JPH0545347B2 - - Google Patents

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JPH0545347B2
JPH0545347B2 JP62004629A JP462987A JPH0545347B2 JP H0545347 B2 JPH0545347 B2 JP H0545347B2 JP 62004629 A JP62004629 A JP 62004629A JP 462987 A JP462987 A JP 462987A JP H0545347 B2 JPH0545347 B2 JP H0545347B2
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JP
Japan
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mold
casting
camshaft
cooling
pouring
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Masatoshi Kawaguchi
Nobuo Tajima
Fushimi Hatanaka
Hiroshi Yoshinaga
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Honda Motor Co Ltd
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は金型鋳造法およびその方法の実施に用
いられる金型鋳造装置に関する。 (2) 従来の技術 従来、金型鋳造法として金型に温度勾配を付
し、これにより指向性凝固を狙つたものが知られ
ているが、鋳物の離型タイミングについては何ら
考察がなされていない(実開昭61−82746号公報
参照)。 (3) 発明が解決しようとする問題点 鋳物を、その生産性を向上すべく金型を用いて
鋳造する場合、その金型の高い熱伝導率、鋳物の
形態等に起因して、鋳物の凝固収縮速度が部分的
に急激に速められて、鋳物の一部が金型による拘
束を受け、その結果鋳物が熱間割れを起したり、
金型に変形、摩耗等の損傷が生じるという問題が
ある。 本発明は上記に鑑み、鋳物をそれが熱間割れを
起す前に離型して、正常な鋳物を得ると共にその
鋳物の凝固収縮に起因した金型の損傷を回避し得
る前記金型鋳造法およびその方法の実施に用いら
れる金型鋳造装置を提供することを目的とする。 B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明に係る金型鋳造法は、注湯後、前記金型
に接する前記鋳物の表層を急冷し、該鋳物の表層
が殻状の凝固層になつたとき離型を起うことを特
徴とする。 また本発明に係る金型鋳造装置は、鋳物の外形
に対応したキヤビテイを有する金型を、熱伝導性
の良好な金属よりそれぞれ形成されて相互に開閉
可能な複数の成形型より構成し、その各成形型に
は、内部に冷却液体が循環されると該各成形型の
少なくとも前記キヤビテイ近傍部を冷却し得る冷
却回路を設け、その冷却回路には、該冷却回路に
冷却液体を随時循環させ得る冷却制御器を接続し
たことを特徴とする。 (2) 作用 金型のキヤビテイ内へ注湯した後、そのキヤビ
テイ壁面に接する鋳物の表層を急冷し、鋳物の表
層が殻状の凝固層になつた時に離型を行うと、前
記凝固層により保形された正常な鋳物を得ること
ができ、また鋳物の凝固収縮量も少ないので金型
を損傷することもない。 また上記鋳造装置によれば各成形型の冷却回路
に冷却制御器より冷却液体を随時循環させて、注
湯後における鋳物表層の急冷を積極的に行うこと
ができるため、鋳物表層に前記殻状の凝固層を確
実に生成させることができる。 (3) 実施例 鋳鉄鋳物の鋳造 第1〜3図は、金型1を備えた金型鋳造装置
M1を示し、その装置M1は第4図に示す鋳鉄
鋳物としてのカム軸2を鋳造するために用いら
れる。 金型1は、0.8〜4重量%のCrを含有する熱
伝導性の良好なCu−Cr合金より構成され、そ
の熱伝導率は0.4〜0.8cal/cm/s/℃である。 金型1は、複数の成形型としての第1及び第
2型11,12より二つ割に構成され、第1およ
び第2型11,12の合せ面により湯口3、ラン
ナ4、ゲート5、カム軸成形用キヤビテイ6お
よびガス抜き孔7がそれぞれ画成される。 第1および第2型11,12に加熱回路8、冷
却回路9およびノツクアウト手段10が設けら
れており、それらは両型11,12について略同
一であるから第1型11について説明する。 加熱回路8は、第1型11に穿設された複数
の挿入孔11と、各挿入孔11に挿入保持され
た棒状ヒータ12とより構成される。各挿入孔
11は、その一部が第1型11においてカム軸
2の各軸部2aを成形する部分の近傍部に配設
される。 冷却回路9は、第1型11の上部において水
平に穿設された導入路14と、同型11の中間
部において水平に穿設された排出路15と、そ
の両者14,15間を接続すべく互いに交差し
て水平及び垂直に延びると共に一部が前記キヤ
ビテイ6に近接するよう第1型11に穿設され
た複数の連通路161,162とより構成され、
導入路14に導入された冷却水を各連通路16
,162を経て排出路15より排出するように
なつている。導入路14、排出路15および水
平な各連通路161は、それらの一部が第1型
1においてカム軸2のチル部であるカム部2
bのノーズnを成形する部分に接近するように
配設される。 加熱回路8の各ヒータ12は加熱制御器Ch
1に接続される。その加熱制御器Ch1は注湯
に先立つて加熱回路8を作動、したがつて各ヒ
ータ12に通電して第1型11を加熱し、また
注湯開始後加熱回路8を不作動、したがつて各
ヒータ12への通電を停止する機能を備えてい
る。 前記加熱時において、各ヒータ12が第1型
1の、ノーズnを成形する部分よりも離間し
ているので、その部分の温度は他の部分よりも
低温になる。当然に、第2型12の各ヒータ1
2も加熱制御器Ch1に接続される。 冷却回路9の導入路14および排出路15は
冷却制御器Cc1に接続される。その冷却制御
器Cc1は注湯開始後冷却回路9を作動、した
がつて冷却回路9に冷却水を流通して第1型1
、特にキヤビテイ6近傍部を効率よく迅速に
冷却し、その第1型11の、キヤビテイ6に臨
む成形面に接するカム軸2の表層を急冷してそ
の表層を殻状の凝固層に変える機能を備えてい
る。 前記冷却時において、導入路14、排出路1
5および水平な各連通路161が第1型11の、
ノーズnを成形する部分に接近しており、また
加熱段階ではその部分が他の部分より低温であ
ることもあつて、ノーズnを急速に冷却してそ
のチル化を確実に達成することができる。当然
に、第2型12の冷却回路9も冷却制御器Cc1
に接続される。 ノツクアウト手段10は、複数のピン17、
それらピン17の一端を支持する支持板18お
よびその支持板18に連結された作動部材19
を備え、各ピン17は第1型11に形成されて
湯口3、ランナ4およびキヤビテイ6に開口す
る各挿入孔20に摺合される。キヤビテイ6に
おいて、各挿入孔20の開口部はカム軸2の各
ジヤーナル2cを成形する部分に配設される。 次に、前記金型鋳造装置M1によるカム軸2
の鋳造作業について説明する。 先ず、表に示す、JIS FC20〜FC30相当の
鋳鉄成分の溶湯を調製する。
【表】 前記鋳鉄は、第5図のFe−C系平衡状態図
において斜線の成分範囲A1にあり、共晶線Le
1は前記成分範囲A1と略1150℃にて交差して
いる。 前記溶湯には、カム軸2が表の組成を有す
るように、0.15重量%のFe−Siが添加される。
【表】 金型1は、注湯に先立つて加熱回路8により
加熱され、軸部2aを形成する部分は略450℃
に、またノーズnを成形する部分は略150℃に
それぞれ維持される。この金型1に、接種後の
溶湯を温度1380〜1420℃にて注入し、カム軸2
を鋳造する。この時の鋳込重量は5Kgである。 前記のように金型1を加熱しておくと、注湯
時湯流れ性を良好にし、また溶湯の急激な冷却
に起因したカム軸2の割れ等を回避することが
できる。 注湯開始後、加熱回路8による金型1の加熱
を停止し、同時に冷却回路9により金型1の冷
却を開始する。 第6図は金型1に接するカム軸2の表層温度
の降下を、注湯後の経過時間との関係で示した
ものである。 金型1の冷却作用を受けてカム軸2の表層が
急冷され、その表層温度が、点a1で示す約1150
℃(共晶線Le1)まで降下すると、カム軸2
は凝固状態となり、その表層が殻状の凝固層に
変化する。 この場合、表層温度が点b1で示す700℃を下
回ると、カム軸2に熱間割れを生じるおそれが
ある。また表層温度が点c1で示す800℃を下回
ると、カム軸2の凝固収縮に起因して金型1に
対するカム軸2の密着性が発生して金型2に変
形、摩耗等の損傷を生じるおそれがある。 そこで、注湯後約3〜約8秒後カム軸2の表
層温度が点d1で示す950℃から点e1で示す850℃
に達したとき、型開きを行い、ノツクアウト手
段10を作動してカム軸2を離型する。 前記手法により得られたカム軸2は熱間割れ
を生じておらず、また金型1にも何等損傷を生
じていない。その上、カム軸2は殻状の凝固層
により覆われているので離型に際し変形するこ
ともない。 さらに、各カム部2bのノーズnは、それを
成形する金型1の部分が比較的低温に加熱され
ており、また冷却段階では急速に冷却されるの
で確実にチル化されている。 前記JIS FC20〜FC30相当の鋳鉄よりなる鋳
鉄鋳物の離型最適範囲は、その表層温度が約
1150〜800℃、したがつて共晶線Le1とその直
下350℃との間にあるときであるが、実験の結
果、球状黒鉛鋳鉄等の他の鋳鉄を用いた鋳鉄鋳
物の場合にも同様のことを言えることが判明し
ている。 鋼鋳物の鋳造 第7〜第9図は、金型101を備えた金型鋳
造装置M2を示し、その装置M2は第10図に
示す鋼鋳物としてのカム軸102を鋳造するた
めに用いられる。 金型101は、前記と同様のCu−Cr合金よ
り構成される。金型101は、第1型1011
と第2型1012とより二つ割になつており、
第1および第2型1011,1012の合せ面に
より湯口103、ランナ104、ゲート10
5、カム軸成形用キヤビテイ106およびガス
抜き孔107がそれぞれ画成される。 第1および第2型1011,1012に加熱回
路108、冷却回路109およびノツクアウト
手段110が設けられており、それらは両型1
011,1012について同一であるから第1型
1011について説明する。 加熱回路108は、第1型1011に穿設さ
れた複数の挿入孔111と、各挿入孔111に
挿入保持された棒状ヒータ112とより構成さ
れる。 各ヒータ112は加熱制御器Ch2に接続さ
れる。その加熱制御器Ch2は注湯に先立つて
加熱回路108を作動、したがつて各ヒータ1
12に通電して第1型1011を加熱し、また
注湯開始後加熱回路108を不作動、したがつ
て各ヒータ112への通電を停止する機能を備
えている。当然に、第2型1012の各ヒータ
112も加熱制御器Ch2に接続される。 冷却回路109は第1型1011の上部に穿
設された水平な導入路114、その下部に穿設
された水平な排出路115およびそれらを接続
すべく第1型1011に穿設された複数の垂直
な連通路116を備え、導入路114に導入さ
れた冷却水を各連通路116を流通させて排出
路115より排出するようになつている。 導入路114および排出路115は冷却制御
器Cc2に接続される。その冷却制御器Cc2は
注湯開始後冷却回路109を作動、したがつて
冷却回路109に冷却水を流通させて第1型1
011を冷却し、その第1型1011に接するカ
ム軸102の表層を急冷してその表層を殻状の
凝固層に変える機能を備えている。当然に、第
2型1012の冷却回路109も冷却制御器Cc
2に接続される。 ノツクアウト手段110は、複数のピン11
7、それらピン117の一端を支持する支持板
118およびその支持体118に連結された作
動部材119を備え、各ピン117は第1型1
011に形成されて湯口103、ランナ104
およびキヤビテイ106に開口する各挿入孔1
20に摺合される。 次に、前記金型鋳造装置M2によるカム軸1
02の鋳造作業について説明する。 装入主原料として、50〜70重量%のスクラツ
プ材(鋼)および50〜60重量%のリターン材を
高周波溶解炉に装入して溶解し、それに、C、
Fe−Cr、Fe−Mo、Fe−V等の副原料を添加
して表に示す合金工具鋼(JIS SKD−11)
相当の合金鋳鋼成分の溶鋼を調製する。
【表】 前記合金鋳鋼は、第5図のFe−C系平衡状
態図において斜線の成分範囲A2にあり、固相
線Lsは前記成分範囲A2と略1250℃にて交差し
ている。 溶鋼をアルゴンガス等の不活性ガス雰囲気中
にて昇温し、1500〜1530℃で0.2重量%のCa−
Siを添加する1次脱酸および1650〜1670℃で
0.1重量%のAlを添加する2次脱酸を行う。 金型101は、注湯に先立つて加熱回路10
8により150〜450℃に加熱されている。この金
型101に、脱酸後の溶鋼を温度1630〜1670℃
にて注入し、カム軸102を鋳造する。この時
の鋳込重量は5.0Kgである。 前記のように金型101を加熱しておくと、
注湯時湯流れ性を良好にし、また溶鋼の急激な
冷却に起因したカム軸102の割れ等を回避す
ることができる。 注湯開始後、加熱回路108による金型10
1の加熱を停止し、同時に冷却回路109によ
り金型101の冷却を開始する。 第11図は金型101に接するカム軸102
の表層温度の降下を、注湯後の経過時間との関
係で示したものである。 金型101の冷却作用を受けてカム軸102
の表層が急冷され、その表層温度が、点a2で示
す約1250℃(固相線Ls)まで降下すると、カ
ム軸102は凝固状態となり、その表層が殻上
の凝固層に変化する。 この場合、表層温度が点b2で示す950℃を下
回ると、カム軸102に熱間割れを生じるおそ
れがある。また表層温度が点c2で示す1000℃を
下回ると、カム軸102の急速で且つ大きな凝
固収縮に起因して金型101に対するカム軸1
02の密着等が発生して金型101に変形、摩
耗等の損傷を生じるおそれがある。 そこで、注湯後約4〜約5秒後カム軸102
の表層温度が点d2で示す1200℃から点e2で示す
1100℃に達したとき、型開きを行い、ノツクア
ウト手段110を作動してカム軸102を離型
する。 前記手法により得られたカム軸102は熱間
割れを生じておらず、また金型101にも何等
損傷を生じていない。その上、カム軸102は
殻状の凝固層により覆われているので離型に際
し変形することもない。 前記合金鋳鋼よりなる鋼鋳物の離型最適範囲
は、その表層温度が約1250〜1000℃、したがつ
て固相線Lsとその直下250℃との間にあるとき
であるが、実験の結果、普通鋳鋼の場合にも同
様のことを言えることが判明している。 前記装入原料としては、前記合金工具鋼相当
のものに限らず、スクラツプ材およびリターン
材を主原料とし、これに副原料としてC、Ni、
Cr、Mo、V、Co、Ti、Si、Al等の合金元素
を単独または複合して添加し、0.4〜1.8重量%
のCを含有するように調製されるものが用いら
れる。 アルミニウム合金鋳物の鋳造 アルミニウム合金鋳物としてのカム軸の鋳造
には前記鋼鋳物の金型鋳造装置M2が用いられ
る。 鋳造作業に当つては、先ず、表に示す、
JIS ADC12相当のアルミニウム合金成分の溶
湯を調製する。
【表】 前記アルミニウム合金は、第12図のAl−
Si系平衡状態図において斜線の成分範囲A3
あり、共晶線Le2は前記成分範囲A3と約580℃
にて交差している。 金型101は、注湯に先立つて加熱回路10
8により100〜300℃に加熱されている。この金
型101にアルミニウム合金の溶湯を温度700
〜740℃にて注入し、カム軸102を鋳造する。
この時の鋳込重量は2.0Kgである。 前記のように金型101を加熱しておくと、
注湯時湯流れ性を良好にし、また溶湯の急激な
冷却に起因したカム軸102の割れ等を回避す
ることができる。 注湯開始後、加熱回路108による金型10
1の加熱を停止し、同時に冷却回路109によ
り金型101の冷却を開始する。 第13図は金型101に接するカム軸102
の表層温度の降下を、注湯後の経過時間との関
係で示したものである。 金型101の冷却作用を受けてカム軸102
の表層が急冷され、その表層温度が、点a3で示
す約580℃(共晶線Le2)まで降下すると、カ
ム軸102は凝固状態となり、その表層が殻状
の凝固層に変化する。 この場合、表層温度が点b3で示す280℃を下
回ると、カム軸102に熱間割れを生じるおそ
れがある。また表層温度が点C3で示す350℃を
下回ると、カム軸102の急速で且つ大きな凝
固収縮に起因して金型101に対するカム軸1
02の密着等が発生して金型101に溶損等の
損傷を生じるおそれがある。 そこで、注湯後約4.5秒後カム軸102の表
層温度が点d3で示す500℃に達したとき、型開
きを行い、ノツクアウト手段110を作動して
カム軸102を離型する。 前記手法により得られたカム軸102は熱間
割れを生じておらず、また金型101にも何等
損傷を生じていない。その上、カム軸102は
殻状の凝固層により覆われているので離型に際
し変形することもない。 前記合金よりなる鋳物の離型最適範囲は、そ
の表層温度が約580〜350℃、したがつて共晶線
Le2とその直下230℃との間にあるときである
が、実験の結果、Al−Cu系、Al−Zn系等のア
ルミニウム合金の場合にも同様のことを言える
ことが判明している。 なお、前記各鋳造作業において、加熱制御器
Ch1,Ch2に、注湯開始後加熱回路8,10
8の出力を低下、したがつて各ヒータ12,1
12への通電量を減少するような機能を持たせ
てもよい。また本発明は、カム軸に限らず、ク
ランクシヤフト、ブレーキキヤリパ、ナツクル
アーム等の各種機械部品の鋳造に適用される。 C 発明の効果 本発明金型鋳造法によれば、鋳物の表層が殻状
の凝固層になつたとき離型を行うので、離型に際
し凝固層の保形能を得て正常な鋳物を得ると共に
金型の損傷を防止してその延命を図ることができ
る。また離型を鋳物の高温領域で行うので生産能
率を向上させることができる。 本発明金型鋳造装置によれば、金型の各成形型
に設けられた冷却回路に冷却制御器より冷却液体
を随時循環させて、注湯後における鋳物表層の急
冷を積極的に行うことにより、鋳物表層に前記殻
状の凝固層を確実に生成させることができるた
め、本発明鋳造方法を容易且つ確実に実施するこ
とができる。しかも上記急冷に際しては、上記冷
却液体の循環時期や温度等の適宜選定により上記
急冷をタイミングよく、しかも適当な冷却速度で
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第3図は鋳鉄鋳物用金型鋳造装置を
示し、第1図は全体の斜視図、第2図は第1図
−線矢視図、第3図は第2図−線断面図、
第4図はカム軸の正面図、第5図はFe−C系平
衡状態図、第6図は鋳鉄鋳物において、注湯後の
経過時間とカム軸の表層温度との関係を示すグラ
フ、第7ないし第9図は鋼鋳物用金型鋳造装置を
示し、第7図は全体の斜視図、第8図は第7図
−線矢視図、第9図は第8図−線断面図、
第10図はカム軸の正面図、第11図は鋼鋳物に
おいて、注湯後の経過時間とカム軸の表層温度と
の関係を示すグラフ、第12図はAl−Si系平衡
状態図、第13図はアルミニウム合金鋳物におい
て、注湯後の経過時間とカム軸の表層温度との関
係を示すグラフである。 Cc1,Cc2……冷却制御器、Le1,Le2……
共晶線、Ls……固相線、1,101……金型、
2……鋳鉄鋳物としてのカム軸、102……鋼鋳
物またはアルミニウム合金鋳物としてのカム軸、
9,109……冷却回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋳物2,102を金型1,101を用いて鋳
    造するに当り、注湯後、前記金型1,101に接
    する前記鋳物2,102の表層を急冷し、該鋳物
    2,102の表層が殻状の凝固層になつたとき離
    型を行うことを特徴とする金型鋳造法。 2 前記鋳物は鋳鉄鋳物2であり、前記離型は、
    前記鋳鉄鋳物2の表層温度が共晶線とその直下
    350℃との間にあるとき行われる、特許請求の範
    囲第1項記載の金型鋳造法。 3 前記鋳物は鋼鋳物102であり、前記離型
    は、前記鋼鋳物102の表層温度が固相線とその
    直下250℃との間にあるとき行われる、特許請求
    の範囲第1項記載の金型鋳造法。 4 前記鋳物はアルミニウム合金鋳物102であ
    り、前記離型は、前記アルミニウム合金鋳物10
    2の表層温度が共晶線とその直下230℃との間に
    あるとき行われる、特許請求の範囲第1項記載の
    金型鋳造法。 5 鋳物2,102の外形に対応したキヤビテイ
    6,106を有する金型1,101を、熱伝導性
    の良好な金属よりそれぞれ形成されて相互に開閉
    可能な複数の成形型11,12より構成し、その各
    成形型11,12には、内部に冷却液体が循環され
    ると該各成形型11,12の少なくとも前記キヤビ
    テイ6,106近傍部を冷却し得る冷却回路9,
    109を設け、その冷却回路9,109には、該
    冷却回路9,109に冷却液体を随時循環させ得
    る冷却制御器Cc1,Cc2を接続したことを特徴
    とする、金型鋳造装置。
JP462987A 1987-01-12 1987-01-12 金型鋳造法および金型鋳造装置 Granted JPS63174775A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP462987A JPS63174775A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 金型鋳造法および金型鋳造装置
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