JPH0543371U - テープカートリツジ - Google Patents
テープカートリツジInfo
- Publication number
- JPH0543371U JPH0543371U JP097793U JP9779391U JPH0543371U JP H0543371 U JPH0543371 U JP H0543371U JP 097793 U JP097793 U JP 097793U JP 9779391 U JP9779391 U JP 9779391U JP H0543371 U JPH0543371 U JP H0543371U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- tape
- mounting portion
- chip
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フェルトの使用量を減らすために、パッドホ
ルダー7に取付部9を突設し、これに薄いパッドチップ
10を接着したヘッドパッド6において、接着剤が軟化
する悪条件下でもパッドチップ10がテープ走行方へ位
置ずれすることを防止する。 【構成】 取付部9の左右の脚壁13・13にシート状
のパッドチップ10を被せ付け、く字形に屈折する状態
でパッドチップ10を取付部9に接着する。これによ
り、接着面の殆どをテープ走行方向と大きな角度で交差
させる。つまりパッドチップ10に作用する横ずれ力を
脚壁13・13に受け止めさせる。
ルダー7に取付部9を突設し、これに薄いパッドチップ
10を接着したヘッドパッド6において、接着剤が軟化
する悪条件下でもパッドチップ10がテープ走行方へ位
置ずれすることを防止する。 【構成】 取付部9の左右の脚壁13・13にシート状
のパッドチップ10を被せ付け、く字形に屈折する状態
でパッドチップ10を取付部9に接着する。これによ
り、接着面の殆どをテープ走行方向と大きな角度で交差
させる。つまりパッドチップ10に作用する横ずれ力を
脚壁13・13に受け止めさせる。
Description
【0001】
この考案は、テープを磁気ヘッドに密着させるためのヘッドパッドを備えてい るテープカートリッジに関する。
【0002】
ヘッドパッドを構成するパッドチップの多くは、兎や羊の毛を素材とするブロ ック状のフェルトで形成されており、その前後厚みを十分に大きく採ることで、 本体ケースやテープガイド等の寸法にばらつきがある場合でも、テープを磁気ヘ ッドに対して確実に密着できるようにしている。 この種のヘッドパッドにおいて、薄いパッドチップを用いてフェルトの使用量 を減らすことが、実公昭58−43109号公報に公知である。そこでは、板ば ね製のパッドホルダーの板面中央に、コ字状の取付部をテープ走行面へ向かって 突出するよう折り曲げ形成し、この取付部にシート状のパッドチップを接着して いる。
【0003】
上記のヘッドパッドによれば、取付部の突出寸法分だけフェルトの使用量を減 らせるので、材料コストが減る。しかし、パッドチップの厚みを小さくすると、 一定の外力が加わるときのパッドチップ全体の圧縮変形量が小さくなり、磁気ヘ ッドに対する接触面積は同じままで、外力に対する緩衝作用が減少する。そのた め、テープが急激に走行を開始するような場合、例えば録音あるいは再生モード においてポーズ状態を解除した場合に、パッドチップが引きずられその接着面に 大きな横ずれ力が作用し、装着位置がずれることがある。とくに、炎天下に放置 された自動車の車室のように、高温の環境下では接着剤が軟化するために、パッ ドチップの位置ずれを生じやすい。位置ずれはテープ走行方向に限られず、テー プ走行と交差する向きにも生じることがある。
【0004】 このようにパッドチップの装着位置がずれると、ヘッドパッド側から加えられ るパッド圧が変化し、テープの走行特性やテープデッキの録音、再生特性に悪影 響を及ぼす。とくに、位置ずれがテープ走行方向と交差する場合には、複数のト ラックごとに特性変化を生じることもある。 この考案の目的は、薄いシート状のパッドチップを用いて低コストのヘッドパ ッドを得るについて、パッドチップが接着面に沿ってずれ動くことを解消し、た とえ悪条件下で使用される場合にでも、安定してテープ保持を行えるようにした テープカートリッジを得るにある。
【0005】
この考案のテープカートリッジは、テープ2を磁気ヘッド17に密着させるた めのヘッドパッド6を備えており、ヘッドパッド6が、板ばね製のパッドホルダ ー7と、パッドホルダー7の板面からテープ走行面へ向かって突設された取付部 9と、この取付部9に接着固定されたシート状のパッドチップ10とからなり、 パッドチップ10が取付部9を形成する一側方の脚壁13から他側方の脚壁13 にわたって屈折状に接着されていることを要件とする。
【0006】 取付部9は複数個の突起9aで形成することができ、この場合は両側端の脚壁 13・13の一方から他方にわたってパッドチップ10を被せ付けて接着固定す ることによりヘッドパッド6を構成する。
【0007】
シート状のパッドチップ10は、パッドホルダー7に対してその板面から突出 する脚壁13・13に接着固定してある。このように、テープ走行方向とパッド チップ10の接着面とを大きく交差させると、パッドチップ10に作用する横ず れ力を脚壁13・13で受け止めることができる。
【0008】
本考案では、シート状のパッドチップ10を取付部9の左右の脚壁13・13 に沿って屈折状に接着固定し、取付部9における接着面の殆どをテープ走行と交 差させ、テープ2を介してパッドチップ10に加わる外力を脚壁13・13で受 け止めるようにした。これにより、高温環境や有機溶媒を含む環境などの悪条件 下でテープカートリッジが使用される場合でも、パッドチップ10がテープ走行 方向へずれ動くことを解消して、安定的にテープ保持を行うことができ、低コス トのヘッドパッドを用いるものでありながら、悪条件下においてもテープ走行特 性や録音、再生特性の低下のない信頼性に優れたテープカートリッジを得ること ができる。
【0009】
(第1実施例) 図1ないし図3は本考案をフィリップス型のテープカートリッジに適用した実 施例を示す。 テープカートリッジの基本構成は従来例と変わるところはなく、図2に示すよ うに上下ケースを蓋合わせ状に連結して本体ケース1を構成し、本体ケース1内 にテープ2が巻かれるハブ3・3を可回転に配設してあり、本体ケース1の前面 中央にヘッド挿入窓4を設け、その内奥に遮磁板5とヘッドパッド6とを配設し てある。
【0010】 図1において、ヘッドパッド6は薄いばね板材のプレス成形品からなるパッド ホルダー7と、パッドホルダー7の板面からテープ走行面側へ向かって突設され た取付部9と、この取付部9に接着固定したパッドチップ10などで構成する。 パッドホルダー7は、その左右中央に取付部9を設け、取付部9の上下中央部 からこれより上下幅の狭いばね腕11を左右に張り出し、ばね腕11の突端にケ ース後方へ向かって折れ曲がる掛止片12を形成する。取付部9は断面V字状の 一個の突起9aからなり、パッドホルダー7の板面から突出する左右の脚壁13 ・13と、これら脚壁13・13をつなぐ先端の屈曲壁14とを有する。
【0011】 パッドチップ10は、兎や羊などの獣毛を素材とするシート状のフェルトから なり、フェルトをテープ2よりやや広幅の短冊形状に切断して形成する。この実 施例では、取付部9の突出寸法を1.0mmとするとき、パッドチップ10の自由状 態における厚みを0.8mmとした。パッドチップ10は取付部9の外面に沿って被 せ付け、両者9・10のいずれか一方に塗布した接着剤によって屈折状に固定し 、脚壁13および屈曲壁14と一体化する。
【0012】 以上のように構成したヘッドパッド6は、パッドホルダー7のばね腕11を図 3に示す遮磁板5とガイドピン15との間に落とし込み、その上下端縁を上下ケ ースの内面に突設したリブ16で受け止めることにより、若干の融通ガタを含ん だ状態で位置決めする。17は磁気ヘッドである。
【0013】 使用状態において、磁気ヘッド17はヘッド挿入窓4内に進入してテープ2と 接触する。一方、ヘッドパッド6はパッドホルダー7の全体がケース内方へたわ み変形して、テープ2をパッドチップ10を介して磁気ヘッド17に押し付ける 。この状態でテープ走行を開始すると、テープ2との摩擦によってパッドチップ 10にテープ走行方向の横ずれ力が作用する。しかし、パッドチップ10はテー プ走行方向と交差する左右の脚壁13および屈曲壁14に沿ってV字状に屈曲し た状態で接着してあるので、前記横ずれ力の殆どは左右の脚壁13で受け止めら れる。従って、パッドチップ10が接着面に沿って位置ずれすることはない。
【0014】 パッドチップ10は屈曲壁14の外面においてのみテープ2と接触するので、 テープ2との接触面積を従来のヘッドパッドに比べて数分の1にまで減少できる 。従って、パッドチップ10の接触面において規定通りの押圧力を発揮させる場 合に、テープ2に作用する摩擦抵抗を接触面積が減少する分だけ小さくでき、磁 気ヘッド17に対するテープ2の密着性を従来通り維持したままで、テープ走行 特性を向上できる。 シート状の薄いフェルトでパッドチップ10を形成するので、ヘッドパッド6 の製作コストを減少できるのはもちろんのこと、固められた単毛の遊離や切断時 の切り屑の出現度合を減少できる。
【0015】 (第2実施例) 図4は取付部9を変更したヘッドパッド6の第2実施例を示す。これは、取付 部9を2個のV字形の突起9aで形成し、その左右両側端の脚壁13・13の一 方から他方にわたってパッドチップ10を被せ付け、これをコ字形に屈折した状 態で両脚壁13・13に接着固定したものである。 これでは、第1実施例のパッドチップ10に比べてフェルトの使用量が若干増 えるが、磁気ヘッド17のヘッドギャップと対向するパッドチップ10の接触部 背方に空所19が形成されるので、磁気ヘッド17の接触面形状に対応してパッ ドチップ10をたわみ変形させることができ、接触面形状の違いとは無関係にパ ッドチップ10を磁気ヘッドによく馴染ませることができる。突起9aは2個以 上あってもよい。
【0016】 (第3実施例) 図5はパッドホルダー7を変更したヘッドパッド6の第3実施例を示す。これ は、パッドホルダー7の上下幅を左右方向の全長にわたって同じにし、その中央 に第1実施例と同じ取付部9を形成し、これにパッドチップ10を接着する。さ らに、取付部9を間に挟む左右二個所にテープガイド20を設け、このテープガ イド20でテープ2の上下動を規制することにより、録音・再生時におけるテー プ走行性を向上したものである。 テープガイド20は、パッドホルダー7の板面にU字状のガイド突起21を形 成し、その突端の屈曲壁をガイド突起21の内方へ折り起こしてガイド開口22 を形成し、このガイド開口22の上下にテープ2の上下動を規制するガイド面2 3を設ける。
【0017】 上記以外に、取付部9を形成する突起9aの横断面形状はU字状や半円状、あ るいはコ字状などに変更することもできる。こうした場合には、パッドチップ1 0を突起9aの外面全体に接着固定する。 パッドチップ10は織布、不織布、ゴム、発砲弾性体、天然あるいは人工皮革 などで形成してあってもよく、獣毛を素材とするフェルトである必要はない。 本体ケースの内におけるパッドホルダー7の支持形態は実施例以外の形態を採 ることもできる。例えば、ばね腕11の両端をケース内面に立設したピンに巻き 掛け、あるいはばね腕11をケース内に設けた前後一対の突起間に落とし込み装 填するなどの形態を採ることができる。
【図1】ヘッドパッドの斜視図である。
【図2】テープカートリッジの内部平面図である。
【図3】録音・再生時のヘッドパッドの状態を示す平面
図である。
図である。
【図4】第2実施例に係るヘッドパッドの平面図であ
る。
る。
【図5】第3実施例に係るヘッドパッドの斜視図であ
る。
る。
2 テープ 6 ヘッドパッド 7 パッドホルダー 9 取付部 9a 突起 10 パッドチップ 13 脚壁 17 磁気ヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 テープ2を磁気ヘッド17に密着させる
ためのヘッドパッド6を備えており、 ヘッドパッド6が、板ばね製のパッドホルダー7と、パ
ッドホルダー7の板面からテープ走行面へ向かって突設
された取付部9と、この取付部9に接着固定されたシー
ト状のパッドチップ10とからなるテープカートリッジ
であって、 取付部9を形成する一側方の脚壁13から他側方の脚壁
13にわたって、パッドチップ10が屈折状に接着され
ていることを特徴とするテープカートリッジ。 - 【請求項2】 取付部9が複数個の突起9aで形成され
ており、両側端の脚壁13・13の一方から他方にわた
ってパッドチップ10を被せ付けて接着固定した請求項
1記載のテープカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP097793U JPH0543371U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | テープカートリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP097793U JPH0543371U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | テープカートリツジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543371U true JPH0543371U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14201691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP097793U Withdrawn JPH0543371U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | テープカートリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543371U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003179371A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-27 | Kawamura Electric Inc | ラック扉 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP097793U patent/JPH0543371U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003179371A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-27 | Kawamura Electric Inc | ラック扉 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0543371U (ja) | テープカートリツジ | |
| JP2979079B2 (ja) | 自動車用内装材の取付構造 | |
| JP3123564U (ja) | カーテンレール及び該カーテンレールを用いたカーテンセット | |
| JPS6232393Y2 (ja) | ||
| JPH0722024Y2 (ja) | スイッチ | |
| JP4093466B2 (ja) | 合成樹脂製クリップ | |
| JPH065217Y2 (ja) | ウインドシールドガラス位置決め用スペーサ | |
| JP2866357B2 (ja) | リードフレーム形接触器 | |
| JPS58152163U (ja) | 座席等におけるトリムカバ−の端末固定部材 | |
| JPS5843108Y2 (ja) | 磁気テ−プ用カセツト | |
| JPS587512Y2 (ja) | テ−プカセツトのパツトばね | |
| JPS6038907Y2 (ja) | 自動車用座席のばね取付構造 | |
| JPH0548308Y2 (ja) | ||
| JPS6112705Y2 (ja) | ||
| JPS6336545Y2 (ja) | ||
| JPS6245313Y2 (ja) | ||
| JP2507419Y2 (ja) | 磁気テ―プカセット | |
| JPS625691Y2 (ja) | ||
| JPS6235162Y2 (ja) | ||
| JPH0413816Y2 (ja) | ||
| JPH09251878A (ja) | Icカード用コネクタ | |
| JPS5827900B2 (ja) | 録音テ−プ用カセツト | |
| JPH0544909Y2 (ja) | ||
| JPS624940Y2 (ja) | ||
| JPS58188048U (ja) | バツクル取付装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |