JPH0541652Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0541652Y2 JPH0541652Y2 JP1986095540U JP9554086U JPH0541652Y2 JP H0541652 Y2 JPH0541652 Y2 JP H0541652Y2 JP 1986095540 U JP1986095540 U JP 1986095540U JP 9554086 U JP9554086 U JP 9554086U JP H0541652 Y2 JPH0541652 Y2 JP H0541652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handling
- net
- receiving net
- ceramic
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は脱穀機における扱室のクリンプ網に利
用されるものである。
用されるものである。
一般に、扱室のクリンプ網は波状に折曲形成し
た線材を縦横に編合せるようにして構成されてい
るが、クリンプ網の耐久力をもたせるため従来は
硬質の線材か又は軟質でも太い線材が用いられて
いる。又、受網の全表面に合成樹脂被膜層を形成
する技術は、実開昭53−29945号公報により公知
である。
た線材を縦横に編合せるようにして構成されてい
るが、クリンプ網の耐久力をもたせるため従来は
硬質の線材か又は軟質でも太い線材が用いられて
いる。又、受網の全表面に合成樹脂被膜層を形成
する技術は、実開昭53−29945号公報により公知
である。
ところが、硬質や太い線材を編合せたものは第
5図に示す如く一定の目合のもとでは曲げによる
凹凸を大きくすることが出来ず、扱室内を回流す
る被処理物に与える抵抗が小さくこれを充分に分
散処理することが出来ない欠陥があつた。
5図に示す如く一定の目合のもとでは曲げによる
凹凸を大きくすることが出来ず、扱室内を回流す
る被処理物に与える抵抗が小さくこれを充分に分
散処理することが出来ない欠陥があつた。
又、前記実開昭53−29945号公報に記載された
ものは、エポキシ樹脂等の合成樹脂被膜層によ
り、わらくず等が受網に付着しないようにすると
共に、受網を滑り易くして受網自信の摩耗を少な
くするものであるが、かかる合成樹脂被膜層は軟
らかくしかも上記のように表面が極めて滑り易い
ものであるため、被処理物が接当してもこれを充
分に処理することができず、受網の処理能力が劣
る欠陥があると共に、合成樹脂被膜層は厚層とし
なければ、被処理物等の接当に対する強度を保て
ず、従つて受網の線径が太くなつて受網の目合い
が小さくなつたり、又受網の実質的な漏下面積が
狭くなつて穀粒漏下効率が低下する欠点があつ
た。
ものは、エポキシ樹脂等の合成樹脂被膜層によ
り、わらくず等が受網に付着しないようにすると
共に、受網を滑り易くして受網自信の摩耗を少な
くするものであるが、かかる合成樹脂被膜層は軟
らかくしかも上記のように表面が極めて滑り易い
ものであるため、被処理物が接当してもこれを充
分に処理することができず、受網の処理能力が劣
る欠陥があると共に、合成樹脂被膜層は厚層とし
なければ、被処理物等の接当に対する強度を保て
ず、従つて受網の線径が太くなつて受網の目合い
が小さくなつたり、又受網の実質的な漏下面積が
狭くなつて穀粒漏下効率が低下する欠点があつ
た。
本考案の技術的課題は、クリンプ網を軟質の比
較的小線径の線材で凹凸大に形成し、その作用面
をセラミツクの熔射により硬化させて、処理性
能、耐摩耗性共に優れた受網を提供することであ
る。
較的小線径の線材で凹凸大に形成し、その作用面
をセラミツクの熔射により硬化させて、処理性
能、耐摩耗性共に優れた受網を提供することであ
る。
上記問題点を解決するために講じた本考案によ
る脱穀機における扱室のクリンプ網は次の通りで
ある。
る脱穀機における扱室のクリンプ網は次の通りで
ある。
多数の扱歯1aを有する扱胴1を内装した扱室
7の受網6を、波状に形成した縦・横の線材を編
合せて構成すると共に、該受網6の上記扱胴1と
対面する作用面にのみセラミツクを熔射してセラ
ミツクによる耐摩耗層6aを形成したことを特徴
とするものである。
7の受網6を、波状に形成した縦・横の線材を編
合せて構成すると共に、該受網6の上記扱胴1と
対面する作用面にのみセラミツクを熔射してセラ
ミツクによる耐摩耗層6aを形成したことを特徴
とするものである。
扱室内で発生した被処理物は扱室内を回流する
間に受網作用面の凹凸により抵抗を受けて確実に
分散処理され、単粒となつた穀粒は受網から速や
かに漏下する。又受網作用面のセラミツクによる
耐摩耗層は硬度が大でかつ表面が適度の粗面とな
つているから、被処理物に対する受網の脱粒能力
及びわらくず細分能力等の処理能力が高い。しか
も受網は耐摩耗性及び耐腐蝕性が高くかつ受網作
用面の硬化により耐久力が大である。
間に受網作用面の凹凸により抵抗を受けて確実に
分散処理され、単粒となつた穀粒は受網から速や
かに漏下する。又受網作用面のセラミツクによる
耐摩耗層は硬度が大でかつ表面が適度の粗面とな
つているから、被処理物に対する受網の脱粒能力
及びわらくず細分能力等の処理能力が高い。しか
も受網は耐摩耗性及び耐腐蝕性が高くかつ受網作
用面の硬化により耐久力が大である。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
1は脱穀機の扱胴で外周に多数の扱歯1aを有
し、前部の穀稈供給側を低く後部の排出側を高く
傾斜させた扱胴軸2に軸着され、前壁3、後壁
4、天板5及び受網6に囲まれた扱室7に内装さ
れている。扱室7の一側には、前壁3に設けた供
給口3aと後壁4に設けた排出口4aを連通する
扱口8が開口されており、その外側下方にはフイ
ードチエン9が、上方にはレール10が架設され
ている。又、上記受網6の終端側は一部欠除させ
て処理射出12に連通する送塵口11が形成され
ている。処理射出12には扱胴軸2と平行な方向
に処理胴軸13が軸支されていて、その送塵口1
1にのぞむ部分にはオーガー14が軸着されてお
り、後部には外周に処理刃を植設した処理胴15
が延設されている。16は処理胴15を囲繞して
処理室12を形成し、且つ回転すべく設けた受網
で、その前後両端に設けたリンクギヤ17に張設
されており、又処理胴15の終端部は後部のリン
クギヤ17より後方に突出させてあり、この部分
が送塵物排出口18となつている。
1は脱穀機の扱胴で外周に多数の扱歯1aを有
し、前部の穀稈供給側を低く後部の排出側を高く
傾斜させた扱胴軸2に軸着され、前壁3、後壁
4、天板5及び受網6に囲まれた扱室7に内装さ
れている。扱室7の一側には、前壁3に設けた供
給口3aと後壁4に設けた排出口4aを連通する
扱口8が開口されており、その外側下方にはフイ
ードチエン9が、上方にはレール10が架設され
ている。又、上記受網6の終端側は一部欠除させ
て処理射出12に連通する送塵口11が形成され
ている。処理射出12には扱胴軸2と平行な方向
に処理胴軸13が軸支されていて、その送塵口1
1にのぞむ部分にはオーガー14が軸着されてお
り、後部には外周に処理刃を植設した処理胴15
が延設されている。16は処理胴15を囲繞して
処理室12を形成し、且つ回転すべく設けた受網
で、その前後両端に設けたリンクギヤ17に張設
されており、又処理胴15の終端部は後部のリン
クギヤ17より後方に突出させてあり、この部分
が送塵物排出口18となつている。
上機リンクギヤ17はその外側に軸支されたピ
ニオン19と噛合し、又、ピニオン軸19aの軸
端に設けたプーリーと処理胴軸13に設けたプー
リーはベルト20で連動連結されていて、これに
より前記送塵口11より供給された送塵物はオー
ガー14を介して処理胴15部に移送され、ここ
で処理胴15とその逆方向に回動する受網16と
の間で処理分散され、穀粒は漏下して扱室7下方
から後方にわたつて形成された選別室21の中途
部に供給され、残りの送塵物は送塵物排出口18
から選別室21の後半部に排出されるようになつ
ている。
ニオン19と噛合し、又、ピニオン軸19aの軸
端に設けたプーリーと処理胴軸13に設けたプー
リーはベルト20で連動連結されていて、これに
より前記送塵口11より供給された送塵物はオー
ガー14を介して処理胴15部に移送され、ここ
で処理胴15とその逆方向に回動する受網16と
の間で処理分散され、穀粒は漏下して扱室7下方
から後方にわたつて形成された選別室21の中途
部に供給され、残りの送塵物は送塵物排出口18
から選別室21の後半部に排出されるようになつ
ている。
選別室21には扱室7下方に設けたフアン22
より機体後部の排塵口23に吹き抜ける風選路が
形成されており、風選路の下方に一番受樋24、
補助フアン25、二番受樋26が配設されてお
り、又、風選路上方に前記送塵物排出口18に対
向させて吸引フアン27が配設してある。
より機体後部の排塵口23に吹き抜ける風選路が
形成されており、風選路の下方に一番受樋24、
補助フアン25、二番受樋26が配設されてお
り、又、風選路上方に前記送塵物排出口18に対
向させて吸引フアン27が配設してある。
28は選別室21に支架し前後方向に揺動する
ようにした揺動選別体で、受網下方の移送板29
とこれに延設した選別棚30、一番選別棚31、
一番受樋32、二番選別棚33、二番受板34等
により構成されている。
ようにした揺動選別体で、受網下方の移送板29
とこれに延設した選別棚30、一番選別棚31、
一番受樋32、二番選別棚33、二番受板34等
により構成されている。
一方、扱室7内で脱穀中に発生した穂切れ、長
藁等の被処理物は、穀稈から分離された扱歯1a
により扱室内を回流する間に凹凸大で滑りのない
粗面を有する受網作用面に大きく抵抗をうけ、被
処理物の大部分はここで分散処理され穀粒は受網
6より漏下する。残つた藁屑とそれに含まれた一
部の穀粒は送塵口11より処理室12に供給され
る。
藁等の被処理物は、穀稈から分離された扱歯1a
により扱室内を回流する間に凹凸大で滑りのない
粗面を有する受網作用面に大きく抵抗をうけ、被
処理物の大部分はここで分散処理され穀粒は受網
6より漏下する。残つた藁屑とそれに含まれた一
部の穀粒は送塵口11より処理室12に供給され
る。
尚、本考案の実施例では、扱室7の受網6にセ
ラミツクを熔射した場合を示したが、これに限ら
ず処理射出12の受網16にセラミツクを熔射を
施してもよいことは勿論である。
ラミツクを熔射した場合を示したが、これに限ら
ず処理射出12の受網16にセラミツクを熔射を
施してもよいことは勿論である。
本考案は、扱室の受網を波状に形成した縦・横
の線材を編合せて構成し、扱胴と対面する作用面
にセラミツクを熔射して耐摩耗層を形成したこと
により、受網の摩耗及び腐蝕を極力防止でき、か
つセラミツクにより受網の作用面を硬化してその
耐久力を高めることができる。
の線材を編合せて構成し、扱胴と対面する作用面
にセラミツクを熔射して耐摩耗層を形成したこと
により、受網の摩耗及び腐蝕を極力防止でき、か
つセラミツクにより受網の作用面を硬化してその
耐久力を高めることができる。
また、受網を軟質の比較的小線径な線材を用い
て作用面の凹凸を大に形成することができると共
に、セラミツクによる耐摩耗層(セラミツク層)
により作用面の硬度を高めかつ表面を適度の粗面
と成すことにより、扱室内の被処理物に対する脱
粒能力及びわらくず細分能力等の処理能力を向上
させることができる。
て作用面の凹凸を大に形成することができると共
に、セラミツクによる耐摩耗層(セラミツク層)
により作用面の硬度を高めかつ表面を適度の粗面
と成すことにより、扱室内の被処理物に対する脱
粒能力及びわらくず細分能力等の処理能力を向上
させることができる。
しかも、セラミツクによる耐摩耗層であるた
め、薄層であつても充分な耐久力を有し、受網の
実質的な線径が殊更太くなることがなく、従つて
耐摩耗層を形成しても、それにより受網の目合い
が小さくなつたり、受網の実質的な漏下面積が狭
くなつたりすることが少なく、充分な穀粒漏下性
能を得ることができる。
め、薄層であつても充分な耐久力を有し、受網の
実質的な線径が殊更太くなることがなく、従つて
耐摩耗層を形成しても、それにより受網の目合い
が小さくなつたり、受網の実質的な漏下面積が狭
くなつたりすることが少なく、充分な穀粒漏下性
能を得ることができる。
更に、セラミツクを熔射することにより受網の
作用面にのみ耐摩耗層を形成することが可能とな
り、耐摩耗層を効率的で極めて安価に形成するこ
とができる。
作用面にのみ耐摩耗層を形成することが可能とな
り、耐摩耗層を効率的で極めて安価に形成するこ
とができる。
図面は、本考案に係る一実施例を示すものであ
つて、第1図は脱穀機の側断面図、第2図はその
平断面図、第3図は後断面図、第4図は要部断面
図、第5図は第4図に対応する従来例図である。 6……受網、6a……耐摩耗層、7……扱室。
つて、第1図は脱穀機の側断面図、第2図はその
平断面図、第3図は後断面図、第4図は要部断面
図、第5図は第4図に対応する従来例図である。 6……受網、6a……耐摩耗層、7……扱室。
Claims (1)
- 多数の扱歯1aを有する扱胴1を内装した扱室
7の受網6を、波状に形成した縦・横の線材を編
合せて構成すると共に、該受網6の上記扱胴1と
対面する作用面にのみセラミツクを熔射してセラ
ミツクによる耐摩耗層6aを形成したことを特徴
とする脱穀機における扱室のクリンプ網。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986095540U JPH0541652Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986095540U JPH0541652Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS632440U JPS632440U (ja) | 1988-01-09 |
| JPH0541652Y2 true JPH0541652Y2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=30960193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986095540U Expired - Lifetime JPH0541652Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541652Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5329945U (ja) * | 1976-08-23 | 1978-03-14 | ||
| JPS6274213A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | 株式会社ブリヂストン | 脱穀装置の扱室受網 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP1986095540U patent/JPH0541652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS632440U (ja) | 1988-01-09 |
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