JPH0541968A - 冷凍調理麺製造法 - Google Patents
冷凍調理麺製造法Info
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- JPH0541968A JPH0541968A JP3225349A JP22534991A JPH0541968A JP H0541968 A JPH0541968 A JP H0541968A JP 3225349 A JP3225349 A JP 3225349A JP 22534991 A JP22534991 A JP 22534991A JP H0541968 A JPH0541968 A JP H0541968A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 麺や具がスープ内に没入して着色したり風味
を害したりすることがなく、解凍加熱時の伝熱効率のよ
い容器入り冷凍調理麺の製造法を提供すること。 【構成】 パステライザ1で加熱調合したスープをプレ
ートクーラ2により常温以下に冷却した後、アイスクリ
ームフリーザ3に導いて定量の空気aを混入しながら混
合攪拌しつつ冷凍してシャーベット状となし、該シャー
ベット状スープを充填機4によって容器A内に定量充填
し、次いで麺Bおよび具Cを投入して検量,異物検査を
行った後トンネルフリーザ8により全体を凍結させ、容
器入り冷凍調理麺を製造する。
を害したりすることがなく、解凍加熱時の伝熱効率のよ
い容器入り冷凍調理麺の製造法を提供すること。 【構成】 パステライザ1で加熱調合したスープをプレ
ートクーラ2により常温以下に冷却した後、アイスクリ
ームフリーザ3に導いて定量の空気aを混入しながら混
合攪拌しつつ冷凍してシャーベット状となし、該シャー
ベット状スープを充填機4によって容器A内に定量充填
し、次いで麺Bおよび具Cを投入して検量,異物検査を
行った後トンネルフリーザ8により全体を凍結させ、容
器入り冷凍調理麺を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クッキングテーブル
または電子レンジ等の加熱手段で加熱することにより即
席で食卓に供することができる容器入り冷凍調理麺の製
造法の改良に関するものである。
または電子レンジ等の加熱手段で加熱することにより即
席で食卓に供することができる容器入り冷凍調理麺の製
造法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クッキングテーブルまたは電子レンジ等
の加熱手段で加熱することによって、即席で食卓に供す
ることができる容器入り冷凍調理麺は公知である。(例
えば、実開平2−105390,実開平2−11698
5公報参照)
の加熱手段で加熱することによって、即席で食卓に供す
ることができる容器入り冷凍調理麺は公知である。(例
えば、実開平2−105390,実開平2−11698
5公報参照)
【0003】その一般的製法は、容器内に調理済みのス
ープを充填し、トンネルフリーザで凍結させたのち、茹
うどん等の麺類および具を投入して再度トンネルフリー
ザで全体を凍結させ蓋をするという工程によるものであ
る。
ープを充填し、トンネルフリーザで凍結させたのち、茹
うどん等の麺類および具を投入して再度トンネルフリー
ザで全体を凍結させ蓋をするという工程によるものであ
る。
【0004】従来公知の製造工程の一例を図4に示す。
茹うどんの製造工程は省略し、冷凍スープの製造工程に
ついて説明すると、調味料を加えて調理済の高温スープ
は、ケトル11からプレートクーラ12に送られ熱交換
されて低温スープとなり、充填機13を介してアルミト
レー等の容器Aに定量充填されたのち、トンネルフリー
ザ14を経て凍結スープとなる。
茹うどんの製造工程は省略し、冷凍スープの製造工程に
ついて説明すると、調味料を加えて調理済の高温スープ
は、ケトル11からプレートクーラ12に送られ熱交換
されて低温スープとなり、充填機13を介してアルミト
レー等の容器Aに定量充填されたのち、トンネルフリー
ザ14を経て凍結スープとなる。
【0005】この凍結スープ入りの容器Aに茹うどん等
の麺類Bおよび具Cを投入し、以下図示を省略したが、
検量および異物検査を行ったのち再度別のトンネルフリ
ーザにより全体を冷凍させ、蓋を被せて製品化されるよ
うになっている。
の麺類Bおよび具Cを投入し、以下図示を省略したが、
検量および異物検査を行ったのち再度別のトンネルフリ
ーザにより全体を冷凍させ、蓋を被せて製品化されるよ
うになっている。
【0006】以上の製造工程によれば、製品全体を凍結
させるための最終工程のトンネルフリーザのほかにスー
プ凍結用のトンネルフリーザが必要であり、高価格で広
い設置面積を必要とするトンネルフリーザを前後2台用
いなければならず不経済であるばかりでなく、次のよう
な問題点がある。
させるための最終工程のトンネルフリーザのほかにスー
プ凍結用のトンネルフリーザが必要であり、高価格で広
い設置面積を必要とするトンネルフリーザを前後2台用
いなければならず不経済であるばかりでなく、次のよう
な問題点がある。
【0007】 製造過程においては、スープ(液体)
をそのまま容器Aに充填した状態で冷却するため、凍結
が完了するまでに長時間を要し凍結が不十分となりやす
く、凍結不十分のまま麺や具を投入すると、投入した麺
や具がスープ中に埋没して着色したり風味が悪化したり
することがある。
をそのまま容器Aに充填した状態で冷却するため、凍結
が完了するまでに長時間を要し凍結が不十分となりやす
く、凍結不十分のまま麺や具を投入すると、投入した麺
や具がスープ中に埋没して着色したり風味が悪化したり
することがある。
【0008】 最終製品においては、スープ(液体)
が凍結されて一体の氷塊となるため、解凍加熱時に熱が
伝わり難く局部的に加熱され、クッキングテーブルで加
熱する形式のものにおいては、容器であるアルミトレー
が焼損したり、電子レンジで加熱する形式のものにおい
ては、中心部が加熱不十分でありながら周辺部が乾燥状
態となるという不都合が生じる。
が凍結されて一体の氷塊となるため、解凍加熱時に熱が
伝わり難く局部的に加熱され、クッキングテーブルで加
熱する形式のものにおいては、容器であるアルミトレー
が焼損したり、電子レンジで加熱する形式のものにおい
ては、中心部が加熱不十分でありながら周辺部が乾燥状
態となるという不都合が生じる。
【0009】前記問題点のスープに麺や具が没入して
着色したり風味を害したりすることを避けるため、スー
プと麺類とを別の袋にそれぞれ個別に封入したものも知
られているが、(例えば、実開平2−120187,実
開平2−127184公報参照)、解凍加熱時に開封,
注水等の手間がかかるという別の問題点が残る。
着色したり風味を害したりすることを避けるため、スー
プと麺類とを別の袋にそれぞれ個別に封入したものも知
られているが、(例えば、実開平2−120187,実
開平2−127184公報参照)、解凍加熱時に開封,
注水等の手間がかかるという別の問題点が残る。
【0010】前記問題点の伝熱不良を回避するため、
凍結スープ(氷塊)を破砕したり、細片状に切削したり
することも試みられているが、(例えば、特開昭64−
23866公報参照)、製造工程が複雑化するという難
点がある。
凍結スープ(氷塊)を破砕したり、細片状に切削したり
することも試みられているが、(例えば、特開昭64−
23866公報参照)、製造工程が複雑化するという難
点がある。
【0011】
【この発明が解決しようとする課題】この発明は、上記
の問題点を解決することを課題とするものであって、解
凍加熱時に開封,注水等の手間がかからず、しかも、高
価で広い設置面積を必要とするトンネルフリーザを用い
ることなく短時間でスープを冷凍させ、麺や具がスープ
内に没入して着色したり風味を害したりすることがな
く、解凍加熱時の伝熱効率のよい容器入り冷凍調理麺の
製造法を提供しようとするものである。
の問題点を解決することを課題とするものであって、解
凍加熱時に開封,注水等の手間がかからず、しかも、高
価で広い設置面積を必要とするトンネルフリーザを用い
ることなく短時間でスープを冷凍させ、麺や具がスープ
内に没入して着色したり風味を害したりすることがな
く、解凍加熱時の伝熱効率のよい容器入り冷凍調理麺の
製造法を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するための手段を提供するものであって、パステライ
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却した後、アイスクリームフリーザ3に導い
て定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍して
シャーベット状となし、該シャーベット状スープを充填
機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよび
具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネルフ
リーザ8により全体を凍結させることを特徴とする容器
入り冷凍調理麺の製造方法を発明要旨とするものであ
る。
決するための手段を提供するものであって、パステライ
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却した後、アイスクリームフリーザ3に導い
て定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍して
シャーベット状となし、該シャーベット状スープを充填
機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよび
具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネルフ
リーザ8により全体を凍結させることを特徴とする容器
入り冷凍調理麺の製造方法を発明要旨とするものであ
る。
【0010】
【作用】図1,図2,図3を参照しつつ工程順に従って
作用を説明する。
作用を説明する。
【0011】 パステライザ1においては、加熱式殺
菌調合タンクにより、水,醤油(又は味噌その他),砂
糖,だし等の調味料および安定剤等を入れ、麺用スープ
を加熱調合する。
菌調合タンクにより、水,醤油(又は味噌その他),砂
糖,だし等の調味料および安定剤等を入れ、麺用スープ
を加熱調合する。
【0012】 パステライザ1により加熱調合された
約90°Cのスープは、サニタリーポンプP1 によりプ
レート式熱交換器であるプレートクーラ2に送られ、常
温以下好ましくは10°C程度まで冷却される。
約90°Cのスープは、サニタリーポンプP1 によりプ
レート式熱交換器であるプレートクーラ2に送られ、常
温以下好ましくは10°C程度まで冷却される。
【0013】 常温以下に冷却されたスープは、一旦
バランスタンク2aに貯えられた後、ポンプP2 により
公知のオーバーラン機能を備えたアイスクリームフリー
ザ3に導かれ、定量供給される空気aと共に冷凍シリン
ダ3aで均一に混合攪拌しながら冷却される。
バランスタンク2aに貯えられた後、ポンプP2 により
公知のオーバーラン機能を備えたアイスクリームフリー
ザ3に導かれ、定量供給される空気aと共に冷凍シリン
ダ3aで均一に混合攪拌しながら冷却される。
【0014】 アイスクリームフリーザ3により、空
気aを混入しながら混合攪拌しつつ、−2°C〜−3°
Cまで冷却するとスープの色は白濁化し、しかも、粘度
が高くなって、保形性のよいシャーベット状を呈するよ
うになる。
気aを混入しながら混合攪拌しつつ、−2°C〜−3°
Cまで冷却するとスープの色は白濁化し、しかも、粘度
が高くなって、保形性のよいシャーベット状を呈するよ
うになる。
【0015】 このシャーベット状となったスープ
は、前記アイスクリームフリーザ3の出口側ポンプP3
により充填機4に送られアルミトレー等の容器Aに定量
充填される。なお、アルミトレー等の容器Aは公知の自
動供給装置によって供給され、充填後はコンベヤ5によ
って次工程に送られる。
は、前記アイスクリームフリーザ3の出口側ポンプP3
により充填機4に送られアルミトレー等の容器Aに定量
充填される。なお、アルミトレー等の容器Aは公知の自
動供給装置によって供給され、充填後はコンベヤ5によ
って次工程に送られる。
【0016】 以後、従来例と同一手順により、この
シャーベット状スープ入りの容器Aに茹うどん等の麺類
Bおよび具Cを投入し、検量機6,異物検査機7によっ
てそれぞれ検量および異物検査を行ったのち、トンネル
フリーザ8により全体を凍結させ、蓋掛け機9により容
器Aに蓋A’を被せることによって、図3に示す容器A
内に麺B,具C,スープDが内蔵された容器入り冷凍調
理麺ができあがる。
シャーベット状スープ入りの容器Aに茹うどん等の麺類
Bおよび具Cを投入し、検量機6,異物検査機7によっ
てそれぞれ検量および異物検査を行ったのち、トンネル
フリーザ8により全体を凍結させ、蓋掛け機9により容
器Aに蓋A’を被せることによって、図3に示す容器A
内に麺B,具C,スープDが内蔵された容器入り冷凍調
理麺ができあがる。
【0017】 前記容器入り冷凍調理麺は、容器Aの
材料がアルミホイル等耐火性のものはガスクッキングテ
ーブル等の直火加熱手段で加熱することにより、また、
容器Aの材料がマイクロ波透過性のものは電子レンジで
加熱することにより、いずれもそのまま解凍加熱調理さ
れて直ちに食卓に供することができる。
材料がアルミホイル等耐火性のものはガスクッキングテ
ーブル等の直火加熱手段で加熱することにより、また、
容器Aの材料がマイクロ波透過性のものは電子レンジで
加熱することにより、いずれもそのまま解凍加熱調理さ
れて直ちに食卓に供することができる。
【0018】 容器A内に収容された凍結スープDに
は空気aが微細気泡の状態で混入されているため、伝熱
効率がよく全体が一様に溶け易く短い加熱調理時間で食
用に供することができ、アルミトレーの焼損や偏加熱に
よる調理不全を回避することができる。
は空気aが微細気泡の状態で混入されているため、伝熱
効率がよく全体が一様に溶け易く短い加熱調理時間で食
用に供することができ、アルミトレーの焼損や偏加熱に
よる調理不全を回避することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、パステライ
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却したのち、アイスクリームフリーザ3に導
いて定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍し
てシャーベット状となし、該シャーベット状スープを充
填機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよ
び具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネル
フリーザ8により全体を凍結させるようにしたことによ
り、次の効果を奏することができる。
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却したのち、アイスクリームフリーザ3に導
いて定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍し
てシャーベット状となし、該シャーベット状スープを充
填機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよ
び具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネル
フリーザ8により全体を凍結させるようにしたことによ
り、次の効果を奏することができる。
【0020】 スープの冷凍工程において、スープを
凍結させる必要がなくシャーベット状とすれば足りるか
ら、該冷凍工程に要する時間を飛躍的に短縮することが
でき、しかも、高価で広い設置面積を必要とするトンネ
ルフリーザに代えてアイスクリームフリーザを用いれば
足り、設備費用および設置面積を大幅に節減することが
できる。
凍結させる必要がなくシャーベット状とすれば足りるか
ら、該冷凍工程に要する時間を飛躍的に短縮することが
でき、しかも、高価で広い設置面積を必要とするトンネ
ルフリーザに代えてアイスクリームフリーザを用いれば
足り、設備費用および設置面積を大幅に節減することが
できる。
【0021】 シャーベット状となったスープは粘度
が高く保形性がよいので、麺および具の投入工程におい
て麺および具がスープ内に没入することがなく、麺の着
色や風味の劣化を防止することができる。
が高く保形性がよいので、麺および具の投入工程におい
て麺および具がスープ内に没入することがなく、麺の着
色や風味の劣化を防止することができる。
【0022】 凍結スープ中に空気が混入されるの
で、解凍加熱時の伝熱効率を良好に保つことができ、容
器の焼損や偏加熱のおそれがなく風味良好な容器入り冷
凍調理麺を製造することができる。
で、解凍加熱時の伝熱効率を良好に保つことができ、容
器の焼損や偏加熱のおそれがなく風味良好な容器入り冷
凍調理麺を製造することができる。
【図1】本発明の製造方法を示す工程図である。
【図2】本発明方法に用いられる製造装置の配置説明図
である。
である。
【図3】容器入り冷凍調理麺の断面図である。
【図4】従来例を示す製造工程図である。
1 パステライザ 2 プレートクーラ 2a バランスタンク 3 アイスクリームフリーザ 3a 冷凍シリンダ P1 P2 P3 サニタリーポンプ 4 充填機 5 コンベヤ 6 検量機 7 異物検査機 8 トンネルフリーザ A 容器 A’蓋 B 麺 C 具 D 凍結スープ 11 ケトル(従来例) 12 プレートクーラ(従来例) 13 充填機(従来例) 14 トンネルフリーザ(従来例)
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 冷凍調理麺製造法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クッキングテーブル
または電子レンジ等の加熱手段で加熱することにより即
席で食卓に供することができる容器入り冷凍調理麺の製
造法の改良に関するものである。
または電子レンジ等の加熱手段で加熱することにより即
席で食卓に供することができる容器入り冷凍調理麺の製
造法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クッキングテーブルまたは電子レンジ等
の加熱手段で加熱することによって、即席で食卓に供す
ることができる容器入り冷凍調理麺は公知である。(例
えば、実開平2−105390,実開平2−11698
5公報参照)
の加熱手段で加熱することによって、即席で食卓に供す
ることができる容器入り冷凍調理麺は公知である。(例
えば、実開平2−105390,実開平2−11698
5公報参照)
【0003】その一般的製法は、容器内に調理済みのス
ープを充填し、トンネルフリーザで凍結させたのち、茹
うどん等の麺類および具を投入して再度トンネルフリー
ザで全体を凍結させ蓋をするという工程によるものであ
る。
ープを充填し、トンネルフリーザで凍結させたのち、茹
うどん等の麺類および具を投入して再度トンネルフリー
ザで全体を凍結させ蓋をするという工程によるものであ
る。
【0004】従来公知の製造工程の一例を図4に示す。
茹うどんの製造工程は省略し、冷凍スープの製造工程に
ついて説明すると、調味料を加えて調理済の高温スープ
は、ケトル11からプレートクーラ12に送られ熱交換
されて低温スープとなり、充填機13を介してアルミト
レー等の容器Aに定量充填されたのち、トンネルフリー
ザ14を経て凍結スープとなる。
茹うどんの製造工程は省略し、冷凍スープの製造工程に
ついて説明すると、調味料を加えて調理済の高温スープ
は、ケトル11からプレートクーラ12に送られ熱交換
されて低温スープとなり、充填機13を介してアルミト
レー等の容器Aに定量充填されたのち、トンネルフリー
ザ14を経て凍結スープとなる。
【0005】この凍結スープ入りの容器Aに茹うどん等
の麺類Bおよび具Cを投入し、以下図示を省略したが、
検量および異物検査を行ったのち再度別のトンネルフリ
ーザにより全体を冷凍させ、蓋を被せて製品化されるよ
うになっている。
の麺類Bおよび具Cを投入し、以下図示を省略したが、
検量および異物検査を行ったのち再度別のトンネルフリ
ーザにより全体を冷凍させ、蓋を被せて製品化されるよ
うになっている。
【0006】以上の製造工程によれば、製品全体を凍結
させるための最終工程のトンネルフリーザのほかにスー
プ凍結用のトンネルフリーザが必要であり、高価格で広
い設置面積を必要とするトンネルフリーザを前後2台用
いなければならず不経済であるばかりでなく、次のよう
な問題点がある。
させるための最終工程のトンネルフリーザのほかにスー
プ凍結用のトンネルフリーザが必要であり、高価格で広
い設置面積を必要とするトンネルフリーザを前後2台用
いなければならず不経済であるばかりでなく、次のよう
な問題点がある。
【0007】 製造過程においては、スープ(液体)
をそのまま容器Aに充填した状態で冷却するため、凍結
が完了するまでに長時間を要し凍結が不十分となりやす
く、凍結不十分のまま麺や具を投入すると、投入した麺
や具がスープ中に埋没して着色したり風味が悪化したり
することがある。
をそのまま容器Aに充填した状態で冷却するため、凍結
が完了するまでに長時間を要し凍結が不十分となりやす
く、凍結不十分のまま麺や具を投入すると、投入した麺
や具がスープ中に埋没して着色したり風味が悪化したり
することがある。
【0008】 最終製品においては、スープ(液体)
が凍結されて一体の氷塊となるため、解凍加熱時に熱が
伝わり難く局部的に加熱され、クッキングテーブルで加
熱する形式のものにおいては、容器であるアルミトレー
が焼損したり、電子レンジで加熱する形式のものにおい
ては、中心部が加熱不十分でありながら周辺部が乾燥状
態となるという不都合が生じる。
が凍結されて一体の氷塊となるため、解凍加熱時に熱が
伝わり難く局部的に加熱され、クッキングテーブルで加
熱する形式のものにおいては、容器であるアルミトレー
が焼損したり、電子レンジで加熱する形式のものにおい
ては、中心部が加熱不十分でありながら周辺部が乾燥状
態となるという不都合が生じる。
【0009】前記問題点のスープに麺や具が没入して
着色したり風味を害したりすることを避けるため、スー
プと麺類とを別の袋にそれぞれ個別に封入したものも知
られているが、(例えば、実開平2−120187,実
開平2−127184公報参照)、解凍加熱時に開封,
注水等の手間がかかるという別の問題点が残る。
着色したり風味を害したりすることを避けるため、スー
プと麺類とを別の袋にそれぞれ個別に封入したものも知
られているが、(例えば、実開平2−120187,実
開平2−127184公報参照)、解凍加熱時に開封,
注水等の手間がかかるという別の問題点が残る。
【0010】前記問題点の伝熱不良を回避するため、
凍結スープ(氷塊)を破砕したり、細片状に切削したり
することも試みられているが、(例えば、特開昭64−
23866公報参照)、製造工程が複雑化するという難
点がある。
凍結スープ(氷塊)を破砕したり、細片状に切削したり
することも試みられているが、(例えば、特開昭64−
23866公報参照)、製造工程が複雑化するという難
点がある。
【0011】
【この発明が解決しようとする課題】この発明は、上記
の問題点を解決することを課題とするものであって、解
凍加熱時に開封,注水等の手間がかからず、しかも、高
価で広い設置面積を必要とするトンネルフリーザを用い
ることなく短時間でスープを冷凍させ、麺や具がスープ
内に没入して着色したり風味を害したりすることがな
く、解凍加熱時の伝熱効率のよい容器入り冷凍調理麺の
製造法を提供しようとするものである。
の問題点を解決することを課題とするものであって、解
凍加熱時に開封,注水等の手間がかからず、しかも、高
価で広い設置面積を必要とするトンネルフリーザを用い
ることなく短時間でスープを冷凍させ、麺や具がスープ
内に没入して着色したり風味を害したりすることがな
く、解凍加熱時の伝熱効率のよい容器入り冷凍調理麺の
製造法を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するための手段を提供するものであって、パステライ
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却した後、アイスクリームフリーザ3に導い
て定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍して
シャーベット状となし、該シャーベット状スープを充填
機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよび
具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネルフ
リーザ8により全体を凍結させることを特徴とする容器
入り冷凍調理麺の製造方法を発明要旨とするものであ
る。
決するための手段を提供するものであって、パステライ
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却した後、アイスクリームフリーザ3に導い
て定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍して
シャーベット状となし、該シャーベット状スープを充填
機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよび
具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネルフ
リーザ8により全体を凍結させることを特徴とする容器
入り冷凍調理麺の製造方法を発明要旨とするものであ
る。
【0013】
【作用】図1,図2,図3を参照しつつ工程順に従って
作用を説明する。
作用を説明する。
【0014】 パステライザ1においては、加熱式殺
菌調合タンクにより、水,醤油(又は味噌その他),砂
糖,だし等の調味料および安定剤等を入れ、麺用スープ
を加熱調合する。
菌調合タンクにより、水,醤油(又は味噌その他),砂
糖,だし等の調味料および安定剤等を入れ、麺用スープ
を加熱調合する。
【0015】 パステライザ1により加熱調合された
約90°Cのスープは、サニタリーポンプP1 によりプ
レート式熱交換器であるプレートクーラ2に送られ、常
温以下好ましくは10°C程度まで冷却される。
約90°Cのスープは、サニタリーポンプP1 によりプ
レート式熱交換器であるプレートクーラ2に送られ、常
温以下好ましくは10°C程度まで冷却される。
【0016】 常温以下に冷却されたスープは、一旦
バランスタンク2aに貯えられた後、ポンプP2 により
公知のオーバーラン機能を備えたアイスクリームフリー
ザ3に導かれ、定量供給される空気aと共に冷凍シリン
ダ3aで均一に混合攪拌しながら冷却される。
バランスタンク2aに貯えられた後、ポンプP2 により
公知のオーバーラン機能を備えたアイスクリームフリー
ザ3に導かれ、定量供給される空気aと共に冷凍シリン
ダ3aで均一に混合攪拌しながら冷却される。
【0017】 アイスクリームフリーザ3により、空
気aを混入しながら混合攪拌しつつ、−2°C〜−3°
Cまで冷却するとスープの色は白濁化し、しかも、粘度
が高くなって、保形性のよいシャーベット状を呈するよ
うになる。
気aを混入しながら混合攪拌しつつ、−2°C〜−3°
Cまで冷却するとスープの色は白濁化し、しかも、粘度
が高くなって、保形性のよいシャーベット状を呈するよ
うになる。
【0018】 このシャーベット状となったスープ
は、前記アイスクリームフリーザ3の出口側ポンプP3
により充填機4に送られアルミトレー等の容器Aに定量
充填される。なお、アルミトレー等の容器Aは公知の自
動供給装置によって供給され、充填後はコンベヤ5によ
って次工程に送られる。
は、前記アイスクリームフリーザ3の出口側ポンプP3
により充填機4に送られアルミトレー等の容器Aに定量
充填される。なお、アルミトレー等の容器Aは公知の自
動供給装置によって供給され、充填後はコンベヤ5によ
って次工程に送られる。
【0019】 以後、従来例と同一手順により、この
シャーベット状スープ入りの容器Aに茹うどん等の麺類
Bおよび具Cを投入し、検量機6,異物検査機7によっ
てそれぞれ検量および異物検査を行ったのち、トンネル
フリーザ8により全体を凍結させ、蓋掛け機9により容
器Aに蓋A’を被せることによって、図3に示す容器A
内に麺B,具C,スープDが内蔵された容器入り冷凍調
理麺ができあがる。
シャーベット状スープ入りの容器Aに茹うどん等の麺類
Bおよび具Cを投入し、検量機6,異物検査機7によっ
てそれぞれ検量および異物検査を行ったのち、トンネル
フリーザ8により全体を凍結させ、蓋掛け機9により容
器Aに蓋A’を被せることによって、図3に示す容器A
内に麺B,具C,スープDが内蔵された容器入り冷凍調
理麺ができあがる。
【0020】 前記容器入り冷凍調理麺は、容器Aの
材料がアルミホイル等耐火性のものはガスクッキングテ
ーブル等の直火加熱手段で加熱することにより、また、
容器Aの材料がマイクロ波透過性のものは電子レンジで
加熱することにより、いずれもそのまま解凍加熱調理さ
れて直ちに食卓に供することができる。
材料がアルミホイル等耐火性のものはガスクッキングテ
ーブル等の直火加熱手段で加熱することにより、また、
容器Aの材料がマイクロ波透過性のものは電子レンジで
加熱することにより、いずれもそのまま解凍加熱調理さ
れて直ちに食卓に供することができる。
【0021】 容器A内に収容された凍結スープDに
は空気aが微細気泡の状態で混入されているため、伝熱
効率がよく全体が一様に溶け易く短い加熱調理時間で食
用に供することができ、アルミトレーの焼損や偏加熱に
よる調理不全を回避することができる。
は空気aが微細気泡の状態で混入されているため、伝熱
効率がよく全体が一様に溶け易く短い加熱調理時間で食
用に供することができ、アルミトレーの焼損や偏加熱に
よる調理不全を回避することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、パステライ
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却したのち、アイスクリームフリーザ3に導
いて定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍し
てシャーベット状となし、該シャーベット状スープを充
填機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよ
び具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネル
フリーザ8により全体を凍結させるようにしたことによ
り、次の効果を奏することができる。
ザ1で加熱調合したスープをプレートクーラ2により常
温以下に冷却したのち、アイスクリームフリーザ3に導
いて定量の空気aを混入しながら混合攪拌しつつ冷凍し
てシャーベット状となし、該シャーベット状スープを充
填機4によって容器A内に定量充填し、次いで麺Bおよ
び具Cを投入して検量,異物検査を行ったのちトンネル
フリーザ8により全体を凍結させるようにしたことによ
り、次の効果を奏することができる。
【0023】 スープの冷凍工程において、スープを
凍結させる必要がなくシャーベット状とすれば足りるか
ら、該冷凍工程に要する時間を飛躍的に短縮することが
でき、しかも、高価で広い設置面積を必要とするトンネ
ルフリーザに代えてアイスクリームフリーザを用いれば
足り、設備費用および設置面積を大幅に節減することが
できる。
凍結させる必要がなくシャーベット状とすれば足りるか
ら、該冷凍工程に要する時間を飛躍的に短縮することが
でき、しかも、高価で広い設置面積を必要とするトンネ
ルフリーザに代えてアイスクリームフリーザを用いれば
足り、設備費用および設置面積を大幅に節減することが
できる。
【0024】 シャーベット状となったスープは粘度
が高く保形性がよいので、麺および具の投入工程におい
て麺および具がスープ内に没入することがなく、麺の着
色や風味の劣化を防止することができる。
が高く保形性がよいので、麺および具の投入工程におい
て麺および具がスープ内に没入することがなく、麺の着
色や風味の劣化を防止することができる。
【0025】 凍結スープ中に空気が混入されるの
で、解凍加熱時の伝熱効率を良好に保つことができ、容
器の焼損や偏加熱のおそれがなく風味良好な容器入り冷
凍調理麺を製造することができる。
で、解凍加熱時の伝熱効率を良好に保つことができ、容
器の焼損や偏加熱のおそれがなく風味良好な容器入り冷
凍調理麺を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を示す工程図である。
【図2】本発明方法に用いられる製造装置の配置説明図
である。
である。
【図3】容器入り冷凍調理麺の断面図である。
【図4】従来例を示す製造工程図である。
【符号の説明】 1 パステライザ 2 プレートクーラ 2a バランスタンク 3 アイスクリームフリーザ 3a 冷凍シリンダ P1 P2 P3 サニタリーポンプ 4 充填機 5 コンベヤ 6 検量機 7 異物検査機 8 トンネルフリーザ A 容器 A’蓋 B 麺 C 具 D 凍結スープ 11 ケトル(従来例) 12 プレートクーラ(従来例) 13 充填機(従来例) 14 トンネルフリーザ(従来例)
Claims (1)
- 【請求項1】 パステライザで加熱調合したスープをプ
レートクーラにより常温以下に冷却したのち、アイスク
リームフリーザに導いて定量の空気を混入しながら混合
攪拌しつつ冷凍してシャーベット状となし、該シャーベ
ット状スープを充填機によって容器内に定量充填し、次
いで麺および具を投入して検量,異物検査を行ったの
ち、トンネルフリーザにより全体を凍結させることを特
徴とする容器入り冷凍調理麺の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225349A JP2513547B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 容器入り冷凍調理麺の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225349A JP2513547B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 容器入り冷凍調理麺の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541968A true JPH0541968A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2513547B2 JP2513547B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=16827951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3225349A Expired - Lifetime JP2513547B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 容器入り冷凍調理麺の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2513547B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07255448A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-10-09 | Nippon Sanso Kk | 食品表面への粉末材の付着方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63145489U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-26 | ||
| JPH0195758A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Tokyo Reinetsu Sangyo Kk | 固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法 |
| JPH01142692U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-29 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3225349A patent/JP2513547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63145489U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-26 | ||
| JPH0195758A (ja) * | 1987-10-06 | 1989-04-13 | Tokyo Reinetsu Sangyo Kk | 固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法 |
| JPH01142692U (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-29 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07255448A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-10-09 | Nippon Sanso Kk | 食品表面への粉末材の付着方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2513547B2 (ja) | 1996-07-03 |
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