JPH054525B2 - - Google Patents
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- JPH054525B2 JPH054525B2 JP60215618A JP21561885A JPH054525B2 JP H054525 B2 JPH054525 B2 JP H054525B2 JP 60215618 A JP60215618 A JP 60215618A JP 21561885 A JP21561885 A JP 21561885A JP H054525 B2 JPH054525 B2 JP H054525B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、油圧シリンダ、空圧シリンダとして
使用されるシリンダ装置に関するものである。
使用されるシリンダ装置に関するものである。
従来、油圧シリンダ、空圧シリンダとして使用
されるシリンダ装置は、両端を施蓋したチユーブ
と、該チユーブ内に摺動可能に設けられ、この内
部を2つの室に画成するピストンと、一端が該ピ
ストンに固着され他端がチユーブ外に突出したピ
ストンロツドとから構成され、前記各室に流体を
給排するとき、当該流体によつてチユーブが受け
る軸方向、周方向の応力は、該チユーブの肉厚に
よつて受承するようになつていた。
されるシリンダ装置は、両端を施蓋したチユーブ
と、該チユーブ内に摺動可能に設けられ、この内
部を2つの室に画成するピストンと、一端が該ピ
ストンに固着され他端がチユーブ外に突出したピ
ストンロツドとから構成され、前記各室に流体を
給排するとき、当該流体によつてチユーブが受け
る軸方向、周方向の応力は、該チユーブの肉厚に
よつて受承するようになつていた。
このような従来技術によるシリンダ装置とし
て、第4図および第5図に示すものが知られてい
る。
て、第4図および第5図に示すものが知られてい
る。
即ち、図面において1は例えば金属製の筒体か
らなるチユーブで、該チユーブ1の両端はヘツド
カバー2、ロツドカバー3によつて施蓋され、該
ヘツドカバー2、ロツドカバー3にはそれぞれ給
排ポート4,5が形成されている。6はチユーブ
1内に摺動可能に挿嵌されたピストンで、該ピス
トン6によりチユーブ1内は2つの室A、Bに画
成されている。7はピストンロツドで、該ピスト
ンロツド7の一端はピストン6に固着され、その
他端はロツドカバー3から外部に突出している。
らなるチユーブで、該チユーブ1の両端はヘツド
カバー2、ロツドカバー3によつて施蓋され、該
ヘツドカバー2、ロツドカバー3にはそれぞれ給
排ポート4,5が形成されている。6はチユーブ
1内に摺動可能に挿嵌されたピストンで、該ピス
トン6によりチユーブ1内は2つの室A、Bに画
成されている。7はピストンロツドで、該ピスト
ンロツド7の一端はピストン6に固着され、その
他端はロツドカバー3から外部に突出している。
そして、給排ポート4,5のうち一方の給排ポ
ート4に流体を供給すると、室A側が高圧となつ
てピストン6は図中左方に変位し、室B内の流体
は給排ポート5から排出され、逆に給排ポート5
に流体を供給すると、ピストン6は図中右方に変
位するようになつており、このとき高圧側の室内
の圧力は負荷によつて定められる。
ート4に流体を供給すると、室A側が高圧となつ
てピストン6は図中左方に変位し、室B内の流体
は給排ポート5から排出され、逆に給排ポート5
に流体を供給すると、ピストン6は図中右方に変
位するようになつており、このとき高圧側の室内
の圧力は負荷によつて定められる。
然るに、前述した従来技術によるシリンダ装置
にあつては、チユーブ1を金属製の円筒体として
構成しているため、次のような問題点があつた。
にあつては、チユーブ1を金属製の円筒体として
構成しているため、次のような問題点があつた。
即ち、薄肉円筒理論によれば室A、B内の流体
圧によつてチユーブ1に生じる軸方向応力をσl、
周方向応力をσrとすると、軸方向応力σlは周方向
応力σrの1/2である。
圧によつてチユーブ1に生じる軸方向応力をσl、
周方向応力をσrとすると、軸方向応力σlは周方向
応力σrの1/2である。
この結果、第1にチユーブ1の設計に際して
は、周方向応力σrを基準に設計しなくてはならな
いから、軸方向に対して過剰設計となつてしまう
欠点がある。第2に、シリンダ装置の高圧化をめ
ざす場合には、チユーブ1の厚さを該チユーブ1
の周方向応力σrに合わせて大きくしなくてはなら
ない。このため、チユーブ1の肉厚が周方向応力
σrを基準として大きくなり、シリンダ装置全体の
重量が大きくなつてしまう欠点がある。第3に、
チユーブ1を構成する鉄系材料は振動減衰性が悪
く衝撃吸収性に劣る欠点がある。
は、周方向応力σrを基準に設計しなくてはならな
いから、軸方向に対して過剰設計となつてしまう
欠点がある。第2に、シリンダ装置の高圧化をめ
ざす場合には、チユーブ1の厚さを該チユーブ1
の周方向応力σrに合わせて大きくしなくてはなら
ない。このため、チユーブ1の肉厚が周方向応力
σrを基準として大きくなり、シリンダ装置全体の
重量が大きくなつてしまう欠点がある。第3に、
チユーブ1を構成する鉄系材料は振動減衰性が悪
く衝撃吸収性に劣る欠点がある。
本発明は前述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本発明は樹脂を含浸させた繊維材料か
らなる内、外2層の巻回層でチユーブを形成する
ことにより、所望の強度を確実に付与でき、重量
を大幅に軽減できる上に、内層側と外層側の界面
を強固にすることができ、チユーブ全体に優れた
衝撃吸収性や耐疲労性を持たせうるようにしたシ
リンダ装置を提供することを目的としている。
たもので、本発明は樹脂を含浸させた繊維材料か
らなる内、外2層の巻回層でチユーブを形成する
ことにより、所望の強度を確実に付与でき、重量
を大幅に軽減できる上に、内層側と外層側の界面
を強固にすることができ、チユーブ全体に優れた
衝撃吸収性や耐疲労性を持たせうるようにしたシ
リンダ装置を提供することを目的としている。
上述した問題点を解決するために本発明が採用
する構成の特徴は、シリンダ装置のチユーブを、
樹脂を含浸させた繊維材料を内層側と外層側とで
異なる巻角をもつて巻回し熱硬化させることによ
り形成した2層の巻回層から構成し、該各巻回層
のうち内層側は前記繊維材料の巻角を大きくし、
外層側は前記繊維材料の巻角を小さくしたことに
ある。
する構成の特徴は、シリンダ装置のチユーブを、
樹脂を含浸させた繊維材料を内層側と外層側とで
異なる巻角をもつて巻回し熱硬化させることによ
り形成した2層の巻回層から構成し、該各巻回層
のうち内層側は前記繊維材料の巻角を大きくし、
外層側は前記繊維材料の巻角を小さくしたことに
ある。
そして、前記樹脂を含浸させた繊維材料の具体
例として、フイラメントワインデイング法により
巻回される糸状繊維材料と、テープワインデイン
グ法により巻回されるテープ状或いは織布状繊維
材料が上げられる。
例として、フイラメントワインデイング法により
巻回される糸状繊維材料と、テープワインデイン
グ法により巻回されるテープ状或いは織布状繊維
材料が上げられる。
上記構成により、2層の巻回層のうち、繊維材
料の巻角が大きい内層側はチユーブ内の流体圧
(内圧)を受承し、周方向の応力に対する強度を
向上でき、繊維材料の巻角が小さい外層側はチユ
ーブに外側から作用する曲げ荷重等を受承し、軸
方向の応力に対する強度を向上できる。また、チ
ユーブを構成する各巻回層を熱硬化させて徐冷し
たときには、巻角の小さい外層側が巻角の大きい
内層側よりも大きく収縮するので、外層側を内層
側に強く密着させることができ、両者の界面を強
固にすることができる。
料の巻角が大きい内層側はチユーブ内の流体圧
(内圧)を受承し、周方向の応力に対する強度を
向上でき、繊維材料の巻角が小さい外層側はチユ
ーブに外側から作用する曲げ荷重等を受承し、軸
方向の応力に対する強度を向上できる。また、チ
ユーブを構成する各巻回層を熱硬化させて徐冷し
たときには、巻角の小さい外層側が巻角の大きい
内層側よりも大きく収縮するので、外層側を内層
側に強く密着させることができ、両者の界面を強
固にすることができる。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図
に基づき詳述する。なお、前述した従来技術の構
成要素と同一の構成要素には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
に基づき詳述する。なお、前述した従来技術の構
成要素と同一の構成要素には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
而して、図中11は本実施例による円筒状のチ
ユーブで、該チユーブ11は熱硬化性樹脂を含浸
させた糸状繊維材料12をフイラメントワインデ
イング法によつて一定角度で所定の厚みだけ交差
巻付けし、筒状に形成した内層側11Aと外層側
11Bとの2層の巻回層からなつている。
ユーブで、該チユーブ11は熱硬化性樹脂を含浸
させた糸状繊維材料12をフイラメントワインデ
イング法によつて一定角度で所定の厚みだけ交差
巻付けし、筒状に形成した内層側11Aと外層側
11Bとの2層の巻回層からなつている。
しかも本実施例のチユーブ11では、第2図
イ,ロに示すように、内層側11Aの糸状繊維材
料12の巻角θ1は90°に近くなるように例えば約
70°に設定されており、外層側11Bは内層側1
1Aとは異なつて巻角θ2=0°に近くなるように例
えば巻角θ2=20°に設定されている。かくして、
チユーブ11は全体が糸状繊維材料12によつて
一体的に形成されているが、その内層側11Aと
外層側11Bでは糸状繊維材料12の巻角θ1、θ2
が異なる結果、チユーブ11は2層に形成されて
いる。ここで、糸状繊維材料12としては、例え
ば炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等が用い
られ、該糸状繊維材料12に含浸された樹脂とし
ては、例えばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の
ように熱硬化性及び接着性を有する樹脂が用いら
れる。
イ,ロに示すように、内層側11Aの糸状繊維材
料12の巻角θ1は90°に近くなるように例えば約
70°に設定されており、外層側11Bは内層側1
1Aとは異なつて巻角θ2=0°に近くなるように例
えば巻角θ2=20°に設定されている。かくして、
チユーブ11は全体が糸状繊維材料12によつて
一体的に形成されているが、その内層側11Aと
外層側11Bでは糸状繊維材料12の巻角θ1、θ2
が異なる結果、チユーブ11は2層に形成されて
いる。ここで、糸状繊維材料12としては、例え
ば炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等が用い
られ、該糸状繊維材料12に含浸された樹脂とし
ては、例えばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等の
ように熱硬化性及び接着性を有する樹脂が用いら
れる。
なお、図中13はシリンダヘツドで、該シリン
ダヘツド13と前記チユーブ11とはボルト14
を介して固着されている。15はシリンダヘツド
13とチユーブ11との間に介装されたOリング
である。
ダヘツド13と前記チユーブ11とはボルト14
を介して固着されている。15はシリンダヘツド
13とチユーブ11との間に介装されたOリング
である。
実施例のシリンダ装置は上述の構成からなる
が、次にフイラメントワインデイング法による前
記チユーブ11の製造法について述べる。
が、次にフイラメントワインデイング法による前
記チユーブ11の製造法について述べる。
まず、熱硬化性樹脂を含浸させた糸状繊維材料
12を円柱状型材の外周に引張力をかけた状態で
巻角例えばθ1=70°で巻回し、チユーブ11の厚
みの半分の厚みに達するまで交差巻付けすること
により内層側11Aを形成する。次に例えば巻角
θ2=20°にして前記内層側11Aの外側に糸状繊
維材料12を交差巻付けして外層側11Bを形成
する。
12を円柱状型材の外周に引張力をかけた状態で
巻角例えばθ1=70°で巻回し、チユーブ11の厚
みの半分の厚みに達するまで交差巻付けすること
により内層側11Aを形成する。次に例えば巻角
θ2=20°にして前記内層側11Aの外側に糸状繊
維材料12を交差巻付けして外層側11Bを形成
する。
前述の如く巻回され筒状体を形成した糸状繊維
材料12は円柱状型材に巻かれた状態で硬化炉内
に入れられ、該糸状繊維材料12に含浸されてい
る熱硬化性樹脂は硬化される。しかる後、当該筒
状体から円柱状型材を抜取ることにより、中空円
筒状のチユーブ11が製造される。
材料12は円柱状型材に巻かれた状態で硬化炉内
に入れられ、該糸状繊維材料12に含浸されてい
る熱硬化性樹脂は硬化される。しかる後、当該筒
状体から円柱状型材を抜取ることにより、中空円
筒状のチユーブ11が製造される。
ところで、チユーブ11を形成する糸状繊維材
料12の巻角θ1、θ2と、該チユーブ11の周方向
の内圧に対する強度F及び軸方向の強度(ヤング
率)Eは第3図に示す如くであるから、巻角θ1、
θ2を変えることにより、これらの強度F、Eを適
宜設定することできる。
料12の巻角θ1、θ2と、該チユーブ11の周方向
の内圧に対する強度F及び軸方向の強度(ヤング
率)Eは第3図に示す如くであるから、巻角θ1、
θ2を変えることにより、これらの強度F、Eを適
宜設定することできる。
そこで、本実施例では、チユーブ11の内層側
11Aは周方向の内圧を受承するのに最も適した
値θ=90°に近い巻角θ1=70°で糸状繊維材料12
を巻回し、外層側11Bは軸方向の曲げ応力を受
承するのに最適の巻角θ2=0°に近い巻角θ2=20°で
糸状繊維材料12を巻回することにより、チユー
ブ11の流体圧(内圧)を直接受承する内層側1
1Aでは周方向の応力に対する強度を効果的に向
上でき、チユーブ11に外部から作用する曲げ荷
重等を受承する外層側11Bでは軸方向の応力に
対する強度を効果的に向上できるようにしてい
る。
11Aは周方向の内圧を受承するのに最も適した
値θ=90°に近い巻角θ1=70°で糸状繊維材料12
を巻回し、外層側11Bは軸方向の曲げ応力を受
承するのに最適の巻角θ2=0°に近い巻角θ2=20°で
糸状繊維材料12を巻回することにより、チユー
ブ11の流体圧(内圧)を直接受承する内層側1
1Aでは周方向の応力に対する強度を効果的に向
上でき、チユーブ11に外部から作用する曲げ荷
重等を受承する外層側11Bでは軸方向の応力に
対する強度を効果的に向上できるようにしてい
る。
この結果、チユーブ11には最小の巻回数で周
方向の応力及び軸方向の応力にそれぞれ対応する
2方向の強度を与えることができる。しかも、チ
ユーブ11は全体を金属材料に比較して比重の小
さい樹脂を含浸させた糸状繊維材料12で形成し
たから、従来技術によるものと同等以上の強度を
有しながらその重量は大幅に軽減することができ
る。
方向の応力及び軸方向の応力にそれぞれ対応する
2方向の強度を与えることができる。しかも、チ
ユーブ11は全体を金属材料に比較して比重の小
さい樹脂を含浸させた糸状繊維材料12で形成し
たから、従来技術によるものと同等以上の強度を
有しながらその重量は大幅に軽減することができ
る。
また、炭素繊維、ガラス繊維等からなる糸状繊
維材料12は熱膨張係数が小さく(実際にはマイ
ナスの値となる)、該糸状繊維材料12に含浸さ
せるポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等は大きな熱
膨張係数を有するので、糸状繊維材料12が巻角
θ1=70°で周方向に伸びる内層側11Aでは、熱
硬化後の徐冷時に周方向での収縮が周方向に伸び
る糸状繊維材料12によつて抑えられるのに対
し、糸状繊維材料12が巻角θ2=20°で軸方向に
伸びる外層側11Bでは、糸状繊維材料12に含
浸させた樹脂が周方向で主に収縮するようにな
り、外層側11Bは内層側11Aに対して周方向
に大きく収縮(縮径)し、熱硬化後の徐冷時に両
者の密着強度を高めることができ、両者の界面を
非常に強固にすることができる。
維材料12は熱膨張係数が小さく(実際にはマイ
ナスの値となる)、該糸状繊維材料12に含浸さ
せるポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等は大きな熱
膨張係数を有するので、糸状繊維材料12が巻角
θ1=70°で周方向に伸びる内層側11Aでは、熱
硬化後の徐冷時に周方向での収縮が周方向に伸び
る糸状繊維材料12によつて抑えられるのに対
し、糸状繊維材料12が巻角θ2=20°で軸方向に
伸びる外層側11Bでは、糸状繊維材料12に含
浸させた樹脂が周方向で主に収縮するようにな
り、外層側11Bは内層側11Aに対して周方向
に大きく収縮(縮径)し、熱硬化後の徐冷時に両
者の密着強度を高めることができ、両者の界面を
非常に強固にすることができる。
そして、内層側11Aでは糸状繊維材料12が
大きな巻角θ1をもつて周方向に伸びているから、
チユーブ11の内面側では糸状繊維材料12が並
び易くなり、内面の寸法精度を高めうる上に、周
方向に伸びる糸状繊維材料12によつて周方向の
応力(内圧)を確実に受承でき、樹脂にかかる負
担を小さくして樹脂割れ等による油漏れを最小限
に抑えることができる。
大きな巻角θ1をもつて周方向に伸びているから、
チユーブ11の内面側では糸状繊維材料12が並
び易くなり、内面の寸法精度を高めうる上に、周
方向に伸びる糸状繊維材料12によつて周方向の
応力(内圧)を確実に受承でき、樹脂にかかる負
担を小さくして樹脂割れ等による油漏れを最小限
に抑えることができる。
更に、前述の如くチユーブ11の内層側11A
及び外層側11Bの巻角θ1、θ2を適宜に選定する
ことにより、チユーブ11には周方向及び軸方向
の応力に対応して内層側11Aと外層側11Bと
でそれぞれ別個に強度を付与することができるか
ら、チユーブ11の肉厚等も含めて設計の自由度
を高めることができ、従つて先の薄肉円筒理論で
述べた軸方向応力に対する過剰設計の問題も解決
することができる。更にまた、樹脂を含浸させた
糸状繊維材料12は鉄系材料に比較して衝撃吸収
性が良く、かつ、耐疲労性に優れているから、高
品質なシリンダ装置を製造することができる。
及び外層側11Bの巻角θ1、θ2を適宜に選定する
ことにより、チユーブ11には周方向及び軸方向
の応力に対応して内層側11Aと外層側11Bと
でそれぞれ別個に強度を付与することができるか
ら、チユーブ11の肉厚等も含めて設計の自由度
を高めることができ、従つて先の薄肉円筒理論で
述べた軸方向応力に対する過剰設計の問題も解決
することができる。更にまた、樹脂を含浸させた
糸状繊維材料12は鉄系材料に比較して衝撃吸収
性が良く、かつ、耐疲労性に優れているから、高
品質なシリンダ装置を製造することができる。
なお、本実施例では、糸状繊維材料12の巻角
θ1、θ2はチユーブ11の内層側11Aと外層側1
1Bとで明確に異なるように設定し、チユーブ1
1が2層に形成されるように構成したが、巻角
θ1、θ2を内層側11Aから外層側11Bに連続的
に変化させながら糸状繊維材料12を巻回しても
よく、このように構成することにより、周方向及
び軸方向の応力に対するチユーブ11の機械的特
性を緩やかに変化させることができる。また、実
施例ではチユーブ11は単一の糸状繊維材料12
で一体的に形成するものとして述べたが、例えば
チユーブ11内層側11Aは低廉なガラス繊維を
巻回し、軸方向応力を受ける外層側11Aは高張
力の炭素繊維を巻回してもよく、このように特性
の異なる異種の糸状繊維材料を組合せて用いるこ
とにより、低廉、かつ、軽量なシリンダ装置を製
造することができる。
θ1、θ2はチユーブ11の内層側11Aと外層側1
1Bとで明確に異なるように設定し、チユーブ1
1が2層に形成されるように構成したが、巻角
θ1、θ2を内層側11Aから外層側11Bに連続的
に変化させながら糸状繊維材料12を巻回しても
よく、このように構成することにより、周方向及
び軸方向の応力に対するチユーブ11の機械的特
性を緩やかに変化させることができる。また、実
施例ではチユーブ11は単一の糸状繊維材料12
で一体的に形成するものとして述べたが、例えば
チユーブ11内層側11Aは低廉なガラス繊維を
巻回し、軸方向応力を受ける外層側11Aは高張
力の炭素繊維を巻回してもよく、このように特性
の異なる異種の糸状繊維材料を組合せて用いるこ
とにより、低廉、かつ、軽量なシリンダ装置を製
造することができる。
更にまた、実施例ではチユーブ11の成形方法
として糸状繊維材料12を用いたフイラメントワ
インデイング法を例に挙げたが、該糸状繊維材料
12に代えてテープ状或いは織布状の繊維材料を
用いるテープワインデイング法で成形してもよ
い。なお、チユーブ11とシリンダヘツド13の
接合にはボルト14を用いたが、更に接着剤を併
用してもよい。
として糸状繊維材料12を用いたフイラメントワ
インデイング法を例に挙げたが、該糸状繊維材料
12に代えてテープ状或いは織布状の繊維材料を
用いるテープワインデイング法で成形してもよ
い。なお、チユーブ11とシリンダヘツド13の
接合にはボルト14を用いたが、更に接着剤を併
用してもよい。
本発明は以上詳述した如く構成したから、下記
の諸効果を奏する。
の諸効果を奏する。
シリンダ装置のチユーブは金属材料より比量
の小さい樹脂を含浸させた繊維材料で形成した
から、シリンダ装置の重量を従来技術に比較し
て大幅に軽減することができる。
の小さい樹脂を含浸させた繊維材料で形成した
から、シリンダ装置の重量を従来技術に比較し
て大幅に軽減することができる。
チユーブの内層側は周方向の内圧を受承すべ
く繊維材料の巻角を大きくした巻回層で形成
し、外層側は軸方向の応力を受承すべく繊維材
料の巻角を小さくした巻回層により形成したか
ら、2層の巻回層からなるチユーブは繊維材料
の巻回数を最小にして、周方向及び軸方向の応
力にそれぞれ対応する強度を持つことができ、
チユーブの肉厚を小さくできる。
く繊維材料の巻角を大きくした巻回層で形成
し、外層側は軸方向の応力を受承すべく繊維材
料の巻角を小さくした巻回層により形成したか
ら、2層の巻回層からなるチユーブは繊維材料
の巻回数を最小にして、周方向及び軸方向の応
力にそれぞれ対応する強度を持つことができ、
チユーブの肉厚を小さくできる。
繊維材料が小さな巻角をもつて軸方向に伸び
る外層側は、繊維材料に含浸させた樹脂によ
り、熱硬化後の徐冷時に内層側よりも大きく収
縮(縮径)するので、外層側を内層側に強く密
着させることができ、両者の界面を強度にで
き、チユーブの信頼性を向上できる。
る外層側は、繊維材料に含浸させた樹脂によ
り、熱硬化後の徐冷時に内層側よりも大きく収
縮(縮径)するので、外層側を内層側に強く密
着させることができ、両者の界面を強度にで
き、チユーブの信頼性を向上できる。
繊維材料が大きな巻角をもつて周方向に伸び
る内層側では、内層側で繊維材料が並び易くな
り、内面の寸法精度を高めうる上に、周方向の
応力を繊維材料で受承して樹脂にかかる負担を
軽減でき、樹脂の破損等による油漏れを効果的
に防止できる。
る内層側では、内層側で繊維材料が並び易くな
り、内面の寸法精度を高めうる上に、周方向の
応力を繊維材料で受承して樹脂にかかる負担を
軽減でき、樹脂の破損等による油漏れを効果的
に防止できる。
繊維材料の巻角及び巻回数は適宜に設定する
ことができるから、設計の自由度を高めること
ができ、限界設計が可能であるし、所望の強度
のチユーブを製造することができる。
ことができるから、設計の自由度を高めること
ができ、限界設計が可能であるし、所望の強度
のチユーブを製造することができる。
チユーブは金属材料に比べて衝撃吸収性、耐
疲労性に優れた繊維材料で成形したから、シリ
ンダ装置の耐久性、信頼性の向上を図ることが
できる。
疲労性に優れた繊維材料で成形したから、シリ
ンダ装置の耐久性、信頼性の向上を図ることが
できる。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係
り、第1図はシリンダ装置を示す要部拡大断面
図、第2図イはフイラメントワインデイング法に
よつて成形されたチユーブの内層側を示す説明
図、同図ロは該チユーブの外層側を示す説明図、
第3図は巻角に対する内圧及び軸方向の強度を示
す特性線図、第4図及び第5図は従来技術に係
り、第4図はシリンダ装置の縦断面図、第5図は
第4図中の要部拡大断面図である。 6……ピストン、11……チユーブ、11A…
…内層側、11B……外層側、12……繊維材
料。
り、第1図はシリンダ装置を示す要部拡大断面
図、第2図イはフイラメントワインデイング法に
よつて成形されたチユーブの内層側を示す説明
図、同図ロは該チユーブの外層側を示す説明図、
第3図は巻角に対する内圧及び軸方向の強度を示
す特性線図、第4図及び第5図は従来技術に係
り、第4図はシリンダ装置の縦断面図、第5図は
第4図中の要部拡大断面図である。 6……ピストン、11……チユーブ、11A…
…内層側、11B……外層側、12……繊維材
料。
Claims (1)
- 1 両端を施蓋されたチユーブ内には、該チユー
ブ内を2つの室に画成するピストンを摺動可能に
設けてなるシリンダ装置において、前記チユーブ
は、樹脂を含浸させた繊維材料を内層側と外層側
とで異なる巻角をもつて巻回し熱硬化させること
により形成した2層の巻回層からなり、該各巻回
層のうち内層側は前記繊維材料の巻角を大きく
し、外層側は前記繊維材料の巻角を小さくしたこ
とを特徴とするシリンダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60215618A JPS6275115A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60215618A JPS6275115A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | シリンダ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6275115A JPS6275115A (ja) | 1987-04-07 |
| JPH054525B2 true JPH054525B2 (ja) | 1993-01-20 |
Family
ID=16675387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60215618A Granted JPS6275115A (ja) | 1985-09-28 | 1985-09-28 | シリンダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6275115A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104454763B (zh) * | 2014-12-02 | 2017-01-04 | 荣成复合材料有限公司 | 一种复合材料液压油缸或伸缩臂的制造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829249U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-10 |
-
1985
- 1985-09-28 JP JP60215618A patent/JPS6275115A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6275115A (ja) | 1987-04-07 |
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