JPH0541744B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541744B2 JPH0541744B2 JP59231352A JP23135284A JPH0541744B2 JP H0541744 B2 JPH0541744 B2 JP H0541744B2 JP 59231352 A JP59231352 A JP 59231352A JP 23135284 A JP23135284 A JP 23135284A JP H0541744 B2 JPH0541744 B2 JP H0541744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- additive
- sizing agent
- polymer
- polyhydric alcohol
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、経糸用糊剤に用いる添加剤に関す
る。更に詳しく述べるならば、本発明は、架橋型
アクリル系ポリマーからなる経糸糊剤用添加剤に
関する。 従来の技術 従来、紡績糸の経糸用糊剤としては、主とし
て、ポリビニルアルコール(PVA)、澱粉、加工
澱粉、アクリル系糊剤、カルボキシメチルセルロ
ース(CMC)等の水溶性高分子物質が使用され
ている。一方、最近になつて、織機の高速化や織
布の高密度化に伴い、経糸用糊剤の性能に対する
要求が高度化してきている。 綿織物や綿の混紡織物を生産している機場の中
でも、特にエアージエツトルームを設置している
機場では、よこ入れの手段として乾燥空気を使用
しているため、四季を通じて室内が乾燥状態とな
る。特に織機内が絶乾状態となるため、サイジン
グ繊維の毛羽立ちが糸くずの発生が多くなり、静
電気による目詰りや糸切れなどの製織上のトラブ
ルが生じる。このようなトラブルの防止策とし
て、機場内をスチームで加湿して最適湿度にコン
トロールする方法があるけれども、この方法では
コスト高となる等の問題が生じる。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の如き従来技術における問題点
を解決することを目的とするものであつて、サイ
ジング経糸の保湿性、平滑性及び柔軟性を向上せ
しめて、糸切れ等の製織上のトラブルを減少さ
せ、製織効率及び製品の品質を向上させることの
できる、経糸糊剤用の添加剤を提供しようとする
ものである。 問題点を解決するための手段 本発明によれば即ち経糸糊剤用添加剤が提供さ
れるのであつて、この添加剤は下記一般式で示さ
れる構造単位の少なくとも1種を反復単位としか
つ前記反復単位中に架橋点を有してなる架橋型ア
クリル系ポリマーを有効成分とするものである。 上式中、R1は水素及びメチルから選ばれ、R2
は水素、ナトリウム、カリウム、リチウム、アン
モニウム、及び2〜3個のヒドロキシル基を有す
る炭素数2〜4の飽和多価アルコールの残基から
選ばれる。但し、前記ポリマー中にはR2が前記
飽和多価アルコール残基である単位が必ず含まれ
るものとし、かつ、前記反復単位の全部がR2が
前記飽和多価アルコール残基である単位であるこ
とはないものとする。 本発明者らは、上記架橋型アクリル系ポリマー
を従来の経糸用糊剤に配合して用いることによ
り、極めて優れた柔軟性、保湿性を有し、べたつ
きがなく、さつぱりして糸さばきも良好である一
方で、抱合性、強度、耐摩擦性等の本来の特性を
そのまま有する、優れたサイジング繊維が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに到つたもの
である。 上記架橋型アクリル系ポリマーは、R2が前記
飽和多価アルコール残基である単位を2〜40モル
%の量で含むのが好ましい。この単位の量が2モ
ル%より少ないと、得られるサイジング繊維の保
湿性が十分ではない。また、この単位の量が40モ
ル%を超える場合には、糊剤の粘度が低下すると
いう不都合がある。 本発明に係る添加剤を有利に配合することので
きる経糸用糊剤は、PVA、澱粉、加工澱粉、ア
クリル系糊剤、CMC等の従来周知の、当業者に
よる通常用いられている糊剤である。本発明に係
る添加剤は、綿糸又は綿混合糸用の経糸糊剤に配
合された場合に、特に有効であり、とりわけエア
ージエツトルームにおける乾燥空気の使用の際に
もスチームによる加湿等が不用となり、極めて有
利となる。 本発明に係る添加剤は、一般に、前記架橋型ア
クリル系ポリマーが0.001〜10重量%となるよう
な量で経糸用糊剤に配合されるのがよい。0.001
重量%より少量であると配合による効果が得られ
ないことがあり、10重量%より多い場合には繊維
がべたつき、糸さばきが低下することがある。 本発明に係る添加剤に有用な前記架橋型アクリ
ル系ポリマーは、架橋構造を有しているにもかか
わらず、水又は多価アルコールに溶解し、数μm
のオーダーの極めて微細な粒子のゲルを形成す
る。このようなポリマーは、例えば、アクリル酸
と架橋剤とを、ベンゼン等の有機溶剤中におい
て、アゾビスイソブチロニトリルの如き溶剤可溶
性の開始剤を用いて共重合させることにより得る
ことができる。この場合、通常、架橋剤として、
ビニル基を2個以上有する単量体が0.05〜10重量
%の範囲の量で用いられる。 本発明に有用な架橋型アクリル系ポリマーは、
単独でそのまま糊剤に配合されてもよく、あるい
はアルコール類及び/又は水中に0.1〜5.0重量%
の量でこのポリマーを含む組成物として配合され
てもよい。これに用いることのできるアルコール
類としては、エチレングリコール、プロピレング
リコール、トリメチレングリコール、1,2−ブ
タンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4
−ブタンジオール、グリセリン、ブタントリオー
ル等が挙げられる。特に、グリセリン、プロピレ
ングリコール等の多価アルコールと水の混合物に
前記架橋型アクリル系ポリマーを配合した組成物
として糊剤中に用いられる場合に、顕著な効果が
得られる。 本発明に有用な架橋型アクリル系ポリマーは水
溶性であるから、サイジング後の糊抜きの際にお
けるこのポリマーの脱落性は良好である。 実施例 以下、実施例により本発明を更に説明する。 実施例 1 経糸糊剤用添加剤として、60モル%のアクリル
酸単位、30モル%のアクリル酸ナトリウム単位及
び10モル%のアクリル酸2,3−ジヒドロキシプ
ロピル単位が不規則に配列しかつ架橋点を有する
ポリマー5.0重量%と、グリセリン64重量%、水
30重量%及びプロピレングリコール1重量%とを
含む組成物(添加剤Aとする)を用いて、下記処
方の経糸用糊剤を調製した。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
613、(株)クラレ) 8.0 加工澱粉(コーンスターチ、三和澱粉(株)) 3.0 アクリル系糊剤(ソルガムR2000、ユシロ化学
工業(株)) 1.0 カルボキシメチルセルロース(セロゲン、第一
工業製薬(株)) 0.5 油剤(ソルビルワツクスSX−135A、ユシロ化
学工業(株)) 0.6 添 加 剤A 0.2 精 製 水 86.7 計 100.0 上記糊剤を用い、綿100%の原糸に対して常法
により糊付けを実施した。得られた結果を第1表
に示す。 実施例 2 下記処方により糊剤を調製した以外は、実施例
1と全く同様にして処理した。結果を第1表に示
す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
217、(株)クラレ) 4.0 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
540、(株)クラレ) 3.0 加工澱粉 4.0 アクリル系糊剤 0.5 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 添 加 剤A 0.2 精 製 水 87.2 計 100.0 実施例 3 添加剤として、80モル%のアクリル酸単位及び
20モル%のアクリル酸2,3−ジヒドロキシプロ
ピル単位が不規則に配列しかつ架橋点を有するポ
リマー(添加剤Dとする)を用い、下記処方によ
り糊剤を調製した以外は、実施例1と全く同様に
して処理した。結果を第1表に示す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
613) 8.0 加工澱粉 3.0 アクリル系糊剤 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 添 加 剤D 0.01 精 製 水 86.7 計 100.0 比較例 1 下記処方により糊剤を調製した以外は、実施例
1と全く同様にして処理した。結果を同じく第1
表に示す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
613) 8.0 加工澱粉 3.0 アクリル系糊剤 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 精 製 水 86.9 計 100.0 比較例 2 下記処方により糊剤を調製した以外は、実施例
1と全く同様にして処理した。結果を第1表に示
す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
217) 4.0 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
540) 3.0 加工澱粉 4.0 アクリル系糊剤 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 精 製 水 87.4 計 100.0
る。更に詳しく述べるならば、本発明は、架橋型
アクリル系ポリマーからなる経糸糊剤用添加剤に
関する。 従来の技術 従来、紡績糸の経糸用糊剤としては、主とし
て、ポリビニルアルコール(PVA)、澱粉、加工
澱粉、アクリル系糊剤、カルボキシメチルセルロ
ース(CMC)等の水溶性高分子物質が使用され
ている。一方、最近になつて、織機の高速化や織
布の高密度化に伴い、経糸用糊剤の性能に対する
要求が高度化してきている。 綿織物や綿の混紡織物を生産している機場の中
でも、特にエアージエツトルームを設置している
機場では、よこ入れの手段として乾燥空気を使用
しているため、四季を通じて室内が乾燥状態とな
る。特に織機内が絶乾状態となるため、サイジン
グ繊維の毛羽立ちが糸くずの発生が多くなり、静
電気による目詰りや糸切れなどの製織上のトラブ
ルが生じる。このようなトラブルの防止策とし
て、機場内をスチームで加湿して最適湿度にコン
トロールする方法があるけれども、この方法では
コスト高となる等の問題が生じる。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の如き従来技術における問題点
を解決することを目的とするものであつて、サイ
ジング経糸の保湿性、平滑性及び柔軟性を向上せ
しめて、糸切れ等の製織上のトラブルを減少さ
せ、製織効率及び製品の品質を向上させることの
できる、経糸糊剤用の添加剤を提供しようとする
ものである。 問題点を解決するための手段 本発明によれば即ち経糸糊剤用添加剤が提供さ
れるのであつて、この添加剤は下記一般式で示さ
れる構造単位の少なくとも1種を反復単位としか
つ前記反復単位中に架橋点を有してなる架橋型ア
クリル系ポリマーを有効成分とするものである。 上式中、R1は水素及びメチルから選ばれ、R2
は水素、ナトリウム、カリウム、リチウム、アン
モニウム、及び2〜3個のヒドロキシル基を有す
る炭素数2〜4の飽和多価アルコールの残基から
選ばれる。但し、前記ポリマー中にはR2が前記
飽和多価アルコール残基である単位が必ず含まれ
るものとし、かつ、前記反復単位の全部がR2が
前記飽和多価アルコール残基である単位であるこ
とはないものとする。 本発明者らは、上記架橋型アクリル系ポリマー
を従来の経糸用糊剤に配合して用いることによ
り、極めて優れた柔軟性、保湿性を有し、べたつ
きがなく、さつぱりして糸さばきも良好である一
方で、抱合性、強度、耐摩擦性等の本来の特性を
そのまま有する、優れたサイジング繊維が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに到つたもの
である。 上記架橋型アクリル系ポリマーは、R2が前記
飽和多価アルコール残基である単位を2〜40モル
%の量で含むのが好ましい。この単位の量が2モ
ル%より少ないと、得られるサイジング繊維の保
湿性が十分ではない。また、この単位の量が40モ
ル%を超える場合には、糊剤の粘度が低下すると
いう不都合がある。 本発明に係る添加剤を有利に配合することので
きる経糸用糊剤は、PVA、澱粉、加工澱粉、ア
クリル系糊剤、CMC等の従来周知の、当業者に
よる通常用いられている糊剤である。本発明に係
る添加剤は、綿糸又は綿混合糸用の経糸糊剤に配
合された場合に、特に有効であり、とりわけエア
ージエツトルームにおける乾燥空気の使用の際に
もスチームによる加湿等が不用となり、極めて有
利となる。 本発明に係る添加剤は、一般に、前記架橋型ア
クリル系ポリマーが0.001〜10重量%となるよう
な量で経糸用糊剤に配合されるのがよい。0.001
重量%より少量であると配合による効果が得られ
ないことがあり、10重量%より多い場合には繊維
がべたつき、糸さばきが低下することがある。 本発明に係る添加剤に有用な前記架橋型アクリ
ル系ポリマーは、架橋構造を有しているにもかか
わらず、水又は多価アルコールに溶解し、数μm
のオーダーの極めて微細な粒子のゲルを形成す
る。このようなポリマーは、例えば、アクリル酸
と架橋剤とを、ベンゼン等の有機溶剤中におい
て、アゾビスイソブチロニトリルの如き溶剤可溶
性の開始剤を用いて共重合させることにより得る
ことができる。この場合、通常、架橋剤として、
ビニル基を2個以上有する単量体が0.05〜10重量
%の範囲の量で用いられる。 本発明に有用な架橋型アクリル系ポリマーは、
単独でそのまま糊剤に配合されてもよく、あるい
はアルコール類及び/又は水中に0.1〜5.0重量%
の量でこのポリマーを含む組成物として配合され
てもよい。これに用いることのできるアルコール
類としては、エチレングリコール、プロピレング
リコール、トリメチレングリコール、1,2−ブ
タンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4
−ブタンジオール、グリセリン、ブタントリオー
ル等が挙げられる。特に、グリセリン、プロピレ
ングリコール等の多価アルコールと水の混合物に
前記架橋型アクリル系ポリマーを配合した組成物
として糊剤中に用いられる場合に、顕著な効果が
得られる。 本発明に有用な架橋型アクリル系ポリマーは水
溶性であるから、サイジング後の糊抜きの際にお
けるこのポリマーの脱落性は良好である。 実施例 以下、実施例により本発明を更に説明する。 実施例 1 経糸糊剤用添加剤として、60モル%のアクリル
酸単位、30モル%のアクリル酸ナトリウム単位及
び10モル%のアクリル酸2,3−ジヒドロキシプ
ロピル単位が不規則に配列しかつ架橋点を有する
ポリマー5.0重量%と、グリセリン64重量%、水
30重量%及びプロピレングリコール1重量%とを
含む組成物(添加剤Aとする)を用いて、下記処
方の経糸用糊剤を調製した。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
613、(株)クラレ) 8.0 加工澱粉(コーンスターチ、三和澱粉(株)) 3.0 アクリル系糊剤(ソルガムR2000、ユシロ化学
工業(株)) 1.0 カルボキシメチルセルロース(セロゲン、第一
工業製薬(株)) 0.5 油剤(ソルビルワツクスSX−135A、ユシロ化
学工業(株)) 0.6 添 加 剤A 0.2 精 製 水 86.7 計 100.0 上記糊剤を用い、綿100%の原糸に対して常法
により糊付けを実施した。得られた結果を第1表
に示す。 実施例 2 下記処方により糊剤を調製した以外は、実施例
1と全く同様にして処理した。結果を第1表に示
す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
217、(株)クラレ) 4.0 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
540、(株)クラレ) 3.0 加工澱粉 4.0 アクリル系糊剤 0.5 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 添 加 剤A 0.2 精 製 水 87.2 計 100.0 実施例 3 添加剤として、80モル%のアクリル酸単位及び
20モル%のアクリル酸2,3−ジヒドロキシプロ
ピル単位が不規則に配列しかつ架橋点を有するポ
リマー(添加剤Dとする)を用い、下記処方によ
り糊剤を調製した以外は、実施例1と全く同様に
して処理した。結果を第1表に示す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
613) 8.0 加工澱粉 3.0 アクリル系糊剤 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 添 加 剤D 0.01 精 製 水 86.7 計 100.0 比較例 1 下記処方により糊剤を調製した以外は、実施例
1と全く同様にして処理した。結果を同じく第1
表に示す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
613) 8.0 加工澱粉 3.0 アクリル系糊剤 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 精 製 水 86.9 計 100.0 比較例 2 下記処方により糊剤を調製した以外は、実施例
1と全く同様にして処理した。結果を第1表に示
す。 糊剤処方(重量%) 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
217) 4.0 部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA−
540) 3.0 加工澱粉 4.0 アクリル系糊剤 1.0 カルボキシメチルセルロース 0.5 油 剤 0.6 精 製 水 87.4 計 100.0
【表】
第1表の結果から明らかなように、本発に係る
添加剤を経糸糊剤に配合することにより、添加剤
を配合しない従来の経糸糊剤処方によつた場合に
比較して、保湿性、伸度及び柔軟性が向上する。
しかして、保湿性、伸度及び柔軟性が向上するこ
とにより、機場の加湿を軽減もしくは不要とする
ことができるとともに、糸切れトラブル(停台回
数)も減少し、製織効率並びに製品品質が向上す
る。 尚、上記実施例で用いた添加剤AおよびD、次
のようにして製造されたものである。 1 添加剤Aに含まれるポリマーは以下のように
して製造したものである。 ベンゼン90g及びアクリル酸10gに架橋剤とし
てリン酸トリアリル0.1gを添加し、60mgのアゾビ
スイソブチロニトリルで重合させ、反応液を過
して、粉末状の架橋型ポリアクリル酸を得る。こ
の架橋型ポリアクリル酸をグリセリンに溶解し、
触媒量のトリエチルアミンを加え、さらにグリシ
ドールを添加し、加熱して、側鎖カルボキシル基
の10%を2,3−ジヒドロキシエステル化し、さ
らにNaOH水溶液を加えて、その30%をナトリ
ウム塩とする。溶媒をアセトンで抽出してポリマ
ーを得る。 2 添加剤Dは以下のようにして製造したもので
ある。 添加剤Aの場合と同様にして得られた粉末状の
架橋型ポリアクリル酸を同じくグリシドールと反
応させ、側鎖カルボキシル基の20%を2,3−ジ
ヒドロキシエステル化する。溶媒をアセトンで抽
出してポリマーDを得る。
添加剤を経糸糊剤に配合することにより、添加剤
を配合しない従来の経糸糊剤処方によつた場合に
比較して、保湿性、伸度及び柔軟性が向上する。
しかして、保湿性、伸度及び柔軟性が向上するこ
とにより、機場の加湿を軽減もしくは不要とする
ことができるとともに、糸切れトラブル(停台回
数)も減少し、製織効率並びに製品品質が向上す
る。 尚、上記実施例で用いた添加剤AおよびD、次
のようにして製造されたものである。 1 添加剤Aに含まれるポリマーは以下のように
して製造したものである。 ベンゼン90g及びアクリル酸10gに架橋剤とし
てリン酸トリアリル0.1gを添加し、60mgのアゾビ
スイソブチロニトリルで重合させ、反応液を過
して、粉末状の架橋型ポリアクリル酸を得る。こ
の架橋型ポリアクリル酸をグリセリンに溶解し、
触媒量のトリエチルアミンを加え、さらにグリシ
ドールを添加し、加熱して、側鎖カルボキシル基
の10%を2,3−ジヒドロキシエステル化し、さ
らにNaOH水溶液を加えて、その30%をナトリ
ウム塩とする。溶媒をアセトンで抽出してポリマ
ーを得る。 2 添加剤Dは以下のようにして製造したもので
ある。 添加剤Aの場合と同様にして得られた粉末状の
架橋型ポリアクリル酸を同じくグリシドールと反
応させ、側鎖カルボキシル基の20%を2,3−ジ
ヒドロキシエステル化する。溶媒をアセトンで抽
出してポリマーDを得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で示される構造単位の少なくとも
1種を反復単位としかつ前記反復単位中に架橋点
を有してなる架橋型アクリル系ポリマーを有効成
分とする経糸糊剤用添加剤。 上式中、R1は水素及びメチルから選ばれ、R2
は水素、ナトリウム、カリウム、リチウム、アン
モニウム、及び2〜3個のヒドロキシル基を有す
る炭素数2〜4の飽和多価アルコールの残基から
選ばれる。但し、前記ポリマー中にはR2が前記
飽和多価アルコール残基である単位が必ず含まれ
るものとし、かつ、前記反復単位の全部がR2が
前記飽和多価アルコール残基である単位であるこ
とはないものとする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23135284A JPS61113881A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 経糸糊剤用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23135284A JPS61113881A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 経糸糊剤用添加剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61113881A JPS61113881A (ja) | 1986-05-31 |
| JPH0541744B2 true JPH0541744B2 (ja) | 1993-06-24 |
Family
ID=16922273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23135284A Granted JPS61113881A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 経糸糊剤用添加剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61113881A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3078369B2 (ja) * | 1991-10-24 | 2000-08-21 | サンデン株式会社 | 圧縮機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548212A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-05 | Nippon Junyaku Kk | Preparation of novel water-soluble crosslinked copolymer |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP23135284A patent/JPS61113881A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61113881A (ja) | 1986-05-31 |
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