JPH0545337A - 渦流探傷装置 - Google Patents

渦流探傷装置

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JPH0545337A
JPH0545337A JP3204440A JP20444091A JPH0545337A JP H0545337 A JPH0545337 A JP H0545337A JP 3204440 A JP3204440 A JP 3204440A JP 20444091 A JP20444091 A JP 20444091A JP H0545337 A JPH0545337 A JP H0545337A
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coil
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eddy current
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JP3204440A
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Hiroyuki Tani
広行 谷
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検査材(20)の進行方向に関する渦流探
傷装置の長さ(C)を小さくして、誤検査を防止するこ
と。 【構成】 渦流探傷装置は、複数のコイル(1a、2
a、3a、・・・および1b、2b、3b、・・・)を
直列に接続したコイル列(12a、12b)を少なくと
も2列設け、各コイルに通電して被検査材表面(21)
に渦電流(30)を誘導し、各コイルのインピーダンス
変化を測定して被検査材(20)の探傷を行う。前記各
コイル列を被検査材の進行方向に直角な方向に関してそ
れぞれジグザグに配置している。 【効果】 各コイル列を傾斜させたまま装置の長さ
(C)を最縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属の表面疵を検出す
る渦流探傷に用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の渦流探傷装置は、図5から図7ま
でに示すように、複数のコイル1a、2a、3a、・・
・・および1b、2b、3b・・・・を直列に接続した
コイル列11aおよび11bを少なくとも2列設け、各
コイルに通電して被検査材20の表面21に渦電流30
を誘導し、各コイル1a、2a、3a・・・・;1b、
2b、3b・・・・のインピーダンス変化を測定して被
検査材20の探傷を行っている。
【0003】図7に示すように、各コイル列11a、1
1bの各コイル1a、2a、3a、・・・・;1b、2
b、3b、・・・・は被検査材20の幅方向に互いにず
れて配置されている。これは、被検査材の幅方向にもれ
なく探傷をするためである。コイル列11a、11bを
少なくとも2列設けているのは、両コイル列の出力を比
較して探傷をするためである。
【0004】ところで、このような渦流探傷装置では、
被検査材の傷による急激なインピーダンス変化のみが検
出可能である。さらに、被検査材の幅方向の微小な波打
ち状の変化(実質的には良品範囲)も傷信号レベルで検
知してしまう。これは、図8の(A)に示すように、各
コイル1,2,3,・・・(添字a、bは省略)では微
小信号領域となるが、それらの出力がすべて加算されて
図8の(B)に示すように1つの大きい信号レベル(傷
レベル)となって検出されてしまうからである。これ
は、各コイル列11a、11bが被検査材20の進行方
向に直角に配置されているので、信号検出タイミングが
一斉に出力されるからである。
【0005】本出願人は、この問題を解決するために、
先に、各コイルによる信号検出タイミングをずらすこと
によって、被検査材の幅方向の微小波打ちを検出しない
渦流探傷装置を提案した(特開平3−94152号公
報)。
【0006】この渦流探傷装置は、図9に示すように、
複数のコイル1a、2a、3a・・・および1b、2
b、3b、・・・を直列に接続したコイル列11a、1
1bを少なくとも2列設け、各コイルに通電して被検査
材20の表面21に渦電流30を誘導し、各コイルのイ
ンピーダンス変化を測定して被検査材20の探傷を行
う。
【0007】この装置は、コイル列11a、11bを被
検査材20の進行方向22に関して角度θ=105〜1
20度の範囲に傾斜させて配置したことを特徴とする。
各コイル1a、2a、3a・・・および1b、2b、3
b・・・は、図9に示すように、被検査材20の幅方向
に互いにずれて配置される。その理由は、各コイルの寸
法関係から、角度θを105°以下にすると直列で巻い
た単一コイルと同じになり、各コイルが鋼帯の幅方向微
小波打ちを同時検出する。そのために検出信号が高くな
り、欠陥信号となる可能性がある。また、角度θを12
0°以上にすると、鋼帯搬送時の振動防止用拘束ロール
の影響を受け、探傷ノイズが大きくなる。
【0008】コイル列11a、11bが被検査材20の
進行方向22に関して傾斜しているので、検査タイミン
グが各コイルごとにずれる(図11の(A))。その結
果、各コイルの信号出力は合算されず(図11の
(B))、誤信号は発生しない(図において、各コイル
の添字a、bを省略している。)。
【0009】しかし、このような改良渦流探傷装置にお
いても、図9,10に示すように被検査材20の長手方
向に関する各コイル列11a、11b全体の長さCが大
きくならざるをえない。
【0010】Cが大きくなると、拘束ロール40の軸間
距離Pも大きくなり、被検査材20が上下に振動する振
幅も大きくなる。振幅が大きくなると、各検出コイル1
a、2a、3a、・・・および1b、2b、3b、・・
・と被検査材20の表面との間の間隙(リフト)が一定
せず、誤検出の原因となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】被検査材の長手方向
(進行方向)に関して、渦流探傷装置の長さを小さく構
成し、被検査材を拘束するロールの軸間ピッチを小さく
し、誤検査を防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の渦流探傷装置
は、複数のコイルを直列に接続したコイル列を少なくと
も2列設け、各コイルに通電して被検査材表面に渦電流
を誘導し、各コイルのインピーダンス変化を測定して被
検査材の探傷を行う装置において、前記各コイル列を被
検査材の進行方向に直角な方向に関してそれぞれジグザ
グに配置したことからなる手段によって、上記課題を解
決している。
【0013】
【作用】本発明の渦流探傷装置は、複数のコイルを直列
に接続したコイル列を少なくとも2列設け、各コイルに
通電して被検査材表面に渦電流を誘導し、各コイルのイ
ンピーダンス変化を測定して被検査材の探傷を行う。
【0014】各コイル列を被検査材の進行方向に直角な
方向に関してそれぞれジグザグに配置している。各コイ
ル列をジグザクに互いに交差して配置することにより、
コイルの配列幅が狭くなり、装置全体の長さが短縮され
る。また、被検査材の幅にわたってもれなく探傷でき
る。さらに、同じ側にある同じコイル列の1つおきのコ
イルからの検出信号を相互に打ち消し合うので、板幅方
向の微小な波打ち形状による検出信号を小さくする。
【0015】
【実施例】図1から図4までを参照して本発明の渦流探
傷装置の実施例について説明する。
【0016】図1,2に示すように、各コイル列12
a、12bは直列に接続された5個のコイル1a、2
a、3a、4a、5aおよび1b、2b、3b、4b、
5bからできている。各コイル列12a、12bを被検
査材20の進行方向に直角な方向に関してそれぞれジグ
ザグに配置する。
【0017】各コイル列12a、12bの各コイルに通
電して、被検査材20の表面21に渦電流を誘導し、各
コイルのインピーダンス変化を測定して被検査材の探傷
を行う。
【0018】次に、本発明の装置の具体的実施例につい
て説明する。
【0019】被探傷材として、鋼板幅200mm×厚み
4.3mmのSS400鋼材を使用した。これに人工欠
陥,,を図4に示すように設け、さらに良品範囲
にある微小波打ちを設けた。人工欠陥は長さ10m
m×深さ0.5mm、,は長さ20mm×深さ0.
5mmである。各コイルの巻数は100とし、その断面
を長円形に形成し、長軸を40mm、短軸を20mmと
した。検査周波数16KHz、被検査材表面までの距離
を5mm、探傷速度を40m/分とした。各コイル列に
ついてコイル数は5個とした。
【0020】探傷検出結果を表1および図3に示す。微
小波打ち部分の信号レベルは、平坦部のノイズ・レベ
ルとほぼ同じになっている。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、渦流探傷装置の長さB
が、従来120mmあったものが50mmに短縮するこ
とができ、しかも被検査材の全幅にわたって精度よく探
傷をすることができる。拘束ロールのロール・ピッチを
短縮できるので、被検査材の上下振動を減少でき、精度
をより一層向上できる。本発明は、鋼帯のみならず、鋼
管にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の渦流探傷装置の平面図である。
【図2】図1のコイル列の配置を示す平面図である。
【図3】本発明の装置による探傷結果を示すグラフであ
る。
【図4】試験片の斜視図である。
【図5】従来の渦流探傷装置の斜視図である。
【図6】図5のコイル列の構成を示す平面図である。
【図7】図5のコイル列の配置を示す平面図である。
【図8】図5の装置の検出信号を示すグラフである。
【図9】従来の別の渦流探傷装置の平面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9の装置の検出信号を示すグラフである。
【符号の説明】
11a、11b:コイル列 12a、12b:コイル列 1a、2a、3a・・・・:コイル 1b、2b、3b・・・・:コイル 20:被検査材 21:表面 30:渦電流 40:拘束ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコイルを直列に接続したコイル列
    を少なくとも2列設け、各コイルに通電して被検査材表
    面に渦電流を誘導し、各コイルのインピーダンス変化を
    測定して被検査材の探傷を行う装置において、前記各コ
    イル列を被検査材の進行方向に直角な方向に関してそれ
    ぞれジグザグに配置したことを特徴とする渦流探傷装
    置。
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