JPH0544801A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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JPH0544801A
JPH0544801A JP3199063A JP19906391A JPH0544801A JP H0544801 A JPH0544801 A JP H0544801A JP 3199063 A JP3199063 A JP 3199063A JP 19906391 A JP19906391 A JP 19906391A JP H0544801 A JPH0544801 A JP H0544801A
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JP
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deviation
flat belt
belt
roller
detecting member
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JP3199063A
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English (en)
Inventor
Keizo Nonaka
敬三 野中
Yoshihisa Nakano
嘉久 中野
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/00151Meandering prevention using edge limitations
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/00156Meandering prevention by controlling drive mechanism

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に偏動を検出、修正することができる
ベルト駆動装置について、簡単な構成でベルトの初期偏
動を行わせる。 【構成】 第1〜第3の3本のロ−ラ1,2,3に転写
ベルト4を走行可能に掛け渡す。第3ロ−ラ3の軸端部
に偏動検出部材11を配設し、転写ベルト4が偏動して
偏動検出部材11に接触することによって発生する偏動
検出部材11の回転トルクを利用することで転写ベルト
4に逆方向の偏動成分を発生させて初期偏動を解消す
る。前記初期偏動を与える手段として、第2ローラ2の
筒状体2bを左右の筒状体部2c,2dに分割し、偏動
検出部材11が配設されている側の左側筒状体部2cと
転写ベルト4との間の摩擦係数を右側筒状体部2dのそ
れよりも小さくして、転写ベルト4の走行時には、偏動
検出部材4側への偏動を行わせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
機器に内蔵され、転写ベルトや感光体ベルト等を使用す
るベルト駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば電子写真装置におい
て、この装置の軽量化及びコンパクト化を目的として、
表面に誘電体層または感光体層を有する平ベルトを、互
いに略平行に配置した複数本のロ−ラに掛け渡すことに
よって、前記平ベルトを転写ドラムまたは感光体ドラム
等の代わりに転写ベルトまたは感光体ベルトとして利用
することが知られている。
【0003】そして、このような用途に用いられる平ベ
ルトは、その基材がプラスチックフィルムや金属箔等の
ような伸びが小さくて強度の高い材料によって形成され
る場合が多い。従って、この種の平ベルトは弾性変形し
難い。そのために、前記電子写真装置内に収容された部
品の寸法誤差、ロ−ラの取付誤差、ベルト張力のアンバ
ランス、ベルト周長さの不均一などが生じている場合、
これらをベルト自体の変形によって吸収することができ
ない。この結果、前記平ベルトが、走行時にベルト幅方
向へ偏動してしまうといった問題があった。
【0004】しかし、前記電子写真装置は、正確な画像
形成を行うために、高精度、高解像度が要求されるの
で、この平ベルトの偏動を防止する必要がある。
【0005】そして、このような、平ベルトの偏動を防
止するための従来技術として、特開昭56−12750
1号公報や特開昭59−205052号公報に示される
ように平ベルトに偏動防止用のガイドを設けたり、特開
昭57−60347号公報に示されるように規制部材を
設けることによって平ベルトの偏動を強制的に防止する
ようにしたものがある。また、実開昭58−11060
9号公報に示されるように、1本のロ−ラを偏動調整用
ロ−ラとすると共に偏動検出用のベルト位置センサを備
えさせ、前記ベルト位置センサによって平ベルトの偏動
が検出されると、その偏動量に応じて偏動調整用ロ−ラ
の軸端部を変位させることにより偏動を修正するように
したものや、実開昭64−48457号公報に示される
ように、平ベルトが偏動すると、この偏動に伴なってロ
−ラを回転軸方向に移動させ、このロ−ラの移動によっ
て該ロ−ラの回転軸を揺動させて、ロ−ラを反対方向へ
移動させることにより偏動を修正するようにしたものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭56−127501号公報、特開昭59−2050
52号公報及び特開昭57−60347号公報に示され
ているような構成では、平ベルトの偏動を外的要因によ
り強制的に規制するようにしているから、平ベルトとロ
−ラとの組合わせの条件如何により機構として成立し得
ない場合がある。即ち、平ベルトの偏動に伴う寄り力が
大きくなるものでは、ガイド及び規制部材の強度を増大
させておく必要がある。また、平ベルト自体の幅方向座
屈強度を増大させる必要があり、同時に平ベルト端部が
損傷しないように端部強度も増大させる必要がある。従
って、ベルト厚さが薄くなるほど上記方式の採用は困難
となる。また、平ベルトにガイドを設ける場合に、精度
良くガイドを設ける必要があり、特にシ−ムレスベルト
の場合では、このガイドを形成することが非常に困難で
あった。
【0007】また、前記実開昭58−110609号公
報や実開昭64−48457号公報に示されているよう
な構成では、複雑なメカニズムを用いて偏動を検出、修
正するために、高価でしかも余分なスペ−スを必要と
し、装置全体としての大型化に繋る。そればかりでな
く、複雑な機構であるために、部品点数が多くなり、そ
れだけ故障発生要因部が増加することになり、装置の信
頼性が十分に確保されているとは言い難いものであっ
た。
【0008】これらの点を解決するために、本発明の発
明者は、自動的に偏動を検出、修正することができるベ
ルト駆動装置について、その構造の改良を進めている。
詳しくは、複数のロ−ラのうち1本を偏動調整用ロ−ラ
とし、この偏動調整用ロ−ラの片側に、該偏動調整用ロ
−ラと独立して回転自在な偏動検出用ロ−ラを備えさせ
ておく。そして、前記平ベルトを予め前記偏動検出用ロ
−ラに向って偏動させるように構成しておく。そして、
平ベルトの走行時に、該平ベルトが、その偏動よって偏
動検出用ロ−ラに接触すると、この接触により偏動検出
用ロ−ラが回転し、この回転力を偏動調整用ロ−ラの軸
端部を移動させる力に変換することによって平ベルトに
逆方向の偏動成分を与え、前記偏動を修正させるように
した構成について開発している。
【0009】そして、前記平ベルトを予め偏動調整用ロ
ーラ向って偏動させる構成として、様々のものが考案さ
れているが、未だ最適な構成が得られているとは言い難
い。つまり、例えば、実開昭63−162742号公報
に示されているように、平ベルトの幅方向の両端縁部分
の周長さを異ならせるようにして、周長さの短い側から
周長さの長い側への偏動を行わせるようにしたものが知
られているが、これでは、平ベルトを1本づつ作製せね
ばならず、量産の面で実用性に欠ける。また、実開昭6
3−162744号公報に示されているように、ローラ
の少なくとも1本をテーパ状のローラに形成しておき、
平ベルトを、このロ―ラにおけるローラ径の大きい側か
ら小さい側へ偏動させるようにしたものもあるが、ロー
ラの作製工程において研磨作業などを行わねばならず、
該ローラのコストアップに繋るばかりでなく、平ベルト
がこのテーパ状ローラに巻回される際に、該平ベルトの
平面度が阻害されることがあり、特に、この平面度が要
求される電子写真装置には採用が困難である。更に、特
開昭59−205052号公報に示されているように、
ローラの少なくとも1本を他のローラに対して捩りの位
置に配置して、平ベルトを偏動させるようにしたもので
は、捩り角度などの設定が設計上難しく、また電子写真
装置では、ブレード圧接等の外部条件の制約を受けるた
めに、ローラを捩ることは事実上困難である。更には、
平ベルト内部の芯体コードの撚りの方向を一方向のみと
したコードで形成することも考えられるが、この場合に
は、薄い平ベルトを採用することができなくなる。
【0010】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、各ローラを平行に配置しながら平ベルト表
面の平面度を確保したままで、平ベルトに偏動検出部材
へ向かう初期偏動を行わせることが可能なベルト駆動装
置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、予め、平ベルトを所定方向に偏動させる
ようにしながら、逐次、この偏動を修正するようにした
ベルト駆動装置に対して、平ベルトの構成を改良して、
該平ベルトに偏動動作を行わせるような機能を発揮させ
るようにした。具体的に、請求項1記載の発明は、平ベ
ルトと、該平ベルトが掛け渡された複数本のロ−ラとを
備え、前記平ベルトに初期偏動を発生させると共に、前
記平ベルトを前記初期偏動方向とは逆方向に偏動させて
前記初期偏動を逐次修正するようにしたベルト駆動装置
を前提としている。そして、前記ローラのうち少なくと
も1本を、前記平ベルトとの間の摩擦係数が前記初期偏
動方向側にあっては低く、反対側にあっては高くなるよ
うに設定した構成としている。
【0012】請求項2記載の発明は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用ロ−
ラに構成された複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−
ラの一方の軸端部に、該偏動調整用ロ−ラと独立して回
転自在に支持された偏動検出部材と、前記平ベルトを前
記偏動検出部材の配設位置に向って移動させる片寄付与
手段と、前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材
に前記平ベルトが接して回転トルクが作用したときに、
その回転運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方
向に変位する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付
与手段による移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端
部変位手段とを備えさせる。そして、前記片寄付与手段
を、前記ローラのうち少なくとも1本が、前記平ベルト
との間の摩擦係数が前記偏動検出部材の配設位置側にあ
っては低く、反対側にあっては高く設定されるような構
成としている。
【0013】請求項3記載の発明は、前記請求項2記載
のベルト駆動装置において、ローラ表面をゴム層によっ
て形成し、片寄付与手段を、少なくとも1本のローラ表
面のゴム層に、多数の短繊維を突設させて、この短繊維
の配合割合を調整することによって構成するようにして
いる。
【0014】請求項4記載の発明は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡された複数本のロ−ラとを備え、前記平
ベルトに初期偏動を発生させると共に、前記平ベルトを
前記初期偏動方向とは逆方向に偏動させて前記初期偏動
を逐次修正するようにしたベルト駆動装置を前提として
いる。そして、前記ローラのうち少なくとも1本の表面
の硬度を、前記初期偏動方向側にあっては低く、反対側
にあっては高くなるように設定した構成としている。
【0015】請求項5記載の発明は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用ロ−
ラに構成された複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−
ラの一方の軸端部に、該偏動調整用ロ−ラと独立して回
転自在に支持された偏動検出部材と、前記平ベルトを前
記偏動検出部材の配設位置に向って移動させる片寄付与
手段と、前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材
に前記平ベルトが接して回転トルクが作用したときに、
その回転運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方
向に変位する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付
与手段による移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端
部変位手段とを備えさせる。そして、前記片寄付与手段
を、前記ローラのうち少なくとも1本の表面の硬度が、
前記偏動検出部材の配設位置側にあっては低く、反対側
にあっては高く設定されるような構成としている。
【0016】請求項6記載の発明は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡された複数本のロ−ラとを備え、前記平
ベルトに初期偏動を発生させると共に、前記平ベルトを
前記初期偏動方向とは逆方向に偏動させて前記初期偏動
を逐次修正するようにしたベルト駆動装置を前提として
いる。そして、前記ローラを、芯金部分の表面にゴム層
を配設して成し、前記ローラのうち少なくとも1本を、
前記芯金部分の外径が前記偏動検出部材の配設位置側に
あっては小さく、反対側にあっては大きくなるように設
定した構成としている。
【0017】請求項7記載の発明は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用ロ−
ラに構成された複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−
ラの一方の軸端部に、該偏動調整用ロ−ラと独立して回
転自在に支持された偏動検出部材と、前記平ベルトを前
記偏動検出部材の配設位置に向って移動させる片寄付与
手段と、前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材
に前記平ベルトが接して回転トルクが作用したときに、
その回転運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方
向に変位する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付
与手段による移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端
部変位手段とを備えさせる。そして、前記ローラを、芯
金部分の表面にゴム層を配設して成し、前記片寄付与手
段を、前記ローラのうち少なくとも1本が、前記芯金部
分の外径が前記偏動検出部材の配設位置側にあっては小
さく、反対側にあっては大きく設定されるような構成と
している。
【0018】
【作用】上記の構成により本発明では、以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、ローラ
のうち少なくとも1本が、平ベルトとの間の摩擦係数が
初期偏動方向側にあっては低く、反対側にあっては高く
なるように設定されていることにより、ローラに平ベル
トが巻回される際には、平ベルトは、摩擦係数の高い側
から低い側へ向かう偏動(初期偏動)が発生することに
なる。このため、ローラ表面と平ベルトの間の摩擦係数
を設定するといった簡単な構成でもって、各ローラを平
行に配置して平ベルトの平面度を確保しながら平ベルト
に初期偏動を与えることができる。
【0019】請求項2記載の発明では、片寄付与手段の
作用によって、平ベルトが偏動検出部材の配設位置に向
かって偏動する。つまり、上述した請求項1記載の発明
の作用と同様に、少なくとも1本のローラが、平ベルト
との間の摩擦係数が偏動検出部材の配設位置側にあって
は低く、反対側にあっては高くなるように設定されてい
ることにより、このローラに平ベルトが巻回される際に
は、該平ベルトは、摩擦係数の高い側から低い側へ向か
う偏動が発生することになる。つまり、平ベルトは、そ
の走行に伴って偏動検出部材の配設位置に向かって偏動
する。この偏動により、平ベルトが偏動検出部材に接す
ると、該偏動検出部材が平ベルトとの接触摩擦により回
転する。そして、ロ−ラ端部変位手段によって、この偏
動検出部材の回転運動が、前記偏動調整用ロ−ラの軸端
部が所定方向に変位する運動に変換される。このように
して偏動調整用ロ−ラの軸端部が変位すると、平ベルト
に前記偏動方向とは逆方向の偏動変位が発生するため
に、前記初期の偏動を修正する。つまり、初期の変動に
応じた偏動調整用ロ−ラの軸端部の変位量が自動的に与
えられ、平ベルトの偏動を修正する。このため、前記平
ベルトは安定した走行を行うことができ、特に、このベ
ルト駆動装置を電子写真装置に適用した場合には正確な
画像形成を行うことができる。したがって、本構成の場
合にも、ローラ表面と平ベルトの間の摩擦係数を設定す
るといった簡単な構成でもって、各ローラを平行に配置
して平ベルトの平面度を確保しながら平ベルトに初期偏
動を与えることができる。
【0020】請求項3記載の発明では、上述した請求項
2記載の発明の作用に加えて、ローラ表面における摩擦
係数の設定が容易にでき、且つローラの表面と平ベルト
との間の摩擦係数が全体に亘って低く設定でき、平ベル
トの破損や延びの抑制が図れ、ベルト寿命の延長を図る
こともできる。
【0021】請求項4及び5記載の発明では、ローラに
平ベルトが巻回される際には、該平ベルトは、ローラ表
面の硬度の低い側から高い側へ向かうように偏動する。
従って、この構成によっても簡単な構成で平ベルトの偏
動を発生させることができる。
【0022】請求項6及び7記載の発明では、ローラに
平ベルトが巻回される際には、該平ベルトは、芯金部分
の径の大きい側から小さい側へ向かうように偏動する。
従って、この構成によっても簡単な構成で平ベルトの偏
動を発生させることができる。
【0023】
【実施例】
(第1実施例)以下、請求項1〜3記載の発明に係る第
1実施例を図面に沿って詳細に説明する。図1は、本発
明による電子写真装置内に収容されたベルト駆動装置を
示している。3軸系の転写ベルトの駆動装置の全体を示
す図1において、1,2,3は、夫々第1、第2及び第
3ロ−ラである。各ロ−ラ1,2,3は、夫々軸部材1
a,2a,3aと、該軸部材1a,2a,3aの左右両
端部を除いた部分で、軸部材1a,2a,3aと同心上
で僅かに大径に形成されたゴム等で成る筒状体1b,2
b,3bとから成っている。この筒状体1b,2b,3
bの材料としては、例えばEPDM系架橋ゴムが採用さ
れ、本発明でいうゴム層を構成している。但し、この各
筒状体1b,2b,3bは樹脂やアルミニウムなどのよ
うに弾性体材料でないものであってもよい。
【0024】前記各ロ−ラ1,2,3には、基材の表面
に誘電体層が形成されて成る本発明でいう平ベルトとし
ての転写ベルト4が走行可能に掛け渡されている。従っ
て、本ベルト駆動装置は、前記転写ベルト4が電子写真
装置の転写搬送体として機能するようになっている。ま
た、前記転写ベルト4の基材としては、例えば2軸延伸
ポリエステルが採用されており、引張弾性率が200kg
/mm2 以上に設定されている。
【0025】第1ロ−ラ1は、軸部材1aが駆動モ−タ
5の駆動軸に連結されて該駆動モ−タ5の駆動力が伝達
可能となっている。つまり、この第1ロ−ラ1が駆動ロ
−ラとして機能するようになっている。
【0026】第2ロ−ラ2は、従動ロ−ラであって、後
述するように、本発明の特徴とするローラである。そし
て、この第2ローラ2は、その軸線が前記第1ロ−ラ1
の軸線と平行に配置されている。
【0027】第3ロ−ラ3は、本発明でいう偏動調整用
ロ−ラであって、この軸線も前記第2ロ−ラ2と同様に
第1ロ−ラ1の軸線と平行に配置されている。また、こ
の第3ロ−ラ3は、その左右両軸端部に配設されたスプ
リング3c,3cによってC方向に均等な付勢力が与え
られている。そして、この付勢力によって転写ベルト4
の張力が調整されるようになっている。
【0028】また、第3ロ−ラ3の軸端部は、図2及び
図3に示すように、軸受部材であるブッシュ7を介して
下枠8aに回転可能に支持されている。また、この下枠
8aは、可動部材6に取付けられた上枠8bにスライド
ベアリング9を介して係合している。従って、前記下枠
8a、上枠8b及びスライドベアリング9により、第3
ロ−ラ3の軸端部をロ−ラ軸線と略直行する方向に移動
可能に支持するロ−ラ支持部材8が構成されている。ま
た、第3ロ−ラ3の軸部材3aにおける下枠8aの取付
位置より内側位置には偏動検出部材11が第3ロ−ラ3
と同軸上で且つ、該第3ロ−ラ3から独立して回動自在
となるように軸部材3aに支持されている。また、軸部
材3aの外側端部にはリング部材12が装着されてい
る。
【0029】前記偏動検出部材11は、前記転写ベルト
4のベルト材と摩擦係数が高く且つ耐摩耗性に優れたウ
レタンエラストマ等によって形成されている。そして、
この偏動検出部材11は、その内側端面が、前記第3ロ
−ラ3の筒状体3bの端面と小間隙を存して近接配置さ
れている。また、この偏動検出部材11は、第3ロ−ラ
3の筒状体3bの端面に対向する部分の外径が第3ロ−
ラ3の外径と同径に設定され、且つ筒状体3b端面から
離れるに従って次第にその径が大きくなるテ−パ状に傾
斜された乗り上げ面11aを有している。そして、これ
によって、転写ベルト4にA方向の偏動が発生すると、
図2に仮想線で示すように、その偏動により転写ベルト
4が偏動検出部材11の乗り上げ面11aに乗り上げる
ようになっている。
【0030】また、前記偏動検出部材11には、紐部材
13の一端が連結されている。一方、この紐部材13の
他端は固定部材Sに取付けられている。つまり、後述す
る第2ローラ2の構成によって成る片寄付与手段10の
動作によって発生する転写ベルト4の偏動により、転写
ベルト4が偏動検出部材11の乗り上げ面11aに乗り
上げ、偏動検出部材11に回転トルクが作用したとき、
偏動検出部材11の回転により前記紐部材13が偏動検
出部材11に巻き取られて、前記第3ロ−ラ3のA方向
の軸端部を、第1ロ−ラ1の軸端部から離れる方向に、
即ち、図1のB方向に変位させるようになっている。即
ち、第3ロ−ラ3をベルト進行方向に向って右方向に傾
けた状態で、転写ベルト4を第3ロ−ラ3の周方向に沿
って巻回させることによって、該転写ベルト4を図中A
方向とは逆方向に移動させるように構成されている。こ
れによって、偏動検出部材11に回転トルクが作用した
ときに前記第3ロ−ラ3の軸端部を所定方向に変位させ
るロ−ラ端部変位手段14が構成されている。即ち、第
3ロ−ラ3の軸端部がB方向に変位されると、転写ベル
ト4は、A方向とは逆方向へ巻回されながら走行するた
めに、初期の偏動成分(A方向成分)とは逆の偏動成分
が発生し、初期の偏動成分と打ち消し合うまで軸部材3
aの軸端部が変位されることになる。
【0031】また、図4に示すように、軸部材3aの外
側端部のリング部材12にはスプリング15が連結さ
れ、このスプリング15が紐部材13の巻取動作による
変位方向とは反対方向に常時付勢するようになってお
り、スプリング15によって第3ロ−ラ3の軸端部の所
定量以上の変位を抑制するようになっている。このよう
な構成により、第3ロ−ラ3の軸端部の変位による逆方
向の偏動成分が片寄付与手段10の動作によって生じる
初期偏動成分より大きくなると、転写ベルト4は逆方向
に偏動を開始し、偏動検出部材11の乗り上げ面11a
への乗り上げ量は減少するから、偏動検出部材11の回
転トルクも減少し、その結果、スプリング15によって
第3ロ−ラ3の軸端部の変位量も小さくなるようになっ
ている。
【0032】また、偏動検出部材11のロ−ラ端部外側
への移動はストッパ16によって規制されている。
【0033】次に、本例の特徴とするところの片寄付与
手段10について説明する。この片寄付与手段10は、
図6に示すように、前記第2ローラ2の構成によって成
されている。この第2ローラ2は、該第2ローラ2の軸
線方向の中央部を境にして前記筒状体2bの表面の摩擦
係数が異なるように設定されている。詳しくは、この筒
状体2bは、前記第2ローラ2の軸線方向の略中央部よ
りも図6における左側、つまり前記偏動検出部材11が
配設されている側に位置する左側筒状体部2cと、第2
ローラ2の軸線方向の略中央部よりも図6における右
側、つまり前記偏動検出部材11が配設されていない側
に位置する右側筒状体部2dとによって成っている。そ
して、各筒状体部2c,2dには多数の短繊維17,1
7,…が埋設されていると共に、この各筒状体部2c,
2dの表面を研磨加工することによって前記短繊維1
7,17,…の一部を筒状体部2c,2dの表面から突
出させるようにしている。そして、前記左側筒状体部2
cにおける短繊維17,17,…の配合量は多く、一
方、前記右側筒状体部2dにおける短繊維17,17,
…の配合量は、前記左側筒状体部2cのそれよりも少な
く設定されている。このため、左側筒状体部2cの表面
と転写ベルト4との間の摩擦係数は小さく、一方、右側
筒状体部2dの表面と転写ベルト4との間の摩擦係数は
大きく設定されている。つまり、左側筒状体部2cで
は、短繊維17,17,…の配合量が多いために、転写
ベルト4の裏面とゴム層と接触面積が小さく、一方、右
側筒状体部2dでは、短繊維17,17,…の配合量が
少ないために、転写ベルト4の裏面とゴム層と接触面積
が大きくなっており、このために、上述したような摩擦
係数の差が生じることになる。そして、本例では、この
摩擦係数の差を0.3以上に設定するようにしている。
また、よりいっそう摩擦係数の差を大きくするために
は、前記短繊維17,17…の配向方向を左右の筒状体
部2c,2dにおいて異ならせるようにするとよい。ま
た、上記摩擦係数を設定する際の摩擦係数の測定方法と
しては、本件の特許出願人が平成2年9月25日付けで
出願した特願平2−258498号の明細書内に開示し
ているような摩擦係数測定機によって測定するようにし
ている。
【0034】このようにして前記第2ローラ2の軸線方
向の中央部を境にして筒状体2bの表面の摩擦係数を異
ならせるようにしたことにより、第2ローラ2に転写ベ
ルト4が巻回される際には、該転写ベルト4は、摩擦係
数の高い側から低い側へ向って偏動することになる。つ
まり、転写ベルト4が、その走行に伴って偏動検出部材
11の配設位置に向かって偏動するように構成されてい
る。
【0035】以下、上記の構成による動作について説明
する。先ず、転写ベルト4の走行時には、上述したよう
に、筒状体2bの表面の摩擦係数が左右で異なっている
ために、転写ベルト4は常に図1におけるA方向へ偏動
するような力が作用しており、これによって、転写ベル
ト4は、走行しながら偏動検出部材11に向かって偏動
する。そして、この転写ベルト4の偏動により転写ベル
ト4の端部が偏動検出部材11の乗り上げ面11aに乗
り上げると、図5に示すように、転写ベルト4と偏動検
出部材11の乗り上げ面11aとの間に作用する摩擦力
により、偏動検出部材11が軸部材3aに対して回転せ
しめられ、その回転によって紐部材13を巻取ることに
なる。
【0036】この紐部材13の巻取りにより、偏動検出
部材11が配置されている第3ロ−ラ3の軸端部がB方
向へ変位し、その変位により転写ベルト4はA方向と逆
方向に巻回されながら走行することになって、転写ベル
ト4のA方向への偏動が制限される。それと共に、前記
軸端部の変位により、スプリング15が伸びてスプリン
グ力も作用しているので、紐部材13の巻取り力とスプ
リング15のスプリング力とのバランスにより、第3ロ
−ラ3の変位量が規制され、ある一定位置に転写ベルト
4の端部の位置が維持されることになる。
【0037】このようにして転写ベルト4の走行が行わ
れるために、転写ベルト4の大きな偏動が防止され、例
えば、転写ベルト4の偏動量を10数μmに抑えること
ができる。つまり、予め転写ベルト4を一方向へ偏動さ
せながら、その偏動を自動的に逐次修正するようにして
いることにより、偏動量を微量にすることができ、転写
ベルト4に安定した走行を行わせることができ、本例の
ような電子写真装置にあっては正確な画像形成を行うこ
とができる。
【0038】このように、本実施例では、第2ローラ2
の構成を変更するといった簡単な構成でもって、転写ベ
ルト4に初期偏動を行わせることができる。また、この
構成では、各ローラ1,2,3を平行に配置することが
できるので各ロ―ラの取付け位置の設定が容易で、且つ
転写ベルト4の平面度も確保できるため、特に、電子写
真装置に採用した場合には、正確な画像形成を行うこと
ができ有効である。また、第2ローラ2の筒状体2bの
表面には、その全体に亘って短繊維17,17,…が突
設されているために、転写ベルト4との間の摩擦係数が
全体に亘って低く設定でき、転写ベルト4の破損や延び
の抑制が図れ、ベルト寿命の延長を図ることもできる。
【0039】また、本例では、第2ローラ2の軸線方向
の中央部を境にして前記筒状体2bの表面の摩擦係数が
異なるように、左側筒状体部2cと右側筒状体部2dと
のローラ軸線方向の長さを等しくしたが、本発明は、こ
れに限らず、その比率は適宜設定可能である。また、筒
状体2bを左右の筒状体部2c,2dに分けて摩擦係数
の異なる領域を2領域としたが、左右の筒状体部2c,
2dの間に中央筒状体部を形成し、この中央筒状体部に
おける転写ベルト4との間の摩擦係数を、左右の筒状体
部2c,2dにおける摩擦係数の中間値に設定して摩擦
係数の異なる領域を3領域としたり、4領域以上に設定
するようにしてもよい。
【0040】(第2実施例)次に、請求項4及び5記載
の発明に係る第2実施例について説明する。本例は、第
2ローラ2の変形例であって、ベルト駆動装置の全体構
成は上述した第1実施例と同様であるために、その説明
を省略し、特徴とする部分のみについて述べるに止め
る。図7に示すように、本例のベルト駆動装置における
第2ローラ2は、左側筒状体部2cと右側筒状体部2d
となるゴム層を形成するゴムの硬度を異なるように設定
するようにしている。つまり、左側筒状体部2cを形成
するゴム層の硬度を高く設定し、一方、右側筒状体部2
dを形成するゴム層の硬度を前記左側筒状体部2cのそ
れよりも低く設定する。このような構成により、第2ロ
ーラ2に転写ベルト4が巻回される際には、該転写ベル
ト4は、硬度の低い側から高い側へ向かう偏動が発生す
ることになる。つまり、転写ベルト4は、その走行に伴
って偏動検出部材11の配設位置に向かって偏動するよ
うに構成されている。また、本例では、第2ローラ2の
軸線方向の中央部を境にして前記筒状体2bの硬度が異
なるように、左側筒状体部2cと右側筒状体部2dとの
長さを等しくしたが、その比率は適宜設定可能である。
更に、筒状体2bにおける硬度の異なる領域を3箇所以
上に形成するようにしてもよい。その場合、偏動検出部
材11の配設位置に向かうにしたがって硬度が高くなる
ように、各領域の硬度を設定する。
【0041】(第3実施例)次に、請求項6及び7記載
の発明に係る第3実施例について説明する。本例も、第
2ローラ2の変形例であって、ベルト駆動装置の全体構
成は上述した第1実施例と同様であるために、その説明
を省略し、特徴とする部分のみについて述べるに止め
る。図8に示すように、本例のベルト駆動装置における
第2ローラ2は、前記軸部材2aに一体形成された芯金
部分2eを、該第2ローラ2の軸線方向の中央部を境に
して、その径が異なるように設定されている。つまり、
第2ローラ2の軸線方向の中央部よりも左側部分の径を
小径とし、一方、右側部分の径を前記左側部分のそれよ
りも大径に設定するようにしている。この構成によれ
ば、第2ローラ2に転写ベルト4が巻回される際には、
該転写ベルト4は、芯金部分2eの径の大きい側から小
さい側へ向かう偏動が発生することになる。つまり、転
写ベルト4は、その走行に伴って偏動検出部材11の配
設位置に向かって偏動するように構成されている。ま
た、本例では、第2ローラ2の軸線方向の中央部を境に
して前記芯金部分の径を異なるようにしたが、径の異な
る部分の長さの比率は適宜設定可能である。更に、芯金
部分2eの径の異なる領域を3箇所以上に形成するよう
にしてもよい。その場合、偏動検出部材11の配設位置
に向かうにしたがって芯金部分2eの径が小さくなるよ
うに設定する。
【0042】また、本例の変形例として、図9に示すよ
うに、芯金部分2eを偏動検出部材11の配設位置に向
かうに従って次第に、その径が小さくなるようなテーパ
状に形成するようにしても同様の動作が得られる。
【0043】尚、上述した各例では、電子写真装置の転
写ベルト4の駆動装置について説明したが、本発明は、
これに限らず、感光体ベルトの駆動装置、或いは通常の
平ベルト駆動装置についても同様に適用することができ
る。また、上記各例では、片寄付与手段10を第2ロー
ラ2によって構成するようにしたが、その他のローラ
1,3に同様の構成を採用したり、複数本のローラ1,
2,3に同様の構成を採用するようにしてもよい。更
に、本例の構成では、第3ローラ3と同軸上に配設した
偏動検出部材11によって転写ベルト4の偏動を検出
し、ローラ端部変位手段14によって、この偏動を逐次
修正するようにしたが、請求項1,4及び6記載の発明
は、これに限るものではなく、赤外線センサなどによっ
て転写ベルト4の偏動を検出するようにしたり、偏動修
正動作も軸端部を変位させる以外の手段を採用するよう
にしてもよい。
【0044】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば、
以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の
発明によれば、ローラのうち少なくとも1本を、平ベル
トとの間の摩擦係数が初期偏動方向側にあっては低く、
反対側にあっては高くなるように設定して、ローラに平
ベルトが巻回される際には、平ベルトに、摩擦係数の高
い側から低い側へ向かう偏動(初期偏動)を発生させる
ようにしているために、ローラ表面と平ベルトの間の摩
擦係数を設定するといった簡単な構成でもって、各ロー
ラを平行に配置して平ベルトの平面度を確保しながら平
ベルトに初期偏動を与えることができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、片寄付与手
段を、ローラのうち少なくとも1本が、平ベルトとの間
の摩擦係数が偏動検出部材の配設位置側にあっては低
く、反対側にあっては高くなるように設定して構成する
ようにし、このローラに平ベルトが巻回される際には、
平ベルトに、摩擦係数の高い側から低い側へ向かう偏動
が発生して、該平ベルトを偏動検出部材の配設位置に向
かって偏動させるようにしているために、この場合に
も、簡単な構成でもって平ベルトに初期偏動を与えるこ
とができ、且つ各ローラを平行に配置しながら平ベルト
の平面度を確保することができるため、ベルト駆動装置
の実用性を大幅に向上することができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、上述した請
求項2記載の発明の効果に加えて、ローラ表面における
摩擦係数の設定が容易に行え、且つローラの表面と平ベ
ルトとの間の摩擦係数が全体に亘って低く設定できるの
で、平ベルトの破損や延びを抑制でき、平ベルトの長寿
命化を図ることができる。
【0047】請求項4及び5記載の発明によれば、片寄
付与手段を、ローラのうち少なくとも1本の表面の硬度
が、偏動検出部材の配設位置側にあっては低く、反対側
にあっては高くなるように設定して構成するようにし、
このローラに平ベルトが巻回される際には、該平ベルト
を、ローラ表面の硬度の低い側から高い側へ向かって偏
動させるようにしているために、この場合にも、簡単な
構成でもって平ベルトに初期偏動を与えることができ
る。
【0048】請求項6及び7記載の発明によれば、片寄
付与手段を、ローラのうち少なくとも1本が、前記芯金
部分の外径が前記偏動検出部材の配設位置側にあっては
小さく、反対側にあっては大きくなるように設定して構
成するようにし、ローラに平ベルトが巻回される際に
は、該平ベルトを、芯金部分の径の大きい側から小さい
側へ向って偏動させるようにしているために、この場合
にも、簡単な構成で平ベルトの偏動を発生させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト駆動装置の概略斜視図である。
【図2】偏動検出部材周辺の縦断正面図である。
【図3】偏動検出部材周辺を内側から見た斜視図であ
る。
【図4】偏動検出部材周辺を外側から見た斜視図であ
る。
【図5】ロ−ラ端部変位手段の動作を説明するための図
である。
【図6】第1実施例における第2ローラの正面図であ
る。
【図7】第2実施例における第2ローラの一部破断正面
図である。
【図8】第3実施例における第2ローラの縦断面図であ
る。
【図9】第3実施例の変形例における第2ローラの縦断
面図である。
【符号の説明】
1 第1ロ−ラ 2 第2ロ−ラ 2b 筒状体 2e 芯金部分 3 第3ロ−ラ(偏動調整用ローラ) 4 転写ベルト(平ベルト) 10 片寄付与手段 11 偏動検出部材 14 ロ−ラ端部変位手段 17 短繊維

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平ベルトと、該平ベルトが掛け渡された
    複数本のロ−ラとを備え、前記平ベルトに初期偏動を発
    生させると共に、前記平ベルトを前記初期偏動方向とは
    逆方向に偏動させて前記初期偏動を逐次修正するように
    したベルト駆動装置において、 前記ローラのうち少なくとも1本が、前記平ベルトとの
    間の摩擦係数が前記初期偏動方向側にあっては低く、反
    対側にあっては高くなるように設定されていることを特
    徴とするベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用
    ロ−ラに構成された複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部に、該偏動調整用
    ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材
    と、 前記平ベルトを前記偏動検出部材の配設位置に向って移
    動させる片寄付与手段と、 前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材に前記平
    ベルトが接して回転トルクが作用したときに、その回転
    運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位
    する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付与手段に
    よる移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端部変位手
    段とを備え、 前記片寄付与手段は、前記ローラのうち少なくとも1本
    が、前記平ベルトとの間の摩擦係数が前記偏動検出部材
    の配設位置側にあっては低く、反対側にあっては高くな
    るように設定されて構成されていることを特徴とするベ
    ルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のベルト駆動装置におい
    て、ローラ表面はゴム層によって形成されており、片寄
    付与手段は、少なくとも1本のローラ表面のゴム層に、
    多数の短繊維が突設されており、この短繊維の配合割合
    を調整することによって構成されていることを特徴とす
    るベルト駆動装置。
  4. 【請求項4】 平ベルトと、該平ベルトが掛け渡された
    複数本のロ−ラとを備え、前記平ベルトに初期偏動を発
    生させると共に、前記平ベルトを前記初期偏動方向とは
    逆方向に偏動させて前記初期偏動を逐次修正するように
    したベルト駆動装置において、 前記ローラのうち少なくとも1本の表面の硬度が、前記
    初期偏動方向側にあっては低く、反対側にあっては高く
    なるように設定されていることを特徴とするベルト駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用
    ロ−ラに構成された複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部に、該偏動調整用
    ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材
    と、 前記平ベルトを前記偏動検出部材の配設位置に向って移
    動させる片寄付与手段と、 前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材に前記平
    ベルトが接して回転トルクが作用したときに、その回転
    運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位
    する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付与手段に
    よる移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端部変位手
    段とを備え、 前記片寄付与手段は、前記ローラのうち少なくとも1本
    の表面の硬度が、前記偏動検出部材の配設位置側にあっ
    ては低く、反対側にあっては高くなるように設定されて
    構成されていることを特徴とするベルト駆動装置。
  6. 【請求項6】 平ベルトと、該平ベルトが掛け渡された
    複数本のロ−ラとを備え、前記平ベルトに初期偏動を発
    生させると共に、前記平ベルトを前記初期偏動方向とは
    逆方向に偏動させて前記初期偏動を逐次修正するように
    したベルト駆動装置において、 前記ローラは、芯金部分の表面にゴム層が配設されて成
    っており、 前記ローラのうち少なくとも1本が、前記芯金部分の外
    径が前記偏動検出部材の配設位置側にあっては小さく、
    反対側にあっては大きくなるように設定されていること
    を特徴とするベルト駆動装置。
  7. 【請求項7】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用
    ロ−ラに構成された複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部に、該偏動調整用
    ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材
    と、 前記平ベルトを前記偏動検出部材の配設位置に向って移
    動させる片寄付与手段と、 前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材に前記平
    ベルトが接して回転トルクが作用したときに、その回転
    運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位
    する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付与手段に
    よる移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端部変位手
    段とを備え、 前記ローラは、芯金部分の表面にゴム層が配設されて成
    っており、 前記片寄付与手段は、前記ローラのうち少なくとも1本
    が、前記芯金部分の外径が前記偏動検出部材の配設位置
    側にあっては小さく、反対側にあっては大きくなるよう
    に設定されて構成されていることを特徴とするベルト駆
    動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1213222A1 (en) 2000-12-06 2002-06-12 Toyo Jidoki Co., Ltd. A filling amount adjustment device for a filling machine
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JP2010175689A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sharp Corp 無端ベルト装置、および、これを備えた画像形成装置
JP2013137390A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Sharp Corp 定着装置および画像形成装置

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