JPH0544268Y2 - - Google Patents

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JPH0544268Y2
JPH0544268Y2 JP1986049381U JP4938186U JPH0544268Y2 JP H0544268 Y2 JPH0544268 Y2 JP H0544268Y2 JP 1986049381 U JP1986049381 U JP 1986049381U JP 4938186 U JP4938186 U JP 4938186U JP H0544268 Y2 JPH0544268 Y2 JP H0544268Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被収容物品を安定状態で収容保護す
ることができる収容ケースの構成に関する。
[従来の技術] 従来、例えば、紙材を箱体状に形成した収容ケ
ース内に壊れ易い瓶などを収容する場合、その収
容状態を安定化させてその損壊を防止するため、
一般に、その内部に比較的に重厚な固定部材を配
する構成が採用される。この構成の従来例を第7
図に示した。
この図示した収容ケース11の構成において
は、下部材37と上部材39とからなる固定部材
36を内部に備えてなる。下部材37は紙材など
を空洞を有する箱体状に形成され、その上面中央
には被収容物品15の底部17を嵌め入れること
ができる凹床部38が形成されており、収容ケー
ス11の内底部13上に配される。また上部材3
9は同様の紙材を用いて、上向きの凹部41を有
し、その凹部41面の中央部に貫通項42を穿つ
てなる。なお、43……は、折り曲げられた切片
である。この上部材39は被収容物品15の頭部
16を嵌め入れた状態で収容ケース11内の上部
位置に配される。12は上蓋である。
[考案が解決しようとする問題点] このように従来の収容ケースでは、その内部の
固定部材が一般に複雑かつ崇高なものであり、こ
のために比較的に高価なものであつたし、また被
収容物品の種類及びその大きさに対応させるため
にも個別に大幅な設計変更が必要となるなどの欠
点があつた。
そこで、本考案は、多種多様の被収容物品に即
応させることができ、しかも被収容物品の収容操
作が容易であると共に、安定的かつ安全に保護す
る状態で収容保持させることができる収容ケース
の提供を目的とした。
[問題点を解決するための手段] 上記した目的を達成するため、本考案は物品保
護用収容ケースにつき、次にように構成した。
即ち、渡設部を少なくとも下部に備え面上に被
収容物品の大きさに対応する収納切欠き乃至穿穴
を有する硬質性シート材製の下部固定板と、渡設
部を上部に備え面上に被収容物品の大きさに対応
する収納切欠きを有する硬質性シート材製の上部
固定板とが、直方体形状でその上面部を開閉する
ことができる蓋部を伴つた収容ケース内に互いに
交叉する状態でこの収容ケースの横断面の対向す
る隅部間に渡つてそれぞれ配設され、かつこれら
の下部固定板及び上部固定板の上下端縁部をそれ
ぞれこの収容ケースの内面上に内接せしめてなる
構成を特徴とする。
上記した本考案の構成特徴において、硬質製シ
ート材としては、一定の剛性を呈する多様なもの
を用いることができるが、比較的に加工が容易な
厚紙、プラスチツクシート材などが好ましい。
また、特に下部固定板については、被収容物品
の大きさに対応する収納切欠きを有するように下
部にのみ渡設部を備えるものであつてもよいが、
収納穿穴を有するようにその上部にも渡設部を備
えるものとすることができる。この場合、収納穿
孔は被収容物品を丁度収納し得る大きさであるこ
とが必要である。
また、この収納穿穴を備える下部固定板による
場合、その上部渡設部の上縁部中央にV字状切欠
きを形成し、またこれに対応して上部固定板上の
渡設部の下縁部中央にV字状切欠きを形成したも
のとすることができる。
また、下部固定板及び/又は上部固定板上の収
納切欠き乃至穿穴は、被収容物品の最大幅に対応
したものであつてもよいし、また被収容物品の断
面形に則した形状に形成されていてもよい。
[作用] 本考案の作用は次のとおりである。
下部固定板と上部固定板は収容ケース内におい
て、その横断面形の対向する隅部間に渡つて交叉
する状態で配設されていることから、これら各固
定板はそれぞれ収容ケース内に安定的に保持され
る。また収容ケース自体もその四隅部が各固定板
により内部から支持される状態となつて、その側
面部全体が強化されると共に、さらにこれら各固
定板の上下端縁部がこの収容ケースの内面上に内
接する状態になることから、収容ケースはその上
下面をも含めて全体として強化される。
また、収容ケース内においては、各固定板間に
それらの収納切欠き乃至穿穴による収納空間が形
成される。被収容物品はこの収納空間内に収納保
持されることになる。
この被収容物品の保持状態において、被収容物
品は、各固定板の渡設部及び側部部分によつて収
容ケースの壁面との間に一定の間隙を有する状態
で収容される。
[実施例] 本考案の第一の実施例を第1図に示した。この
図示した収容ケース11はその内部に下部固定板
2と上部固定板6とからなる固定部材1を備え
る。収容ケース11は比較的に薄厚の紙材により
直方体状の箱体として構成したものである。な
お、12はその箱体上面部に有する蓋部を示す。
下部固定板2は厚紙材からなり、収容ケース1
1の横断面の対向する隅部間の間隔に合致しかつ
この収容ケース11内の上下間隔に合致する大き
さの矩形状を呈し、その面上には被収容物品たる
被収容瓶15の最大横幅に対応する幅で凹形状の
収納切欠き3が形成されている。この収納切欠き
3は下部固定板2の両側部に突端部5,5を形成
する。
また、上部固定板6は下部固定板2と同形同大
に形成されている。なお、7は収納切欠き、8は
上部の渡設部、また9は側部の突端部である。
この固定部材1の収容ケース11内への配設操
作は次のように実行することができる。先ず、蓋
部12を開き、収容ケース11の横断面に対向す
る一の隅部間に渡つて下部固定板2をその渡設部
4側から収容ケース11内に挿入し、渡設部4が
収容ケース11の底部13面上にあるようにセツ
トする。次いで、被収容瓶15を収納切欠き3内
に挿入し、瓶の底部17が渡設部4上にあるよう
にセツトする。このとき、被収容瓶15は突端部
5,5′の位置にある。
次いで、上部固定板6をその渡設部8が上にあ
るようにして、収容ケース11内の他の一の隅部
間に渡つて挿入され、その渡設部8が瓶の頭部1
6上にあるようにセツトされる。この後、蓋部1
2が再び閉じられる。
このようにセツトされた各固定板2及び6はそ
れらの両側端縁部及び上下端縁部がそれぞれ収容
ケース11内の前記した各隅部間、及びその蓋部
12と底部13との間に内接状態で安定的に配設
される。またこれによつて収容ケース11自体も
強化されることになる。また被収容瓶15も各固
定体の収納切欠き3及び7によつて形成される空
間部内に内接状態で安定的に保持される。
次に、本考案の第二の実施例を第2図に示し
た。この実施例では、収容ケース11内に配設さ
れる固定部材1′が、下部固定板18と上部固定
板22とからなる。
この下部固定板18は渡設部20を下部に有
し、その収納切欠き19が被収容瓶15の縦断面
形に即した形状で形成されている。従つて、その
突端部21,21ではその先端部分が被収容瓶1
5の頭部16の外面に即する内方への突部を有す
る。また上部固定板22においても同様に被収容
瓶15の縦断面に即した形状で収納切欠き23が
形成されている。なお、この場合、その渡設部2
4の近傍の突端部25,25上に内方への突部を
有する。
この固定部材1′の収容ケース11内への配設
操作は次のとおりである。この場合には、特に、
下部固定板18を収容ケース11内に挿入する際
に予め被収容瓶18を収納切欠き19内にセツト
した状態で実行する以外は前記した操作方法と同
じである。
このように配設される固定部材1′によれば、
瓶15の頭部16面上にまで各固定板18及び2
2の部分が外接する状態で被収容瓶15が収容ケ
ース11内に保持される。従つて、収容ケース1
1自体についても、突端部21,21の先端部に
対応する部分がさらに強化される。
次に、本考案の第三の実施例を第3図に示し
た。この実施例では、収容ケース11内に配設れ
る固定部材1′が、下部固定板26と上部固定板
31とからなる。
この下部固定板26はその下部の渡設部28の
ほかにその上部にも渡設部29を備え、その面上
の中部に収納穿穴27が被収容瓶15の縦断面形
状に即して形成されている。さらに、渡設部29
の上縁部中央にはV字状切欠き30を有する。ま
た上部固定板31も同様に被収容瓶15の縦断面
形に即した収納切欠き32を備え、またその渡設
部33の下縁部中央にV字状切欠き35を有す
る。なお、34はその突端部である。
この固定部材1″の収容ケース11内への配設
操作は、前記した固定部材1′の場合と同様であ
る。なお、上部固定部材31を挿入する際、各V
字状切欠き30と35が相互に嵌まり合つた状態
となる。
このように配設される固定部材1″からなる収
容ケース11においては特に次のような作用が発
揮される。即ち、前記した第一及び第二の実施例
での収容ケースにおいては、その各固定部材1,
1′が比較的に軟質の厚紙材からなる場合には、
第4図及び第5図に示すように、収容ケース1の
横断面の対向する一の隅部方向に外圧イ及びロが
同時に作用するとき、蓋部12の閉止時の強度に
応じて、下部固定板2及び18上の突端部5,
5、突端部21,21が被収容瓶15の側面部に
沿つて突端部5,5′及び突端部21′,21′の
ように変位して、収容ケース11が11″で示す
ように変形してしまうおそれがある。これに対し
て、固定部材1″が配設された収容ケースにおい
ては、第5図に示すように、下部固定板26上の
渡設部29、さらにはV字形切欠き30と35と
の嵌合構成によつて、各隅部間に作用する外圧イ
とロ若しくは外圧ハとニが同時に生じるときにも
収容ケース11には変形が生じることはない。
なお、固定部材1,1′又は1″からなるいずれ
の収容ケースの構成においても、被収納瓶15の
収容ケース11内からの取り出しは、その下部固
定板を介して操作することができる。
[考案の効果] 上述したように本考案は構成されるから、次の
ような効果を奏する。
先ず、収容ケース内に配設された下部及び上部
の各固定板は、いずれも硬質性シート材を適宜に
裁断加工することによつて得られるから、その加
工は極めて容易である。従つて、多様な形状、大
きさの被収容物品に即応させることができる。
また、場合によつては、同形同大の固定板をそ
の配設位置に応じて下部及び上部の固定板として
用いることができる。従つて、大量生産に適し、
また分ける必要がないからその取り扱いが容易で
ある。
また、下部及び上部の各固定体は、収容ケース
内において、その横断面の対向する隅部間に渡つ
て交叉状態で配設されるから、その配設状態は極
めて安定的であり、また、さらには、これらの各
固定板の上下端縁部が収容ケースの内面上に内接
する構成により、収容ケース自体は全体として強
化されることになる。
また、下部及び上部の各固定板の配設状態にお
いて、被収容物品の外周面と収容ケースの壁面部
との間には間隙を伴つて構成される。従つて、そ
の間隙に基づいて、被収容物品は収容ケース内に
安全に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案に係る収容ケースの斜視図、
第2図……同斜視図、第3図……同斜視図、第4
図……同部分横断面平面図、第5図……同部分横
断面平面図、第6図……部分横断平面図、第7図
……従来例の斜視図、 図面符号の説明、1,1′,1″……固定部材、
2,18,26……下部固定板、3,7,19,
23,32……収納切欠き、27……収納穿穴、
4,8,20,24,28,33……渡設部、
6,22,31……上部固定板、11……収容ケ
ース、15……被収容瓶。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 渡設部を少なくとも下部に備え面上に被収容
    物品の大きさに対応する収納切欠き乃至穿穴を
    有する硬質性シート材製の下部固定板と、渡設
    部を上部に備え面上に被収容物品の大きさに対
    応する収納切欠きを有する硬質性シート材製の
    上部固定板とが、直方体形状でその上面部を開
    閉することができる蓋部を伴つた収容ケース内
    に互いに交叉する状態でこの収容ケースの横断
    面の対向する隅部間に渡つてそれぞれ配設さ
    れ、かつこれらの下部固定板及び上部固定板の
    上下端縁部をそれぞれこの収容ケースの内面上
    に内接せしめてなる構成を特徴とする物品保護
    用収容ケース。 (2) 前記下部固定板が渡設部をその上部にも備
    え、この上部渡設部の上縁部中央にV字状切欠
    きを形成し、これに対応して前記上部固定板上
    の渡設部の下縁部中央にV字状切欠きを形成し
    てなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の物品保護用収容ケース。 (3) 前記下部固定板の収納切欠き乃至穿穴又は/
    及び前記上部固定板の収納切欠きが、被収容物
    品の縦断面形に即して形成されてなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の物品保護用収容ケース。
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JPS5788780U (ja) * 1980-11-19 1982-06-01
JPS5820554Y2 (ja) * 1981-09-24 1983-04-28 株式会社日立製作所 易損品収容箱用の保持片

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