JPH0544785Y2 - - Google Patents

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JPH0544785Y2
JPH0544785Y2 JP12198288U JP12198288U JPH0544785Y2 JP H0544785 Y2 JPH0544785 Y2 JP H0544785Y2 JP 12198288 U JP12198288 U JP 12198288U JP 12198288 U JP12198288 U JP 12198288U JP H0544785 Y2 JPH0544785 Y2 JP H0544785Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水中に配設された2個の電極間に形
成される電気スクリーンの強度である電界強度を
測定する電気スクリーンの強度測定装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、魚介類の養殖を行う場合に、従来の網
によるいけすにより、魚介類の侵入や脱出を防止
する手法に代わり、海水中に少なくとも2個の電
極を並行に配設し、前記両電極に電源により異な
る電位を与え、前記両電極間に電気スクリーンと
しての電界を形成し、この電気スクリーンとして
の電界における電気的刺激により、魚介類の遊泳
を遮断することが考えられており、大規模養殖を
目的としたかなり広い水域の海洋牧場などに対し
て有利である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で記述したものでは、電源による両
電極の印加電圧を制御することによつて、両電極
間における電界強度を容易に調整することはでき
るが、電極近傍の電界集中や漏れ電界などによ
り、両電極間の電界にゆらぎが生じ、これが原因
で、単純に両電極の印加電圧を両電極間距離で割
つた値と、両電極間の実際の電界強度とが一致し
ないため、両電極間における電界強度を所定の値
にするには、何らかの測定装置により両電極間の
実際の電界強度を常にモニタし、電源による印加
電圧を制御しなければならないが、従来このよう
に両電極間の電界強度を簡易にモニタできる適当
な測定装置がなく、両電極間の電界強度をモニタ
することが困難であるという問題点がある。
そこで、本考案は前記の点に留意してなされ、
水中に配設された両電極間の実際の電界強度を、
容易に測定し、モニタできるようにすることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案は、水中に
配設され電源により異なる電位が与えられて電気
スクリーンを形成する少なくとも2個の電極と、
所定間隔で設けられ前記両電極間に配設された2
個のプローブと、前記両プローブ間の電位差を検
出し、検出した前記電位差を前記所定間隔で割つ
た電界強度を導出する導出部と、導出した前記電
界強度を表示する表示部とを備えたことを特徴と
している。
また、2個のプローブを該両プローブの中点を
中心として回転自在にしてもよい。
〔作用〕
以上のように構成されているため、両プローブ
を水中に配設した両電極間の電界中に配設するこ
とにより、導出部により両プローブ間の電位差
を、両プローブの間隔で割つた値、即ち電界強度
が導出され、表示部に表示され、両電極間の実際
の電界強度のモニタが可能となる。
また、両プローブを、該両プローブの中点を中
心として回転自在にすることにより、両プローブ
を回転させるだけで、両電極間の電界強度の最大
値が容易に探知される。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
(実施例 1) まず実施例1を示した第1図について説明す
る。
第1図において、1は所定間隔で設けられた2
個のプローブ2a,2bからなるセンサ部であ
り、図示されていないが、水中に少なくとも2個
の電極が配設され、電源により前記両電極に異な
る電位が与えられて前記両電極間に電気スクリー
ンとしての電界が形成され、前記両電極間の電界
中に両プローブ2a,2bが配設される。
3は導出部を構成する可変抵抗であり、一端が
一方のプローブ2aに接続され、他端が他方のプ
ローブ2bに接続されている。
このとき、両プローブ2a,2bの間隔をd
〔cm〕とすると、可変抵抗3の一端から摺動端ま
での抵抗値をR1とし、摺動端から他端までの抵
抗値をR2としたときに、 R1:R2=(d−1):1 …… の関係が成り立つように、可変抵抗3の摺動端の
位置が設定されているものとする。
4は電圧計などからなる表示部であり、両入力
端子が可変抵抗3の摺動端及び他端に接続され、
可変抵抗3の摺動端、他端間の電圧を表示する。
なお、可変抵抗3及び表示部4が装置本体5内に
収納されている。
いま、両プローブ2a,2bが前記両電極間の
電界中に配設されると、両プローブ2a,2bそ
れぞれの電位は、配設された位置における電位と
なる。
そして、たとえば両プローブ2a,2bを前記
両電極のほぼ中央に配設したときに、両プローブ
2a,2b間の電圧がE〔V〕である場合、可変
抵抗3の摺動端,他端間の電圧をE′とすると、電
圧EとE′との関係は E:E′=(R1+R2):R2 …… と表わされ、これを変形することにより、電圧
E′は E′=E×R2/R1+R2 …… となり、前記式に前記式を変形してたとえば
R1でまとめた式を代入すると、前記式は、 E′=E×R2/R2(d−1)+R2=E×R2/d×R2=
E/d…… と変形できる。
このとき、可変抵抗3の摺動端,他端間の電圧
E′は、両プローブ2a,2b間の電圧,即ち可変
抵抗3の両端間電圧E〔V〕を両プローブ2a,
2bの間隔d〔cm〕で割つた値となり、結局表示
部4に表示される電圧E′は1cm当りの電圧とな
り、その単位は電界強度を表わす〔V/cm〕とな
り、表示部4により前記両電極間の実際の電界強
度が表示される。
従つて、実施例1によると、簡単な構成によ
り、水中に配設された前記両電極間の実際の電界
強度を容易に測定し、モニタすることができ、前
記両電極間の電界強度を所定値に制御する場合
に、電極近傍での電界集中や漏洩電界の影響を受
けることなく、正確に電界強度の制御を行うこと
が可能となる。
(実施例 2) つぎに、実施例2を示した第2図及び第3図に
ついて説明する。
それらの図面において、第1図と同一記号は同
一もしくは相当するものを示し、6は下端部が内
方へ折曲加工された絶縁性の円筒ケース、7はケ
ース6内に収納されたマイクロモータ、8はモー
タ7の回転軸、9は絶縁性の回転円板であり、ケ
ース6の下端部に配設され、中央が回転軸8の下
端に軸着されており、この円板9に両プローブ2
a,2bが貫設されている。
このとき、一方のプローブ2aは円板9をまつ
すぐに貫通し、他方のプローブ2bのほぼ中央の
屈曲部が円板9内に位置して他方のプローブ2b
が円板9を貫通しており、円板9の下方に導出し
た両プローブ2a,2bの中点を回転軸8の中心
線が通るように両プローブ2a,2bが配置され
ている。
10は円板9の下面とケース6の下端部の内方
への折曲部分との間に介挿されケース6の気密を
保持するOリング、11a,11bはケース6内
の両プローブ2a,2bの上端に固着されたプロ
ーブ2a,2bより径大の円柱状の摺接体、12
は2個のばねであり、ケース6内の両プローブ2
a,2bの上端部にそれぞれ巻回され、両端が円
板9の上面と摺接体11a,11bの下面それぞ
れとに係止され、両摺接体11a,11bを上方
へ付勢する。
13は中央の透孔14にベアリング15を介し
て回転軸8が挿通されケース6の下部に配設され
た円形の絶縁性固定板、16a,16bは径大,
径小の導電リングであり、円形の固定板13の下
面に固定板13と同心円状に配設されており、両
リング16a,16bにそれぞれ両摺接体11
a,11bが圧接している。
このとき、円板9,摺接体11a,11b,固
定板13,導電リング16a,16bにより、両
プローブ2a,2bを回転自在に支持した支持部
17が構成されている。
18a,18bはリード線であり、一方のリー
ド線18aの両端が導電リング16aと可変抵抗
3の一端とに接続され、他方のリード線18bの
両端が導電リング16bと可変抵抗3の他端とに
接続されている。
19は本体5内に収納された直流電源、20は
回転制御部であり、電源19により給電され、両
出力端子が2本のリード線21を介してモータ7
に接続され、スイツチ操作等による外部からの回
転指令により、モータ7の回転を制御する。
そして、前記したように、外部から所望角度の
回転指令を与えると、回転制御部20によりモー
タ7が前記所望角度回転し、モータ7の回転によ
り、円板9が回転し、両プローブ2a,2bが円
板9と一体となつて回転する。
このとき、両プローブ2a,2bが円板9と一
緒に回転しても、ばね12の付勢力により、両摺
接体11a,11bが両導電リング16a,16
bに摺接するため、両プローブ2a,2bは常に
可変抵抗3に接続された状態に保持される。
従つて、たとえばケース6を水中に配設した2
個の電極間の電界中に配設したのち、モータ7を
駆動して円板9を回転し、両プローブ2a,2b
を回転し、表示部4に表示される電界強度が最大
となるときの両プローブ2a,2bの回転位置を
見つけ出し、そのときの電界強度を読み取ること
により、ケース6を傾斜させ、回転させるなど、
ケース6の複雑な移動を行うことなく、両プロー
ブ2a,2bを回転させるだけで、両電極中の最
大電界強度を容易に探知できる。
このように、実施例2によると、前記実施例1
と同等の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、ケース6を複雑に移動させることなく、両プ
ローブ2a,2bを回転させるだけで、水中の前
記両電極の最大電界強度を容易に探知することが
でき、前記両電極間の最大電界強度を所定値に制
御する場合に極めて有利である。
(実施例 3) さらに、実施例3を示した第4図ないし第6図
について説明する。
外観を示す第4図において、22は樹脂からな
る円筒状の絶縁性防水容器、23は先端部が容器
22内に導入された8芯のケーブル、24は容器
22の先端に装着された円柱状の絶縁性支持体、
25a〜25hは第1ないし第8プローブであ
り、第5図に示すように、支持体24に、断面に
おいて45°ごとの等間隔に半径d/2の円上に貫設さ れ、容器22内でケーブル23にそれぞれ接続さ
れており、容器22,ケーブル23,支持体24
及び各プローブ25a〜25hによりセンサ部2
6が構成されている。
なお、27は容器22内の支持体24とケーブ
ル23の先端との間に充填されたシール材であ
り、容器22内への水の浸入を防止する。
28は測定装置本体であり、前面パネルに主ス
イツチ29,センサスイツチ30,ホールドスイ
ツチ31,表示値の小数点切換スイツチ32及び
プローブ切換スイツチ33を備えると共に、デジ
タル式の表示部4を備え、センシング中のプロー
ブを点灯表示する第1〜第8ランプ34a〜34
hからなるプローブ表示部34,主スイツチ29
のオンにより点灯する電源表示ランプ35及びセ
ンサスイツチ30のオンにより点灯するセンシン
グランプ36を備えており、内部の回路結線は第
6図に示すようになつている。
即ち、第6図に示すように、交流電源の両出力
端子37a,37bに主スイツチ29を介して電
源表示ランプ35の両端が接続され、両出力端子
37a,37bに主スイツチ29,センサスイツ
チ30を介してセンシングランプ36の両端が接
続され、切換スイツチ33の切換片33′が両ス
イツチ29,30を介して出力端子37aに接続
されている。
そして、プローブ表示部34の第1,第5ラン
プ34a,34e及び第1リレー38の直列回路
の一端が、切換スイツチ33の第1切換接点33
aに接続され、プローブ表示部34の第2,第6
ランプ34b,34f及び第2リレー39の直列
回路の一端が、切換スイツチ33の第2切換接点
33bに接続され、プローブ表示部34の第3,
第7ランプ34c,34g及び第3リレー40の
直列回路の一端が、切換スイツチ33の第3切換
接点33cに接続され、プローブ表示部34の第
4,第8ランプ34d,34hの直列回路の一端
が、切換スイツチ33の第4切換接点33dに接
続され切換スイツチ33の第5切換接点33eが
オフ接点として開放され、前記各直列回路の他端
がスイツチ30,29を介して出力端子37bに
接続されている。
また、第1〜第8接続端子41a〜41hが第
1〜第8プローブ25a〜25hにそれぞれ接続
されると共に、第1,第5接続端子41a,41
eがそれぞれ第1リレー38の2個の常開接点3
8a,38a′の一端に接続され、第2,第6接続
端子41b,41fがそれぞれ第2リレー39の
2個の常開接点39a,39a′の一端に接続さ
れ、第3,第7接続端子41c,41gがそれぞ
れ第3リレー40の2個の常開接点40a,40
a′の一端に接続されている。
さらに、第4接続端子41dが各リレー38〜
40の常閉接点38b,39b,40bの直列回
路の一端に接続され、第8接続端子41hが各リ
レー38〜40それぞれのもう1つの常閉接点3
8b′,39b′,40b′の直列回路の一端に接続さ
れている。
つぎに、前記した導出部としての可変抵抗3、
前記表示部4の主回路及び該主回路の電源部から
なる表示制御部42が設けられ、前記電源部の両
出力端子42a,42bが主スイツチ29を介し
て両出力端子37a,37bにそれぞれ接続さ
れ、可変抵抗3の一端に接続された出力端子42
cが常開接点38a,39a,40aの他端と各
常閉接点38b,39b,40bの直列回路の他
端とに接続され、可変抵抗3の他端に接続された
出力端子42dが常開接点38a′,39a′,40
a′の他端と各常閉接点38b′,39b′,40b′の
直列回路の他端とに接続されている。
さらに、前記表示部4の主回路に接続された出
力端子42e〜42iのうち、出力端子42fが
小数点切換スイツチ32の切換片32′に接続さ
れ、出力端子42g〜42iがそれぞれ小数点切
換スイツチ32の3個の切換接点32a〜32c
に接続され、出力端子42eがホールドスイツチ
31を介して切換スイツチ32の切換片32′に
接続されている。
ところで、前記した構成の測定装置により、水
中の両電極間の電界強度を測定する場合、容器2
2を両電極間の電界中に配設し、たとえばプロー
ブ切換スイツチ33を第1切換接点33aに切り
換え、主スイツチ29,センサスイツチ30をオ
ンすることにより、第1,第5ランプ34a,3
4e及び第1リレー38が通電され、第1,第5
接続端子41a,41eそれぞれと、第1リレー
38の常開接点38a,38a′それぞれとを介し
て第1,第5プローブ25a,25eが前記可変
抵抗3の両端に接続される。
そして、第1,第5プローブ25a,25e間
の電位差を両プローブ25a,25eの間隔dで
割つた電界強度が、前記実施例1と同様の動作に
よつて導出され、表示部4に表示される。
このとき、小数点切換スイツチ32を切り換え
ることにより、表示部4に表示される電界強度の
小数点位置を適宜選定することができ、ホールド
スイツチ31のオンにより、表示部4の表示値が
ホールドされる。
また、プローブ切換スイツチ33を第2,第
3,第4切換接点33b,33c,33dに適宜
切り換えることにより、前記と同様に、第2,第
6プローブ25b,25f又は第3,第7プロー
ブ25c,25g又は第4,第8プローブ25
d,25hが、可変抵抗3に接続され、これらの
プローブ25b,25f間又は25c,25g間
又は25d,25h間の電位差から導出される電
界強度が、表示部4に表示される。
なお、プローブ切換スイツチ33の切り換えに
より、プローブ表示部34のランプのうち、動作
中のプローブに対応するランプが点灯し、どのプ
ローブが動作中であるかが表示される。
従つて、実施例3によると、前記実施例1と同
等の効果が得られるのは勿論、プローブ切換スイ
ツチ33を切り換えて可変抵抗3に接続されるプ
ローブを適宜選択することにより、前記実施例2
の場合のような連続的な回転制御はできないもの
の、前記両プローブ2a,2bを45°ずつ回転さ
せるのと同じ結果となり、前記実施例2と同等の
効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
水中に配設された少なくとも2個の電極間の実
際の電界強度を容易に測定し、モニタすることが
でき、両電極間の電界強度を所定値に制御する場
合に、電極近傍での電界集中や漏洩電界の影響を
受けることなく、正確に電界強度の制御を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の電気スクリーンの強度測定装
置の実施例を示し、第1図は実施例1の概略図、
第2図及び第3図は実施例2を示し、第2図は概
略図、第3図a,bはそれぞれ一部の切断正面図
及び底面図、第4図ないし第6図は実施例3を示
し、第4図は概略図、第5図は一部の底面図、第
6図は回路結線図である。 2a,2b,25a〜25h……プローブ、3
……可変抵抗、4……表示部、17……支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水中に配設され電源により異なる電位が与え
    られて電気スクリーンを形成する少なくとも2
    個の電極と、 所定間隔で設けられ前記両電極間に配設され
    た2個のプローブと、 前記両プローブ間の電位差を検出し、検出し
    た前記電位差を前記所定間隔で割つた電界強度
    を導出する導出部と、 導出した前記電界強度を表示する表示部と を備えた電気スクリーンの強度測定装置。 2個のプローブを該両プローブの中点を中心
    として回転自在にした請求項記載の電気スク
    リーンの強度測定装置。
JP12198288U 1988-09-16 1988-09-16 Expired - Lifetime JPH0544785Y2 (ja)

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