JPH0545363U - 電磁弁手動装置 - Google Patents

電磁弁手動装置

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JPH0545363U
JPH0545363U JP9405991U JP9405991U JPH0545363U JP H0545363 U JPH0545363 U JP H0545363U JP 9405991 U JP9405991 U JP 9405991U JP 9405991 U JP9405991 U JP 9405991U JP H0545363 U JPH0545363 U JP H0545363U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた操作性を備えると共に、ロック解除忘
れ等を確実に回避し得る電磁弁手動装置を提供する。 【構成】 本考案は電磁駆動される一対の弁体22a,
23aを備えた電磁弁における手動装置に関する。前記
一対の弁体22a,23aに連結する一対のプランジャ
12,15は、一対の切換軸32,33により弁体22
a,23aの開放位置にロックする位置と非ロック位置
とに切換配置される。両切換軸32,33は共通の切換
操作体39,41のカム作用によって切換操作される。
両切換軸32,33と切換操作体39,41との間には
3つのカム作用関係が設定される。中立位置PN では両
プランジャ12,15は共に非ロック位置に切り換えら
れる。第1の切換位置P1 では第1のプランジャ15の
みがロック位置に切り換えられ、第2の切換位置P2
は第2のプランジャ12のみがロック位置に切り換えら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電磁駆動される一対の弁体を備えた電磁弁において、弁体を手動開放 するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電磁弁には、弁体を開放する位置に各プランジャを切換ロック するために一対の操作レバーが配設されており、これらの操作レバーの切換配置 によって各プランジャは互いに独立してロック位置と非ロック位置とに切換配置 される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電磁弁では一対の操作レバーのうちの一方をロック位置に切換操作する 場合には、予め他方の操作レバーのロック解除を行っておかねばならないが、解 除忘れ等の虞れがある。解除忘れにより両操作レバーを共にロック位置に切換配 置してしまうと、両方のプランジャがロックがされてしまい、電磁弁手動装置の 本来の機能が阻害される。更に、狭いスペースに2つの操作レバーが集中配置し た従来構成では各レバーの相互の操作位置が狭くなり、電磁弁手動装置に好適な 操作性を確保することができない。
【0004】 本考案は上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的は、優れた操作性 を備えると共に、ロック解除忘れ等を確実に回避し得る電磁弁手動装置を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案では、電磁駆動される一対の弁体を備え た電磁弁における手動装置において、前記一対の弁体に連結する一対のプランジ ャを弁体の開放位置にロックする位置と非ロック位置とに切換配置するための一 対の切換軸を設けると共に、カム作用によって両切換軸を切換操作するための共 通の切換操作体を設け、両プランジャを共に非ロック位置に切り換える中立位置 と、第1のプランジャのみをロック位置に切り換える第1の切換位置と、第2の プランジャのみをロック位置に切り換える第2の切換位置とに切換配置するカム 作用関係を前記両切換軸と切換操作体との間に設定している。
【0006】
【作用】
上記の構成では切換操作体の共通化が図られており、両切換軸と切換操作体と の間に設定されたカム作用関係に基づき、両切換軸は共通化された1つの切換操 作体の切換操作によって3つの位置に切換配置される。従って、一方の切換軸を ロックすれば他方の切換軸が非ロック状態になり、解除忘れ等が確実に回避され る。また、切換操作体を共通化することによって切換操作体をより操作し易いも のとすることが可能である。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例について図1〜図8に基づき詳しく説明す る。
【0008】 図1に示すように、ボディブロック1a及び2個のキャップ1b,1cからな るバルブハウジング1内にはスプール2が左右両側の位置の2位置に切換配置可 能に収容されている。ボディブロック1aの両端部と各キャップ1b,1c端面 との間には室R1 ,R2 が形成されており、各室R1 ,R2 内にはピストン3, 4が収容されている。各ピストン3,4はスプール2の両端に固定されている。 室R1 ,R2 は前記各ピストン3,4によりそれぞれパイロット圧が供給される 側とスプール2側とに区画されており、パイロット圧の供給によってスプール2 が作動される。ボディブロック1aには入力ポート5、一対の出力ポート6a, 6b及び排気ポート7a,7bがそれぞれ形成されている。
【0009】 バルブハウジング1の一端には補助ハウジング8が接合固定されて、その補助 ハウジング8にはソレノイドハウジング9が接合固定されている。ソレノイドハ ウジング9内には一対のソレノイドコイル10,11が収容されており、各ソレ ノイドコイル10,11の励磁によりプランジャ12,15が押圧バネ13,1 6に抗してコア14,17に吸着されるようになっている。各プランジャ12, 15の先端には移動体18,19が配置され、移動体18,19は押圧バネ18 a,19aのバネ作用により前記プランジャ12,15と一体移動可能に連結さ れている。各プランジャ12,15及び各移動体18,19には弁体22a,2 2b,23a,23bが取付けられており、各弁体22a,22b,23a,2 3bは補助ハウジング8内に形成された各一対の弁座20a,20b,21a, 21bに接離可能になっている。
【0010】 弁座20a,21aには入力ポート5に連通する弁孔26a,27aが形成さ れ、弁座20b,21bには外部に連通する放圧孔26b,27bが形成されて いる。一方の移動体18が収容された室28は通路30を介して室R2 のパイロ ット圧供給側に連通され、他方の移動体19が収容された室29は通路31を介 して室R1 のパイロット圧供給側に連通されている。
【0011】 図1及び図2に示すように補助ハウジング8の上面には楕円形状の孔8a,8 bが並設されている。一方の孔8aには断面楕円形状の第2の切換軸32が移動 可能に挿入されており、他方の孔8bには断面楕円形状でありかつ前記切換軸3 2より長い第1の切換軸33が移動可能に挿入されている。図4(a)に示すよ うに各切換軸32,33は各弁座20a,21aの近傍まで延出すると共に、プ ランジャ12,15の中心を通らない線上に平行に配設されている。各切換軸3 2,33先端の弁座20a,21a側は斜状に削り取られており、その部分には カム斜面32a,33aが形成されている。各カム斜面32a,33aは切換軸 32,33の移動に基づいてプランジャ12,15の先端周縁に接離可能となっ ている。各カム斜面32a,33aはプランジャ12,15先端周縁との係合に よりプランジャ12,15をコア14,17の方向に付勢するようになっている 。各切換軸32,33先端の孔34,35にはスプリング36,37が挿入支持 され、各スプリング36,37は各切換軸32,33をプランジャ12,15か ら離間する方向に付勢している。
【0012】 図3〜図6に示すように補助ハウジング8の上面にはカバー38が接合固定さ れている。補助ハウジング8とカバー38とが形成する空間内にはリング状のカ ム体39が収容されており、カム体39とカバー38との間にはリング状のゴム 板40が介在されている。
【0013】 カム体39はの周縁には一対の直線部39b,39cが設けられており、カム 体39の下端面には円弧帯状に隆起したカム部39aが形成されている。カム体 39の中心孔には切換つまみ41の軸部41aが嵌合され、その切換つまみ41 の上部はカバー38外部に露出されている。
【0014】 切換つまみ41を回動すればカム体39が軸部41aを中心に一体的に回動し 、カム部39aと切換軸32,33の上端とが摺接する。前記補助ハウジング8 内壁にはストッパ面8cが形成されており、カム体39の回動によって各直線部 39bがストッパ面8cに当接する。また、図2に示すように切換つまみ41に は回動位置を指示するための突起41bが設けられており、カバー38の表面上 にはカム体39の3つの回動切換位置PN ,P1 , P2 を表示した目盛り42が 設けられている。
【0015】 次に、上記のように構成された電磁弁手動装置の作用を詳しく説明する。 図1、図4(a)及び図4(b)に示すように両ソレノイドコイル10,11 の消磁時でかつ切換つまみ41がP1 とP2 との中間の位置PN にある場合、カ ム部39aは何れの切換軸32,33の上端部にも係合することなく、両切換軸 32,33は共に上方位置に保持される。従って、両プランジャ12,15は共 にコア14,17から離間した位置、即ち非ロック位置に保持される。この中立 状態では弁体22a,23aは弁孔26a,27aを閉鎖する位置に配置され、 弁体22b,23bは放圧孔26b,27bを開放する位置に配置される。両室 28,29は各放圧孔26b,27bを介して外部と連通され、ピストン3,4 の背面にはそれぞれ大気圧が作用する。
【0016】 図5(a)及び図5(b)に示すように切換つまみ41を中立位置PN から時 計回り方向へ回動して突起41bを第2の切換位置P2 に合わせると、カム部3 9aが第2の切換軸32の上端部に係合し、切換軸32が下方に押圧される。す ると、第2の切換軸32先端のカム斜面32aが第2のプランジャ12の先端周 縁に係合してプランジャ12のみがコア14に近接する方向、即ち図5(b)に 示すロック位置に移動される。従って、この第2の切換状態では弁体22aが弁 孔26aを開放すると共に、弁体22bが放圧孔26bを閉鎖する状態となる。 これにより入力ポート5から圧力流体が弁孔26a,室28及び通路30を経由 して室R2 のパイロット圧供給側に供給され、ピストン4がスプール2を図1の 左側に移動させる。そして、この状態では入力ポート5と一方の出力ポート6b とが連通されると共に、他方の出力ポート6aと一方の排気ポート7aとが連通 される。
【0017】 図6(a)及び図6(b)に示すように切換つまみ41を中立位置PN から反 時計回り方向へ回動して突起41bを第1の切換位置P1 に合わせると、カム部 39aが第1の切換軸33の上端部に係合し、切換軸33が下方に押圧される。 すると、第1の切換軸33先端のカム斜面33aが第1のプランジャ15の先端 周縁に係合してプランジャ15のみがコア17に近接する方向、即ち図6(b) に示すロック位置に移動される。従って、この第1の切換状態では弁体23aが 弁孔27aを開放すると共に、弁体23bが放圧孔27bを閉鎖する状態となる 。これにより入力ポート5から圧力流体が弁孔27a,室29及び通路31を経 由して室R1 に供給され、ピストン3がスプール2を図1の右側に移動させる。 そして、この状態では入力ポート5と一方の出力ポート6aとが連通されると共 に他方の出力ポート6bと一方の排気ポート7bとが連通される。
【0018】 本考案の電磁弁では一対の切換軸32,33のうちの一方をロック位置に切換 操作する場合、従来装置とは異なり予め他方の切換軸のロック解除を行う必要が なく、一方の切換軸をロックすれば他方の切換軸が非ロック状態に切り換えられ る。また、中立位置PN が第1及び第2の切換位置P1 ,P2 の中間に設定され ていることや、カバー38上に目盛り42が設けられていることから、目視によ る切換位置の確認を従来装置に比べて極めて容易に行うことができる。その結果 、切換操作のミスが未然に回避できかつ電磁弁が本来の機能を損なうような事態 も確実に防止できる。
【0019】 また、本考案では両切換軸32,33とカム体39との間に設定されたカム作 用関係に基づき、両切換軸32,33を共通化された1つの切換つまみ41の切 換操作によって3つの位置PN ,P1 ,P2 に切換配置することができる。従っ て、狭いスペースに2つの切換レバーを集中配置した従来装置とは異なり、操作 位置を広く確保でき、電磁弁手動装置の操作性も向上する。
【0020】 プランジャ12,15とコア14,17とが過剰に強圧接すると、カム体39 あるいはカム斜面32a,33aの損傷が避けられない。しかしながら、本考案 ではカム体39とカバー38との間にゴム板40を介在したため、プランジャ1 2,15とコア14,17との強圧接はゴム板40によって吸収される。従って 、カム部39あるいはカム斜面の損傷の虞れがなくなり、しかも組付け公差の許 容程度に余裕ができて各部品の製作に際しての高精度加工は不要となる。
【0021】 各切換軸32,33は各プランジャ12,15の中心を通らない線上に配置さ れているため切換軸32,33と弁座20a,21aとが干渉する虞れがない。 また、2本の切換軸32,33を平行に並べて配置することができる。従って、 図7及び図8に示すようにプランジャ12,15を押し上げるためのストローク Bを大きくしてカム斜面32a,33aの傾斜角度を小さくすることにより、弁 体22a,23aを円滑に開放することできる。また、切換軸32,33を1箇 所にまとめることができるため、操作性の向上及び全体の小型化が達成できる。
【0022】 更に、本考案では切換軸32,33は断面楕円形状に形成されているため、プ ランジャ12,15の押し上げによる応力を受けた場合でも回転することがなく 、安定した操作が可能である。
【0023】 尚、前記実施例では切換軸32,33を断面楕円形状に形成したが、断面円形 以外の回転不能な形状であればどんな形状であっても良い。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の電磁弁手動装置によれば、優れた操作性が確保 されると共に、解除忘れを確実に回避することができるという優れた効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の手動装置を備えた電磁弁を示す部分側
断面図である。
【図2】図1の電磁弁の平面図である。
【図3】補助ハウジング及びカム体を示す分解斜視図で
ある。
【図4】(a)は中立位置を示す状態説明図であり、
(b)は(a)のA−A線における部分断面図である。
【図5】(a)は第2の切換位置を示す状態説明図であ
り、(b)は(a)のB−B線における部分断面図であ
る。
【図6】(a)は第1の切換位置を示す状態説明図であ
り、(b)は(a)のC−C線における部分断面図であ
る。
【図7】本考案の手動装置の作用説明図である。
【図8】本考案の手動装置の作用説明図である。
【符号の説明】
12 (第2の)プランジャ、15 (第1の)プラン
ジャ、22a,23a弁体、32 (第2)切換軸、3
3 (第1の)切換軸、39 切換操作体を構成するカ
ム体、41 切換操作体を構成する切換つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁駆動される一対の弁体(22a,23
    a)を備えた電磁弁における手動装置において、前記一
    対の弁体(22a,23a)に連結する一対のプランジ
    ャ(12,15)を弁体(22a,23a)の開放位置
    にロックする位置と非ロック位置とに切換配置するため
    の一対の切換軸(32,33)を設けると共に、カム作
    用によって両切換軸(32,33)を切換操作するため
    の共通の切換操作体(39,41)を設け、両プランジ
    ャ(12,15)を共に非ロック位置に切り換える中立
    位置(PN )と、第1のプランジャ(15)のみをロッ
    ク位置に切り換える第1の切換位置(P1 )と、第2の
    プランジャ(12)のみをロック位置に切り換える第2
    の切換位置(P2 )とに切換配置するカム作用関係を前
    記両切換軸(32,33)と切換操作体(39,41)
    との間に設定したことを特徴とする電磁弁手動装置。
JP1991094059U 1991-11-15 1991-11-15 電磁弁手動装置 Expired - Fee Related JP2559000Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0165992U (ja) * 1987-10-21 1989-04-27
JPH01168079U (ja) * 1988-05-16 1989-11-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0165992U (ja) * 1987-10-21 1989-04-27
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