JPH0543150A - エレベータ - Google Patents
エレベータInfo
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- JPH0543150A JPH0543150A JP3207798A JP20779891A JPH0543150A JP H0543150 A JPH0543150 A JP H0543150A JP 3207798 A JP3207798 A JP 3207798A JP 20779891 A JP20779891 A JP 20779891A JP H0543150 A JPH0543150 A JP H0543150A
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- Japan
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- brake
- braking force
- car
- elevator
- braking
- Prior art date
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D5/00—Braking or detent devices characterised by application to lifting or hoisting gear, e.g. for controlling the lowering of loads
- B66D5/02—Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes
- B66D5/06—Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes with radial effect
- B66D5/08—Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes with radial effect embodying blocks or shoes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/24—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
- B66B1/28—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
- B66B1/32—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on braking devices, e.g. acting on electrically controlled brakes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/16—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well
- B66B5/18—Braking or catch devices operating between cars, cages, or skips and fixed guide elements or surfaces in hoistway or well and applying frictional retarding forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D5/00—Braking or detent devices characterised by application to lifting or hoisting gear, e.g. for controlling the lowering of loads
- B66D5/02—Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes
- B66D5/24—Operating devices
- B66D5/26—Operating devices pneumatic or hydraulic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型の装置で、ブレーキの制動力を高速から低
速まで安定させ、もって安全なエレベータを提供する。 【構成】本発明のエレベータではシーブと共に反らせ車
にもブレーキを設け、ブレーキのドラム或いはディスク
へシューを押しつける力或いは引き離す力の発生をばね
と流体圧シリンダとを併用して行う。そして乗りかご等
の制動すべき慣性質量や速度に対して最適な制動力を求
め、流体圧を制御してシューをドラム或いはディスクへ
押しつける力を制御し、ブレーキには常に最適な制動力
を発生させる。さらに流体圧シリンダの圧力を制御する
制御装置は非常用電源で作動させる。 【効果】平常時には乗りかごの確実な位置保持と、非常
時には乗りかごの負荷と速度とに応じて最適な制動力を
発生し、小さな制動衝撃と最短の制動距離を実現でき
る。
速まで安定させ、もって安全なエレベータを提供する。 【構成】本発明のエレベータではシーブと共に反らせ車
にもブレーキを設け、ブレーキのドラム或いはディスク
へシューを押しつける力或いは引き離す力の発生をばね
と流体圧シリンダとを併用して行う。そして乗りかご等
の制動すべき慣性質量や速度に対して最適な制動力を求
め、流体圧を制御してシューをドラム或いはディスクへ
押しつける力を制御し、ブレーキには常に最適な制動力
を発生させる。さらに流体圧シリンダの圧力を制御する
制御装置は非常用電源で作動させる。 【効果】平常時には乗りかごの確実な位置保持と、非常
時には乗りかごの負荷と速度とに応じて最適な制動力を
発生し、小さな制動衝撃と最短の制動距離を実現でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻き上げ機で乗りかごを
上昇あるいは下降させる構造のエレベータに関する。
上昇あるいは下降させる構造のエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエレベータでは、エレベータ停
止時の乗りかごの位置保持と、走行中の停電等の非常時
の安全な制動及び停止のためにブレーキを備えている。
このブレーキは駆動装置のシーブに連結されたブレーキ
で、ばね等の機械的な手段によって、一定の力でシュー
をドラムあるいはディスクに押しつけて、その時の摩擦
力で乗りかごを制動あるいは保持する力を発生させてい
る。一般にブレーキの摩擦力は摩擦係数と押しつけ力の
積であり、摩擦係数は非線形で、摺動速度や押しつけ力
の関数になっている。このために、摩擦係数が安定する
ように、ドラムとシューの材料の組合せや最適な押しつ
け面圧等が選ばれてきた。エレベータを走行させるとき
には、電気的にこの押しつけ力を解除してモータ等で乗
りかごを駆動している。
止時の乗りかごの位置保持と、走行中の停電等の非常時
の安全な制動及び停止のためにブレーキを備えている。
このブレーキは駆動装置のシーブに連結されたブレーキ
で、ばね等の機械的な手段によって、一定の力でシュー
をドラムあるいはディスクに押しつけて、その時の摩擦
力で乗りかごを制動あるいは保持する力を発生させてい
る。一般にブレーキの摩擦力は摩擦係数と押しつけ力の
積であり、摩擦係数は非線形で、摺動速度や押しつけ力
の関数になっている。このために、摩擦係数が安定する
ように、ドラムとシューの材料の組合せや最適な押しつ
け面圧等が選ばれてきた。エレベータを走行させるとき
には、電気的にこの押しつけ力を解除してモータ等で乗
りかごを駆動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エレベータが大型で高
速になると非常時に乗りかごを制動するに必要な制動力
も大きくなる。さらに、摺動速度範囲が広くなり、従来
の方法だけではブレーキの摩擦力の変化が大きくなる。
しかも必要な制動力が大きくなると、シーブとロープと
の間の摩擦係数の限界を超えた制動力が必要になる場合
がある。すなわち、従来のように単にシーブのブレーキ
でシューを機械的に一定の力で押しつけた構造では、材
料の組合せを選択しても、制動力が大きすぎてロープと
シーブとの間で滑りを生じ、かえって乗りかごを制動で
きなくなる場合がある。またロープとシーブとの間の滑
りはロープの寿命を短くする。さらに摺動速度による摩
擦力の変化が大きくなって安定した制動が困難になっ
た。
速になると非常時に乗りかごを制動するに必要な制動力
も大きくなる。さらに、摺動速度範囲が広くなり、従来
の方法だけではブレーキの摩擦力の変化が大きくなる。
しかも必要な制動力が大きくなると、シーブとロープと
の間の摩擦係数の限界を超えた制動力が必要になる場合
がある。すなわち、従来のように単にシーブのブレーキ
でシューを機械的に一定の力で押しつけた構造では、材
料の組合せを選択しても、制動力が大きすぎてロープと
シーブとの間で滑りを生じ、かえって乗りかごを制動で
きなくなる場合がある。またロープとシーブとの間の滑
りはロープの寿命を短くする。さらに摺動速度による摩
擦力の変化が大きくなって安定した制動が困難になっ
た。
【0004】乗りかごの行程が長くなるとロープ等の重
量が大きくなるので、相対的に不釣合重量が小さくな
り、制動すべき慣性質量が大きくなる。このため乗りか
ごの停止位置を保持する力が比較的小さいにもかかわら
ず相対的に制動力が大きくなる。すなわち制動力が位置
保持力よりはるかに大きくなる。このためばね等の機械
的な手段でこの制動力を発生させようとすると、大型の
装置になる。
量が大きくなるので、相対的に不釣合重量が小さくな
り、制動すべき慣性質量が大きくなる。このため乗りか
ごの停止位置を保持する力が比較的小さいにもかかわら
ず相対的に制動力が大きくなる。すなわち制動力が位置
保持力よりはるかに大きくなる。このためばね等の機械
的な手段でこの制動力を発生させようとすると、大型の
装置になる。
【0005】本発明の目的は小型の装置で、ブレーキの
制動力を高速から低速まで安定させ、もって安全なエレ
ベータを提供することにある。
制動力を高速から低速まで安定させ、もって安全なエレ
ベータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエレベータでは
シーブに結合してブレーキを設けるとともに、反らせ車
に結合してブレーキを設け、両方のブレーキを協調させ
て乗りかごを制動する。さらに、ブレーキのドラム或い
はディスクへシューを押しつける力或いは引き離す力の
発生をばねと流体圧シリンダとを併用して行う。そして
乗りかご等の制動すべき慣性質量や速度に対して最適な
制動力を求め、流体圧を制御してシューをドラム或いは
ディスクへ押しつける力を制御し、両方のブレーキには
常に最適な制動力を発生させる。さらに流体圧シリンダ
の圧力を制御する制御装置は非常用電源で作動させる。
シーブに結合してブレーキを設けるとともに、反らせ車
に結合してブレーキを設け、両方のブレーキを協調させ
て乗りかごを制動する。さらに、ブレーキのドラム或い
はディスクへシューを押しつける力或いは引き離す力の
発生をばねと流体圧シリンダとを併用して行う。そして
乗りかご等の制動すべき慣性質量や速度に対して最適な
制動力を求め、流体圧を制御してシューをドラム或いは
ディスクへ押しつける力を制御し、両方のブレーキには
常に最適な制動力を発生させる。さらに流体圧シリンダ
の圧力を制御する制御装置は非常用電源で作動させる。
【0007】
【作用】シーブ側と共に反らせ車側にもブレーキを設
け、必要な制動力を両者に分担させる。これにより、シ
ーブとロープとの間の滑りを防止し、ロープの傷みを軽
減する。さらに、通常時には機械的な手段で制動力を発
生させて乗りかごの位置を保持し、非常時には制動すべ
き慣性質量や速度に応じて最適な制動力に制御するの
で、小さな制動衝撃で且つ最短の制動距離で乗りかごを
安全に停止させることができる。
け、必要な制動力を両者に分担させる。これにより、シ
ーブとロープとの間の滑りを防止し、ロープの傷みを軽
減する。さらに、通常時には機械的な手段で制動力を発
生させて乗りかごの位置を保持し、非常時には制動すべ
き慣性質量や速度に応じて最適な制動力に制御するの
で、小さな制動衝撃で且つ最短の制動距離で乗りかごを
安全に停止させることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明になるエレベータシステムの構
成を、図2はエレベータの機械系の構成を示す図であ
る。乗りかご1、釣合い錘2、それの駆動装置3、エレ
ベータの制御装置63を主要構成要素とし、本発明の特
徴であるブレーキ9、9aの制御部で構成する。乗りか
ご1と釣合い錘2とはシーブ4、反らせ車4aに張り渡
した主ロープ6で結合し、コンペンプーリ5に張り渡し
たコンペンロープ7でも結合している。この時シーブ及
び反らせ車と主ロープとの間の摩擦力を大きくする目的
で、主ロープはシーブと反らせ車との間で複数回巻き付
ける。乗りかご1には必要な電気及び信号をテールコー
ド8で供給する。コンペンプーリ5及び錘5aは主ロー
プ6に適当な張力を設定し、シーブ4とロープ6の間の
接触圧を適正な値にしている。ガバナ10は、ガバナプ
ーリ10a、10bに張り渡したガバナロープ10cで
乗りかご1に結合されており、乗りかごの速度、特に異
常速度を検出し、エレベータ制御装置を介して、あるい
は直接、速度異常信号を制動制御装置60へ送る。図2
には省略したが、釣合い錘2にも同様にガバナ14を設
け、速度異常信号を制動制御装置60に送る。駆動装置
3はモータ11、ブレーキ9及びシーブ4で構成し、モ
ータ11の回転をシーブ4に伝え、主ロープ6を介して
乗りかご1、釣合い錘2を駆動する。反らせ車4aは乗
りかご1と釣合い錘2の間隔を保つために用いる。ブレ
ーキ9、9aはエレベータが停止しているときの乗りか
ご1の位置保持及び非常時の制動を行う。エレベータ制
御装置63は各階床13(乗り場)からの呼び信号、乗
りかご1からの行先信号等に従って駆動装置3の制御、
乗り場や乗りかごでの案内表示、複数のエレベータの運
転管理等、エレベータを統括、制御する。制動制御装置
60はエレベータ制御装置63からの指令、ガバナ1
0、14からの信号や乗りかご1の慣性質量、速度等か
らその時の運転状態に最適な制動力を算出し、それに従
ってブレーキ9、9aを制御する。図にはブレーキに流
体圧シリンダを用いた場合を示すが、この時は、制動力
を流体圧シリンダの圧力に換算して制御弁40を制御す
る。制御弁40は流体圧ユニット61からの流体圧を制
御してブレーキ9の流体圧シリンダへ供給し、その圧力
(制動力)を制御する。非常電源62は停電等でも制動
制御装置、制御弁、流体圧ユニット等のエレベータの安
全にかかわる最低限の装置、機器を駆動する。
成を、図2はエレベータの機械系の構成を示す図であ
る。乗りかご1、釣合い錘2、それの駆動装置3、エレ
ベータの制御装置63を主要構成要素とし、本発明の特
徴であるブレーキ9、9aの制御部で構成する。乗りか
ご1と釣合い錘2とはシーブ4、反らせ車4aに張り渡
した主ロープ6で結合し、コンペンプーリ5に張り渡し
たコンペンロープ7でも結合している。この時シーブ及
び反らせ車と主ロープとの間の摩擦力を大きくする目的
で、主ロープはシーブと反らせ車との間で複数回巻き付
ける。乗りかご1には必要な電気及び信号をテールコー
ド8で供給する。コンペンプーリ5及び錘5aは主ロー
プ6に適当な張力を設定し、シーブ4とロープ6の間の
接触圧を適正な値にしている。ガバナ10は、ガバナプ
ーリ10a、10bに張り渡したガバナロープ10cで
乗りかご1に結合されており、乗りかごの速度、特に異
常速度を検出し、エレベータ制御装置を介して、あるい
は直接、速度異常信号を制動制御装置60へ送る。図2
には省略したが、釣合い錘2にも同様にガバナ14を設
け、速度異常信号を制動制御装置60に送る。駆動装置
3はモータ11、ブレーキ9及びシーブ4で構成し、モ
ータ11の回転をシーブ4に伝え、主ロープ6を介して
乗りかご1、釣合い錘2を駆動する。反らせ車4aは乗
りかご1と釣合い錘2の間隔を保つために用いる。ブレ
ーキ9、9aはエレベータが停止しているときの乗りか
ご1の位置保持及び非常時の制動を行う。エレベータ制
御装置63は各階床13(乗り場)からの呼び信号、乗
りかご1からの行先信号等に従って駆動装置3の制御、
乗り場や乗りかごでの案内表示、複数のエレベータの運
転管理等、エレベータを統括、制御する。制動制御装置
60はエレベータ制御装置63からの指令、ガバナ1
0、14からの信号や乗りかご1の慣性質量、速度等か
らその時の運転状態に最適な制動力を算出し、それに従
ってブレーキ9、9aを制御する。図にはブレーキに流
体圧シリンダを用いた場合を示すが、この時は、制動力
を流体圧シリンダの圧力に換算して制御弁40を制御す
る。制御弁40は流体圧ユニット61からの流体圧を制
御してブレーキ9の流体圧シリンダへ供給し、その圧力
(制動力)を制御する。非常電源62は停電等でも制動
制御装置、制御弁、流体圧ユニット等のエレベータの安
全にかかわる最低限の装置、機器を駆動する。
【0009】エレベータの通常の運転では、ブレーキ
9、9aはエレベータの停止により制動力を設定、エレ
ベータの起動の前に制動力の解除を行い、乗りかご1の
速度制御はすべてモータ11で行う。エレベータの運転
中(ブレーキ9、9aの解除中)に定格速度を超えて乗
りかご1が走行し始め、ガバナ10が速度異常を検出し
た場合、或いは停電してモータ11の駆動力が無くなっ
た場合等異常状態が発生すると、制動制御装置60は制
御弁40に信号を送り、速やかにエレベータを停止させ
る。この時不釣合重量や慣性力が大きいと必要な制動力
も大きくなる。そのために、シーブと主ロープとの間の
摩擦力を大きくする目的で、主ロープはシーブと反らせ
車との間で複数回巻き付ける。しかし、その巻き付け回
数には構造的に限界があり、従ってシーブ側だけで発生
できる摩擦力にも限界がある。そこで、本発明ではシー
ブの制動のみならず反らせ車にもブレーキ9aを設けて
反らせ車側でも制動力を発生させて、駆動装置全体の制
動力を大きくしている。さらに、乗りかご1の制動衝撃
が過大にならないこと、ロープ6とシーブ4や反らせ車
4aとの間に滑りを生じないこと等、その時の負荷状態
(全慣性質量の大きさ)と走行速度に応じて最適な制動
力を算出し、それをもとにしてブレーキ9、9aを制御
する。従ってブレーキ9、9aには図3に示すように、
異常発生により最適な制動力を迅速に発生させて、乗り
かご1を減速、停止させ、乗りかごの停止後により確実
にその位置を保持できる制動力を発生する。
9、9aはエレベータの停止により制動力を設定、エレ
ベータの起動の前に制動力の解除を行い、乗りかご1の
速度制御はすべてモータ11で行う。エレベータの運転
中(ブレーキ9、9aの解除中)に定格速度を超えて乗
りかご1が走行し始め、ガバナ10が速度異常を検出し
た場合、或いは停電してモータ11の駆動力が無くなっ
た場合等異常状態が発生すると、制動制御装置60は制
御弁40に信号を送り、速やかにエレベータを停止させ
る。この時不釣合重量や慣性力が大きいと必要な制動力
も大きくなる。そのために、シーブと主ロープとの間の
摩擦力を大きくする目的で、主ロープはシーブと反らせ
車との間で複数回巻き付ける。しかし、その巻き付け回
数には構造的に限界があり、従ってシーブ側だけで発生
できる摩擦力にも限界がある。そこで、本発明ではシー
ブの制動のみならず反らせ車にもブレーキ9aを設けて
反らせ車側でも制動力を発生させて、駆動装置全体の制
動力を大きくしている。さらに、乗りかご1の制動衝撃
が過大にならないこと、ロープ6とシーブ4や反らせ車
4aとの間に滑りを生じないこと等、その時の負荷状態
(全慣性質量の大きさ)と走行速度に応じて最適な制動
力を算出し、それをもとにしてブレーキ9、9aを制御
する。従ってブレーキ9、9aには図3に示すように、
異常発生により最適な制動力を迅速に発生させて、乗り
かご1を減速、停止させ、乗りかごの停止後により確実
にその位置を保持できる制動力を発生する。
【0010】図4は本発明になるエレベータのブレーキ
9、9aの一実施例の構造を示す。ドラム20は駆動軸
14に固定され、乗りかご1の上昇、下降に従って時計
方向或いは反時計方向に駆動される。ブレーキ台15、
固定枠16をエレベータの駆動装置のベース(図示せ
ず)に固定し、シュー22a,22bを持つアーム21
a,21bをピン21A,21Bでブレーキ台15に結
合する。アーム21をロッド23a,23bとばね24
a,24bで固定枠16側へ押しつけて、制動力を発生
させる。流体圧シリンダ25のピストン26の動きをリ
ンク28a,28bを介して左右のアーム21に伝え
る。流体室25bに一定の流体圧を作用させるとアーム
21を引き、ばね24と協同してシュー22をドラム2
0へ押し付ける。この時、シュー22をドラム20へ押
し付ける力がばね24だけで十分な場合には流体室25
bに流体圧を作用させる必要はない。流体室25aに制
御した圧力流体を供給すると、ピストン26の力でばね
24の力に打ち勝ち、シュー22をドラム20から引き
離して先の押し付け力を小さくし、ブレーキを解除す
る。流体室25aに働く流体圧力を制御すればピストン
26の出力、すなわちシュー22をドラム20に押し付
ける力を制御でき、制動力を制御できる。ピストン26
の力が左右のアームへ均等に伝達されるようにリンクと
アームの間隔を調整するために位置調整部27a,27
bを設ける。
9、9aの一実施例の構造を示す。ドラム20は駆動軸
14に固定され、乗りかご1の上昇、下降に従って時計
方向或いは反時計方向に駆動される。ブレーキ台15、
固定枠16をエレベータの駆動装置のベース(図示せ
ず)に固定し、シュー22a,22bを持つアーム21
a,21bをピン21A,21Bでブレーキ台15に結
合する。アーム21をロッド23a,23bとばね24
a,24bで固定枠16側へ押しつけて、制動力を発生
させる。流体圧シリンダ25のピストン26の動きをリ
ンク28a,28bを介して左右のアーム21に伝え
る。流体室25bに一定の流体圧を作用させるとアーム
21を引き、ばね24と協同してシュー22をドラム2
0へ押し付ける。この時、シュー22をドラム20へ押
し付ける力がばね24だけで十分な場合には流体室25
bに流体圧を作用させる必要はない。流体室25aに制
御した圧力流体を供給すると、ピストン26の力でばね
24の力に打ち勝ち、シュー22をドラム20から引き
離して先の押し付け力を小さくし、ブレーキを解除す
る。流体室25aに働く流体圧力を制御すればピストン
26の出力、すなわちシュー22をドラム20に押し付
ける力を制御でき、制動力を制御できる。ピストン26
の力が左右のアームへ均等に伝達されるようにリンクと
アームの間隔を調整するために位置調整部27a,27
bを設ける。
【0011】エレベータが正常な状態では、乗りかごが
停止しているときにはばね24の力、及び流体室25b
に働く流体圧による力でシュー22をドラム20に押し
つけ摩擦力で駆動軸14の動きを止めている。エレベー
タの運転指令により流体室25aへ高圧流体を供給して
ピストン26を押し、ばね24及び流体室25bに働く
流体圧による力に打ち勝ってシュー22をドラム20か
ら離し、ブレーキ解除を行う。その後モータ11で乗り
かご1を上昇或いは下降方向に加速、走行、減速し、乗
りかご1が停止すると流体室25aの高圧流体を排出し
てばね24の力及び流体室25bに働く流体圧による力
でシュー22をドラム20へ押しつけドラム20の位置
を保持する。
停止しているときにはばね24の力、及び流体室25b
に働く流体圧による力でシュー22をドラム20に押し
つけ摩擦力で駆動軸14の動きを止めている。エレベー
タの運転指令により流体室25aへ高圧流体を供給して
ピストン26を押し、ばね24及び流体室25bに働く
流体圧による力に打ち勝ってシュー22をドラム20か
ら離し、ブレーキ解除を行う。その後モータ11で乗り
かご1を上昇或いは下降方向に加速、走行、減速し、乗
りかご1が停止すると流体室25aの高圧流体を排出し
てばね24の力及び流体室25bに働く流体圧による力
でシュー22をドラム20へ押しつけドラム20の位置
を保持する。
【0012】また同様の構造のブレーキ装置9aを反ら
せ車4aにも設け、シーブ4の制動設定、或いは制動解
除と同期して、反らせ車4aの制動設定、或いは制動解
除を行う。これにより、乗りかご1の制動、開放は、シ
ーブ側及び反らせ車側両方のブレーキ装置9、9aの協
調動作によって実行される。
せ車4aにも設け、シーブ4の制動設定、或いは制動解
除と同期して、反らせ車4aの制動設定、或いは制動解
除を行う。これにより、乗りかご1の制動、開放は、シ
ーブ側及び反らせ車側両方のブレーキ装置9、9aの協
調動作によって実行される。
【0013】エレベータの運転中(ブレーキ9では流体
室25aに高圧流体を供給して制動力を解除している、
ブレーキ9aも同様である)に異常(オーバースピー
ド、停電等)を生じた時、負荷が大きい場合や小さい場
合、乗りかごが上昇している場合や下降している場合
等、図3に示すようにブレーキに要求される制動力が異
なる。制動制御装置60はエレベータ制御装置63やガ
バナ10からの信号により、その時の運転状態に最適な
制動力、すなわち流体圧シリンダの最適な圧力を求め、
流体圧制御弁40、40aでブレーキ9、9aの流体圧
シリンダの圧力を制御しながら高圧流体を排出して、ば
ね24によりシュー22をドラム20へ押し付け、両者
の間の摩擦力でシーブ4及び反らせ車4aを制動する。
これにより制動時にシーブ4及び反らせ車4aと主ロー
プ6との間での滑りを防止し、乗りかご1を小さな制動
衝撃で、且つ最短の制動距離で安全に制動、停止させ
る。
室25aに高圧流体を供給して制動力を解除している、
ブレーキ9aも同様である)に異常(オーバースピー
ド、停電等)を生じた時、負荷が大きい場合や小さい場
合、乗りかごが上昇している場合や下降している場合
等、図3に示すようにブレーキに要求される制動力が異
なる。制動制御装置60はエレベータ制御装置63やガ
バナ10からの信号により、その時の運転状態に最適な
制動力、すなわち流体圧シリンダの最適な圧力を求め、
流体圧制御弁40、40aでブレーキ9、9aの流体圧
シリンダの圧力を制御しながら高圧流体を排出して、ば
ね24によりシュー22をドラム20へ押し付け、両者
の間の摩擦力でシーブ4及び反らせ車4aを制動する。
これにより制動時にシーブ4及び反らせ車4aと主ロー
プ6との間での滑りを防止し、乗りかご1を小さな制動
衝撃で、且つ最短の制動距離で安全に制動、停止させ
る。
【0014】階床数の多い高層建築物では乗りかご1の
行程が長くなる。そこで、輸送効率の向上を目的に、乗
りかご1の定員を大きくすると共に高速運転が図られ
る。このことは負荷質量(乗客)が大きくなる以上に、
乗りかご1や釣合い錘2の慣性質量が大きくなると共
に、主ロープ6の重量及びこれに釣り合うコンペンロー
プ7の重量はそれ以上に増加する。すなわち乗客の増減
に伴う不平衡重量の増加以上に慣性質量の増加が大きく
なり、ブレーキ9、9aに要求される制動力も、静的に
乗りかご1の位置を保持する力より、走行している慣性
質量を制動する制動力が相対的に大きくなる。このため
制動力を全てばね24の押し付け力に頼るとばねが大き
くなり、装置自体も大きく且つ設置スペースも大きくな
る。このために、図4はシュー22をドラム20に押し
つける力の発生をばね24と流体室25bに働く流体圧
とで分担し、流体室25aに働く流体圧でその力を解除
する実施例を示している。
行程が長くなる。そこで、輸送効率の向上を目的に、乗
りかご1の定員を大きくすると共に高速運転が図られ
る。このことは負荷質量(乗客)が大きくなる以上に、
乗りかご1や釣合い錘2の慣性質量が大きくなると共
に、主ロープ6の重量及びこれに釣り合うコンペンロー
プ7の重量はそれ以上に増加する。すなわち乗客の増減
に伴う不平衡重量の増加以上に慣性質量の増加が大きく
なり、ブレーキ9、9aに要求される制動力も、静的に
乗りかご1の位置を保持する力より、走行している慣性
質量を制動する制動力が相対的に大きくなる。このため
制動力を全てばね24の押し付け力に頼るとばねが大き
くなり、装置自体も大きく且つ設置スペースも大きくな
る。このために、図4はシュー22をドラム20に押し
つける力の発生をばね24と流体室25bに働く流体圧
とで分担し、流体室25aに働く流体圧でその力を解除
する実施例を示している。
【0015】図4ではドラムブレーキの場合を示したが
ディスクブレーキでも同様に制動力を制御できる。
ディスクブレーキでも同様に制動力を制御できる。
【0016】図5は流体圧シリンダ25の流体室25
a、25bの圧力を制御する流体圧回路の実施例を示
す。流体圧制御装置は、流体圧制御弁40、40a、フ
ィルタ47、モータ41、流体圧ポンプ42、リリーフ
弁43、逆止め弁44、アキュムレータ45、圧力スイ
ッチ46、及び流体タンク48で構成する。モータ41
で駆動される流体圧ポンプ42によって、流体タンク4
8の作動流体を高圧にし、アキュムレータ45に蓄え
る。この時圧力スイッチ46の信号を利用して流体圧ポ
ンプ42の運転、休止を行い、アキュムレータ45に蓄
えた高圧流体の圧力を常時ほぼ一定にする。フィルタ4
7は流体中の異物の除去のために、リリーフ弁43は流
体圧ポンプ出口が異常高圧になるのを防止するために、
逆止め弁44は流体圧ポンプ42を停止しても高圧流体
がポンプ方向に逆流しないようにするために用いる。
a、25bの圧力を制御する流体圧回路の実施例を示
す。流体圧制御装置は、流体圧制御弁40、40a、フ
ィルタ47、モータ41、流体圧ポンプ42、リリーフ
弁43、逆止め弁44、アキュムレータ45、圧力スイ
ッチ46、及び流体タンク48で構成する。モータ41
で駆動される流体圧ポンプ42によって、流体タンク4
8の作動流体を高圧にし、アキュムレータ45に蓄え
る。この時圧力スイッチ46の信号を利用して流体圧ポ
ンプ42の運転、休止を行い、アキュムレータ45に蓄
えた高圧流体の圧力を常時ほぼ一定にする。フィルタ4
7は流体中の異物の除去のために、リリーフ弁43は流
体圧ポンプ出口が異常高圧になるのを防止するために、
逆止め弁44は流体圧ポンプ42を停止しても高圧流体
がポンプ方向に逆流しないようにするために用いる。
【0017】流路52はブレーキ9の流体圧シリンダ2
5の流体室25bに連通しており、通常時には流体室2
5bを高圧に維持し、制御弁40からの流路51は流体
圧シリンダ25の流体室25aに連通しており、通常時
には流体室25aをタンク解放している。制動制御装置
60からの指令に従って、アキュムレータ45に蓄えら
れた高圧流体の圧力を制御しながら流体室25aへ供給
し、その圧力を制御する。すなわちブレーキ9の制動力
の設定或いは解除を行う。
5の流体室25bに連通しており、通常時には流体室2
5bを高圧に維持し、制御弁40からの流路51は流体
圧シリンダ25の流体室25aに連通しており、通常時
には流体室25aをタンク解放している。制動制御装置
60からの指令に従って、アキュムレータ45に蓄えら
れた高圧流体の圧力を制御しながら流体室25aへ供給
し、その圧力を制御する。すなわちブレーキ9の制動力
の設定或いは解除を行う。
【0018】流路52a、制御弁40aからの流路51
aも同様に反らせ車4aに結合されたブレーキ9aの流
体圧シリンダに連通しており、制動制御装置60からの
指令によりブレーキ9aを設定或いは解除する。
aも同様に反らせ車4aに結合されたブレーキ9aの流
体圧シリンダに連通しており、制動制御装置60からの
指令によりブレーキ9aを設定或いは解除する。
【0019】すなわち、通常のエレベータの運転では、
起動に当たって、制動制御装置60からの指令でアキュ
ムレータ45の高圧流体を流体室25aに供給してブレ
ーキを解除し、乗りかご1が停止すると流体室25aの
高圧流体を排出してブレーキを設定する。この時にはブ
レーキの解除、設定を高速に実行するために、流量は大
きいことが要求される。エレベータが走行中に停電等の
非常事態が発生すると、制動制御装置60はこの時の慣
性質量の大きさや走行速度を勘案して、最適な制動力、
すなわち、シュー22をドラム或いはディスク20へ押
し付ける力を算出し、これを流体圧シリンダ25の圧力
に換算して流体圧制御弁40に指令を出す。流体圧制御
弁40は制動制御装置60の指令に従って流体室25a
の高圧流体を排出して圧力を制御する。この時、流体室
25aの容積が小さいために極わずかな流体の排出によ
っても流体室25aの圧力は大きく低下するので、制御
弁40はアキュムレータ45に蓄えた高圧とタンク48
の低圧との間で圧力制御を行う。これにより前述したよ
うな制動力の制御ができる。このように制御弁40は通
常時の流量制御と非常時の圧力制御の両方を実行するこ
とを要求される。制御弁40aも制御弁40と同期して
且つ同様にブレーキ9aの流体圧シリンダの制動力を制
御する。
起動に当たって、制動制御装置60からの指令でアキュ
ムレータ45の高圧流体を流体室25aに供給してブレ
ーキを解除し、乗りかご1が停止すると流体室25aの
高圧流体を排出してブレーキを設定する。この時にはブ
レーキの解除、設定を高速に実行するために、流量は大
きいことが要求される。エレベータが走行中に停電等の
非常事態が発生すると、制動制御装置60はこの時の慣
性質量の大きさや走行速度を勘案して、最適な制動力、
すなわち、シュー22をドラム或いはディスク20へ押
し付ける力を算出し、これを流体圧シリンダ25の圧力
に換算して流体圧制御弁40に指令を出す。流体圧制御
弁40は制動制御装置60の指令に従って流体室25a
の高圧流体を排出して圧力を制御する。この時、流体室
25aの容積が小さいために極わずかな流体の排出によ
っても流体室25aの圧力は大きく低下するので、制御
弁40はアキュムレータ45に蓄えた高圧とタンク48
の低圧との間で圧力制御を行う。これにより前述したよ
うな制動力の制御ができる。このように制御弁40は通
常時の流量制御と非常時の圧力制御の両方を実行するこ
とを要求される。制御弁40aも制御弁40と同期して
且つ同様にブレーキ9aの流体圧シリンダの制動力を制
御する。
【0020】図6は本発明になる流量制御弁40、40
aの特性を示すもので、横軸に指令信号、縦軸に制御流
量及び制御圧力を表している。指令が0のときはシリン
ダポートとタンクポートを連通し、指令の定格値e0で
はポンプポートとシリンダポートを連通する。e0より
小さいe1、e2を設定し(e1<e2)、0からe1の間
とe2からe0の間は流量制御範囲とし、e1とe2の範囲
は圧力制御範囲とする。すなわち、指令が0のときには
シリンダポート(流路51、51a)とタンクポートが
連通しシリンダ25の流体室25aを低圧に解放してい
る。指令が大きくなって信号がe1になるまではシリン
ダポートからタンクポートへの流量は小さくなる。指令
がe2より大きくなるとポンプポートからシリンダポー
トへの流量は大きくなり、指令がe0になると流量も最
大となりシリンダ25の流体室25aに高圧流体を供給
する。指令がe1とe2の間では流量ゲインが小さく、指
令に対応して容易にシリンダポート(流体室25a)の
圧力を制御できる。
aの特性を示すもので、横軸に指令信号、縦軸に制御流
量及び制御圧力を表している。指令が0のときはシリン
ダポートとタンクポートを連通し、指令の定格値e0で
はポンプポートとシリンダポートを連通する。e0より
小さいe1、e2を設定し(e1<e2)、0からe1の間
とe2からe0の間は流量制御範囲とし、e1とe2の範囲
は圧力制御範囲とする。すなわち、指令が0のときには
シリンダポート(流路51、51a)とタンクポートが
連通しシリンダ25の流体室25aを低圧に解放してい
る。指令が大きくなって信号がe1になるまではシリン
ダポートからタンクポートへの流量は小さくなる。指令
がe2より大きくなるとポンプポートからシリンダポー
トへの流量は大きくなり、指令がe0になると流量も最
大となりシリンダ25の流体室25aに高圧流体を供給
する。指令がe1とe2の間では流量ゲインが小さく、指
令に対応して容易にシリンダポート(流体室25a)の
圧力を制御できる。
【0021】図7は図6の特性をもつ制御弁のスリーブ
55、スプール56の具体的構造を示す図である。流路
53は高圧へ、51はシリンダへ、54はタンクへそれ
ぞれ連通し、それぞれの流路は流体室55a、55b、
55cを介してスプール56によって連通、遮断され
る。スプール56にはランド部に切欠き56a、56b
を設ける。指令がない場合にはスプール56は左端にあ
り、流路51と54を連通、流路53と51を遮断し、
ブレーキの流体室を大気開放している。指令が定格値の
ときにはスプールは右端にあり、流路51と53を連
通、流路51と54を遮断し、ブレーキの流体室に高圧
流体を供給している。図示の状態は指令が定格の1/2
の場合で、切欠き56によって流路53、51、54が
連通し、流量ゲインが小さくなり、圧力を制御している
状態を示している。
55、スプール56の具体的構造を示す図である。流路
53は高圧へ、51はシリンダへ、54はタンクへそれ
ぞれ連通し、それぞれの流路は流体室55a、55b、
55cを介してスプール56によって連通、遮断され
る。スプール56にはランド部に切欠き56a、56b
を設ける。指令がない場合にはスプール56は左端にあ
り、流路51と54を連通、流路53と51を遮断し、
ブレーキの流体室を大気開放している。指令が定格値の
ときにはスプールは右端にあり、流路51と53を連
通、流路51と54を遮断し、ブレーキの流体室に高圧
流体を供給している。図示の状態は指令が定格の1/2
の場合で、切欠き56によって流路53、51、54が
連通し、流量ゲインが小さくなり、圧力を制御している
状態を示している。
【0022】図8はブレーキ9、9aによる異常発生時
の制動特性を示す図である。(a)はブレーキ9には常
に一定の制動力を発生するようにしておき、負荷に応じ
てブレーキ9aの制動力を制御するようにしたものであ
る。(c)はその逆にブレーキ9aには常に一定の制動
力を発生するようにしておき、負荷に応じてブレーキ9
の制動力を制御するようにしたものである。こうするこ
とにより、(a)の場合には制御弁40が、(b)の場
合には制御弁40aがON−OFF切り換え弁になって
単純になると共に、ブレーキの信頼性が向上する。
(b)はブレーキ9、9aともに負荷に応じて制動力を
制御する形式である。この方式では制御弁40、40a
を同一の制御信号で制御できる特徴がある。
の制動特性を示す図である。(a)はブレーキ9には常
に一定の制動力を発生するようにしておき、負荷に応じ
てブレーキ9aの制動力を制御するようにしたものであ
る。(c)はその逆にブレーキ9aには常に一定の制動
力を発生するようにしておき、負荷に応じてブレーキ9
の制動力を制御するようにしたものである。こうするこ
とにより、(a)の場合には制御弁40が、(b)の場
合には制御弁40aがON−OFF切り換え弁になって
単純になると共に、ブレーキの信頼性が向上する。
(b)はブレーキ9、9aともに負荷に応じて制動力を
制御する形式である。この方式では制御弁40、40a
を同一の制御信号で制御できる特徴がある。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば主ロープを巻きつけたシ
ーブと反らせ車の両方に設けたブレーキで必要な制動力
を発生させるので、シーブ或いは反らせ車の負担する制
動力が小さくなって、ロープとの間でのスリップが無く
なる。さらにそれらのブレーキを高応答に且つその制動
力を任意に制御でき、停電等の場合でも小容量の非常電
源でブレーキを動作させることができる。従って平常時
には乗りかごの確実な位置保持と、非常時には乗りかご
の負荷と速度とに応じて最適なブレーキ力を発生し、小
さな制動衝撃と最短の制動距離を実現できる。すなわ
ち、信頼性の高い、安全なエレベータが得られる。
ーブと反らせ車の両方に設けたブレーキで必要な制動力
を発生させるので、シーブ或いは反らせ車の負担する制
動力が小さくなって、ロープとの間でのスリップが無く
なる。さらにそれらのブレーキを高応答に且つその制動
力を任意に制御でき、停電等の場合でも小容量の非常電
源でブレーキを動作させることができる。従って平常時
には乗りかごの確実な位置保持と、非常時には乗りかご
の負荷と速度とに応じて最適なブレーキ力を発生し、小
さな制動衝撃と最短の制動距離を実現できる。すなわ
ち、信頼性の高い、安全なエレベータが得られる。
【図1】本発明になるエレベータの構成を示す図
【図2】本発明になるエレベータの機械系の一実施例を
示す図
示す図
【図3】非常制動時のブレーキの動作を説明する図
【図4】本発明になるブレーキの一実施例を示す図
【図5】本発明になるブレーキを駆動する流体圧回路の
実施例
実施例
【図6】本発明になる流体圧シリンダを駆動する制御弁
の特性を説明する図
の特性を説明する図
【図7】本発明になる制御弁の構造を説明する図
【図8】本発明になるブレーキの制動力配分を説明する
図
図
1:乗りかご 24:ばね 2:釣合い錘 25:流体圧
シリンダ 3:駆動装置 26:ピスト
ン 4:シーブ 27:位置調
整 4a:反らせ車 28:リンク 5:コンペンプーリ 28A,2
8B:ピン 5a:錘 29:流体圧シ
リンダ 6:主ロープ 29A,2
9B:ピン 7:コンペンロープ 30:ピスト
ン 8:テールコード 9、9a:ブレーキ 40、49:
流体圧制御弁 10:ガバナ 41:モータ 10a、10b:ガバナプーリ 42:流体圧ポ
ンプ 10c:ガバナロープ 43:リリーフ
弁 11:モータ 44:逆止め
弁 12:非常止め 45:アキュ
ムレータ 13:階床 46:圧力ス
イッチ 14:駆動軸 47:フィル
タ 15:ブレーキ台 48:流体タ
ンク 16:固定枠 51、52:
流路 20:ドラムまたはディスク 60:制動制
御装置 21:アーム 61:流体圧
ユニット 21A,21B:ピン 62:非常電源 22:シュー 63:エレベ
ータ制御装置 23:ロッド 23A,23B:ピン
シリンダ 3:駆動装置 26:ピスト
ン 4:シーブ 27:位置調
整 4a:反らせ車 28:リンク 5:コンペンプーリ 28A,2
8B:ピン 5a:錘 29:流体圧シ
リンダ 6:主ロープ 29A,2
9B:ピン 7:コンペンロープ 30:ピスト
ン 8:テールコード 9、9a:ブレーキ 40、49:
流体圧制御弁 10:ガバナ 41:モータ 10a、10b:ガバナプーリ 42:流体圧ポ
ンプ 10c:ガバナロープ 43:リリーフ
弁 11:モータ 44:逆止め
弁 12:非常止め 45:アキュ
ムレータ 13:階床 46:圧力ス
イッチ 14:駆動軸 47:フィル
タ 15:ブレーキ台 48:流体タ
ンク 16:固定枠 51、52:
流路 20:ドラムまたはディスク 60:制動制
御装置 21:アーム 61:流体圧
ユニット 21A,21B:ピン 62:非常電源 22:シュー 63:エレベ
ータ制御装置 23:ロッド 23A,23B:ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正勝 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内
Claims (12)
- 【請求項1】乗りかご、駆動装置、制御装置で構成し、
乗りかごと釣合い錘をロープを介して結合して、ロープ
を駆動装置のシーブ及び反らせ車に張り渡し、制御装置
で駆動装置のモータの速度制御を行い、もって乗りかご
を上昇或いは下降させるエレベータにおいて、乗りかご
及び釣合い錘を制動する制動力の設定をシーブに結合し
たブレーキ及び反らせ車に結合したブレーキで行うこと
を特徴とするエレベータ。 - 【請求項2】請求項1記載のエレベータにおいて、乗り
かごに働く負荷、乗りかごの速度の少なくとも一方を検
出する検出器、検出した信号に対応して制動力を決定
し、ブレーキの制動力を制御する制動制御装置を備え、
検出器の検出した信号に対応して前記制動制御装置で必
要な制動力を算出し、この結果に基づいてブレーキの制
動力を制御することを特徴とするエレベータ。 - 【請求項3】請求項1記載のエレベータにおいて、ブレ
ーキに要求される制動力のうち乗りかごを停止させるに
必要な最低限の制動力をシーブに結合されたブレーキで
発生させ、不足する制動力を反らせ車に結合されたブレ
ーキで発生させるようにしたことを特徴とするエレベー
タ。 - 【請求項4】請求項3記載のエレベータにおいて、乗り
かごに働く負荷、乗りかごの速度の少なくとも一方を検
出する検出器、検出した信号に対応して制動力を決定
し、ブレーキの制動力を制御する制動制御装置を備え、
検出器の検出した信号に対応して前記制動制御装置で反
らせ車に結合されたブレーキに必要な制動力を算出し
て、この結果に基づいて前記ブレーキの制動力を制御す
ることを特徴とするエレベータ。 - 【請求項5】請求項1記載のエレベータにおいて、制動
力の設定はばねで、制動力の解除は流体圧シリンダで前
記ばねの力を相殺して行うことを特徴とするエレベー
タ。 - 【請求項6】請求項5記載のエレベータにおいて、乗り
かごに働く負荷、乗りかごの速度の少なくとも一方を検
出する検出器、検出した信号に対応して制動力すなわち
シリンダ圧力を決定し、流体圧シリンダの圧力を制御す
る制動制御装置を備え、検出器の検出した信号に対応し
て前記制動制御装置で必要な流体圧シリンダ圧力を算出
し、この結果に基づいてブレーキの制動力を制御するこ
とを特徴とするエレベータ。 - 【請求項7】請求項6記載のエレベータにおいて、指令
信号の大きさによって流量を制御する範囲と、圧力を制
御する範囲とを持つ流体圧制御弁を備え、指令信号の大
きさに対応して流体圧シリンダの速度或いはシリンダの
出力を制御するようにしたことを特徴とするエレベー
タ。 - 【請求項8】請求項5記載のエレベータにおいて、流体
圧回路にアキュムレータを備え、このアキュムレータに
高圧流体を蓄えておき、停電などで流体圧源の駆動動力
が無くなった場合でも、短時間ならブレーキの作動を可
能にしたことを特徴とするエレベータ。 - 【請求項9】請求項5記載のエレベータにおいて、蓄電
池等の非常用電源を備えておき、停電しても短時間な
ら、流体圧源の駆動、流体圧制御弁の制御を可能にし
て、ブレーキの作動を可能にしたことを特徴とするエレ
ベータ。 - 【請求項10】請求項1記載のエレベータにおいて、蓄
電池等の非常用電源を備えておき、停電しても、短時間
なら制動制御装置の作動を可能にしたことを特徴とする
エレベータ。 - 【請求項11】請求項1記載のエレベータにおいて、シ
ーブ側のブレーキの制動力は常に一定にしておき、反ら
せ車側のブレーキの制動力を、乗りかごの速度、負荷に
応じて制御するようにしたことを特徴とするエレベー
タ。 - 【請求項12】請求項1記載のエレベータにおいて、反
らせ車側のブレーキの制動力は常に一定にしておき、シ
ーブ側のブレーキの制動力を、乗りかごの速度、負荷に
応じて制御するようにしたことを特徴とするエレベー
タ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207798A JPH0543150A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | エレベータ |
| US07/933,235 US5323878A (en) | 1991-08-20 | 1992-08-20 | Braking apparatus for elevator cage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207798A JPH0543150A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543150A true JPH0543150A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16545672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3207798A Pending JPH0543150A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | エレベータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5323878A (ja) |
| JP (1) | JPH0543150A (ja) |
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2009215047A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
| JP2010105795A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Hitachi Ltd | エレベーター |
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| JP2014016036A (ja) * | 2006-03-16 | 2014-01-30 | Thyssenkrupp Elevator Ag | ブレーキを監視するための方法、エレベータ設備用の制動装置、エレベータ用駆動装置 |
| JP2015101438A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 三菱電機株式会社 | エレベーターのブレーキ装置およびエレベーターシステム |
| JP2016104664A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 株式会社日立製作所 | 停電時のエレベータ非常救出運転装置 |
Families Citing this family (36)
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|---|---|---|---|---|
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| FI109684B (fi) | 1998-03-23 | 2002-09-30 | Kone Corp | Menetelmä vetopyörähissin jarruttamiseksi ja vetopyörähissi |
| JP4306014B2 (ja) * | 1999-05-17 | 2009-07-29 | 三菱電機株式会社 | 調速装置 |
| FI111241B (fi) * | 1999-09-23 | 2003-06-30 | Kone Corp | Menetelmä vetopyörähissin jarruttamiseksi, vetopyörähissi ja varavirtalähteen käyttö |
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