JPH054493B2 - - Google Patents

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JPH054493B2
JPH054493B2 JP6023789A JP6023789A JPH054493B2 JP H054493 B2 JPH054493 B2 JP H054493B2 JP 6023789 A JP6023789 A JP 6023789A JP 6023789 A JP6023789 A JP 6023789A JP H054493 B2 JPH054493 B2 JP H054493B2
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JP
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reinforcing material
earth
tensile
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pressure
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Shunsuke Shimada
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Kyokado Engineering Co Ltd
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は盛土層中に埋設される引張補強材とし
て部材の少ない特異な補強材を用いる補強土構造
物の構築方法に係り、特に盛土として摩擦力の少
ない軟弱な土砂を用いても確実な補強効果を奏
し、しかも施工性に優れ、変形が小さい補強土構
造物の構築方法に関する。
〔従来の技術〕
補強土構造物(土留構造物)の構築にあたり、
従来、複数の線状可撓性補強材を層状に布設しな
がら土を積み重ねる工法が知られている。(特公
昭44−25174号公報参照)。この工法は土粒子と、
これに摩擦接触する補強材との間に生じる摩擦力
のみによつて土留構造物を維持するものであるの
で、摩擦力の少ない土の場合には不適であつた。
この欠点を解決するため、第10図a)に示さ
れるように、一本の棒状引張材1に複数個の正方
形支圧パネル2,2…2を貫通して連結し、かつ
棒状引張材1の自由端3に壁面パネル4を連結し
てなる補強材の使用が提案されている。しかし、
この方法では壁面パネル4に土圧が加わると、支
圧パネル2,2…2のみに応力が集中するため、
支圧パネル2,2…2が前面に変位しやすくな
る。
また、この補強材は施工に際して、まず、支圧
パネル2,2…2を盛土層上に設置し、その上か
ら土をまき出し、転圧して盛土層中に埋設される
が、この際、盛土や転圧により補強材が変形して
しまい、壁面パネル4に対して支圧パネルの面を
正しく平行に保持できなくなる。このため、第1
0図bに示されるように盛土層5に溝6,6…6
を掘り、この溝6,6…6に支圧パネル2,2…
2を正確に配置し、埋め戻してから第10図cに
示されるように、その上に盛土層中に補強材が埋
設される。
しかし、この工法では盛土層5に溝6を掘らな
ければならないため、工程が複雑化され、しかも
支圧パネル2,2…2の周辺の盛土がゆるんでし
まう。さらに盛土を転圧すると、支圧パネル2,
2…2が第10図cに示されるように前後あるい
は左右に傾斜しやすくなる。このため、壁面パネ
ル4に作用する土圧に対する引抜抵抗力は当初の
設計時よりも大幅に減少してしまう。この理由は
支圧パネル4の面積が同一の場合、支圧パネル4
の面に対して引張材が垂直に位置しているときに
最大の引抜抵抗力を得るが、引張材に対して支圧
パネル4の傾きが大きくなるほど引抜抵抗力は大
幅に減少するためである。
また、溝6内部の支圧パネル4周辺の埋土は転
圧されにくいから、壁面パネル4に土圧が作用し
て補強材に引抜力が作用すると、支圧パネル4に
は壁面パネル4の方向に変位し、このため壁面パ
ネル4も前面に変位して変形の大きな盛土構造物
になつてしまう。また、第10図に示す正方形支
圧パネルを用いる場合でも抵抗土圧によつて生ず
る曲げ応力に耐えるためには支圧パネルを厚くし
なくてはならない。このため、前述の公知補強材
では作業性がきわめて複雑であるのみならず、部
材も多く必要とし、壁面変位が大きく、確実な補
強効果が得られにくい。
さらに、補強材として棒状体をメツシユ状に組
み合わせてなるものも知られている。(特公昭59
−20821号公報参照)。この補強材はメツシユの縦
方向部材が引張材として作用するとともに横方向
部材が引抜抵抗体として作用し、摩擦力の少ない
土でも有効に利用され、かつ施工に際しては盛土
層上にそのまま設置して土をまき出し、転圧する
のみで使用に供される。
また、第11図aに示すように、横長の起立さ
れた抵抗板を有する受圧体7と、この受圧体を貫
通し、所望の間隔をあけてネジ溝8で該受圧体に
固定された複数本の棒状引張材1とからなる補強
材も開発されている。9は袋ナツト、9´はナツ
トである。
上述したように、棒状体をメツシユ状に組み合
わせた補強材や第11図aに示す補強材のよう
に、複数の引張材に横手方向に抵抗体を連結した
補強材は引抜抵抗力が大きく、しかも長手方向の
複数の引張材同志が横手方向に互いに連続するた
め、それ自体の形状保持と構造的強度を有するた
め、盛土上にそのまま設置して土をまき出して転
圧しても変形を生じず、作業性も補強効果もすぐ
れたものとなるという長所を有する。しかし、第
11図bに示すように、引抜力Fに抵抗する抵抗
土圧Pによつて横手材(受圧体7)に大きな曲げ
が生じ、その曲を少なくするために長手方向の引
張材1の間隔を必要以上に小さくしなくてはなら
ないという欠点が生じ、不経済な構造となる。
また、第12図は壁面パネル4に鋼棒1の末端
部に三角形状の鋼棒1aを取りつけた補強材の例
を示す。このような補強材を用いた場合、壁面パ
ネル4に土圧が加わると鋼棒1aが歪んで点線の
ように変形してしまい、この結果、壁面パネル4
は前方に変位し、変形の大きな擁壁となつてしま
う。
一般に、横方向部材を有する補強材として本質
的に必要なのは、横方向部材としては必要な抵抗
土圧に対応するだけの表面積があればよく、また
長手方向部材としては土圧に耐えるだけの断面積
があれば充分なのであつて、横方向部材に曲げが
ほとんど生じないようにすれば、長手方向の部材
も横方向の部材も少なくてすみ、きわめて合理的
な補強が可能になる。しかし、従来の工法ではこ
のような点に着眼した補強材を用いた補強土工法
は開発されていなかつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、本発明者はもつとも合理的に補強土擁
壁を作るためには、壁面パネルに加わる土圧に対
して必要最小限の本数(または断面)を有する長
手方向の引張材を用い、かつ長手方向の引張材の
間隔をできるだけ大きくしても横方向の部材に曲
げがほとんど生ずることなく、必要な引抜抵抗力
をうる構造に着目し本発明を完成するに至つた。
本発明の目的は引張補強材として部材の少ない
特異の補強材を用いることにより、盛土として摩
擦力の少ない軟弱な土砂を用いても確実の補強効
果を奏し、しかも施工性に優れ、変形が少なく、
前述の公知技術に存する欠点を改良した補強土構
造物の構築方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、本発明によれば、
盛土すべき地盤上に引張補強材を敷設し、この上
に土砂をまき出し、転圧して盛土層を形成する補
強土構造物の構築方法において、この引張補強材
は並列された複数本の直線部分と、この直線部分
の互いに隣接する同志を橋かけする弧状部分とか
らなり、前記弧状部分は抵抗土圧が作用する方向
にふくらんでなることを特徴とする。
以下、本発明を添付図面を用いて詳述する。
第1図aは本発明に使用する引張補強材の一具
体例の平面図であつて、直線部分10と弧状部分
11とを有し、直線部分10は任意の複数本並列
して配置され、また弧状部分11は直線部分10
の互いに隣接する同志を橋かけし、かつ抵抗土圧
Pが作用する矢印方向にふくらむように配置され
る。Fは引張力である。
このように構成される引張補強材Aは第1図b
に示されるように、直線部分10の端部10aを
壁面パネル12に対してナツト13等によつて連
結し、後述の第7図cに示されるように補強構造
物Xを構築する。
上述の引張補強材Aは第1図示のように直線部
分10と弧状部分11を一体的に連続して構成し
てもよく、また、第2図aに示されるように両端
に連結面11a,11aを有する帯状の弧状部分
11を第2図bに示されるように互いに隣接する
直線部分10,10間に橋かけし、連結面11a
でナツト14により連結し、直線部分10と弧状
部分11を別体に構成してもよい。また、弧状部
分11は第1図示のように直線部分10,10間
に一個配置されてもよく、この場合、弧状部分1
1の位置は第1図示のように直線部分10の先端
が好ましい。さらに、弧状部分11は第2図bに
示されるように直線部分10,10間に任意の間
隔をあけて複数個配置されてもよく、この場合、
第3図示のように、抵抗土圧Pは複数の弧状部分
11,11…11で受圧され、引張力Fが大幅に
増大する。さらに、直線部分10を複数の弧状部
分11,11…11で連結するため、引張補強材
A自体が構造的強度を有し、したがつて地盤15
上に引張補強材Aを敷設して土砂をまき出し、転
圧して盛土層16を形成しても引張補強材Aはそ
の形状を維持し、作業性が容易となる。
さらに、上述の引張補強材Aは第4図aに示さ
れるように、複数の帯状弧状部分11の両端に第
4図bのような先端に連結片10bの備えられた
直線部分10を、第4図cのように複数本、連結
片10bの部分でボルトナツト17等により連結
して、構成されてもよく、また、第5図aに示さ
れるように、直線部分10として帯状部材を90℃
ねじつて連結片10bを除いて水平(横向き)に
保持された材料を用い、この直線部分10を、垂
直(たて向き)の連結片10bの部分で帯状の弧
状部分11と連結して構成されてもよく、さらに
第5図bに示されるように、帯状でたて向きの直
線部分10と帯状でたて向きの弧状部分11が一
体的に連続して構成されてもよい。
なお、直線部分10の端部10aと壁面パネル
12の連結は第1図bに示される方法の他に、第
6図a,bに示される方法で行つてもよい。すな
わち、壁面パネル12の上面12aにT字型の溝
18を形成し、この溝18に引張補強材Aの一端
19を係止することにより連結してもよい。第6
図bは第6図aのA−A線断面図である。
上述の引張補強材Aの材質としては地盤15あ
るいは盛土層16上に敷設してそれ自体形状を保
持し得る鋼性を有するものが適しており、具体的
には鋼製であることが好ましい。さらに、FRP、
アラミド繊維、炭素繊維等、引張力が大きく歪の
少ない繊維に塩ビ等をバインダーとして含浸さ
せ、剛性をもたらしたものを用いることができ
る。
このような引張補強材Aを用いて本発明補強土
構造物を構築する当たり、まず、第7図aに示さ
れるように、引張補強材Aを弧状部分11が抵抗
土圧の作用する方向にふくらむように地盤15上
に敷設し、端部10aを壁面パネル12にナツト
13により連結する。
次いで、第7図bに示されるように、敷設され
た引張補強材A上に土砂をまき出し、転圧して盛
土層16を形成し、さらにこの盛土層16上に引
張補強材Aを前述と同様にして敷設し、端部10
aを壁面パネル12にナツト13により連結す
る。
さらに、上述の操作を繰り返し、第7図cに示
されるように本発明にかかる補強土構造物Xを構
築する。
なお、第7図cにおいて、Yは主働領域、すな
わち、ゆるみ領域であつて、この主働領域Yでは
弧状部分11は壁面パネル12の方向にふくらん
でいる方が合理的である。この場合、弧状部分1
1は壁面パネル12に対して作用する主働土圧を
低減する作用を生じる。この領域Yでは弧状部分
11の代わりにプレート板を用いてもよく、ま
た、ジオテキスタイルの網あるいはシートを用い
てもよい。
第8図は壁面パネル12として半楕円形のコル
ゲート形状のものを用いた補強土構造物Xを示
し、この場合、壁面パネル12を除いて第7図c
と同じである。
さらに、第9図は引張補強材Aとして第9図a
に示されるように直線部分10と弧状部分11が
一体的に連続された丸棒状の補強材を用い、壁面
パネル12として第2図bに示されるように細板
をたて方向に積み重ねて形成される半円筒状のも
のを用い、この壁面パネル12の横方向に並列さ
れた各層20を第9図b,cに示されるようにず
らして積み重ね、その他は第7図cと同様に構築
される補強土構造物Xを示す。第9図cは第9図
bの部分平面図である。
〔作用〕
本発明者は引張補強材において、抵抗土圧P
(第1図a,bに示される。)によつて受圧部が最
終的に安定する形状は弧状の形状にほぼ一致する
から、当初から受圧部の形状を弧状に形成し、し
かも、弧状のふくらみを抵抗土圧Pが作用する方
向に向けておけば、引張補強材の変形がほとんど
生じないことを発見し、本発明を完成するに至つ
た。すなわち、本発明は引張補強材として、並列
された複数本の直線部分と、この直線部分の互い
に隣接する同志を橋かけする弧状部分とを有し、
弧状部分が抵抗土圧の作用する方向にふくらむよ
うに位置して構成される変形のほとんど生じない
補強材を用いることにより、盛土として摩擦力の
少ない軟弱な土砂を用いても確実な補強効果を呈
し、しかも施工性に優れ、さらに変形の少ない補
強土構造物を構築し得る。
また、引張補強材に作用する応力は第1図a,
bに示されるように、直線部分における壁面パネ
ルに作用する土圧から算出される引張力Fと、弧
状部分における抵抗土圧Pであるから、曲げを考
慮する必要はなく、したがつて、直線部分の間隔
を大きくしても、抵抗土圧Pに対応する弧状部分
の面積さえあれば、このため、引張補強材は最小
限の部材で足りる。
以上のとおり、本発明では引張補強材の受圧部
の形状を弧状とし、このふくらみを抵抗土圧の作
用する方向に向けることにより、受圧部にほとん
ど曲げが生じず、常に引張力が作用し、薄い材質
で大きな土圧に抵抗し得る。例えば、壁高10mの
補強土擁壁を第11図の公知補強材を用いて作
り、この場合、特に受圧体7として等辺山形鋼
(SS41 100×100×10mm)、長手方向の鉄筋として
SD30異形棒鋼を用いるとすると、受圧体7に作
用する曲げ応力を許容される範囲におさめるため
には、長手方向の棒鋼は0.34mの間隔で配置しな
くてはならない。これに対して、受圧体の形状を
本発明のように弧状形状とし、かつこのふくらみ
を抵抗土圧の方向に向けることにより、棒鋼は同
じ間隔として弧状部分は厚さ3mm、長さ10cmの半
円形鋼製プレートで足り、材料が従来と比較して
少なくなる。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明は引張補強材として部材
の少ない上述の構造のものを用いることにより、
たとえ盛土として摩擦力の少ない軟弱な土砂を用
いても確実な補強効果を呈し、しかも施工性に優
れ、変形が少なく、前述の公知技術に存する欠点
を改良した補強土構造物を構築し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明に用いられる引張補強材
の抵抗土圧と引張力との関係を表した説明図であ
り、第2図aは本発明にかかる引張補強材の弧状
部分の斜視図、第2図bは第1図弧状部分を有す
る引張補強材の一具体例の平面図であり、第3図
は第2図補強材の抵抗土圧と引張力との関係を表
した説明図であり、第4図aは弧状部分の他の例
であり、第4図bは直線部分の一例であり、第4
図cは第4図a,bによる引張補強材の平面図で
あり、第5図a,bはそれぞれ、本発明にかかる
引張補強材の他の具体例の斜視図であり、第6図
aは引張補強材と壁面パネルの連結方法を示した
平面図、第6図bはこのA−A線断面図であり、
第7図a,b,cは本発明方法の構築工程を表し
た断面図であり、第8図は本発明構築物の他の具
体例の斜視図であり、第9図aは本発明にかかる
引張補強材の一具体例、第9図bはこれを用いて
構築された構築物の斜視図、第9図cは第9図b
の一部平面図であり、第10図a,b,cは公知
の構築工程を表した説明図であり、第11図aは
公知の引張補強材の斜視図、第11図bはその抵
抗土圧と引張力との関係を表した説明図であり、
第12図は公知の他の引張補強材の平面図であ
る。 10……直線部分、10a……端部、11……
弧状部分、12……壁面パネル、15……地盤、
16……盛土層、19……一端、A……引張補強
材、X……補強土構造物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 盛土すべき地盤上に引張補強材を敷設し、こ
    の上に土砂をまき出し、転圧して盛土層を形成す
    る補強土構造物の構築方法において、この引張補
    強材は並列された複数本の直線部分と、この直線
    部分の互いに隣接する同志を橋かけする弧状部分
    とからなり、前記弧状部分は抵抗土圧が作用する
    方向にふくらんでなる補強土構造物の構築方法。 2 請求項第1項に記載の方法において、前記直
    線部分の端部が壁面パネルに連結される構築方
    法。
JP6023789A 1989-03-13 1989-03-13 補強土構造物の構築方法 Granted JPH02240325A (ja)

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KR20030043185A (ko) * 2001-11-27 2003-06-02 주식회사 팸택 성토지반 보호용 옹벽시공방법
KR100660356B1 (ko) * 2004-10-19 2006-12-21 이정수 조립식 보강토 옹벽 지지용 띠형 섬유보강재의 시공방법및 이 시공방법에 사용되는 띠형 섬유보강재
KR20060035959A (ko) * 2004-10-21 2006-04-27 레이코엔지니어링 주식회사 옹벽
FR2896520A1 (fr) * 2006-01-23 2007-07-27 Freyssinet Soc Par Actions Sim Ouvrage erige devant une paroi preexistante, comportant un parement et un remblai entre la paroi et le parement, et procede pour sa realisation
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