前記ブレードに、初期的加工操作を生じさせるよ
    うになっている、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の方向への移動が前記加工バイ
    トを前記第2の方向に実質的に直角になるように加工さ
    れた前記ブレードの表面部分に接触させるように、前記
    第1の方向への前記移動が前記ブレード上に平坦部を加
    工するようになっている、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の方向は互いに実質的
    に直角であり、前記第2の方向は前記タービンブレード
    に穿設される貫通孔の軸に同心であるか、又は形成され
    る凹所の深さの方向と一致している、請求項1乃至3の
    いずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記貫通孔又は凹所が加工される位置の
    近くの複数の支持位置において、前記タービンブレード
    を支持する工程を含む、請求項1乃至4のいずれか1つ
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 タービンブレードに貫通孔又は凹所を形
    成させる装置であって、該装置は、タービンブレードを
    支持するようになっているブレード支持装置と、回転で
    きるように取付けられた加工バイトを具えた加工ヘッド
    を有する加工装置とからなり、前記加工ヘッドは、加工
    される前記ブレードに対して予め決められた加工位置に
    前記加工バイトを配置させる第1の方向に可動であり、
    かつ、前記加工バイトを前記ブレードと接触するように
    配置させ前記貫通孔又は凹所を形成するために行われる
    加工操作を行う第1の方向とは異なる第2の方向に可動
    となっている、装置。
  7. 【請求項7】 前記加工装置及び前記支持装置は、基部
    部材を具えているか、基部部材上に取付けられるように
    なっている、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記支持装置は、前記基部部材に対して
    前記ブレードを支持するようになっている部分の移動を
    可能にする移動手段を具えている、請求項7記載の装
    置。
  9. 【請求項9】前記第2の方向は、前記回転軸に対して実
    質的に傾いている、請求項6乃至8のいずれか1つに記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の方向は前記タービンブレー
    ドが固定されるロータの回転軸に実質的に平行な方向で
    ある、請求項6乃至9のいずれか1つに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の方向は前記タービンブレー
    ドが取付けられるロータの回転軸に実質的に半径方向で
    ある、請求項6乃至9のいずれか1つに記載の方装置。
  12. 【請求項12】 前記支持装置は、タービンブレードの
    1つの面に接するようになっている第1支持部分を有
    し、第2部分が前記タービンブレードの先導端に接する
    ようになっており、第3部分が前記タービンブレードの
    後端に接するようになっている、請求項6乃至11のい
    ずれか1つに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記支持装置が、前記タービンブレー
    ドの端部に接するような第4部分を含む、請求項6乃至
    12のいずれか1つに記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記支持装置が、前記第1、第2、第
    3及び第4部分のいずれかを調節するための移動手段を
    有し、前記移動の操作は、前記部分が前記タービンブレ
    ードを予め決められた所望の位置で正確に把持できるよ
    うに移動させるようになっている、請求項13記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 前記支持装置を前記ロータの回転軸の
    実質的に半径方向に調節させる第2移動手段を具えてい
    る、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 加工を必要とするブレードに前記加工
    装置をアクセスさせるスペースを確保するために、前記
    手段が、列中の隣合うブレードを弾性限界で曲げるため
    に該ブレードと係合する手段を具えている、請求項6乃
    至15のいずれか1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記加工装置は、前記第1及び第2の
    方向に移動させるための移送手段を有する、請求項6乃
    至15のいずれか1つに記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記加工バイトは、穿設カッターすな
    わち複数の螺旋溝を具えたドリルからなる、請求項6乃
    至17のいずれか1つに記載の装置。
  19. 【請求項19】 加工されるブレードの表面に接するよ
    うになっているブレード係合手段を有する、請求項6乃
    至17のいずれか1つに記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記ブレード係合手段は、加工バイト
    の第2の方向への移動中において、ブレードの加工を可
    能にするように、前記加工バイトが貫通する、孔、貫通
    孔又は切断部分を具えている、請求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記ブレード係合部分が前記加工ヘッ
    ドの移動のために取付けられている、請求項20記載の
    装置。
  22. 【請求項22】 タービンブレードからレーシングワイ
    ヤーを除去する方法であって、該方法は、前記ブレード
    の間において前記レーシングワイヤーが除去され前記ブ
    レードに近接する位置で前記レーシングワイヤーを切断
    し、前記レーシングワイヤーに向う第1の方向に加工装
    置を移動させ、前記レーシングワイヤーの一部分を除去
    するように前記移動を継続し、次いで、前記レーシング
    ワイヤーの軸と実質的に同心軸の第2方向に前記加工装
    置を移動させ、前記レーシングワイヤーが除去されるま
    で前記移動を継続する、方法。
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