JPH0545020Y2 - - Google Patents

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JPH0545020Y2
JPH0545020Y2 JP1986080020U JP8002086U JPH0545020Y2 JP H0545020 Y2 JPH0545020 Y2 JP H0545020Y2 JP 1986080020 U JP1986080020 U JP 1986080020U JP 8002086 U JP8002086 U JP 8002086U JP H0545020 Y2 JPH0545020 Y2 JP H0545020Y2
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    • Y02E60/12

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は時計のムーブメントに関するものであ
り、さらに詳しくは、通常の時刻と、通常の時刻
以外の機能を表示可能な指針表示式時計のムーブ
メントの電池の接続構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、通常の時刻を表示する以外の機能を
持つ時計として、セツトされた時刻になつた時ア
ラーム報知するアラーム報知付時計、セツトした
時点よりの経過時間を示すクロノグラフ付時計、
セツトした時間よりの残量時間を示すタイマー付
時計、世界各地での現在時刻を示すデユアルタイ
ム付時計などが知られている。
従来の、通常の時刻を表示する以外の機能を持
つた時計は、特にこの目的のために作られた新規
のムーブメントが嵌装されているものが多かつ
た。
通常の時刻を表示する以外の機能を持つた新規
に設計された時計のムーブメントは、標準ムーブ
メントより機能が多い。従つて、部品点数が多く
組立工程も長いと共に、特別に準備する新規の治
具や工具が多く必要となる。更に、通常の時刻を
表示する以外の機能を持つた時計のムーブメント
の需要は、標準ムーブメントの需要に比べて少な
いので個々の時計の生産個数は少ないため、特別
に準備した治具及び工具の償却費が高くなり、時
計ムーブメントの価格を高くしていた。
この課題を解決するため、通常の時刻を表示す
る以外の機能を持つた時計の内、代表例であるア
ラーム報知付時計のムーブメントに於いては、一
般に大量生産をしている標準ムーブメントの外周
にアラーム機能を保持したフレームを設けるもの
が知られている。このような思想に基づいたムー
ブメントは、例えば、特開昭60−152980号公報、
特開昭60−154185号公報の中にも示されている。
このアラーム報知付時計の場合、標準ムーブメ
ントとフレームに載置されたアラーム報知機能部
とを構造的にはネジ等の結合部材を設けて結合し
なければならず、又、時計ムーブメントにもアラ
ーム報知機能部にもそれぞれの回路を駆動するた
めの電源が必要である。しかし、両機能部にそれ
ぞれ別の電源である電池を載置することは、ムー
ブメントの小型化の障害であり得策ではない。そ
のため、標準ムーブメントの電源である電池を共
通に利用し、両機能部にそれぞれ別個のリード部
材を設けて共通電源としている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこの構成においては、標準ムーブメント
とフレームとを結合させる部所に、両部品の製品
公差の逃がし隙間、位置合わせ部、結合部材部を
設けなければならず、部品点数も多くなり、位置
合わせ精度も出ないため、両部材間に電気的伝達
を行う接点の端子面積を大きくしなければならず
ムーブメントの小型化に対し得策ではない。又、
特開昭60−152980号公報や特開昭60−154185号公
報に示すような構造では、両機能間の直角精度や
断面精度もでないため、通常時刻以外の機能用の
リード部材は、前記精度のバラツキを吸収するた
め、接点圧を大きく取る必要があつた。さらに、
電池の負極側のリードにおいては、従来より電池
の漏液等による接点不良を防ぐために充分な接点
圧を与えているが、両機能へそれぞれ別の負極リ
ード部材を電池の負極側より取ることで更に大き
な接点圧が必要となり、電池の位置安定性に対し
強固な構造を必要としているため、ムーブメント
の薄型化における障害となつていた。
そこで、本考案は上記した従来の欠点をなくす
ためになされたもので、小型で、薄型で、しかも
コストの安い、通常時刻以外の機能を有する指針
表示式の時計ムーブメントの提供を目的としたも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記観点から通常時刻の他に通常時
刻以外の機能を表示可能な指針表示式時計であつ
て、時刻表示用の電源である電池と、この電池の
一方の極に接する極板である電池受バネと、この
電池受バネに当接する電池リード板より構成さ
れ、電池リード板は、地板の外周の外側に形成さ
れた絶縁部材により保持されるとともに、電池受
バネの一端は前記電池の一方の極へ、他端は前記
の内一方の回路基板へ接続し、また前記電池リー
ド板の一端は電池受バネに、他端は前記の内他方
の回路基板へ接続することによつて、通常時刻表
示用の回路基板と、通常時刻以外の機能表示用の
回路基板との電源回路を構成したものである。
更に、電池リード板の前記一端は電池受バネの
略剛体部に接続されていることを特徴としてい
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す時計ムーブメ
ントの断面図である。
1は、金属材料よりなつている時計用基板であ
る地板、2は、輪列受である。3は、時計用基板
1の外周1aより外側に張り出した張り出し部3
aを設けた絶縁材料の成形品である板状部材であ
り、通称巻真スペーサーと呼ばれていて、時計用
駆動部品を保持している。時刻を表示する機能を
持つ基盤ムーブメントを構成する部材の一部であ
る電池10、裏押え12、電池受バネ9、及び時
計用回路基板4は、すべて地板1の上に載置され
ている。基礎ムーブメントの電源である電池10
からの電気的な伝達は負極側は電池10の負極缶
10aに当接する電池受バネ9により行われてい
る。電池受バネ9は巻真スペーサー3のボス3d
により保持され、時計用回路基板4上に構成され
る接点部6に接し時計用IC5に供給される。又
陽極側は、電池10の陽極缶10bを平面方向に
押圧する裏押え12により時計用回路基板4に供
給されている(図示していない)。さらに、裏押
え12を介し金属部材である地板1を陽極側にア
ースしている(図示していない)。
一方、巻真スペーサー3の地板1の外周1aに
筒状に張り出した位置に設けられた張り出し部3
aにはアラーム用機能部材が載置されている。1
1は、アラーム用機能部材に電源負極を供給して
いる電池リード板である。電池リード板11は巻
真スペーサー3の張り出し部3aに設けられたボ
ス部3bにより位置決めされ、絶縁部材であるプ
ラスチツク材により形成されている目安押え13
とにより挟持されている。又巻真スペーサー3と
地板1とを位置決め固定しているボス部3cの先
端が、電池リード板11に当接し、目安押え13
との間で、電池リード板11を挟持している。
電池リード板11には基礎ムーブメント側へ接
点部11aが設けられており、標準ムーブメント
の構成部品である電池受バネ9に当接している。
この当接部は、電池受バネ9が電池10を組み込
んだ状態で略剛体部となる、電池受バネ9の立上
がり部において当接している。又、電池リード板
11の他方の接点部11bはアラーム用回路基板
7上に設けられた接点部8に当接している。
更に、巻真スペヒサー3の張り出し部3aに設
けられた複数個のボス3bに係合する目安押え1
3のガイド穴13cで位置決めされた目安押え1
3の外周部には複数個のフツク13aが設けられ
ており,先端の引掛部13bと平板部13dによ
りアラーム用回路基板7、巻真スペーサー3の張
り出し部3a、及び電池リード板11を挟持して
いる。
15は目安押え13の穴13eに圧入固定され
た金属材料からなるチユーブであり、アラーム用
回路基板7、巻真スペーサー3の張り出し部3a
と電池押え14を止めネジ16により固定してい
る。
アラーム用機能部材の電気的な伝達は、負極側
は基礎ムーブメントの電源である電池10の負極
缶10aより、電池受バネ9の略剛体部である立
上がり部近傍を介し電池リード板11からアラー
ム用回路基板7上に設けられた接点部8に伝達さ
れている。又陽極側は電池10の陽極缶10bを
押圧している電池押え14より、止めネジ16、
目安押え13に圧入固定されているチユーブ15
を介し、そのチユーブ15に当接するアラーム用
回路基板7上の接点部17に伝達されている。図
示していないが、アラーム用回路基板7にはアラ
ーム用ICが実装載置され、負極側の接点部8と
陽極側の接点部17からそれぞれ電源の供給を受
けている。
電池10は構造的な問題として電解液の漏液と
云う問題を継続的にかかえている。特にアラーム
機能等のため、一時的に大電流を使用する電池1
0には、KOHの電解液が封入されているタイプ
を使用する場合が多く漏液の危険度はより高い。
そのため、電池10の負極側である電池受バネ9
の接点部9aは充分な接点圧をもつて電池10の
負極缶10aに当接していなければならない。本
考案の電池リード板11を直接電池10の負極缶
10aに当接させて導通を取る場合、接点圧を電
池受バネ9のそれと同等に高く設定しなければな
らず、バネの厚さを厚くするとか、又チヤタリン
グ防止のため保持構造も強化しなければならず、
ムーブメントも厚くなつてしまう。
電池リード板11を基礎ムーブメントの構成部
品である電池バネ9に当接させる接点圧は、漏液
等による接点不良を考慮する必要が少なく又受バ
ネ等のバネ力に対し影響の少ない部分に設定出来
る利点もある。
第2図は本考案の実施例による目安押えを外し
た状態を示す平面図である。電池リード板11は
巻真スペーサー3の地板1の外周1aより張り出
した張り出し部3aに設けられたボス部3bに係
合する穴11cで位置決めされている。又、地板
1の穴1bに係合し地板1と巻真スペーサー3の
位置決めをしている巻真スペーサー3のボス部3
cの一部が、電池リード板11の下面に当接し断
面方向の位置を固定している。さらに電池リード
板には2本の接点部11a,11bが設けられて
おり、一方は、標準ムーブメントの負極電源系で
ある電池受バネ9に当接し、一方は、アラーム用
回路基板7上に設けられた接点部8に当接し電気
的伝達を行つている。
この様に、アラーム用機能部材が,基礎ムーブ
メント部材により位置固定されている事で相互の
位置精度を高め、接点部等のスペースを小さくす
る事が可能となる。また、時刻表示以外の機能部
材に電気的伝達を行う電池リード板を、巻真スペ
ーサで位置決めすることにより平面精度を高め、
接点圧を小さく設定する事が可能となるため、ム
ーブメントの小型化を計ることが出来る。更に、
断面方向の直角度等の精度も高められ、接点圧を
最小に設定できることからムーブメントの薄型化
も計ることが出来る。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
電池受バネの接点圧はチヤタリングや漏液への対
策のため必要な強さの接点を取ることができる一
方、電池リード板はそのような心配がいらないの
で比較的弱い接点圧でも良く、また電池リード板
の接点部は比較的自由に選べるため、2枚の受バ
ネを使用していながら電池へかかる圧力を最小に
設計できることから、ムーブメントの小型化や薄
型化が計れる事、また電池受バネ等は既成の部品
を兼用できるため、部品点数の面などからコスト
も安くでき、更には商品寿命の長い多機能付きの
指針表示式時計ムーブメントを実現できるという
大きな効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す時計ムーブ
メントの断面図、第2図は第1図に示す時計ムー
ブメントの目安押えを外した状態を示す平面図で
ある。 1……地板、3……巻真スペーサー、3a……
張り出し部、7……アラーム用回路基板、9……
電池受バネ、10……電池、11……電池リード
板、13……目安押え、14……電池押え。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通常時刻表示のための回路基板と、 通常時刻以外の機能を表示するための回路基
    板とを備えていて、 通常時刻の他に通常時刻以外の機能を表示可
    能な指針表示式時計において、 時刻表示用の電源である電池と、 該電池の一方の極に接する極板である電池受
    バネと、 該電池受バネに当接する電池リード板とより
    構成され、 該電池リード板は、時計用基板である地板の
    外周の外側に形成された絶縁部材により保持さ
    れるとともに、 前記電池受バネの一端は前記電池の一方の極
    へ、他端は前記一方の回路基板へ接続し、 また前記電池リード板の一端は前記電池受バ
    ネに、他端は前記他方の回路基板へ接続するこ
    とによつて、 通常時刻表示用の回路基板と、通常時刻以外
    の機能表示用の回路基板との電源回路を構成し
    たこと を特徴とする時計の電池接続構造。 (2) 電池リード板の他端が通常時刻以外の機能表
    示用の回路基板へ接続するとともに、一端は電
    池受バネの略剛体部に接続されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    時計の電池接続構造。
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