JPH0542384B2 - - Google Patents
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- JPH0542384B2 JPH0542384B2 JP60299201A JP29920185A JPH0542384B2 JP H0542384 B2 JPH0542384 B2 JP H0542384B2 JP 60299201 A JP60299201 A JP 60299201A JP 29920185 A JP29920185 A JP 29920185A JP H0542384 B2 JPH0542384 B2 JP H0542384B2
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- Japan
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- concrete
- cement
- parts
- blast furnace
- powder
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/16—Waste materials; Refuse from building or ceramic industry
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、セメントコンクリート廃材の有効
利用に関し、特にコンクリート砕砂粉末と、高炉
水滓粉末と石膏粉末とにより、水硬性セメントと
して再利用するための製造方法に関するものであ
る。 (従来の技術) 一般に老朽化あるいは不要となつたセメントコ
ンクリート構造物の取り壊しの際に多量に発生す
るセメントコンクリート廃棄物(以下コンクリー
ト廃材と略記する)は、大半が埋立等の廃棄処分
をしているのに過ぎず、ごく一部で再利用が行わ
れているが、その場合でもコンクリート廃材を単
に破砕しただけに過ぎない舗装用路盤材として、
あるいはセメントコンクリート用代替骨材として
の利用が散見される。しかし代替用骨材とした場
合、中でもそのコンクリート廃材の破砕物の粒径
が約5mm以下からなるものを細骨材として用いた
セメントコンクリートの品質においては、単位水
量の増加、乾燥収縮の増加、乾湿繰り返しによる
ひびわれ発生に対する抵抗性の低下など多くの欠
陥を有するもので、凡そ実用に供し得ないもので
ある。このような現状からコンクリート廃材は、
未だその大半が埋立地等に投棄されているが、埋
立地の確保、跡地利用のためのコンクリート廃材
中の大塊の処理、環境保全などの面で多くの問題
をかかえ、その対策に苦慮しているのが実状であ
る。 本発明者は、上記事情に鑑みて、セメントコン
クリート廃材を破砕するにおいて、その粒径が5
mm以上からなるものと、5mm以下からなるものと
に分級した場合、その粒径が5mm以上からなるセ
メントモルタル分の含有量が少ないものについて
は、セメントコンクリート用粗骨材としての用途
が見出されているものであることから、ここでは
特にその粒径が5mm以下からなるものである破砕
物、即ちここでいうコンクリート破砕に係る利用
法について鋭意研究を重ねた結果、このコンクリ
ート破砕を高炉水滓と石膏とともに混合・粉砕あ
るいは粉砕・混合するにおいて、水硬性セメント
が得られることを見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明者の知見によれば、当該コン
クリートの砕砂中に含まれる成分のおよそ半分は
コンクリート廃材中に含まれるセメントモルタル
分よりなるものである。このセメントモルタル中
のセメント分にあつては、既に水和反応が大半進
行しているところから、このものをただ単に粉砕
してもごくわずかの水硬性しか得られない。しか
し、上記コンクリート砕砂、高炉水滓及び石膏か
らなる粉体配合物によるものは、水を加えること
によりコンクリート砕砂の粉末が、高炉水滓の潜
在的な水硬性を顕在化する水和反応が生じ、更
に、石膏の作用が加わることによつて一層その水
和反応は促進され、高い強度を有する硬化体が得
られるものであることに基づくものである。 (問題を解決するための手段) しかして本発明の目的は、コンクリート砕砂の
粉末および、高炉水滓の粉末を主成分とし、それ
に石膏の粉末を配した水硬性セメントである。つ
まり従来埋立か路盤材程度にしか再利用できず、
その利用価値が極めて低いとされていたコンクリ
ート廃材をより有効な用途に再利用、再資源化を
図るものである。 以下、本発明の詳細について記述する。 本発明は、コンクリート砕砂と高炉水滓とを主
原料としたものに若干の石膏を加えて、粉砕・混
合あるいは混合・粉砕の手段により、前記コンク
リート砕砂の約20〜50部と前記高炉水滓の約80〜
50部とに石膏の約2〜5部とが配合された粉体配
合物を得る水硬性セメント(以下、単に本発明の
セメントと称する。)の製造方法に関するもので
ある。 ここにいうコンクリート砕砂とは、セメントコ
ンクリート廃材をインペラーブレーカー等の破砕
機で破砕して、これを分級機にかけたもので、そ
の粒径がほぼ5mm以下からなるものであり、しか
も、コンクリート廃材中の細骨材がたとえば、砂
岩など硅酸質岩石鉱物からなるものでは、
SiO239〜45%、CaO12〜17%、Al2O313〜15%、
MgO4〜8%、Fe2O37〜10%、SO30.2〜1.0%か
らなる組成のものをいう。 高炉水滓とは、製鉄所の高炉で銑鉄を作る際に
生ずるスラグであり、たとえばSiO231〜37%、
CaO38〜44%、Al2O313〜19%、MgO3〜8%か
らなる組成のものをいう。 石膏とは、無水、半水、及び2水のいずれかの
状態の石膏からなるものをいう。 コンクリート砕砂および高炉水滓の乾燥は、自
然乾燥あるいは実用的には約100〜200℃の範囲に
より行い、石膏の乾燥については望ましくは、40
〜60℃の範囲にて行う。そしてこれらの原料の乾
燥は、水分が約0.5%以下になるようになされる。 本発明のセメントは、それぞれ乾燥したコンク
リート砕砂と高炉水滓と石膏とを、各々粉砕した
後に所定の配合比に混合するか、あるいはそれぞ
れ乾燥した前記原料を各々所定の配合比で、適度
に混合した後に粉砕することなどにより得られ
る。 なお、粉砕手段・混合手段はローラミル、ボー
ルミルなどの通常の粉砕装置にて行うことができ
る。そしてこの配合物の粉末度(ブレーン比表面
積)は、普通ボルトランドセメントに比べてやや
大きい方が、圧縮強度等を高めるにはよいといえ
る。しかし、粉末度が余り大きくても乾燥収縮や
水和熱が大きくなるとともに、製造コストも高く
なり不経済なものとなるところから、その粉末度
は約5000〜8000cm2/gであることが好ましい。 ここに用いる石膏の働きは、セメントの凝結時
間の調整や水和反応の促進あるいは反応の安定化
を図るためのものである。 本発明のセメントは、水を加えることにより容
易に水和反応を起こして、水硬性セメント硬化体
を得ることができる。 ところで本発明のセメント原料のうち、コンク
リート砕砂と高炉水滓によるもの100部において、
コンクリート砕砂が50部より多く、高炉水滓が50
部より少ない場合の加水混練り物は、硬化後の強
度が低くなり、また、コンクリート砕砂が20部よ
り少なく、高炉水滓が80部より多い場合の加水混
練り物においても硬化後の強度が低く好ましくな
い。 それにコンクリート砕砂と高炉水滓とを合わせ
たもの100部に対し、2水石膏に換算した石膏の
占める割合が2部より少なく5部より多い場合の
加水混練り物も硬化後の強度が低くなり好ましく
ない。 本発明のセメントを加水混練りする際には、通
常のセメントコンクリートの場合と同様に、砂、
砂利などの骨材を混合しコンクリートとすること
ができ、通常セメントコンクリートと同様な用途
に供しうる。 以下、本発明を得るための実施例をあげて説明
する。 なお、各試験に用いたコンクリート砕砂、高炉
水滓および石膏の組成は第1表に示す通りであ
る。
利用に関し、特にコンクリート砕砂粉末と、高炉
水滓粉末と石膏粉末とにより、水硬性セメントと
して再利用するための製造方法に関するものであ
る。 (従来の技術) 一般に老朽化あるいは不要となつたセメントコ
ンクリート構造物の取り壊しの際に多量に発生す
るセメントコンクリート廃棄物(以下コンクリー
ト廃材と略記する)は、大半が埋立等の廃棄処分
をしているのに過ぎず、ごく一部で再利用が行わ
れているが、その場合でもコンクリート廃材を単
に破砕しただけに過ぎない舗装用路盤材として、
あるいはセメントコンクリート用代替骨材として
の利用が散見される。しかし代替用骨材とした場
合、中でもそのコンクリート廃材の破砕物の粒径
が約5mm以下からなるものを細骨材として用いた
セメントコンクリートの品質においては、単位水
量の増加、乾燥収縮の増加、乾湿繰り返しによる
ひびわれ発生に対する抵抗性の低下など多くの欠
陥を有するもので、凡そ実用に供し得ないもので
ある。このような現状からコンクリート廃材は、
未だその大半が埋立地等に投棄されているが、埋
立地の確保、跡地利用のためのコンクリート廃材
中の大塊の処理、環境保全などの面で多くの問題
をかかえ、その対策に苦慮しているのが実状であ
る。 本発明者は、上記事情に鑑みて、セメントコン
クリート廃材を破砕するにおいて、その粒径が5
mm以上からなるものと、5mm以下からなるものと
に分級した場合、その粒径が5mm以上からなるセ
メントモルタル分の含有量が少ないものについて
は、セメントコンクリート用粗骨材としての用途
が見出されているものであることから、ここでは
特にその粒径が5mm以下からなるものである破砕
物、即ちここでいうコンクリート破砕に係る利用
法について鋭意研究を重ねた結果、このコンクリ
ート破砕を高炉水滓と石膏とともに混合・粉砕あ
るいは粉砕・混合するにおいて、水硬性セメント
が得られることを見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明者の知見によれば、当該コン
クリートの砕砂中に含まれる成分のおよそ半分は
コンクリート廃材中に含まれるセメントモルタル
分よりなるものである。このセメントモルタル中
のセメント分にあつては、既に水和反応が大半進
行しているところから、このものをただ単に粉砕
してもごくわずかの水硬性しか得られない。しか
し、上記コンクリート砕砂、高炉水滓及び石膏か
らなる粉体配合物によるものは、水を加えること
によりコンクリート砕砂の粉末が、高炉水滓の潜
在的な水硬性を顕在化する水和反応が生じ、更
に、石膏の作用が加わることによつて一層その水
和反応は促進され、高い強度を有する硬化体が得
られるものであることに基づくものである。 (問題を解決するための手段) しかして本発明の目的は、コンクリート砕砂の
粉末および、高炉水滓の粉末を主成分とし、それ
に石膏の粉末を配した水硬性セメントである。つ
まり従来埋立か路盤材程度にしか再利用できず、
その利用価値が極めて低いとされていたコンクリ
ート廃材をより有効な用途に再利用、再資源化を
図るものである。 以下、本発明の詳細について記述する。 本発明は、コンクリート砕砂と高炉水滓とを主
原料としたものに若干の石膏を加えて、粉砕・混
合あるいは混合・粉砕の手段により、前記コンク
リート砕砂の約20〜50部と前記高炉水滓の約80〜
50部とに石膏の約2〜5部とが配合された粉体配
合物を得る水硬性セメント(以下、単に本発明の
セメントと称する。)の製造方法に関するもので
ある。 ここにいうコンクリート砕砂とは、セメントコ
ンクリート廃材をインペラーブレーカー等の破砕
機で破砕して、これを分級機にかけたもので、そ
の粒径がほぼ5mm以下からなるものであり、しか
も、コンクリート廃材中の細骨材がたとえば、砂
岩など硅酸質岩石鉱物からなるものでは、
SiO239〜45%、CaO12〜17%、Al2O313〜15%、
MgO4〜8%、Fe2O37〜10%、SO30.2〜1.0%か
らなる組成のものをいう。 高炉水滓とは、製鉄所の高炉で銑鉄を作る際に
生ずるスラグであり、たとえばSiO231〜37%、
CaO38〜44%、Al2O313〜19%、MgO3〜8%か
らなる組成のものをいう。 石膏とは、無水、半水、及び2水のいずれかの
状態の石膏からなるものをいう。 コンクリート砕砂および高炉水滓の乾燥は、自
然乾燥あるいは実用的には約100〜200℃の範囲に
より行い、石膏の乾燥については望ましくは、40
〜60℃の範囲にて行う。そしてこれらの原料の乾
燥は、水分が約0.5%以下になるようになされる。 本発明のセメントは、それぞれ乾燥したコンク
リート砕砂と高炉水滓と石膏とを、各々粉砕した
後に所定の配合比に混合するか、あるいはそれぞ
れ乾燥した前記原料を各々所定の配合比で、適度
に混合した後に粉砕することなどにより得られ
る。 なお、粉砕手段・混合手段はローラミル、ボー
ルミルなどの通常の粉砕装置にて行うことができ
る。そしてこの配合物の粉末度(ブレーン比表面
積)は、普通ボルトランドセメントに比べてやや
大きい方が、圧縮強度等を高めるにはよいといえ
る。しかし、粉末度が余り大きくても乾燥収縮や
水和熱が大きくなるとともに、製造コストも高く
なり不経済なものとなるところから、その粉末度
は約5000〜8000cm2/gであることが好ましい。 ここに用いる石膏の働きは、セメントの凝結時
間の調整や水和反応の促進あるいは反応の安定化
を図るためのものである。 本発明のセメントは、水を加えることにより容
易に水和反応を起こして、水硬性セメント硬化体
を得ることができる。 ところで本発明のセメント原料のうち、コンク
リート砕砂と高炉水滓によるもの100部において、
コンクリート砕砂が50部より多く、高炉水滓が50
部より少ない場合の加水混練り物は、硬化後の強
度が低くなり、また、コンクリート砕砂が20部よ
り少なく、高炉水滓が80部より多い場合の加水混
練り物においても硬化後の強度が低く好ましくな
い。 それにコンクリート砕砂と高炉水滓とを合わせ
たもの100部に対し、2水石膏に換算した石膏の
占める割合が2部より少なく5部より多い場合の
加水混練り物も硬化後の強度が低くなり好ましく
ない。 本発明のセメントを加水混練りする際には、通
常のセメントコンクリートの場合と同様に、砂、
砂利などの骨材を混合しコンクリートとすること
ができ、通常セメントコンクリートと同様な用途
に供しうる。 以下、本発明を得るための実施例をあげて説明
する。 なお、各試験に用いたコンクリート砕砂、高炉
水滓および石膏の組成は第1表に示す通りであ
る。
【表】
実施例 1
本発明のセメントにおけるコンクリート砕砂粉
と高炉水滓粉の配合比とコンクリートの圧縮強度
等との関係を、2水石膏3%混合のものについて
試験をした。この結果を第2表に示す。 なお、コンクリート砕砂は150℃にて乾燥を行
いその粉末度は9920cm2/gのものを使用し、高炉
水滓は200℃にて乾燥し、粉末度3840cm2/gのも
のを用いた。また、2水石膏の乾燥は60℃で行い
粉末度3700cm2/gのものを使用した。 まだ固まらないコンクリートの性状のうちスラ
ンプはJIS A 1101試験法、空気量はJIS A
1128試験法、硬化コンクリートの性状のうち圧縮
強度はJIS A 1108試験法(供試体養生方法20±
3℃水中)により行つた。(以下の実験の各試験
項目においても特記しない限り、同様の処理条
件、試験方法による。)
と高炉水滓粉の配合比とコンクリートの圧縮強度
等との関係を、2水石膏3%混合のものについて
試験をした。この結果を第2表に示す。 なお、コンクリート砕砂は150℃にて乾燥を行
いその粉末度は9920cm2/gのものを使用し、高炉
水滓は200℃にて乾燥し、粉末度3840cm2/gのも
のを用いた。また、2水石膏の乾燥は60℃で行い
粉末度3700cm2/gのものを使用した。 まだ固まらないコンクリートの性状のうちスラ
ンプはJIS A 1101試験法、空気量はJIS A
1128試験法、硬化コンクリートの性状のうち圧縮
強度はJIS A 1108試験法(供試体養生方法20±
3℃水中)により行つた。(以下の実験の各試験
項目においても特記しない限り、同様の処理条
件、試験方法による。)
【表】
第2表より、配合原料のうち、コンクリート砕
砂粉と高炉水滓粉との合計100部において、高炉
水滓粉100部のみでは水硬性がなく、コンクリー
ト砕砂粉を混入することにおいて水硬性をあらわ
す。一方、コンクリート砕砂粉100部のみのコン
クリートは、極わずかに水硬性が見られるが、高
炉水滓粉と併せ用いなければその強度が著しく低
く、実用には供し得ないことがわかる。 また、原料配合比のうちコンクリート砕砂と高
炉水滓によるもの100部において、コンクリート
砕砂が50部より多く、高炉水滓が50部より少ない
場合のコンクリート及び、コンクリート砕砂が20
部より少なく、高炉水滓が80部より多い場合のコ
ンクリートの圧縮強度は、それ以外の原料配合比
のコンクリートの圧縮強度に比べて低いことが判
る。 従つて、本発明のセメントの原料配合において
コンクリート砕砂と高炉水滓によるもの100部に
おいてコンクリート砕粉20〜50部、高炉水滓80〜
50部の範囲のものが好ましいといえる。 実施例 2 本発明のセメントにおける粉末度と圧縮強度な
どの関係を試験した。試験結果は第3表に示す。 なお、本発明のセメントにおけるコンクリート
砕砂と高炉水滓との配合比率は、前者が30部、後
者が70部とし、本発明のセメント100部において
2水石膏を3部混合したものを使用した。(以下
の実験においても特記しない限り、同様の原料の
配合比とする。)
砂粉と高炉水滓粉との合計100部において、高炉
水滓粉100部のみでは水硬性がなく、コンクリー
ト砕砂粉を混入することにおいて水硬性をあらわ
す。一方、コンクリート砕砂粉100部のみのコン
クリートは、極わずかに水硬性が見られるが、高
炉水滓粉と併せ用いなければその強度が著しく低
く、実用には供し得ないことがわかる。 また、原料配合比のうちコンクリート砕砂と高
炉水滓によるもの100部において、コンクリート
砕砂が50部より多く、高炉水滓が50部より少ない
場合のコンクリート及び、コンクリート砕砂が20
部より少なく、高炉水滓が80部より多い場合のコ
ンクリートの圧縮強度は、それ以外の原料配合比
のコンクリートの圧縮強度に比べて低いことが判
る。 従つて、本発明のセメントの原料配合において
コンクリート砕砂と高炉水滓によるもの100部に
おいてコンクリート砕粉20〜50部、高炉水滓80〜
50部の範囲のものが好ましいといえる。 実施例 2 本発明のセメントにおける粉末度と圧縮強度な
どの関係を試験した。試験結果は第3表に示す。 なお、本発明のセメントにおけるコンクリート
砕砂と高炉水滓との配合比率は、前者が30部、後
者が70部とし、本発明のセメント100部において
2水石膏を3部混合したものを使用した。(以下
の実験においても特記しない限り、同様の原料の
配合比とする。)
【表】
第3表より、本発明のセメントの粉末度が大き
くなる(細かい粒度となる)ほどコンクリートの
強度が高くなることがわかる。この性状は、水和
物の特性としてセメント粒子が細かくなるほど比
表面積が増大し、水和が促進されるためである。
このように強度のみを考えれば、セメントの粉末
度は5000以上であることが望ましい。 実施例 3 本発明のセメントによるコンクリートの乾燥収
縮について試験をした。その結果を第4表に示
す。 なお、収縮試験はJIS A 1129(モルタルおよ
びコンクリートの長さ変化試験コンパレータ法)
により、供試体寸法10×10×40cmのものを使用
し、供試体脱型後20±1℃の水中で材令7日まで
養生を行い、材令7日の測定値を基準長とし、そ
れ以後、温度を20±1℃、湿度を60±5%に保つ
た恒温恒湿室に静置して乾燥を開始し、乾燥開始
からの経過日を乾燥材令として、各乾燥材令にお
ける長さを測定した。
くなる(細かい粒度となる)ほどコンクリートの
強度が高くなることがわかる。この性状は、水和
物の特性としてセメント粒子が細かくなるほど比
表面積が増大し、水和が促進されるためである。
このように強度のみを考えれば、セメントの粉末
度は5000以上であることが望ましい。 実施例 3 本発明のセメントによるコンクリートの乾燥収
縮について試験をした。その結果を第4表に示
す。 なお、収縮試験はJIS A 1129(モルタルおよ
びコンクリートの長さ変化試験コンパレータ法)
により、供試体寸法10×10×40cmのものを使用
し、供試体脱型後20±1℃の水中で材令7日まで
養生を行い、材令7日の測定値を基準長とし、そ
れ以後、温度を20±1℃、湿度を60±5%に保つ
た恒温恒湿室に静置して乾燥を開始し、乾燥開始
からの経過日を乾燥材令として、各乾燥材令にお
ける長さを測定した。
【表】
第4表より、本発明のセメントを用いたコンク
リートの乾燥収縮は、通常の水和物と同じように
粉末度が大きくなるに従つてその収縮も大きくな
る傾向にあるが、8000cm2/g程度以下の粉末度で
は、普通ポルトランドセメントコンクリートに比
べて小さいことがわかる。 実施例 4 本発明のセメントにおける2水石膏の混合比率
と、モルタルによる圧縮強さとの関係を試験し
た。この試験結果を第5表に示す。 なお、本発明のセメントの原料のうち、コンク
リート砕砂粉と高炉水滓粉との配合比は、前者が
30部、後者が70部のものを使用した。モルタルの
試験は、JIS R 5201(セメントの物理試験、強
さ試験)による。
リートの乾燥収縮は、通常の水和物と同じように
粉末度が大きくなるに従つてその収縮も大きくな
る傾向にあるが、8000cm2/g程度以下の粉末度で
は、普通ポルトランドセメントコンクリートに比
べて小さいことがわかる。 実施例 4 本発明のセメントにおける2水石膏の混合比率
と、モルタルによる圧縮強さとの関係を試験し
た。この試験結果を第5表に示す。 なお、本発明のセメントの原料のうち、コンク
リート砕砂粉と高炉水滓粉との配合比は、前者が
30部、後者が70部のものを使用した。モルタルの
試験は、JIS R 5201(セメントの物理試験、強
さ試験)による。
【表】
第5表より、石膏の混合比率において材令28日
の時点で比較すると、混合比率3%程度のところ
に圧縮強さの最大値があり、石膏の混合比率とし
ては、2〜5%程度が望ましい値であることがわ
かる。 (発明の効果) 以上のことから明らかの様に、コンクリート砕
砂、高炉水滓及び石膏とともに乾燥・粉砕・混合
(あるいは混合・粉砕)することにより得られる
本発明に係る水硬性セメントによるものは、セメ
ントコンクリート廃材の中でも、その再利用的価
値が殆どないとされていた破砕粒径が5mm以下か
らなるコンクリート砕砂の高度な利用が図れるも
のである。更に本発明の水硬性セメントの製造に
おいては、原材料の乾燥に必要な数十〜200℃程
度の熱エネルギーを必要とする以外は、ポルトラ
ンドセメントのクリンカーの製造における千数百
℃にも達する高温の熱エネルギーを必要としない
ことから、資源及びエネルギーの節約が図れるこ
とはもとより、従来その大半が埋立地等に投棄さ
れていたコンクリート廃材を、より利用価値の高
い用途に再資源化することにより、環境保全に係
る社会的問題の解決が図れるものである。
の時点で比較すると、混合比率3%程度のところ
に圧縮強さの最大値があり、石膏の混合比率とし
ては、2〜5%程度が望ましい値であることがわ
かる。 (発明の効果) 以上のことから明らかの様に、コンクリート砕
砂、高炉水滓及び石膏とともに乾燥・粉砕・混合
(あるいは混合・粉砕)することにより得られる
本発明に係る水硬性セメントによるものは、セメ
ントコンクリート廃材の中でも、その再利用的価
値が殆どないとされていた破砕粒径が5mm以下か
らなるコンクリート砕砂の高度な利用が図れるも
のである。更に本発明の水硬性セメントの製造に
おいては、原材料の乾燥に必要な数十〜200℃程
度の熱エネルギーを必要とする以外は、ポルトラ
ンドセメントのクリンカーの製造における千数百
℃にも達する高温の熱エネルギーを必要としない
ことから、資源及びエネルギーの節約が図れるこ
とはもとより、従来その大半が埋立地等に投棄さ
れていたコンクリート廃材を、より利用価値の高
い用途に再資源化することにより、環境保全に係
る社会的問題の解決が図れるものである。
Claims (1)
- 1 硬化したセメントコンクリート破砕物のうち
比較的モルタル分が多い5mm以下の粉分からなる
ものの乾燥したもの(以下コンクリート砕砂と略
記する)と、乾燥した高炉水滓と石膏とを配合原
料として、粉砕・混合あるいは混合・粉砕の手段
により、前記コンクリート砕砂粉末約20〜50重量
部(以下、単に部と略記する)と前記高炉水滓粉
末約80〜50部とに2水換算による石膏2〜5部と
が配合された平均粉末度(ブレーン値)5000〜
8000cm2/gからなる粉体配合物を得ることを特徴
とする水硬性セメントの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60299201A JPS62158146A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 水硬性セメントの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60299201A JPS62158146A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 水硬性セメントの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62158146A JPS62158146A (ja) | 1987-07-14 |
| JPH0542384B2 true JPH0542384B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=17869452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60299201A Granted JPS62158146A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 水硬性セメントの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62158146A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07102623A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Ibigawa Concrete Kogyo Kk | 側溝用ブロック |
| JP2010285301A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Tokyo Institute Of Technology | 水硬性セメント組成物 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5539673B2 (ja) * | 2009-06-09 | 2014-07-02 | 株式会社竹中工務店 | 高炉スラグ組成物を用いたコンクリート組成物 |
| JP5830862B2 (ja) * | 2010-06-01 | 2015-12-09 | 株式会社大林組 | 水硬性材料の製造方法、及びコンクリートの破砕材の選別方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51106122A (ja) * | 1975-03-14 | 1976-09-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | |
| JPS56120563A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-21 | Nippon Steel Chemical Co | Manufacture of lightweight material |
| JPS5777055A (en) * | 1980-10-28 | 1982-05-14 | Asahi Glass Co Ltd | Slag-gypsum hardened body |
| JPS5869772A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-26 | 京阪コンクリ−ト工業株式会社 | コンクリ−ト廃材の再生方法 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60299201A patent/JPS62158146A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07102623A (ja) * | 1993-10-06 | 1995-04-18 | Ibigawa Concrete Kogyo Kk | 側溝用ブロック |
| JP2010285301A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Tokyo Institute Of Technology | 水硬性セメント組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62158146A (ja) | 1987-07-14 |
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