JPH0545186B2 - - Google Patents
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- JPH0545186B2 JPH0545186B2 JP61163268A JP16326886A JPH0545186B2 JP H0545186 B2 JPH0545186 B2 JP H0545186B2 JP 61163268 A JP61163268 A JP 61163268A JP 16326886 A JP16326886 A JP 16326886A JP H0545186 B2 JPH0545186 B2 JP H0545186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- hollow part
- blood
- serum
- blood sample
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は血液試料を遠心分離により血球成分
と血漿又は血清成分に分離した後、血漿又は血清
成分のみを取出して臨床学的検査に用いることの
可能な分析容器に関するものである。
と血漿又は血清成分に分離した後、血漿又は血清
成分のみを取出して臨床学的検査に用いることの
可能な分析容器に関するものである。
臨床検査において、血液を検体とした検査は診
断上重要な情報を提供するものであり、それらの
検査は血液学的検査、微生物学的検査、免疫血清
検査及び臨床化学検査で代表されるように多種に
わたるものである。これらの検査の中で、検体と
しては全血血漿又は血清成分を用いるが、その検
査の種類により使用検体を選択する必要がある。
例えば、血液学的検査で赤血球係数、白血球係
数、ヘマトクリツト値等を測定する場合には全血
をそのまま用いるが、検体として血漿又は血清成
分を用いる場合には採血管に血液を採取した後、
これを遠心分離器にかけて血球成分と血漿又は血
清成分とに分離し、その上清である血漿又は血清
成分をピペツト又はデカンテーシヨンによつて他
の容器に分取することとなる。
断上重要な情報を提供するものであり、それらの
検査は血液学的検査、微生物学的検査、免疫血清
検査及び臨床化学検査で代表されるように多種に
わたるものである。これらの検査の中で、検体と
しては全血血漿又は血清成分を用いるが、その検
査の種類により使用検体を選択する必要がある。
例えば、血液学的検査で赤血球係数、白血球係
数、ヘマトクリツト値等を測定する場合には全血
をそのまま用いるが、検体として血漿又は血清成
分を用いる場合には採血管に血液を採取した後、
これを遠心分離器にかけて血球成分と血漿又は血
清成分とに分離し、その上清である血漿又は血清
成分をピペツト又はデカンテーシヨンによつて他
の容器に分取することとなる。
しかしながら、上記血漿又は血清成分を分取す
る従来法ではその操作が煩雑であり、時間がかか
る上に、検査試料の採取ミス等が起こるという問
題があり、臨床検査に要求される正確、迅速、簡
便といつた条件を満足するものではない、即ち遠
心分離してその上清をピペツトやデカンテーシヨ
ンによつて分取する場合において、血漿又は血清
成分中に血球成分等が混入する虞れがあるし、そ
の混入がないようにするには操作者に十分な熟練
と慎重さが要求されていたからである。
る従来法ではその操作が煩雑であり、時間がかか
る上に、検査試料の採取ミス等が起こるという問
題があり、臨床検査に要求される正確、迅速、簡
便といつた条件を満足するものではない、即ち遠
心分離してその上清をピペツトやデカンテーシヨ
ンによつて分取する場合において、血漿又は血清
成分中に血球成分等が混入する虞れがあるし、そ
の混入がないようにするには操作者に十分な熟練
と慎重さが要求されていたからである。
また、従来、血球成分と血漿又は血清成分との
分離を明確にし、分取操作を容易にするために、
血球成分と血漿又は血清成分の中間比重をもつた
スチレン等のプラスチツクビーズやシリコン/シ
リカ等からなるゲル状物(チキソトロピー物質)
を相分離材として用いることも試みられている
が、分離が不十分であつたり、血清成分を得る場
合には凝固に時間を要するなどの欠点を有してい
たし、遠心分離後の上清の分取操作の正確、迅
速、簡便については改善されていない。
分離を明確にし、分取操作を容易にするために、
血球成分と血漿又は血清成分の中間比重をもつた
スチレン等のプラスチツクビーズやシリコン/シ
リカ等からなるゲル状物(チキソトロピー物質)
を相分離材として用いることも試みられている
が、分離が不十分であつたり、血清成分を得る場
合には凝固に時間を要するなどの欠点を有してい
たし、遠心分離後の上清の分取操作の正確、迅
速、簡便については改善されていない。
また、近年、分析技術の進歩は著しく、極く微
量の血液で各種の血液検査が可能になつた。例え
ば、臨床化学検査におけるドライケミストリーが
挙げられる。このドライケミストリーは試薬を含
浸したドライシートを用い、これに検体試料を供
給して反応させ、その反応による色の濃度変化を
反射法により測光することによつて検体試料を測
定するもので、湿式法のように試薬類の調整、反
応容器の準備、使用後の検体の処理、検体試料や
試薬等の秤量、希釈、操作法に従つた混合等の操
作が不要となる。このドライシートとしては水不
透過性の透明支持体上に検体と反応して選択的に
発色する試薬層を設け、その上に検体試料をその
容量に比例した面積で拡散される展開層を備えた
分析素子を用いることが多く、検体試料は展開層
上に10μl程度供給するのみで検査できる。
量の血液で各種の血液検査が可能になつた。例え
ば、臨床化学検査におけるドライケミストリーが
挙げられる。このドライケミストリーは試薬を含
浸したドライシートを用い、これに検体試料を供
給して反応させ、その反応による色の濃度変化を
反射法により測光することによつて検体試料を測
定するもので、湿式法のように試薬類の調整、反
応容器の準備、使用後の検体の処理、検体試料や
試薬等の秤量、希釈、操作法に従つた混合等の操
作が不要となる。このドライシートとしては水不
透過性の透明支持体上に検体と反応して選択的に
発色する試薬層を設け、その上に検体試料をその
容量に比例した面積で拡散される展開層を備えた
分析素子を用いることが多く、検体試料は展開層
上に10μl程度供給するのみで検査できる。
前記のドライケミストリーによれば、検査のた
めに多量の血液を採取する必要もなく、特に新生
児などのように、採血針による採取が困難な場合
等において、被検者の身体的、精神的負担を軽減
する。少量の血液の採取の方法としては、ガラス
毛細管が使用され、被検者の耳朶や指先等を穿孔
し、この部分にガラス毛細管を当ててその毛細管
現象を利用して行われる。このようにして毛細管
内に採取した血液試料は遠心分離により血球成分
と血漿又は血清成分に分離し、毛細管の上方に分
離された血漿又は血清成分を取り出して検体試料
とするが、管が細いためその操作はかなり面倒で
あつた。
めに多量の血液を採取する必要もなく、特に新生
児などのように、採血針による採取が困難な場合
等において、被検者の身体的、精神的負担を軽減
する。少量の血液の採取の方法としては、ガラス
毛細管が使用され、被検者の耳朶や指先等を穿孔
し、この部分にガラス毛細管を当ててその毛細管
現象を利用して行われる。このようにして毛細管
内に採取した血液試料は遠心分離により血球成分
と血漿又は血清成分に分離し、毛細管の上方に分
離された血漿又は血清成分を取り出して検体試料
とするが、管が細いためその操作はかなり面倒で
あつた。
この発明は上記の点に鑑み、採取した血液試料
を遠心分離により血球成分と血漿又は血清成分と
に分離した後、その血漿又は血清成分を別の容器
等に取り出すことなく、直に分析素子に適用でき
るようにした分析容器を提供することを目的とし
ている。
を遠心分離により血球成分と血漿又は血清成分と
に分離した後、その血漿又は血清成分を別の容器
等に取り出すことなく、直に分析素子に適用でき
るようにした分析容器を提供することを目的とし
ている。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため、この発明は血液試料
の保持可能な毛細管からなる中空部を貫通状に有
する透明性の容器本体を設け、該容器本体の外面
に中空部の一端から採取する血液試料の採取量を
示す指示線を設け、かつ、中空部内に試料採取
後、該採取端を封緘し、該封緘側を外側にして遠
心分離器にかけたときに血液試料が前記中空部内
で血球成分と血漿又は血清成分とに分離する分境
面を画定し、該分境面より血漿又は血清成分側
に、前記中空部から外部に通じる分岐孔を、該中
空部の軸方向に対して直角乃至血漿又は血清成分
側に傾けて設けこの分岐孔を通して血漿又は血清
成分が血球成分から独立に取り出せるように構成
したものである。具体的には前記中空部を毛細管
とし、該中空部に採取後、その封緘側を外方にし
て遠心分離器にかけたときに、血球成分と血漿又
は血清成分とが分離する分境面より血漿又は血清
成分側に前記分岐孔を設けるとともに、該分岐孔
を中空部の軸方向に対して直角乃至血漿又は血清
成分側に傾けるように構成したものである。
の保持可能な毛細管からなる中空部を貫通状に有
する透明性の容器本体を設け、該容器本体の外面
に中空部の一端から採取する血液試料の採取量を
示す指示線を設け、かつ、中空部内に試料採取
後、該採取端を封緘し、該封緘側を外側にして遠
心分離器にかけたときに血液試料が前記中空部内
で血球成分と血漿又は血清成分とに分離する分境
面を画定し、該分境面より血漿又は血清成分側
に、前記中空部から外部に通じる分岐孔を、該中
空部の軸方向に対して直角乃至血漿又は血清成分
側に傾けて設けこの分岐孔を通して血漿又は血清
成分が血球成分から独立に取り出せるように構成
したものである。具体的には前記中空部を毛細管
とし、該中空部に採取後、その封緘側を外方にし
て遠心分離器にかけたときに、血球成分と血漿又
は血清成分とが分離する分境面より血漿又は血清
成分側に前記分岐孔を設けるとともに、該分岐孔
を中空部の軸方向に対して直角乃至血漿又は血清
成分側に傾けるように構成したものである。
次に、この発明を添付図面を参照しながらさら
に詳説する。
に詳説する。
第1図乃至第4図はこの発明の第一実施例を示
すもので、図において、1は透明性の材料により
成形した容器本体、2は容器本体1を貫通するよ
うに設けた血液試料の保持可能な中空部である。
中空部2は好ましくは5mm以下、さらに好ましく
は3mm以下の内径の毛細管とし、その両端2a,
2bは容器本体1の両端面より突出した状態で開
口している。なお、本実施例では容器本体1と中
空部2は一体成形されているが、容器本体1に毛
細管を貫通させて中空部2として構成するように
してもよい。
すもので、図において、1は透明性の材料により
成形した容器本体、2は容器本体1を貫通するよ
うに設けた血液試料の保持可能な中空部である。
中空部2は好ましくは5mm以下、さらに好ましく
は3mm以下の内径の毛細管とし、その両端2a,
2bは容器本体1の両端面より突出した状態で開
口している。なお、本実施例では容器本体1と中
空部2は一体成形されているが、容器本体1に毛
細管を貫通させて中空部2として構成するように
してもよい。
3は前記中空部2の一端2aを例えば耳朶、指
先又は踵等の穿孔部分に当てて血液試料を毛細管
現象を利用して採取する場合の採取量を示す指示
線で、該指示線3は容器本体1の外面に表示され
ている。勿論、中空部2が容器本体1と別体の毛
細管で構成されているときは、その毛細管自身の
外周面に表示してもよい。
先又は踵等の穿孔部分に当てて血液試料を毛細管
現象を利用して採取する場合の採取量を示す指示
線で、該指示線3は容器本体1の外面に表示され
ている。勿論、中空部2が容器本体1と別体の毛
細管で構成されているときは、その毛細管自身の
外周面に表示してもよい。
なお、採取した血液試料から血漿又は血清成分
のみを検査試料として用いる場合には採取した血
液試料に抗凝固剤(例えばEDTA塩、ヘパリン)
を加えるか、中空部2の内壁に薄く塗つておくこ
とが好ましい。
のみを検査試料として用いる場合には採取した血
液試料に抗凝固剤(例えばEDTA塩、ヘパリン)
を加えるか、中空部2の内壁に薄く塗つておくこ
とが好ましい。
4は前記中空部2から容器本体1の外部に通じ
るように設けた分岐孔で、該分岐孔4は遠心分離
により中空部2内で第2図示の如く血球成分5と
血漿又は血清成分6とに分離した後、血漿又は血
清成分6のみを外部に取り出すためのものであ
る。従つて、中空部2の一端2aから前記指示線
3まで血液試料を採取した後、その一端2aを溶
融するか、適当な封緘部材7で封緘し、該封緘側
を外方にして第3図示の如く遠心分離器8に設置
し、該遠心分離器8の作動で分離した血球成分5
と血漿又は血清成分6との分境面9より血漿又は
血清成分側に設けられている。この分境面9は血
液試料により前後に移動するため、前記分岐孔4
はその移動量の最大範囲を予め想定して設けるこ
とが好ましいものである。また、分岐孔4は中空
部2の軸方向に対して直角乃至血漿又は血清成分
6側に傾いている。これは前述の如く、採血時に
血液試料が分岐孔4にまで浸入した場合でも遠心
分離時に中空部2内に戻されるようにするためで
ある。
るように設けた分岐孔で、該分岐孔4は遠心分離
により中空部2内で第2図示の如く血球成分5と
血漿又は血清成分6とに分離した後、血漿又は血
清成分6のみを外部に取り出すためのものであ
る。従つて、中空部2の一端2aから前記指示線
3まで血液試料を採取した後、その一端2aを溶
融するか、適当な封緘部材7で封緘し、該封緘側
を外方にして第3図示の如く遠心分離器8に設置
し、該遠心分離器8の作動で分離した血球成分5
と血漿又は血清成分6との分境面9より血漿又は
血清成分側に設けられている。この分境面9は血
液試料により前後に移動するため、前記分岐孔4
はその移動量の最大範囲を予め想定して設けるこ
とが好ましいものである。また、分岐孔4は中空
部2の軸方向に対して直角乃至血漿又は血清成分
6側に傾いている。これは前述の如く、採血時に
血液試料が分岐孔4にまで浸入した場合でも遠心
分離時に中空部2内に戻されるようにするためで
ある。
10は前記分岐孔4の外端に円錐状に設けた口
部で、該口部10は分岐孔4を通して血漿又は血
清成分6を取り出すときに玉状に液ギレよく滴下
できるようにするためのものである。この口部1
0は必要に応じてその先端にキヤツプ又はシール
(図示せず)を施すようにしてもよい。また、口
部10は図示の例では容器本体1の外面に突出状
に設けているが、容器本体1側を凹状にし、口部
10が容器本体1の外面から突出しないようにし
てもよい。
部で、該口部10は分岐孔4を通して血漿又は血
清成分6を取り出すときに玉状に液ギレよく滴下
できるようにするためのものである。この口部1
0は必要に応じてその先端にキヤツプ又はシール
(図示せず)を施すようにしてもよい。また、口
部10は図示の例では容器本体1の外面に突出状
に設けているが、容器本体1側を凹状にし、口部
10が容器本体1の外面から突出しないようにし
てもよい。
前記遠心分離器8はロータ8a内に容器本体1
が固定できる溝8bを有するヘマトクリツト遠心
分離器を用いるのが望ましい。このロータ8aの
回転数は3000〜15000rpmが得られるものがよい。
が固定できる溝8bを有するヘマトクリツト遠心
分離器を用いるのが望ましい。このロータ8aの
回転数は3000〜15000rpmが得られるものがよい。
上記実施例の分析容器を用いて採血する場合
は、例えば耳朶、指先又は踵等を穿孔して血液を
出し、その第一滴を拭い去り、次の血滴に中空部
2の一端2aを当て、その毛細管現象を利用して
採取する。そして、血液試料が採取量を示す指示
線3に達した時点で穿孔部分より離反する。
は、例えば耳朶、指先又は踵等を穿孔して血液を
出し、その第一滴を拭い去り、次の血滴に中空部
2の一端2aを当て、その毛細管現象を利用して
採取する。そして、血液試料が採取量を示す指示
線3に達した時点で穿孔部分より離反する。
しかる後、中空部2の一端2aを溶融或いは封
緘部材7を用いて封緘し、遠心分離器8にかけれ
ば比重差によつて重い血球成分5と軽い血漿又は
血清成分6とに分離する。遠心分離が終了したな
らば、必要に応じてヘマトリツト値の測定(この
測定を必須とする場合には中空部2の長さ方向に
反つて容器本体1の外面に必要な目盛を付してお
く。)を行つた後、第4図示の如く分岐孔4を下
向きにして分析素子11に対峙させる。この場合
において、分岐孔4と分析素子11との位置決め
は容器本体1が透明性のものであれば目視によつ
ても可能であるが、容器本体1の外面に位置決め
マークを設けるか、特別な位置決め用の器具を用
いるようにしてもよい。
緘部材7を用いて封緘し、遠心分離器8にかけれ
ば比重差によつて重い血球成分5と軽い血漿又は
血清成分6とに分離する。遠心分離が終了したな
らば、必要に応じてヘマトリツト値の測定(この
測定を必須とする場合には中空部2の長さ方向に
反つて容器本体1の外面に必要な目盛を付してお
く。)を行つた後、第4図示の如く分岐孔4を下
向きにして分析素子11に対峙させる。この場合
において、分岐孔4と分析素子11との位置決め
は容器本体1が透明性のものであれば目視によつ
ても可能であるが、容器本体1の外面に位置決め
マークを設けるか、特別な位置決め用の器具を用
いるようにしてもよい。
このようにして分岐孔4を分析素子11に対峙
させた後、中空部2の他端2bにピペツター12
を接続(この中空部2の他端2bは通常のピペツ
ターに接続可能な形態を有していることが好まし
い。)し、その押杆13を第4図の矢印の如く押
せば、血漿又は血清成分6を分岐孔4を通じて外
部に押し出され、分析素子11に適用されること
となる。
させた後、中空部2の他端2bにピペツター12
を接続(この中空部2の他端2bは通常のピペツ
ターに接続可能な形態を有していることが好まし
い。)し、その押杆13を第4図の矢印の如く押
せば、血漿又は血清成分6を分岐孔4を通じて外
部に押し出され、分析素子11に適用されること
となる。
第5図はこの発明の第二実施例を示す。この場
合は血液試料の保持を可能にした中空部2の3個
所から外部に通じる分岐孔4,4′,4″が設けら
れている。この分岐孔4〜4″のうち中空部2の
中間部の分岐孔4は前述した血漿又は血清成分6
の取り出し用の孔であり、中空部2の一端2a側
の分岐孔4′は血液注入用、他端2b側の分岐孔
4″はピペツターに接続する空気注入用の孔であ
る。これら血液注入用及び空気注入用の分岐孔
4′,4″は通常はゴム栓や簡易シール部材(図示
せず)で封緘されている。しかして、この第二実
施例の中空部2に血液試料を注入するには、ま
ず、、中空部2の一端2aを封緘部材7で封緘す
る。そして、血液注入用分岐孔4′を開口し、そ
こから注射器により直接指示線3まで注入する。
次いで、血液注入用の分岐孔4′を封栓し、前述
したと同様に遠心分離器にかけ、血球成分5と血
漿又は血清成分6とに分離し、分岐孔4を下向き
にして分析素子に対峙させるとともに、上向きに
なつた空気注入用の分岐孔4″にピペツターを接
続してその押杆を操作すれば、血漿又は血清成分
を分岐孔4を通じて押し出せることとなる。
合は血液試料の保持を可能にした中空部2の3個
所から外部に通じる分岐孔4,4′,4″が設けら
れている。この分岐孔4〜4″のうち中空部2の
中間部の分岐孔4は前述した血漿又は血清成分6
の取り出し用の孔であり、中空部2の一端2a側
の分岐孔4′は血液注入用、他端2b側の分岐孔
4″はピペツターに接続する空気注入用の孔であ
る。これら血液注入用及び空気注入用の分岐孔
4′,4″は通常はゴム栓や簡易シール部材(図示
せず)で封緘されている。しかして、この第二実
施例の中空部2に血液試料を注入するには、ま
ず、、中空部2の一端2aを封緘部材7で封緘す
る。そして、血液注入用分岐孔4′を開口し、そ
こから注射器により直接指示線3まで注入する。
次いで、血液注入用の分岐孔4′を封栓し、前述
したと同様に遠心分離器にかけ、血球成分5と血
漿又は血清成分6とに分離し、分岐孔4を下向き
にして分析素子に対峙させるとともに、上向きに
なつた空気注入用の分岐孔4″にピペツターを接
続してその押杆を操作すれば、血漿又は血清成分
を分岐孔4を通じて押し出せることとなる。
第6図はこの発明の第三実施例を示す。この場
合は血液試料の保持を可能にした中空部2の他端
2b側を分岐孔4の設置方向と逆向きに屈曲した
ものである。これは血漿又は血清成分を取り出す
ときに分岐孔4を下向きにすると、中空部2の他
端2b側が上向きになり、ピベツターの接続が垂
直方向から楽に行えるようにしている。なお、こ
れ以外の作用については第一実施例の場合と同様
である。
合は血液試料の保持を可能にした中空部2の他端
2b側を分岐孔4の設置方向と逆向きに屈曲した
ものである。これは血漿又は血清成分を取り出す
ときに分岐孔4を下向きにすると、中空部2の他
端2b側が上向きになり、ピベツターの接続が垂
直方向から楽に行えるようにしている。なお、こ
れ以外の作用については第一実施例の場合と同様
である。
以上の如く、この発明は血液試料の保持可能な
毛細管からなる中空部を貫通状に有する透明性の
容器本体を設け、該容器本体の外面に中空部の一
端から採取する血液試料の採取量を示す指示線を
設け、かつ、中空部内に試料採取後、該採取端を
封緘し、該封緘側を外側にして遠心分離器にかけ
たときに血液試料が前記中空部内で血球成分と血
漿又は血清成分とに分離する分境面を画定し、該
分境面より血漿又は血清成分側に、前記中空部か
ら外部に通じる分岐孔を、該中空部の軸方向に対
して直角乃至血漿又は血清成分側に傾けて設けた
から、採取した血液試料を遠心分離により血球成
分と血漿又は血清成分とに分離した後、所定の部
位より圧力を加えるだけで直に分析素子に適用で
きる。従つて、その操作が極めて簡単になるとと
もに、血漿又は血清成分のみの抽出が正確かつ迅
速にできるという優れた効果を奏するものであ
る。
毛細管からなる中空部を貫通状に有する透明性の
容器本体を設け、該容器本体の外面に中空部の一
端から採取する血液試料の採取量を示す指示線を
設け、かつ、中空部内に試料採取後、該採取端を
封緘し、該封緘側を外側にして遠心分離器にかけ
たときに血液試料が前記中空部内で血球成分と血
漿又は血清成分とに分離する分境面を画定し、該
分境面より血漿又は血清成分側に、前記中空部か
ら外部に通じる分岐孔を、該中空部の軸方向に対
して直角乃至血漿又は血清成分側に傾けて設けた
から、採取した血液試料を遠心分離により血球成
分と血漿又は血清成分とに分離した後、所定の部
位より圧力を加えるだけで直に分析素子に適用で
きる。従つて、その操作が極めて簡単になるとと
もに、血漿又は血清成分のみの抽出が正確かつ迅
速にできるという優れた効果を奏するものであ
る。
第1図乃至第4図はこの発明の第一実施例を示
すもので、第1図は外観斜視図、第2図は血液試
料の遠心分離後の状態を示す断面図、第3図は遠
心分離器のロータ部分の斜視図、第4図は血漿又
は血清成分の取り出し時の作用を示す断面図、第
5図は第二実施例の断面図、第6図は第三実施例
の断面図である。 1…容器本体、2…中空部、3…指示線、4,
4′,4″…分岐孔、5…血球成分、6…血漿又は
血清成分、7…血漿部材。
すもので、第1図は外観斜視図、第2図は血液試
料の遠心分離後の状態を示す断面図、第3図は遠
心分離器のロータ部分の斜視図、第4図は血漿又
は血清成分の取り出し時の作用を示す断面図、第
5図は第二実施例の断面図、第6図は第三実施例
の断面図である。 1…容器本体、2…中空部、3…指示線、4,
4′,4″…分岐孔、5…血球成分、6…血漿又は
血清成分、7…血漿部材。
Claims (1)
- 1 血液試料の保持可能な毛細管からなる中空部
を貫通状にする透明性の容器本体を設け、該容器
本体の外面に中空部の一端から採取する血液試料
の採取量を示す指示線を設け、かつ、中空部内に
試料採取後、該採取端を封緘し、該封緘側を外側
にして遠心分離器にかけたときに血液試料が前記
中空部内で血球成分と血漿又は血清成分とに分離
する分境面を画定し、該分境面より血漿又は血清
成分側に、前記中空部から外部に通じる分岐孔
を、該中空部の軸方向に対して直角乃至血漿又は
血清成分側に傾けて設けたことを特徴とする分析
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16326886A JPS6319556A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 分析容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16326886A JPS6319556A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 分析容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6319556A JPS6319556A (ja) | 1988-01-27 |
| JPH0545186B2 true JPH0545186B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=15770576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16326886A Granted JPS6319556A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 分析容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6319556A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7811519B2 (en) * | 2004-07-29 | 2010-10-12 | Panasonic Corporation | Analysis device, analysis disk, and analysis system using the device and the disk |
| KR100818290B1 (ko) * | 2006-12-11 | 2008-03-31 | 삼성전자주식회사 | 성분 분리 장치 및 성분 분리 방법 |
| AU2015232998A1 (en) * | 2014-03-21 | 2016-10-06 | Dbs System Sa | Device and method for separating a fluid mixture such as blood |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53132074U (ja) * | 1977-03-26 | 1978-10-19 | ||
| JPS53132073U (ja) * | 1977-03-26 | 1978-10-19 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP16326886A patent/JPS6319556A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6319556A (ja) | 1988-01-27 |
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