JPH054546B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH054546B2 JPH054546B2 JP60197078A JP19707885A JPH054546B2 JP H054546 B2 JPH054546 B2 JP H054546B2 JP 60197078 A JP60197078 A JP 60197078A JP 19707885 A JP19707885 A JP 19707885A JP H054546 B2 JPH054546 B2 JP H054546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle opening
- downshift
- speed
- vehicle speed
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は自動変速機のダウンシフト変速を変速
シヨツクが生じないようタイミング制御する装置
に関するものである。 (従来の技術) 自動変速機は、各種摩擦要素(クラツチ、ブレ
ーキ等)に対する油圧の給排を切換えることによ
り動力伝達経路を変更して変速するよう構成する
のが普通である。ところで、或る種の変速(通常
第3速から第2速へのダウンシフト変速)は、油
圧を排除されて当該変速を司どる摩擦要素の油圧
の抜けをタイミング制御しないと、エンジン回転
数が変速後急変して大きな変速シヨツクを生ず
る。 そこで通常は例えば日産自動車(株)発行
「RN4F02A型、RL4F02A型オートマチツクトラ
ンスアクスル整備要領書」(A261C08)に記載の
3−2タイミング制御に見られる如く、バンドブ
レーキのサーボレリーズ圧を3−2タイミング弁
(ダウンシフトタイミング弁)の開閉(状態切換
え)による変速制御下に排除し、これに先立つハ
イクラツチ圧の排除で自動変速機をニユートラル
状態とすることにより、エンジンを自己の吹けに
より回転上昇させ、エンジン回転数が変速後のエ
ンジン回転数(車速及び変速後のギヤ比で決ま
る)に達したところで上記サーボレリーズ圧の排
除を完了させて変速が終了するようになすのが普
通である。 しかし、上記従来のダウンシフトタイミング制
御装置にあっては、上記ダウンシフトタイミング
弁を車速対応のガバナ圧に応動させ、第4図に示
す如く或る車速V1以上ではダウンシフトタイミ
ング弁の閉によりサーボレリーズ圧の抜けをこれ
に対し並置したオリフイスを介しゆつくりと行な
わせ、この間にエンジン回転数を所定値まで上昇
させ得るようにし、或る車速V1未満ではダウン
シフトタイミング弁の開によりこれを経てサーボ
レリーズ圧の抜けを速やかに行なわせ、その抜け
速度を変速後のエンジン回転数となるに必要な時
間にマツチさせることを狙つたものであつたた
め、つまりダウンシフトタイミング弁を車速対応
のガバナ圧のみに応動させていたため、以下の問
題を生じていた。 即ち、変速前後のエンジン回転数差が車速に応
じて異なるため、従来装置でも一応の成果は得ら
れたが、エンジン回転数が自己の吹けにより変速
後の値となるのに必要な時間はその他にエンジン
スロツトル開度によつても異なり、上記の如くス
ロツトル開度を考慮しない上記の従来装置では、
これに対する対応ができず、一層の変速シヨツク
軽減効果を望み得べくもなかった。 そこで本願出願人は先に、特願昭60−121114号
(特開昭61−27849号公報)により、ダウンシフト
タイミング弁を電磁弁を介して電子制御するよう
になして、該弁の状態切換えによるダウンシフト
変速のタイミング制御を車速のみならず、エンジ
ンスロツトル開度に応じても行い得るようにした
技術を先に提案済みである。 かかる先願の提案技術はスロツトル開度を制御
因子に加えると雖も、第5図に実線で示す如く或
るスロツトル開度TH1(例えば、惰性走行か、パ
ワーオン走行かの判断の基準となるスロツトル開
度)以上でダウンシフト変速を遅延させ、TH1
未満の小スロツトル開度域ではこの遅延を行わせ
ないようにしたものである。 (発明が解決しようとする課題) しかして実際上、ダウンシフト変速に当りエン
ジン回転数が自己の吹けにより変速後の回転数と
なるのに必要な時間が当該変速を遅延させなけれ
ばならない程に長くなる領域と、遅延させなくて
もよい領域との境界線は、大小スロツトル開度域
においてはスロツトル開度に関係なく一定の高低
車速を表す線であるも、中スロツトル開度域にお
いてはスロツトル開度の増大につれ高くなる車速
を表す線である。 これがため、第5図のような領域線図を呈する
先願のダウンシフトタイミング制御装置はスロツ
トル開度を制御因子に追加すると雖も、上記の実
情にマツチした好適なダウンシフトタイミング制
御を行うものであるとは言い難い。 加えて、第5図に2点鎖線で例示するロードロ
ード線(車速毎の当該車速を維持するのに必要な
スロツトル開度)を基準にして変速線を決定する
のが常套の自動変速機が、或る中スロツトル開度
を維持した走行中ながら登坂路のため第5図中ロ
ードロード線を横切るようなA点からB点への車
速低下を生じたのに呼応して、ダウンシフト変速
を行う場合に、先願の提案技術ではダウンシフト
変速遅延域で当該変速を行わせることとなる。こ
の登坂路での車速低下にともなうダウンシフト変
速にもかかわらず、自動変速機のニユートラルイ
ンタバル(当該変速中に一瞬中立状態になる時
間)が長くされてしまい、この間に一瞬、車両が
減速されたような状態となつて、乗員に不快な減
速感を与える。 本発明は、中スロツトル開度域においても前記
の実情にマツチしたダウンシフトタイミングの領
域制御を行い得るようにして、上述の問題を全て
解消することを目的とする。 (課題を解決するための手段) この目的のため本発明は、 ダウンシフトタイミング弁の状態切換えによ
り、ダウンシフト変速をエンジン回転数が変速後
回転数と同じ値になるまで遅延させるようタイミ
ング制御するようにした自動変速機において、 エンジンスロツトル開度と車速の座標系上で、
スロツトル開度全閉を含む小スロットル開度域に
おいては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線を境に、 この線より低車速側で前記ダウンシフト変速の
遅延を行わせない状態に、又高車速側でこの遅延
を行わせる状態に前記ダウンシフトタイミング弁
を切換える電磁弁を設けたことを特徴とするもの
である。 (作用) 電磁弁は車速及びエンジンスロツトル開度に応
じ、上記の線より高車速側でダウンシフトタイミ
ング弁をダウンシフト変速遅延状態となして、対
応するダウンシフト変速をエンジン回転数が変速
後の回転数と同じになるまで遅延させ、上記の線
より低車速側では、ダウンシフトタイミング弁を
上記の遅延を行わせない状態となして、この場合
もエンジン回転数が変速終了時に丁度変速後の回
転数になつているようにダウンシフト変速をタイ
ミング制御する。よつて、当該ダウンシフト変速
時の変速シヨツクを減ずることができる。 ところで、上記の線が、エンジンスロツトル開
度と車速の座標系上で、 スロツトル開度全閉を含む小スロツトル開度域
においては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線としたから、 中スロツトル開度域においても前記実情にマツ
チしたダウンシフトタイミングの領域制御を実現
することができる。 又、上記の線は中スロツトル開度域においてロ
ードロード線に近似する傾斜を持つたものであ
り、或る中スロツトル開度を保つた登坂路走行中
の車速低下に呼応したダウンシフト変速時、ダウ
ンシフト変速非遅延域に入ることとなる。従つ
て、当該変速が速やかに完遂され、登坂路での車
速低下にともなうダウンシフト変速にもかかわら
ず、ニユートラルインタバルが長くなつて一瞬減
速するような現象が生ずる前記の不具合を回避す
ることができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。 第1図は本発明ダウンシフトタイミング制御装
置の一実施例で、この装置を適用する自動変速機
はフオワードクラツチF/C、バンドブレーキ
B/B、ハイクラツチH/Cを具え、フォワード
クラツチF/Cの作動で第1速を選択し、これと
バンドブレーキB/Bの作動とで第2速を選択
し、フオワードクラツチF/Cの作動とハイクラ
ツチH/Cの作動とで第3速を選択するものとす
る。なお、バンドブレーキB/Bの作動、非作動
はバンドサーボB/Sにより実行され、そのサー
ボアプライ室S/Aに圧力を供給する時サーボ
B/SはブレーキB/Bを作動し、サーボレリー
ズ室S/Rに圧力を供給する時サーボアプライ室
S/A内の圧力存否に関係なくピストン受圧面積
の大小関係によつてサーボB/SはブレーキB/
Bを非作動にするものとする。 自動変速機には更に、マニユアル弁1、パイロ
ツト弁2、1−2変速弁3、2−3変速弁4を設
ける他、本発明制御装置の要部を構成する電磁弁
としてのソレノイド5、ダウンシフトタイミング
弁としての3−2タイミング弁6及びソレノイド
5を電子制御するコントローラ7を設ける。 マニユアル弁1は運転者が駐車を希望する時ス
プール1aをPレンジに、後退を希望する時スプ
ール1aをRレンジに、停車を希望する時スプー
ル1aをNレンジに、前進自動変速を希望する時
スプール1aをDレンジに、第2速エンジンブレ
ーキを希望する時スプール1aをレンジに、又
第1速エンジンブレーキを希望する時スプール1
aをレンジにするもので、各レンジにおいて出
力ポート1R,1D,1,1がライン圧回路
Lからのライン圧PLを次表のごとくに出力され
るものとする。
シヨツクが生じないようタイミング制御する装置
に関するものである。 (従来の技術) 自動変速機は、各種摩擦要素(クラツチ、ブレ
ーキ等)に対する油圧の給排を切換えることによ
り動力伝達経路を変更して変速するよう構成する
のが普通である。ところで、或る種の変速(通常
第3速から第2速へのダウンシフト変速)は、油
圧を排除されて当該変速を司どる摩擦要素の油圧
の抜けをタイミング制御しないと、エンジン回転
数が変速後急変して大きな変速シヨツクを生ず
る。 そこで通常は例えば日産自動車(株)発行
「RN4F02A型、RL4F02A型オートマチツクトラ
ンスアクスル整備要領書」(A261C08)に記載の
3−2タイミング制御に見られる如く、バンドブ
レーキのサーボレリーズ圧を3−2タイミング弁
(ダウンシフトタイミング弁)の開閉(状態切換
え)による変速制御下に排除し、これに先立つハ
イクラツチ圧の排除で自動変速機をニユートラル
状態とすることにより、エンジンを自己の吹けに
より回転上昇させ、エンジン回転数が変速後のエ
ンジン回転数(車速及び変速後のギヤ比で決ま
る)に達したところで上記サーボレリーズ圧の排
除を完了させて変速が終了するようになすのが普
通である。 しかし、上記従来のダウンシフトタイミング制
御装置にあっては、上記ダウンシフトタイミング
弁を車速対応のガバナ圧に応動させ、第4図に示
す如く或る車速V1以上ではダウンシフトタイミ
ング弁の閉によりサーボレリーズ圧の抜けをこれ
に対し並置したオリフイスを介しゆつくりと行な
わせ、この間にエンジン回転数を所定値まで上昇
させ得るようにし、或る車速V1未満ではダウン
シフトタイミング弁の開によりこれを経てサーボ
レリーズ圧の抜けを速やかに行なわせ、その抜け
速度を変速後のエンジン回転数となるに必要な時
間にマツチさせることを狙つたものであつたた
め、つまりダウンシフトタイミング弁を車速対応
のガバナ圧のみに応動させていたため、以下の問
題を生じていた。 即ち、変速前後のエンジン回転数差が車速に応
じて異なるため、従来装置でも一応の成果は得ら
れたが、エンジン回転数が自己の吹けにより変速
後の値となるのに必要な時間はその他にエンジン
スロツトル開度によつても異なり、上記の如くス
ロツトル開度を考慮しない上記の従来装置では、
これに対する対応ができず、一層の変速シヨツク
軽減効果を望み得べくもなかった。 そこで本願出願人は先に、特願昭60−121114号
(特開昭61−27849号公報)により、ダウンシフト
タイミング弁を電磁弁を介して電子制御するよう
になして、該弁の状態切換えによるダウンシフト
変速のタイミング制御を車速のみならず、エンジ
ンスロツトル開度に応じても行い得るようにした
技術を先に提案済みである。 かかる先願の提案技術はスロツトル開度を制御
因子に加えると雖も、第5図に実線で示す如く或
るスロツトル開度TH1(例えば、惰性走行か、パ
ワーオン走行かの判断の基準となるスロツトル開
度)以上でダウンシフト変速を遅延させ、TH1
未満の小スロツトル開度域ではこの遅延を行わせ
ないようにしたものである。 (発明が解決しようとする課題) しかして実際上、ダウンシフト変速に当りエン
ジン回転数が自己の吹けにより変速後の回転数と
なるのに必要な時間が当該変速を遅延させなけれ
ばならない程に長くなる領域と、遅延させなくて
もよい領域との境界線は、大小スロツトル開度域
においてはスロツトル開度に関係なく一定の高低
車速を表す線であるも、中スロツトル開度域にお
いてはスロツトル開度の増大につれ高くなる車速
を表す線である。 これがため、第5図のような領域線図を呈する
先願のダウンシフトタイミング制御装置はスロツ
トル開度を制御因子に追加すると雖も、上記の実
情にマツチした好適なダウンシフトタイミング制
御を行うものであるとは言い難い。 加えて、第5図に2点鎖線で例示するロードロ
ード線(車速毎の当該車速を維持するのに必要な
スロツトル開度)を基準にして変速線を決定する
のが常套の自動変速機が、或る中スロツトル開度
を維持した走行中ながら登坂路のため第5図中ロ
ードロード線を横切るようなA点からB点への車
速低下を生じたのに呼応して、ダウンシフト変速
を行う場合に、先願の提案技術ではダウンシフト
変速遅延域で当該変速を行わせることとなる。こ
の登坂路での車速低下にともなうダウンシフト変
速にもかかわらず、自動変速機のニユートラルイ
ンタバル(当該変速中に一瞬中立状態になる時
間)が長くされてしまい、この間に一瞬、車両が
減速されたような状態となつて、乗員に不快な減
速感を与える。 本発明は、中スロツトル開度域においても前記
の実情にマツチしたダウンシフトタイミングの領
域制御を行い得るようにして、上述の問題を全て
解消することを目的とする。 (課題を解決するための手段) この目的のため本発明は、 ダウンシフトタイミング弁の状態切換えによ
り、ダウンシフト変速をエンジン回転数が変速後
回転数と同じ値になるまで遅延させるようタイミ
ング制御するようにした自動変速機において、 エンジンスロツトル開度と車速の座標系上で、
スロツトル開度全閉を含む小スロットル開度域に
おいては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線を境に、 この線より低車速側で前記ダウンシフト変速の
遅延を行わせない状態に、又高車速側でこの遅延
を行わせる状態に前記ダウンシフトタイミング弁
を切換える電磁弁を設けたことを特徴とするもの
である。 (作用) 電磁弁は車速及びエンジンスロツトル開度に応
じ、上記の線より高車速側でダウンシフトタイミ
ング弁をダウンシフト変速遅延状態となして、対
応するダウンシフト変速をエンジン回転数が変速
後の回転数と同じになるまで遅延させ、上記の線
より低車速側では、ダウンシフトタイミング弁を
上記の遅延を行わせない状態となして、この場合
もエンジン回転数が変速終了時に丁度変速後の回
転数になつているようにダウンシフト変速をタイ
ミング制御する。よつて、当該ダウンシフト変速
時の変速シヨツクを減ずることができる。 ところで、上記の線が、エンジンスロツトル開
度と車速の座標系上で、 スロツトル開度全閉を含む小スロツトル開度域
においては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線としたから、 中スロツトル開度域においても前記実情にマツ
チしたダウンシフトタイミングの領域制御を実現
することができる。 又、上記の線は中スロツトル開度域においてロ
ードロード線に近似する傾斜を持つたものであ
り、或る中スロツトル開度を保つた登坂路走行中
の車速低下に呼応したダウンシフト変速時、ダウ
ンシフト変速非遅延域に入ることとなる。従つ
て、当該変速が速やかに完遂され、登坂路での車
速低下にともなうダウンシフト変速にもかかわら
ず、ニユートラルインタバルが長くなつて一瞬減
速するような現象が生ずる前記の不具合を回避す
ることができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。 第1図は本発明ダウンシフトタイミング制御装
置の一実施例で、この装置を適用する自動変速機
はフオワードクラツチF/C、バンドブレーキ
B/B、ハイクラツチH/Cを具え、フォワード
クラツチF/Cの作動で第1速を選択し、これと
バンドブレーキB/Bの作動とで第2速を選択
し、フオワードクラツチF/Cの作動とハイクラ
ツチH/Cの作動とで第3速を選択するものとす
る。なお、バンドブレーキB/Bの作動、非作動
はバンドサーボB/Sにより実行され、そのサー
ボアプライ室S/Aに圧力を供給する時サーボ
B/SはブレーキB/Bを作動し、サーボレリー
ズ室S/Rに圧力を供給する時サーボアプライ室
S/A内の圧力存否に関係なくピストン受圧面積
の大小関係によつてサーボB/SはブレーキB/
Bを非作動にするものとする。 自動変速機には更に、マニユアル弁1、パイロ
ツト弁2、1−2変速弁3、2−3変速弁4を設
ける他、本発明制御装置の要部を構成する電磁弁
としてのソレノイド5、ダウンシフトタイミング
弁としての3−2タイミング弁6及びソレノイド
5を電子制御するコントローラ7を設ける。 マニユアル弁1は運転者が駐車を希望する時ス
プール1aをPレンジに、後退を希望する時スプ
ール1aをRレンジに、停車を希望する時スプー
ル1aをNレンジに、前進自動変速を希望する時
スプール1aをDレンジに、第2速エンジンブレ
ーキを希望する時スプール1aをレンジに、又
第1速エンジンブレーキを希望する時スプール1
aをレンジにするもので、各レンジにおいて出
力ポート1R,1D,1,1がライン圧回路
Lからのライン圧PLを次表のごとくに出力され
るものとする。
【表】
なお、この表中○印がライン圧を出力されるポ
ート、無印は大気開放にされるポートを示す。 パイロツト弁2はばね2aで図中上半部位置に
弾支されたスプール2bを具え、このスプール位
置で回路Lからのライン圧PLをパイロツト圧回
路8にこれへのパイロツト圧を高めるべく出力
し、該パイロツト圧を室2cにフイードバツクさ
れ、パイロツト圧の上昇につれスプール2bの図
中右行されるものとする。パイロツト圧がばね2
aのばね力に対応する値以上になると、スプール
2bは回路8を回路Lから遮断し、ドレンポート
2dに通じてパイロツト圧を低下させ、これによ
りスプール2bが図中下半部位置に戻つたところ
で、パイロツト圧の低下は中止される。かくてパ
イロツト弁2は回路8のパイロツト圧をばね2a
のばね力に対応した一定値に保つ。 1−2変速弁3及び2−3変速弁4は夫々、ス
プール3a,4aをばね3b,4bにより右半部
図示及び左半部図示のダウンシフト位置に弾支し
て構成し、このスプール位置でポート3c,4c
をドレンポート3d,4dに通じ、室3e,4e
への変速圧PSによりスプール3a,4aが左半部
図示及び右半部図示のアツプシフト位置にされる
時ポート3c,4cをポート3f,4fに通じる
ものとする。 3−2タイミング弁6はスプール6aをばね6
bにより図中左半部位置に弾支し、スプール6a
が室6cへの圧力により適宜図中右半部位置にさ
れるよう構成する。そしてこの弁6は、スプール
6aの図中左半部位置で回路10,11間を開通
し、スプール6aの図中右半部位置で回路10,
11間を遮断するものとする。 パイロツト圧回路8は3−2タイミング弁6の
室6cに接続し、その途中にオリフイス12を挿
入する。そしてオリフイス12の下流にドレンポ
ート13を設け、これにソレノイド5を対設す
る。ソレノイド5はコイル5a、プランジヤ5b
及びばね5cで構成し、コイル5aのOFF(非通
電)時プランジヤ5bがばね5cのばね力により
ドレンポート13を閉塞して室6cへの圧力をパ
イロツト圧と同じ値にするが、コイル5aのON
(通電)時プランジヤ5bがばね5cのばね力に
抗し図中下方へ電磁吸引されてドレンポート13
を開き、室6cへの圧力をドレンポート13から
の排除により0にするものとする。 マニユアル弁1のポート1Dを回路14により
フオワードクラツチF/Cに接続し、回路14よ
り分岐する回路15,16のうち回路15はポー
ト3fに、又回路16はポート4fに夫々接続す
る。1−2変速弁3の残りのポート3cは回路1
7によりバンドサーボB/Sのサーボアプライ室
S/Aに接続し、2−3変速弁4の残りのポート
4cに前記の回路10を接続し、前記の回路11
はバンドサーボB/Sのサーボレリーズ室S/R
に接続する。回路10,11間には3−2タイミ
ング弁6に並列となるようにワンウエイオリフイ
ス18を接続して設け、これを回路11から回路
10への油流を阻止するチエツクバルブ18a及
びオリフイス18bの並列回路により構成する。
なお、回路10にはこれより回路19を分岐さ
せ、この回路19をハイクラツチH/Cに接続す
る。 ソレノイド5のON、OFFはマイクロコンピユ
ータを可とするコントローラ7によりこれを制御
し、このコントローラには3→2ダウンシフト変
速を見地する3→2変速センサ20からの信号、
車速を検出する車速センサ21からの信号、及び
エンジンスロツトル開度を検出するスロツトル開
度センサ22からの信号を入力する。コントロー
ラ7はこれらセンサからの入力情報を基に第2図
の制御プログラムを実行してソレノイド5を
ON、OFF制御するものとする。 上記実施例の作用を次に説明する。 運転者が前進自動変速を希望してマニユアル弁
1のスプール1aを図示の如くDレンジ位置にす
る間、回路14に回路Lからのライン圧PLが出
力され、このライン圧はフオワードクラツチF/
Cに供給されてこれを作動し続ける他、回路1
5,16を経てこれら回路の接続箇所に達してい
る。 ここで変速圧PSが低く、1−2変速弁3及び2
−3変速弁4のスプール3a,4aが共にダウン
シフト位置にあれば、サーボアプライ室S/Aは
回路17、ポート3cを経てドレンポート3dに
通じ、バンドブレーキB/Bを非作動にし、ハイ
クラツチH/Cも回路19,10、ポート4cを
経てドレンポート4dに通じ、非作動にされてい
る。この場合、自動変速機はフオワードクラツチ
F/Cのみの作動により第1速を選択する。 この状態より変速圧PSの上昇により1−2変速
弁3のスプール3aが左半部図示のアツプシフト
位置に切換わると、回路15からのライン圧が回
路17を経てサーボアプライ室S/Aに達し、バ
ンドブレーキB/Bを作動させる。この時自動変
速機はフオワードクラツチF/Cの作動と、バン
ドブレーキB/Bの作動とにより第2速を選択す
る。 変速圧PSの更なる上昇により2−3変速弁4の
スプール4aも右半部図示のアツプシフト位置に
切換わると、回路16からのライン圧が回路1
0,19を経てハイクラツチH/Cに達し、これ
を作動させると共に、回路16からのライン圧が
回路10、チエツクバルブ18a、回路11を経
てサーボレリーズ室S/Rに達し、バンドブレー
キB/Bを非作動にする。この時自動変速機はフ
オワードクラツチF/Cの作動と、ハイクラツチ
H/Cの作動とにより第3速を選択する。 その後変速圧PSの低下により2−3変速弁4の
スプール4aが左半部図示のダウンシフト位置に
切換わると、ポート4cがドレンポート4dに通
じ、ハイクラツチH/Cに供給されていた圧力の
排除によりこれを非作動すると共に、サーボレリ
ーズ室S/Rに供給されていた圧力を以下の如く
に速度制御しつつ排除してバンドブレーキB/B
を作動させ、自動変速機をダウンシフトタイミン
グ制御下に第3速から第2速へダウンシフト変速
させることができる。 即ち、このダウンシフト変速を検知する3→2
変速センサ20からの信号を受けてコントローラ
7は第2図の制御プログラムを開始し、ステツプ
30,31においてセンサ21で検出した車速及
びセンサ22で検知したエンジンスロツトル開度
を順次読込む。次のステツプ32では、予め記憶
してある第3図の実線に対応したソレノイド5の
ON、OFF領域テーブルデータから、上記の車速
及びエンジンスロツトル開度を基にソレノイド5
をONすべきか、OFFすべきかを判別する。ON
すべき運転状態ならステツプ33でソレノイド5を
ONし、OFFすべき運転状態ならステツプ34でソ
レノイド5をOFFする。そして、図示しなかつ
たが上記のサイクルを、3→2ダウンシフト変速
の都度、その開始から終了迄の時間を含む予定期
間中繰返し実行する。 かくて、第3図中実線より高車速側のダウンシ
フト変速遅延域でソレノイド5はOFFされ、室
6cへの圧力をパイロツト圧と同じ値にして3−
2タイミンク弁6を図中右半部状態にすることと
なる。この時3−2タイミング弁6は回路10,
11間を遮断し、サーボレリーズ室S/Rの圧力
排除はオリフイス18bにより速度制御されなが
ら実行される。一方、ハイクラツチH/Cの圧力
排除は何にも制約されず速やかに完了し、この間
自動変速機は一時的にニユートラル状態となつて
エンジンを自己の吹けにより回転上昇させる。エ
ンジン回転数が変速後の回転数に達する頃、サー
ボレリーズ室S/Rの圧力排除は完了し、自動変
速機はニユートラル状態から第2速選択状態とな
つて第3速から第2速へのダウンシフト変速をそ
の遅延によりシヨツクなしに行なうことができ
る。 又、第3図中実線より低車速側のダウンシフト
変速非遅延域でソレノイド5はONされ、室6c
への圧力を0にして3−2タイミング弁6を図中
左半部状態にする。この時3−2タイミング弁6
は回転10,11間を導通し、これらを経てもサ
ーボレリーズ圧の排除を行なうこととなり、自動
変速機のニユートラルインタバル(上記ニユート
ラル状態となつている時間)が短縮される。よつ
て、エンジン回転数が変速後の回転数迄上昇する
に要する時間に当該ニユートラルインタバルをマ
ツチさせて、当該運転領域のもとでも3→2ダウ
ンシフト変速をシヨツクなしに行なうことができ
る。 ところで、第3図の実線で示すダウンシフト変
速遅延域と非遅延域との境界線は、 小スロツトル開度域において一定の低車速VL
を表し、 高スロツトル開度域において一定の高車速VH
を表し、 両者間の中スロツトル開度域においては、スロ
ツトル開度の増大につれ高くなる車速を表す線と
する。 これにより第3図の実線は、ダウンシフト変速
を遅延すべき領域と、遅延する必要のない領域と
の間を、前記の実情にマツチするよう2分するこ
ととなり、中スロツトル開度域においても要求に
マツチしたダウンシフトタイミングの領域制御を
実現することができる。 又、中スロツトル開度域における上記の境界公
開線は、同図に2点鎖線で示すロードロード線と
同方向の傾斜を持ち、これに近似することから、
以下の作用効果も奏し得られる。 即ち、第5図につき前述したと同じA点からB
点への走行条件の変化により、つまり或る中スロ
ツトル開度を保つも登坂走行のためA点からロー
ドロード線を横切つてB点へと車速が低下したこ
とにより、自動変速機が上記のダウンシフト変速
を行う場合を考えると、この変速時ダウンシフト
変速非遅延域に入る。従つて、当該変速は短いニ
ユートラルインタバルをもつて速やかに完遂され
る。このため、登坂路での車速低下にともなうダ
ウンシフト変速にもかかわらず、ニユートラルイ
ンタバルが長くなつて一瞬減速するような現象が
生ずる不都合をなくすことができる。 次に、運転者が第2速でのエンジンブレーキを
希望してマニユアル弁スプール1aをレンジに
すると、前記第1表から明らかな通りマニユアル
弁1はポート1にも回路Lからのライン圧PL
を出力する。このライン圧は図示せざるエンジン
ブレーキ用摩擦要素を作動し、一方このレンジ
において変速圧PSは1−2変速弁3を状態変化さ
せ得るも、2−3変速弁4を図中左半部状態に保
つような値にされ、自動変速機は第2速でのエン
ジンブレーキ走行が可能な状態にされる。 又運転者が第1速でのエンジンブレーキを希望
してマニユアル弁スプール1aをレンジにする
と、前記第1表から明らかな通りマニユアル弁1
はポート1にも回路Lからのライン圧PLを出
力する。このライン圧は図示せざるエンジンブレ
ーキ用摩擦要素を作動し、一方このレンジにお
いて変速圧PSは変速弁3,4を夫々図中右半部状
態及び図中左半部状態に保つような値にされ、自
動変速機は第1速でのエンジンブレーキが可能な
状態にされる(但し、第1速だとエンジンの過回
転を生ずるような車速のもとでは一旦第2速を経
由する)。 後退走行を希望して運転者がマニユアル弁スプ
ール1aをRレンジにすると、回路Lからのライ
ン圧は前記第1表の通りポート1Rへのみ出力さ
れる。このライン圧は後退選択用の図示せざる摩
擦要素に達してこれを作動させ、後退走行が可能
となる。 (発明の効果) かくして本発明ダウンシフトタイミング制御装
置は上述の如く、 車速及びスロツトル開度の座標系上に表される
ダウンシフト変速遅延域とダウンシフト変速非遅
延域との境界線を、 スロツトル開度全閉を含む小スロツトル開度域
においては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線としたから、 大小スロツトル開度域だけでなく中スロツトル
開度域においても前記実情にマツチしたダウンシ
フトタイミングの領域制御を実現することができ
る。 又、上記の線は中スロツトル開度域においてロ
ードロード線に近似する傾斜を持つたものであ
り、或る中スロツトル開度を保つた登坂走行中の
車速低下に呼応したダウンシフト変速時、ダウン
シフト変速非遅延域に入ることとなる。従つて、
当該変速が速やかに完遂され、登坂路での車速低
下にともなうダウンシフト変速にもかかわらず、
ニユートラルインタバルが長くなつて一瞬減速す
るような現象が生ずる不具合を解消することがで
きる。
ート、無印は大気開放にされるポートを示す。 パイロツト弁2はばね2aで図中上半部位置に
弾支されたスプール2bを具え、このスプール位
置で回路Lからのライン圧PLをパイロツト圧回
路8にこれへのパイロツト圧を高めるべく出力
し、該パイロツト圧を室2cにフイードバツクさ
れ、パイロツト圧の上昇につれスプール2bの図
中右行されるものとする。パイロツト圧がばね2
aのばね力に対応する値以上になると、スプール
2bは回路8を回路Lから遮断し、ドレンポート
2dに通じてパイロツト圧を低下させ、これによ
りスプール2bが図中下半部位置に戻つたところ
で、パイロツト圧の低下は中止される。かくてパ
イロツト弁2は回路8のパイロツト圧をばね2a
のばね力に対応した一定値に保つ。 1−2変速弁3及び2−3変速弁4は夫々、ス
プール3a,4aをばね3b,4bにより右半部
図示及び左半部図示のダウンシフト位置に弾支し
て構成し、このスプール位置でポート3c,4c
をドレンポート3d,4dに通じ、室3e,4e
への変速圧PSによりスプール3a,4aが左半部
図示及び右半部図示のアツプシフト位置にされる
時ポート3c,4cをポート3f,4fに通じる
ものとする。 3−2タイミング弁6はスプール6aをばね6
bにより図中左半部位置に弾支し、スプール6a
が室6cへの圧力により適宜図中右半部位置にさ
れるよう構成する。そしてこの弁6は、スプール
6aの図中左半部位置で回路10,11間を開通
し、スプール6aの図中右半部位置で回路10,
11間を遮断するものとする。 パイロツト圧回路8は3−2タイミング弁6の
室6cに接続し、その途中にオリフイス12を挿
入する。そしてオリフイス12の下流にドレンポ
ート13を設け、これにソレノイド5を対設す
る。ソレノイド5はコイル5a、プランジヤ5b
及びばね5cで構成し、コイル5aのOFF(非通
電)時プランジヤ5bがばね5cのばね力により
ドレンポート13を閉塞して室6cへの圧力をパ
イロツト圧と同じ値にするが、コイル5aのON
(通電)時プランジヤ5bがばね5cのばね力に
抗し図中下方へ電磁吸引されてドレンポート13
を開き、室6cへの圧力をドレンポート13から
の排除により0にするものとする。 マニユアル弁1のポート1Dを回路14により
フオワードクラツチF/Cに接続し、回路14よ
り分岐する回路15,16のうち回路15はポー
ト3fに、又回路16はポート4fに夫々接続す
る。1−2変速弁3の残りのポート3cは回路1
7によりバンドサーボB/Sのサーボアプライ室
S/Aに接続し、2−3変速弁4の残りのポート
4cに前記の回路10を接続し、前記の回路11
はバンドサーボB/Sのサーボレリーズ室S/R
に接続する。回路10,11間には3−2タイミ
ング弁6に並列となるようにワンウエイオリフイ
ス18を接続して設け、これを回路11から回路
10への油流を阻止するチエツクバルブ18a及
びオリフイス18bの並列回路により構成する。
なお、回路10にはこれより回路19を分岐さ
せ、この回路19をハイクラツチH/Cに接続す
る。 ソレノイド5のON、OFFはマイクロコンピユ
ータを可とするコントローラ7によりこれを制御
し、このコントローラには3→2ダウンシフト変
速を見地する3→2変速センサ20からの信号、
車速を検出する車速センサ21からの信号、及び
エンジンスロツトル開度を検出するスロツトル開
度センサ22からの信号を入力する。コントロー
ラ7はこれらセンサからの入力情報を基に第2図
の制御プログラムを実行してソレノイド5を
ON、OFF制御するものとする。 上記実施例の作用を次に説明する。 運転者が前進自動変速を希望してマニユアル弁
1のスプール1aを図示の如くDレンジ位置にす
る間、回路14に回路Lからのライン圧PLが出
力され、このライン圧はフオワードクラツチF/
Cに供給されてこれを作動し続ける他、回路1
5,16を経てこれら回路の接続箇所に達してい
る。 ここで変速圧PSが低く、1−2変速弁3及び2
−3変速弁4のスプール3a,4aが共にダウン
シフト位置にあれば、サーボアプライ室S/Aは
回路17、ポート3cを経てドレンポート3dに
通じ、バンドブレーキB/Bを非作動にし、ハイ
クラツチH/Cも回路19,10、ポート4cを
経てドレンポート4dに通じ、非作動にされてい
る。この場合、自動変速機はフオワードクラツチ
F/Cのみの作動により第1速を選択する。 この状態より変速圧PSの上昇により1−2変速
弁3のスプール3aが左半部図示のアツプシフト
位置に切換わると、回路15からのライン圧が回
路17を経てサーボアプライ室S/Aに達し、バ
ンドブレーキB/Bを作動させる。この時自動変
速機はフオワードクラツチF/Cの作動と、バン
ドブレーキB/Bの作動とにより第2速を選択す
る。 変速圧PSの更なる上昇により2−3変速弁4の
スプール4aも右半部図示のアツプシフト位置に
切換わると、回路16からのライン圧が回路1
0,19を経てハイクラツチH/Cに達し、これ
を作動させると共に、回路16からのライン圧が
回路10、チエツクバルブ18a、回路11を経
てサーボレリーズ室S/Rに達し、バンドブレー
キB/Bを非作動にする。この時自動変速機はフ
オワードクラツチF/Cの作動と、ハイクラツチ
H/Cの作動とにより第3速を選択する。 その後変速圧PSの低下により2−3変速弁4の
スプール4aが左半部図示のダウンシフト位置に
切換わると、ポート4cがドレンポート4dに通
じ、ハイクラツチH/Cに供給されていた圧力の
排除によりこれを非作動すると共に、サーボレリ
ーズ室S/Rに供給されていた圧力を以下の如く
に速度制御しつつ排除してバンドブレーキB/B
を作動させ、自動変速機をダウンシフトタイミン
グ制御下に第3速から第2速へダウンシフト変速
させることができる。 即ち、このダウンシフト変速を検知する3→2
変速センサ20からの信号を受けてコントローラ
7は第2図の制御プログラムを開始し、ステツプ
30,31においてセンサ21で検出した車速及
びセンサ22で検知したエンジンスロツトル開度
を順次読込む。次のステツプ32では、予め記憶
してある第3図の実線に対応したソレノイド5の
ON、OFF領域テーブルデータから、上記の車速
及びエンジンスロツトル開度を基にソレノイド5
をONすべきか、OFFすべきかを判別する。ON
すべき運転状態ならステツプ33でソレノイド5を
ONし、OFFすべき運転状態ならステツプ34でソ
レノイド5をOFFする。そして、図示しなかつ
たが上記のサイクルを、3→2ダウンシフト変速
の都度、その開始から終了迄の時間を含む予定期
間中繰返し実行する。 かくて、第3図中実線より高車速側のダウンシ
フト変速遅延域でソレノイド5はOFFされ、室
6cへの圧力をパイロツト圧と同じ値にして3−
2タイミンク弁6を図中右半部状態にすることと
なる。この時3−2タイミング弁6は回路10,
11間を遮断し、サーボレリーズ室S/Rの圧力
排除はオリフイス18bにより速度制御されなが
ら実行される。一方、ハイクラツチH/Cの圧力
排除は何にも制約されず速やかに完了し、この間
自動変速機は一時的にニユートラル状態となつて
エンジンを自己の吹けにより回転上昇させる。エ
ンジン回転数が変速後の回転数に達する頃、サー
ボレリーズ室S/Rの圧力排除は完了し、自動変
速機はニユートラル状態から第2速選択状態とな
つて第3速から第2速へのダウンシフト変速をそ
の遅延によりシヨツクなしに行なうことができ
る。 又、第3図中実線より低車速側のダウンシフト
変速非遅延域でソレノイド5はONされ、室6c
への圧力を0にして3−2タイミング弁6を図中
左半部状態にする。この時3−2タイミング弁6
は回転10,11間を導通し、これらを経てもサ
ーボレリーズ圧の排除を行なうこととなり、自動
変速機のニユートラルインタバル(上記ニユート
ラル状態となつている時間)が短縮される。よつ
て、エンジン回転数が変速後の回転数迄上昇する
に要する時間に当該ニユートラルインタバルをマ
ツチさせて、当該運転領域のもとでも3→2ダウ
ンシフト変速をシヨツクなしに行なうことができ
る。 ところで、第3図の実線で示すダウンシフト変
速遅延域と非遅延域との境界線は、 小スロツトル開度域において一定の低車速VL
を表し、 高スロツトル開度域において一定の高車速VH
を表し、 両者間の中スロツトル開度域においては、スロ
ツトル開度の増大につれ高くなる車速を表す線と
する。 これにより第3図の実線は、ダウンシフト変速
を遅延すべき領域と、遅延する必要のない領域と
の間を、前記の実情にマツチするよう2分するこ
ととなり、中スロツトル開度域においても要求に
マツチしたダウンシフトタイミングの領域制御を
実現することができる。 又、中スロツトル開度域における上記の境界公
開線は、同図に2点鎖線で示すロードロード線と
同方向の傾斜を持ち、これに近似することから、
以下の作用効果も奏し得られる。 即ち、第5図につき前述したと同じA点からB
点への走行条件の変化により、つまり或る中スロ
ツトル開度を保つも登坂走行のためA点からロー
ドロード線を横切つてB点へと車速が低下したこ
とにより、自動変速機が上記のダウンシフト変速
を行う場合を考えると、この変速時ダウンシフト
変速非遅延域に入る。従つて、当該変速は短いニ
ユートラルインタバルをもつて速やかに完遂され
る。このため、登坂路での車速低下にともなうダ
ウンシフト変速にもかかわらず、ニユートラルイ
ンタバルが長くなつて一瞬減速するような現象が
生ずる不都合をなくすことができる。 次に、運転者が第2速でのエンジンブレーキを
希望してマニユアル弁スプール1aをレンジに
すると、前記第1表から明らかな通りマニユアル
弁1はポート1にも回路Lからのライン圧PL
を出力する。このライン圧は図示せざるエンジン
ブレーキ用摩擦要素を作動し、一方このレンジ
において変速圧PSは1−2変速弁3を状態変化さ
せ得るも、2−3変速弁4を図中左半部状態に保
つような値にされ、自動変速機は第2速でのエン
ジンブレーキ走行が可能な状態にされる。 又運転者が第1速でのエンジンブレーキを希望
してマニユアル弁スプール1aをレンジにする
と、前記第1表から明らかな通りマニユアル弁1
はポート1にも回路Lからのライン圧PLを出
力する。このライン圧は図示せざるエンジンブレ
ーキ用摩擦要素を作動し、一方このレンジにお
いて変速圧PSは変速弁3,4を夫々図中右半部状
態及び図中左半部状態に保つような値にされ、自
動変速機は第1速でのエンジンブレーキが可能な
状態にされる(但し、第1速だとエンジンの過回
転を生ずるような車速のもとでは一旦第2速を経
由する)。 後退走行を希望して運転者がマニユアル弁スプ
ール1aをRレンジにすると、回路Lからのライ
ン圧は前記第1表の通りポート1Rへのみ出力さ
れる。このライン圧は後退選択用の図示せざる摩
擦要素に達してこれを作動させ、後退走行が可能
となる。 (発明の効果) かくして本発明ダウンシフトタイミング制御装
置は上述の如く、 車速及びスロツトル開度の座標系上に表される
ダウンシフト変速遅延域とダウンシフト変速非遅
延域との境界線を、 スロツトル開度全閉を含む小スロツトル開度域
においては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線としたから、 大小スロツトル開度域だけでなく中スロツトル
開度域においても前記実情にマツチしたダウンシ
フトタイミングの領域制御を実現することができ
る。 又、上記の線は中スロツトル開度域においてロ
ードロード線に近似する傾斜を持つたものであ
り、或る中スロツトル開度を保つた登坂走行中の
車速低下に呼応したダウンシフト変速時、ダウン
シフト変速非遅延域に入ることとなる。従つて、
当該変速が速やかに完遂され、登坂路での車速低
下にともなうダウンシフト変速にもかかわらず、
ニユートラルインタバルが長くなつて一瞬減速す
るような現象が生ずる不具合を解消することがで
きる。
第1図は本発明ダウンシフトタイミング制御装
置の一実施例を示す油圧回路図、第2図は同装置
におけるコントローラの制御プログラムを示すフ
ローチヤート、第3図は同装置におけるソレノイ
ドのON、OFF領域線図、第4図は従来装置にお
けるダウンシフト変速遅延域と非遅延域とを示す
領域線図、第5図は本願出願人が先に提案した装
置におけるダウンシフト変速遅延域と非遅延域と
を示す領域線図である。 1……マニユアル弁、2……パイロツト弁、3
……1−2変速弁、4……2−3変速弁、5……
ソレノイド(電磁弁)、6……3−2タイミング
弁(ダウンシフトタイミング弁)、7……コント
ローラ、12……オリフイス、13……ドレンポ
ート、18……ワンウエイオリフイス、20……
3→2変速センサ、21……車速センサ、22…
…スロツトル開度サンサ、F/C……フオワード
クラツチ、B/B……バンドブレーキ、B/S…
…バンドサーボ、H/C……ハイクラツチ。
置の一実施例を示す油圧回路図、第2図は同装置
におけるコントローラの制御プログラムを示すフ
ローチヤート、第3図は同装置におけるソレノイ
ドのON、OFF領域線図、第4図は従来装置にお
けるダウンシフト変速遅延域と非遅延域とを示す
領域線図、第5図は本願出願人が先に提案した装
置におけるダウンシフト変速遅延域と非遅延域と
を示す領域線図である。 1……マニユアル弁、2……パイロツト弁、3
……1−2変速弁、4……2−3変速弁、5……
ソレノイド(電磁弁)、6……3−2タイミング
弁(ダウンシフトタイミング弁)、7……コント
ローラ、12……オリフイス、13……ドレンポ
ート、18……ワンウエイオリフイス、20……
3→2変速センサ、21……車速センサ、22…
…スロツトル開度サンサ、F/C……フオワード
クラツチ、B/B……バンドブレーキ、B/S…
…バンドサーボ、H/C……ハイクラツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ダウンシフトタイミング弁の状態切換えによ
り、ダウンシフト変速をエンジン回転数が変速後
回転数と同じ値になるまで遅延させるようタイミ
ング制御するようにした自動変速機において、 エンジンスロツトル開度と車速の座標系上で、
スロツトル開度全閉を含む小スロットル開度域に
おいては一定の低車速を表し、 又、スロツトル開度全開を含む大スロツトル開
度域においては一定の高車速を表し、 更に、これら大小スロツトル開度域間の中スロ
ツトル開度域においてはスロツトル開度の増大に
つれ高くなる車速を表す線を境に、 この線より低車速側で前記ダウンシフト変速の
遅延を行わせない状態に、又高車速側でこの遅延
を行わせる状態に前記ダウンシフトタイミング弁
を切換える電磁弁を設けたことを特徴とする自動
変速機のダウンシフトタイミング制御装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197078A JPS6262049A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御装置 |
| US06/893,243 US4680992A (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Downshift timing and engine brake control for automatic transmission |
| EP86110832A EP0214467B1 (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Downshift timing and engine brake control for automatic transmission |
| EP88121868A EP0318062B1 (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulic system in an electro-hydraulic control for an automatic transmission for an automotive vehicle |
| DE8888121868T DE3686334T2 (de) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulisches system in einer elektrohydraulischen steuerung fuer automatische fahrzeuggetriebe. |
| EP88121866A EP0321992B1 (en) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulic system in an electrohydraulic control for an automatic transmission for an automotive vehicle |
| DE8888121866T DE3686270T2 (de) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Hydraulisches system in einer elektrohydraulischen steuerung fuer ein automatisches motorfahrzeuggetriebe. |
| DE8686110832T DE3678650D1 (de) | 1985-08-05 | 1986-08-05 | Niederschaltsteuerung und motorbremskontrolle fuer automatikgetriebe. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197078A JPS6262049A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6262049A JPS6262049A (ja) | 1987-03-18 |
| JPH054546B2 true JPH054546B2 (ja) | 1993-01-20 |
Family
ID=16368349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60197078A Granted JPS6262049A (ja) | 1985-08-05 | 1985-09-06 | 自動変速機のダウンシフトタイミング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6262049A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013080A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Hitachi Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| JP5012969B2 (ja) * | 2010-07-20 | 2012-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60197078A patent/JPS6262049A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6262049A (ja) | 1987-03-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |