JPH0544191A - 紙面艶出し装置 - Google Patents

紙面艶出し装置

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JPH0544191A
JPH0544191A JP21801191A JP21801191A JPH0544191A JP H0544191 A JPH0544191 A JP H0544191A JP 21801191 A JP21801191 A JP 21801191A JP 21801191 A JP21801191 A JP 21801191A JP H0544191 A JPH0544191 A JP H0544191A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 艶出し加工を高速度で処理でき、作業能率お
よびスペース効率を高めた艶出し装置を提供する。 【構成】 艶出しすべき枚葉紙を供給する給紙装置1、
枚葉紙に付着したパウダーを除去するパウダー除去装置
4、枚葉紙に艶出し塗料を塗布するコーター装置7、塗
布された艶出し塗料を乾燥する乾燥装置13、乾燥装置
13から送られてきた枚葉紙を分岐板18によって一枚
ごと交互に上下に振り分ける分岐装置17、枚葉紙を加
熱押圧するエンドレスベルト28,29を上下二段に備
えたプレス装置27、プレス装置27により艶出し処理
した枚葉紙を積み重ねて貯留するスタッカー装置38を
一連に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一連の工程で紙面の艶
出し加工を高速で処理できるようにした紙面艶出し装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給紙装置、パウダー除去装置、コーター
装置、乾燥装置、エンドレス装置を一連に設けた紙面艶
出し装置は、実開昭59-123200号公報により公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の紙面艶出し装置は、エンドレス装置の処理速度
に限界があるため、他の装置の処理速度に余裕があって
も、装置全体の処理速度を高めることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、艶出しすべき枚葉紙を自動的に供給す
る給紙装置、枚葉紙に艶出し塗料を塗布するコーター装
置、塗布された艶出し塗料を乾燥する乾燥装置、乾燥装
置から送られてくる枚葉紙を一枚ごと上下方向に振り分
ける分岐装置、枚葉紙の塗布面を加熱押圧するエンドレ
スベルトを上下多段に備えたプレス装置、プレス装置か
ら送られてくる枚葉紙を積み重ねて貯留するスタッカー
装置を一連に設けたものである。
【0005】
【作用】艶出しすべき枚葉紙を給紙装置が自動的に1枚
ごと供給すると、コーター装置が枚葉紙に艶出し塗料を
塗布する。そして、塗布された枚葉紙は、乾燥装置を通
過することにより艶出し塗料が乾燥されて、乾燥装置か
ら送られてくる枚葉紙は分岐装置により一枚ごと上下方
向に振り分けられる。上方に振り分けられた枚葉紙はプ
レス装置の上方のエンドレスベルトにより加熱押圧さ
れ、一方、下方に振り分けられた枚葉紙は下方のエンド
レスベルトにより加熱押圧されてそれぞれ表面の艶出し
処理がなされ、プレス装置から送られてくる枚葉紙はス
タッカー装置で積み重ねて貯留される。
【0006】
【実施例】以下、プレス装置のエンドレスベルトを上下
二段に設けた実施例について図面にもとづいて説明す
る。給紙装置1の紙載せ台2上に載置された枚葉紙3
は、1枚ずつ自動的にパウダー除去装置4に供給され
る。
【0007】パウダー除去装置4は、上下一対のブラシ
ングロールを有し、枚葉紙がこのブラシングロール間を
通過する際に表面及び裏面に付着しているパウダーを除
去する。なお、パウダー除去装置4は機内を真空にする
と共に、その排気口を集塵装置(図示せず)に接続して
あり、除去したパウダーを集塵装置により回収するよう
に構成してある。
【0008】パウダー除去装置4を通過した枚葉紙は、
ベルトコンベア5を介してコロナ放電処理装置6に送ら
れ、表面の濡れ性、密着性が高められる。そして、コロ
ナ放電処理を受けた枚葉紙は、コーター装置7に送られ
る。
【0009】コーター装置7は、枚葉紙の艶出しする表
面に艶出し塗料を塗布するもので、グラビアコーター、
フレキソコーター、ロールコーター、スクリーンコータ
ーなどの形式があるが、本発明では適宜に選択して用い
ることができる。図面に示すコーター装置7はフレキソ
コーター装置であり、合成樹脂製の艶出し塗料塗布用ロ
ール8、受けロール9を連動回転するようにして設け、
塗料塗布用ロール8にはメッシュロールからなる塗料供
給ロール10、塗料供給ロール10には塗料貯留用ロー
ル11が接触するようにしてある。したがって、このコ
ーター装置7に供給された枚葉紙は、塗料塗布用ロール
8と受けロール9との間を通過すると、適当な厚みに艶
出し塗料が塗布される。そして、艶出し塗料が塗布され
た枚葉紙は、ベルトコンベア12を介して乾燥装置13
に送られる。
【0010】乾燥装置13は、コーター装置7により塗
布した艶出し塗料を乾燥硬化するものであり、塗布した
艶出し塗料に適した種類のものを適宜に選択して用いる
ことができる。したがって、一般的には熱風および赤外
線乾燥装置を用いることができ、艶出し塗料に紫外線硬
化樹脂を用いた場合には紫外線照射装置を用いる。な
お、紫外線硬化樹脂は、熱可塑性を有するものを使用す
る。この様な熱可塑性紫外線硬化樹脂を使用すると、後
述するプレス装置における艶出し処理において、加熱し
て軟化した状態で艶出し処理が可能となるし、艶出し処
理後に表面の高度が高いので、傷が付き難いという利点
がある。
【0011】図面に示す乾燥装置13は、一般的な温風
赤外線乾燥装置であり、各ロールにより張設されたエン
ドレスベルト14の上方に遠赤外線ヒータ15および圧
力扇16を設けてある。コーター装置7から送られた枚
葉紙は、エンドレスベルト14に乗り換えて遠赤外線ヒ
ータ15の下を通過する間に温風が吹き付けられ、これ
により艶出し塗料が安定した状態で乾燥される。そし
て、乾燥装置13により乾燥された枚葉紙は、分岐装置
17により1枚1枚交互に上下に振り分けられる。な
お、乾燥装置13により乾燥した枚葉紙に、必要に応じ
て適当な水分を供給するために加圧加湿装置(図示せ
ず)を乾燥装置13の後に設けてもよい。
【0012】分岐装置17は、乾燥装置13のエンドレ
スベルト14の終端部に先端を臨ませた状態で分岐板1
8を後端の軸19により支承し、該軸19の端部にクラ
ンク等公知の機械的伝達機構を介してエアシリンダー2
0等の駆動源を接続し、分岐板18の軸着端に上搬送ベ
ルト21の先端を臨ませ、分岐板18の下方に下搬送ベ
ルト22の先端を臨ませてなる。そして、乾燥装置13
から送られてくる枚葉紙の搬送速度に応じて分岐し得る
ように、制御装置23の制御の下で駆動源20を作動す
るようにしてある。本実施例では、乾燥装置13から送
り出される枚葉紙を検出するために分岐装置17の上流
側、例えば乾燥装置13のエンドレスベルト14の後端
近傍にフォトセンサ等の検出器24を配設し、該検出器
24を制御装置23に接続し、制御装置23からの信号
により作動するソレノイドバルブ25をエアシリンダー
20のエア供給管26に設ける。
【0013】例えば、図2に示すように、検出器24が
枚葉紙3Aの先端を検出して制御装置23に信号を送出
すると、この信号にもとづいて制御装置23のタイマー
(図示せず)が始動するとともに、ソレノイドバルブ2
5に通電してエアシリンダ20を作動させる。エアシリ
ンダ20が作動してロッドが伸びると、図2中一点鎖線
で示すように、クランク機構等を介して分岐板18が軸
19を中心にして回動し、先端を上昇させてエンドレス
ベルト14の後端と下搬送ベルト22との間(分岐板1
8の下方)を開口する。したがって、乾燥装置13のエ
ンドレスベルト14に載って搬送されてきた枚葉紙3A
は、分岐板18の下方の上記開口部分を通って下搬送ベ
ルト22上に乗り移る。ソレノイドバルブ25はタイマ
ーに設定した所定時間(一枚の枚葉紙が分岐板18の下
方開口部を通過するに要する時間以上であって、次の枚
葉紙が到来する迄の時間よりも短い時間)が経過するま
で開いてエアシリンダ20を作動している。したがっ
て、タイマーの所定時間が経過する頃には当該枚葉紙3
Aの後端が開口部を通過し終って下搬送ベルト22上に
乗り移っている。そして、タイマーの所定時間が経過す
ると、ソレノイドバルブ25への通電が停止され、これ
により分岐板18が戻り回動して、図2中に示すよう
に、上記開口部を閉塞する。
【0014】次の枚葉紙3Bが到来して検出器24がこ
の枚葉紙3Bの先端を検出して制御装置23に信号を送
出すると、この信号にもとづいてタイマーが始動する
が、ソレノイドバルブ25には通電しない。したがっ
て、分岐板18は下搬送ベルト22への開口部を閉じた
状態を維持する。このため、乾燥装置13のエンドレス
ベルト14に載って送られた枚葉紙3Bは、そのまま分
岐板18上を通過して、上搬送ベルト21上に乗り移
る。
【0015】分岐装置17は、上記作動を1サイクルと
して、その後はこのサイクルを繰り返し行って乾燥装置
13から送られてくる枚葉紙3C,3D,…を一枚一枚
交互に上下に振り分ける。したがって、次に到来してき
た枚葉紙3Cの先端を検出器24が検出して信号を制御
装置23に送出すると、この信号にもとづいてタイマー
を始動するとともに、ソレノイドバルブ25に通電して
エアシリンダ25を作動させ、分岐板18を軸19を中
心にして回動し、分岐板18の下方を開口する。したが
って、エンドレスベルト14で検出された枚葉紙3C
は、分岐板18の下方開口部分を通って下搬送ベルト2
2上に乗り移る。そして、タイマーの所定時間が経過す
ると、ソレノイドバルブ25への通電が停止され、これ
により分岐板18が戻り回動して上記開口部を閉塞す
る。
【0016】乾燥装置13のエンドレスベルト14に載
って送られてくる枚葉紙3…が所定のピッチであれば上
記した作動により問題なく上下に振り分けることができ
るが、実際には枚葉紙の後端に次の枚葉紙の前端が重な
って送られてくることも考えられる。この様な場合、検
出器24が前方の枚葉紙の前端を検出してオンになり、
当該前方の枚葉紙の後端が検出器24の下通過しても後
方の枚葉紙が重なっているので、検出器24はタイマー
の所定時間が経過してもオン状態を維持している。この
様に、タイマーの所定時間が経過しても検出器24が枚
葉紙を検出している場合には、制御装置23が異常であ
ると判定し、警告ランプを点灯乃至点滅したり、警報を
鳴らして係員に異常を報知する。なお、この場合装置全
体を停止させるように構成することもできる。
【0017】なお、制御装置23は、艶出し装置の作動
速度を変換できるようにしてあることに伴い、この作動
速度に追従して制御すべく構成されており、例えばタイ
マーの設定時間が艶出し装置の作動速度に対応して変化
するようにしてある。
【0018】上記のようにして振り分けられて、下搬送
ベルト22上に載った枚葉紙はプレス装置27の下部に
配設してあるエンドレスベルト28に送られ、上搬送ベ
ルト21上に載った枚葉紙はプレス装置27の上部に配
設してあるエンドレスベルト29に送られる。なお、上
搬送ベルト21と下搬送ベルト22の搬送速度は同じで
ある。
【0019】プレス装置27は、下部に第1加熱ロール
30と第1ロール31とにより第1エンドレスステンレ
スベルト28を張設するとともに、第1加熱ロール30
の下に第1加圧ロール32を設け、上部に第2加熱ロー
ル33と第2ロール34とにより第2エンドレスステン
レスベルト29を張設するとともに、第2加熱ロール3
3の下に第2加圧ロール35を設けてなる。第1,第2
加熱ロール30,33は、何れも内部に収容した熱源
(例えば蒸気、電気ヒータなど)と自動温度調節装置に
より所定の温度範囲(例えば120から140度)に加熱さ
れ、この熱をエンドレスステンレスベルト28,29に
熱伝達するようにしてある。
【0020】したがって、下搬送ベルト22により搬送
された枚葉紙が第1エンドレスステンレスベルト28と
第1加圧ロール32との間を通過すると加熱されると同
時に加圧され、第1エンドレスステンレスベルト28の
鏡面により塗布面が艶出し処理される。第1エンドレス
ステンレスベルト28の内側には水冷用ノズル36が設
けられており、第1エンドレスステンレスベルト28の
後部下方にはベルト28から剥がれた枚葉紙を受けて搬
送する第1搬送ベルト37を設けてある。したがって、
第1エンドレスステンレスベルト28から自然に或は強
制的に剥された枚葉紙は、第1搬送ベルト37によりス
タッカー装置38に搬送される。
【0021】同様にして、上搬送ベルト21により搬送
された枚葉紙は第2エンドレスステンレスベルト29と
第2加圧ロール35との間を通過すると加熱されると同
時に加圧され、第2エンドレスステンレスベルト29の
鏡面により塗布面が艶出し処理される。第2エンドレス
ステンレスベルト29の内側にも水冷用ノズル39が設
けられており、第2エンドレスステンレスベルト29の
後部下方にはベルト29から剥がれた枚葉紙を受けて搬
送する第2搬送ベルト40が設けられている。したがっ
て、第2エンドレスステンレスベルト29から剥がれた
枚葉紙は、第2搬送ベルト40により第1搬送ベルト3
7の途中まで搬送され、最終的には第1搬送ベルト37
によりスタッカー装置38まで搬送される。
【0022】なお、第1エンドレスステンレスベルト2
8と第2エンドレスステンレスベルト29の回転速度は
同じであり、分岐装置17により交互に振り分けられた
枚葉紙が第1エンドレスステンレスベルト28の方と第
2エンドレスステンレスベルト29の方に交互に供給さ
れ、第1搬送ベルト37と第2搬送ベルト40の搬送速
度も同じに設定してあるので、第2搬送ベルト40から
第1搬送ベルト37上に載せ換えられる枚葉紙が第1エ
ンドレスステンレスベルト28からの枚葉紙と重なり合
うことはない。
【0023】スタッカー装置38は、第1搬送ベルト3
7により搬送された枚葉紙を所定位置に積み重ねて貯留
し、ある程度の枚数を貯留したならば一括して排出する
ようにしてある。
【0024】なお、以上説明した実施例はプレス装置2
7のエンドレスベルトを上下二段にし、分岐装置17も
これに合わせて枚葉紙を上下に振り分けるようにしたも
のであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、
加熱押圧するエンドレスベルトが多段であれば良く、例
えば三段にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、艶出しす
べき枚葉紙を自動的に供給する給紙装置、枚葉紙に付着
したパウダーを除去するパウダー除去装置、枚葉紙に艶
出し塗料を塗布するコーター装置7、塗布された艶出し
塗料を乾燥する乾燥装置、乾燥装置から送られてくる枚
葉紙を一枚ごと異なる上下方向に振り分ける分岐装置、
枚葉紙の塗布面を加熱押圧するエンドレスベルトを上下
多段に備えたプレス装置、プレス装置から送られてくる
枚葉紙を積み重ねて貯留するスタッカー装置を一連に設
けたので、プレス装置では多段のエンドレスベルトによ
る艶出し処理を平行して行うことができる。したがっ
て、工程の特性から処理速度を高められないプレス装置
を連続工程の間に配設してあっても、装置全体の処理速
度を充分に高めることができ、能率の良い艶出し加工を
行うことができる。また、本発明は、処理速度が遅いプ
レス装置に関する部分においては枚葉紙を多段に流すよ
うに構成したので、処理速度を著しく高めた割には設置
面積の増加が少なく、スペース効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙面艶出し装置の側面図である。
【図2】分岐装置の側面図である。
【図3】検出器とタイマーとソレノイドバルブのタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 給紙装置 3 枚葉紙 4 パウダー除去装置 7 コーター装置 13 乾燥装置 17 分岐装置 18 分岐板 20 エアシリンダ 23 制御装置 24 検出器 25 ソレノイドバルブ 27 プレス装置 28,29 エンドレスベルト 30,33 加熱ロール 32,35 加圧ロール 38 スタッカー装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艶出しすべき枚葉紙を自動的に供給する
    給紙装置、枚葉紙に艶出し塗料を塗布するコーター装
    置、塗布された艶出し塗料を乾燥する乾燥装置、乾燥装
    置から送られてくる枚葉紙を一枚ごと異なる上下方向に
    振り分ける分岐装置、枚葉紙の塗布面を加熱押圧するエ
    ンドレスベルトを上下多段に備えたプレス装置、プレス
    装置から送られてくる枚葉紙を積み重ねて貯留するスタ
    ッカー装置を一連に設けてなる紙面艶出し装置。
  2. 【請求項2】 艶出しすべき枚葉紙を自動的に供給する
    給紙装置、枚葉紙に艶出し塗料として紫外線硬化樹脂を
    塗布するコーター装置、塗布された紫外線硬化樹脂に紫
    外線を照射する紫外線照射装置を備えた乾燥装置、乾燥
    装置から送られてくる枚葉紙を一枚ごと異なる上下方向
    に振り分ける分岐装置、枚葉紙の塗布面を加熱押圧する
    エンドレスベルトを上下多段に備えたプレス装置、プレ
    ス装置から送られてくる枚葉紙を積み重ねて貯留するス
    タッカー装置を一連に設けてなる紙面艶出し装置。
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