JPH0544816Y2 - - Google Patents

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JPH0544816Y2
JPH0544816Y2 JP1985107882U JP10788285U JPH0544816Y2 JP H0544816 Y2 JPH0544816 Y2 JP H0544816Y2 JP 1985107882 U JP1985107882 U JP 1985107882U JP 10788285 U JP10788285 U JP 10788285U JP H0544816 Y2 JPH0544816 Y2 JP H0544816Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、カメラに用いられるフオーカルプレ
ーンシヤツタのセツト機構に関する。
〔従来技術とその問題点〕
フオーカルプレーンシヤツタにおいて、先羽根
がアパーチヤを開放する位置へ移動し、後羽根が
アパーチヤを閉鎖する位置へ移動した状態で撮影
が終了し、シヤツタセツト動作によつて、該先羽
根がアパーチヤを完全に閉鎖する位置へ移動した
後に、該後羽根がアパーチヤを開放する位置へ移
動するようにした形式のものは、同一出願人の先
願に係る実願昭54−157747号(実願昭56−75728
号)により提案されている。
本考案の実施例を示した図面を流用して、従来
例を説明する。
1は軸2に枢着された後羽根駆動部材で、腕部
1a,1bを形成していると共に、支軸1cにロ
ーラー1dを支持しており、また実線矢示(後羽
根をアパーチヤを開放する位置から閉鎖する位置
へ移動させる)方向(右旋)の作動習性が与えら
れている。
3は軸2に枢着された後羽根操作部材で、腕部
1aと係合する支軸3bに支持されたピン3を植
設し、後羽根駆動部材1が右旋する時には一体的
に右旋せしめられ、左旋方向には該駆動部材1と
独立して作動する。
4,5は夫々軸2の裏側の部分に突出したピン
6と、ピン7に嵌合して回動自在に配置された一
対の後羽根支持部分で、後述する後羽根がアパー
チヤを開放する側に位置する該支持部材4には、
ピン3aを嵌合させる該ピン3aの径よりも大き
い孔4aが形成されている。
なお、後羽根は図示していないが、5枚のブレ
ードから構成されており、各ブレードは、後羽根
支持部材4,5に対して、夫々4A−5A,4B
−5B,4C−5C,4D−5D,4E−5Eの
二点ずつで支持されている。
その他の構成部材については後述する。
図示の状態は、セツト動作の完了時を示してい
る。
従来は、後羽根をアパーチヤを閉鎖する位置か
らアパーチヤを開放する位置へ移動させるため
に、後羽根操作部材3に対して、二点鎖線矢示方
向(左旋)の作動習性が与えられていた。
また、後羽根がアパーチヤを開放した位置が常
に一定となるようにするために、一対の内の後羽
根支持部材5に二点鎖線矢示方向(右旋)の作動
習性を与えたり、該支持部材5の左旋制限位置の
直前に二点鎖線で示す如く弾性部材Xを配置する
ものであつた。
従つて、後羽根操作部材3の左旋作動習性力
と、後羽根支持部5の右旋作動習性力或いは弾性
部材Xによる弾性復元力との互いの力は、バネバ
ランスとなり、該操作部材3の左旋作動習性力を
必要以上に強く設定しなければならなかつた。な
ぜなら、両者の力の差が小さいと、後羽根の前記
一定位置が安定しないことになるからである。
また、夫々の力の方向が異なることから、後羽
根操作部材3のピン3aと、後羽根支持部材4の
孔4aとの嵌合部において、ピン3aの右側に間
隙(図示状態とは反対側)が出来て、後羽根をア
パーチヤを開放した位置からアパーチヤを閉鎖す
る位置へ移動させるために、後羽根駆動部材1が
右旋し腕部1aでピン3aを押動して後羽根操作
部材3を右旋させた時、ピン3aと孔4aとがそ
の右側に間隙を有するために衝突動作が生じて、
該後羽根の移動々作に乱調が起り、好ましくない
ものであつた。
〔考案の目的〕 本考案は、上述の如きカメラ用のフオーカルプ
レーンシヤツタにおいて、後羽根をアパーチヤを
閉鎖する位置からアパーチヤを開放する位置へ移
動させるための作動摺性力と、後羽根がアパーチ
ヤを開放した位置が常に一定となるようにするた
めの作動摺性力とを、一つの力源(バネ)により
機能させるようにしたセツト機構を提供すること
を目的とする。
〔考案の概要〕
本考案の目的は、先羽根がアパーチヤを開放す
る位置へ移動し、後羽根がアパーチヤを閉鎖する
位置へ移動した状態で撮影が終了し、シヤツタセ
ツト動作によつて、該先羽根がアパーチヤを完全
に閉鎖する位置へ移動した後に、該後羽根がアパ
ーチヤを開放する位置へ移動するようにしたブレ
ードタイプのフオーカルプレーンシヤツタにおい
て、前記後羽根がアパーチヤを閉鎖する側に位置
する一対の内の後羽根支持部材のみに、該後羽根
をアパーチヤを開放する位置へ移動させる変位習
性を与えるバネを設けて、後羽根を介してアパー
チヤを開放する側の後羽根支持部材にアパーチヤ
開放方向の習性を与え、後羽根を駆動する駆動部
材により閉鎖方向に偏倚される後羽根操作部材と
開放側の後羽根支持部材との間の間隙を除去して
後羽根駆動部材により後羽根支持部材が作動され
る際の遅れを排除するようにしたセツト機構によ
り達成される。
上述のように構成することによつて従来技術に
て後羽根駆動部材による後羽根支持部材の作動の
際の遅れを排除するために開放側の後羽根支持部
材に左旋傾向を与えるとともに閉鎖側の後羽根支
持部材に右旋傾向を与えるための2つのバネを必
要としたのに対して本考案では唯1個のバネを設
けるのみで、後羽根支持部材の作動の際の遅れを
排除することができる優れた効果が得られるので
ある。
〔考案の実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
なお、従来例に関連して説明した部分は省略
し、未記載部分について説明する。
8は軸9に枢着された後係止部材で、前記後羽
根駆動部材1の腕部1bを係止する折曲げ8a
と、図示しない閉鎖信号部材により押動される折
曲げ8bとを形成し、実線矢示方向(右旋)の作
動習性が与えられている。
10は軸11に枢着された後連結解除部材で、
前記後羽根操作部材3のピン3aに押動される斜
面10aと、該ピン3aを係止するフツク10b
と、折曲げ10cとを形成し、実線矢示方向(右
旋)の作動習性が与えられている。
12は軸13に枢着された先羽根駆動部材で、
ピン12aを植設していると共に、支軸12bに
ローラー12cを支持している。
なお、前記ピン12aに駆動される一対の先羽
根支持部材(その一方が該ピン12aの嵌合を受
ける)と、該支持部材に支持される先羽根(複数
のブレード)は省略されている。
14は軸15に枢着された先係止部材で、前記
先羽根駆動部材12を係止する折曲げ14aと、
図示しない開放信号部材により押動される折曲げ
14bとを形成し、実線矢示方向(左旋)の作動
習性が与えられている。
16は軸17に枢着された主セツト部材で、支
軸16a,16bを植設し、該支軸16aに、前
記後羽根駆動部材1のローラー1dを押動し得る
ローラー16cを支持していると共に、前記後連
結解除部材10の折曲げ10cを押動し得る突部
16dを形成し、また実線矢示方向(左旋)の作
動習性が与えられている。
18は軸19に枢着された副セツト部材で、支
軸18a,18bを植設し、該支軸18aに、前
記先羽根駆動部材12のローラー12cを押動し
得るローラー18cを支持している。
20は連結部材で、前記主セツト部材16の支
軸16bと前記副セツト部材18の支軸18bと
に支持されている。
21は本考案の特徴とするバネで、巻回中間部
がピン7に嵌合され、両端が後述する基板に植設
されたピン22と、後羽根がアパーチヤを閉鎖す
る側に位置する後羽根支持部材5に形成された孔
5とに掛けられ、該支持部材5に左旋習性(後羽
根をアパーチヤを開放させる位置へ移動させる方
向)を与えている。
なお、上記各部材は、図示しない基板の表側と
裏側とに位置するものとに分れ、表側には部材
1,3,8,10,12,14,16,18及び
20が位置し、裏側には部材4,5、図示してい
ない後羽根、6,7及び図示していない一対の先
羽根支持部材、先羽根が位置している。そして、
後羽根操作部材3のピン3a及び先羽根駆動部材
12のピン12aとは、基板に形成された長孔を
介してその裏側へ突出し、後羽根支持部材4と、
一方の先羽根支持部材とに嵌合連結されている。
また、本考案の実施例では、上述の如き、後羽
根操作部材5に対する二点鎖線で示した右旋習性
とか弾性部材Xは存在しないものである。
図示の状態は、シヤツタのセツト完了後であ
る。
こゝで、注目すべきことは、唯1つのバネ21
により後羽根支持部材5が後羽根を開放する方向
の左旋習性を与えられているために、後羽根(ブ
レード群)を介して後羽根支持部材4も同様に後
羽根を開放する方向に作動するように左旋習性を
与えられ、従つて、孔4aの右側内面に対して後
羽根操作部材3のピン3a(後羽根駆動部材1の
腕部1aに当接して左旋位置を規制されている)
が係接するようになされ、これによつて後羽根が
アパーチヤを開放した位置がその習性により一定
位置に規制されていることである。
そこで、シヤツタレリーズが行われると、開放
信号部材により先係止部材14が作動習性に抗し
て右旋させられ、折曲げ14aによる先羽根駆動
部材12の係止を解除する。
この結果、先羽根駆動部材12は作動習性によ
り右旋して、先羽根をアパーチヤを閉鎖した位置
からアパーチヤを開放する位置へ移動させる。
次に、所定時間々隔の後に、閉鎖信号部材によ
り後係止部材8が作動習性に抗して左旋させら
れ、折曲げ8aによる腕部1bの係止を解除す
る。
この結果、後羽根駆動部材1は作動習性により
右旋し、腕部1aがピン3aに係接しているの
で、後羽根操作部材3も右旋させる。従つて、後
羽根支持部材4及び5(後羽根を介して)は、孔
4aの右側内面でピン3aに係接しているので、
その右旋に対して遅れを持たずに直ちにバネ21
の張力に抗して右旋せしめられ、後羽根をアパー
チヤを開放している位置からアパーチヤを閉鎖す
る位置へ移動させる。
この右旋作動の最終域において、後羽根操作部
材3は、ピン3aが斜面10aを押動して後連結
解除部材10を作動習性に抗して左旋させ、ピン
3aが斜面10aを乗越えた後でその右旋復帰作
動によりフツク10bに係止される。
以上の動作により一回の撮影が終了する。
次にシヤツタセツト操作により、主セツト部材
16が作動習性に抗して右旋させられると、ロー
ラー16cがローラー1dに係接して後羽根駆動
部材1を作動習性に抗して左旋させて、腕部1b
の上側斜面により後係止部材8の折曲げ8aを押
してこれを左旋させた後で折曲げ8aを乗越えて
後係止部材8の右旋復帰により腕部1bを後係止
部材8の折曲げ8aに係止させる。一方、主セツ
ト部材16の右旋により連結部材20を介して副
セツト部材18も右旋させられるので、ローラー
18cがローラー12cに係接して先羽根駆動部
材12を作動習性に抗して左旋させて、先羽根駆
動部材のピン12aを支持する腕部が先係止部材
14の折曲げ14aを乗越えた後で先係止部材1
4の折曲げ14aにより先羽根駆動部材12を係
止させる。従つて、先羽根はアパーチヤを開放し
た位置からアパーチヤを閉鎖する位置へ移動せら
れて係止される。また、この先羽根の移動後のタ
イミングにおいて、主セツト部材16の突部16
dが折曲げ10cを押動して後連結解除部材10
を作動習性に抗して左旋させ、フツク10bをピ
ン3aから外される。この結果、後羽根操作部材
3及び後羽根支持部材4,5はバネ21の力によ
つて左旋し、図示状態へ復帰して後羽根をアパー
チヤを閉鎖した位置からアパーチヤを開放する位
置へ移動させる。
そして、セツト操作が解除され、セツト部材系
が図示状態へ復帰することによりセツト動作が完
了する。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案のフオーカルプレーンシヤ
ツタのセツト機構によると、後羽根支持部材に与
える一つのバネによる作動習性により、後羽根を
アパーチヤを閉鎖した位置からアパーチヤを開放
する位置へ移動させる機能と、この開放位置で後
羽根習性部材の孔の右側が後係止部材で係止され
た後羽根操作部材のピンの右側に係接されること
により後羽根習性部材の後羽根開放位置が正確に
規制されて後羽根をアパーチヤを開放した位置を
一定に規制する機能を働かせることが出来るので
構成が簡略化されるものである。そして、シヤツ
タセツト状態において、後羽根駆動系と後羽根支
持系とが、その閉鎖作動方向において間断なく係
接・連結された関係に置かれるので、シヤツタ作
動時に閉鎖駆動力が後羽根に直ちに伝達され、後
羽根の閉鎖作動に乱調を起すこともないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例をセツト状態で示した説
明図である。 1……後羽根駆動部材、3……後羽根操作部
材、4,5……後羽根支持部材、5a……孔、1
0……後羽根連結解除部材、12……先羽根駆動
部材、16……主セツト部材、18……副セツト
部材、20……連結部材、21……バネ、22…
…ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先羽根と、 前記先羽根を支持するため互いに先羽根を介し
    て連動される1対の先羽根支持部材と、 前記先羽根支持部材を先羽根の閉鎖位置および
    開放位置の間で駆動させるための先羽根駆動部材
    12と、 後羽根と、 前記後羽根を支持するための互いに後羽根を介
    して連動される一対の後羽根支持部材4,5と、 前記一対の内の前記後羽根がアパーチヤを開放
    する側に位置する後羽根支持部材4に連結され、
    該後羽根を開放位置および閉鎖位置の間で前記後
    羽根支持部材とともに回動可能になされた後羽根
    操作部材3と、 前記後羽根操作部材を後羽根の開放位置および
    閉鎖位置の間で駆動させるために、該後羽根をア
    パーチヤを閉鎖する位置へと移動させる方向には
    前記後羽根操作部材と一体的に移動するようにこ
    れを駆動し、後羽根をアパーチヤを開放させる位
    置へ移動させる方向には該後羽根操作部材とは独
    立して移動するようになされている後羽根駆動部
    材1と、 前記後羽根駆動部材を後羽根開放位置に係止
    し、シヤツタ作動時の所定時間経過後に係止を解
    除するようになした後羽根係止部材8と、 前記後羽根操作部材を後羽根閉鎖位置に係止す
    る後連結解除部材10と、 前記先羽根駆動部材を先羽根閉鎖位置に係止
    し、シヤツタレリーズにより係止を解除する先羽
    根係止部材14と、 前記後羽根駆動部材のローラー1dを作動させ
    るローラー16cを備え、前記先羽根がアパーチ
    ヤを開放する位置へ移動し、前記後羽根がアパー
    チヤを閉鎖する位置へ移動した状態で撮影が終了
    した後で、シヤツタのセツト動作により作動され
    る主セツト部材16と、 を備えていて、 前記後羽根駆動部材は、前記主セツト部材のロ
    ーラーが後羽根駆動部材のローラーを作動させて
    後羽根開放位置との対応位置へと動かされて前記
    後羽根係止部材により係止させられ、 前記先羽根駆動部材は、先羽根閉鎖位置に動か
    されて前記先羽根係止部材により係止させられ、 前記主セツト部材は、その突部16dが前記後
    連結解除部材の折曲げ10cを作動させて前記後
    羽根操作部材の係止を解除させ、前記後羽根駆動
    部材に係止させて、後羽根開放位置に保持させる
    ことにより、先羽根がアパーチヤの閉鎖位置へ移
    動し、該先羽根がアパーチヤを閉鎖する位置へと
    移動するようにしたフオーカルプレーンシヤツタ
    において、 前記一対の内の、前記後羽根がアパーチヤを閉
    鎖する側に位置する後羽根支持部材にのみ、該後
    羽根をアパーチヤを開放する位置へ移動させる変
    位習性を与えるように設けられたバネ21を有し
    ていて、 前記バネは、後羽根を介してアパーチヤを開放
    する側の後羽根支持部材にアパーチヤ開放方向の
    習性を与えることにより、後羽根開放位置に対応
    する位置に保持されている前記後羽根駆動部材に
    より後羽根開放位置に係止された前記後羽根操作
    部材と前記開放側の後羽根支持部材との係合部分
    の間の後羽根閉鎖側における間隙を除去し、 撮影終了後に、前記後羽根駆動部材が後羽根閉
    鎖方向に作動される際の遅れを抑えることにより
    前記後羽根操作部材を後羽根閉鎖方向へと駆動さ
    せる得る機能と、後羽根をアパーチヤの閉鎖位置
    からアパーチヤの開放位置へと移動させる機能と
    を併せて備えている、 ことを特徴とするフオーカルプレーンシヤツタの
    セツト機構。
JP1985107882U 1985-07-15 1985-07-15 Expired - Lifetime JPH0544816Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6131305Y2 (ja) * 1977-12-15 1986-09-11
JPS6213067Y2 (ja) * 1979-11-14 1987-04-04

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