JPH0542661U - 内燃機関用ピストン - Google Patents
内燃機関用ピストンInfo
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- JPH0542661U JPH0542661U JP10104191U JP10104191U JPH0542661U JP H0542661 U JPH0542661 U JP H0542661U JP 10104191 U JP10104191 U JP 10104191U JP 10104191 U JP10104191 U JP 10104191U JP H0542661 U JPH0542661 U JP H0542661U
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- compression
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Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮ピストンリングとシリンダ内壁のシール
機能を向上させるとともに、バッククリアランス部内へ
の燃焼ガスの浸入を最小限に止めて、燃焼室外に排出さ
れる未燃混合気の量を確実に減少させることができる内
燃機関用ピストンを提供する。 【構成】 ピストン本体21の外周部にトップランド部
22を残して圧縮リング溝23を形成するとともに、ト
ップランド部22の外周とシリンダー25の内壁25a
との間に所定幅の間隙28を形成し、隙間28を跨ぐよ
うにトップランド部22に、断面コ字状を呈した圧縮ピ
ストンリング26を嵌め込み、圧縮ピストンリング26
の上下側脚部26b,26cをそれぞれシリンダ25の
燃焼室25b側および圧縮リング溝23内に位置せしめ
て構成した。
機能を向上させるとともに、バッククリアランス部内へ
の燃焼ガスの浸入を最小限に止めて、燃焼室外に排出さ
れる未燃混合気の量を確実に減少させることができる内
燃機関用ピストンを提供する。 【構成】 ピストン本体21の外周部にトップランド部
22を残して圧縮リング溝23を形成するとともに、ト
ップランド部22の外周とシリンダー25の内壁25a
との間に所定幅の間隙28を形成し、隙間28を跨ぐよ
うにトップランド部22に、断面コ字状を呈した圧縮ピ
ストンリング26を嵌め込み、圧縮ピストンリング26
の上下側脚部26b,26cをそれぞれシリンダ25の
燃焼室25b側および圧縮リング溝23内に位置せしめ
て構成した。
Description
【0001】
この考案は、内燃機関用ピストンに関するものである。
【0002】
従来の内燃機関用ピストンとして、例えば特公昭60−32359号公報に記 載されたようなものが知られている。この内燃機関用ピストンによれば、図5お よび図6に示すように、ピストン本体1の冠面2を、その中心からトップランド 3側にゆくにつれて滑らかに下降させ、ピストン冠面2より下げた位置のトップ ランドの下側にピストン中心線を含む垂直断面で見て垂直部4と、その下端より 横方向内方へゆくにつれて上面が低くなり下面6が水平な楔部7とからなるL形 キーストンリング溝8を設け、その中に垂直部と、その下端から内方へゆくにつ れて上面がL形キーストンリング溝8上面5と略平行に低くなり下面が水平な楔 部18とからなるキーストンリング12を燃焼圧力導入用の隙間を隔てて嵌めて トップランド3でキーストンリング12の最上面を覆い、トップランド3の外径 を第2ランドの外径より小さくしてトップランド3とそれに面したシリンダー内 面との間に燃焼圧力導入用の隙間を形成して構成している。
【0003】 そして、内燃機関の運転中は、燃焼室17内の燃焼ガス圧は隙間16を経て隙 間13の部分に達し、燃焼室17内の燃焼ガス圧が高い時はキーストンリング1 2に大きい張力を与え、燃焼室5内の燃焼ガス圧が低くなるにつれてキーストン リング12に与える張力を減少させたもので、従ってガス圧による張力コントロ ールを可能としたものである。
【0004】
しかしながら、前記従来の内燃機関用ピストンにおいては、ピストン本体1の 往復動によって、キーストンリング12もL形キーストンリング溝8の上面5と 下面6との間を往復動し、L形キーストンリング溝8とキーストンリング12と の間に隙間(所謂バッククリアランス)ができ、所謂クレンビスボリュームを大 きくすることとなり、キーストンリング12とシリンダ内面15とのシール機能 を低下させて、未燃焼ガスのブローバイ量を増加させ、また前記バッククリアラ ンス内に燃焼ガスが滞留することとなり、この結果排出ガスの未燃混合気量を増 加させることも考えられる。
【0005】 この考案は前記従来の課題を解決するためになしたもので、圧縮ピストンリン グとシリンダ内壁のシール機能を向上させるとともに、バッククリアランス部内 への燃焼ガスの浸入を最小限に止めて、燃焼室外に排出される未燃混合気の量を 確実に減少させることができる内燃機関用ピストンを提供することを目的とする 。
【0006】
上記の目的を達成するために、この考案の内燃機関用ピストンは、ピストン本 体の外周部にトップランド部を残して圧縮リング溝を形成するとともに、前記ト ップランド部外周とシリンダー内壁との間に所定幅の間隙を形成し、該間隙を跨 ぐように前記トップランド部に断面コ字状を呈した圧縮ピストンリングを嵌め込 み、該圧縮ピストンリングの上下側脚部をそれぞれ前記シリンダの燃焼室側およ び前記圧縮リング溝内に位置せしめて構成した。
【0007】
かかる構成によれば、内燃機関の圧縮行程の終りにおいては、圧縮ピストンリ ングは慣性力によって燃焼室側に位置して、ピストン本体の冠面との間にクリア ランスを有するが、、ピストン本体が上死点に近付くにしたがって燃焼圧が高く なり、圧縮ピストンリングはクランク室側に位置するようになって、ピストン本 体の冠面とのクリアランスを解消して、上側脚部とピストン本体の冠面とが密着 し、且つ圧縮ピストンリング自身の張力および燃焼圧によってシリンダー内壁に 密着して、燃焼ガスのクランク室側への流入をシールする。
【0008】
以下、この考案の実施例を図1および図2により説明する。
【0009】 図1は内燃機関用ピストンを示す垂直部分断面図、図2は図1に示す内燃機関 のピストンに使用する圧縮ピストンリングの平面図である。
【0010】 図中21はピストン本体で、該ピストン本体21の外周部には、トップランド 部22を残して、有底環状の圧縮リング溝23とオイルリング溝24が間隔をお き並べて形成されている。トップランド部22とシリンダー25の内壁25aと の間に所定幅の間隙28を形成すべく、トップランド部22の径は、ピストン本 体21の一般外径より小径となっている。
【0011】 26は、圧縮ピストンリングで、該圧縮ピストンリング26は、断面コ字状を 呈し、要すれば一つの合わせ口27を有する。このように構成する圧縮ピストン リング26は、その基部26aを、トップランド部22とシリンダー内壁25a との間に形成した間隙28に位置させ、この間隙28を跨ぐように、上下両側脚 部26b,26cをトップランド部22に嵌め込まれており、したがって、上下 両側脚部26b,26cが、それぞれシリンダー25の燃焼室25b側および圧 縮リング溝23内に位置することとなる。そして、ピストン本体21の冠面21 aと圧縮リング溝23の下面との距離が,圧縮ピストンリング26の上側脚部2 6bの下面と下側脚部26cの下面との距離より大きくなるように設定して、バ ッククリアランスを形成している。
【0012】 前記ピストン本体21の外周に形成したオイルリング溝24には、オイルリン グ29が挿入されている。
【0013】 上記実施例では、圧縮ピストンリングとして、26のみを用いる場合を説明し たが、これに限定されることなく、必要に応じ、複数の圧縮ピストンリングを用 いる場合がある。
【0014】 上記のような構成において、圧縮ピストンリング26は、内燃機関の圧縮行程 の終りには、それ自身の慣性力によって燃焼室25b側に位置して、ピストン本 体21の冠面21aとの間に一定のクリアランスを有することとなる。そして、 ピストン本体21が上死点に近付くにしたがって燃焼圧が高くなるのであるが、 この燃焼圧の上昇につれて、圧縮ピストンリング26は、シリンダー25のクラ ンク室25c側に位置するようになって、ピストン本体21の冠面21aとのク リアランスを解消してしまう。この結果、圧縮ピストンリング26の上側脚部2 6bとピストン本体21の冠面21aとが密着することとなる。したがって、圧 縮ピストンリング26と圧縮リング溝23の底面との間に形成されるバッククリ アランスは、燃焼室25bからシールされ、燃焼ガスのこの部位における滞留を 防止することとなる。また、圧縮ピストンリング23は、それ自身に張力を有し 、また燃焼室25b側から燃焼圧を受けることとなるので、これら張力および燃 焼圧によって、圧縮ピストンリング23の基部がシリンダー25の内壁25aに 密着して、燃焼室25bからクランク室25cへの燃焼ガスの浸入を防止するシ ール機能を向上させる。
【0015】 図3および図4は、ピストン本体21のスカート部31が形成するコンプレッ ションハイトに対するピストン本体21の径であるボア比(コンプレッションハ イト/ボア比)が、0.4以下の内燃機関用ピストンに適用した場合の本発明に よる実施例を示しており、いずれもピストンの軽量化を図ったものであるが、両 者とも、図1および図2に示す実施例と同様に、ピストン本体21の外周部にト ップランド部22を残して圧縮リング溝23を形成するとともに、トップランド 部22外周とシリンダー25の内壁25aとの間に所定幅の間隙28を形成し、 該隙間28を跨ぐようにトップランド部22に断面コ字状を呈した圧縮ピストン リング26を嵌め込み、圧縮ピストンリング26の上下側脚部26b,26cを それぞれシリンダ25の燃焼室25b側および圧縮リング溝23内に位置させて 構成している。
【0016】 そして、図3に示す実施例のピストン本体21は、シリンダー25に摺動する スカート部31と、このスカート部31および図示しないピストンピンボス部を つなぐエプロン部32とを有し、このエプロン部32の冠面21a側の肉厚を厚 くし、スカート部31下部側のエプロン肉厚をより薄くしてさらなる軽量化を図 ったもので、エプロン部32の内壁側において、下端部に行くにしたがって薄く なるような薄肉部31aとしている。
【0017】 また、図4に示す実施例のピストン本体21は、エプロン部32の冠面21a 側の肉厚を厚くし、スカート部31下部側のエプロン肉厚をより薄くした点は、 図3の場合と同様にさらなる軽量化を図っているもので、この場合、スカート部 31の下端部内外両壁をそいで略同一幅の肉薄部32bとしている。なお、この 図4の変形例として、肉薄部32bの形状を、エプロン部32の下端部にしたが って薄くなる内外両壁がテーパー状にする場合が考えられる。
【0018】
以上の通り、この考案は、ピストン本体の外周部にトップランド部を残して圧 縮リング溝を形成するとともに、前記トップランド部外周とシリンダー内壁との 間に所定幅の間隙を形成し、該間隙を跨ぐように前記トップランド部に断面コ字 状を呈した圧縮ピストンリングを嵌め込み、該圧縮ピストンリングの上下側脚部 をそれぞれ前記シリンダの燃焼室側および前記圧縮リング溝内に位置せしめて構 成したことにより、ピストン本体が上死点に近付き燃焼圧が高くなると、圧縮ピ ストンリングがクランク室側に位置するようになって、ピストン本体の冠面との クリアランスを解消して、上側脚部とピストン本体の冠面とが密着して、圧縮ピ ストンリングと圧縮リング溝の底面との間に形成されるバッククリアランスを、 燃焼室25bからシールして、燃焼ガスがこのバッククリアランス部位に滞留す るのを防止して、排出ガスの未燃混合気量を減少させ、クリーンな排気ガスを排 出する内燃機関を提供できることとなる。
【0019】 また、圧縮ピストンリング自身の張力および燃焼圧によって、圧縮ピストンリ ングの基部がシリンダー内壁に密着して、燃焼室からクランク室への燃焼ガスの 浸入を防止するシール機能を向上させ、この結果、上記と相俟って、クリーンな 排気ガスを排出する内燃機関を提供することとなる。
【図1】本考案実施例による内燃機関用ピストンを示す
垂直部分断面図である。
垂直部分断面図である。
【図2】図1に示す内燃機関用ピストンに使用する圧縮
ピストンリングの平面図である。
ピストンリングの平面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す内燃機関用ピストン
を示す垂直部分断面図である。
を示す垂直部分断面図である。
【図4】本考案の更に他の実施例を示す内燃機関用ピス
トンのスカート部を示す垂直部分断面図である。
トンのスカート部を示す垂直部分断面図である。
【図5】従来の内燃機関用ピストンにおけるシール溝機
構であるL形キーストンリング溝を示す垂直部分断面図
である。
構であるL形キーストンリング溝を示す垂直部分断面図
である。
【図6】図6のリング溝にL形キーストンリングを装着
した状態を示す垂直部分断面図である。
した状態を示す垂直部分断面図である。
21 ピストン本体 22 トップランド部 23 圧縮リング溝 25 シリンダー 25a 内壁 25b 燃焼室 26 圧縮ピストンリング 26a 基部 26b 上側脚部 26c 下側脚部 28 間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストン本体の外周部にトップランド部
を残して圧縮リング溝を形成するとともに、前記トップ
ランド部外周とシリンダー内壁との間に所定幅の間隙を
形成し、該間隙を跨ぐように前記トップランド部に断面
コ字状を呈した圧縮ピストンリングを嵌め込み、該圧縮
ピストンリングの上下側脚部をそれぞれ前記シリンダの
燃焼室側および前記圧縮リング溝内に位置せしめて構成
したことを特徴とする内燃機関用ピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104191U JPH0542661U (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 内燃機関用ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104191U JPH0542661U (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 内燃機関用ピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542661U true JPH0542661U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14290066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10104191U Pending JPH0542661U (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 内燃機関用ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542661U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007040470A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Riken Corp | ピストンリング及びピストン装置 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP10104191U patent/JPH0542661U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007040470A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Riken Corp | ピストンリング及びピストン装置 |
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