JPH0545310A - X線モノクロメータ - Google Patents
X線モノクロメータInfo
- Publication number
- JPH0545310A JPH0545310A JP3202888A JP20288891A JPH0545310A JP H0545310 A JPH0545310 A JP H0545310A JP 3202888 A JP3202888 A JP 3202888A JP 20288891 A JP20288891 A JP 20288891A JP H0545310 A JPH0545310 A JP H0545310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- ray
- sample
- dispersive crystal
- crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出感度の低下を防止するとともに、調整時
間の短縮を図る。 【構成】 大気側より駆動して分光結晶を覆うことがで
きる開閉可能なシャッタを設け、ベークアウト時、イオ
ンエッチング時には分光結晶をシャッタで覆ってヒータ
からの輻射熱をシールドし、エッチングにより試料から
飛散する元素の付着を防止する。さらに、シャッタの片
面に蛍光板を設け、調整作業時に、蛍光板の光を観測窓
より目視してX線源、スリット位置を調整することによ
り、調整作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
間の短縮を図る。 【構成】 大気側より駆動して分光結晶を覆うことがで
きる開閉可能なシャッタを設け、ベークアウト時、イオ
ンエッチング時には分光結晶をシャッタで覆ってヒータ
からの輻射熱をシールドし、エッチングにより試料から
飛散する元素の付着を防止する。さらに、シャッタの片
面に蛍光板を設け、調整作業時に、蛍光板の光を観測窓
より目視してX線源、スリット位置を調整することによ
り、調整作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単色化したX線を試料に
照射して励起し、試料から放出される光電子を検出して
分析するX線モノクロメータに関する。
照射して励起し、試料から放出される光電子を検出して
分析するX線モノクロメータに関する。
【0002】
【従来の技術】光電子分光装置において、X線モノクロ
メータを使用する場合、図3に示すように、X線発生器
1からのX線15をスリット20を通して台座3に取付
けられた分光結晶(SiO2 )に導き、分光結晶表面か
らの所定回折角のX線を取り出すことにより単色化し、
この単色化したX線を試料台5に支持された試料6に照
射し、試料から放出される光電子を検出器7で検出して
いる。検出器7は、通常、入射レンズを通して質量分析
計に導く構成になっている。
メータを使用する場合、図3に示すように、X線発生器
1からのX線15をスリット20を通して台座3に取付
けられた分光結晶(SiO2 )に導き、分光結晶表面か
らの所定回折角のX線を取り出すことにより単色化し、
この単色化したX線を試料台5に支持された試料6に照
射し、試料から放出される光電子を検出器7で検出して
いる。検出器7は、通常、入射レンズを通して質量分析
計に導く構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなX線モノク
ロメータにおいて励起X線の単色化のために用いられる
分光結晶は0.1mm厚程のSiO2 からなり、通常、
図3に示すように台座3に接着するようにしている。一
方、装置は1×10-10 Torr程の超高真空にする必
要があるためベークアウトを行っているが、この時の輻
射熱によって分光結晶の接着面が剥がれたり、分光結晶
の面が波打ってローランド円と同寸法に作られた結晶面
の精度が低下し、検出感度の低下をもたらしていた。ま
た、光電子分光装置においては、試料の前処理としてイ
オンビームにより試料表面のエッチングを行っている
が、この時飛散した元素が分光結晶の表面に付着し、検
出感度の低下をもたらす原因になっている。
ロメータにおいて励起X線の単色化のために用いられる
分光結晶は0.1mm厚程のSiO2 からなり、通常、
図3に示すように台座3に接着するようにしている。一
方、装置は1×10-10 Torr程の超高真空にする必
要があるためベークアウトを行っているが、この時の輻
射熱によって分光結晶の接着面が剥がれたり、分光結晶
の面が波打ってローランド円と同寸法に作られた結晶面
の精度が低下し、検出感度の低下をもたらしていた。ま
た、光電子分光装置においては、試料の前処理としてイ
オンビームにより試料表面のエッチングを行っている
が、この時飛散した元素が分光結晶の表面に付着し、検
出感度の低下をもたらす原因になっている。
【0004】また、X線発生器1、分光結晶4、試料6
は一定の中心径をもつローランド円上に配置する必要が
あるとともに、X線発生器1より生じたX線を有効に分
光結晶面に照射するために、X線発生器1、スリット2
0を動かして位置調整しており、これらの位置関係がず
れると検出感度の低下を招いてしまう。しかし、これら
の調整は超高真空容器内で行わなければならず、その上
X線は不可視であるため、調整作業は高度の技術と長い
時間を要していた。本発明は上記課題を解決するための
もので、検出感度の低下を防止するとともに、調整時間
の短縮を図ることができるX線モノクロメータを提供す
ることを目的とする。
は一定の中心径をもつローランド円上に配置する必要が
あるとともに、X線発生器1より生じたX線を有効に分
光結晶面に照射するために、X線発生器1、スリット2
0を動かして位置調整しており、これらの位置関係がず
れると検出感度の低下を招いてしまう。しかし、これら
の調整は超高真空容器内で行わなければならず、その上
X線は不可視であるため、調整作業は高度の技術と長い
時間を要していた。本発明は上記課題を解決するための
もので、検出感度の低下を防止するとともに、調整時間
の短縮を図ることができるX線モノクロメータを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はX線源からのX
線を分光結晶に導き、分光結晶で単色化したX線で試料
を励起して光電子を検出するようにした光電子分光装置
において、分光結晶表面を覆うシャッタを設け、大気側
よりシャッタの開閉を行うようにしたこと、さらに、シ
ャッタに蛍光板を設け、分光結晶をシャッタで覆ったと
きにX線源からのX線が蛍光板に照射されるようにした
ことを特徴とする。
線を分光結晶に導き、分光結晶で単色化したX線で試料
を励起して光電子を検出するようにした光電子分光装置
において、分光結晶表面を覆うシャッタを設け、大気側
よりシャッタの開閉を行うようにしたこと、さらに、シ
ャッタに蛍光板を設け、分光結晶をシャッタで覆ったと
きにX線源からのX線が蛍光板に照射されるようにした
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、大気側より駆動して分光結晶を覆う
ことができる開閉可能なシャッタを設け、ベークアウト
時、イオンエッチング時には分光結晶をシャッタで覆う
ようにして、ヒータからの輻射熱をシールドし、またエ
ッチングにより試料から飛散する元素の付着を防止す
る。さらに、シャッタの片面に蛍光板を設け、分光結晶
を覆ったときにX線源からのX線が蛍光板に当たるよう
にして、X線源をローランド円上に配置したり、スリッ
トを移動させたりする調整作業を蛍光板の光を観測窓よ
り目視しながら行うことにより、調整作業時間を大幅に
短縮することが可能となる。
ことができる開閉可能なシャッタを設け、ベークアウト
時、イオンエッチング時には分光結晶をシャッタで覆う
ようにして、ヒータからの輻射熱をシールドし、またエ
ッチングにより試料から飛散する元素の付着を防止す
る。さらに、シャッタの片面に蛍光板を設け、分光結晶
を覆ったときにX線源からのX線が蛍光板に当たるよう
にして、X線源をローランド円上に配置したり、スリッ
トを移動させたりする調整作業を蛍光板の光を観測窓よ
り目視しながら行うことにより、調整作業時間を大幅に
短縮することが可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本発明のX線モノクロメータの1実施
例を示す図である。図中、1はX線発生器、2は支持部
材、3は台座、4は分光結晶、5は試料台、6は試料、
7は検出器、9はベークアウト用シーズヒータ、10は
エッチングイオン銃、11はシャッタ、12は回転軸、
13はベーカブルフランジ、14はフレーム、15はX
線、16は単色X線である。
例を示す図である。図中、1はX線発生器、2は支持部
材、3は台座、4は分光結晶、5は試料台、6は試料、
7は検出器、9はベークアウト用シーズヒータ、10は
エッチングイオン銃、11はシャッタ、12は回転軸、
13はベーカブルフランジ、14はフレーム、15はX
線、16は単色X線である。
【0008】図1において、フレーム14に気密に取付
けられたベーキング可能なベーカブルフランジ13に支
持部材2が支持され、これに台座2が取付けられてその
表面に分光結晶4が接着されている。この分光結晶4と
X線発生器1、試料台5にセットされた試料6はローラ
ンド円上になるように配置されている。また、装置のフ
レーム14にはエッチングイオン銃10が取付けられて
おり、試料面をエッチングできるようになっており、ま
た、装置は1×10-10 Torr程の超高真空にする必
要があるためシーズヒータ9により200℃程度に加熱
してベークアウトを行う。単色X線16を試料6に照射
したときに放出される光電子は検出7で検出される。本
実施例においては、さらに回転軸12の回りを回転可能
なシャッタ11が設けられており、磁気カップリングに
より大気側より回転軸12を回転駆動し、ベークアウト
時、及びイオンエッチング時にはシャッタ11で分光結
晶表面を覆うようにする。
けられたベーキング可能なベーカブルフランジ13に支
持部材2が支持され、これに台座2が取付けられてその
表面に分光結晶4が接着されている。この分光結晶4と
X線発生器1、試料台5にセットされた試料6はローラ
ンド円上になるように配置されている。また、装置のフ
レーム14にはエッチングイオン銃10が取付けられて
おり、試料面をエッチングできるようになっており、ま
た、装置は1×10-10 Torr程の超高真空にする必
要があるためシーズヒータ9により200℃程度に加熱
してベークアウトを行う。単色X線16を試料6に照射
したときに放出される光電子は検出7で検出される。本
実施例においては、さらに回転軸12の回りを回転可能
なシャッタ11が設けられており、磁気カップリングに
より大気側より回転軸12を回転駆動し、ベークアウト
時、及びイオンエッチング時にはシャッタ11で分光結
晶表面を覆うようにする。
【0009】このような構成において、前処理としてエ
ッチングイオン銃10による試料面のエッチング、シー
ズヒータ9によるベークアウトを行う際に、大気側より
回転軸12を回転駆動してシャッタ11で分光結晶4の
表面を覆う。このようにすることによって、シーズヒー
タ9の輻射熱をシールドし、またイオンエッチングによ
り元素が分光結晶表面に付着するのを防止することがで
きる。このような前処理をした後、X線発生器1より分
光結晶4の表面にX線15を導き、分光結晶で所定角度
方向に反射される単色X線16を試料6に照射し、試料
から放出される光電子を検出器7で検出するようにす
る。
ッチングイオン銃10による試料面のエッチング、シー
ズヒータ9によるベークアウトを行う際に、大気側より
回転軸12を回転駆動してシャッタ11で分光結晶4の
表面を覆う。このようにすることによって、シーズヒー
タ9の輻射熱をシールドし、またイオンエッチングによ
り元素が分光結晶表面に付着するのを防止することがで
きる。このような前処理をした後、X線発生器1より分
光結晶4の表面にX線15を導き、分光結晶で所定角度
方向に反射される単色X線16を試料6に照射し、試料
から放出される光電子を検出器7で検出するようにす
る。
【0010】図2は本発明の他の実施例を示す図であ
る。なお、20はスリット、21は観測窓、22は蛍光
板である。本実施例は、図1の実施例における回転軸1
2を中心に回転するシャッタ11に、さらに蛍光板22
を設け、このシャッタで分光結晶を覆ったときに、X線
発生器1からのX線15が蛍光板22に照射されて蛍光
を発し、この光を観測窓21より観測できるようにした
ものである。
る。なお、20はスリット、21は観測窓、22は蛍光
板である。本実施例は、図1の実施例における回転軸1
2を中心に回転するシャッタ11に、さらに蛍光板22
を設け、このシャッタで分光結晶を覆ったときに、X線
発生器1からのX線15が蛍光板22に照射されて蛍光
を発し、この光を観測窓21より観測できるようにした
ものである。
【0011】このような構成において、X線発生器1及
びスリット20の位置合わせ調整作業時に、大気側より
磁気カップリング等により回転軸12を駆動してシャッ
タ11で分光結晶を覆ってX線発生器1からのX線15
を蛍光板22に照射し、X線が有効に分光結晶へ照射さ
ているか否かを観測窓21を通して蛍光板上の光を見な
がら調整作業を行うことができる。このように、目視し
ながら大気側で調整することができるので、調整時間を
大幅に短縮することが可能となる。
びスリット20の位置合わせ調整作業時に、大気側より
磁気カップリング等により回転軸12を駆動してシャッ
タ11で分光結晶を覆ってX線発生器1からのX線15
を蛍光板22に照射し、X線が有効に分光結晶へ照射さ
ているか否かを観測窓21を通して蛍光板上の光を見な
がら調整作業を行うことができる。このように、目視し
ながら大気側で調整することができるので、調整時間を
大幅に短縮することが可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、分光結晶
を覆うシャッタを設けることにより、ベークアウト用シ
ーズヒータの輻射熱をシールドし、またイオンエッチン
グによる元素の分光結晶表面への付着を防止することが
できるので、検出感度の低下を防止することができる。
さらに、シャッタに蛍光板を設けることにより、ローラ
ンド円上にX線発生器を配置したり、スリット位置を動
かす調整作業を、蛍光を目視しながら大気側で行うこと
ができるので、調整時間を大幅に短縮することが可能と
なる。
を覆うシャッタを設けることにより、ベークアウト用シ
ーズヒータの輻射熱をシールドし、またイオンエッチン
グによる元素の分光結晶表面への付着を防止することが
できるので、検出感度の低下を防止することができる。
さらに、シャッタに蛍光板を設けることにより、ローラ
ンド円上にX線発生器を配置したり、スリット位置を動
かす調整作業を、蛍光を目視しながら大気側で行うこと
ができるので、調整時間を大幅に短縮することが可能と
なる。
【図1】 本発明の一実施例を示す図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】 光電子分光装置を示す図である。
1…X線発生器、2…支持部材、3…台座、4…分光結
晶、5…試料台、6…試料、7…検出器、9…ベークア
ウト用シーズヒータ、10…エッチングイオン銃、11
…シャッタ、12…回転軸、13…ベーカブルフラン
ジ、14…フレーム、15…X線、16…単色X線、2
0…スリット、21…観測窓、22…蛍光板。
晶、5…試料台、6…試料、7…検出器、9…ベークア
ウト用シーズヒータ、10…エッチングイオン銃、11
…シャッタ、12…回転軸、13…ベーカブルフラン
ジ、14…フレーム、15…X線、16…単色X線、2
0…スリット、21…観測窓、22…蛍光板。
Claims (2)
- 【請求項1】 X線源からのX線を分光結晶に導き、分
光結晶で単色化したX線で試料を励起して光電子を検出
するようにした光電子分光装置において、分光結晶表面
を覆うシャッタを設け、大気側よりシャッタの開閉を行
うようにしたことを特徴とするX線モノクロメータ。 - 【請求項2】 さらに、シャッタに蛍光板を設け、分光
結晶をシャッタで覆ったときにX線源からのX線が蛍光
板に照射されるようにしたことを特徴とする請求項1記
載のX線モノクロメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202888A JPH0545310A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | X線モノクロメータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202888A JPH0545310A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | X線モノクロメータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545310A true JPH0545310A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16464866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3202888A Withdrawn JPH0545310A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | X線モノクロメータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545310A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1533104A3 (de) * | 2003-11-21 | 2006-12-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Laufrades für eine Kreiselpumpe |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP3202888A patent/JPH0545310A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1533104A3 (de) * | 2003-11-21 | 2006-12-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Laufrades für eine Kreiselpumpe |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |