JPH0542514A - 繊維補強セメント板及びその製造方法 - Google Patents
繊維補強セメント板及びその製造方法Info
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- JPH0542514A JPH0542514A JP22876991A JP22876991A JPH0542514A JP H0542514 A JPH0542514 A JP H0542514A JP 22876991 A JP22876991 A JP 22876991A JP 22876991 A JP22876991 A JP 22876991A JP H0542514 A JPH0542514 A JP H0542514A
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- fibers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルプ繊維を補強繊維として使用するにも係
わらずパルプ繊維補強の無機質板の縦横強度を均一化す
ると共に、このような板材を成形する方法として、補強
繊維の分散性を良くし、縦横強度比も1に近い繊維補強
セメント板の製造方法を開発することを目的とする。 【構成】 補強繊維としてパルプ繊維配合のセメント配
合物より成形された無機質板材であって、縦方向曲げ強
度と横方向曲げ強度との比が0.8 〜1.2 とされてなるこ
とを特徴とし、この無機質板の製造方法に関し、補強繊
維としてパルプ繊維を配合してなるセメント配合物に水
を添加して濃度12〜25%のスラリーに調整し、該スラリ
ーを移動するベルト上に層状に連続供給し、必要に応じ
移動中に前記ベルト下面より吸引脱水して含水率を下
げ、該層ををメーキングロールに巻き取り所定の厚さと
なれば切開して板状とし、平板プレスによりプレスして
板状体とし、該板状体を製品形状に裁断後オートクレー
ブ養生を行うことを特徴とする。
わらずパルプ繊維補強の無機質板の縦横強度を均一化す
ると共に、このような板材を成形する方法として、補強
繊維の分散性を良くし、縦横強度比も1に近い繊維補強
セメント板の製造方法を開発することを目的とする。 【構成】 補強繊維としてパルプ繊維配合のセメント配
合物より成形された無機質板材であって、縦方向曲げ強
度と横方向曲げ強度との比が0.8 〜1.2 とされてなるこ
とを特徴とし、この無機質板の製造方法に関し、補強繊
維としてパルプ繊維を配合してなるセメント配合物に水
を添加して濃度12〜25%のスラリーに調整し、該スラリ
ーを移動するベルト上に層状に連続供給し、必要に応じ
移動中に前記ベルト下面より吸引脱水して含水率を下
げ、該層ををメーキングロールに巻き取り所定の厚さと
なれば切開して板状とし、平板プレスによりプレスして
板状体とし、該板状体を製品形状に裁断後オートクレー
ブ養生を行うことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は繊維補強セメント板の
製造方法に関し、詳しくは無石綿配合でありながら石綿
配合に匹敵する強度等の物性を有し、しかも縦横強度比
が1に近い値となる繊維補強セメント板及びその製造方
法に関する。
製造方法に関し、詳しくは無石綿配合でありながら石綿
配合に匹敵する強度等の物性を有し、しかも縦横強度比
が1に近い値となる繊維補強セメント板及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築用板材、屋根材等の板状製品
を繊維補強セメントにより製造することが非常に広く行
われている。この繊維補強セメント板の補強繊維として
は石綿繊維が従来より非常に有利であるとして多用され
てきたが、石綿は公害の原因となることよりその使用の
制限ないしは全廃が強く要請され、石綿に代わる補強繊
維を種々模索する必要が生じた。この石綿に代わる補強
繊維としてパルプ繊維が耐薬品性、耐熱性などの点で他
のガラス繊維や化学合成繊維に比し優れることより有望
視されている。
を繊維補強セメントにより製造することが非常に広く行
われている。この繊維補強セメント板の補強繊維として
は石綿繊維が従来より非常に有利であるとして多用され
てきたが、石綿は公害の原因となることよりその使用の
制限ないしは全廃が強く要請され、石綿に代わる補強繊
維を種々模索する必要が生じた。この石綿に代わる補強
繊維としてパルプ繊維が耐薬品性、耐熱性などの点で他
のガラス繊維や化学合成繊維に比し優れることより有望
視されている。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかし、上記パルプ繊維はセメ
ント配合物に対して比重が小さいので、丸網抄造法によ
る場合は、繊維がセメントと濾水速度が異なるので、ワ
イヤーシリンダー上で層状になったり、また抄造時に繊
維が抄き上げ方向に配向しやすく出来上がった板状成形
品の曲げ強度に方向性が生じて均一な強度の板材にし難
い欠点があった。
ント配合物に対して比重が小さいので、丸網抄造法によ
る場合は、繊維がセメントと濾水速度が異なるので、ワ
イヤーシリンダー上で層状になったり、また抄造時に繊
維が抄き上げ方向に配向しやすく出来上がった板状成形
品の曲げ強度に方向性が生じて均一な強度の板材にし難
い欠点があった。
【0004】また、乾式法による場合は粉状のセメント
配合物を移動ベルト上に落下供給する際に、ベルトの移
動方向と他の材料との比重差に起因してやはり繊維の配
向性及び厚さ方向の偏析が生じ、板材とした場合その縦
横方向での均一強度とし難い問題があった。またセメン
ト配合物に乾式混合する場合、混合中にパルプ繊維同志
が塊状に絡み合う、いわゆる「ダマ」を生じやすく、こ
のような現象が生じるとパルプ繊維の均一混合は達成さ
れなくなる問題があった。押出成形法の場合はセメント
混練物の水分量がかなり低く、このため混練を余り長く
続けると「ダマ」が発生し、前述の乾式法と変わらない
欠点を有し、その他押出方向に繊維の配列が生じる傾向
がある欠点があった。この結果、得られた板状体は縦横
方向に0.8 より低い強度比が生じ、強度の方向性を誤る
と板材に異常な反りが生じたり、あるいは破損を生じや
すくなる欠点があった。
配合物を移動ベルト上に落下供給する際に、ベルトの移
動方向と他の材料との比重差に起因してやはり繊維の配
向性及び厚さ方向の偏析が生じ、板材とした場合その縦
横方向での均一強度とし難い問題があった。またセメン
ト配合物に乾式混合する場合、混合中にパルプ繊維同志
が塊状に絡み合う、いわゆる「ダマ」を生じやすく、こ
のような現象が生じるとパルプ繊維の均一混合は達成さ
れなくなる問題があった。押出成形法の場合はセメント
混練物の水分量がかなり低く、このため混練を余り長く
続けると「ダマ」が発生し、前述の乾式法と変わらない
欠点を有し、その他押出方向に繊維の配列が生じる傾向
がある欠点があった。この結果、得られた板状体は縦横
方向に0.8 より低い強度比が生じ、強度の方向性を誤る
と板材に異常な反りが生じたり、あるいは破損を生じや
すくなる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、パルプ繊維を補強繊維として使用するにも係わ
らず縦横強度が均一化されたパルプ繊維補強の無機質板
を提供すると共に、このような板材を成形する方法とし
て、補強繊維の分散性を良くし、縦横強度比も1に近い
繊維補強セメント板及びその製造方法を開発することを
目的としてなされたものである。
に鑑み、パルプ繊維を補強繊維として使用するにも係わ
らず縦横強度が均一化されたパルプ繊維補強の無機質板
を提供すると共に、このような板材を成形する方法とし
て、補強繊維の分散性を良くし、縦横強度比も1に近い
繊維補強セメント板及びその製造方法を開発することを
目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の繊維補
強セメント板は、補強繊維としてパルプ繊維配合のセメ
ント配合物より成形された無機質板材であって、縦方向
曲げ強度と横方向曲げ強度との比が0.8 〜1.2 とされて
なることを特徴とするものであり、いま一つの発明は上
記無機質板の製造方法に関し、補強繊維としてパルプ繊
維を配合してなるセメント配合物に水を添加して濃度12
〜25%のスラリーに調整し、該スラリーを移動するベル
ト上に層状に連続供給し、必要に応じ移動中に前記ベル
ト下面より吸引脱水して含水率を下げ、該層ををメーキ
ングロールに巻き取り所定の厚さとした後切開して板状
とし、平板プレスによりプレスして板状体とし、該板状
体を製品形状に裁断後オートクレーブ養生を行うことを
特徴とするものでるある。
強セメント板は、補強繊維としてパルプ繊維配合のセメ
ント配合物より成形された無機質板材であって、縦方向
曲げ強度と横方向曲げ強度との比が0.8 〜1.2 とされて
なることを特徴とするものであり、いま一つの発明は上
記無機質板の製造方法に関し、補強繊維としてパルプ繊
維を配合してなるセメント配合物に水を添加して濃度12
〜25%のスラリーに調整し、該スラリーを移動するベル
ト上に層状に連続供給し、必要に応じ移動中に前記ベル
ト下面より吸引脱水して含水率を下げ、該層ををメーキ
ングロールに巻き取り所定の厚さとした後切開して板状
とし、平板プレスによりプレスして板状体とし、該板状
体を製品形状に裁断後オートクレーブ養生を行うことを
特徴とするものでるある。
【0007】
【作用】この発明において、セメント及びシリカなどか
らなるセメント配合自体は従来公知のものと同様のもの
が使用され、この点に特に記する点は無い。但し、使用
するシリカ分として望ましくはブレーン値8,000cm2/g以
上の珪砂粉末を使用することが好ましい。これは、シリ
カ分の比表面積を大きくしセメントとの反応性を良くし
セメントマトリックスの結合強度を向上させるためであ
る。
らなるセメント配合自体は従来公知のものと同様のもの
が使用され、この点に特に記する点は無い。但し、使用
するシリカ分として望ましくはブレーン値8,000cm2/g以
上の珪砂粉末を使用することが好ましい。これは、シリ
カ分の比表面積を大きくしセメントとの反応性を良くし
セメントマトリックスの結合強度を向上させるためであ
る。
【0008】パルプ繊維は上記したセメントマトリック
スの補強を行うために添加され、望ましくはそのフリー
ネス値を 200〜500ml とすることが好ましい。500ml よ
り大きいと繊維の水切りが悪く後述のスラリーとする時
のセメント配合物の粉体捕集が出来にくくなり、また 2
00mlより少ないものは実験室的な実施ではともかく、経
済的な製造は困難となり現実的で無いことによる。
スの補強を行うために添加され、望ましくはそのフリー
ネス値を 200〜500ml とすることが好ましい。500ml よ
り大きいと繊維の水切りが悪く後述のスラリーとする時
のセメント配合物の粉体捕集が出来にくくなり、また 2
00mlより少ないものは実験室的な実施ではともかく、経
済的な製造は困難となり現実的で無いことによる。
【0009】なお、補強繊維として上記パルプ繊維の他
にポリプロピレン繊維等が従来と同様、必要に応じて添
加することができる。さらに上記配合物に対し、必要に
応じて乾燥粉砕されたドライスクラップを添加しても良
い。このドライスクラップとは成形品を成形した際に生
じる切断片などを乾燥して粉末状態に粉砕したものを言
い、資源再利用されるものである。
にポリプロピレン繊維等が従来と同様、必要に応じて添
加することができる。さらに上記配合物に対し、必要に
応じて乾燥粉砕されたドライスクラップを添加しても良
い。このドライスクラップとは成形品を成形した際に生
じる切断片などを乾燥して粉末状態に粉砕したものを言
い、資源再利用されるものである。
【0010】上記セメント配合物をミキサに投入し、水
を添加の上濃度12〜25%のスラリーに調整する。このよ
うにかなり高濃度のスラリーとするのは、成形ベルト上
に供給する際、パルプ繊維の分離または配向を完全に防
止するためであり、この程度の濃度のスラリーであれば
パルプ繊維などのように比重の小さいものであっても均
一分散が可能となる。この高濃度のスラリーは攪拌装置
を備えた供給槽より流し出しによって後述のベルト上へ
層状に供給される。従ってその供給時での繊維の配向
性、偏りなども生じない。
を添加の上濃度12〜25%のスラリーに調整する。このよ
うにかなり高濃度のスラリーとするのは、成形ベルト上
に供給する際、パルプ繊維の分離または配向を完全に防
止するためであり、この程度の濃度のスラリーであれば
パルプ繊維などのように比重の小さいものであっても均
一分散が可能となる。この高濃度のスラリーは攪拌装置
を備えた供給槽より流し出しによって後述のベルト上へ
層状に供給される。従ってその供給時での繊維の配向
性、偏りなども生じない。
【0011】上記ベルトは望ましくはフェルトベルト等
の通水性ベルトとされ、このベルトで下面より吸引脱水
ボックス等により水分を吸引脱水するようにすることが
望ましい。これにより層状に供給されたセメントスラリ
ーの脱水を行えば余剰水分が極力除去され物理的に組織
が密とされ、後のメーキングロールに巻回積層する際、
積層体の組織の緻密化に寄与する。メーキングロールに
所定厚さとなるまで積層巻回する際、メーキングロール
上にても内面から吸引脱水を実施すれば積層された各層
は吸引力及び透過する水分により層間の密着性が非常に
良くされる。
の通水性ベルトとされ、このベルトで下面より吸引脱水
ボックス等により水分を吸引脱水するようにすることが
望ましい。これにより層状に供給されたセメントスラリ
ーの脱水を行えば余剰水分が極力除去され物理的に組織
が密とされ、後のメーキングロールに巻回積層する際、
積層体の組織の緻密化に寄与する。メーキングロールに
所定厚さとなるまで積層巻回する際、メーキングロール
上にても内面から吸引脱水を実施すれば積層された各層
は吸引力及び透過する水分により層間の密着性が非常に
良くされる。
【0012】メーキングロール上で所定厚さとなれば切
開されロールプレスなどで脱水プレスされる。この高圧
プレスにより各層が完全に密着すると共に、余剰含有水
分も脱水される。しかるのちに製品形状に裁断後、オー
トクレーブにより高温養生が行われる。このオートクレ
ーブ養生によりセメントマトリックスは非常に高強度に
結合反応を生じる。なお、ポリプロピレン繊維を添加し
た場合は組織内に含まれるポリプロピレン繊維が溶融し
て組織内に空孔を生じさせる。従って、得られた製品は
セメントマトリックスの結合強度が高く、また組織はパ
ルプ繊維により補強された状態となり、両者相まって非
常に強度に優れるセメント製品となし得るのである。ま
た溶融プラスチック繊維痕により空孔率も保持され耐凍
害性が付与されるのである。
開されロールプレスなどで脱水プレスされる。この高圧
プレスにより各層が完全に密着すると共に、余剰含有水
分も脱水される。しかるのちに製品形状に裁断後、オー
トクレーブにより高温養生が行われる。このオートクレ
ーブ養生によりセメントマトリックスは非常に高強度に
結合反応を生じる。なお、ポリプロピレン繊維を添加し
た場合は組織内に含まれるポリプロピレン繊維が溶融し
て組織内に空孔を生じさせる。従って、得られた製品は
セメントマトリックスの結合強度が高く、また組織はパ
ルプ繊維により補強された状態となり、両者相まって非
常に強度に優れるセメント製品となし得るのである。ま
た溶融プラスチック繊維痕により空孔率も保持され耐凍
害性が付与されるのである。
【0013】また上記の方法により成形された無機質板
材は成層ベルト上への材料供給時に繊維の配向性が生じ
ない状態として供給されているので繊維が均一に分散さ
れた方向を向き、従って縦方向、横方向の強度の偏りが
少なく、1に近い強度比となる。
材は成層ベルト上への材料供給時に繊維の配向性が生じ
ない状態として供給されているので繊維が均一に分散さ
れた方向を向き、従って縦方向、横方向の強度の偏りが
少なく、1に近い強度比となる。
【0014】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。表1にお
ける配合をミキサーに投入し、水をスラリー濃度16%と
なるように調整し混練した。このスラリーを50m/分の速
度に調整したフェルトベルト上に層状に供給し、フェル
トベルト下に配置したサクションボックスにより吸引脱
水し、50%含水率を下げつつ成層しこれをメーキングロ
ール上に巻き取り、厚さ5mmとなるまで巻回成層した。
なお、このメーキングロール上に巻き取る際にも吸引を
行い、切開時までに30%含水率をさらに下げた。
ける配合をミキサーに投入し、水をスラリー濃度16%と
なるように調整し混練した。このスラリーを50m/分の速
度に調整したフェルトベルト上に層状に供給し、フェル
トベルト下に配置したサクションボックスにより吸引脱
水し、50%含水率を下げつつ成層しこれをメーキングロ
ール上に巻き取り、厚さ5mmとなるまで巻回成層した。
なお、このメーキングロール上に巻き取る際にも吸引を
行い、切開時までに30%含水率をさらに下げた。
【0015】
【表1】 表1においてシリカ粉はブレーン値 5,000cm2/g 、スク
ラップ粉は粒径1mm粉砕したものを使用した。
ラップ粉は粒径1mm粉砕したものを使用した。
【0016】ついでこの積層体を切開し平らに延ばし脱
水プレスを行い、幅27cmスパン58cmの板状に裁断し、こ
の板状体を8.0atmG×20時間の条件でオートクレーブ養
生を行った。なお表1における比較例1、2の配合材料
はいずれも丸網抄造法に従った製法に供された。実施例
1〜3及び比較例1、2で得た製品についてJIS 4 号曲
げ試験を縦横両方向について行い、また吸水率の試験を
行った。その結果は表2以下の表に示す通りである。
水プレスを行い、幅27cmスパン58cmの板状に裁断し、こ
の板状体を8.0atmG×20時間の条件でオートクレーブ養
生を行った。なお表1における比較例1、2の配合材料
はいずれも丸網抄造法に従った製法に供された。実施例
1〜3及び比較例1、2で得た製品についてJIS 4 号曲
げ試験を縦横両方向について行い、また吸水率の試験を
行った。その結果は表2以下の表に示す通りである。
【0017】
【表2】
【0018】表2において表中曲げ強度の単位はkg/cm2
を示し、またたわみの単位はmmを示す。 吸水率は、乾
燥状態の板材と4日間水中浸漬した後の板材重量との比
を示す。表2より明らかなように、本発明の方法によっ
て得られた板状製品は比較例2に示す石綿配合のものに
較べ殆ど遜色のない強度を発揮することが確認され、し
かも縦横強度比が1に近いものが得られることが判明し
た。
を示し、またたわみの単位はmmを示す。 吸水率は、乾
燥状態の板材と4日間水中浸漬した後の板材重量との比
を示す。表2より明らかなように、本発明の方法によっ
て得られた板状製品は比較例2に示す石綿配合のものに
較べ殆ど遜色のない強度を発揮することが確認され、し
かも縦横強度比が1に近いものが得られることが判明し
た。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の方法
は、セメントスラリーの含水率を低く抑えた状態で流し
出すように層状にし、これを脱水してメーキングロール
に巻き取っていくので、比重の小さいパルプ繊維を使用
するにも係わらず、繊維の配向性を無くすことができ、
縦横強度比が1に近い均一な強度のものが得られるので
ある。従って、繊維補強セメント板とした場合にその方
向性が殆ど無く、異常な反りや方向性設定の誤りに起因
する割れなどの問題が解消されるのである。
は、セメントスラリーの含水率を低く抑えた状態で流し
出すように層状にし、これを脱水してメーキングロール
に巻き取っていくので、比重の小さいパルプ繊維を使用
するにも係わらず、繊維の配向性を無くすことができ、
縦横強度比が1に近い均一な強度のものが得られるので
ある。従って、繊維補強セメント板とした場合にその方
向性が殆ど無く、異常な反りや方向性設定の誤りに起因
する割れなどの問題が解消されるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C04B 28/04 16:02) (72)発明者 松谷 靖夫 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ技術開発研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】補強繊維としてパルプ繊維配合のセメント
配合物より成形された無機質板材であって、パルプ繊維
が均一に分散され縦方向曲げ強度と横方向曲げ強度との
比が0.8 〜1.2 とされてなることを特徴とする繊維補強
セメント板。 - 【請求項2】補強繊維としてパルプ繊維を配合してなる
セメント配合物に水を添加して濃度12〜25%のスラリー
に調整し、該スラリーを移動するベルト上に層状に連続
供給し、必要に応じ移動中に前記ベルト下面より吸引脱
水して含水率を下げ、該層をメーキングロールに巻き取
り所定の厚さとした後切開して板状とし、平板プレスに
よりプレスして板状体とし、該板状体を製品形状に裁断
後オートクレーブ養生を行うことを特徴とする繊維補強
セメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22876991A JPH0542514A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 繊維補強セメント板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22876991A JPH0542514A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 繊維補強セメント板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542514A true JPH0542514A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16881555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22876991A Pending JPH0542514A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 繊維補強セメント板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542514A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102825651A (zh) * | 2012-09-12 | 2012-12-19 | 无锡光初科技服务有限公司 | 建筑用水泥生物质托板的制备方法 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP22876991A patent/JPH0542514A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102825651A (zh) * | 2012-09-12 | 2012-12-19 | 无锡光初科技服务有限公司 | 建筑用水泥生物质托板的制备方法 |
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