JPH0544111Y2 - - Google Patents
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- JPH0544111Y2 JPH0544111Y2 JP1989023455U JP2345589U JPH0544111Y2 JP H0544111 Y2 JPH0544111 Y2 JP H0544111Y2 JP 1989023455 U JP1989023455 U JP 1989023455U JP 2345589 U JP2345589 U JP 2345589U JP H0544111 Y2 JPH0544111 Y2 JP H0544111Y2
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- JP
- Japan
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- mold
- fixed
- plate
- mounting plate
- resin
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は射出成形用金型に関し、更に詳細には
射出成形の型開又は射出ノズルの後退の際に、成
形品と射出ノズルとの間に発生する樹脂の糸引現
象を防止し得る射出成形用金型に関する。
射出成形の型開又は射出ノズルの後退の際に、成
形品と射出ノズルとの間に発生する樹脂の糸引現
象を防止し得る射出成形用金型に関する。
(従来技術)
射出成形機で成形する際には、第4図に示す様
に、固定盤1と可動盤23との間に設けられてい
る金型が型締装置(図示せず)によつて型締めさ
れ、次いで射出装置27の射出ノズル7が当接し
て金型内に形成されている成型用キヤビテイ13
に溶融樹脂を充填する。
に、固定盤1と可動盤23との間に設けられてい
る金型が型締装置(図示せず)によつて型締めさ
れ、次いで射出装置27の射出ノズル7が当接し
て金型内に形成されている成型用キヤビテイ13
に溶融樹脂を充填する。
かかる金型は、固定盤1から固定側取付板2、
固定側型板3、可動側型板4、スペーサブロツク
21、及び可動側取付板22の順序で組み合わさ
れており、成型用キヤビテイ13が固定側型板3
と可動側型板4との間に形成されている。
固定側型板3、可動側型板4、スペーサブロツク
21、及び可動側取付板22の順序で組み合わさ
れており、成型用キヤビテイ13が固定側型板3
と可動側型板4との間に形成されている。
また、成型用キヤビテイ13には、樹脂注入通
路8が設けられており、この樹脂注入通路8の一
端に射出ノズル7が当接する。
路8が設けられており、この樹脂注入通路8の一
端に射出ノズル7が当接する。
成型用キヤビテイ13に注入された樹脂が冷
却・固化した後、第5図に示す如く、タイバー2
6上を可動盤23が後退して固定側型板3と可動
側型板4との間が開く。
却・固化した後、第5図に示す如く、タイバー2
6上を可動盤23が後退して固定側型板3と可動
側型板4との間が開く。
その際に、可動側型板4に付着して取り出され
る成型品130は、射出成形機本体の製品突出装
置からの突出ピン(図示せず)で押し出される突
出板24,25に連結されている成型品突出ピン
28によつて突き出され、射出成形機から成型品
を自動的に取り出すことができる。
る成型品130は、射出成形機本体の製品突出装
置からの突出ピン(図示せず)で押し出される突
出板24,25に連結されている成型品突出ピン
28によつて突き出され、射出成形機から成型品
を自動的に取り出すことができる。
しかし、型開の際に、第5図に示す如く、成型
品130の底部につながつているスプル38、つ
まり樹脂注入通路8内に充填された樹脂が冷却・
固化されたスプル38の先端と射出ノズル7との
間が樹脂からなる糸状物で連結される糸引現象が
発生することがある。
品130の底部につながつているスプル38、つ
まり樹脂注入通路8内に充填された樹脂が冷却・
固化されたスプル38の先端と射出ノズル7との
間が樹脂からなる糸状物で連結される糸引現象が
発生することがある。
かかる糸引現象は、金型の温度が成型品の冷
却・固化のために樹脂の軟化点以下に保持されて
いるのに対し、射出ノズル7は樹脂の固化による
ノズル閉塞を防止すべく、ノズル温度を樹脂の溶
融温度以上に保持されていることに起因する。こ
の糸引現象は金型温度やノズル温度等を調整する
ことによつて回避することが可能ではあるが、成
形材料や成型品の形状等によつては糸引現象が発
生する条件で成形せざるを得ない場合がある。
却・固化のために樹脂の軟化点以下に保持されて
いるのに対し、射出ノズル7は樹脂の固化による
ノズル閉塞を防止すべく、ノズル温度を樹脂の溶
融温度以上に保持されていることに起因する。こ
の糸引現象は金型温度やノズル温度等を調整する
ことによつて回避することが可能ではあるが、成
形材料や成型品の形状等によつては糸引現象が発
生する条件で成形せざるを得ない場合がある。
この様な場合において、糸引現象によつて発生
した糸状物は、射出成形機からの成形品130の
自動取出を妨げたり、金型の成型用キヤビテイ内
又は固定側型板と可動側型板とのパーテイングラ
イン面に糸状物を残して型閉をしたりすると、得
られる成型品の外観不良、バリの発生、或いは金
型を損傷させる原因の一つとなる。
した糸状物は、射出成形機からの成形品130の
自動取出を妨げたり、金型の成型用キヤビテイ内
又は固定側型板と可動側型板とのパーテイングラ
イン面に糸状物を残して型閉をしたりすると、得
られる成型品の外観不良、バリの発生、或いは金
型を損傷させる原因の一つとなる。
このため、型開の際に糸状物が発生すると、糸
状物を完全に除去することを要し、成形サイクル
時間が長くなり且つ成形作業性も悪化する。
状物を完全に除去することを要し、成形サイクル
時間が長くなり且つ成形作業性も悪化する。
かかる糸状物による作業性の悪化等を改善すべ
く、特開昭60−67120号公報には、第6図に示す
方法が提案されている。
く、特開昭60−67120号公報には、第6図に示す
方法が提案されている。
この方法は、規定側型板3と可動側型板4とを
開く前に、予め射出ノズル7を後退させ、スプル
末端部と射出ノズル7との間に発生する糸状物
を、空気ノズル28からの冷却空気を吹き付けて
冷却・固化せしめて切断した後、型開するもので
ある。
開く前に、予め射出ノズル7を後退させ、スプル
末端部と射出ノズル7との間に発生する糸状物
を、空気ノズル28からの冷却空気を吹き付けて
冷却・固化せしめて切断した後、型開するもので
ある。
(考案が解決しようとする課題)
かかる方法によれば、糸状物が切断されてから
固定側型板3と可動側型板4とが開いて成型品1
30が取り出されるため、糸状物による成型品1
30の取り出し不良、成型品の外観不良、バリの
発生、或いは金型の損傷といつた事態を避けるこ
とができる。
固定側型板3と可動側型板4とが開いて成型品1
30が取り出されるため、糸状物による成型品1
30の取り出し不良、成型品の外観不良、バリの
発生、或いは金型の損傷といつた事態を避けるこ
とができる。
しかしながら、前記方法によれば、型開の際に
予め射出ノズル7を後退させなければならず、射
出ノズルを金型に当接しつつ型開する場合と比較
して、各シヨツトの成形サイクル時間が長くな
り、しかも冷却空気が射出ノズル7にも吹き付け
られるため、射出ノズルの温度が変動し安定した
成形ができないという欠点がある。
予め射出ノズル7を後退させなければならず、射
出ノズルを金型に当接しつつ型開する場合と比較
して、各シヨツトの成形サイクル時間が長くな
り、しかも冷却空気が射出ノズル7にも吹き付け
られるため、射出ノズルの温度が変動し安定した
成形ができないという欠点がある。
そこで、本考案の目的は、糸引現象が発生する
成形条件下で射出ノズルを金型に当接した状態で
型開しても、成型品の取り出しが成型品から射出
ノズル方向に伸びる糸状物によつて妨げられるこ
となく容易に行うことができ、且つ安定した成形
ができる射出成形用金型を提供することにある。
成形条件下で射出ノズルを金型に当接した状態で
型開しても、成型品の取り出しが成型品から射出
ノズル方向に伸びる糸状物によつて妨げられるこ
となく容易に行うことができ、且つ安定した成形
ができる射出成形用金型を提供することにある。
(課題を解決する手段)
本考案者は、前記目的の達成には、型開の際
に、成形品に繋がるスプルから射出ノズル方向に
伸びる糸状物を切断する切断板を金型内に設ける
ことが有利ではないかと考えて検討した結果、本
考案に到達した。
に、成形品に繋がるスプルから射出ノズル方向に
伸びる糸状物を切断する切断板を金型内に設ける
ことが有利ではないかと考えて検討した結果、本
考案に到達した。
即ち、本考案は、射出成形機の固定盤側に取り
付けられ、射出ノズルが当接する固定側取付板
と、前記固定側取付板に対して開閉可能に設けら
れた固定側型板と、可動盤側に取り付けられた可
動側型板とを具備する射出成形用金型において、
該金型が型開された際に、前記固定側取付板と固
定側型板とを貫通して成形用キヤビテイに至る樹
脂注入通路の側方に位置すると共に、前記金型の
型開の際に、前記固定側取付板と固定側型板との
間が開き、前記樹脂注入通路中に充填された溶融
樹脂が冷却・固化されて形成されたスプルが固定
側取付板から抜け出したとき、スプルから射出ノ
ズル方向に伸びる糸状物を切断するように、前記
固定側取付板に沿つて樹脂注入通路側方から樹脂
注入通路を横断する方向に移動する切断板が設け
られていることを特徴とする射出成形用金型にあ
る。
付けられ、射出ノズルが当接する固定側取付板
と、前記固定側取付板に対して開閉可能に設けら
れた固定側型板と、可動盤側に取り付けられた可
動側型板とを具備する射出成形用金型において、
該金型が型開された際に、前記固定側取付板と固
定側型板とを貫通して成形用キヤビテイに至る樹
脂注入通路の側方に位置すると共に、前記金型の
型開の際に、前記固定側取付板と固定側型板との
間が開き、前記樹脂注入通路中に充填された溶融
樹脂が冷却・固化されて形成されたスプルが固定
側取付板から抜け出したとき、スプルから射出ノ
ズル方向に伸びる糸状物を切断するように、前記
固定側取付板に沿つて樹脂注入通路側方から樹脂
注入通路を横断する方向に移動する切断板が設け
られていることを特徴とする射出成形用金型にあ
る。
かかる構成を有する本考案において、切断板
が、固定側型板の固定側取付板との接触面に設け
られている凹部内を斜行するアンギユラピンに軸
通されていることが、切断板を移動するための外
部動力機構を必要とせず、固定側型板の移動に合
わせて切断板を容易に移動することができる。
が、固定側型板の固定側取付板との接触面に設け
られている凹部内を斜行するアンギユラピンに軸
通されていることが、切断板を移動するための外
部動力機構を必要とせず、固定側型板の移動に合
わせて切断板を容易に移動することができる。
(作用)
本考案によれば、糸状物を冷却・固化するため
の冷却空気を使用する必要がないため、射出ノズ
ルを最適な温度に容易に維持することができる。
の冷却空気を使用する必要がないため、射出ノズ
ルを最適な温度に容易に維持することができる。
しかも、切断板によつて成形品に繋がるスプル
から伸びる糸状物を確実に切断できるため、射出
ノズルの温度を最適温度に維持できることと相俟
つて、糸引現象が発生する条件下でも安定した射
出成形を行うことができる。
から伸びる糸状物を確実に切断できるため、射出
ノズルの温度を最適温度に維持できることと相俟
つて、糸引現象が発生する条件下でも安定した射
出成形を行うことができる。
(実施例)
本考案を図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図で
あり、金型Aは固定盤1に取り付けられる固定側
取付板2及び固定側型板3と、可動盤に取り付け
られる可動側型板4とを有する。
あり、金型Aは固定盤1に取り付けられる固定側
取付板2及び固定側型板3と、可動盤に取り付け
られる可動側型板4とを有する。
かかる金型Aには、固定側型板3と可動側型板
4とによつて成型用キヤビテイ13が形成され、
成型用キヤビテイ13に溶融樹脂を注入する樹脂
注入通路8が固定側型板3及び固定側取付板2に
設けられている。
4とによつて成型用キヤビテイ13が形成され、
成型用キヤビテイ13に溶融樹脂を注入する樹脂
注入通路8が固定側型板3及び固定側取付板2に
設けられている。
この様な金型Aにおいて、固定側型板3及び可
動側型板4はガイドピン12上を移動可能に設け
られている。
動側型板4はガイドピン12上を移動可能に設け
られている。
この固定側型板3の互いに対向する端面の各々
に開孔されているザグリ穴11,42を挿通する
ピン9の一端が固定側取付板2に螺合され、固定
側取付板2側に設けられているザグリ穴42内に
はスプリング10が挿入され固定側型板3を付勢
している。
に開孔されているザグリ穴11,42を挿通する
ピン9の一端が固定側取付板2に螺合され、固定
側取付板2側に設けられているザグリ穴42内に
はスプリング10が挿入され固定側型板3を付勢
している。
また、ザグリ穴11内に挿入されているピン9
の他の端部には鍔状部が設けられており、固定側
型板3の移動距離を規制している。
の他の端部には鍔状部が設けられており、固定側
型板3の移動距離を規制している。
かかる金型Aにおいて、固定側型板3の固定側
取付板2との接触面には、凹部40が設けられて
切断板6の凸部が嵌合されている。
取付板2との接触面には、凹部40が設けられて
切断板6の凸部が嵌合されている。
この切断板6は、樹脂注入通路8の側方に位置
しており、凹部40内を斜行し先端部が固定側取
付板2の凹部41内に達しているアンギユラピン
5に軸通されている。
しており、凹部40内を斜行し先端部が固定側取
付板2の凹部41内に達しているアンギユラピン
5に軸通されている。
かかる切断板6は、第2図に示す様に、アンギ
ユラピン5上を、固定側取付板2に対して開閉可
能に設けられている固定側型板3の開閉に従つて
移動する。
ユラピン5上を、固定側取付板2に対して開閉可
能に設けられている固定側型板3の開閉に従つて
移動する。
即ち、スプリング10によつて付勢されている
固定側型板3がガイドピン12上を移動して固定
側取付板2に対して距離Lだけ開くとき、切断板
6が前記固定側型板3の移動に従いアンギユラピ
ン5上を樹脂注入通路8に対して略直角方向に移
動し、樹脂注入通路8を遮断しつつ成型品に付着
しているスプル末端部近傍の糸状物を切断する。
固定側型板3がガイドピン12上を移動して固定
側取付板2に対して距離Lだけ開くとき、切断板
6が前記固定側型板3の移動に従いアンギユラピ
ン5上を樹脂注入通路8に対して略直角方向に移
動し、樹脂注入通路8を遮断しつつ成型品に付着
しているスプル末端部近傍の糸状物を切断する。
切断板6は、第3図a,bに示す様に、略四角
形の板状体であつて、可動側型板3の凹部40に
嵌合する凸部61とその下方の樹脂注入通路8を
遮断しつつ糸状物を切断する刃部62とから成
り、切断板6の両側がボルト38で固定側取付板
2に固着されているスライドガイドレール37に
ガイドされ、切断板6がスライドガイドレール3
7に沿つて移動するよう規制されている。
形の板状体であつて、可動側型板3の凹部40に
嵌合する凸部61とその下方の樹脂注入通路8を
遮断しつつ糸状物を切断する刃部62とから成
り、切断板6の両側がボルト38で固定側取付板
2に固着されているスライドガイドレール37に
ガイドされ、切断板6がスライドガイドレール3
7に沿つて移動するよう規制されている。
また、切断板6の上方に設けられている凸部6
1には、アンギユラピン5が軸通される軸通孔3
6が開孔されている。
1には、アンギユラピン5が軸通される軸通孔3
6が開孔されている。
尚、第3図aは第2図の矢印aの方向から見た
切断板6を、第3図bは第2図の矢印bの方向か
ら見た切断板6を各々示す。
切断板6を、第3図bは第2図の矢印bの方向か
ら見た切断板6を各々示す。
かかる固定側型板3の移動距離Lは、ピン9の
鍔状体のザグリ穴11内における移動距離、即ち
鍔状体がザグリ穴11の底面に当接するまでの距
離である。
鍔状体のザグリ穴11内における移動距離、即ち
鍔状体がザグリ穴11の底面に当接するまでの距
離である。
固定側型板3の移動距離L、アンギユラピン5
の傾斜角α、及び切断板6の移動距離Hの関係
は、H=Ltanαで表わすことができ、切断板6に
移動距離Hが成型品に付着しているスプル末端部
近傍の糸状物を切断できる距離となる様に、固定
側型板3の移動距離L及びアンギユラピン5の傾
斜角αを調整する。
の傾斜角α、及び切断板6の移動距離Hの関係
は、H=Ltanαで表わすことができ、切断板6に
移動距離Hが成型品に付着しているスプル末端部
近傍の糸状物を切断できる距離となる様に、固定
側型板3の移動距離L及びアンギユラピン5の傾
斜角αを調整する。
次に、本実施例に係る金型の動作を述べる。
第1図に示す様に、金型Aに当接している射出
ノズル7から溶融樹脂が成型用キヤビテイ13に
充填され冷却・固化される間は、切断板6は樹脂
注入通路8の側方の樹脂注入通路8とは切り離さ
れた位置にある。
ノズル7から溶融樹脂が成型用キヤビテイ13に
充填され冷却・固化される間は、切断板6は樹脂
注入通路8の側方の樹脂注入通路8とは切り離さ
れた位置にある。
この様に、本実施例に係る金型は、射出ノズル
7から溶融樹脂が成型用キヤビテイ13に充填さ
れているときには、切断板6が樹脂注入通路8か
ら切り離されているため、樹脂注入通路8から切
断板6の方向に溶融樹脂が侵入しバリの発生の原
因になることもない。
7から溶融樹脂が成型用キヤビテイ13に充填さ
れているときには、切断板6が樹脂注入通路8か
ら切り離されているため、樹脂注入通路8から切
断板6の方向に溶融樹脂が侵入しバリの発生の原
因になることもない。
次いで、成型用キヤビテイに注入された樹脂が
冷却・固化された後、第2図に示す様に、射出ノ
ズル7が金型に当接しつつ型開される。
冷却・固化された後、第2図に示す様に、射出ノ
ズル7が金型に当接しつつ型開される。
先ず、固定側型板3がスプリング10の付勢力
によつてザグリ穴11の底面にピン9の鍔状体が
当接するまでガイドピン12上を移動し、固定側
取付板2との間が距離Lだけ開く。その際に、ア
ンギユラピン5も固定側型板3と共に移動し、切
断板6もアンギユラピン5上を移動しつつ固定側
取付板2に沿つて距離Hだけ移動して樹脂注入通
路8を遮断すると共に成型品につながつているス
プル末端部近傍の糸状物を切断する。
によつてザグリ穴11の底面にピン9の鍔状体が
当接するまでガイドピン12上を移動し、固定側
取付板2との間が距離Lだけ開く。その際に、ア
ンギユラピン5も固定側型板3と共に移動し、切
断板6もアンギユラピン5上を移動しつつ固定側
取付板2に沿つて距離Hだけ移動して樹脂注入通
路8を遮断すると共に成型品につながつているス
プル末端部近傍の糸状物を切断する。
この様に、先ず固定側取板2と固定側型板3と
の間を開いて樹脂注入通路8を遮断しつつスプル
末端部近傍の糸状物を切断することによつて、糸
状物が型開の進行によつて充分に延伸される前
に、糸状物を切断することができるため切断が容
易である。
の間を開いて樹脂注入通路8を遮断しつつスプル
末端部近傍の糸状物を切断することによつて、糸
状物が型開の進行によつて充分に延伸される前
に、糸状物を切断することができるため切断が容
易である。
更に、型開が進行すると、固定側型板3と可動
側型板4との間、即ちパーテイングラインが開い
て、第5図に示す様に、成型品130が可動側型
板4に付着しつつ固定側型板3から取り出され
る。
側型板4との間、即ちパーテイングラインが開い
て、第5図に示す様に、成型品130が可動側型
板4に付着しつつ固定側型板3から取り出され
る。
この際、本実施例の金型においては、パーテイ
ングラインが開く前に、予めスプル38につなが
つている糸状物が切断されているため、可動側型
板4に付着している成型品130には、射出ノズ
ルに達する糸状物がつながつておらず、成型品1
30は突出ピン28の突出によつて容易に可動側
型板4から落下させることができる。
ングラインが開く前に、予めスプル38につなが
つている糸状物が切断されているため、可動側型
板4に付着している成型品130には、射出ノズ
ルに達する糸状物がつながつておらず、成型品1
30は突出ピン28の突出によつて容易に可動側
型板4から落下させることができる。
しかも、成型品130と共に糸状物も金型から
落下し、金型の成型用キヤビテイ内又はパーテイ
ングライン面に糸状物が残留することがないた
め、成型品の取出不良、成型品の外観不良、バリ
の発生、或いは金型のパーテイングライン面の残
留糸状物による金型の損傷等の懸念を解消するこ
とができる。
落下し、金型の成型用キヤビテイ内又はパーテイ
ングライン面に糸状物が残留することがないた
め、成型品の取出不良、成型品の外観不良、バリ
の発生、或いは金型のパーテイングライン面の残
留糸状物による金型の損傷等の懸念を解消するこ
とができる。
この様に型開された金型を型締する際について
第5図を用いて説明すると、可動盤23が射出成
形機本体の型締装置によつてタイバー上を金型の
型締め方向に移動して金型の可動側型板4と固定
側型板3とが当接し、更に前記両型板はスプリン
グ10を圧縮しつつガイドピン12上を固定側取
付板2に当接するまで移動する。
第5図を用いて説明すると、可動盤23が射出成
形機本体の型締装置によつてタイバー上を金型の
型締め方向に移動して金型の可動側型板4と固定
側型板3とが当接し、更に前記両型板はスプリン
グ10を圧縮しつつガイドピン12上を固定側取
付板2に当接するまで移動する。
かかる両型板が固定側取付板2に当接するまで
の間に、切断板6は可動側型板3と共に移動する
アンギユラピン5上を移動しつつ切断板6の凸部
が凹部40に嵌合したとき、樹脂注入通路8が解
放される。
の間に、切断板6は可動側型板3と共に移動する
アンギユラピン5上を移動しつつ切断板6の凸部
が凹部40に嵌合したとき、樹脂注入通路8が解
放される。
以上の本実施例においては、切断板6が型開の
際にアンギユラピン5上を移動するようにしてい
るが、金型の外部に位置するシリンダ等によつて
移動できるようにしてもよい。
際にアンギユラピン5上を移動するようにしてい
るが、金型の外部に位置するシリンダ等によつて
移動できるようにしてもよい。
また、本実施例は、横型の射出成形用金型につ
いて述べてきたが、縦型の射出成形用金型におい
ても充分に適用することができる。
いて述べてきたが、縦型の射出成形用金型におい
ても充分に適用することができる。
更に、射出ノズルを各シヨツト毎に後退させる
場合においても、本考案の金型を用いることによ
つて、冷却空気で糸状物を冷却し切断することを
必要としないため、射出ノズルの温度等を変動さ
せることがなく安定した成形を行うことができ
る。
場合においても、本考案の金型を用いることによ
つて、冷却空気で糸状物を冷却し切断することを
必要としないため、射出ノズルの温度等を変動さ
せることがなく安定した成形を行うことができ
る。
(考案の効果)
本考案によれば、糸引現象が発生する条件下で
の成形においても、金型に射出ノズルを当接しつ
つ型開を行い、成型品を取り出す際に、予め成形
品に繋がるスプルから射出ノズル方向に伸びる糸
状物を切断してから成形品を取り出すことができ
るため、射出ノズルを各シヨツト毎に後退させる
場合に比較して、成型サイクル時間を短縮するこ
とができる。
の成形においても、金型に射出ノズルを当接しつ
つ型開を行い、成型品を取り出す際に、予め成形
品に繋がるスプルから射出ノズル方向に伸びる糸
状物を切断してから成形品を取り出すことができ
るため、射出ノズルを各シヨツト毎に後退させる
場合に比較して、成型サイクル時間を短縮するこ
とができる。
しかも、連続成型の際にも、糸状物による成型
品の落下不良、バリの発生、或いは金型の損傷と
いつたトラブル発生の懸念を解消することができ
るため、安心して成型作業を行うことができる。
品の落下不良、バリの発生、或いは金型の損傷と
いつたトラブル発生の懸念を解消することができ
るため、安心して成型作業を行うことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、
第2図は第1図の切断板6が作動した状態を示す
部分断面図、第3図は第2図の矢印a又は矢印b
の方向から見た切断板6の平面図又は正面図、第
4図は射出成形機に装着されている金型の正面
図、第5図は型開時の糸引現象を説明する説明
図、第6図は発生した糸状物を切断する従来方法
を説明する説明図を各々示す。 図において、1……固定盤、2……固定側取付
板、3……固定側型板、4……可動側型板、5…
…アンギユラピン、6……切断板(遮断板)、7
……射出ノズル、8……樹脂注入通路、9……ピ
ン、10……スプリング、11,42……ザグリ
穴、12……ガイドピン、13……成型用キヤビ
テイ、23……可動盤。
第2図は第1図の切断板6が作動した状態を示す
部分断面図、第3図は第2図の矢印a又は矢印b
の方向から見た切断板6の平面図又は正面図、第
4図は射出成形機に装着されている金型の正面
図、第5図は型開時の糸引現象を説明する説明
図、第6図は発生した糸状物を切断する従来方法
を説明する説明図を各々示す。 図において、1……固定盤、2……固定側取付
板、3……固定側型板、4……可動側型板、5…
…アンギユラピン、6……切断板(遮断板)、7
……射出ノズル、8……樹脂注入通路、9……ピ
ン、10……スプリング、11,42……ザグリ
穴、12……ガイドピン、13……成型用キヤビ
テイ、23……可動盤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 射出成形機の固定盤側に取り付けられ、射出
ノズルが当接する固定側取付板と、 前記固定側取付板に対して開閉可能に設けら
れた固定側型板と、 可動盤側に取り付けられた可動側型板とを具
備する射出成形用金型において、 該金型が型閉された際に、前記固定側取付板
と固定側型板とを貫通して成形用キヤビテイに
至る樹脂注入通路の側方に位置すると共に、 前記金型の型開の際に、前記固定側取付板と
固定側型板との間が開き、前記樹脂注入通路中
に充填された溶融樹脂が冷却・固化されて形成
されたスプルが固定側取付板から抜け出したと
き、スプルから射出ノズル方向に伸びる糸状物
を切断するように、前記固定側取付板に沿つて
樹脂注入通路側方から樹脂注入通路を横断する
方向に移動する切断板が設けられていることを
特徴とする射出成形用金型。 2 切断板が、固定側型板の固定側取付板との接
触面に設けられている凹部内を斜行するアンギ
ユラピンに軸通されている請求項第1項記載の
射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989023455U JPH0544111Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989023455U JPH0544111Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02112414U JPH02112414U (ja) | 1990-09-07 |
| JPH0544111Y2 true JPH0544111Y2 (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=31242461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989023455U Expired - Lifetime JPH0544111Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544111Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59220339A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-11 | Katsumi Terajima | ゲ−ト痕のない射出成形方法 |
| JPS63130321A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-02 | Sanri Kk | 合成樹脂射出成形方法およびその装置 |
| JPS63136915U (ja) * | 1987-02-28 | 1988-09-08 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1989023455U patent/JPH0544111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02112414U (ja) | 1990-09-07 |
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