JPH0544541Y2 - - Google Patents

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JPH0544541Y2
JPH0544541Y2 JP14820887U JP14820887U JPH0544541Y2 JP H0544541 Y2 JPH0544541 Y2 JP H0544541Y2 JP 14820887 U JP14820887 U JP 14820887U JP 14820887 U JP14820887 U JP 14820887U JP H0544541 Y2 JPH0544541 Y2 JP H0544541Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はエンジン始動用電源装置、特にエンジ
ンヒートポンプ式空調機(以下GHPと略記する)
の如くエンジンで駆動される電気装置に用いられ
るエンジン始動用電源装置に関するものである。
〈従来の技術〉 上記GHPなどの、エンジンで駆動される電気
装置では、エンジン始動用モータと電気装置の制
御用機器の電源として、DC12VまたはDC24Vの
直流電源が必要とされる。
このために、従来の装置では充電装置を具備し
たバツテリーを用いるか、或は商用電源を整流し
てDC12VまたはDC24Vの直流電圧を得てこれを
電源として使用していた。
この種の、エンジンで駆動される電気装置で
は、エンジン始動用モータの起動時には数100V
もの大電流が消費されるが、平常の運転状態では
制御用機器の消費電流は数A乃至10数Aであつ
て、エンジンの始動時と平常運転時との消費電流
値の差が大きい。このような装置の電源装置とし
て例えばスイツチング電源方式のものを使用する
と、装置が大型化して製造コストが増大するの
で、通常は降圧トランス、整流装置及び平滑用コ
ンデンサで構成される所謂シリーズ電源方式のも
のが使用されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記のように、エンジンで駆動される電気装置
の電源装置として所謂シリーズ電源方式のものを
使用した場合でも、エンジン始動時の大電流消費
状態と平常運転時の小電流消費状態の両状態にわ
たつて要求電圧を確保しようとすると、容量の大
きな降圧トランスと平滑用コンデンサが必要であ
る。
しかも、エンジン始動時や電流電圧を満足する
ように、降圧トランスの巻線比を設定すると、平
常運転時には電圧が制御用機器の耐電圧を上廻る
こともあるので、別途電圧降下回路を付加する必
要があり、製造コストが増大すると共にジユール
熱として損失する電力が増加する。
本考案は、前述したようなこの種のエンジン始
動用電源装置の現状に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、エンジン始動時の所定時間の間
だけエンジン始動用モータに大電流を流すために
出力電圧を増大さえ、平常運転時には制御用機器
の耐電圧以下の電圧で小電流を供給するようにし
たエンジン始動用電源装置を提供することにあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 前述の目的を達成するために、本考案では巻線
比の切換手段を有するトランスと、この切換手段
をエンジン始動時の所定時間の間切換えるための
切換制御手段とが設けられている。
即ち、本考案は制御用機器を具備し、エンジン
を駆動源として作動し、前記エンジンの始動時に
は大電流が消費され、前記制御用機器では制御用
の小電流が消費される電気装置のエンジン始動用
電源装置において、常時は第1の巻線比のタツプ
に切換えられている巻線比の切換手段を有するト
ランスと、該トランスの二次側に接続され、付勢
によつて前記切換手段を第2の巻線比のタツプに
切換える駆動手段と、前記始動時における操作に
よつて前記駆動手段を所定時間の間付勢して自己
復帰する始動用スイツチと、該始動用スイツチの
操作によつて前記切換手段より所定遅延時間後に
作動し、前記始動用スイツチが自己復帰するまで
の間、前記エンジンの始動用モータに前記切換手
段によつて第2の巻線比のタツプに切換えられた
前記トランスの前記第1の巻線比のタツプ切換時
よりも高い二次側電圧を供給する給電手段とを有
する構成となつている。
〈作用〉 本考案では、エンジンの始動時に始動用スイツ
チを所定の微小時間の間操作すると、トランスの
二次側に接続されている切換リレーが付勢され、
この切換リレーの付勢によつて切換手段が、トラ
ンスを第1の巻線比のタツプから、第2の巻線比
のタツプに切換える。
そして、前述の始動用のスイツチの操作から所
定遅延時間後に、供給手段が作動して始動用スイ
ツチが自己復帰するまでの間、エンジンの始動用
モータに切換手段によつて第2の巻線比のタツプ
に切換えられたトランスの第1の巻線比のタツプ
切換え時よりも高い二次側電圧が供給される。
この第2の巻線比のタツプに切換えられたトラ
ンスの二次側電圧によつて、エンジンの始動時に
は始動用モータに、例えば数100Aという大電流
が流れる。
そして、所定の微小時間後に始動用スイツチの
操作が解除されると、始動用スイツチが自己復帰
するために、切換手段は第1の巻線比のタツプに
復帰切換えられ、供給手段が作動を停止して、制
御用機器には耐電圧以下の電圧で小電流が供給さ
れて平常運転が行なわれる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を、実施例の構成を示す
回路図を用いて詳細に説明する。
図に示すように、200Vの一方の交流電源端子
11−1に電源リレー10を介して切換え用リレ
ー9のタツプ切換接片13が接続され、この切換
接片13がトランス1の一次巻線の第1の巻線比
のタツプ14と第2の巻線比のタツプ15間に切
換可能に配設されている。
前述の第1の巻線比のタツプ14はトランス1
の一次巻線の一端に設けられ、トランス1の一次
巻線の他端は他方の交流電源端子11−2に接続
されている。
また、トランス1の二次巻線の両端はそれぞ
れ、整流用のダイオード3−1及び3−2のカソ
ード側に接続され、ダイオード3−1及び3−2
のアソード側はアースされている。
そして、トランス1の二次巻線のタツプ16と
アース間に平滑用のコンデンサ12が接続され、
タツプ16とアース間に始動用スイツチ4と前述
した切換え用リレー9のコイル5とが互いに直列
に接続されている。
このコイル5及び始動用スイツチ4の接続点と
アース間には、遅延回路17とモータソレノイド
6のコイル18とが互いに直列に接続され、コン
デンサ12及び始動用スイツチの接続点とアース
間に、モータソレノイド6の接片19と始動用モ
ータ7とが互いに直列に接続されている。
また、始動用スイツチ4及びコンデンサ12の
接続点とアース間に、制御用機器8が接続されて
いる。
このような構成の本考案の実施例において、切
換え用リレー9のタツプ切換接片13が切換手段
を構成し、リレー9のコイル5が駆動手段を構成
し、遅延回路17とモータソレノイド6とが給電
手段を構成している。
以上に述べたような構成の本考案の実施例につ
いて、その動作を次に説明する。
本考案の実施例は、GHPやエンジン給湯器な
どの制御用機器を具備し、エンジンを駆動源とし
て作動する電気装置に対して使用される。
図において切換え用リレー9のタツプ切換接片
13は、常時は第1の巻線比のタツプ14側に切
換えられている。
図示していない例えばGHPのエンジンを始動
させるには、始動用スイツチ4を押し込み操作す
ると、この始動用スイツチ4は所定の微小時間
ONとなつて自己復帰して再びOFFとなる。
このようにして、始動用スイツチ4がONとな
ると、第1の巻線比のタツプ14で設定される電
圧が、トランス1の二次巻線のタツプ16から整
流直流電圧として切換え用リレー9に印加される
ので、切換え用リレー9のコイル5に電流が流
れ、切換え用リレー9が付勢される。
このため、切換え用リレー9のタツプ切換接片
13が、第1の巻線比のタツプ14から第2の巻
線比のタツプ15に切換えられ、トランス1の二
次巻線のタツプ16に得られる整流直流電圧は、
第2の巻線比が第1の巻線比よりも小さな値であ
るために、第1の巻線比のタツプ14で設定され
る場合よりも上昇する。
そして、このようにしてタツプ切換接片13が
切換えられてから、遅延回路17による遅延時間
後にモータソレノイド6のコイル18に電流が流
れるので、モータソレノイド6の接片19がON
となる。
このため、トランス1の二次巻線のタツプ16
からの、第2の巻線比のタツプ15で設定される
第1の巻線比のタツプ14で設定された場合より
も高い整流直流電圧が始動用モータ7に印加さ
れ、大電流が流れて始動用モータ7が回転し、こ
の始動用モータ7によつて図示せぬエンジンが駆
動する。
このようにしてエンジンが駆動すると、エンジ
ンによつて例えばGHPの圧縮機が作動し、GHP
が作動を開始する。
前述したように始動用スイツチ4は微小時間後
に復帰するので、切換え用リレー9のコイル5の
電流が遮断され、次いでモータソレノイド6のコ
イル18の電流も遮断される。
この切換え用リレー9のコイル5の電流の遮断
によつて、タツプ切換接片13が第2の巻線比の
タツプ15から、第1の巻線比のタツプ14に切
換えられるので、トランス1の二次巻線のたつぷ
16に得られる整流直流電圧は、第2の巻線比の
タツプ15で設定されていた値よりも低くなり、
制御用機器8には適正な電圧が供給され、平常運
転状態となつて制御用機器8では小電流が消費さ
れる。
このようにして、本考案の実施例によると、エ
ンジンの始動時には、始動用モータ7及び制御用
機器8には、巻線比の小さい第2の巻線比のタツ
プ15で設定された整流直流電圧が供給されるの
で、大電流による電圧降下にもかかわらず適正な
負荷電圧状態を保持することが出来る。
そして、所定の微小時間後にはエンジンが駆動
し、制御用機器8には巻線比の大きい第1の巻線
比のタツプ14で設定された整流直流電圧が供給
され、制御用機器8は適正な電圧の印加を受け小
電流を消費して電気装置は平常運転状態となる。
このように、エンジンの始動時の微小時間の間、
始動用モータ7に大電流を供給し得るようにすれ
ばよいので、本考案の実施例では比較的小さな電
流から大電流まで必要な電圧を維持するために必
要なトランス1の容量を小さくすることが出来
る。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案によると小
さなトランス容量でエンジン始動時及び平常運転
時にわたつて、始動用モータや制御用機器に適正
な電圧を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の構成を示す回路図であ
る。 1……トランス、3−1,3−2……ダイオー
ド、4……始動用スイツチ、5,18……コイ
ル、6……モータソレノイド、7……始動用モー
タ、8……制御用機器、9……切換え用リレー、
12……コンデンサ、13……切換接片、14…
…第1の巻線比のタツプ、15……第2の巻線比
のタツプ、17……遅延回路、19……接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御用機器を具備し、エンジンを駆動源として
    作動し、前記エンジンの始動時には大電流が消費
    され、前記制御用機器では制御用の小電流が消費
    される電気装置のエンジン始動用電源装置におい
    て、常時は第1の巻線比のタツプに切換えられて
    いる巻線比の切換手段を有するトランスと、該ト
    ランスの二次側に接続され、付勢によつて前記切
    換手段を第2の巻線比のタツプに切換える駆動手
    段と、前記始動時における操作によつて前記駆動
    手段を所定時間の間付勢して自己復帰する始動用
    スイツチと、該始動用スイツチの操作によつて前
    記切換手段より所定遅延時間後に作動し、前記始
    動用スイツチが自己復帰するまでの間、前記エン
    ジンの始動用モータに前記切換手段によつて第2
    の巻線比のタツプに切換えられた前記トランスの
    前記第1の巻線のタツプ切換時よりも高い二次側
    電圧を供給する給電手段とを有することを特徴と
    するエンジン始動用電源装置。
JP14820887U 1987-09-30 1987-09-30 Expired - Lifetime JPH0544541Y2 (ja)

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JP14820887U JPH0544541Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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