JPH0544833A - 作業機の走行装置 - Google Patents

作業機の走行装置

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JPH0544833A
JPH0544833A JP22874691A JP22874691A JPH0544833A JP H0544833 A JPH0544833 A JP H0544833A JP 22874691 A JP22874691 A JP 22874691A JP 22874691 A JP22874691 A JP 22874691A JP H0544833 A JPH0544833 A JP H0544833A
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JP
Japan
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arm
swash plate
variable displacement
motor
pump
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Application number
JP22874691A
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English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの最大出力における高速走行を可能
にして、エンジンの出力を有効利用するようにしたもの
である。 【構成】 入力軸2の回転を副変速レバー16の操作に
より変速させうる変速歯車4群からなる副変速機構3を
有するミッションケース1と、主変速レバー15の操作
により出力変更可能の入力側可変容量ポンプ9および出
力側可変容量モータ10とからなる油圧式無段変速装置
8とを有する走行装置において、前記可変容量モータ1
0にはモータ斜板傾斜変更アーム14を取付ける。該モ
ータ斜板傾斜変更アーム14は、前記主変速レバー15
または前記副変速レバー16のいずれかと、前記可変容
量ポンプ9が最大出力のとき前記可変容量モータ10が
最大出力となるように関連的に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の作業機
の走行装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来、入力軸の回転を副変速レバーの操作
により変速させうる変速歯車群からなる副変速機構を有
するミッションケースと、主変速レバーの操作により出
力変更可能の入力側可変容量ポンプおよび出力側一定容
量モータとからなる油圧式無段変速装置とを有する走行
装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、出力側
一定容量モータを使用しているから、可変容量ポンプの
出力を変更して走行できる速度が最高速度となり、これ
以上の高速走行はできない。しかし、油圧式無段変速装
置は、可変容量ポンプの出力を最大にしても、エンジン
の出力に余裕があるように設定しているので、エンジン
の最大出力における高速走行ではなく、エンジンの出力
を有効利用していないという課題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、エンジンの最大出力における
高速走行を可能にして、エンジンの出力を有効利用する
ようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、入力
軸2の回転を副変速レバー16の操作により変速させう
る変速歯車4群からなる副変速機構3を有するミッショ
ンケース1と、主変速レバー15の操作により出力変更
可能の入力側可変容量ポンプ9および出力側可変容量モ
ータ10とからなる油圧式無段変速装置8とを有する走
行装置において、前記可変容量モータ10にはモータ斜
板傾斜変更アーム14を取付け、該モータ斜板傾斜変更
アーム14と前記主変速レバー15または前記副変速レ
バー16のいずれかとを、前記可変容量ポンプ9が最大
出力のとき前記可変容量モータ10が最大出力となるよ
うに関連的に連結した作業機の走行装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
はコンバイン等の作業機の機体下方に設けた走行装置を
駆動するミッションケースであり、該ミッションケース
1内には入力軸2と、該入力軸2の回転を変速しうる副
変速機構3の歯車群4および該歯車群4を切替えるシフ
タ5と、前記入力軸2からの回転を入切させるサイドク
ラッチ6と、前記走行装置の駆動輪を駆動する車軸7等
を有する。前記ミッションケース1には、エンジンから
の回転を無段変速して前記入力軸2に伝達する油圧式無
段変速装置8を設ける。油圧式無段変速装置8は、可変
容量ポンプ9と可変容量モータ10とから構成され、可
変容量ポンプ9と可変容量モータ10のそれぞれのポン
プ斜板11とモータ斜板12の傾斜角度を変更して、回
転数および回転トルクを変更可能に構成している。13
は前記可変容量ポンプ9のポンプ斜板11の傾斜角度を
変更するポンプ斜板傾斜変更アーム、14は前記可変容
量モータ10のモータ斜板12の傾斜角度を変更するモ
ータ斜板傾斜変更アームである。
【0007】しかして、作業機の操縦部には、前記油圧
式無段変速装置8の可変容量ポンプ9のポンプ斜板傾斜
変更アーム13を回動させる主変速レバー15と、前記
副変速機構3の歯車群4を切替えるシフタ5を作動させ
る副変速レバー16を設ける。そして、前記主変速レバ
ー15と副変速レバー16のいずれかと前記モータ斜板
傾斜変更アーム14とは、前記ポンプ斜板傾斜変更アー
ム13が回動して可変容量ポンプ9が高速回転を伝達す
るようにポンプ斜板11を最大傾斜させた状態で、前記
主変速レバー15または副変速レバー16のいずれかを
高速側操作すると、これに連動して前記モータ斜板傾斜
変更アーム14を回動させて可変容量モータ10が入力
軸2に高速回転を伝達するようにモータ斜板12を傾斜
させるように関連的に連結する。即ち、従来の油圧式無
段変速装置8は、可変容量ポンプと一定容量モータとか
ら構成されているので、可変容量ポンプの斜板の傾斜角
度を変更して走行できる速度が最高速度となるが、エン
ジンの回転を伝達する油圧式無段変速装置8は通常余裕
をもって回転を入力軸2に伝達するので、モータを可変
容量式にして斜板の傾斜角度を変更できると、前記入力
軸2に伝達する回転数を更に上昇させることができる。
【0008】本発明では、油圧式無段変速装置8は、可
変容量ポンプ9と可変容量モータ10とを有して構成
し、可変容量ポンプ9により最高速走行状態で、更に主
変速レバー15または副変速レバー16のいずれかを倒
すと、可変容量モータ10のモータ斜板12の傾斜角度
を変更して常に最大馬力点での出力を可能とし、ホイル
出力必要トルクと油圧式無段変速装置8の最大出力トル
クとを一致させ、エンジンの回転を有効に前記車軸7に
伝達して高速走行を行なえるように構成している。以
下、前記主変速レバー15または副変速レバー16と前
記ポンプ斜板傾斜変更アーム13およびモータ斜板傾斜
変更アーム14との連結構造を説明する。
【0009】図1〜図3の第1実施例では、前記主変速
レバー15の基部にアーム17の基部を固定し、アーム
17の先端にロッド18の一端を軸着する。ロッド18
の他端にはコントロールアーム19の一端を軸着する。
コントロールアーム19は中央部分を機体側に軸20に
より軸着し、コントロールアーム19の他端には係合溝
21を形成する。係合溝21はコントロールアーム19
の長さ方向に長く形成し、前記ポンプ斜板傾斜変更アー
ム13の先端22を係合させる。前記係合溝21には前
記コントロールアーム19の回動方向に長い円弧形状の
逃げ溝23を連通形成する。コントロールアーム19は
前記主変速レバー15を高速側に倒すと、コントロール
アーム19の係合溝21側が下方回動し、ポンプ斜板傾
斜変更アーム13を下方回動させて可変容量ポンプ9の
ポンプ斜板11を傾斜させるが、ポンプ斜板11が最大
傾斜状態になると、前記ポンプ斜板傾斜変更アーム13
の先端22は前記逃げ溝23内に臨みコントロールアー
ム19が回動してもポンプ斜板傾斜変更アーム13は回
動しないように構成する。
【0010】また、前記モータ斜板傾斜変更アーム14
の先端24は前記コントロールアーム19の他端下方に
臨み、前記コントロールアーム19がポンプ斜板傾斜変
更アーム13が逃げ溝23に臨む位置になったとき、コ
ントロールアーム19の他端下面がモータ斜板傾斜変更
アーム14の先端24を回動させて可変容量モータ10
のモータ斜板12を傾斜させ、前記入力軸2に伝達する
回転を上昇させ、最高速度で走行装置を走行させるよう
に構成する。25はバネである。26は前記主変速レバ
ー15が中立位置のとき、コントロールアーム19の回
動を保持する中立保持アームであり、中立保持アーム2
6は下部を機体側に軸着し、中立保持アーム26の中間
部に係合溝27を形成し、該係合溝27に前記コントロ
ールアーム19の一端に形成した係合突起28を係合さ
せ、中立保持アーム26の上部には一端を機体側に係止
したバネ29の他端を係止し、バネ29の弾力によりコ
ントロールアーム19の回動を規制する。なお、前記主
変速レバー15とアーム17の関係は、主変速レバー1
5を前進側に倒すとアーム17は回動するが、主変速レ
バー15を後進側に倒したときはアーム17が回動しな
いように構成している。図中、30はエンジンからの回
転を受ける受動プーリ、31は前記副変速レバー16と
前記副変速機構3のシフタ5との間の連結機構である。
【0011】図4の第2実施例では、前記主変速レバー
15の基部にアーム17の基部を固定し、アーム17と
前記ポンプ斜板傾斜変更アーム13とをロッド18によ
り直接連結し、副変速レバー16とモータ斜板傾斜変更
アーム14とが連動するように構成している。即ち、副
変速レバー16の基部には、副変速レバー16の回動と
連動して回動するコントロールアーム32の基部を固定
する。コントロールアーム32には係合溝33を形成
し、該係合溝33に中間アーム34の一端に設けた係合
ピン35を係合させる。前記係合溝33には逃げ溝36
を連通形成する。前記中間アーム34の他端にはロッド
37の一端を軸着し、ロッド37の他端は前記副変速機
構3のシフタ5を作動させる作動アーム38に軸着す
る。前記コントロールアーム32の近傍には第2中間ア
ーム39の中央部分を軸40により機体側に軸着し、第
2中間アーム39の一端と前記モータ斜板傾斜変更アー
ム14との間をロッド41により連結し、第2中間アー
ム39の他端は前記コントロールアーム32の先部下方
に位置させる。
【0012】前記副変速レバー16を低速位置から高速
位置との間に傾倒操作すると、コントロールアーム32
の係合溝33が中間アーム34の係合ピン35側を下方
回動させ、更に高速位置から走行位置に倒すと、係合ピ
ン35はコントロールアーム32の逃げ溝36内を移動
するだけで、副変速機構3のシフタ5は作動しない。そ
して、副変速レバー16を高速位置から走行位置に倒す
と、コントロールアーム32の下面が前記第2中間アー
ム39の他端に当接し、第2中間アーム39の回動によ
りモータ斜板傾斜変更アーム14により可変容量モータ
10のモータ斜板12を傾斜させて最高速走行するよう
に構成している。42はコンバインの刈取部へ出力する
出力プーリである。
【0013】図5、図6の第3実施例では、前記副変速
レバー16の基部に変速用アーム43の基部を固定し、
変速用アーム43の先端と前記副変速機構3のシフタ5
の作動アーム38との間に任意の変速用連結機構31を
設け、前記副変速レバー16の基部を軸着した軸44に
は、別のL型アーム45の中間部を軸着し、上端46に
はコ型形状の係合部材47を設け、下端48と前記可変
容量モータ10のモータ斜板傾斜変更アーム14との間
に任意の連結機構49を設ける。前記係合部材47は前
記副変速レバー16のプレートの変速用溝50の高速位
置の下方に位置させ、図6において上側を開放するよう
にする。即ち、前記変速用溝50は高速位置にて屈折さ
せて鍵型形状に形成し、低速位置より高速位置の間の低
速側溝51と、該低速側溝51に高速位置にて連通する
走行側溝52とより形成され、前記低速側溝51内で副
変速レバー16を傾倒操作しても係合部材47に係合せ
ず、高速位置より走行側溝52内に副変速レバー16を
移動させると係合部材47に係合し、この状態で副変速
レバー16を高速位置から走行位置に倒すと、副変速レ
バー16の傾倒に合せて係合部材47が前記L型アーム
45を回動させ、前記可変容量モータ10のモータ斜板
傾斜変更アーム14を回動させる。
【0014】図7〜図9の第4実施例では、前記副変速
レバー16の変速用溝50の低速位置から高速位置の低
速側溝51の下方にポンプ用係合部材53を位置させ、
変速用溝50の高速位置より走行位置の走行側溝52の
下方にモータ用係合部材54を設け、前記ポンプ用係合
部材53はおよびモータ用係合部材54は、任意の変速
用連結機構31、連結機構64により前記油圧式無段変
速装置8のポンプ斜板傾斜変更アーム13およびモータ
斜板傾斜変更アーム14と連結する。即ち、前記副変速
レバー16の基部を軸着した軸44には、別のL型アー
ム55の中間部を軸着し、上端56にポンプ用係合部材
53を設け、下端57と前記可変容量ポンプ9のポンプ
斜板傾斜変更アーム13との間に任意の連結機構58を
設け、前記軸44には、別のL型アーム59の中間部を
軸着し、上端60にはモータ用係合部材54を設け、下
端61と前記可変容量モータ10のモータ斜板傾斜変更
アーム14との間に任意の連結機構49を設ける。前記
副変速レバー16は、変速用溝50の低速位置より高速
位置の間の低速側溝51ではポンプ用係合部材53に係
合して前記可変容量ポンプ9のポンプ斜板傾斜変更アー
ム13を回動させ、高速位置に副変速レバー16が位置
すると、可変容量ポンプ9のポンプ斜板11は最大に傾
斜し、副変速レバー16が高速位置より走行位置側の走
行側溝52に入ると、前記可変容量ポンプ9のポンプ斜
板11はそのままに、モータ用係合部材54に係合して
油圧式無段変速装置8のモータ斜板傾斜変更アーム14
を回動させて油圧式無段変速装置8のモータ斜板12を
傾斜させて、更に回転数を上昇させて最高速走行させ
る。
【0015】図10の第5実施例では、前記主変速レバ
ー15の基部はL型アーム64の上端65に軸65によ
り軸着し、L型アーム64の一端65には前記主変速レ
バー15を前記L型アーム64と一体的に回動させるバ
ネ67を設け、L型アーム64の他端68の先端にロッ
ド69の上端を軸着する。ロッド69の下端にはポンプ
斜板傾斜変更アーム13の先端を軸着する。前記主変速
レバー15の回動軌跡線上の位置には、中間アーム70
の一端72が位置するように、中間アーム70の中央部
を軸71により機体側に軸着し、前記一端72は前記主
変速レバー15が前記ポンプ斜板傾斜変更アーム13を
最大に回動させた状態で当接するように位置させ、中間
アーム70の他端73と前記モータ斜板傾斜変更アーム
14とをロッド74により連結する。前記L型アーム6
4は前記主変速レバー15を高速側に倒すと、ポンプ斜
板傾斜変更アーム13を回動させて可変容量ポンプ9の
ポンプ斜板11を傾斜させるが、ポンプ斜板11が最大
傾斜状態になると、L型アーム64は回動せず、主変速
レバー15がバネ67の弾力に抗して回動して中間アー
ム70の一端72に当接して回動させ、一端72は可変
容量モータ10のモータ斜板傾斜変更アーム14を回動
させ、可変容量モータ10のモータ斜板12を傾斜さ
せ、前記入力軸2に伝達する回転を上昇させ、最高速度
で走行装置を走行させるように構成する。
【0016】図11、図12は第6実施例であり、油圧
式無段変速装置8の前進側油路75に前記可変容量ポン
プ9を設け、前記前進側油路75には、作業機の他の送
油ポンプ76からの油路77を接続し、送油ポンプ76
と油路77との間に切替バルブ78を設ける。即ち、前
記送油ポンプ76が無負荷状態のときに、切替バルブ7
8を切替えて送油ポンプ76から油路77を介して前進
側油路75に送油すると、モータ10’に流入する油量
が増加して、モータ10’が入力軸2に伝達する回転速
度を上昇させ、高速走行が可能となる。79は後進側油
路、80はチェックバルブ、81は前記主変速レバー1
5の位置検出スイッチ、82は前記主変速レバー15に
設けた前記切替バルブ78の切替スイッチ、83は前記
切替バルブ78のソレノイドである。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。本発明は以上の構成であ
り、エンジンを回転させると、この回転が油圧式無段変
速装置8に伝達され、油圧式無段変速装置8は主変速レ
バー15の操作により無段変速して入力軸2に回転数を
変更しながらエンジンからの回転を伝達し、また、副変
速レバー16の操作により副変速機構3のシフタ5を操
作して入力軸2の回転を変速しながら、車軸7に伝達し
て作業機の走行装置を走行させる。しかして、主変速レ
バー15を高速側に傾倒操作すると、油圧式無段変速装
置8の可変容量ポンプ9のポンプ斜板11の傾斜角度を
変更して入力軸2に伝達する回転数を上昇させるが、本
発明では、油圧式無段変速装置8のモータを可変容量モ
ータ10に形成しているから、前記の状態で更に可変容
量モータ10のモータ斜板12を傾斜させると、常に最
大馬力点での出力を可能とし、ホイル出力必要トルクと
油圧式無段変速装置8の最大出力トルクとを一致させ、
エンジンの回転を有効に前記車軸7に伝達して高速走行
を行なえる。
【0018】図1の第1実施例では、主変速レバー15
を前進側に倒すと、アーム17が回動してロッド18を
牽引し、ロッド18はコントロールアーム19を軸20
を中心に回動させ、コントロールアーム19の係合溝2
1は油圧式無段変速装置8の可変容量ポンプ9のポンプ
斜板傾斜変更アーム13を下方回動させ、ポンプ斜板傾
斜変更アーム13が下方回動すると、可変容量ポンプ9
のポンプ斜板11を傾斜させる。ポンプ斜板11が最大
傾斜状態になると、前記ポンプ斜板傾斜変更アーム13
の先端22は前記逃げ溝23内に臨み、コントロールア
ーム19を回動させてもポンプ斜板傾斜変更アーム13
は回動しないが、コントロールアーム19の下面は可変
容量ポンプ9のモータ斜板傾斜変更アーム14の先端2
4の上方に臨み、コントロールアーム19はポンプ斜板
傾斜変更アーム13が逃げ溝23に臨む位置になったと
き、コントロールアーム19の他端下面がモータ斜板傾
斜変更アーム14の先端24を回動させて可変容量モー
タ10のモータ斜板12を傾斜させ、前記入力軸2に伝
達する回転数を更に上昇させ、最高速度で走行装置を走
行させる。したがって、主変速レバー15の操作で可変
容量ポンプ9および可変容量モータ10の出力を連続的
に調節できるので、操作性を向上させる。
【0019】図4の第2実施例では、主変速レバー15
を前進側に倒すと、アーム17が回動してロッド18を
牽引し、ロッド18は可変容量ポンプ9のポンプ斜板傾
斜変更アーム13を下方回動させて可変容量ポンプ9の
ポンプ斜板11を傾斜させ、走行速度を早くする。次
に、副変速レバー16を低速位置から高速位置に傾倒操
作すると、コントロールアーム32の係合溝33が中間
アーム34の係合ピン35側を下方回動させ、更に高速
位置から走行位置に倒すと、係合ピン35はコントロー
ルアーム32の逃げ溝36内を移動するだけで、副変速
機構3のシフタ5は作動しないが、コントロールアーム
32の下面が前記第2中間アーム39の他端に当接して
第2中間アーム39を回動させ、第2中間アーム39は
モータ斜板傾斜変更アーム14を回動させて可変容量モ
ータ10のモータ斜板12を傾斜させて走行装置を最高
速走行させる。また、副変速レバー16は低速位置から
高速位置への傾倒操作では、可変容量モータ10の出力
に変更は生じないので、前記ミッションケース1内に逆
転機構を設けているときは、旋回および急旋回(スイピ
ンターン)を余裕を持って行なえ、また、刈取部の作業
速度と走行速度との関係は変化せず、良好な作業が期待
できる。
【0020】図5、図6の第3実施例では、主変速レバ
ー15を傾倒操作すると、図示は省略するが、可変容量
ポンプ9のポンプ斜板傾斜変更アーム13を回動させて
可変容量ポンプ9のポンプ斜板11を傾斜させ、走行速
度を早くする。次に、副変速レバー16は低速位置と高
速位置との間の変速用溝50の低速側溝51内で傾倒操
作すると、連結機構31を介して副変速機構3のシフタ
を切替える。このとき副変速レバー16はL型アーム4
5の係合部材47に係合しないが、高速位置より走行側
溝52内にを移動させると、副変速レバー16は係合部
材47に係合し、この状態で、副変速レバー16を高速
位置から走行位置に倒すと、副変速レバー16の傾倒操
作に合せて係合部材47がL型アーム45を回動させ、
L型アーム45は連結機構49を介して油圧式無段変速
装置8の可変容量モータ10のモータ斜板傾斜変更アー
ム14を回動させ、モータ斜板傾斜変更アーム14は可
変容量モータ10のモータ斜板12を傾斜角度を変更さ
せて走行装置を最高速走行させる。
【0021】図7〜図9の第4実施例では、前記副変速
レバー16を変速用溝50の低速位置より高速位置の間
の低速側溝51ではポンプ用係合部材53に係合してい
るから、副変速レバー16を傾倒操作すると、副変速レ
バー16の回動によりポンプ用係合部材53が移動して
L型アーム55を回動させて連結機構49を介して前記
可変容量ポンプ9のポンプ斜板傾斜変更アーム13を回
動させ、高速位置に副変速レバー16が位置すると、可
変容量ポンプ9のポンプ斜板11は最大に傾斜し、副変
速レバー16が高速位置より走行位置側の走行側溝52
に入ると、前記可変容量ポンプ9のポンプ斜板11はそ
のままに、モータ用係合部材54に係合して油圧式無段
変速装置8のモータ斜板傾斜変更アーム14を回動させ
て油圧式無段変速装置8のモータ斜板12を傾斜させ
て、更に回転数を上昇させて最高速走行させる。
【0022】図10の第5実施例では、主変速レバー1
5を高速側に倒すと、主変速レバー15はL型アーム6
4の一端65と一体的に回動し、L型アーム64の他端
68はロッド69を押し、ロッド69はポンプ斜板傾斜
変更アーム13を回動させて可変容量ポンプ9のポンプ
斜板11を傾斜させる。ポンプ斜板11が最大傾斜状態
になると、L型アーム64は回動せず、主変速レバー1
5を更にバネ67の弾力に抗して回動させると、主変速
レバー15は中間アーム70の一端72に当接して回動
させ、一端72は可変容量モータ10のモータ斜板傾斜
変更アーム14を回動させて可変容量モータ10のモー
タ斜板12を傾斜させ、前記入力軸2に伝達する回転を
上昇させ、最高速度で走行装置を走行させる。
【0023】図11、図12の第6実施例では、送油ポ
ンプ76が無負荷状態のときに、切替バルブ78を切替
えて送油ポンプ76から油路77を介して前進側油路7
5に送油すると、可変容量ポンプ9からモータ10’に
流入する油量が増加して、モータ10’が入力軸2に伝
達する回転速度を上昇させ、高速走行が可能となる。こ
の場合、増加した油はチェックバルブ80より排出され
るので、油圧式無段変速装置8内は一定油圧を保持す
る。
【0024】
【効果】本発明は、入力軸2の回転を副変速レバー16
の操作により変速させうる変速歯車4群からなる副変速
機構3を有するミッションケース1と、主変速レバー1
5の操作により出力変更可能の入力側可変容量ポンプ9
および出力側可変容量モータ10とからなる油圧式無段
変速装置8とを有する走行装置において、前記可変容量
モータ10にはモータ斜板傾斜変更アーム14を取付
け、該モータ斜板傾斜変更アーム14と前記主変速レバ
ー15または前記副変速レバー16のいずれかとを、前
記可変容量ポンプ9が最大出力のとき前記可変容量モー
タ10が最大出力となるように関連的に連結した作業機
の走行装置としたものであるから、主変速レバー15の
高速側操作により油圧式無段変速装置8の可変容量ポン
プ9の出力は増大し、この状態で主変速レバー15また
は前記副変速レバー16のいずれかを操作すると、更に
可変容量モータ10の出力が増大して、エンジンの回転
を有効に走行装置に伝達して高速走行を行なえるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例図。
【図2】 同作用状態図。
【図3】 同作用状態図。
【図4】 第2実施例図。
【図5】 第3実施例図。
【図6】 同平面図。
【図7】 第4実施例図。
【図8】 同作用状態図。
【図9】 同側面図。
【図10】 第5実施例図。
【図11】 第6実施例の回路図。
【図12】 同概略説明図。
【符号の説明】
1…ミッションケース、2…入力軸、3…副変速機構、
4…歯車群、5…シフタ、6…サイドクラッチ、7…車
軸、8…油圧式無段変速装置、9…可変容量ポンプ、1
0…可変容量モータ、10’…モータ、11…ポンプ斜
板、12…モータ斜板、13…ポンプ斜板傾斜変更アー
ム、14…モータ斜板傾斜変更アーム、15…主変速レ
バー、16…副変速レバー、17…アーム、18…ロッ
ド、19…コントロールアーム、20…軸、21…係合
溝、22…先端、23…逃げ溝、24…先端、25…バ
ネ、26…中立保持アーム、27…係合溝、28…係合
突起、29…バネ、30…受動プーリ、31…連結機
構、32…コントロールアーム、33…係合溝、34…
中間アーム、35…係合ピン、36…逃げ溝、37…ロ
ッド、38…作動アーム、39…第2中間アーム、40
…軸、41…ロッド、42…出力プーリ、43…変速用
アーム、44…軸、45…L型アーム、46…上端、4
7…係合部材、48…下端、49…連結機構、50…変
速用溝、51…低速側溝、52…走行側溝、53…ポン
プ用係合部材、54…モータ用係合部材、55…L型ア
ーム、56…上端、57…下端、58…連結機構、59
…L型アーム、60…上端、61…下端、64…L型ア
ーム、65…一端、66…軸、67…バネ、68…他
端、69…ロッド、70…中間アーム、71…軸、72
…一端、73…他端、74…ロッド、75…前進側油
路、76…送油ポンプ、77…油路、78…切替バル
ブ、79…後進側油路、80…チェックバルブ、81…
位置検出スイッチ、82…切替スイッチ、83…ソレノ
イド。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図6】
【図7】
【図1】
【図8】
【図11】
【図3】
【図4】
【図5】
【図9】
【図10】
【図12】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸2の回転を副変速レバー16の操
    作により変速させうる変速歯車4群からなる副変速機構
    3を有するミッションケース1と、主変速レバー15の
    操作により出力変更可能の入力側可変容量ポンプ9およ
    び出力側可変容量モータ10とからなる油圧式無段変速
    装置8とを有する走行装置において、前記可変容量モー
    タ10にはモータ斜板傾斜変更アーム14を取付け、該
    モータ斜板傾斜変更アーム14と前記主変速レバー15
    または前記副変速レバー16のいずれかとを、前記可変
    容量ポンプ9が最大出力のとき前記可変容量モータ10
    が最大出力となるように関連的に連結した作業機の走行
    装置。
JP22874691A 1991-08-14 1991-08-14 作業機の走行装置 Withdrawn JPH0544833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004323014A (ja) * 2004-06-23 2004-11-18 Iseki & Co Ltd コンバインの走行装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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