JPH0541341U - 電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置 - Google Patents
電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置Info
- Publication number
- JPH0541341U JPH0541341U JP9714391U JP9714391U JPH0541341U JP H0541341 U JPH0541341 U JP H0541341U JP 9714391 U JP9714391 U JP 9714391U JP 9714391 U JP9714391 U JP 9714391U JP H0541341 U JPH0541341 U JP H0541341U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力ケーブルの端末部または接続部に用いら
れるストレスコーンを容易に且つ低い不良率で製造する
ことができ、またストレスコーンを補強絶縁体に押付け
る必要をなくすことができる。 【構成】 ストレスコーン34は、電力ケーブル12の
外部導体16と補強絶縁体36との間に径方向に圧縮し
て取付けられるストレスコーン成形体32から成ってお
り、このストレスコーン成形体32は、電力ケーブル1
2の外部導体16と補強絶縁体36との間の空間内を延
びるコーン延長部32aを有する。また、ストレスコー
ン電極30と電界抑圧部30aは、ストレスコーン成形
体32の電力ケーブル12の外部導体16に接触する表
面からコーン延長部32aの表面に沿って連続的に形成
された導電層31から成っている。ストレスコーン電極
30及び電界抑圧部30aは、表面塗布または蒸着等の
簡単な手段によって形成される。
れるストレスコーンを容易に且つ低い不良率で製造する
ことができ、またストレスコーンを補強絶縁体に押付け
る必要をなくすことができる。 【構成】 ストレスコーン34は、電力ケーブル12の
外部導体16と補強絶縁体36との間に径方向に圧縮し
て取付けられるストレスコーン成形体32から成ってお
り、このストレスコーン成形体32は、電力ケーブル1
2の外部導体16と補強絶縁体36との間の空間内を延
びるコーン延長部32aを有する。また、ストレスコー
ン電極30と電界抑圧部30aは、ストレスコーン成形
体32の電力ケーブル12の外部導体16に接触する表
面からコーン延長部32aの表面に沿って連続的に形成
された導電層31から成っている。ストレスコーン電極
30及び電界抑圧部30aは、表面塗布または蒸着等の
簡単な手段によって形成される。
Description
【0001】
本考案は、例えば、電力ケーブルの端末部、接続部等に用いられる電力ケーブ ルの電気的ストレス緩和装置の改良に関するものである。
【0002】
一般に、この種の電気的ストレス緩和装置は、図3に示すように、例えば電気 ケーブル12の端末部20内に設けられ電力ケーブル12の外部導体16に密着 するストレスコーン電極30を有するストレスコーン34と、このストレスコー ン34を受ける補強絶縁体36とから成り、ストレスコーン電極30は、ストレ スコーン34に設けられストレスコーン電極30から一体に延びる電界抑圧部3 0aを有し、補強絶縁体36は、この電界抑圧部30aに協働するように設けら れた補助電極42を有する。
【0003】 従来技術の電気的ストレス緩和装置は、ストレスコーン34を電力ケーブル1 2の絶縁層18と補強絶縁体36との間に押付けるばね押付け手段60を備えて いる。ストレスコーン電極30は、電力ケーブル12の外部導体16に密着する ようにストレスコーン34の内周面に露出して設けられた導電性ゴムから成形さ れ、また電界抑圧部30aは、補強絶縁体36内の補助電極42に接近するよう にストレスコーン電極30からストレスコーン34内を一体に延びる導電性ゴム から成形されている。ばね押付け手段60は、ストレスコーン圧接材62に固定 された複数のばね保持杆64にそれぞれ保持されたコイルばね66から成り、こ のコイルばね66は、補強絶縁体36にねじ込まれる支持杆68に取付けられた 座金70によって圧縮されてストレスコーン34を図3の右に向けて押付け、電 力ケーブル12の絶縁層18と補強絶縁体36との間のテーパ状空間に押込んで いる。尚、図3において、符号22は碍管、24は支持碍子、38は補強絶縁体 36の金属補強部、44はシールパッキング、46は金属補強部38を支持碍子 24に固定する止めねじ、56は端末部20内の空間である。
【0004】
しかし、この従来技術の電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置では、ストレ スコーン34は、絶縁ゴムから成形されるストレスコーン成形体32A、32B と導電性ゴムから成形されるストレスコーン電極30及び電界抑圧部30aとか ら成り、且つ電界抑圧部30aは、ストレスコーン成形体32A、32Bの間に 埋められて設けられているので、所定の直径の芯金に絶縁性ゴム及び導電性ゴム を手作業で順次配置した後、金型内に設置して加硫して成形しなければならない ため、ストレスコーンの製造が困難で製造効率が悪い上に不良率が高い欠点があ った。
【0005】 本考案の目的は、上記の欠点を回避し、ストレスコーンを容易に且つ低い不良 率で製造することができるようにした電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置を 提供することにある。
【0006】
本考案の課題解決手段は、電力ケーブルの外部導体に密着するストレスコーン 電極を有するストレスコーンとこのストレスコーンを受ける補強絶縁体とから成 り、ストレスコーン電極はストレスコーンに設けられストレスコーン電極から一 体に延びる電界抑圧部を有する電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置において 、ストレスコーンは補強絶縁体と電力ケーブルの外部導体との間に径方向に圧縮 して取付けられ電力ケーブルの絶縁層と補強絶縁体との間の空間内を延びるコー ン延長部を有する絶縁ゴム製のストレスコーン成形体から成り、且つストレスコ ーン電極と電界抑圧部とは、ストレスコーン成形体の電力ケーブルの外部導体に 接触する表面からコーン延長部の表面に沿って形成された導電層から成っている ことを特徴とする電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置を提供することにある 。
【0007】
【作用】 このように、ストレスコーンが電力ケーブルの外部導体と補強絶縁体との間に 径方向に圧縮して取付けられるようにして両者の空間内を延びるコーン延長部を 有し、またストレスコーン電極はストレスコーン成形体の電力ケーブルの外部導 体の表面からコーン延長部の表面に沿って形成された導電層から成っていると、 ストレスコーンは簡単な成形によって容易に製造することができ、またストレス コーンを押付ける手段を必要としないので、電力ケーブルの端末部または接続部 を小型化することができる。
【0008】
本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべると、図1及び図2は本考案に係 る電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置10を備えた電力ケーブル12の端末 部20を示しているが、本考案は電力ケーブルの端末部の外に接続部にも同様に して適用することができる。
【0009】 電力ケーブル12は、その端部でシース14、外部導体16及び絶縁層18が 順次段剥ぎされて図示しない導体、外部導体16、絶縁層18が順次露出されて いる。導体は、電気機器の端子導体に圧縮接続して端末部20を形成し、この端 末部20は、碍管22を備えている。尚、図1及び図2において、符号24は碍 管22を絶縁して支持する支持碍子、また符号26は電力ケーブル12と端末部 20とに跨がって取付けられた保護金具であり、この保護金具26の電力ケーブ ル側の端部は適宜の手段によって電力ケーブルのシース14に固着され、この保 護金具26の端部とシース14とに跨がって防水テープ等を巻付けて防水層28 を形成している。
【0010】 電気的ストレス緩和装置10は、図2に詳細に示すように、電力ケーブル12 の外部導体16に密着するストレスコーン電極30を有するストレスコーン34 と、このストレスコーン34を受ける補強絶縁体36とから成っている。補強絶 縁体36は、ドーナツ状の環状金属板38Aの内縁から軸線方向に平行に延びる 筒部38Bを有する金属補強部38と、この金属補強部38の筒部38Bを埋込 むようにエポキシ樹脂から成形された筒状の樹脂補強部40とから成り、この樹 脂補強部40の内端は内周が次第に小径となるテーパ部分40aを有する。
【0011】 ストレスコーン電極30は、ストレスコーン34に設けられストレスコーン電 極30から一体に延びる電界抑圧部30aを有する。この電界抑圧部30aは、 電力ケーブル12の外部導体16に密着してこの外部導体16の電界を図2の右 方向に導き、電界強度を適度に緩和する機能を有する。
【0012】 補強絶縁体36は、この電界抑圧部30aに協働するように金属補強部38か ら延び樹脂補強部40に埋込まれた補助電極42を有する。金属補強部38は、 その金属板をシールパッキング44を介して碍管22に密着するように止めねじ 46によって支持碍子24に固定されている。尚、図1に示すように、保護金具 26の碍管22側の鍔状端部26aは、シールパッキング48を介して金属補強 部38に密着するように止めねじ50によってこの金属補強部38に固定されて いる。
【0013】 ストレスコーン34は、補強絶縁体36と電力ケーブル12の外部導体16と の間に径方向に圧縮して取付けられ電力ケーブル12の外部導体16と補強絶縁 体36との間の空間内を延びるコーン延長部32aを有する絶縁ゴム製のストレ スコーン成形体32から成っている。このストレスコーン成形体32は、補強絶 縁体36の金属補強部38に止めねじ52によって固定された環状ホルダ54が 係入する凹部30bを有していてこの環状ホルダ54によって軸線方向に変位す ることがないように保持している。従って、ストレスコーン34の圧縮される部 分は、電力ケーブル12の外部導体16と補強絶縁体36の内周面との間の間隔 よりも大きな肉厚を有するように形成される。ストレスコーン34は、この圧縮 部分の弾性反発力によってストレスコーン電極30を電力ケーブル12の外部導 体16に圧接している。
【0014】 また、ストレスコーン電極30と電界抑圧部30aとは、このストレスコーン 成形体32の電力ケーブル12の外部導体16に接触する表面からコーン延長部 32aの表面に沿って形成された導電層31から成っている。図2から解るよう に、電界抑圧部30aは、コーン延長部32aの電力ケーブルの絶縁層18に面 する表面から先端の丸み部分に沿って折返して補強絶縁体36の補助電極42が 埋込まれた部分に面する表面まで延びている。
【0015】 このように、ストレスコーン電極30及び電界抑圧部30aがストレスコーン 34内に埋込まれていないので、ストレスコーン34は、ストレスコーン成形体 32を成形した後、このストレスコーン成形体32の表面に導電性塗料を塗布す るか、導電性金属を蒸着することによってストレスコーン電極30及び電界抑圧 部30aを形成することができる。
【0016】 碍管22、補強絶縁体36及びストレスコーン34等によって包囲される空間 56内には絶縁油または絶縁ガスが充填される。従って、電力ケーブル12の端 末部20の電気絶縁性能を充分に維持することができる。
【0017】
本考案によれば、上記のように、ストレスコーンを電力ケーブルの外部導体と 補強絶縁体との間に径方向に圧縮して取付けられるようにして両者の空間内を延 びるコーン延長部を有し、またストレスコーン電極と電界抑圧部は、ストレスコ ーン成形体の電力ケーブルの外部導体の表面からコーン延長部の表面に沿って連 続的に形成された導電層から成っているので、ストレスコーンは簡単な成形によ って容易に製造することができる上にストレスコーン電極は表面塗布または蒸着 等の簡単な手段によって容易に形成することができ、従ってストレスコーンを高 い精度で効率よく製造することができ、またストレスコーンは電力ケーブルと補 強絶縁体との間で径方向に圧縮して取付けられるので、従来必要としたストレス コーンを圧縮する押付け手段が不要となるから、電力ケーブルの端末部または接 続部を小型化することができる実益がある。
【図1】本考案に電気的ストレス緩和装置を備えた電力
ケーブルの端末部の上半部の概略断面図である。
ケーブルの端末部の上半部の概略断面図である。
【図2】本考案の電気的ストレス緩和装置の要部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図3】従来技術の電力ケーブルの電気的ストレス緩和
装置の一部分を拡大して示す断面図である。
装置の一部分を拡大して示す断面図である。
10 電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置 12 電力ケーブル 14 シース 16 外部導体 18 絶縁層 20 端末部 22 碍管 24 支持碍子 30 ストレスコーン電極 30a 電界抑圧部 30b 凹部 32 ストレスコーン成形体 32a コーン延長部 34 ストレスコーン 36 補強絶縁体 38 金属補強部 40 樹脂補強部 40a テーパ部 42 補助電極 44 シールパッキング 46 止めねじ 52 止めねじ 54 環状ホルダ
Claims (1)
- 【請求項1】 電力ケーブルの外部導体に密着するスト
レスコーン電極を有するストレスコーンと前記ストレス
コーンを受ける補強絶縁体とから成り、前記ストレスコ
ーン電極は前記ストレスコーンに設けられて前記ストレ
スコーン電極から一体に延びる電界抑圧部を有する電力
ケーブルの電気的ストレス緩和装置において、前記スト
レスコーンは前記補強絶縁体の円筒部と前記電力ケーブ
ルの外部導体との間に径方向に圧縮して取付けられ前記
補強絶縁体のテーパ部と前記電力ケーブルの絶縁層との
間の空間内を延びるコーン延長部を有する絶縁ゴム製の
ストレスコーン成形体から成り、且つ前記ストレスコー
ン電極と前記電界抑圧部とは、前記ストレスコーン成形
体の電力ケーブルの外部導体に接触する表面から前記コ
ーン延長部の表面に沿って形成された導電層から成って
いることを特徴とする電力ケーブルの電気的ストレス緩
和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9714391U JPH0541341U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9714391U JPH0541341U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541341U true JPH0541341U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=14184353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9714391U Pending JPH0541341U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 電力ケーブルの電気的ストレス緩和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541341U (ja) |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP9714391U patent/JPH0541341U/ja active Pending
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