JPH0541797A - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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JPH0541797A
JPH0541797A JP21924891A JP21924891A JPH0541797A JP H0541797 A JPH0541797 A JP H0541797A JP 21924891 A JP21924891 A JP 21924891A JP 21924891 A JP21924891 A JP 21924891A JP H0541797 A JPH0541797 A JP H0541797A
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JP
Japan
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photoelectric conversion
image signal
analog electric
electric signal
converter
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JP21924891A
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English (en)
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啓行 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
Toru Kanno
透 管野
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電変換部にばらつきがある場合でも、正確
に量子化が行なえるとともに、必要な分解能の最終出力
を回路規模等を差程増加させずに容易にかつ高速に得る
ことが可能である。 【構成】 増幅部2のゲインおよび/またはオフセット
を制御して、光電変換部1からのアナログ電気信号のレ
ベル範囲を増幅部2の出力レベルにおいてA/D変換器
3の入力レベル範囲に一致させるようにしている。これ
により、光電変換部1からのアナログ電気信号のレベル
範囲がA/D変換器3の入力レベル範囲よりも狭い場合
であっても、増幅部2によりA/D変換器3の入力レベ
ル範囲に一致させることができて、A/D変換器3の分
解能が最終出力に必要な分解能と同程度のものであって
も、分解能を低下させずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を光電変換部
によりアナログ電気信号に変換し、該アナログ電気信号
に対して量子化処理を施して出力する画像信号処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すような画像信号処理装
置が知られている。この画像信号処理装置は、複数の光
電変換素子が1ライン分配置され、入力された光の強度
に比例する電圧をアナログ電気信号として出力する光電
変換部71(リニアセンサ)と、光電変換部71からの
アナログ電気信号をインピーダンス変換する緩衝増幅器
72と、緩衝増幅器72の出力を量子化するA/D変換
器73と、A/D変換器73からの量子化出力に対して
数値演算を行なう演算処理部74と、演算処理部74で
黒補正を行なうために必要な黒補正データが保持される
黒ラインメモリ75と、演算処理部74で白補正を行な
うために必要な白補正データが保持される白ラインメモ
リ76とを有している。
【0003】次にこのような構成の画像信号処理装置の
動作について説明する。この画像信号処理装置では、実
際の画像信号の読取りを行なうに先立って、黒ラインメ
モリ75,白ラインメモリ76に、それぞれ黒補正デー
タ,白補正データを書き込む。このため、先づ最初に、
リニアセンサとしての光電変換部71に黒画像信号を入
力させる。光電変換部71に入力した黒画像信号は、光
電変換部71によりアナログ電気信号に変換され、次い
で緩衝増幅器72でインピーダンス変換され、しかる
後、A/D変換器73により量子化データに変換され
る。演算処理部74では、1ライン分の黒画像信号に対
する量子化データを黒補正データとしてそのまま黒ライ
ンメモリ75に書き込む。これにより、黒ラインメモリ
75に1ライン分の黒補正データを保持させることがで
きる。
【0004】次いで、光電変換部71に白画像信号を入
力させる。光電変換部71に入力した白画像信号は、光
電変換部71によりアナログ電気信号に変換され、次い
で緩衝増幅器72でインピーダンス変換され、しかる
後、A/D変換器73により量子化データに変換され
る。演算処理部74では、1ライン分の白画像信号に対
する量子化データを一旦、白ラインメモリ76に書き込
む。その後、演算処理部74は、白ラインメモリ76か
ら白画像信号に対する1ライン分の量子化データを順次
に読み出し、最終出力79で必要とされる最大値を上記
順次に読み出される量子化データでそれぞれ演算した結
果の1ライン分の商を白補正データとして求め、これを
白ラインメモリ76に再び書き込む。
【0005】上記のようにして、黒ラインメモリ75,
白ラインメモリ76に、黒補正データ,白補正データを
それぞれ書き込んだ後、実際の画像信号を読取り、これ
を以下のように処理する。すなわち、光電変換部71に
画像信号が入力すると、この画像信号は、光電変換部7
1においてアナログ電気信号に変換され、緩衝増幅器7
2でインピーダンス変換され、しかる後、A/D変換器
73で量子化データに変換される。演算処理部74で
は、1ライン分の画像信号を読取ると、読取った結果の
1ライン分の量子化データのライン内各位置に対応する
黒補正データを黒ラインメモリ75から読み出し、読取
った量子化データから黒補正データを減じ、黒補正を行
なう。次いで、白ラインメモリ76から白補正データを
読み出し、黒補正がなされた後の1ライン分の量子化デ
ータのそれぞれに、これらに対応した白補正データを乗
算し、これを最終出力79として出力する。
【0006】演算処理部74においてこのような補正が
なされることによって、光電変換部71の1ライン分の
各光電変換素子間に特性のばらつきがあっても、これに
よる影響を補正して画像信号の読取結果を最終出力79
として出力することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成の画像信号処理装置では、入力した画像信号に対
する処理を確実に行なうために、A/D変換器73の入
力電圧範囲を、光電変換部71の出力電圧範囲よりも広
くとる必要がある。しかも、光電変換部71は通常複数
の光電変換素子から構成されているので、各素子の特性
のばらつきを見込んだ場合、A/D変換器73の入力電
圧範囲をさらに広くとる必要がある。
【0008】例えば、光電変換部71の出力電圧範囲が
0.3V〜1.3Vであり、各素子の特性のばらつきが
±0.2Vであるときには、最大の出力電圧範囲は0.
1V〜1.5Vとなるので、A/D変換器73の入力電
圧範囲をこれと一致させ0.1V〜1.5Vとすれば、
光電変換部71の最大の出力電圧範囲をカバーすること
ができ、最大の出力電圧範囲0.1V〜1.5Vの出力
電圧に対しても、これを例えば8ビットの分解能で正確
に量子化することができる。
【0009】しかしながら、A/D変換器73の入力電
圧範囲を光電変換部71の最大の出力電圧範囲と一致さ
せるように設定した場合には、光電変換部71からの出
力電圧が最小の出力電圧範囲0.5V〜1.1Vである
ときに、最終出力79では、A/D変換器73の有する
分解能の3/7(=0.6V/1.4V)の分解能しか
得られない。従って、必要な分解能(例えば8ビット)
を確保するためには、従来では10ビットのA/D変換
器73を用いる必要があった。
【0010】換言すれば、光電変換部71の各光電変換
素子間の特性のばらつきが大きいほど、必要な分解能を
確保するためにはより高分解能のA/D変換器73が必
要となり、これに伴なって、演算処理部74,黒ライン
メモリ75,白ラインメモリ76においても各ビットが
必要となる。この結果、高分解能が必要とされる画像信
号処理システムにおいては高速化が難かしく、また、全
体の回路規模が大きくなるという問題があった。
【0011】本発明は、光電変換部にばらつきがある場
合でも、正確に量子化が行なえるとともに、必要な分解
能の最終出力を回路規模等を差程増加させずに容易にか
つ高速に得ることが可能な画像信号処理装置を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像信号処理装置は、画像信号をアナログ電
気信号に変換する光電変換手段と、光電変換手段から出
力されたアナログ電気信号を増幅する増幅手段と、増幅
手段により増幅された結果のアナログ電気信号が入力
し、該アナログ電気信号を量子化データに量子化する量
子化手段と、前記増幅手段のゲインおよび/またはオフ
セットを可変に制御する制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記光電変換手段からのアナログ電気信号のレベ
ル範囲を増幅手段の出力レベルにおいて前記量子化手段
の入力レベル範囲に一致させるように前記増幅手段のゲ
インおよび/またはオフセットを制御するようになって
いることを特徴としている。
【0013】また、上記増幅手段は、光電変換手段から
出力されるアナログ電気信号と一定のバイアスとの差を
増幅する差動増幅器としての機能を有していることを特
徴としている。
【0014】また、上記増幅手段は、光電変換手段から
出力されるアナログ電気信号と該アナログ電気信号に重
畳しているダミー信号との差を増幅する差動増幅器とし
ての機能を有していることを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明では、増幅手段のゲインおよび/または
オフセットを制御して、光電変換手段からのアナログ電
気信号のレベル範囲を増幅手段の出力レベルにおいて量
子化手段の入力レベル範囲に一致させるようにしてい
る。これにより、光電変換手段からのアナログ電気信号
のレベル範囲が量子化手段の入力レベル範囲よりも狭い
場合であっても、増幅手段により量子化手段の入力レベ
ル範囲に一致させることができて、量子化手段の分解能
が最終出力に必要な分解能と同程度のものであっても、
分解能を低下させずに済む。
【0016】また、増幅手段が光電変換手段から出力さ
れるアナログ電気信号と一定のバイアスとの差を増幅す
る差動増幅器としての機能を有している場合には、増幅
手段は小さな入力ダイナミックレンジのものでも良く、
増幅器の飽和を防止できる。
【0017】また、増幅手段が光電変換手段から出力さ
れるアナログ電気信号と該アナログ電気信号に重畳して
いるダミー信号との差を増幅する差動増幅器としての機
能を有している場合には、ダミー信号に含まれている固
定パターンノイズ等をアナログ電気信号から除去するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る画像信号処理装置の第1の実
施例のブロック図である。図1に示す画像信号処理装置
は、入力された光の強度に比例する電圧をアナログ電気
信号として出力する光電変換部1と、光電変換部1から
の出力電圧を増幅する増幅部2と、増幅部2からの出力
を量子化するA/D変換器3と、A/D変換器3からの
量子化出力に対して数値演算を行なう演算処理部4と、
演算処理部4で黒補正を行なうために必要な黒補正デー
タが保持される黒ラインメモリ5と、演算処理部4で白
補正を行なうために必要な白補正データが保持される白
ラインメモリ6と、ラッチ7,8とを有し、上記増幅部
2には、そのゲインGを制御するゲイン制御手段10
と、オフセット電圧VOFSを制御するオフセット制御手
段11とが設けられ、増幅部2はゲインGおよびオフセ
ット電圧VOFSが可変の増幅器となっており、また、上
記ラッチ7,8には、演算処理部4により決定されたゲ
インG,オフセット電圧VOFSが設定されるようになっ
ている。
【0019】この第1の実施例では、上記のような構成
の下で、光電変換部1の出力電圧範囲を増幅部2のゲイ
ンGおよびオフセット電圧VOFSを制御することによ
り、増幅部2の出力レベルでA/D変換器3の入力電圧
範囲に一致させ、この状態で、黒補正データ,白補正デ
ータを取込み、しかる後、実際の画像信号に対し、上記
黒補正データ,白補正データにより演算処理を施すよう
になっている。
【0020】次にこのような構成の画像信号処理装置の
動作についてより具体的に説明する。なお、以下では、
光電変換部1が1ライン分の複数の光電変換素子から構
成されているものとし、光電変換部1の出力電圧の範囲
が0.3V〜1.3Vであり、各光電変換素子の特性の
ばらつきが±0.2Vであるとする。また、最終出力9
で8ビットの分解能が必要であるとし、A/D変換器3
には8ビット分解能のものが用いられ、このA/D変換
器3の入力電圧範囲は0V(=VADMIN)〜1.6V
(=VADMAX)であるとする。すなわち、このような
A/D変換器3では、これに最小電圧0V(=VAD
MIN)が入力すると、量子化データとして“0”が出力
され、また、最大電圧1.6V(=VADMAX)が入力
すると、量子化データとして“255”が出力されるよ
うになっている。
【0021】いま、光電変換部71の出力電圧,すなわ
ち増幅部2の入力電圧をVINとし、ゲイン,オフセット
電圧をそれぞれG,VOFSとすると、増幅部2からの出
力電圧VOUTは、次式によって与えられる。
【0022】
【数1】
【0023】従って、最初、光電変換部1の出力電圧V
INを増幅部2で増幅した結果の出力電圧VOUTの範囲が
A/D変換器3の入力電圧範囲に収まるよう、ゲインG
およびオフセット電圧VOFSを初期設定する。本例で
は、光電変換部1の最大出力電圧範囲が0.1V〜1.
5Vであるので、当初、増幅部2において、ゲインGを
1倍に初期設定し、オフセット電圧VOFSを0Vに初期
設定すれば、増幅部2の出力電圧VOUTは全て、A/D
変換器3の入力電圧範囲内に収まる。従って、演算処理
部4では、このようなゲインGの初期値GINT,オフセ
ット電圧VOFSの初期値DINTをそれぞれラッチ7,8に
初期設定する。なお、ラッチ7,8に各々設定されたゲ
インGの初期値GINT,オフセット電圧VOFSの初期値D
INTは、それぞれゲイン制御手段10,オフセット制御
手段11により読出され、数1に基づいて増幅部2のゲ
イン制御,オフセット電圧制御に用いられる。
【0024】ゲインG,オフセット電圧VOFSを上記の
ように初期設定した後、先づ、黒画像信号を光電変換部
1により取込み、これを増幅部2で増幅し、A/D変換
器3で量子化して演算処理部4に出力する。演算処理部
4では、この量子化データを黒ラインメモリ5に書き込
み、この処理を1ライン分繰り返し行なった時点で、黒
ラインメモリ5に保持されている1ライン分の量子化デ
ータから最小値DMINを求める。なお、Dは、アナログ
電圧信号VをA/D変換器3によりアナログ−デジタル
変換した結果のデジタルデータ,すなわち量子化データ
を表わしている。
【0025】次いで、白画像信号を光電変換部1により
取込み、これを増幅部2に増幅し、A/D変換器3で量
子化して演算処理部4に出力する。演算処理部4では、
この量子化データを白ラインメモリ6に書き込み、この
処理を1ライン分繰り返し行なった時点で白ラインメモ
リ6に保持されている1ライン分の量子化データから最
大値DMAXを求める。
【0026】このようにして、黒ラインメモリ5に保持
されている量子化データの最小値DMIN,白ラインメモ
リ6に保持されている量子化データの最大値DMAXが求
まると、これらはそれぞれ、光電変換部1の出力電圧範
囲の下限値,上限値を増幅部2においてゲインの初期値
INT,オフセット電圧の初期値DINTで増幅した結果の
増幅部2の出力電圧範囲となっているので、演算処理部
4は、増幅部2の出力電圧範囲がA/D変換器3の入力
電圧範囲と一致するものとなるよう、増幅部2のゲイン
Gおよびオフセット電圧VOFSを計算し、増幅部2の現
在の出力電圧範囲(DMIN〜DMAX)をA/D変換器3の
入力電圧範囲(VADMIN〜VADMAX)と一致する新た
な出力電圧範囲(VADMIN〜VADMAX)に更新する。
すなわち、光電変換部1の出力電圧範囲の下限値が増幅
部2に入力電圧VIN(=DIN)として入力するときに、
増幅部2の出力電圧がDMINからVADMIN(=“0”)
となるように、また光電変換部1の出力電圧範囲の上限
値が増幅部2に入力電圧VIN(=DIN)として入力する
ときに、増幅部2の出力電圧がDMAXからVADMAX(=
“255”)となるように、数1に従って、ゲインGお
よびオフセット電圧VOFSを次式のように計算する。
【0027】
【数2】
【0028】そして、これらをそれぞれラッチ7,8に
転送し、ラッチ7,8に保持されていたゲインの初期値
INT,オフセット電圧の初期値DINTと置き換えてラッ
チ7,8に保持させる。このようにラッチ7,8に新た
なゲインG,オフセット電圧VOFSが設定されると、ゲ
イン制御手段10,オフセット制御手段11は、ラッチ
7,8から新たに設定されたゲインG,オフセット電圧
OFSを読出し、数1に基づいて増幅部2のゲイン,オ
フセット電圧を制御する。
【0029】次表は、光電変換素子の特性のばらつきに
よって生じうる光電変換部1の最小,標準,最大の出力
電圧範囲のそれぞれについて上記の制御がなされたとき
の結果を示している。なお、次表において、VOFS,G
については、それぞれ小数点2位以下,3位以下を四捨
五入している。
【0030】
【表1】
【0031】表1の結果からも明らかなように、黒画像
信号と白画像信号とを取込んで得たデータDMIN,DMAX
に基づいて、数2からゲインG,オフセット電圧VOFS
を求め、これによって増幅部2を制御することで、光電
変換部1の出力電圧範囲を増幅部2の出力レベルにおい
てA/D変換器3の入力電圧範囲と一致させることがで
きる。
【0032】このようにして、ラッチ7,8にゲイン
G,オフセット電圧VOFSを設定した後、光電変換部1
から再び黒画像信号を取込み、光電変換部1の出力電圧
をラッチ7,8に新たに設定されたゲインG,オフセッ
ト電圧VOFSで増幅し、A/D変換器3で量子化し、量
子化データを黒補正データとして黒ラインメモリ5に書
き込み、これを1ライン分繰り返す。
【0033】次いで、光電変換部1から再び白画像信号
を取込み、上記と同じ手順でその量子化データを白ライ
ンメモリ6に一旦書き込み、これを1ライン分繰り返
す。しかる後、演算処理部4では、白ラインメモリ6か
ら白画像信号に対する1ライン分の量子化データを順次
に読み出し、最終出力9で必要とされる最大値“25
5”を上記順次に読出される量子化データでそれぞれ演
算した結果の1ライン分の商を白補正データとして求
め、これを白ラインメモリ6に再び書き込む。
【0034】上記のようにして、黒ラインメモリ5,白
ラインメモリ6に、黒補正データ,白補正データをそれ
ぞれ書き込んだ後、実際の画像信号を読取り、これを以
下のように処理する。すなわち、光電変換部1に画像信
号が入力すると、この画像信号は、光電変換部1におい
てアナログ電気信号,すなわち電圧に変換される。光電
変換部1の出力電圧は、ラッチ7,8に保持されている
ゲインG,オフセット電圧VOFSで増幅部2により増幅
され、しかる後、A/D変換器73で量子化データに変
換される。演算処理部4では、1ライン分の画像信号を
読取ると、読取った結果の1ライン分の量子化データの
ライン内各位置に対応する黒補正データを黒ラインメモ
リ5から読み出し、読取った量子化データから黒補正デ
ータを減じ、黒補正を行なう。次いで、白ラインメモリ
6から白補正データを読み出し、黒補正がなされた後の
1ライン分の量子化データのそれぞれに、これらに対応
した白補正データを乗算し、これを最終出力9として出
力する。
【0035】演算処理部74においてこのような補正が
なされることによって、光電変換部1の1ライン分の各
光電変換素子間に特性のばらつきがあっても、これによ
る影響を補正して画像信号の読取結果を最終出力9とし
て出力することができる。
【0036】ところで、この実施例では、光電変換部1
の出力電圧範囲が最大の出力電圧範囲0.1V〜1.5
Vとなる場合であっても、あるいは最小の出力電圧範囲
0.5V〜1.1Vとなる場合であっても、増幅部2の
ゲインG,オフセット電圧VOFSを適宜制御することに
より、増幅部2の出力レベルで、A/D変換器3の入力
電圧範囲に常に一致させることができるので、最終出力
9で必要とされる分解能(8ビット)と同程度の分解能
(8ビット)をもつA/D変換器3を用いて、必要とさ
れる分解能(8ビット)の最終出力9を得ることができ
る。換言すれば、光電変換部1の光電変換素子間の特性
のばらつきがどの程度のものであっても、A/D変換器
3の分解能を高分解能のものにする必要がなく、8ビッ
ト分解能のA/D変換器3により、最終出力9の分解能
として8ビットの分解能を常に確保することが可能であ
る。
【0037】また、これにより、演算処理部4,黒ライ
ンメモリ5,白ラインメモリ6においても多ビット化の
必要がなくなり、この結果、高分解能が必要とされる画
像処理システムを構築する場合にも、処理の高速化が容
易となり、また全体の回路規模を小さなものに維持する
ことができる。
【0038】図2は本発明に係る画像信号処理装置の第
2の実施例のブロック図である。なお、図2において図
1と同様の個所には同じ符号を付している。この第2の
実施例では、一定のバイアス電圧VBSを発生するバイア
ス部23をさらに設け、増幅部22に差動増幅器を用い
ている。すなわち、増幅部22に光電変換部1からの出
力電圧Vとバイアス部23からの一定のバイアス電圧V
BSとを入力させ、これらの差(V−VBS)を差動増幅
し、A/D変換器3に与えるようになっている。
【0039】このような構成においても、第1の実施例
におけるとほぼ同様に動作し、第1の実施例で得られた
効果を得ることができるが、この第2の実施例ではさら
に、増幅部22が光電変換部1の出力電圧Vと一定のバ
イアス電圧VBSとの差動増幅を行なうようになっている
ので、増幅部22で必要とされる入力ダイナミックレン
ジは第1の実施例の増幅部2で必要とされる入力ダイナ
ミックレンジに比べて小さくて済み、増幅器の飽和を有
効に防止することができる。
【0040】図3は本発明に係る画像信号処理装置の第
3の実施例のブロック図である。この第3の実施例で
は、増幅部32に第2の実施例と同様の差動増幅器を用
いているが、増幅部32には、光電変換部1からの出力
電圧Vと該出力電圧Vに重畳しているダミー信号VDMY
とを入力させ、これらの差(V−VDMY)を差動増幅
し、A/D変換器3に与えるようになっている。
【0041】このような構成では、光電変換部1の出力
電圧Vに重畳しているダミー信号成分を有効に除去する
ことができる。例えば、光電変換部1がCCDなどのリ
ニアセンサである場合には、ダミー信号成分を除去する
ことにより、これに含まれている固定パターンノイズ等
を除去することができる。
【0042】なお、上述の各実施例では、増幅部2,2
2または32のゲインG,オフセット電圧VOFSを決定
した後は、これを一定にして動作させるようにしている
が、取込みを行なう際にその光電変換素子に対応した黒
補正データ,白補正データを順次に読出して、ゲイン
G,オフセット電圧VOFSをその都度更新設定し、信号
処理を行なうようにしても良い。この場合には、より精
度良く画像信号処理を行なうことができる。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
増幅手段のゲインおよび/またはオフセットを制御し
て、光電変換手段からのアナログ電気信号のレベル範囲
を増幅手段の出力レベルにおいて量子化手段の入力レベ
ル範囲に一致させるようにしているので、光電変換手段
にばらつきがある場合でも、正確に量子化が行なえると
ともに、必要な分解能の最終出力を回路規模等を差程増
加させずに容易にかつ高速に得ることができる。
【0044】また、増幅手段が光電変換手段から出力さ
れるアナログ電気信号と一定のバイアスとの差を増幅す
る差動増幅器としての機能を有している場合には、増幅
手段は小さな入力ダイナミックレンジのものでも良く、
増幅器の飽和を防止できる。
【0045】また、増幅手段が光電変換手段から出力さ
れるアナログ電気信号と該アナログ電気信号に重畳して
いるダミー信号との差を増幅する差動増幅器としての機
能を有している場合には、ダミー信号に含まれている固
定パターンノイズ等をアナログ電気信号から除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像信号処理装置の第1の実施例
のブロック図である。
【図2】本発明に係る画像信号処理装置の第2の実施例
のブロック図である。
【図3】本発明に係る画像信号処理装置の第3の実施例
のブロック図である。
【図4】従来の画像信号処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 光電変換部 2,22,32 増幅部 3 A/D変換器 4 演算処理部 5 黒ラインメモリ 6 白ラインメモリ 7,8 ラッチ 10 ゲイン制御手段 11 オフセット制御手段 23 バイアス部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号をアナログ電気信号に変換する
    光電変換手段と、光電変換手段から出力されたアナログ
    電気信号を増幅する増幅手段と、増幅手段により増幅さ
    れた結果のアナログ電気信号が入力し、該アナログ電気
    信号を量子化データに量子化する量子化手段と、前記増
    幅手段のゲインおよび/またはオフセットを可変に制御
    する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記光電変換
    手段からのアナログ電気信号のレベル範囲を増幅手段の
    出力レベルにおいて前記量子化手段の入力レベル範囲に
    一致させるように前記増幅手段のゲインおよび/または
    オフセットを制御するようになっていることを特徴とす
    る画像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段は、光電変換手段から出力
    されるアナログ電気信号と一定のバイアスとの差を増幅
    する差動増幅器としての機能を有していることを特徴と
    する画像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅手段は、光電変換手段から出力
    されるアナログ電気信号と該アナログ電気信号に重畳し
    ているダミー信号との差を増幅する差動増幅器としての
    機能を有していることを特徴とする画像信号処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003094110A1 (fr) * 2002-05-02 2003-11-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de correction de la sortie d'un capteur d'image
JP2010239497A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Dx Antenna Co Ltd 光端末装置及びそれを備えた光伝送システム

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