JPH0544200A - パルプを主とする高強度成形体及びその製造方法 - Google Patents
パルプを主とする高強度成形体及びその製造方法Info
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- JPH0544200A JPH0544200A JP21930991A JP21930991A JPH0544200A JP H0544200 A JPH0544200 A JP H0544200A JP 21930991 A JP21930991 A JP 21930991A JP 21930991 A JP21930991 A JP 21930991A JP H0544200 A JPH0544200 A JP H0544200A
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- liquid crystal
- crystal polymer
- molded product
- pulp
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高強度で焼却容易な成形体及びその製造方法
を提供すること。 【構成】 天然パルプとフィブリル化した液晶ポリマー
とを混合した素材からなるようにした高強度成形体であ
る。
を提供すること。 【構成】 天然パルプとフィブリル化した液晶ポリマー
とを混合した素材からなるようにした高強度成形体であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管端ねじ保護具、各種
容器等として用いて好適な、パルプを主とする高強度成
形体及びその製造方法に関する。
容器等として用いて好適な、パルプを主とする高強度成
形体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭53-33011号公報に記載され
る管端ねじ保護具の如くの高強度成形体が用いられる。
管端ねじ保護具は、油井管等の管端ねじ部に螺着されて
そのねじ部を保護するものである。
る管端ねじ保護具の如くの高強度成形体が用いられる。
管端ねじ保護具は、油井管等の管端ねじ部に螺着されて
そのねじ部を保護するものである。
【0003】然るに、実開昭53-33011号公報に記載の管
端ねじ保護具は、鋼製筒体内に合成樹脂ライニングを施
し、合成樹脂ライニングによって管端ねじ部との間に焼
付きを生ずることなくそのねじ部と螺合し、鋼製筒体に
よって厚肉とすることなく強度確保可能とするものであ
る。
端ねじ保護具は、鋼製筒体内に合成樹脂ライニングを施
し、合成樹脂ライニングによって管端ねじ部との間に焼
付きを生ずることなくそのねじ部と螺合し、鋼製筒体に
よって厚肉とすることなく強度確保可能とするものであ
る。
【0004】ところが、管端ねじ保護具は使用時に損傷
を受け、再使用できないため、廃却する必要があるもの
の、上述の如くの鋼と合成樹脂の複合体である場合に
は、焼却もスクラップ化もできず、埋設しており、環境
公害の一因となっている。
を受け、再使用できないため、廃却する必要があるもの
の、上述の如くの鋼と合成樹脂の複合体である場合に
は、焼却もスクラップ化もできず、埋設しており、環境
公害の一因となっている。
【0005】そこで、高強度成形体として、特公昭58-2
8400号公報に記載される如くの紙容器を用いることが考
えられる。この紙容器は、天然パルプと熱可塑性合成樹
脂パルプとを混合して抄造し、乾燥してシートを得た
後、該シートを加熱し、金型に挿入して加圧成形したも
のである。この紙容器によれば、使用後に焼却できる。
8400号公報に記載される如くの紙容器を用いることが考
えられる。この紙容器は、天然パルプと熱可塑性合成樹
脂パルプとを混合して抄造し、乾燥してシートを得た
後、該シートを加熱し、金型に挿入して加圧成形したも
のである。この紙容器によれば、使用後に焼却できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、特公昭58
-28400号公報に記載の如くの成形体にあっては、管端ね
じ保護具等に必要とされる程度の強度を十分に確保でき
ない。
-28400号公報に記載の如くの成形体にあっては、管端ね
じ保護具等に必要とされる程度の強度を十分に確保でき
ない。
【0007】本発明は、高強度で焼却容易な成形体及び
その製造方法を提供することを目的とする。
その製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の高強度成形体
は、天然パルプとフィブリル化した液晶ポリマーとを混
合した素材からなるようにしたものである。
は、天然パルプとフィブリル化した液晶ポリマーとを混
合した素材からなるようにしたものである。
【0009】本発明の高強度成形体の製造方法は、天然
パルプとフィブリル化した液晶ポリマーとを混合して抄
造し、乾燥してシートを得た後、該シートを加圧成形し
て成形体を得るようにしたものである。
パルプとフィブリル化した液晶ポリマーとを混合して抄
造し、乾燥してシートを得た後、該シートを加圧成形し
て成形体を得るようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 液晶ポリマーは、強度や弾性率が汎用合成樹脂に比較
して非常に高い値を得ることができる。この液晶ポリマ
ーをそのまま使用しても、天然パルプとの絡み合いが無
く、十分な強度が得られない。そこで、液晶ポリマーと
汎用熱可塑性合成樹脂を混練することにより液晶ポリマ
ーをフィブリル化させて、フィブリル化した液晶ポリマ
ーと天然パルプを絡み合わせることにより、液晶ポリマ
ーの強度を十分活用でき、高強度の成形体が得られるの
である。
して非常に高い値を得ることができる。この液晶ポリマ
ーをそのまま使用しても、天然パルプとの絡み合いが無
く、十分な強度が得られない。そこで、液晶ポリマーと
汎用熱可塑性合成樹脂を混練することにより液晶ポリマ
ーをフィブリル化させて、フィブリル化した液晶ポリマ
ーと天然パルプを絡み合わせることにより、液晶ポリマ
ーの強度を十分活用でき、高強度の成形体が得られるの
である。
【0011】天然パルプを含有するため、使用後、一
般の焼却炉で焼却できる。天然パルプの含有率を50%以
上とするとき、焼却性は特に良い。
般の焼却炉で焼却できる。天然パルプの含有率を50%以
上とするとき、焼却性は特に良い。
【0012】尚、本発明の実施に用いられる液晶ポリマ
ーとしては、芳香族ジヒドロキシ化合物と4、4 '−ジ
フェニルジカルボン酸(BB)からなるBB系液晶ポリ
マー、メチルハイドロキノン(CH3-HQ)とBBから
なるCH3 −HQ/ BB系液晶ポリマー、4' ヒドロキ
シビフェニル−4−カルボン酸(HBCA)にフェニル
ハイドロキノン(Ph−HQ)とハイドロキノン(H
Q)及びBBからなる液晶ポリマーを50%モル共重合し
たHBCA /Ph−HQ/ HQ/ BB系液晶ポリマー等
がある。また、液晶ポリマーの商品名としては、ポリプ
ラスチックス社の「ベクトラA950 」(軟化温度280
℃)、住友化学工業社の「エコノールE5000」(軟化温
度270 ℃)、「エコノールE6000」(軟化温度280 ℃)
等がある。
ーとしては、芳香族ジヒドロキシ化合物と4、4 '−ジ
フェニルジカルボン酸(BB)からなるBB系液晶ポリ
マー、メチルハイドロキノン(CH3-HQ)とBBから
なるCH3 −HQ/ BB系液晶ポリマー、4' ヒドロキ
シビフェニル−4−カルボン酸(HBCA)にフェニル
ハイドロキノン(Ph−HQ)とハイドロキノン(H
Q)及びBBからなる液晶ポリマーを50%モル共重合し
たHBCA /Ph−HQ/ HQ/ BB系液晶ポリマー等
がある。また、液晶ポリマーの商品名としては、ポリプ
ラスチックス社の「ベクトラA950 」(軟化温度280
℃)、住友化学工業社の「エコノールE5000」(軟化温
度270 ℃)、「エコノールE6000」(軟化温度280 ℃)
等がある。
【0013】また、液晶ポリマーをフィブリル化させる
熱可塑性合成樹脂としては、ポリプロピレンの他、ポリ
エチレン、ポリアミド、ポリエステル等を用いることが
できる。
熱可塑性合成樹脂としては、ポリプロピレンの他、ポリ
エチレン、ポリアミド、ポリエステル等を用いることが
できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の製造工程を示す模式図、図2
は加圧成形装置の一例を示す模式図である。
は加圧成形装置の一例を示す模式図である。
【0015】油井管等のための管端ねじ保護具を下記
(1) 〜(4) により製造した。 (1) 天然パルプ60重量%とフィブリル化液晶ポリマー40
重量%とを混合、攪拌した。
(1) 〜(4) により製造した。 (1) 天然パルプ60重量%とフィブリル化液晶ポリマー40
重量%とを混合、攪拌した。
【0016】フィブリル化液晶ポリマーの製造方法とし
ては、商品名「ベクトラA950 」(軟化温度280 ℃)の
液晶ポリマーと、熱可塑性樹脂としてのポリプロピレン
とを混合して280 ℃にて押出すことにより得た。
ては、商品名「ベクトラA950 」(軟化温度280 ℃)の
液晶ポリマーと、熱可塑性樹脂としてのポリプロピレン
とを混合して280 ℃にて押出すことにより得た。
【0017】天然パルプは長さ1 〜2mm 、幅20〜40μm
で軸比は20〜40、合成樹脂繊維は1〜18デニール、長さ1
〜5mm 程度ものを使用する。また、その他の無機繊
維、金属繊維等を数部添加しても良い。
で軸比は20〜40、合成樹脂繊維は1〜18デニール、長さ1
〜5mm 程度ものを使用する。また、その他の無機繊
維、金属繊維等を数部添加しても良い。
【0018】(2) 上記素材を叩解度11度に設定し、0、5
%水溶液を繊維の絡み合いの強度を持たすように抄紙方
法により抄き上げ、80℃にて乾燥し、水分%を 8%に乾
燥させてシート状とする。
%水溶液を繊維の絡み合いの強度を持たすように抄紙方
法により抄き上げ、80℃にて乾燥し、水分%を 8%に乾
燥させてシート状とする。
【0019】(3) 上記シートを所定の長さに切断し180
℃に加熱することにより、天然パルプとフィブリル化液
晶ポリマーが絡み合った繊維間を接着させた後、金型の
中へ材料を挿入し、100 〜250 kg/cm2の圧力下で加圧成
形して製造した(図2参照)。
℃に加熱することにより、天然パルプとフィブリル化液
晶ポリマーが絡み合った繊維間を接着させた後、金型の
中へ材料を挿入し、100 〜250 kg/cm2の圧力下で加圧成
形して製造した(図2参照)。
【0020】また、材料の装入方法としては、シートを
フィーダーにて混練機に入れて混練したものを金型へ挿
入しても良い。
フィーダーにて混練機に入れて混練したものを金型へ挿
入しても良い。
【0021】(4) 上記成形体の内面又は外面にねじを設
ける。本発明製造方法により製造された成形体からサン
プルを切り出し、引張強度を測定した結果、従来方法に
て製造した保護具の場合は引張強度600 〜700 kgf/cm2
であったが、本発明方法にて製造された保護具の場合は
引張強度900 〜1000kgf/cm2 であり、本発明は従来技術
に比較して高強度の保護具を得ることができることを認
めた。
ける。本発明製造方法により製造された成形体からサン
プルを切り出し、引張強度を測定した結果、従来方法に
て製造した保護具の場合は引張強度600 〜700 kgf/cm2
であったが、本発明方法にて製造された保護具の場合は
引張強度900 〜1000kgf/cm2 であり、本発明は従来技術
に比較して高強度の保護具を得ることができることを認
めた。
【0022】また、天然パルプを50%以上含有するた
め、使用後にも一般の焼却炉で焼却可能となった。
め、使用後にも一般の焼却炉で焼却可能となった。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高強度で
焼却容易な成形体及びその製造方法を得ることができ
る。
焼却容易な成形体及びその製造方法を得ることができ
る。
【図1】図1は本発明の製造工程を示す模式図である。
【図2】図2は加圧成形装置の一例を示す模式図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 15/00 // B29K 1:00 7199−3B D21H 5/20 D
Claims (2)
- 【請求項1】 天然パルプとフィブリル化した液晶ポリ
マーとを混合した素材からなる高強度成形体。 - 【請求項2】 天然パルプとフィブリル化した液晶ポリ
マーとを混合して抄造し、乾燥してシートを得た後、該
シートを加圧成形して成形体を得る高強度成形体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21930991A JPH0544200A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | パルプを主とする高強度成形体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21930991A JPH0544200A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | パルプを主とする高強度成形体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544200A true JPH0544200A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16733473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21930991A Withdrawn JPH0544200A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | パルプを主とする高強度成形体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544200A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH108394A (ja) * | 1996-06-26 | 1998-01-13 | Kuraray Co Ltd | プレス成形用紙およびプレス成形による成形品の製造方法 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP21930991A patent/JPH0544200A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH108394A (ja) * | 1996-06-26 | 1998-01-13 | Kuraray Co Ltd | プレス成形用紙およびプレス成形による成形品の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |