JPH0542633U - 小型滑走艇用エンジン冷却装置 - Google Patents
小型滑走艇用エンジン冷却装置Info
- Publication number
- JPH0542633U JPH0542633U JP9284191U JP9284191U JPH0542633U JP H0542633 U JPH0542633 U JP H0542633U JP 9284191 U JP9284191 U JP 9284191U JP 9284191 U JP9284191 U JP 9284191U JP H0542633 U JPH0542633 U JP H0542633U
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- cooling water
- muffler
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンおよび排気管系を冷却するために、
推進用ポンプから取り入れられる冷却水量を、高速運転
時に制御してマフラーとのマッチングを最適にしてエン
ジン出力を良好に維持できる小型滑走艇用エンジンの冷
却装置を提供する。 【構成】 推進用ポンプ10によって加圧された水をエ
ンジン9に導入してエンジン部を冷却したあと、排気管
系を冷却する小型滑走艇用エンジンにおいて、エンジン
部からの冷却水をマフラー上流側の排気管17に噴出し
て排気ガスに混入させる冷却水配管16に冷却水量制御
装置15を配装したことを特徴とする小型滑走艇用エン
ジン冷却装置である。
推進用ポンプから取り入れられる冷却水量を、高速運転
時に制御してマフラーとのマッチングを最適にしてエン
ジン出力を良好に維持できる小型滑走艇用エンジンの冷
却装置を提供する。 【構成】 推進用ポンプ10によって加圧された水をエ
ンジン9に導入してエンジン部を冷却したあと、排気管
系を冷却する小型滑走艇用エンジンにおいて、エンジン
部からの冷却水をマフラー上流側の排気管17に噴出し
て排気ガスに混入させる冷却水配管16に冷却水量制御
装置15を配装したことを特徴とする小型滑走艇用エン
ジン冷却装置である。
Description
【0001】
この考案は小型滑走艇(小型舟艇ともいう。)におけるエンジン冷却装置に関 する。
【0002】
船体を合成樹脂等によって成形し、船首部上面にハンドルポールの基端部を回 動自在に枢支し、ハンドルポールの自由端部に、ほぼ水平面内で回動操作し得る ように左右のハンドルバーを枢支し、船体中央部に設けたエンジンルーム後方に フロアーを形成し、エンジンとしては高出力エンジンを搭載して船尾部船底に配 装した推進用ポンプを駆動して加圧した水をノズルから噴射して走行するジェッ ト推進装置を装備し、ドライバーはフロアーに対して立姿勢で乗船してハンドル バー先端の把持部を握持してこれを回動操作することによって、船尾部船底に設 定されたステアリング装置を左右に振らせて操舵し得るように構成した小型滑走 艇が実用されている。
【0003】 この種の小型滑走艇におけるエンジンは水冷式にするとともに、高温の排気ガ スが流れる排気マニホールド、排気管ならびにマフラーなどの排気管系に対して も冷却水を導入してこれらを冷却する手法が採用されている。この冷却水として は、推進用ポンプで加圧された水を取り入れてエンジンに送り込み、エンジンの シリンダからシリンダヘッド部を冷却したあと、冷却水を二重構造とされる排気 マニホールドに導いて排気ガスを間接的に冷却し、このあと、冷却水を冷却水配 管に通してマフラー上流側の排気管内に噴出させて排気ガスに混合して排気ガス を冷却するようにしている。(例えば、実公昭52−18551号公報参照)
【0004】
上記するように、推進用ポンプで加圧された水を利用してエンジン部や排気管 系を冷却する場合、エンジンの回転数が増加すると、エンジン出力軸に直結され ている推進用ポンプの回転数が増加するため、推進用ポンプから取り入れられる 冷却水量も回転数に比例して増加する。(図4参照) この冷却水量の増加は、エンジン回転数増加に伴いエンジン出力は増加するの でエンジンのシリンダおよびシリンダヘッド部を冷却に関しては望ましいもので ある。
【0005】 ところが、エンジンには一般に水冷式の2サイクルエンジンを搭載し、排気管 系のマフラーとしては出力向上を図るために排気慣性型マフラーを装着している ため、エンジンの最大出力域でマフラーへの冷却水量を増加させると、排気ガス が冷やし過ぎとなり音速が下がり、帰ってくる脈動波が遅くなって最大出力点が 低速回転速度側へ移動し、(マッチングがずれる。)かつ、エンジンの出力が低 下することがある。(図3のaは最適な冷却水量の場合の性能曲線、b,cは冷 却水量が多い場合を示す。) この考案は上述の点に鑑みなされたものであって、回転数に比例して増加する 推進用ポンプから取り入れられる冷却水量を、高速運転時においてある程度の制 限を加えることによってマフラーとのマッチングを最適にしてエンジンの出力を 良好に維持できる小型滑走艇用エンジンの冷却装置を提供することを目的とする 。
【0006】
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨とするところは、推進用ポンプに よって加圧された水をエンジンに導入してエンジン部を冷却したあと、排気管系 を冷却する小型滑走艇用エンジンにおいて、エンジン部からの冷却水をマフラー 上流側の排気管に噴出して排気ガスに混入させる冷却水配管に冷却水量制御装置 を配装したことを特徴とする小型滑走艇用エンジン冷却装置にある。
【0007】
高速運転時に、マフラー上流側の排気管内の排気ガスに対して混入される冷却 水量を制御し、マフラーとのマッチングを最適にするので、エンジン部の冷却を 犠牲にすることなくエンジンの出力を良好に維持できる。
【0008】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は小型滑走艇のエンジン冷却系統の一例を示す要部を切欠した側面図であ る。
【0010】 この考案において、船体1を合成樹脂等によって成形し、船首部上面に固定し たハンドルポールブラケット2に対してハンドルポール3の基端部を回動自在に 枢支し、このハンドルポール3の自由端部下面にほぼ水平面内で回動操作し得る ようにパイプ製の左右のハンドルバー4を枢支し、船体中央部にエンジンカバー 5によって覆われたエンジンルーム6を形成し、このエンジンルーム後方に左右 にデッキ7を有するフロアー8を形成し、前記エンジンルーム6には高出力の水 冷式2サイクルエンジン9を搭載して船尾部船体に配装した推進用ポンプ10を 駆動するようにし、また、エンジンルーム6にはエンジン9に関連してマフラー 11、フューエルタンク12などを配装し、エンジン部および排気管系冷却のた めに推進用ポンプ10から加圧された水を取り入れてエンジン9に送り込むため の冷却水導入配管13を有するエンジン冷却装置を装備した小型滑走艇の基本構 成は公知のものである。
【0011】 この考案のエンジン冷却系統は次のように構成される。
【0012】 冷却水導入配管13を介して推進用ポンプ10から取り入れられる加圧された 冷却水は、エンジン9のシリンダからシリンダヘッド部を冷却したあと、冷却水 量制御装置15を配装した冷却水配管16に通して第1のマフラー11aの上流 側排気管17の内部に噴出させて排気ガスに混入する。
【0013】 このあとの冷却水と排気ガスは第1のマフラー11aから第2のマフラー11 bを経て第3のマフラー11cに流動して消音作用を受けたのち、第3のマフラ ー内にその上部から垂設されて入口端18aをマフラー底部近傍に開口させ、出 口端18bを船首部の外部に設定した放出管18を介して船外に排出される。
【0014】 然して、前記の冷却水量制御装置15は、制御弁と操作部からなり、高速運転 時にマフラーとのマッチングを最適にするために、冷却水量、冷却水圧力、マフ ラー温度およびエンジン回転数などに基づいて適切に制御されるように構成して いる。
【0015】 例えば、冷却水圧力は回転数に比例するところから、冷却水圧力によって作動 する冷却水制御装置としては図2に示す構成のものがある。
【0016】 この冷却水制御装置15は、目標値を設定したバネ19によってチェックバル ブ20を保持させてなり、高速運転時に、冷却水配管16に流動する冷却水圧力 が所定の圧力を超えるとバネ力に抗してバルブ20が開かれて余分な冷却水はバ イパス管21を介して外部に排出するものである。
【0017】
以上説明したようにこの考案では、マフラー上流側の排気管内の排気ガスに対 して冷却水を混入させる冷却水量を高速回転時に制御してマフラーとのマッチン グを最適にするから、エンジン出力を良好に維持できる。
【図1】 小型滑走艇のエンジン冷却系統の一例を示す
要部を切欠した側面図である。
要部を切欠した側面図である。
【図2】 冷却水制御装置の一例を示す概略構成図であ
る。
る。
【図3】 マフラーとのマッチングのずれを説明する説
明図である。
明図である。
【図4】 回転数とポンプ吸収出力の関係を示す図であ
る。
る。
1…船体 9…エンジン 10…推進用ポンプ 11…マフラー 13…冷却水導入配管 14…排気マニホールド 15…冷却水量制御装置 16…冷却水配管 17…排気管 18…放出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡田 康夫 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)考案者 西村 幸雄 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 推進用ポンプによって加圧された水をエ
ンジンに導入してエンジン部を冷却したあと、排気管系
を冷却する小型滑走艇用エンジンにおいて、エンジン部
からの冷却水をマフラー上流側の排気管に噴出して排気
ガスに混入させる冷却水配管に冷却水量制御装置を配装
したことを特徴とする小型滑走艇用エンジン冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092841U JP2515606Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 小型滑走艇用エンジン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991092841U JP2515606Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 小型滑走艇用エンジン冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542633U true JPH0542633U (ja) | 1993-06-11 |
| JP2515606Y2 JP2515606Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=14065665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991092841U Expired - Fee Related JP2515606Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 小型滑走艇用エンジン冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515606Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4971993U (ja) * | 1972-10-09 | 1974-06-21 | ||
| JPH02144613U (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-07 | ||
| JPH04265407A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-09-21 | Outboard Marine Corp | 内燃機関 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP1991092841U patent/JP2515606Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4971993U (ja) * | 1972-10-09 | 1974-06-21 | ||
| JPH02144613U (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-07 | ||
| JPH04265407A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-09-21 | Outboard Marine Corp | 内燃機関 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2515606Y2 (ja) | 1996-10-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |