JPH0542465A - 不定形成形品の加工装置 - Google Patents
不定形成形品の加工装置Info
- Publication number
- JPH0542465A JPH0542465A JP19923291A JP19923291A JPH0542465A JP H0542465 A JPH0542465 A JP H0542465A JP 19923291 A JP19923291 A JP 19923291A JP 19923291 A JP19923291 A JP 19923291A JP H0542465 A JPH0542465 A JP H0542465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- work piece
- machining
- workpiece
- copying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な形状の不定形成形品であっても精度高
く所定のトリミング等の加工を行うことができ、又被加
工物の正確なセッティングを必要とせず、しかもコスト
的にも有利な加工装置を提供すること。 【構成】 不定形成形品の被加工物を載置し一定以上の
加工反力により滑りかつ加工手段の加工能力限界の送り
速度で回転可能な作業台と、加工手段の加工工具が常に
被加工物の端面に最適な加工状態で接して加工作業を連
続的に継続する如く被加工物の端面に沿って倣う倣い機
構とからなり、円筒、長方体及び平面と曲面とが共存す
る被加工物を連続的に加工することを特徴とする。
く所定のトリミング等の加工を行うことができ、又被加
工物の正確なセッティングを必要とせず、しかもコスト
的にも有利な加工装置を提供すること。 【構成】 不定形成形品の被加工物を載置し一定以上の
加工反力により滑りかつ加工手段の加工能力限界の送り
速度で回転可能な作業台と、加工手段の加工工具が常に
被加工物の端面に最適な加工状態で接して加工作業を連
続的に継続する如く被加工物の端面に沿って倣う倣い機
構とからなり、円筒、長方体及び平面と曲面とが共存す
る被加工物を連続的に加工することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不定形成形品の加工装
置、特にFRP(繊維強化プラスチック)製成形品のよ
うに成形後にトリミングの如き加工を必要とする場合に
使用するに適した加工装置に関するものである。
置、特にFRP(繊維強化プラスチック)製成形品のよ
うに成形後にトリミングの如き加工を必要とする場合に
使用するに適した加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FRPは強度が高く軽量であることか
ら、現在多くの分野の製品に用いられており、その製作
工程としては型枠を使った成形作業が主となっている。
しかして、この成形後に成形品の縁部にはバリと呼ばれ
る不要物が固着しているか又は脱型代を確保しているこ
とが多く、これを除去することが要求される。
ら、現在多くの分野の製品に用いられており、その製作
工程としては型枠を使った成形作業が主となっている。
しかして、この成形後に成形品の縁部にはバリと呼ばれ
る不要物が固着しているか又は脱型代を確保しているこ
とが多く、これを除去することが要求される。
【0003】通常、このようなトリミング作業は作業員
が手動でグラインダー等の加工手段を使用して行ってい
るが、この作業では切削による粉塵が発生する。この粉
塵は別途設けた集塵フードにて吸引することも可能であ
るが、当該作業者はこの粉塵中に位置するため、劣悪な
環境下であることには変わりない。このような問題はF
RPにて大型の容器、バスタブ、ボート等を製作する場
合に特に顕著であり、その改善が強く望まれていた。
が手動でグラインダー等の加工手段を使用して行ってい
るが、この作業では切削による粉塵が発生する。この粉
塵は別途設けた集塵フードにて吸引することも可能であ
るが、当該作業者はこの粉塵中に位置するため、劣悪な
環境下であることには変わりない。このような問題はF
RPにて大型の容器、バスタブ、ボート等を製作する場
合に特に顕著であり、その改善が強く望まれていた。
【0004】なお、加工手段側から考えた場合、切削等
の加工を行うものとしてNC制御の工作機械の使用が想
定されるが、この種の機械は被加工物を正確に固定し加
工手段側を可動にしたものが殆どであり、これをFRP
成形品のような剛性の低いかつ同一成形品であっても一
品毎に形状精度が異なる不定形成形品に適用するには実
際上困難である。
の加工を行うものとしてNC制御の工作機械の使用が想
定されるが、この種の機械は被加工物を正確に固定し加
工手段側を可動にしたものが殆どであり、これをFRP
成形品のような剛性の低いかつ同一成形品であっても一
品毎に形状精度が異なる不定形成形品に適用するには実
際上困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような現
状に鑑みなされたもので、ほぼ全体の加工作業を自動化
して手作業を不要としかつ作業環境を改善すると共に、
複雑な形状の不定形成形品であっても精度高く所定のト
リミング等の加工を行うことができ、又被加工物の正確
なセッティングを必要とせず、しかもコスト的にも有利
な加工装置を提供することを目的とする。
状に鑑みなされたもので、ほぼ全体の加工作業を自動化
して手作業を不要としかつ作業環境を改善すると共に、
複雑な形状の不定形成形品であっても精度高く所定のト
リミング等の加工を行うことができ、又被加工物の正確
なセッティングを必要とせず、しかもコスト的にも有利
な加工装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る加工装置は、不定形成形品の被加工物を
載置し一定以上の加工反力により滑りかつ加工手段の加
工能力限界の送り速度で回転可能な作業台と、加工手段
の加工工具が常に被加工物の端面に最適な加工状態で接
して加工作業を連続的に継続する如く被加工物の端面に
沿って倣う倣い機構とからなり、円筒、長方体及び平面
と曲面とが共存する不定形成形品を連続的に加工するこ
とを特徴とする。
の本発明に係る加工装置は、不定形成形品の被加工物を
載置し一定以上の加工反力により滑りかつ加工手段の加
工能力限界の送り速度で回転可能な作業台と、加工手段
の加工工具が常に被加工物の端面に最適な加工状態で接
して加工作業を連続的に継続する如く被加工物の端面に
沿って倣う倣い機構とからなり、円筒、長方体及び平面
と曲面とが共存する不定形成形品を連続的に加工するこ
とを特徴とする。
【0007】しかして、上記の作業台は、定速駆動装置
を付設した第1回転台と、該第1回転台上に軸受を介し
て乗載し一定以上の外力により滑り又は空転する第2回
転台とから構成される。尚、前記第1回転台を別途加工
物の回転数が一定(加工負荷一定)になるよう電気的に
制御するようにしても良い。
を付設した第1回転台と、該第1回転台上に軸受を介し
て乗載し一定以上の外力により滑り又は空転する第2回
転台とから構成される。尚、前記第1回転台を別途加工
物の回転数が一定(加工負荷一定)になるよう電気的に
制御するようにしても良い。
【0008】また、上記の倣い機構は、少なくとも加工
手段の加工工具の加工方向の前後に設けた被加工物端面
に倣い用摺動突起と、該摺動突起を移動する被加工物に
対し所定の力で押し付ける押圧機構と、前記加工手段及
び摺動突起を昇降自在かつ水平方向に進退自在に保持す
る保持機構とから構成される。
手段の加工工具の加工方向の前後に設けた被加工物端面
に倣い用摺動突起と、該摺動突起を移動する被加工物に
対し所定の力で押し付ける押圧機構と、前記加工手段及
び摺動突起を昇降自在かつ水平方向に進退自在に保持す
る保持機構とから構成される。
【0009】更に、加工装置は、加工手段の加工工具を
被覆するフードと、該フードに先端を装着した集塵ホー
スと、該ホースの後端を接続した集塵機を設けることも
できる。なお、本発明の加工装置は、被加工物が型枠成
形によって製作したFRP製の不定形成形品を対象とす
ることが好ましい。
被覆するフードと、該フードに先端を装着した集塵ホー
スと、該ホースの後端を接続した集塵機を設けることも
できる。なお、本発明の加工装置は、被加工物が型枠成
形によって製作したFRP製の不定形成形品を対象とす
ることが好ましい。
【0010】
【作用】本発明においては、実際の被加工物の加工に際
して、定速で被加工物を回動する作業台が位置を固定し
た加工手段による加工反力により滑り又は空転により減
速することになるが、この速度はほぼ加工手段の加工限
界能力に相当する早さとすることができる。しかもこの
速度を維持しながら倣い機構により正確に直線或いは曲
線の被加工物に沿って加工工具を案内することになる。
して、定速で被加工物を回動する作業台が位置を固定し
た加工手段による加工反力により滑り又は空転により減
速することになるが、この速度はほぼ加工手段の加工限
界能力に相当する早さとすることができる。しかもこの
速度を維持しながら倣い機構により正確に直線或いは曲
線の被加工物に沿って加工工具を案内することになる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す全体図
であり、1は被加工物である例えば型枠により成形され
たFRP製バスタブ、2は該被加工物1を載置し最適の
加工送り速度で回転移動させるための回転作業台、3は
前記被加工物1の所要の加工位置(トリミング位置)に
対し必要な加工を施すと共にこの加工を連続的に行うた
めの加工倣い機構を示す。また、図において、4は加工
倣い機構3に付設した加工粉塵の集塵機である。
明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示す全体図
であり、1は被加工物である例えば型枠により成形され
たFRP製バスタブ、2は該被加工物1を載置し最適の
加工送り速度で回転移動させるための回転作業台、3は
前記被加工物1の所要の加工位置(トリミング位置)に
対し必要な加工を施すと共にこの加工を連続的に行うた
めの加工倣い機構を示す。また、図において、4は加工
倣い機構3に付設した加工粉塵の集塵機である。
【0012】回転作業台2は、一定以上の加工反力によ
り滑り(又は空転し)かつ加工手段の加工能力限界の送
り速度で回転可能にすることが要求される。このため該
回転作業台2は、図3及び図4に示す如く、2段階式の
回転台構造を採用している。即ち、最下段の固定受台5
上には第1スラスト軸受6a等を介して円形の第1回転
台7が乗載し、該第1回転台7の上部には一体的に可動
受台8が設置され、更に該可動受台8上には第2スラス
ト軸受6b等を介して円形の第2回転台(作業台)9が
乗載している。また、前記第1回転台7には回転駆動装
置(モータ)10により回転する回転伝達用の摩擦車
(例えばゴム車輪)11が押し付けられており、前記駆
動装置10の駆動により第1回転台6は所定の速度で回
転するが、これにしたがってその上部に載置した可動受
台7及び第2回転台9も同時に回転することになる。
り滑り(又は空転し)かつ加工手段の加工能力限界の送
り速度で回転可能にすることが要求される。このため該
回転作業台2は、図3及び図4に示す如く、2段階式の
回転台構造を採用している。即ち、最下段の固定受台5
上には第1スラスト軸受6a等を介して円形の第1回転
台7が乗載し、該第1回転台7の上部には一体的に可動
受台8が設置され、更に該可動受台8上には第2スラス
ト軸受6b等を介して円形の第2回転台(作業台)9が
乗載している。また、前記第1回転台7には回転駆動装
置(モータ)10により回転する回転伝達用の摩擦車
(例えばゴム車輪)11が押し付けられており、前記駆
動装置10の駆動により第1回転台6は所定の速度で回
転するが、これにしたがってその上部に載置した可動受
台7及び第2回転台9も同時に回転することになる。
【0013】通常、第2回転台9上には被加工物1が載
置され、必要に応じて軽量の被加工物内にはウェイト4
3を載せることになるので、回転方向に何等の抵抗がな
い場合には第2回転台9及び被加工物1は第1回転台7
と同速で回転することになる。しかし実際の作業に際し
ては、被加工物1の端面にはグラインダー等の加工工具
が押し当てられることから、その加工能力よりも被加工
物の送り(回転)速度が早ければ大きな反力が働く。こ
の反力が大きすぎると加工手段を破壊するおそれがある
ので、本発明の回転作業台2では一定以上の加工反力
(外力)が作用した場合に、第1回転台7が駆動装置1
0に基づくそのままの速度で回転しているにもかかわら
ず、第2スラスト軸受6bにより第2回転台9が滑り又
は空転する。この時加工手段が作動していることから被
加工物は切削等の加工を受けることになり、その結果引
き続き駆動装置10による駆動力を受けている被加工物
1は、第2回転台9の滑りによって減速するが加工手段
の加工能力限界内の送り速度で回転する。この送り速度
は、駆動装置10の設定速度、加工手段の加工能力、被
加工物の厚み等を考慮して事前に求めておくことができ
る。
置され、必要に応じて軽量の被加工物内にはウェイト4
3を載せることになるので、回転方向に何等の抵抗がな
い場合には第2回転台9及び被加工物1は第1回転台7
と同速で回転することになる。しかし実際の作業に際し
ては、被加工物1の端面にはグラインダー等の加工工具
が押し当てられることから、その加工能力よりも被加工
物の送り(回転)速度が早ければ大きな反力が働く。こ
の反力が大きすぎると加工手段を破壊するおそれがある
ので、本発明の回転作業台2では一定以上の加工反力
(外力)が作用した場合に、第1回転台7が駆動装置1
0に基づくそのままの速度で回転しているにもかかわら
ず、第2スラスト軸受6bにより第2回転台9が滑り又
は空転する。この時加工手段が作動していることから被
加工物は切削等の加工を受けることになり、その結果引
き続き駆動装置10による駆動力を受けている被加工物
1は、第2回転台9の滑りによって減速するが加工手段
の加工能力限界内の送り速度で回転する。この送り速度
は、駆動装置10の設定速度、加工手段の加工能力、被
加工物の厚み等を考慮して事前に求めておくことができ
る。
【0014】なお、厚みの薄い被加工物を加工する場合
のように、加工により生じる反力が小さく可動受台8と
第2回転台9間の摩擦力を上回ることがなく第2回転台
9が滑り或いは空転しないことが考えられる場合には、
図4に示すように、第2回転台9の内部にゴム等からな
る摩擦力調整用プレート12を進退自在に設けておき、
適宜可動受台8の内周に押し付けて送り速度を調整する
ことが好ましい。
のように、加工により生じる反力が小さく可動受台8と
第2回転台9間の摩擦力を上回ることがなく第2回転台
9が滑り或いは空転しないことが考えられる場合には、
図4に示すように、第2回転台9の内部にゴム等からな
る摩擦力調整用プレート12を進退自在に設けておき、
適宜可動受台8の内周に押し付けて送り速度を調整する
ことが好ましい。
【0015】次に、本発明の重要な構成である加工倣い
機構について説明する。図1、図2及び図5に示すよう
に、機構全体を保持する支柱13は移動可能な基台14
上に立設(任意の位置に固定でもよい)されており、該
支柱13に沿って上下動するブラケット15が配設さ
れ、該ブラケット15の側面には片持ち状の水平アーム
16が取り付けられている。ブラケット15の概略の上
下動は、例えばブラケット15に固定したワイヤ17a
を支柱13上部に配置した滑車17bを介してウインチ
17cによっていずれかの方向に回動して行えばよい。
機構について説明する。図1、図2及び図5に示すよう
に、機構全体を保持する支柱13は移動可能な基台14
上に立設(任意の位置に固定でもよい)されており、該
支柱13に沿って上下動するブラケット15が配設さ
れ、該ブラケット15の側面には片持ち状の水平アーム
16が取り付けられている。ブラケット15の概略の上
下動は、例えばブラケット15に固定したワイヤ17a
を支柱13上部に配置した滑車17bを介してウインチ
17cによっていずれかの方向に回動して行えばよい。
【0016】また、前記アーム16には図1、図2及び
図6に示すように、加工手段及び倣い手段を保持するヘ
ッド18を懸架する水平スライダ29が、該アーム16
に沿って一定範囲にわたって移動自在に保持されてい
る。該水平スライダ29の移動手段としては、ブラケッ
ト15の背面側に設けた移動用モータ19により駆動す
るプーリ(ベルト車)20とアーム16の先端側に設け
た従動プーリ(ベルト車)21をワイヤ(タイミングベ
ルト)22にて接続し、モータ19を作動させることに
より行う(図2及び図5参照)。
図6に示すように、加工手段及び倣い手段を保持するヘ
ッド18を懸架する水平スライダ29が、該アーム16
に沿って一定範囲にわたって移動自在に保持されてい
る。該水平スライダ29の移動手段としては、ブラケッ
ト15の背面側に設けた移動用モータ19により駆動す
るプーリ(ベルト車)20とアーム16の先端側に設け
た従動プーリ(ベルト車)21をワイヤ(タイミングベ
ルト)22にて接続し、モータ19を作動させることに
より行う(図2及び図5参照)。
【0017】また、該駆動プーリ20には図5に示す如
くモータ19との間に第1クラッチ23が介在すると共
に、その反対側には第2クラッチ24を介して倣い用シ
ーブ25及びブレーキ26が軸方向に並設されている。
この倣い用シーブ25は更に下方にバランスウエイト2
7を吊した別のシーブ28とワイヤを介して連結してい
る。該バランスウエイト27がシーブを介して後述する
被加工物の縦縁部に接する倣いローラに対し水平方向の
押圧力を付与する。
くモータ19との間に第1クラッチ23が介在すると共
に、その反対側には第2クラッチ24を介して倣い用シ
ーブ25及びブレーキ26が軸方向に並設されている。
この倣い用シーブ25は更に下方にバランスウエイト2
7を吊した別のシーブ28とワイヤを介して連結してい
る。該バランスウエイト27がシーブを介して後述する
被加工物の縦縁部に接する倣いローラに対し水平方向の
押圧力を付与する。
【0018】更に、水平スライダ29とヘッド18と
は、水平スライダ29側に設けた昇降用エアシリンダ3
0のロッド30aを図6のごとくヘッド18側に先端の
み係止で他は遊嵌の状態となるように取り付け、かつ複
数本のリニアシャフト31を介在させることにより連結
されている。従って、ヘッド18はエアシリンダ30の
ストローク量だけ昇降可能であり、しかも後述する倣い
操作の間はエアシリンダ30はフリー(無負荷)の状態
となりヘッド18はその自重を倣いローラにかけてい
る。
は、水平スライダ29側に設けた昇降用エアシリンダ3
0のロッド30aを図6のごとくヘッド18側に先端の
み係止で他は遊嵌の状態となるように取り付け、かつ複
数本のリニアシャフト31を介在させることにより連結
されている。従って、ヘッド18はエアシリンダ30の
ストローク量だけ昇降可能であり、しかも後述する倣い
操作の間はエアシリンダ30はフリー(無負荷)の状態
となりヘッド18はその自重を倣いローラにかけてい
る。
【0019】次に、ヘッド18の下部には直接被加工物
に接触する加工手段(図示の例では加工工具としてグラ
インダーを示し、被加工物の縦縁部のトリミング操作を
例とする)と倣い手段が懸吊されている。まず、加工操
作としては、図7に示すように、グラインダー32の軸
を垂直にして被加工物1の縦縁部1aを切断除去する例
を示しており、該グラインダー32の駆動は前記基台1
4上のモータ33とグラインダー軸32aとをフレキシ
ブルシャフト34で連結することによって行っている。
また、グラインダー軸32aは薄型エアシリンダ35に
直結されており、該シリンダ35の駆動によりグライン
ダー32の刃面が被加工物の縁部に対し進退するように
なっている。
に接触する加工手段(図示の例では加工工具としてグラ
インダーを示し、被加工物の縦縁部のトリミング操作を
例とする)と倣い手段が懸吊されている。まず、加工操
作としては、図7に示すように、グラインダー32の軸
を垂直にして被加工物1の縦縁部1aを切断除去する例
を示しており、該グラインダー32の駆動は前記基台1
4上のモータ33とグラインダー軸32aとをフレキシ
ブルシャフト34で連結することによって行っている。
また、グラインダー軸32aは薄型エアシリンダ35に
直結されており、該シリンダ35の駆動によりグライン
ダー32の刃面が被加工物の縁部に対し進退するように
なっている。
【0020】一方、直接の倣い手段は、前記グラインダ
ー32が被加工物1の縁部に対し常に同一方向及び同一
間隔を維持するためのもので、グラインダー32を挟む
ように配列した複数個の第1の小径倣いローラ36と、
該倣いローラ36の軸と90度の位置関係にある軸をも
つ第2の小径倣いローラ37とから構成される。これら
倣いローラ36,37は、グラインダー32と共に一個
のブロックを構成するようにフレーム38内に収納され
ており、該フレーム38は図6に示す如くヘッド18の
下端に対しヘッド軸回りに旋回可能に軸39を介して連
結されている。この軸39により倣いローラ36は、加
工作業中に前述のようにバランスウエイト27により水
平方向の押圧力を付与されることと相俟って倣い角度の
変更に追従することができる。
ー32が被加工物1の縁部に対し常に同一方向及び同一
間隔を維持するためのもので、グラインダー32を挟む
ように配列した複数個の第1の小径倣いローラ36と、
該倣いローラ36の軸と90度の位置関係にある軸をも
つ第2の小径倣いローラ37とから構成される。これら
倣いローラ36,37は、グラインダー32と共に一個
のブロックを構成するようにフレーム38内に収納され
ており、該フレーム38は図6に示す如くヘッド18の
下端に対しヘッド軸回りに旋回可能に軸39を介して連
結されている。この軸39により倣いローラ36は、加
工作業中に前述のようにバランスウエイト27により水
平方向の押圧力を付与されることと相俟って倣い角度の
変更に追従することができる。
【0021】上記の倣いローラ36,37は、できるだ
け小径に及び個数を多くし取り付け位置を変更すること
により、相互に近接できて、細かいRや凹凸に対応でき
るが、操業上やスペースの点を考慮して図示の一列4個
程度が適当である(図8参照)。勿論、グラインダー3
2の前後にそれぞれ1個あれば目的を達成することが可
能である。また、被加工物の水平フランジ部分の加工の
場合には、図示のグラインダー32及び倣いローラ36
が90°転回した形になる。
け小径に及び個数を多くし取り付け位置を変更すること
により、相互に近接できて、細かいRや凹凸に対応でき
るが、操業上やスペースの点を考慮して図示の一列4個
程度が適当である(図8参照)。勿論、グラインダー3
2の前後にそれぞれ1個あれば目的を達成することが可
能である。また、被加工物の水平フランジ部分の加工の
場合には、図示のグラインダー32及び倣いローラ36
が90°転回した形になる。
【0022】なお、上記の第1の小径倣いローラ36を
取り付けているフレームは、図8の如くグラインダー3
2の周囲を覆うフード40を構成している。該フード4
0の切削方向には集塵ホース41の先端が装着されてお
り、該集塵ホース41の後端は集塵機4に接続し、切削
作業中の切り屑や切り粉を外部に散逸させること無く一
か所に集約している。
取り付けているフレームは、図8の如くグラインダー3
2の周囲を覆うフード40を構成している。該フード4
0の切削方向には集塵ホース41の先端が装着されてお
り、該集塵ホース41の後端は集塵機4に接続し、切削
作業中の切り屑や切り粉を外部に散逸させること無く一
か所に集約している。
【0023】以下図示の例の実際の操作について説明す
る。例えば、型枠成形したFRP製バスタブ1を移動台
車44に乗せて作業台2上に載置し位置固定する。この
場合バスタブ1は正確に決められた位置にセットする必
要はない。バスタブのセット後加工倣い機構のアーム1
6高さ位置をウインチ17cにより調整すると共に、水
平スライダ29の位置をモータ19によりプーリ20を
回動して決める。この時第1クラッチ23は入りに、第
2クラッチ24は切りの状態になっている。次いでシリ
ンダ30を作動させてヘッド18を下降させ、倣いロー
ラ37をバスタブ1の水平フランジ部分に当てた後、シ
リンダ30をフリーの状態にする。更に、第1クラッチ
23を切ると共に第2クラッチ24を入れてプーリ20
とシーブ25を接続することにより、プーリ20にバラ
ンスウェイト27の重量が付与されるようにすれば、水
平スライダ29とヘッド18にはバスタブ側への移動力
が生じ、これによって倣いローラ36はバスタブ1の縦
縁部1aに接触する。この状態で薄型シリンダ35を駆
動し退避していたグラインダー32をバスタブの縦縁部
1aに押し付けると同時にモータ33によるグラインダ
ー32の回動を開始する。このグラインダーの駆動開始
とともにバスタブ1の回転も作業台2の回転動作により
開始する。
る。例えば、型枠成形したFRP製バスタブ1を移動台
車44に乗せて作業台2上に載置し位置固定する。この
場合バスタブ1は正確に決められた位置にセットする必
要はない。バスタブのセット後加工倣い機構のアーム1
6高さ位置をウインチ17cにより調整すると共に、水
平スライダ29の位置をモータ19によりプーリ20を
回動して決める。この時第1クラッチ23は入りに、第
2クラッチ24は切りの状態になっている。次いでシリ
ンダ30を作動させてヘッド18を下降させ、倣いロー
ラ37をバスタブ1の水平フランジ部分に当てた後、シ
リンダ30をフリーの状態にする。更に、第1クラッチ
23を切ると共に第2クラッチ24を入れてプーリ20
とシーブ25を接続することにより、プーリ20にバラ
ンスウェイト27の重量が付与されるようにすれば、水
平スライダ29とヘッド18にはバスタブ側への移動力
が生じ、これによって倣いローラ36はバスタブ1の縦
縁部1aに接触する。この状態で薄型シリンダ35を駆
動し退避していたグラインダー32をバスタブの縦縁部
1aに押し付けると同時にモータ33によるグラインダ
ー32の回動を開始する。このグラインダーの駆動開始
とともにバスタブ1の回転も作業台2の回転動作により
開始する。
【0024】バスタブ1は平面的に見れば角にR部を有
する矩形であるため、その回転中心から切断箇所までの
距離がその都度変化する。それで、バスタブ1がその端
面に接触する倣いローラ36より離れる方向に回転した
場合、バランスウェイト27の働きにより倣いローラ3
6(即ちヘッド18及び水平スライダ29)はバスタブ
端面を追いかけるように追従し、逆にバスタブが倣いロ
ーラ36を押し返す方向に回転する場合には、水平スラ
イダ29を支柱側へ押し戻すことになる。バスタブの端
面の角度が変化しても、倣いローラ36は軸39によっ
てこれに対応し得る。従って、水平アーム16はその位
置を固定しているが、その内部の水平スライダ29は被
加工物の形状に対応してアーム16に沿った往復動作を
繰り返すことになる。しかも、R部のようにグラインダ
ー32に直線部よりも大なる反力がかかる時には、自動
的に送り速度が減速し、最適な加工速度で被加工物が回
転する。
する矩形であるため、その回転中心から切断箇所までの
距離がその都度変化する。それで、バスタブ1がその端
面に接触する倣いローラ36より離れる方向に回転した
場合、バランスウェイト27の働きにより倣いローラ3
6(即ちヘッド18及び水平スライダ29)はバスタブ
端面を追いかけるように追従し、逆にバスタブが倣いロ
ーラ36を押し返す方向に回転する場合には、水平スラ
イダ29を支柱側へ押し戻すことになる。バスタブの端
面の角度が変化しても、倣いローラ36は軸39によっ
てこれに対応し得る。従って、水平アーム16はその位
置を固定しているが、その内部の水平スライダ29は被
加工物の形状に対応してアーム16に沿った往復動作を
繰り返すことになる。しかも、R部のようにグラインダ
ー32に直線部よりも大なる反力がかかる時には、自動
的に送り速度が減速し、最適な加工速度で被加工物が回
転する。
【0025】なお、本発明は図示した例に限ることな
く、本発明の範囲内であれば任意に変更することは可能
である。例えば、各部の構造、形状は同様な機能を果た
すものであれば、他の適当な構造、形状に代えることも
できるし、また各部の上下動、昇降、水平移動、回動等
を行う駆動源としては、図示のものに限ることなく公知
の他の方式と代替してよいことは勿論である。更に、本
発明では被加工物の外側の端面の切除の例を示したが、
被加工物の内周面側の切除も可能であり、その場合には
別個に独立した倣いブロックを作成して倣わせる方式を
採用することもできる。この倣いブロックは小Rの加工
についても応用することができる。
く、本発明の範囲内であれば任意に変更することは可能
である。例えば、各部の構造、形状は同様な機能を果た
すものであれば、他の適当な構造、形状に代えることも
できるし、また各部の上下動、昇降、水平移動、回動等
を行う駆動源としては、図示のものに限ることなく公知
の他の方式と代替してよいことは勿論である。更に、本
発明では被加工物の外側の端面の切除の例を示したが、
被加工物の内周面側の切除も可能であり、その場合には
別個に独立した倣いブロックを作成して倣わせる方式を
採用することもできる。この倣いブロックは小Rの加工
についても応用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明に係る加工装置によ
れば、次のような効果が期待できる。 加工作業中は、被加工物側を移動させ、加工物は被加
工物に応じて上下・水平方向に倣い動作を行うだけで、
その位置はほぼ固定であり、かつ倣い機工により加工工
具を正確に案内するため、被加工物のセッティングが多
少ずれても加工工具は支障なく追従し、目標とした定尺
に精度よく加工を実施することができる。 被加工物の送り速度は、加工開始後は加工能力の範囲
内に維持することができ、常に最適な速度で作業を行う
ことができる。 従来の倣い工作機械では必須とされる母型(テンプレ
ート)を必要とすることなく、簡潔・安価な設備で不定
形成形品の一品毎に精度よく対応可能である。 局所集塵が可能となり粉塵の外部漏れが防止でき、環
境改善に寄与する。
れば、次のような効果が期待できる。 加工作業中は、被加工物側を移動させ、加工物は被加
工物に応じて上下・水平方向に倣い動作を行うだけで、
その位置はほぼ固定であり、かつ倣い機工により加工工
具を正確に案内するため、被加工物のセッティングが多
少ずれても加工工具は支障なく追従し、目標とした定尺
に精度よく加工を実施することができる。 被加工物の送り速度は、加工開始後は加工能力の範囲
内に維持することができ、常に最適な速度で作業を行う
ことができる。 従来の倣い工作機械では必須とされる母型(テンプレ
ート)を必要とすることなく、簡潔・安価な設備で不定
形成形品の一品毎に精度よく対応可能である。 局所集塵が可能となり粉塵の外部漏れが防止でき、環
境改善に寄与する。
【図1】本発明に係る加工装置の一実施例を示す側面
図。
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】本発明において用いる作業台の平面図。
【図4】作業台の正面断面図。
【図5】本発明における加工倣い機構の支柱部分の正面
図。
図。
【図6】本発明における加工倣い機構の要部を示す断面
図。
図。
【図7】本発明における倣いロールと加工工具を示す断
面図。
面図。
【図8】倣いロールと加工工具の拡大図。
1 被加工物 2 回転作業台 3 加工倣い機構 4 集塵機 6 スラスト軸受 7 第1回転台 9 第2回転台 10 駆動装置 11 摩擦車 13 支柱 15 ブラケット 16 水平アーム 17c ウインチ 18 ヘッド 19 モータ 20 駆動プーリ 27 バランスウェイト 29 水平スライダ 30 シリンダ 32 グラインダー 36,37 倣いローラ 39 旋回軸
Claims (5)
- 【請求項1】 不定形成形品の被加工物を載置し一定以
上の加工反力により滑りかつ加工手段の加工能力限界の
送り速度で回転可能な作業台と、加工手段の加工工具が
常に被加工物の端面に最適な加工状態で接して加工作業
を連続的に継続する如く被加工物の端面に沿って倣う倣
い機構とからなり、円筒、長方体及び平面と曲面とが共
存する被加工物を連続的に加工することを特徴とする不
定形成形品の加工装置。 - 【請求項2】 作業台は、定速駆動装置を付設した第1
回転台と、該第1回転台上に軸受を介して乗載し一定以
上の外力により滑り又は空転する第2回転台とから構成
してなる請求項1記載の加工装置。 - 【請求項3】 倣い機構は、少なくとも加工手段の加工
工具の加工方向の前後に設けた被加工物端面に倣い用摺
動突起と、該摺動突起を移動する被加工物に対し所定の
力で押し付ける押圧機構と、前記加工手段及び摺動突起
を昇降自在かつ水平方向に進退自在に保持する保持機構
とから構成してなる請求項1又は2記載の加工装置。 - 【請求項4】 加工手段の加工工具を被覆するフード
と、該フードに先端を装着した集塵ホースと、該ホース
の後端を接続した集塵機を設けてなる請求項1〜3いず
れか1項記載の加工装置。 - 【請求項5】 被加工物が型枠成形によって製作したF
RP製の不定形成形品である請求項1〜4いずれか1項
記載の加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19923291A JPH0542465A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 不定形成形品の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19923291A JPH0542465A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 不定形成形品の加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542465A true JPH0542465A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16404356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19923291A Pending JPH0542465A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 不定形成形品の加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542465A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102218685A (zh) * | 2011-04-25 | 2011-10-19 | 常州市天龙光电设备有限公司 | 一种磨边装置 |
| JP5579944B1 (ja) * | 2013-06-28 | 2014-08-27 | 株式会社栗田鋳造所 | 動力伝達機構及びバリ取り装置 |
| CN119910531A (zh) * | 2025-04-02 | 2025-05-02 | 沛县星屹机械科技有限公司 | 一种曲面铸件的边缘打磨装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135457A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | バリ取り用ロボット装置 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP19923291A patent/JPH0542465A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135457A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | バリ取り用ロボット装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102218685A (zh) * | 2011-04-25 | 2011-10-19 | 常州市天龙光电设备有限公司 | 一种磨边装置 |
| JP5579944B1 (ja) * | 2013-06-28 | 2014-08-27 | 株式会社栗田鋳造所 | 動力伝達機構及びバリ取り装置 |
| CN119910531A (zh) * | 2025-04-02 | 2025-05-02 | 沛县星屹机械科技有限公司 | 一种曲面铸件的边缘打磨装置 |
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