JPH0545151A - 変位測定装置 - Google Patents
変位測定装置Info
- Publication number
- JPH0545151A JPH0545151A JP22654491A JP22654491A JPH0545151A JP H0545151 A JPH0545151 A JP H0545151A JP 22654491 A JP22654491 A JP 22654491A JP 22654491 A JP22654491 A JP 22654491A JP H0545151 A JPH0545151 A JP H0545151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- displacement
- speed
- movable element
- absolute
- counting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消費電力を低減することができ、可動要素の
移動時の計数表示の更新をスムーズに行うことを可能に
する。 【構成】 回路切り換え制御部12は、ABS(アブソ
リュート)センサ1のスライダが低速移動又は停止して
いるときは、スケール復調部3,4、位相検出部6,
7、アブソリュート計数部10を停止状態にさせるとと
もに、密スケール復調部5、密位相検出部8及びインク
リメンタル計数部11を動作状態にして装置をインクリ
メンタル計数動作に切り換える。また、回路切り換え制
御部12は、スライダが高速移動しているときは、スケ
ール復調部3,4、位相検出部6,7及びアブソリュー
ト計数部10を動作状態にさせるとともに、インクリメ
ンタル計数部11を停止状態にして装置をアブソリュー
ト計数動作に切り換える。スライダの速度は、速度検出
部9で検出される。
移動時の計数表示の更新をスムーズに行うことを可能に
する。 【構成】 回路切り換え制御部12は、ABS(アブソ
リュート)センサ1のスライダが低速移動又は停止して
いるときは、スケール復調部3,4、位相検出部6,
7、アブソリュート計数部10を停止状態にさせるとと
もに、密スケール復調部5、密位相検出部8及びインク
リメンタル計数部11を動作状態にして装置をインクリ
メンタル計数動作に切り換える。また、回路切り換え制
御部12は、スライダが高速移動しているときは、スケ
ール復調部3,4、位相検出部6,7及びアブソリュー
ト計数部10を動作状態にさせるとともに、インクリメ
ンタル計数部11を停止状態にして装置をアブソリュー
ト計数動作に切り換える。スライダの速度は、速度検出
部9で検出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルノギス、デ
ィジタルマイクロメータ、ハイトゲージ等の小型計測器
に適用される変位センサを使用した変位測定装置に関
し、特に変位センサとして固定要素に対する可動要素の
絶対的な変位量を検出することが可能ないわゆるアブソ
リュートタイプのセンサを使用した変位測定装置に関す
る。
ィジタルマイクロメータ、ハイトゲージ等の小型計測器
に適用される変位センサを使用した変位測定装置に関
し、特に変位センサとして固定要素に対する可動要素の
絶対的な変位量を検出することが可能ないわゆるアブソ
リュートタイプのセンサを使用した変位測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計測値を液晶表示装置等に表示するディ
ジタルノギス、ディジタルマイクロメータ、ハイトゲー
ジ等の小型変位測定装置では、静電容量式の変位センサ
等を使用した低消費電力タイプのものが一般に普及され
ている。静電容量式の変位センサは、メインスケール等
の固定要素と、これに対して移動するスライダ等の可動
要素とに夫々多数の電極を配設し、固定要素に対する可
動要素の移動に伴って電極パターン間に生ずる周期的な
容量変化の信号を取り出すことにより変位量の検出を行
うものである。
ジタルノギス、ディジタルマイクロメータ、ハイトゲー
ジ等の小型変位測定装置では、静電容量式の変位センサ
等を使用した低消費電力タイプのものが一般に普及され
ている。静電容量式の変位センサは、メインスケール等
の固定要素と、これに対して移動するスライダ等の可動
要素とに夫々多数の電極を配設し、固定要素に対する可
動要素の移動に伴って電極パターン間に生ずる周期的な
容量変化の信号を取り出すことにより変位量の検出を行
うものである。
【0003】この種の変位センサは、その出力信号の形
態によって、インクリメンタルタイプとアブソリュート
タイプの2種類に分けられる。インクリメントタイプの
測定装置は、スライダが基準位置から移動することによ
って生ずる周期信号を連続的に計数することによって変
位量を検出する。一方、アブソリュートタイプの変位セ
ンサは、連続的な計数動作を行わずに、固定要素に対す
る可動要素の絶対的な位置を求めることが可能なセンサ
で、例えば電極パターン形状によって、夫々粗いピッ
チ、中間的なピッチ及び細かいピッチの周期的信号を出
力可能なものとなっている。そして、これらの各ピッチ
の周期信号の位相情報を合成することによって、可動要
素の絶対的な変位量を検出することが可能になってい
る。
態によって、インクリメンタルタイプとアブソリュート
タイプの2種類に分けられる。インクリメントタイプの
測定装置は、スライダが基準位置から移動することによ
って生ずる周期信号を連続的に計数することによって変
位量を検出する。一方、アブソリュートタイプの変位セ
ンサは、連続的な計数動作を行わずに、固定要素に対す
る可動要素の絶対的な位置を求めることが可能なセンサ
で、例えば電極パターン形状によって、夫々粗いピッ
チ、中間的なピッチ及び細かいピッチの周期的信号を出
力可能なものとなっている。そして、これらの各ピッチ
の周期信号の位相情報を合成することによって、可動要
素の絶対的な変位量を検出することが可能になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た2つのタイプの変位測定装置のうち、インクリメンタ
ルタイプの測定装置では、スライダをあまり速く移動さ
せると、クロック信号が計数動作に追従できなくなり、
計数エラーが発生してしまう。クロック周波数を高く設
定すれば、計数エラーは防止できるが、この場合には、
消費電力が著しく増加してしまう。特に、小型変位測定
装置では、小型化を図るうえで、必然的に小型のボタン
電池や太陽電池等の小電力の電源が使用される。このた
め、変位センサからの信号を処理する信号処理回路で消
費される電力は極力少ないことが望ましい。
た2つのタイプの変位測定装置のうち、インクリメンタ
ルタイプの測定装置では、スライダをあまり速く移動さ
せると、クロック信号が計数動作に追従できなくなり、
計数エラーが発生してしまう。クロック周波数を高く設
定すれば、計数エラーは防止できるが、この場合には、
消費電力が著しく増加してしまう。特に、小型変位測定
装置では、小型化を図るうえで、必然的に小型のボタン
電池や太陽電池等の小電力の電源が使用される。このた
め、変位センサからの信号を処理する信号処理回路で消
費される電力は極力少ないことが望ましい。
【0005】一方、アブソリュートタイプの変位測定装
置では、粗いピッチ、中間ピッチ及び細かいピッチの各
周期信号を夫々処理するため、複数の信号処理回路を併
設する必要がある。このため、やはり消費電力が大きく
なるという欠点がある。特にスライダ等の可動要素は、
殆どの時間が停止状態にあるので、このような停止状態
においても各ピッチに対応した複数の回路を動作させる
のは、電力を無駄に消費してしまうので好ましくない。
置では、粗いピッチ、中間ピッチ及び細かいピッチの各
周期信号を夫々処理するため、複数の信号処理回路を併
設する必要がある。このため、やはり消費電力が大きく
なるという欠点がある。特にスライダ等の可動要素は、
殆どの時間が停止状態にあるので、このような停止状態
においても各ピッチに対応した複数の回路を動作させる
のは、電力を無駄に消費してしまうので好ましくない。
【0006】そこで、アブソリュートタイプの変位測定
装置において、各ピッチの周期信号の位相情報を一つの
回路で順番に読み取ることにより、信号処理回路を共通
化して消費電力を低減させることも考えられている。し
かし、この場合、各ピッチの周期信号の位相情報を取り
込むタイミングがずれることになるので、スライダが移
動しているときには、位相情報の合成がうまくいかず、
表示値がランダムに変化してしまい、表示値が見にくい
という問題点がある。
装置において、各ピッチの周期信号の位相情報を一つの
回路で順番に読み取ることにより、信号処理回路を共通
化して消費電力を低減させることも考えられている。し
かし、この場合、各ピッチの周期信号の位相情報を取り
込むタイミングがずれることになるので、スライダが移
動しているときには、位相情報の合成がうまくいかず、
表示値がランダムに変化してしまい、表示値が見にくい
という問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、低消費電力で動作可能で、かつ計
数表示の更新もスムーズに行うことができる変位測定装
置を提供することを目的とする。
めになされたもので、低消費電力で動作可能で、かつ計
数表示の更新もスムーズに行うことができる変位測定装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変位測定装
置は、固定要素に対する可動要素の変位量に応じた粗い
ピッチの第1の周期信号及び前記固定要素に対する前記
可動要素の変位量に応じた細かいピッチの第2の周期信
号を含む検出信号を出力する変位センサと、この変位セ
ンサから出力される検出信号から前記粗いピッチに対応
した第1の位相情報及び前記細かいピッチに対応した第
2の位相情報を検出する位相情報検出手段と、前記第1
の位相情報に基づいて前記固定要素に対する前記可動要
素の絶対的な変位量を計数する絶対変位計数手段と、前
記第2の位相情報に基づいて前記固定要素に対する前記
可動要素の相対的な変位量を計数する相対変位計数手段
と、前記固定要素に対する前記可動要素の移動速度を検
出する速度検出手段と、この速度検出手段で検出された
前記可動要素の移動速度が所定の速度よりも速くなった
場合には前記絶対変位計数手段の出力に基づいて前記固
定要素の前記可動要素に対する変位量を算出し、前記速
度検出手段で検出された前記可動要素の移動速度が所定
の速度よりも遅くなった場合には前記相対変位計数手段
の出力に基づいて前記固定要素の前記可動要素に対する
変位量を算出する計数合成手段とを具備してなることを
特徴とする。
置は、固定要素に対する可動要素の変位量に応じた粗い
ピッチの第1の周期信号及び前記固定要素に対する前記
可動要素の変位量に応じた細かいピッチの第2の周期信
号を含む検出信号を出力する変位センサと、この変位セ
ンサから出力される検出信号から前記粗いピッチに対応
した第1の位相情報及び前記細かいピッチに対応した第
2の位相情報を検出する位相情報検出手段と、前記第1
の位相情報に基づいて前記固定要素に対する前記可動要
素の絶対的な変位量を計数する絶対変位計数手段と、前
記第2の位相情報に基づいて前記固定要素に対する前記
可動要素の相対的な変位量を計数する相対変位計数手段
と、前記固定要素に対する前記可動要素の移動速度を検
出する速度検出手段と、この速度検出手段で検出された
前記可動要素の移動速度が所定の速度よりも速くなった
場合には前記絶対変位計数手段の出力に基づいて前記固
定要素の前記可動要素に対する変位量を算出し、前記速
度検出手段で検出された前記可動要素の移動速度が所定
の速度よりも遅くなった場合には前記相対変位計数手段
の出力に基づいて前記固定要素の前記可動要素に対する
変位量を算出する計数合成手段とを具備してなることを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、固定要素に対する可動要素の
移動速度が速度検出手段で検出される。そして、検出さ
れた速度情報に基づき、可動要素が固定要素に対して低
速で移動している場合には、細かなピッチの周期信号か
ら求められた第2の位相情報によるインクリメンタル
(相対的)な計数動作が行われる。これにより、単一の
回路が動作して消費電力が抑制される。
移動速度が速度検出手段で検出される。そして、検出さ
れた速度情報に基づき、可動要素が固定要素に対して低
速で移動している場合には、細かなピッチの周期信号か
ら求められた第2の位相情報によるインクリメンタル
(相対的)な計数動作が行われる。これにより、単一の
回路が動作して消費電力が抑制される。
【0010】一方、可動要素がインクリメンタル計数に
よる検出可能な速度を超えて移動すると、速度検出手段
がこれを検出し、測定装置は、粗いピッチの周期信号か
ら求められた第1の位相情報によるアブソリュート(絶
対的)な計数動作に移行する。この場合、インクリメン
タル計数動作のための回路は休止状態となるので、消費
電力が抑制されることになる。このとき、表示値の下の
桁の表示は粗い間隔で変化するが、ノギスのようなハン
ドツールでは、スライダの摺動速度が速い場合には、表
示値の下の桁は重要な情報ではないので、このような計
数表示が許容可能である。また、表示値の上の桁は連続
的に更新されるため、表示値は見易くなる。
よる検出可能な速度を超えて移動すると、速度検出手段
がこれを検出し、測定装置は、粗いピッチの周期信号か
ら求められた第1の位相情報によるアブソリュート(絶
対的)な計数動作に移行する。この場合、インクリメン
タル計数動作のための回路は休止状態となるので、消費
電力が抑制されることになる。このとき、表示値の下の
桁の表示は粗い間隔で変化するが、ノギスのようなハン
ドツールでは、スライダの摺動速度が速い場合には、表
示値の下の桁は重要な情報ではないので、このような計
数表示が許容可能である。また、表示値の上の桁は連続
的に更新されるため、表示値は見易くなる。
【0011】可動要素の移動速度が再び誤計測すること
なくインクリメンタルな計数に移れる速度まで低下した
ことが検出されると、再度インクリメンタル計数動作に
移行する。この移行時には、全ピッチの周期信号に基づ
く第1及び第2の位相情報を全て取り込んで可動要素の
絶対位置を読取ることが望ましい。
なくインクリメンタルな計数に移れる速度まで低下した
ことが検出されると、再度インクリメンタル計数動作に
移行する。この移行時には、全ピッチの周期信号に基づ
く第1及び第2の位相情報を全て取り込んで可動要素の
絶対位置を読取ることが望ましい。
【0012】このように、本発明によれば、固定要素に
対する可動要素の移動速度に応じてインクリメンタル計
数動作とアブソリュート計数動作を切り換えるようにし
たので、クロック周波数を高めることなしに、可動要素
の変位を精度良く検出することができ、表示の更新もス
ムーズになると共に、消費電力を大幅に抑制することが
できる。
対する可動要素の移動速度に応じてインクリメンタル計
数動作とアブソリュート計数動作を切り換えるようにし
たので、クロック周波数を高めることなしに、可動要素
の変位を精度良く検出することができ、表示の更新もス
ムーズになると共に、消費電力を大幅に抑制することが
できる。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明の一実施例に係る変位
測定装置の構成を示すブロック図である。この変位測定
装置は、ディジタルノギス、ディジタルマイクロメー
タ、ディジタルハイトゲージ等の小型測長器に適用され
る。
について説明する。図1は本発明の一実施例に係る変位
測定装置の構成を示すブロック図である。この変位測定
装置は、ディジタルノギス、ディジタルマイクロメー
タ、ディジタルハイトゲージ等の小型測長器に適用され
る。
【0014】即ち、ABSセンサ1は、静電容量式アブ
ソリュートタイプの変位センサである。このABSセン
サ1は、例えば図2に示すように構成されている。可動
要素であるスライダ21は、固定要素であるメインスケ
ール22に対し僅かの間隙を介して対向配置され、測定
軸X方向に移動可能なものとなっている。スライダ21
には、送信電極23が所定ピッチPt0で配設されてい
る。送信電極23は、メインスケール22にピッチPr
で配設された第1受信電極24a及び第2受信電極24
bと容量結合されている。受信電極24a,24bは、
その配列方向に沿って隣接するピッチPt1,Pt2の第1
伝達電極25a及び第2伝達電極25bに1対1で夫々
接続されている。伝達電極25a,25bは、夫々スラ
イダ21側に設けられた第1検出電極26a,26b及
び第2検出電極27a,27bと容量結合されている。
ソリュートタイプの変位センサである。このABSセン
サ1は、例えば図2に示すように構成されている。可動
要素であるスライダ21は、固定要素であるメインスケ
ール22に対し僅かの間隙を介して対向配置され、測定
軸X方向に移動可能なものとなっている。スライダ21
には、送信電極23が所定ピッチPt0で配設されてい
る。送信電極23は、メインスケール22にピッチPr
で配設された第1受信電極24a及び第2受信電極24
bと容量結合されている。受信電極24a,24bは、
その配列方向に沿って隣接するピッチPt1,Pt2の第1
伝達電極25a及び第2伝達電極25bに1対1で夫々
接続されている。伝達電極25a,25bは、夫々スラ
イダ21側に設けられた第1検出電極26a,26b及
び第2検出電極27a,27bと容量結合されている。
【0015】送信電極23は、7つおきに共通接続され
て8つの電極群を構成している。これらの電極群には、
それぞれ位相が45°ずつずれた8相の周期信号a〜h
が駆動信号Sdとして供給されるようになっている。こ
れらの駆動信号Sdは、より具体的には、図3に示すよ
うに、高周波パルスでチョップされた信号となってい
る。大きな周期のsin 成分は、下記数1にて表される。
て8つの電極群を構成している。これらの電極群には、
それぞれ位相が45°ずつずれた8相の周期信号a〜h
が駆動信号Sdとして供給されるようになっている。こ
れらの駆動信号Sdは、より具体的には、図3に示すよ
うに、高周波パルスでチョップされた信号となってい
る。大きな周期のsin 成分は、下記数1にて表される。
【0016】
【数1】Vn =Asin2π{(t/T)−(n/8)}
【0017】ここで、Aは送信信号Sdの振幅、Tは送
信信号Sdの周期、nは相番号(a,b,…,h)である。こ
の送信信号Sdは、図1の送信波形発生部2から生成出
力されるようになっている。送信電極23に駆動信号S
dが供給されることにより生ずる電場パターンのピッチ
Wt は、送信電極23のピッチPt0の8倍であり、この
ピッチWt は、受信電極24a,24bのピッチPr の
N倍に設定されている。ここでNは、1,3,5等の奇
数であることが好ましく、この例では3に設定されてい
る。したがって、8つの連続する送信電極23に対して
は常にほぼ一定の重みをもって受信電極24a,24b
が容量結合されることになる。受信電極24a,24b
は、三角形状(又はsin 波形状)の電極片を相互に挟み
合う形で配設してなるものである。各受信電極24a,
24bで受信される信号の位相は、送信電極23と受信
電極24a,24bとの容量結合面積によって決定され
るが、これはスライダ21とメインスケール22との相
対位置によって変化する。
信信号Sdの周期、nは相番号(a,b,…,h)である。こ
の送信信号Sdは、図1の送信波形発生部2から生成出
力されるようになっている。送信電極23に駆動信号S
dが供給されることにより生ずる電場パターンのピッチ
Wt は、送信電極23のピッチPt0の8倍であり、この
ピッチWt は、受信電極24a,24bのピッチPr の
N倍に設定されている。ここでNは、1,3,5等の奇
数であることが好ましく、この例では3に設定されてい
る。したがって、8つの連続する送信電極23に対して
は常にほぼ一定の重みをもって受信電極24a,24b
が容量結合されることになる。受信電極24a,24b
は、三角形状(又はsin 波形状)の電極片を相互に挟み
合う形で配設してなるものである。各受信電極24a,
24bで受信される信号の位相は、送信電極23と受信
電極24a,24bとの容量結合面積によって決定され
るが、これはスライダ21とメインスケール22との相
対位置によって変化する。
【0018】受信電極24a,24bと伝達電極25
a,25bとが同一ピッチで形成されていれば、検出電
極26a,26b,27a,27bは、単にスライダ2
1のx方向位置がピッチPr だけ変化する毎に繰り返さ
れる周期信号を検出することになるが、このABSセン
サ1では、粗いピッチ、中間のピッチ及び細かいピッチ
の3つのレベルの変位量を検出するため、伝達電極25
a,25bが、実際には受信電極24a,24bに対し
て夫々D1 ,D2 だけ偏位している。偏位量D1,D2
は、夫々基準位置x0 からの測定方向の距離xの関数
で、下記数2のように表すことができる。
a,25bとが同一ピッチで形成されていれば、検出電
極26a,26b,27a,27bは、単にスライダ2
1のx方向位置がピッチPr だけ変化する毎に繰り返さ
れる周期信号を検出することになるが、このABSセン
サ1では、粗いピッチ、中間のピッチ及び細かいピッチ
の3つのレベルの変位量を検出するため、伝達電極25
a,25bが、実際には受信電極24a,24bに対し
て夫々D1 ,D2 だけ偏位している。偏位量D1,D2
は、夫々基準位置x0 からの測定方向の距離xの関数
で、下記数2のように表すことができる。
【0019】
【数2】D1(x) =(Pr −Pt1)x/Pr D2(x) =(Pr −Pt2)x/Pr
【0020】また、検出電極26a,26b,27a,
27bの波形パターンのピッチWr1,Wr2は、夫々3P
t1,3Pt2に設定されている。図4(a)は送信電極2
3のうちの一つと検出電極26aとの間の位置xによる
容量の変化を示すグラフ、図4(b)は送信電極23の
うちの一つと検出電極26bとの間の位置xによる容量
の変化を示すグラフである。図4に示すように、容量は
偏位量D1(x) に基づく大きな周期λ1 に検出電極24
aのピッチの小さな周期Pr が重畳された形で変化す
る。この容量を下記数3に示す。
27bの波形パターンのピッチWr1,Wr2は、夫々3P
t1,3Pt2に設定されている。図4(a)は送信電極2
3のうちの一つと検出電極26aとの間の位置xによる
容量の変化を示すグラフ、図4(b)は送信電極23の
うちの一つと検出電極26bとの間の位置xによる容量
の変化を示すグラフである。図4に示すように、容量は
偏位量D1(x) に基づく大きな周期λ1 に検出電極24
aのピッチの小さな周期Pr が重畳された形で変化す
る。この容量を下記数3に示す。
【0021】
【数3】 Cn(B1)=Bsin2π{(x/λ1 )−(n/8)} +Csin2π{(x/Pr )−(3n/8)}+D Cn(B2)=−Bsin2π{(x/λ1 )−(n/8)} +Csin2π{(x/Pr )−(3n/8)}+D
【0022】ここで、Bは夫々大きな周期の振幅、Cは
小さな周期の振幅、Dはオフセット値である。したがっ
て、検出電極26a,26bで検出される受信信号B1
,B2 は、夫々下記数4のようになる。
小さな周期の振幅、Dはオフセット値である。したがっ
て、検出電極26a,26bで検出される受信信号B1
,B2 は、夫々下記数4のようになる。
【0023】
【数4】
【0024】ここで、検出信号B1,B2の大きな周期
が小さな周期の数十倍、検出信号C1 ,C2 の大きな周
期が検出信号B1 ,B2 の大きな周期の数十倍になるよ
うに電極パターンを設定すると、下記数5の演算で各レ
ベルの変位を得ることができる。
が小さな周期の数十倍、検出信号C1 ,C2 の大きな周
期が検出信号B1 ,B2 の大きな周期の数十倍になるよ
うに電極パターンを設定すると、下記数5の演算で各レ
ベルの変位を得ることができる。
【0025】
【数5】 C1 −C2 (粗スケール) B1 −B2 (中スケール) (B1 +B2 )−(C1 +C2 ) (密スケール)
【0026】これらの演算は、図1の粗スケール復調部
3、中スケール復調部4及び密スケール復調部5で行な
われるようになっている。復調は、例えば図3に示した
送信波形をチョップ周波数でサンプリングし、ミキシン
グしたのち、低域ろ波及び2値化処理を施すことにより
行われる。これにより、各スケール復調部3,4,5か
らはエッジに位相情報が担われた矩形波の位相信号CM
Pが出力される。
3、中スケール復調部4及び密スケール復調部5で行な
われるようになっている。復調は、例えば図3に示した
送信波形をチョップ周波数でサンプリングし、ミキシン
グしたのち、低域ろ波及び2値化処理を施すことにより
行われる。これにより、各スケール復調部3,4,5か
らはエッジに位相情報が担われた矩形波の位相信号CM
Pが出力される。
【0027】各スケール復調部3,4,5から出力され
る位相信号CMPCOA.、CMPMED.、CMPF
INEは、夫々粗位相検出部6、中位相検出部7、密位
相検出部8に入力されている。これらの位相検出部6〜
8では、各位相信号CMPの立ち上がり又は立下りのタ
イミングで内部の図示しないカウンタの計数値をラッチ
することにより、各位相信号CMPと基準位相信号CP
Oとの位相差に相当する値を検出する。
る位相信号CMPCOA.、CMPMED.、CMPF
INEは、夫々粗位相検出部6、中位相検出部7、密位
相検出部8に入力されている。これらの位相検出部6〜
8では、各位相信号CMPの立ち上がり又は立下りのタ
イミングで内部の図示しないカウンタの計数値をラッチ
することにより、各位相信号CMPと基準位相信号CP
Oとの位相差に相当する値を検出する。
【0028】各位相検出部6〜8から出力される位相値
は、アブソリュート計数部10に入力されている。アブ
ソリュート計数部10は、各位相検出部6〜8から出力
される位相値を合成してメインスケール22に対するス
ライダ21の絶対的な変位量を算出する。また、密位相
検出部8から出力される位相値は、インクリメンタル計
数部11に入力されている。インクリメンタル計数部1
1は、密位相検出部8から出力される位相値の周期的な
変化をアップカウント及びダウンカウントすることによ
ってメインスケール22に対するスライダ21の変位を
算出する。
は、アブソリュート計数部10に入力されている。アブ
ソリュート計数部10は、各位相検出部6〜8から出力
される位相値を合成してメインスケール22に対するス
ライダ21の絶対的な変位量を算出する。また、密位相
検出部8から出力される位相値は、インクリメンタル計
数部11に入力されている。インクリメンタル計数部1
1は、密位相検出部8から出力される位相値の周期的な
変化をアップカウント及びダウンカウントすることによ
ってメインスケール22に対するスライダ21の変位を
算出する。
【0029】一方、中スケール復調部4及び密スケール
復調部5から夫々出力される位相信号CMPMED.,
CMPFINEは、速度検出器9にも入力されている。
速度検出器9は、スライダ21が低速で移動していると
き又は停止しているときには、位相信号CMPFINE
信号でスライダ21の移動速度を検出し、スライダ21
が高速で移動しているときには、位相信号CMPME
D.でスライダ21の移動速度を検出する。速度検出部
9は、検出したスライダの速度情報を回路切り換え制御
部12に出力する。
復調部5から夫々出力される位相信号CMPMED.,
CMPFINEは、速度検出器9にも入力されている。
速度検出器9は、スライダ21が低速で移動していると
き又は停止しているときには、位相信号CMPFINE
信号でスライダ21の移動速度を検出し、スライダ21
が高速で移動しているときには、位相信号CMPME
D.でスライダ21の移動速度を検出する。速度検出部
9は、検出したスライダの速度情報を回路切り換え制御
部12に出力する。
【0030】回路切り換え制御部12は、スライダ21
がゆっくり移動しているとき又は停止しているときに
は、スケール復調部3,4、位相検出部6,7、アブソ
リュート計数部10を停止状態にさせるとともに、密ス
ケール復調部5、密位相検出部8及びインクリメンタル
計数部11を動作状態にしてインクリメンタル計数動作
に切り換える。また、回路切り換え制御部12は、スラ
イダが速く移動しているときには、スケール復調部3,
4、位相検出部6,7及びアブソリュート計数部10を
動作状態にさせるとともに、インクリメンタル計数部1
1を停止状態にしてアブソリュート計数動作に切り換え
る。
がゆっくり移動しているとき又は停止しているときに
は、スケール復調部3,4、位相検出部6,7、アブソ
リュート計数部10を停止状態にさせるとともに、密ス
ケール復調部5、密位相検出部8及びインクリメンタル
計数部11を動作状態にしてインクリメンタル計数動作
に切り換える。また、回路切り換え制御部12は、スラ
イダが速く移動しているときには、スケール復調部3,
4、位相検出部6,7及びアブソリュート計数部10を
動作状態にさせるとともに、インクリメンタル計数部1
1を停止状態にしてアブソリュート計数動作に切り換え
る。
【0031】また、静電容量の変化は前記数3の通りな
ので図5に示すように、粗スケール及び中スケールによ
る計数動作時の送信信号Sdの位相と、密スケールによ
る計数動作時の送信信号Sdの位相とは異なっており、
回路切り換え制御部12は、速度検出部9からの速度情
報に応じて送信波形発生部2からの送信信号Sdを切り
換えるようになっている。アブソリュート計数部10で
の計数値とインクリメンタル計数部11での計数値と
は、計数合成部13にて合成されるようになっている。
計数合成部13の出力は、実際の変位量に適宜変換され
た形でLCD等の表示部14に表示されるようになって
いる。
ので図5に示すように、粗スケール及び中スケールによ
る計数動作時の送信信号Sdの位相と、密スケールによ
る計数動作時の送信信号Sdの位相とは異なっており、
回路切り換え制御部12は、速度検出部9からの速度情
報に応じて送信波形発生部2からの送信信号Sdを切り
換えるようになっている。アブソリュート計数部10で
の計数値とインクリメンタル計数部11での計数値と
は、計数合成部13にて合成されるようになっている。
計数合成部13の出力は、実際の変位量に適宜変換され
た形でLCD等の表示部14に表示されるようになって
いる。
【0032】次に、このように構成された本実施例に係
る変位測定装置の動作について説明する。図6は、スラ
イダ速度vと計数及び速度検出モードとの関係を示す図
である。スライダ21が停止状態あるいは遅い速度で移
動しているときは、回路切り換え制御部12は、スケー
ル復調部3,4、位相検出部6,7及びアブソリュート
計数部10を停止状態、密スケール復調部5、密位相検
出部8及びインクリメンタル計数部11を動作状態にす
ると共に、送信波形発生部2から密スケール計数動作の
ための送信波形Sdを発生させる。これにより、インク
リメンタル計数動作が開始され、アブソリュート計数部
10に保持された計数値が逐次加算又は減算される。こ
のととき、速度検出部9は、密スケール復調部5から出
力される位相信号CMPFINEの周期からスライダ2
1の移動速度を検出する。
る変位測定装置の動作について説明する。図6は、スラ
イダ速度vと計数及び速度検出モードとの関係を示す図
である。スライダ21が停止状態あるいは遅い速度で移
動しているときは、回路切り換え制御部12は、スケー
ル復調部3,4、位相検出部6,7及びアブソリュート
計数部10を停止状態、密スケール復調部5、密位相検
出部8及びインクリメンタル計数部11を動作状態にす
ると共に、送信波形発生部2から密スケール計数動作の
ための送信波形Sdを発生させる。これにより、インク
リメンタル計数動作が開始され、アブソリュート計数部
10に保持された計数値が逐次加算又は減算される。こ
のととき、速度検出部9は、密スケール復調部5から出
力される位相信号CMPFINEの周期からスライダ2
1の移動速度を検出する。
【0033】スライダ21の移動速度vが密スケールの
インクリメンタル計数の理論限界速度v3 の約80%に
至ると、回路切り換え制御部12は、スケール復調部
3,4、位相検出部6,7及びアブソリュート計数部1
0を動作状態、密スケール復調部5、密位相検出部8及
びインクリメンタル計数部11を停止状態にすると共
に、送信波形発生部2から粗スケール及び密スケール計
数動作のための送信波形Sdを発生させる。これによ
り、装置はアブソリュート計数モードに移行する。この
とき、表示値の下の桁は粗い間隔をもって更新される
が、スライダが速く移動しているときには、表示値の下
の桁はあまり気にならないので特に問題とはならない。
このモードでは、速度検出部9は、中スケール復調部4
から出力される位相信号CMPMED.の周期からスラ
イダ21の移動速度を検出する。
インクリメンタル計数の理論限界速度v3 の約80%に
至ると、回路切り換え制御部12は、スケール復調部
3,4、位相検出部6,7及びアブソリュート計数部1
0を動作状態、密スケール復調部5、密位相検出部8及
びインクリメンタル計数部11を停止状態にすると共
に、送信波形発生部2から粗スケール及び密スケール計
数動作のための送信波形Sdを発生させる。これによ
り、装置はアブソリュート計数モードに移行する。この
とき、表示値の下の桁は粗い間隔をもって更新される
が、スライダが速く移動しているときには、表示値の下
の桁はあまり気にならないので特に問題とはならない。
このモードでは、速度検出部9は、中スケール復調部4
から出力される位相信号CMPMED.の周期からスラ
イダ21の移動速度を検出する。
【0034】スライダ21の移動速度vが速度v3 の約
15%まで減速すると、再びインクリメンタル計数動作
に移行するが、このとき、計数合成部13に絶対的な変
位情報を受け渡す必要がある。このため、この受け渡し
に必要な期間だけ、回路切り換え制御部12はスケール
復調部3,4,5及び位相検出部6,7,8を全て作動
させ、密スケールを含めたアブソリュート計数値を算出
する。この場合、粗スケール及び中スケール計数動作時
の送信信号Sdと密スケール計数動作時の送信信号Sd
とが異なっているので、この期間では、送信信号Sdを
一時的に多重化させるようにしている。図7は、粗スケ
ール及び中スケール用の45°位相の送信信号b1 と密
スケール用の135°位相の送信信号b2 との多重化信
号Mを示す図である。このように、多重信号Mは、送信
信号b1 ,b2 のエッジの高さと方向を保って合成する
ことにより生成することができる。この受け渡し期間に
アブソリュート計数値が求められると、以後、密スケー
ル単独によるインクリメンタル計数に移行する。
15%まで減速すると、再びインクリメンタル計数動作
に移行するが、このとき、計数合成部13に絶対的な変
位情報を受け渡す必要がある。このため、この受け渡し
に必要な期間だけ、回路切り換え制御部12はスケール
復調部3,4,5及び位相検出部6,7,8を全て作動
させ、密スケールを含めたアブソリュート計数値を算出
する。この場合、粗スケール及び中スケール計数動作時
の送信信号Sdと密スケール計数動作時の送信信号Sd
とが異なっているので、この期間では、送信信号Sdを
一時的に多重化させるようにしている。図7は、粗スケ
ール及び中スケール用の45°位相の送信信号b1 と密
スケール用の135°位相の送信信号b2 との多重化信
号Mを示す図である。このように、多重信号Mは、送信
信号b1 ,b2 のエッジの高さと方向を保って合成する
ことにより生成することができる。この受け渡し期間に
アブソリュート計数値が求められると、以後、密スケー
ル単独によるインクリメンタル計数に移行する。
【0035】以上の動作により、スライダ21が低速で
移動しているときは、粗スケール及び中スケール用の信
号処理回路とアブソリュート計数部10とが休止状態と
なり、スライダ21が高速で移動しているときは、密ス
ケール用の信号処理回路とインクリメンタル計数部11
とが休止状態となる。こうすることによって動作クロッ
ク周波数を低く抑えることができるので、消費電力を大
幅に削減することができる。また、移動時にそれぞれの
スケールの位置情報を読みとる時刻が違うために生ずる
計数合成の不一致を防ぐので、計数表示の更新もスムー
ズになり、違和感のない表示値が得られる。
移動しているときは、粗スケール及び中スケール用の信
号処理回路とアブソリュート計数部10とが休止状態と
なり、スライダ21が高速で移動しているときは、密ス
ケール用の信号処理回路とインクリメンタル計数部11
とが休止状態となる。こうすることによって動作クロッ
ク周波数を低く抑えることができるので、消費電力を大
幅に削減することができる。また、移動時にそれぞれの
スケールの位置情報を読みとる時刻が違うために生ずる
計数合成の不一致を防ぐので、計数表示の更新もスムー
ズになり、違和感のない表示値が得られる。
【0036】また、図6に示したように、インクリメン
タル計数動作からアブソリュート計数動作に移行する際
の速度v2 をアブソリュート計数動作からインクリメン
タル計数動作に移行する際の速度v1 よりも高く設定す
るといったヒステリシス特性を持たせておくと、モード
が頻繁に切り替わるのを防止することができ、しかも、
インクリメンタル計数動作への受け渡し時に、一時的に
送信波形を多重化した場合でも、現状の動作クロックで
十分対応可能であるという利点がある。
タル計数動作からアブソリュート計数動作に移行する際
の速度v2 をアブソリュート計数動作からインクリメン
タル計数動作に移行する際の速度v1 よりも高く設定す
るといったヒステリシス特性を持たせておくと、モード
が頻繁に切り替わるのを防止することができ、しかも、
インクリメンタル計数動作への受け渡し時に、一時的に
送信波形を多重化した場合でも、現状の動作クロックで
十分対応可能であるという利点がある。
【0037】なお、以上の実施例では、粗スケール、中
スケール及び密スケールの3種類のピッチの異なるスケ
ールを使用して計数を行ったが、精度が許されれば、粗
スケール及び密スケールのみで計数を行ってもよい。
スケール及び密スケールの3種類のピッチの異なるスケ
ールを使用して計数を行ったが、精度が許されれば、粗
スケール及び密スケールのみで計数を行ってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、固
定要素に対する可動要素の移動速度を速度検出手段で検
出し、可動要素が低速で移動している場合には、細かな
ピッチの周期信号から求められる第2の位相情報による
インクリメントな計数動作を行い、可動要素が高速で移
動している場合には、粗いピッチの周期信号から求めら
れる第1の位相情報によるアブソリュートな計数動作を
行うことにより、動作させる回路を減少させているの
で、消費電力を大幅に抑制することができると共に、計
数表示もスムーズにすることができる。したがって、本
発明によれば、例えばソーラセルを電源として使用した
低消費電力の小型測長器を実現することが可能になる。
定要素に対する可動要素の移動速度を速度検出手段で検
出し、可動要素が低速で移動している場合には、細かな
ピッチの周期信号から求められる第2の位相情報による
インクリメントな計数動作を行い、可動要素が高速で移
動している場合には、粗いピッチの周期信号から求めら
れる第1の位相情報によるアブソリュートな計数動作を
行うことにより、動作させる回路を減少させているの
で、消費電力を大幅に抑制することができると共に、計
数表示もスムーズにすることができる。したがって、本
発明によれば、例えばソーラセルを電源として使用した
低消費電力の小型測長器を実現することが可能になる。
【図1】 本発明の実施例に係る変位測定装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 同変位測定装置におけるABSセンサの構成
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図3】 同センサに供給される送信信号の一例を示す
波形図である。
波形図である。
【図4】 同センサにおける位置に対する容量の変化を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図5】 同センサに供給される送信信号の位相関係を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図6】 同センサのスライダの移動速度と計数モード
及び速度検出モードとの関係を示すグラフである。
及び速度検出モードとの関係を示すグラフである。
【図7】 同センサに供給される多重化された送信信号
の一例を示す波形図である。
の一例を示す波形図である。
1…ABSセンサ、2…送信波形発生部、3…粗スケー
ル復調部、4…中スケール復調部、5…密スケール復調
部、6…粗位相検出部、7…中位相検出部、8…密位相
検出部、9…速度検出部、10…アブソリュート計数
部、11…インクリメンタル計数部、12…回路切り換
え制御部、13…計数合成部、14…表示部、21…ス
ライダ、22…メインスケール、23…送信電極、24
a…第1受信電極、24b…第2受信電極、25a…第
1伝達電極、25b…第2伝達電極、26a,26b…
第1検出電極、27a,27b…第2検出電極。
ル復調部、4…中スケール復調部、5…密スケール復調
部、6…粗位相検出部、7…中位相検出部、8…密位相
検出部、9…速度検出部、10…アブソリュート計数
部、11…インクリメンタル計数部、12…回路切り換
え制御部、13…計数合成部、14…表示部、21…ス
ライダ、22…メインスケール、23…送信電極、24
a…第1受信電極、24b…第2受信電極、25a…第
1伝達電極、25b…第2伝達電極、26a,26b…
第1検出電極、27a,27b…第2検出電極。
Claims (5)
- 【請求項1】 固定要素に対する可動要素の変位量に応
じた粗いピッチの第1の周期信号及び前記固定要素に対
する前記可動要素の変位量に応じた細かいピッチの第2
の周期信号を含む検出信号を出力する変位センサと、こ
の変位センサから出力される検出信号から前記粗いピッ
チに対応した第1の位相情報及び前記細かいピッチに対
応した第2の位相情報を検出する位相情報検出手段と、
前記第1の位相情報に基づいて前記固定要素に対する前
記可動要素の絶対的な変位量を計数する絶対変位計数手
段と、前記第2の位相情報に基づいて前記固定要素に対
する前記可動要素の相対的な変位量を計数する相対変位
計数手段と、前記固定要素に対する前記可動要素の移動
速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段で検
出された前記可動要素の移動速度が所定の速度よりも速
くなった場合には前記絶対変位計数手段の出力に基づい
て前記固定要素の前記可動要素に対する変位量を算出
し、前記速度検出手段で検出された前記可動要素の移動
速度が所定の速度よりも遅くなった場合には前記相対変
位計数手段の出力に基づいて前記固定要素の前記可動要
素に対する変位量を算出する計数合成手段とを具備して
なることを特徴とする変位測定装置。 - 【請求項2】 前記絶対変位計数手段と前記相対変位計
数手段とは、択一的に動作状態になることを特徴とする
請求項1記載の変位測定装置。 - 【請求項3】 前記速度検出手段は、前記可動要素が所
定の速度よりも低速で移動しているときには前記第2の
周期信号に基づく速度検出を行い、前記可動要素が所定
の速度よりも高速で移動しているときには前記第1の周
期信号に基づく速度検出を行うものであることを特徴と
する請求項1又は2記載の変位測定装置。 - 【請求項4】 前記相対変位計数から前記絶対変位計数
に切り替わる可動要素の速度は、前記絶対変位計数から
前記相対変位計数に切り替わる可動要素の速度よりも高
く設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか1項記載の変位測定装置。 - 【請求項5】 前記絶対変位計数手段は、前記固定要素
に対する前記可動要素の速度が低下して絶対変位計数か
ら相対変位計数へ切り替わる際に、前記第1及び第2の
位相情報を使用して前記固定要素に対する前記可動要素
の絶対的な変位量を計数するものであることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれか1項記載の変位測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3226544A JP2593257B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 変位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3226544A JP2593257B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 変位測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545151A true JPH0545151A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2593257B2 JP2593257B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16846818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3226544A Expired - Fee Related JP2593257B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 変位測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593257B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012068255A (ja) * | 1999-04-19 | 2012-04-05 | Netzer Precision Motion Sensors Ltd | 容量性変位エンコーダ |
| JP2013079915A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Mitsutoyo Corp | 絶対測長型エンコーダ |
| EP2789988A2 (en) | 2013-04-12 | 2014-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detection apparatus |
| DE102014016060A1 (de) | 2013-10-30 | 2015-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Positionsdetektiervorrichtung und diese enthaltende Linsenvorrichtung und Bildaufnahmevorrichtung |
| DE102014015978A1 (de) | 2013-10-30 | 2015-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Positionsdetektiervorrichtung und diese enthaltende Linsenvorrichtung und Bildaufnahmevorrichtung |
| US9200928B2 (en) | 2013-03-28 | 2015-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detector |
| JP2016008903A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 日本電波株式会社 | ディジタルスケールの表示制御装置 |
| US9470880B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-10-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting apparatus, and lens apparatus and optical operating apparatus including the position detecting apparatus |
| JP2021060293A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社ミツトヨ | 変位測定装置 |
| JP6945914B1 (ja) * | 2020-08-11 | 2021-10-06 | 株式会社 五十嵐電機製作所 | ロータリーエンコーダ及びそれを用いた制御精度切替型サーボ制御装置 |
| WO2022091512A1 (ja) * | 2020-11-02 | 2022-05-05 | 株式会社明電舎 | 電力変換装置およびその制御方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62239019A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-19 | Mitsutoyo Corp | 容量型位置測定トランスデユ−サ |
| JPH01132967A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-25 | Omron Tateisi Electron Co | 回転制御装置 |
| JPH01153910A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 | Omron Tateisi Electron Co | 速度・角度制御装置 |
| JPH0257912A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-27 | Hitachi Ltd | 位置あるいは速度検出装置あるいはその方法 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3226544A patent/JP2593257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62239019A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-19 | Mitsutoyo Corp | 容量型位置測定トランスデユ−サ |
| JPH01132967A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-25 | Omron Tateisi Electron Co | 回転制御装置 |
| JPH01153910A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 | Omron Tateisi Electron Co | 速度・角度制御装置 |
| JPH0257912A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-27 | Hitachi Ltd | 位置あるいは速度検出装置あるいはその方法 |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012068255A (ja) * | 1999-04-19 | 2012-04-05 | Netzer Precision Motion Sensors Ltd | 容量性変位エンコーダ |
| JP2013079915A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Mitsutoyo Corp | 絶対測長型エンコーダ |
| US9200928B2 (en) | 2013-03-28 | 2015-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detector |
| EP2789988A2 (en) | 2013-04-12 | 2014-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detection apparatus |
| US9228857B2 (en) | 2013-04-12 | 2016-01-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detection apparatus having a determining unit to determine the reliability of calculated position of a movable member |
| US9435667B2 (en) | 2013-10-30 | 2016-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting apparatus, and lens apparatus and image pickup apparatus including the position detecting apparatus |
| DE102014015978A1 (de) | 2013-10-30 | 2015-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Positionsdetektiervorrichtung und diese enthaltende Linsenvorrichtung und Bildaufnahmevorrichtung |
| DE102014016060A1 (de) | 2013-10-30 | 2015-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Positionsdetektiervorrichtung und diese enthaltende Linsenvorrichtung und Bildaufnahmevorrichtung |
| US9574910B2 (en) | 2013-10-30 | 2017-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting apparatus, and lens apparatus and image pickup apparatus including the position detecting apparatus |
| DE102014015978B4 (de) * | 2013-10-30 | 2021-04-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Positionsdetektiervorrichtung und diese enthaltende Linsenvorrichtung und Bildaufnahmevorrichtung |
| DE102014016060B4 (de) * | 2013-10-30 | 2021-04-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Positionsdetektiervorrichtung und diese enthaltende Linsenvorrichtung und Bildaufnahmevorrichtung |
| US9470880B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-10-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detecting apparatus, and lens apparatus and optical operating apparatus including the position detecting apparatus |
| JP2016008903A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 日本電波株式会社 | ディジタルスケールの表示制御装置 |
| JP2021060293A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 株式会社ミツトヨ | 変位測定装置 |
| JP6945914B1 (ja) * | 2020-08-11 | 2021-10-06 | 株式会社 五十嵐電機製作所 | ロータリーエンコーダ及びそれを用いた制御精度切替型サーボ制御装置 |
| WO2022034629A1 (ja) * | 2020-08-11 | 2022-02-17 | 株式会社五十嵐電機製作所 | ロータリーエンコーダ及びそれを用いた制御精度切替型サーボ制御装置 |
| WO2022091512A1 (ja) * | 2020-11-02 | 2022-05-05 | 株式会社明電舎 | 電力変換装置およびその制御方法 |
| US11831260B2 (en) | 2020-11-02 | 2023-11-28 | Meidensha Corporation | Power converter device and control method therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593257B2 (ja) | 1997-03-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2618101B1 (en) | Sensor and running method thereof for absolute position measuring the displacement of a capacitive grating | |
| EP0240020B1 (en) | A capacitance type transducer for measuring positions | |
| EP0248165B1 (en) | Capacitance-type transducer for measuring positions | |
| US6700391B2 (en) | Capacitive displacement sensor | |
| JPS6093312A (ja) | 容量式変位測定機 | |
| JPH0545151A (ja) | 変位測定装置 | |
| JP2878913B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JP6609411B2 (ja) | 変位測定装置および変位測定方法 | |
| JP2738996B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JPH0435689B2 (ja) | ||
| JP2909338B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JP4233679B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JPH0467881B2 (ja) | ||
| JP2568322B2 (ja) | 絶対測定用変位測定装置 | |
| US11150072B2 (en) | Displacement measuring device | |
| JP2611094B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JP2788826B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JP2996447B2 (ja) | 絶対測定用変位測定装置 | |
| JP3131182B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JP2588346B2 (ja) | 変位測定装置 | |
| JPH05187804A (ja) | 静電容量式変位測定装置 | |
| JPS62238412A (ja) | 容量型位置測定トランスデユ−サ | |
| JPH0435690B2 (ja) | ||
| JPH0458883B2 (ja) | ||
| JPH0435691B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |