JPH0542809U - トルクコンバータ - Google Patents

トルクコンバータ

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JPH0542809U
JPH0542809U JP9172491U JP9172491U JPH0542809U JP H0542809 U JPH0542809 U JP H0542809U JP 9172491 U JP9172491 U JP 9172491U JP 9172491 U JP9172491 U JP 9172491U JP H0542809 U JPH0542809 U JP H0542809U
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flange
sleeve
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torque converter
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信博 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリーブのフランジとインペラとの溶接を行
う際に、その熱影響がフランジに設けた摺動面に及ばな
いようにすること。 【構成】 インペラシェル2bの内周面端部2cにスリ
ーブ8の基端部が溶接によって結合されているトルクコ
ンバータであって、スリーブ8の基端にフランジ80が
形成され、このフランジ80の内側面83が、ワッシャ
41と摺動する摺動面とされる一方、フランジ80の外
側面81が、インペラシェル2bの内周面端部2cと面
合せされると共に、この状態で、フランジ80の外周面
82とインペラシェル2bの内周面端部2cとの隅部が
溶接部9により溶接され、フランジ80の外周面82と
フランジ80の内側面80との角部に凹弧状の切欠部8
4が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の自動変速機に設けられるトルクコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インペラが設けられたインペラシェルの内周端部にスリーブの基端部が 溶接によって結合されているトルクコンバータとしては、例えば、実開平1−1 43457号公報に記載されたものが知られている。
【0003】 この従来のトルクコンバータは、スリーブの基端にフランジが形成され、この フランジのスリーブ基端側端面がワッシャまたはベアリングと摺動する摺動面と される一方、フランジのスリーブ先端側端面がインペラシェルの内周面の端部と 面合せされ、この状態において、フランジの外周面とインペラシェルの内周端面 との隅部が溶接されて結合されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のトルクコンバータにあっては、スリーブのフラ ンジ外周面とインペラ内周面の端部とを溶接する際、溶接の熱影響によって溶接 部近傍が熱硬化する。そして、この熱硬化によってフランジのスリーブ基端側端 面に設けられた摺動面に仕上げ加工時に加工残りが発生し、この摺動面に凹凸が 残ってしまう結果となって、ここにワッシャまたはベアリングが乗り上げ、異音 が発生するという問題があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目し、スリーブのフランジとインペラとの溶接を 行う際に、その熱影響がフランジに設けた摺動面に及ばないようにしたトルクコ ンバータを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案では、フランジの外周面とフランジのスリーブ基端側面との角部に凹弧 状の切欠部を形成して上記の課題を解決することとした。
【0007】 すなわち、本考案のトルクコンバータは、インペラシェルの内周面端部にスリ ーブの基端部が溶接によって結合されているトルクコンバータであって、前記ス リーブの基端にフランジが形成され、このフランジのスリーブ基端側端面が、ワ ッシャまたはベアリングと摺動する摺動面とされる一方、フランジのスリーブ先 端側端面が、前記インペラシェルの内周面端部と面合せされると共に、この状態 で、前記フランジの外周面とインペラシェルの内周面端部との隅部が溶接され、 前記フランジの外周面とフランジのスリーブ基端側面との角部に凹弧状の切欠部 が形成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案のトルクコンバータでは、フランジの外周面とフランジのスリーブ基端 側面との角部に凹弧状の切欠部を形成しているため、フランジ外周面とインペラ の内周面とを溶接する際、溶接の熱影響がこの凹弧状切欠部によって吸収される ことになる。
【0009】 したがって、溶接の熱影響が摺動面にまで及ぶのが防止され、摺動面の仕上げ 加工が適正に行われて加工残りが発生することがなく、従来のように、凹凸にワ ッシャまたはベアリングが乗り上げることによる異音の発生を防止することがで きる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。図1は実施例のトルクコンバー タを示す要部の断面図、図2はトルクコンバータの全体断面図である。
【0011】 図2において、1はトルクコンバータであり、インペラ2と、タービンランナ 3と、ステータ4の3要素を備え、図外のエンジンによりコンバータカバー5を 介してインペラ2が駆動され、このインペラ2の作動により作動油を介してター ビンランナ3が駆動されてインプットシャト6に動力伝達され、また、タービン ランナ3を流出した作動油は、ワンウエイクラッチ40を介してケース7に支持 されたステータ4を通って再びインペラ2に押し込まれて循環する構造となって いる。
【0012】 そして、前記インペラ2は、羽根2aとこの羽根2aを固定するインペラシェ ル2bとを備えていて、インペラシェル2bの内周面端部2cに図外のオイルポ ンプを駆動するためのスリーブ8の基端部が溶接によって結合されている。
【0013】 この結合構造について説明すると、スリーブ8の基端の全周に亘ってハット断 面状にフランジ80が形成され、図1に示すように、このフランジ80は、外周 部分には、外周面82とフランジ80のスリーブ基端側面(これを以後、内側面 という)83との角部に凹弧状の切欠部84が形成され、また、スリーブ先端側 面(これを以後、外側面という)81のフランジ基端部分には段部85が形成さ れている。そして、このフランジ80の外側面81と前記インペラシェル2bの 内周面端部2cおよび、段部85とインペラシェル2bの内周端面2dとを面合 せした状態において、フランジ80の外周面82とインペラシェル2bの内周面 端部2cとの隅部が溶接され(図中9は溶接部分を示す)て、インペラシェル2 bの内周端部部にスリーブ8の基端部が結合される。
【0014】 また、前記フランジ80の内側面83は、前記ワンウエイクラッチ40の側面 との間に介在させたワッシャ41(ベアリングの場合もある)と摺動する摺動面 とされている。
【0015】 次に、実施例の作用を説明する。
【0016】 本実施例のトルクコンバータ1では、スリーブ8の基端に形成されたフランジ 80の外周面82と内側面83との角部に凹弧状の切欠部84が形成されている ため、溶接部9を溶接する際に、溶接の熱影響がこの凹弧状の切欠部84によっ て吸収されることで溶接の熱影響が摺動面83aにまで及ぶのを防止することが できる。
【0017】 したって、従来のように、溶接の熱影響による熱硬化によって摺動面83aの 仕上げ加工時に加工残りが発生するといったことがなくなり、摺動面83aに残 った凹凸にワッシャ41が乗り上げることによる異音の発生を防止することがで きる。
【0018】 以上、本考案の実施例を図面により説明したが、具体的な構成はこの実施例に 限られるものではない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のトルクコンバータにあっては、フランジの外周 面とフランジのスリーブ基端側面との角部に凹弧状の切欠部を形成した構成とし たため、フランジの外周面を溶接する際の熱影響をこの凹弧状の切欠部によって 吸収でき、溶接の熱影響が摺動面にまで及ぶのを防止して、摺動面を適正に仕上 げ加工できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のトルクコンバータを示す要部の
断面図である。
【図2】本考案実施例のトルクコンバータを示す全体断
面図である。
【符号の説明】
1 トルクコンバータ 2b インペラシェル 2c 内周面端部 20 内側面 41 ワッシャ 8 スリーブ 80 フランジ 81 外側面 82 外周面 83 内側面(摺動面) 84 切欠部 9 溶接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インペラシェルの内周面端部にスリーブ
    の基端部が溶接によって結合されているトルクコンバー
    タであって、 前記スリーブの基端にフランジが形成され、 このフランジのスリーブ基端側端面が、ワッシャまたは
    ベアリングと摺動する摺動面とされる一方、フランジの
    スリーブ先端側端面が、前記インペラシェルの内周面端
    部と面合せされると共に、この状態で、前記フランジの
    外周面とインペラシェルの内周面端部との隅部が溶接さ
    れ、 前記フランジの外周面とフランジのスリーブ基端側面と
    の角部に凹弧状の切欠部が形成されていることを特徴と
    するトルクコンバータ。
JP9172491U 1991-11-08 1991-11-08 トルクコンバータ Expired - Lifetime JP2560672Y2 (ja)

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JP9172491U JP2560672Y2 (ja) 1991-11-08 1991-11-08 トルクコンバータ

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JPH0542809U true JPH0542809U (ja) 1993-06-11
JP2560672Y2 JP2560672Y2 (ja) 1998-01-26

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