JPH054461A - 昇華型熱転写記録媒体 - Google Patents
昇華型熱転写記録媒体Info
- Publication number
- JPH054461A JPH054461A JP3180402A JP18040291A JPH054461A JP H054461 A JPH054461 A JP H054461A JP 3180402 A JP3180402 A JP 3180402A JP 18040291 A JP18040291 A JP 18040291A JP H054461 A JPH054461 A JP H054461A
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- JP
- Japan
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- dye
- thermal transfer
- recording medium
- transfer recording
- type thermal
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 濃度用染料と耐光性染料に機能分離したシア
用染料を含有するインク層を有し、受像層上で色相角1
75°〜230°を呈する昇華型熱転写記録媒体。 【効果】 本発明の昇華型熱転写記録媒体はインク層に
特定の化合物を添加したり、あるいは画像作成後に保護
層を設けることなく、簡単な構成で高濃度で耐光性に優
れたシアン色を呈する。
用染料を含有するインク層を有し、受像層上で色相角1
75°〜230°を呈する昇華型熱転写記録媒体。 【効果】 本発明の昇華型熱転写記録媒体はインク層に
特定の化合物を添加したり、あるいは画像作成後に保護
層を設けることなく、簡単な構成で高濃度で耐光性に優
れたシアン色を呈する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇華型染料を用いた熱転
写記録媒体に関し、更に詳しくは高濃度画像で耐光性に
も優れたシアン色の発色が可能な昇華型熱転写記録媒体
に関する。
写記録媒体に関し、更に詳しくは高濃度画像で耐光性に
も優れたシアン色の発色が可能な昇華型熱転写記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フルカラープリンターの需要が年
々増加し、このフルカラープリンターの記録方式として
電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式等が知
られているが、中でも、保守が容易であり、騒音が無い
等の理由から熱転写方式が多く用いられている。
々増加し、このフルカラープリンターの記録方式として
電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式等が知
られているが、中でも、保守が容易であり、騒音が無い
等の理由から熱転写方式が多く用いられている。
【0003】この熱転写方式は、熱溶融性物質中に着色
剤を分散するか又は樹脂結着剤中に昇華性染料を分散し
たインク層を基体上に設けてなる熱転写記録媒体(カラ
ーインクシート)のインク層面に受像体(受像シート)
を重ね、記録媒体側から、レーザーやサーマルヘッド等
の電気信号により制御された熱エネルギーを印加して、
その部分のインクを受像シート上に熱溶融転写又は昇華
移行させて画像形成する記録方式である。
剤を分散するか又は樹脂結着剤中に昇華性染料を分散し
たインク層を基体上に設けてなる熱転写記録媒体(カラ
ーインクシート)のインク層面に受像体(受像シート)
を重ね、記録媒体側から、レーザーやサーマルヘッド等
の電気信号により制御された熱エネルギーを印加して、
その部分のインクを受像シート上に熱溶融転写又は昇華
移行させて画像形成する記録方式である。
【0004】この熱転写記録方式は、前記のように、使
用される記録媒体の種類によって熱溶融転写型と昇華転
写型とに大別されるが、特に後者は原理的にサーマルヘ
ッド等からの熱エネルギーに対応して染料が単分子状で
昇華するため容易に中間調画像が得られ、且つ随意に画
像の階調性をコントロールすることが可能である利点を
有していることから、フルカラープリンターに最も適し
た方式と考えられる。
用される記録媒体の種類によって熱溶融転写型と昇華転
写型とに大別されるが、特に後者は原理的にサーマルヘ
ッド等からの熱エネルギーに対応して染料が単分子状で
昇華するため容易に中間調画像が得られ、且つ随意に画
像の階調性をコントロールすることが可能である利点を
有していることから、フルカラープリンターに最も適し
た方式と考えられる。
【0005】ところで、三原色からカラー画像を形成す
るに際しては、各色共が純度の高い分光特性を有するこ
とが必要であり、特にシアン染料の場合にはこのことが
強く要求されている。
るに際しては、各色共が純度の高い分光特性を有するこ
とが必要であり、特にシアン染料の場合にはこのことが
強く要求されている。
【0006】しかし、実在しているシアン染料はいわゆ
る釣鐘型の吸収カーブを示し、その短波長期の裾野は5
40nm以下の範囲に及んでおり、この540nm以下
の吸収によって発色されるシアン画像の明度及び彩度が
低下するという問題がある。
る釣鐘型の吸収カーブを示し、その短波長期の裾野は5
40nm以下の範囲に及んでおり、この540nm以下
の吸収によって発色されるシアン画像の明度及び彩度が
低下するという問題がある。
【0007】これらの欠点を解消するために転写層に2
種以上のシアン染料を用いた転写シートが提案されてい
る(特開平2−214692号公報)。
種以上のシアン染料を用いた転写シートが提案されてい
る(特開平2−214692号公報)。
【0008】この転写シートは高濃度なシアン色を与え
るといった利点を有するものの、耐光性が必ずしも良好
でなく、日光や紫外線の暴露によって転写画像が退色し
たり、画像濃度が低下するといった問題を有する。
るといった利点を有するものの、耐光性が必ずしも良好
でなく、日光や紫外線の暴露によって転写画像が退色し
たり、画像濃度が低下するといった問題を有する。
【0009】一方、この種の昇華型熱転写方式による転
写画像の耐光性を改良するために保護層付きの熱転写シ
ート(特開平1−127379号公報)や転写層中又は
その表面に染料の安定化剤を含有させた転写シートも知
られている(特開平2−137976号公報)。
写画像の耐光性を改良するために保護層付きの熱転写シ
ート(特開平1−127379号公報)や転写層中又は
その表面に染料の安定化剤を含有させた転写シートも知
られている(特開平2−137976号公報)。
【0010】しかしながら、前後の保護層付きの熱転写
シートは画像作成後の処理に手間やコストがかかり、ま
た後者の染料の安定化剤を含有させた転写シートは安定
化剤により転写層の保存性が逆に低下する等の問題を生
じる。
シートは画像作成後の処理に手間やコストがかかり、ま
た後者の染料の安定化剤を含有させた転写シートは安定
化剤により転写層の保存性が逆に低下する等の問題を生
じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、インク層に特定の化合物を添
加したり、あるいは画像作成後に保護層を設けることな
く、簡単な構成で高濃度で耐光性に優れたシアン色を呈
する昇華型熱転写記録媒体を提供することを目的とす
る。
みなされたものであって、インク層に特定の化合物を添
加したり、あるいは画像作成後に保護層を設けることな
く、簡単な構成で高濃度で耐光性に優れたシアン色を呈
する昇華型熱転写記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受像層
上で色相角175°〜230°の範囲となるシアン用イ
ンク層を有する昇華型熱転写記録媒体において、シアン
ク用インク層に含有させる染料を濃度用染料と耐光性用
染料に機能分離し、かつ耐光性用染料として、耐光性が
JIS L O841に規定されるブルースケール3級
以上の染料を用いたことを特徴とする昇華型熱転写記録
媒体が提供される。本発明の昇華型熱転写記録電体の第
1の特徴はシアン用インクに含有させる染料を濃度用染
料と耐光性用染料の二つの機能分離した点にある。
上で色相角175°〜230°の範囲となるシアン用イ
ンク層を有する昇華型熱転写記録媒体において、シアン
ク用インク層に含有させる染料を濃度用染料と耐光性用
染料に機能分離し、かつ耐光性用染料として、耐光性が
JIS L O841に規定されるブルースケール3級
以上の染料を用いたことを特徴とする昇華型熱転写記録
媒体が提供される。本発明の昇華型熱転写記録電体の第
1の特徴はシアン用インクに含有させる染料を濃度用染
料と耐光性用染料の二つの機能分離した点にある。
【0013】本発明でいう、濃度用染料とは画像濃度ま
たは色調などの発現により使用されている染料である。
一般に高画像濃度となる染料は昇華性が良好で、吸光係
数が大であるものの構造的に耐光性が劣る。また、優れ
たシアン色を呈する濃度用染料も一般的に耐光性が良く
ないといわれている。
たは色調などの発現により使用されている染料である。
一般に高画像濃度となる染料は昇華性が良好で、吸光係
数が大であるものの構造的に耐光性が劣る。また、優れ
たシアン色を呈する濃度用染料も一般的に耐光性が良く
ないといわれている。
【0014】また、本発明でいう、耐光性用染料とはブ
ルースケールを対照片としフェードメーター(カーボン
アーク)で12時間照射した場合の色差が3級以上の染
料である。一般に耐光性の良い染料は昇華しにくいため
高画像濃度とならないといわれている。
ルースケールを対照片としフェードメーター(カーボン
アーク)で12時間照射した場合の色差が3級以上の染
料である。一般に耐光性の良い染料は昇華しにくいため
高画像濃度とならないといわれている。
【0015】本発明者らは、耐光性に優れると共に高濃
度で鮮やかなシアン色を与える記録媒体について、鋭意
検討した結果、シアン用インク層として濃度用染料と耐
光用染料を組合わせて用いた場合には、上記目的が達成
できることを見出した。
度で鮮やかなシアン色を与える記録媒体について、鋭意
検討した結果、シアン用インク層として濃度用染料と耐
光用染料を組合わせて用いた場合には、上記目的が達成
できることを見出した。
【0016】すなわち、シアン用インク層中に濃度用染
料と耐光性染料が共存していると、熱転写記録後、まず
濃度用染料が主になり画像を形成する。ついで、耐光性
用染料により濃度用染料の濃度の低下が最少限に抑制さ
れ、耐光性試験を行っても画像の消えない、高濃度で耐
光性に優れたシアン色を呈する記録画像が得られる。
料と耐光性染料が共存していると、熱転写記録後、まず
濃度用染料が主になり画像を形成する。ついで、耐光性
用染料により濃度用染料の濃度の低下が最少限に抑制さ
れ、耐光性試験を行っても画像の消えない、高濃度で耐
光性に優れたシアン色を呈する記録画像が得られる。
【0017】本発明の記録媒体においては、前記したよ
うに、濃度用染料と耐光性用染料を含有させたことか
ら、画像の色調は濃度用染料と耐光性用染料で決まるが
耐光性試験を行った後の画像の色調は耐光性用染料で決
まる。そのため濃度用染料と耐光性用染料の色調が著し
く異なると、耐光性試験後の画像は高濃度はあるが色調
が変化してしまう場合がある。そこで、本発明において
は、濃度用染料と耐光性用染料の色調の差を色相角で5
0°以内としておくことが望ましい。
うに、濃度用染料と耐光性用染料を含有させたことか
ら、画像の色調は濃度用染料と耐光性用染料で決まるが
耐光性試験を行った後の画像の色調は耐光性用染料で決
まる。そのため濃度用染料と耐光性用染料の色調が著し
く異なると、耐光性試験後の画像は高濃度はあるが色調
が変化してしまう場合がある。そこで、本発明において
は、濃度用染料と耐光性用染料の色調の差を色相角で5
0°以内としておくことが望ましい。
【0018】本発明で用いる濃度用染料としてはHSO
−144(三井東圧)の他次のようなものが挙げられ
る。 〔一般式化1で示される化合物〕
−144(三井東圧)の他次のようなものが挙げられ
る。 〔一般式化1で示される化合物〕
【化1】
(式中、Rはアルキル基、置換アルキル基、アラルキル
基、アルケニル基又はシクロアルキル基を表わす。)
基、アルケニル基又はシクロアルキル基を表わす。)
【0019】〔一般式化2で示される化合物〕
【化2】
(式中、Xは水素原子、メチル基、メトキシ基、ホルミ
ルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ
基、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子又はフッ素原子を
表わし、Yは水素原子、メトキシ基、エトキシ基、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子又はメチル基
を表わし、Aは−CO−又は−COO−を表わし、Rは
置換もしくは非置換のビニル基を表わし、R1及びR2は
水素原子、置換もしくは非置換のアルキル基、アリル
基、アリール基をR3及びR4は水素原子、フッ素原子に
より置換されていてもよいアルキル基、アルコキシル
基、ハロゲン原子又は−NH−A−Rを表わす。)
ルアミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ
基、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子又はフッ素原子を
表わし、Yは水素原子、メトキシ基、エトキシ基、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子又はメチル基
を表わし、Aは−CO−又は−COO−を表わし、Rは
置換もしくは非置換のビニル基を表わし、R1及びR2は
水素原子、置換もしくは非置換のアルキル基、アリル
基、アリール基をR3及びR4は水素原子、フッ素原子に
より置換されていてもよいアルキル基、アルコキシル
基、ハロゲン原子又は−NH−A−Rを表わす。)
【0020】また、耐光性用染料としては、HSO−1
6、HSO−13(三井東圧染料)、Blue 600
6、Blue 6007(住友化学)、Kayaset
Blue A−CR、Q−12004、Kayase
t Blue 973 Q−12001(日本化薬株式
会社)、Plast Blue No.8510(有本
化学)、Blue 1(オリエント化学)等が挙げられ
る。
6、HSO−13(三井東圧染料)、Blue 600
6、Blue 6007(住友化学)、Kayaset
Blue A−CR、Q−12004、Kayase
t Blue 973 Q−12001(日本化薬株式
会社)、Plast Blue No.8510(有本
化学)、Blue 1(オリエント化学)等が挙げられ
る。
【0021】これらの濃度用染料及び耐光性染料は単独
もしくは2種以上混合して用いられる。
もしくは2種以上混合して用いられる。
【0022】本発明の昇華型熱転写記録媒体の第2の特
徴は色相角が175°〜230°の範囲内にあることで
ある。
徴は色相角が175°〜230°の範囲内にあることで
ある。
【0023】色相角はCIE−1976(L*a*b
*)空間により下記数1によって計算することができ
る。
*)空間により下記数1によって計算することができ
る。
【0024】
【数1】
【0025】シアン色の範囲は色相角175°〜230
°[“色彩学入門(上巻)”高陽出版、(1974)、
P95]である。しかし染料自体の分光特性がある波長
を中心としたガウス分布に近い形状で副吸収をもってい
る場合があるため、濃度によって色相角が変化する。ま
た高濃度となると受容層の樹脂に対して染着量が過多と
なり、転写した染料が深さ方向に分布しているので画像
濃度が高くなると色相角がさらに変化する。これらのこ
とから色相角は中程度の画像濃度以下の値とするのが望
ましい。
°[“色彩学入門(上巻)”高陽出版、(1974)、
P95]である。しかし染料自体の分光特性がある波長
を中心としたガウス分布に近い形状で副吸収をもってい
る場合があるため、濃度によって色相角が変化する。ま
た高濃度となると受容層の樹脂に対して染着量が過多と
なり、転写した染料が深さ方向に分布しているので画像
濃度が高くなると色相角がさらに変化する。これらのこ
とから色相角は中程度の画像濃度以下の値とするのが望
ましい。
【0026】本発明に係るインク層は上記濃度用染料と
耐光性染料を含有させるものであるが、基体との接着性
を向上させるために通常、結着剤樹脂が使用される。
耐光性染料を含有させるものであるが、基体との接着性
を向上させるために通常、結着剤樹脂が使用される。
【0027】また本発明に使用する結着剤樹脂として
は、熱可塑性または熱硬化性樹脂が用いられ、そのうち
比較的高ガラス転移点または高軟化性を有する樹脂とし
ては、例えば、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ
アミド、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、フェノール樹脂、
ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコー
ン樹脂、フッ素樹脂、ブチラール樹脂、メラミン樹脂、
天然ゴム、合成ゴム、ポリビニルアルコール、セルロー
ス樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は一種で使用でき
るが、数種を混合するか、さらに共重合体として使用す
ることもできる。
は、熱可塑性または熱硬化性樹脂が用いられ、そのうち
比較的高ガラス転移点または高軟化性を有する樹脂とし
ては、例えば、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ
アミド、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、フェノール樹脂、
ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコー
ン樹脂、フッ素樹脂、ブチラール樹脂、メラミン樹脂、
天然ゴム、合成ゴム、ポリビニルアルコール、セルロー
ス樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は一種で使用でき
るが、数種を混合するか、さらに共重合体として使用す
ることもできる。
【0028】本発明に使用する基体としては、耐熱性、
平滑性を有するものであり、裏面に耐熱滑性層を設けた
ポリエチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミ
ドフィルム等が使用される。
平滑性を有するものであり、裏面に耐熱滑性層を設けた
ポリエチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミ
ドフィルム等が使用される。
【0029】本発明の昇華型熱転写記録媒体は基本的に
は上記の材料から形成されるが、その他必要に応じて従
来慣用されている添加剤を含有させてもよい。インク層
は好ましくは適当な溶剤中に前記の染料、バインダー樹
脂その他の任意成分を加えて各成分を溶解又は分散させ
てインク層形成分塗料又はインクを調製し、これを上記
の基材上に塗布及び乾燥させて形成される。
は上記の材料から形成されるが、その他必要に応じて従
来慣用されている添加剤を含有させてもよい。インク層
は好ましくは適当な溶剤中に前記の染料、バインダー樹
脂その他の任意成分を加えて各成分を溶解又は分散させ
てインク層形成分塗料又はインクを調製し、これを上記
の基材上に塗布及び乾燥させて形成される。
【0030】
【発明の効果】本発明の昇華型熱転写記録媒体はインク
層に特定の化合物を添加したり、あるいは画像作成後に
保護層を設けることなく、簡単な構成で高濃度で耐光性
に優れたシアン色を呈するので極めて実用的なものであ
る。
層に特定の化合物を添加したり、あるいは画像作成後に
保護層を設けることなく、簡単な構成で高濃度で耐光性
に優れたシアン色を呈するので極めて実用的なものであ
る。
【0031】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下において示す部はいずれも重量基準である。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下において示す部はいずれも重量基準である。
【0032】実施例1
[インク層処方]
ポリビニルブチラール樹脂(BX−1;積水化学工業社製) 10部
昇華性染料 HSO−144(三井東圧染料化学社製) 7部
Kayaset Blue 714(日本化薬社製) 3部
トルエン 95部
メチルエチルケトン 95部
上記処方の組成物を撹拌により完全に溶解後、裏面上に
0.5μm厚のシリコーン樹脂耐熱層を設けた5μmP
ETフィルムにワイヤーバーを用いて1μm厚のインク
層を形成し、本発明の昇華型熱転写記録媒体(インクシ
ート)を作成した。
0.5μm厚のシリコーン樹脂耐熱層を設けた5μmP
ETフィルムにワイヤーバーを用いて1μm厚のインク
層を形成し、本発明の昇華型熱転写記録媒体(インクシ
ート)を作成した。
【0033】実施例2
実施例1のインク層処方中の昇華性染料を下記のものに
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 7部 Plast Blue No.8510 (有本化学社製) 3部
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 7部 Plast Blue No.8510 (有本化学社製) 3部
【0034】実施例3
実施例1のインク層処方中の昇華性染料を下記のものに
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 5部 HSO−16(三井東圧染料社製) 5部
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 5部 HSO−16(三井東圧染料社製) 5部
【0035】実施例4
実施例1のインク層処方中の昇華性染料を下記のものに
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 5部 HSO−13(三井東圧染料社製) 5部
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 5部 HSO−13(三井東圧染料社製) 5部
【0036】比較例
実施例1のインク層処方中の昇華性染料を下記のものに
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 10部
代えた以外は実施例1と同様にして本発明の昇華型熱転
写記録媒体を作成した。 昇華性染料 HSO−144 10部
【0037】以上実施例1〜4及び比較例で得られた昇
華型熱転写記録媒体を用い、受像体として昇華型感熱転
写用受像紙である日立ビデオプリンターVY−50用サ
プライVY−S100に解像度6ドット/mmのサーマ
ルヘッドで印字し、色相角を角彩色差計CR−200
(ミノルタ製)で測定した。またフェードメーター(カ
ーボンアーク)での照射による画像濃度変化、色巻をブ
ルースケールと比較した。結果を表1に示す。
華型熱転写記録媒体を用い、受像体として昇華型感熱転
写用受像紙である日立ビデオプリンターVY−50用サ
プライVY−S100に解像度6ドット/mmのサーマ
ルヘッドで印字し、色相角を角彩色差計CR−200
(ミノルタ製)で測定した。またフェードメーター(カ
ーボンアーク)での照射による画像濃度変化、色巻をブ
ルースケールと比較した。結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
* 12時間照射後の画像濃度の退色率が70%以上を×とす
る。 ** 12時間照射後の色差のブルースケール相当級が、1級
以下×1〜2級から2〜3級△、3級以上○ 表1の結果から本発明の昇華型熱転写記録媒体は優れた
シアン色を呈すると共に耐光性に優れた転写画像を与え
ることがわかる。
る。 ** 12時間照射後の色差のブルースケール相当級が、1級
以下×1〜2級から2〜3級△、3級以上○ 表1の結果から本発明の昇華型熱転写記録媒体は優れた
シアン色を呈すると共に耐光性に優れた転写画像を与え
ることがわかる。
Claims (2)
- 【請求項1】 受像層上で色相角175°〜230°の
範囲となるシアン用インク層を有する昇華型熱転写記録
媒体において、シアン用インク層に含有させる染料を濃
度用染料と耐光性用染料に機能分離し、かつ耐光性用染
料として、耐光性がJIS L O841に規定される
ブルースケール3級以上の染料を用いたことを特徴とす
る昇華型熱転写記録媒体。 - 【請求項2】 濃度用染料と耐光性用染料の色相角の差
が50°以内である請求項1に記載の昇華型熱転写記録
媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180402A JPH054461A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 昇華型熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180402A JPH054461A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 昇華型熱転写記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054461A true JPH054461A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16082619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3180402A Pending JPH054461A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 昇華型熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241554A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 昇華型熱転写シート |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3180402A patent/JPH054461A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241554A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 昇華型熱転写シート |
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