JPH0543778U - 直流ブラシレスモータ - Google Patents
直流ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH0543778U JPH0543778U JP10970391U JP10970391U JPH0543778U JP H0543778 U JPH0543778 U JP H0543778U JP 10970391 U JP10970391 U JP 10970391U JP 10970391 U JP10970391 U JP 10970391U JP H0543778 U JPH0543778 U JP H0543778U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- stator
- brushless motor
- hall element
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウタロータ式の直流ブラシレスモータにお
いて、コギング振動及び騒音を防止するため、固定子鉄
心を防振ゴムを介して固定軸に装着すると、コギング時
の鉄心のトルク方向への変位によってホール素子と鉄心
との相対位置が変化してしまい、磁極切換制御の精度低
下を招く。そのためこれを防止すると同時に、室外機へ
の適用時の耐水性の向上を図る。 【構成】 ホール素子Hを装着した回路基板50と、鉄
心31及び巻心32とをモールド樹脂Mにて被覆、一体
化する。この際、回路基板50と鉄心31との間隔保持
のため、スペーサ53、54を回路基板50に装着して
おく。
いて、コギング振動及び騒音を防止するため、固定子鉄
心を防振ゴムを介して固定軸に装着すると、コギング時
の鉄心のトルク方向への変位によってホール素子と鉄心
との相対位置が変化してしまい、磁極切換制御の精度低
下を招く。そのためこれを防止すると同時に、室外機へ
の適用時の耐水性の向上を図る。 【構成】 ホール素子Hを装着した回路基板50と、鉄
心31及び巻心32とをモールド樹脂Mにて被覆、一体
化する。この際、回路基板50と鉄心31との間隔保持
のため、スペーサ53、54を回路基板50に装着して
おく。
Description
【0001】
この考案は空調室外機のプロペラファン等を駆動するのに好適な直流ブラシレ スモータに関するものである。
【0002】
エンドブラケットに設けた固定軸に固定子を装着する一方、この固定子の外周 部にその磁極を相対向させて配置した回転子を、上記固定軸に回転自在に支持し て成るアウタロータ形式の直流ブラシレスモータは公知である。このような直流 ブラシレスモータにおいて、コギングによる振動及び騒音を防止するため、上記 固定子を固定軸に装着する際に、両者間に弾性体を介設することも、例えば特開 平3−89838号公報にみられるように公知である。この直流ブラシレスモー タでは、コギング振動を上記弾性体で吸収し、これが固定軸を介してエンドブラ ケット側に伝達され、騒音を発生するのを防止している。なおこの場合、固定子 に対する給電、及びその制御用の駆動回路基板は、エンドブラケット側に装着さ れている。
【0003】
ところで上記構造の直流ブラシレスモータにおいては、コギングの発生によっ て固定子がトルク方向に揺動することになり、これによって固定子と駆動回路基 板とが相対振動することになる訳であるが、この相対振動に起因して次のような 不具合が生じている。それは駆動回路基板に装着したホール素子と固定子との相 対位置の変動が生じることによって、磁極切換制御の精度低下を招き、場合によ っては、効率の良い制御が行えなくなってしまうということである。さらに上記 構造の直流ブラシレスモータは、その耐水性が充分ではないため空調室外機のフ ァン駆動用に使用する場合には、かなり複雑な構造の射水防止対策を行わなけれ ばならないということである。
【0004】 この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的 は、コギングによる振動吸収を行いながらも、上記のような制御精度の低下を防 止でき、しかもそれと同時に耐水性の向上された直流ブラシレスモータを提供す ることにある。
【0005】
そこで請求項1の直流ブラシレスモータは、鉄心31に巻線32を施して成る 固定子30を、固定軸20に弾性体34を介して装着すると共に、この固定子3 0に磁極対向させて回転子40を配置して成る直流ブラシレスモータにおいて、 ホール素子Hを装着した回路基板50を上記固定子30に近接して配置し、上記 巻線32及びその近傍の鉄心31と上記回路基板50とをモールド樹脂Mにて被 覆すると共に、これらを一体化してあることを特徴としている。
【0006】 請求項2の直流ブラシレスモータは、上記回路基板50と上記鉄心31との間 隔を保持するためのスペーサ53、54を、上記回路基板50に装着してあるこ とを特徴としている。
【0007】 請求項3の直流ブラシレスモータは、上記スペーサ53がホール素子Hを保持 する機能をも有することを特徴としている。
【0008】 請求項4の直流ブラシレスモータは、上記固定子30の鉄心31には、その軸 方向に延びる嵌入孔部35を穿設し、この嵌入孔部35内に端子36を電気絶縁 状態で嵌入、立設し、この端子36に上記巻線32の終始端部を接続する一方、 この端子36の先端部を上記回路基板50に固着したことを特徴としている。
【0009】
上記請求項1の直流ブラシレスモータでは、コギング発生時には、固定子30 と共に回路基板50も振動し、両者の相対位置関係は一定に保たれる。したがっ てホール素子Hと固定子30との位置ズレによる制御精度の低下は防止できる。 また固定子30の巻線32や回路基板50がモールド樹脂Mによって被覆される ので、耐水性が向上する。
【0010】 また請求項2の直流ブラシレスモータでは、固定子30と回路基板50との間 隔を略一定にする作業が容易になることから、モールドに先立つ組立作業の容易 化が図れるし、請求項3の直流ブラシレスモータによれば、上記に加えてさらに ホール素子Hの位置決め作業が行い易くなる。
【0011】 さらに請求項4の直流ブラシレスモータでは、固定子30と回路基板50、つ まりホール素子Hとの径方向の位置合せ作業が容易に行える。
【0012】
次にこの考案の直流ブラシレスモータを、空調室外機のプロペラファン駆動用 に適用した場合の具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】 図1において、10はエンドブラケットであり、このエンドブラケット10に は、固定軸20の基端部が固着されている。この固定軸20には、固定子30が 装着されるが、この固定子30は、粉体塗装によって電気的に絶縁された鉄心3 1に巻線32を施すことによって構成されたもので、鉄心31が概略筒状の防振 ゴム等の弾性体34を介して固定軸20に装着されている。
【0014】 上記固定子30の鉄心31には、図1及び図2に示すように、中心孔部33の 周囲の位置に周方向等間隔に6個の嵌入孔部35・・が穿設されている。そして 各嵌入孔部35内には、図3(a)(b)に示すような端子36が嵌入され、こ れにより各端子36が立設状態で鉄心31に保持されている。各端子36は、導 通ピン36aの一部に絶縁樹脂被覆36bを施した構造のものであり、絶縁樹脂 被覆36bの施された部分が上記嵌入孔部35内に嵌入されるようなっている。 各端子36の先端側の導通ピン36aには、図1のように、上記巻線32の終始 端部32aが巻付けられ、ハンダ付等によって固定されている。
【0015】 上記固定子30に近接して、その基端側の位置には、概略ドーナツ状の回路基 板50が配置されている。この回路基板50は、その中心孔内に上記固定軸20 が遊嵌する態様にて配置されており、パワートランジスタ51、コンデンサ52 、ホール素子H等が装着されている。この場合、ホール素子Hは、図1のように ホール素子ホルダ53を使用して装着されている。また回路基板50には、図4 に示すような形状のスペーサ54が装着されるが、このスペーサ54は、図のよ うに本体部54aと脚部54bとより成るもので、脚部54bを回路基板50に ハンダ付して使用する。このスペーサ54の取付高さは、上記ホール素子ホルダ 53の取付高さと略同じ高さになっている。すなわち上記スペーサ54とホール 素子ホルダ53とを利用して、固定子30の鉄心31に対して回路基板50を略 平行に保持すると共に、両者31、50の間隔を略一定に保持し得るようなされ ているのである。また上記端子36の先端部は、上記回路基板50に穿設した透 孔内に嵌入すると共に、ハンダ付にて該基板50に固定されている。
【0016】 そして上記固定子30と回路基板50とは共に樹脂モールドされ、このモール ド樹脂Mにて一体化されている。この場合、固定子30の内、中心孔部33及び その周縁部には樹脂モールドを施さず、上記弾性体34によるコギング吸収効果 を充分に発揮し得るようなされている。
【0017】 一方上記固定軸20の基端側には、軸端部に開口する軸孔21が穿設されてお り、上記回路基板に接続されたリード線55、つまり電力供給用リード線や制御 用リード線が、上記軸孔21を通って外方へと導出されている。
【0018】 上記固定子30及び回路基板50を覆う態様にて、その外周部には回転子40 が配置されている。この回転子40は、筒状ケーシング41の内周部にボンドマ グネットより成る永久磁石42を配置したものであって、上記固定子30及び回 路基板50を挟む両側の位置において、一対の軸受43、44によって上記固定 軸20に回転自在に支持されている。そして上記回転子40がプロペラファン4 5のハブ46内に配置されると共に、両者が一体回転可能に連結されている。つ まり上記回転子40に継手部材47を取付け、上記ハブ46内に立設されている リブ48に上記継手部材47を凹凸係合させているのである。
【0019】 上記回転子40における永久磁石42の形状を図5に示している。これはコギ ングを極力減少させることを目的とするものである。この形状は具体的には、永 久磁石42の外径をD、その最大厚さをT、その極数をPとした場合に、θ度だ け変位した位置での永久磁石42の内径dが、 d=(D−2)−|(2T−2)・Sin(P/2)・θ| となるように形成されている。
【0020】 上記エンドブラケット10は、その途中が折曲形成されて円筒カバー部11が 形成され、この円筒カバー部11でもって上記軸受43、44の内、基端側の軸 受44を覆うようになっている。また回転子40の筒状ケーシング41における この軸受44の装着部近傍にも射水防止カバー49が取着されている。すなわち 上記円筒カバー部11と射水防止カバー49とによって、射水の内部浸入を防止 しているのである。なお回転子40の内部への浸入水、あるいは内部での結露水 は、筒状ケーシング41の周側部に設けた水抜孔41aから、遠心力によって外 部へと放出される。
【0021】 上記直流ブラシレスモータにおいては、固定子30と回路基板50とをモール ド樹脂Mにて被覆、一体化してあることによって次のような利点が生じる。それ はコギング振動を吸収する際に、固定子30と共に回路基板50、つまりホール 素子Hも振動し、両者30、Hの位置関係が一定に保たれることから、ホール素 子Hの位置ズレによる制御精度の低下という不具合を防止できるということであ る。また固定子30の巻線32や、ホール素子H、パワートランジスタ51等を 装着した回路基板50がモールド樹脂Mにて被覆されていることに加えて、円筒 カバー部11、射水防止カバー49、水抜孔41a等を設けてあることによって 、水の浸入による絶縁劣化という不具合を防止でき、その耐水性を向上し得るこ とにもなる。さらに上記のような構造にてリード線55を引出せば、固定子30 の振動に起因する巻線32と回路基板50との接続部の断線という従来の不具合 をも防止することが可能である。
【0022】 また上記のようなスペーサ54、及びホール素子ホルダ53を使用すれば、固 定子30に対して回路基板50を平行で、かつ所定の間隔で保持する作業が容易 に行える。この際、ホール素子ホルダ53には、ホール素子Hの倒れ防止という 機能とスペーサとしての機能とを併有させてあるので、部品点数の削減効果も生 じる。
【0023】 さらに固定子30の鉄心31に嵌入、立設した端子36の先端を回路基板50 に固着する構造によれば、固定子30とホール素子Hの径方向の相対位置を定め る作業が行い易くなる。
【0024】 なお上記実施例では、アウタロータ形式の電動機について説明したが、他の形 式の電動機に対しても略同様にその適用が可能であり、またその用途も空調機用 に限定される訳ではない。
【0025】
上記請求項1の直流ブラシレスモータでは、コギング振動を吸収する際に、固 定子と共に回路基板も振動し、両者の相対位置関係が一定に保たれることから、 ホール素子と固定子との位置ズレによる制御精度の低下を防止することが可能で ある。また固定子の巻線や回路基板がモールド樹脂によって被覆されるので、そ の耐水性が向上することにもなる。
【0026】 また請求項2の直流ブラシレスモータでは、スペーサを用いているので、固定 子と回路基板との間隔を略一定にする作業が容易になり、そのためモールドに先 立つ組立作業の容易化が図れるし、請求項3の直流ブラシレスモータによれば、 上記に加えてさらにホール素子の位置決め作業が行い易くなると共に、その倒れ を防止した正確な装着作業を行い得ることにもなる。
【0027】 さらに請求項4の直流ブラシレスモータでは、固定子と回路基板、つまりホー ル素子との径方向の位置合せ作業が容易に、かつ正確に行えることになる。
【図1】この考案の直流ブラシレスモータの一実施例を
示す中央縦断面図である。
示す中央縦断面図である。
【図2】上記において用いる固定子鉄心の平面図であ
る。
る。
【図3】上記において用いる端子の説明図である。
【図4】上記において用いるスペーサの断面図である。
【図5】上記において用いる永久磁石の具体的形状の説
明図である。
明図である。
20 固定軸 30 固定子 31 鉄心 32 巻線 34 弾性体 35 嵌入孔部 36 端子 40 回転子 50 回路基板 53 ホール素子ホルダ 54 スペーサ H ホール素子 M モールド樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 鉄心(31)に巻線(32)を施して成
る固定子(30)を、固定軸(20)に弾性体(34)
を介して装着すると共に、この固定子(30)に磁極対
向させて回転子(40)を配置して成る直流ブラシレス
モータにおいて、ホール素子(H)を装着した回路基板
(50)を上記固定子(30)に近接して配置し、上記
巻線(32)及びその近傍の鉄心(31)と上記回路基
板(50)とをモールド樹脂(M)にて被覆すると共
に、これらを一体化してあることを特徴とする直流ブラ
シレスモータ。 - 【請求項2】 上記回路基板(50)と上記鉄心(3
1)との間隔を保持するためのスペーサ(53)(5
4)を、上記回路基板(50)に装着してあることを特
徴とする請求項1の直流ブラシレスモータ。 - 【請求項3】 上記スペーサ(53)がホール素子
(H)を保持する機能をも有することを特徴とする請求
項2の直流ブラシレスモータ。 - 【請求項4】 上記固定子(30)の鉄心(31)に
は、その軸方向に延びる嵌入孔部(35)を穿設し、こ
の嵌入孔部(35)内に端子(36)を電気絶縁状態で
嵌入、立設し、この端子(36)に上記巻線(32)の
終始端部を接続する一方、この端子(36)の先端部を
上記回路基板(50)に固着したことを特徴とする請求
項1の直流ブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10970391U JPH0543778U (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 直流ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10970391U JPH0543778U (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 直流ブラシレスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543778U true JPH0543778U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=14517074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10970391U Pending JPH0543778U (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 直流ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543778U (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP10970391U patent/JPH0543778U/ja active Pending
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