JPH0542688U - ベーンポンプ - Google Patents

ベーンポンプ

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JPH0542688U
JPH0542688U JP9775491U JP9775491U JPH0542688U JP H0542688 U JPH0542688 U JP H0542688U JP 9775491 U JP9775491 U JP 9775491U JP 9775491 U JP9775491 U JP 9775491U JP H0542688 U JPH0542688 U JP H0542688U
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JP
Japan
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vane
pump
shaft
pump chamber
rotor
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Pending
Application number
JP9775491U
Other languages
English (en)
Inventor
亨 村石
Original Assignee
三輪精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャフトの端部においてシャフトを回転自在
に支承する軸受部材にポンプ室からのオイルを強制的に
供給する。 【構成】 ベーンポンプにおいて、ポンプ室13の端面
壁に、シャフト20の一端部を回転自在に支承するボー
ルベアリング23とポンプ室13とに連通するオイル通
路31が、ベーン16がベーン溝15に入り込む位置に
おいてベーン溝15の底部に対向するように開設されて
いる。 【効果】 ポンプ室13内に導入されたオイルの一部が
ロータ14の回転に伴ってオイル通路31からボールベ
アリング23へ、ベーン16がベーン溝15に入り込む
時のポンプ作用により強制的に供給される。このため、
ボールベアリング23を充分に潤滑することができ、シ
ャフト20の回転を常に円滑な状態に維持することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベーンポンプ、特に、ロータシャフトを回転自在に支承する軸受部 材に対する潤滑油の供給技術に係り、例えば、自動車等の車両に搭載されて車両 のブレーキ倍力装置等に負圧を供給するバキュームポンプに利用して有効なもの に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両のブレーキ倍力装置等に負圧を供給するバキュームポンプとして 、例えば、次のように構成されているギヤ駆動式のベーンポンプが使用されるこ とがある。
【0003】 すなわち、このベーンポンプは、略円筒形状に形成されたケースの開口端がエ ンドプレートで閉塞され、ケースとエンドプレートで囲まれた空間部がポンプ室 として構成されている。ポンプ室にはシャフトが挿通されて軸架されており、こ のシャフトはケースの閉塞壁およびエンドプレートにそれぞれ配設された軸受部 材により回転自在に支承されている。シャフトの中間部外周にはロータがポンプ 室の中心に対して偏心してポンプ室の壁面と一部が接触するように突設されてお り、ロータ外周には複数のベーン溝が軸方向に沿って開設されている。各ベーン 溝にはベーンがロータの径方向に進退可能にそれぞれ嵌合され、シャフトの基端 側がギヤを介して駆動系に連結されている。
【0004】 このように構成されているギヤ駆動式のベーンポンプが、自動車に搭載されて 負圧を供給するためのバキュームポンプとして使用される場合、騒音や振動等を 防止するために、エンジンの駆動力をロータシャフトに伝達するためのギヤとし てヘリカルギヤが用いられている。かつまた、ヘリカルギヤを効果的に潤滑する ために、ギヤボックスにはエンジンオイルが供給され、このエンジンオイルがヘ リカルギヤに供給されるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記構成に係るギヤ駆動式のベーンポンプにおいては、ギヤ側の軸受 部材に対する潤滑が不足し、シャフトの円滑な回転確保されなくなる危惧がある 。すなわち、従来のベーンポンプにおいては、ロータのシャフトを回転自在に支 承するギヤ側の軸受部材に対するオイルの供給は強制的には実施されておらず、 ヘリカルギヤに供給されるオイルのミストの供給によってのみ、ギヤ側のベアリ ングの潤滑が実施されているためである。
【0006】 本考案の目的は、シャフトを回転自在に支持する軸受部材にポンプ室のオイル を強制的に供給することができるベーンポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るベーンポンプは、ポンプ室を貫通するように軸架されたシャフト が複数の軸受部材によって回転自在に支承されており、シャフトの外周にロータ がポンプ室の中心に対して偏心して突設され、ロータ外周には複数のベーン溝が 軸方向に沿って開設されているとともに、各ベーン溝にベーンがロータの径方向 に進退可能にそれぞれ嵌合されているベーンポンプにおいて、 前記ポンプ室の端面壁に少なくとも一の軸受部材とポンプ室とに連通するオイ ル通路が、前記ベーンが前記ベーン溝に入り込む位置において前記ベーン溝の底 部に対向するように開設されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
前記した手段によれば、軸受部材とポンプ室とに連通するオイル通路が、ベー ンがロータのベーン溝に入り込む位置においてベーン溝の底部に対向するように 開設されているため、ポンプ室内に導入されたオイルの一部がロータの回転に伴 ってオイル通路から軸受部材へ、ベーンがベーン溝に入り込む時のポンプ作用に より強制的に供給される。このため、シャフトを回転自在に支持する軸受部材に はポンプ室からのオイルが強制的に供給されることになる。したがって、軸受部 材を充分に潤滑することができ、シャフトの回転を常に円滑な状態に維持するこ とができる。
【0009】 図1は本考案の一実施例であるベーンポンプを示す縦断面図、図2は図1のII −II線に沿う断面図である。
【0010】 本実施例において、本考案に係るベーンポンプは、自動車に搭載されるバキュ ームポンプとして構成されており、自動車のエンジンにギヤを介して回転駆動さ れることにより、ブレーキ倍力装置やクラッチ装置等に負圧を供給するようにな っている。
【0011】 このベーンポンプは一端が閉塞され他端が開口された略円筒形状に形成されて いるケース11を備えており、ケース11の開口端面はエンドプレート12によ って閉塞されている。ケース11の円筒中空部が形成するポンプ室13内には、 焼結合金によってポンプ室13よりも小径の略円柱形状に形成されているロータ 14が、その中心Eがポンプ室13の中心Oに対して偏心して回転し得るように 配設されている。
【0012】 このロータ14の外周上には両端面にわたる細長いベーン溝15が複数条、周 方向に等間隔に配されて放射状にそれぞれ切設されており、各ベーン溝15には 各ベーン16が径方向に進退し得るようにその一部をそれぞれ嵌合されて保持さ れている。すなわち、ロータ14の偏心回転に伴って周方向に公転するとき、各 ベーン16はその先端面をポンプ室13の内周面に常時摺接した状態を維持して ベーン溝15内を進退するようになっており、これにより、隣合うベーン16、 16間には、ロータ14の偏心回転に伴って容積を変動する各圧力室17がそれ ぞれ形成されることになる。
【0013】 ケース11には吸入口18と吐出口19とがそれぞれ配設されており、吸入口 18および吐出口19は、ベーン16のポンプ室13の内周面に対する摺接移動 を妨げることのない状態においてポンプ室13内におけるベーン16、16間の 各圧力室17に順次連通するようにそれぞれ開設されている。
【0014】 ロータ14にはロータ14と別体に形成されているシャフト20がロータ14 の中心Eに沿って貫通されており、ロータ14とシャフト20との間にはスプラ イン21が形成されている。すなわち、スプライン21による結合によって、互 いに別体に形成されて嵌合されたロータ14とシャフト20とは、互いに回り止 め状態に結合されているとともに、軸心方向の自由移動を許容される状態になっ ている。
【0015】 シャフト20におけるロータ14の両脇位置には、軸受部材としての軸受メタ ル22およびボールベアリング23がそれぞれ配設されており、軸受メタル22 およびボールベアリング23はケース11の端面閉塞部およびエンドプレート1 2における各対応位置に固定的に嵌装されている。したがって、シャフト20は 軸受メタル22およびボールベアリング23によりケース11およびエンドプレ ート12に回転自在に支承されており、これにより、ロータ14はポンプ室13 内において円滑に偏心回転し得るようになっている。
【0016】 シャフト20のエンドプレート12側端部はエンドプレート12から外部に突 出されており、その突出端部には従動側のヘリカルギヤ24が一体的に形成され て突設されている。このヘリカルギヤ24は原動側のヘリカルギヤ27に噛合さ れるようになっている。
【0017】 シャフト20の先端部に形成されたジャーナル部25には軸受メタル22が摺 動自在に嵌合されており、この軸受メタル22によりシャフト22の先端部は回 転自在に支承されている。この軸受メタル22にはケース11の端面閉塞部に開 設されている給油路26が接続されている。また、軸受メタル22の外方位置に はポンプ側オイル通路30が、給油路26とポンプ室13のロータ14の端面に 各ベーン溝15毎に配されて没設されたオイル溝32とを連通させるように開設 されている。このポンプ側オイル通路30はベーン溝15から抜け出る位置にお いて、ベーン溝15の底部に対向するように配置されている。
【0018】 本実施例において、シャフト20におけるエンドプレート12側の端部を回転 自在に支承しているボールベアリング23は、エンドプレート12に開設された シャフト挿通孔28周りに形成されているベアリング嵌装室29内に嵌装されて いる。
【0019】 さらに、エンドプレート12にはボールベアリング嵌装室29とポンプ室13 とを連通させる吐出側オイル通路31が、シャフト連通孔28周りにおけるベー ン16がベーン溝15内へ入り込む位置に対向するように開設されている。そし て、ベアリング嵌装室29はヘリカルギヤ24、27が設備されるギヤボックス (図示せず)内へ大きく開口されている。このため、ボールベアリング23には ヘリカルギヤ24の回転に伴ってギヤボックス内のオイルミストが供給されるよ うになっている。
【0020】 次に作用を説明する。 前記構成にかかるベーンポンプは自動車に搭載される場合、エンジンのタイミ ングギヤボックスに設置され、その設置状態において、ヘリカルギヤ24はエン ジン(図示せず)に駆動されるヘリカルギヤ27に噛合される。
【0021】 エンジンの駆動力が原動側のヘリカルギヤ27から従動側のベーンポンプにお けるヘリカルギヤ24に伝達されると、従動側ヘリカルギヤ24に一体化されて いるシャフト20が所定の方向に回転される。このシャフト20の回転はスプラ イン21によりロータ14に伝達され、ロータ14はポンプ室13に対して偏心 回転される。
【0022】 このロータ14の偏心回転に伴って、各ベーン16が先端面をポンプ室13の 内周面に摺接しながら公転することになるため、隣合うベーン16、16により 形成される各圧力室17はロータ14の偏心回転に伴ってその容積を次第に変動 して行くことになる。この容積変化により、各圧力室17は吸入口18から空気 を吸入して吐出口19に空気を吐出してポンプ作用を連続的に行う。
【0023】 そして、吸入口18における吸入力が自動車のブレーキ倍力装置等に導かれる ことにより、所望の作用が実行されることになる。
【0024】 一方、給油路26からのオイルはポンプ室13の方向に流出する。ポンプ室1 3内に流出したオイルは、ポンプ室13とロータ14の側面における接触面を通 じて全体に拡散されて行き、ベーンポンプ全体の潤滑を行う。
【0025】 また、ポンプ室13の閉塞壁に開設されたポンプ側オイル通路30が、ベーン 16がベーン溝15から抜け出る位置においてベーン溝15の底部に対向されて いるため、給油路26のオイルはポンプ側オイル通路30からベーン溝15の底 部内に吸い込まれる。すなわち、ベーン16がベーン溝15から抜け出る時、ベ ーン溝15底部の容積が増加されるため、オイルはオイル通路30を通じて給油 路26からベーン溝15の底部内へ吸い込まれる。
【0026】 このようにして、ポンプ室13に供給されたオイル、および、ベーン溝15の 底部内へ吸い込まれたオイルは、エンドプレート12に開設された吐出側オイル 通路31を通じてボールベアリング嵌装室29内へ強制的に供給される。すなわ ち、吐出側オイル通路31はベーン16がベーン溝15に入り込む位置において ベーン溝15の底部に対向するように開設されているため、ベーン16がベーン 溝15に入り込むのに伴って、ベーン溝15の底部内のオイルはオイル通路31 を通じてボールベアリング嵌装室29内へ強制的に送出されることになる。
【0027】 したがって、ボールベアリング嵌装室29にはギヤボックスからのオイルミス トによる供給とは別に、オイル通路31からオイルが強制的に供給されるため、 ボールベアリング23は充分に潤滑されることになる。このため、シャフト20 の回転は常に、かつ、長期間円滑な状態を維持することができる。
【0028】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない 範囲において、種々変更可能であることはいうまでもない。
【0029】 例えば、ポンプ室13へのオイルの供給が充分に確保されている場合には、ベ ーン溝15の底部内にオイルを強制的に吸い込むためのポンプ側オイル通路30 は省略してもよい。
【0030】 ロータの構造、ベーンの数、取り付け方向、軸受部材の種類、給油手段等には 何等限定はない。
【0031】 前記実施例では、自動車に搭載されてブレーキ倍力装置やクラッチ装置等に負 圧を供給するバキュームポンプに適用した場合につき説明したが、本考案はこれ に限らず、正圧を供給する空圧ポンプにも適用することができるし、他の分野に おけるベーンポンプ全般に適用することができる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、シャフトを回転自在に支持する軸受部 材にポンプ室のオイルをオイル通路を介して強制的に供給するように構成したた め、軸受部材を充分に潤滑することができ、シャフトの回転を常に円滑な状態に 維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるベーンポンプを示す縦
断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11…ケース、12…エンドプレート、13…ポンプ
室、14…ロータ、15…ベーン溝、16…ベーン、1
7…圧力室、18…吸入口、19…吐出口、20…シャ
フト、21…スプライン、22…軸受メタル(軸受部
材)、23…ボールベアリング(軸受部材)、24…従
動側ヘリカルギヤ、25…ジャーナル、26…給油路、
27…原動側ヘリカルギヤ、28…シャフト挿通孔、2
9…ボールベアリング嵌装室、30…ポンプ側オイル通
路、31…吐出側オイル通路、32…オイル溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ室を貫通するように軸架されたシ
    ャフトが複数の軸受部材によって回転自在に支承されて
    おり、シャフトの外周にロータがポンプ室の中心に対し
    て偏心して突設され、ロータ外周には複数のベーン溝が
    軸方向に沿って開設されているとともに、各ベーン溝に
    ベーンがロータの径方向に進退可能にそれぞれ嵌合され
    ているベーンポンプにおいて、 前記ポンプ室の端面壁に少なくとも一の軸受部材とポン
    プ室とに連通するオイル通路が、前記ベーンが前記ベー
    ン溝に入り込む位置において前記ベーン溝の底部に対向
    するように開設されていることを特徴とするベーンポン
    プ。
JP9775491U 1991-11-01 1991-11-01 ベーンポンプ Pending JPH0542688U (ja)

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JP9775491U JPH0542688U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 ベーンポンプ

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JPH0542688U true JPH0542688U (ja) 1993-06-11

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ID=14200674

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