JPH0545633A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH0545633A JPH0545633A JP20306291A JP20306291A JPH0545633A JP H0545633 A JPH0545633 A JP H0545633A JP 20306291 A JP20306291 A JP 20306291A JP 20306291 A JP20306291 A JP 20306291A JP H0545633 A JPH0545633 A JP H0545633A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、液晶表示素子に関し、液晶表示素
子に曲げや衝撃等の外力が加わっても液晶表示機能を劣
化させることなく、かつ組み立てが容易で、低コスト化
することを目的とする。 【構成】 基板20と21の周囲にシール剤22を印刷して液
晶セルを構成し、一方の基板20側に液晶25をセル内に注
入する注入口23を貫通形成する。注入口23を形成した基
板20と反対側の基板21に偏光板28を注入口部30の位置ま
で伸ばして貼付し、外力による基板20、21の変形や破損
を防止するように構成する。
子に曲げや衝撃等の外力が加わっても液晶表示機能を劣
化させることなく、かつ組み立てが容易で、低コスト化
することを目的とする。 【構成】 基板20と21の周囲にシール剤22を印刷して液
晶セルを構成し、一方の基板20側に液晶25をセル内に注
入する注入口23を貫通形成する。注入口23を形成した基
板20と反対側の基板21に偏光板28を注入口部30の位置ま
で伸ばして貼付し、外力による基板20、21の変形や破損
を防止するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子に関し、
特にポリマーフィルムを基板として用いた液晶表示素子
に関する。
特にポリマーフィルムを基板として用いた液晶表示素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリマーフィルムを基板とした液
晶表示素子(PF−LCD)は、ガラス基板を用いた液
晶表示素子と比べて、軽量薄型、耐衝撃性、自由成形が
可能という特徴を有するため、近年盛んに研究され、ま
た一部カード電卓用液晶、溶接用保護メガネ、ゴーグル
用液晶として実用化されている。
晶表示素子(PF−LCD)は、ガラス基板を用いた液
晶表示素子と比べて、軽量薄型、耐衝撃性、自由成形が
可能という特徴を有するため、近年盛んに研究され、ま
た一部カード電卓用液晶、溶接用保護メガネ、ゴーグル
用液晶として実用化されている。
【0003】従来のポリマーフィルムを基板とする液晶
表示素子では、液晶を注入する注入口は大きく分けて2
つのタイプがある。例えば、図12(a)の液晶セル1の
平面図に示されるように、液晶をセル内に注入する注入
口2が基板3の一部を切り欠いて液晶セル1の左端部に
形成され、この部分を除いた液晶セル1の周囲の基板3
と4との間にシール剤5が配置されている。図12(a)
のA−A線断面図が同図(b)であり、液晶を注入する
セルが形成されていることがわかる。
表示素子では、液晶を注入する注入口は大きく分けて2
つのタイプがある。例えば、図12(a)の液晶セル1の
平面図に示されるように、液晶をセル内に注入する注入
口2が基板3の一部を切り欠いて液晶セル1の左端部に
形成され、この部分を除いた液晶セル1の周囲の基板3
と4との間にシール剤5が配置されている。図12(a)
のA−A線断面図が同図(b)であり、液晶を注入する
セルが形成されていることがわかる。
【0004】図13(a)(b)はこの液晶セルの注入口
部分の拡大図であり、注入口2から液晶を充填後、封止
剤6で注入口2を封止する。封止剤6は、同図(a)
(b)に示すように、注入口2の周囲に広がり、突出し
て固化するため、基板3上に注入口部8の余地を設けて
偏光板7が貼り付け形成されている。また、図14(a)
(b)は片側の基板に注入口を打抜き形成した液晶セル
1を示す図である。同図(a)は平面図であり、(b)
は(a)のC−C線断面図である。図14(b)に示され
るように、液晶セル1内に注入口2から液晶を充填した
後は、前記と同様に注入口を封止剤で封止して、その上
に偏光板を貼り付ける。
部分の拡大図であり、注入口2から液晶を充填後、封止
剤6で注入口2を封止する。封止剤6は、同図(a)
(b)に示すように、注入口2の周囲に広がり、突出し
て固化するため、基板3上に注入口部8の余地を設けて
偏光板7が貼り付け形成されている。また、図14(a)
(b)は片側の基板に注入口を打抜き形成した液晶セル
1を示す図である。同図(a)は平面図であり、(b)
は(a)のC−C線断面図である。図14(b)に示され
るように、液晶セル1内に注入口2から液晶を充填した
後は、前記と同様に注入口を封止剤で封止して、その上
に偏光板を貼り付ける。
【0005】これを注入口の部分断面図で示した図15
(a)で見ると、注入口2を封止剤6で封止すると基板
3の表面から封止剤6が突出する。このため、従来では
図15(b)のように、封止剤6の突出部分を基板3の表
面と同じ高さまで削り取ってから、偏光板7を貼り付け
る必要があるので、作業効率が悪かった。そこで封止剤
6の突出部分を削り取る手間を省くため、図16(a)に
示すように、注入口2を液晶セル1の周縁近くに形成
し、同図(b)で注入口部8を除く表示エリア9部分に
のみ偏光板7を貼り付けすることが行われていた。
(a)で見ると、注入口2を封止剤6で封止すると基板
3の表面から封止剤6が突出する。このため、従来では
図15(b)のように、封止剤6の突出部分を基板3の表
面と同じ高さまで削り取ってから、偏光板7を貼り付け
る必要があるので、作業効率が悪かった。そこで封止剤
6の突出部分を削り取る手間を省くため、図16(a)に
示すように、注入口2を液晶セル1の周縁近くに形成
し、同図(b)で注入口部8を除く表示エリア9部分に
のみ偏光板7を貼り付けすることが行われていた。
【0006】図17は図16(b)のD−D線断面図であ
る。図17に示されるように、液晶表示素子10は、片側の
基板3に形成された注入口2から液晶12を液晶セル内へ
充填後、封止剤6で封止するので、偏光板や位相補償板
などの光学機能素子で被われない基板3、4が露出する
注入口部8が形成される。
る。図17に示されるように、液晶表示素子10は、片側の
基板3に形成された注入口2から液晶12を液晶セル内へ
充填後、封止剤6で封止するので、偏光板や位相補償板
などの光学機能素子で被われない基板3、4が露出する
注入口部8が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のポリマーフィルムを基板として用いた液晶表示素子
は、図15(a)に示すように、注入口2を封止剤6で封
止すると基板3上に封止剤6が突出するため、封止剤6
を削ることなくその上に偏光板の一部がかかった状態で
貼付すると、偏光板と基板との間に隙間が形成され、水
分や空気が侵入し、偏光板の偏光度を低下させたり、は
がれ易くなったりする。
のポリマーフィルムを基板として用いた液晶表示素子
は、図15(a)に示すように、注入口2を封止剤6で封
止すると基板3上に封止剤6が突出するため、封止剤6
を削ることなくその上に偏光板の一部がかかった状態で
貼付すると、偏光板と基板との間に隙間が形成され、水
分や空気が侵入し、偏光板の偏光度を低下させたり、は
がれ易くなったりする。
【0008】また、偏光板7の下に突出した封止剤6が
存在した状態で貼付すると、偏光板7の微妙な変形が表
示エリアまで伝わり、ポリマーフィルムで形成された基
板がそれに追随して変形する。これにより、セルギャッ
プが変化し、色変化として外観不良を発生させるという
問題がある。このため、従来の液晶表示素子は、図16
(b)に示すように、偏光板7が注入口の封止剤を避け
て注入口部8を除いた表示エリア9に貼られ、図17に示
されるように、偏光板7と11との大きさは、上下対称で
ある方が工程上部品点数が少なくなって、偏光板の貼付
装置の治工具を変更する工数も少なくて済むことから、
上下の偏光板とも同じものが使用されている。
存在した状態で貼付すると、偏光板7の微妙な変形が表
示エリアまで伝わり、ポリマーフィルムで形成された基
板がそれに追随して変形する。これにより、セルギャッ
プが変化し、色変化として外観不良を発生させるという
問題がある。このため、従来の液晶表示素子は、図16
(b)に示すように、偏光板7が注入口の封止剤を避け
て注入口部8を除いた表示エリア9に貼られ、図17に示
されるように、偏光板7と11との大きさは、上下対称で
ある方が工程上部品点数が少なくなって、偏光板の貼付
装置の治工具を変更する工数も少なくて済むことから、
上下の偏光板とも同じものが使用されている。
【0009】しかしながら、上記図17のように構成した
液晶表示素子の場合、注入口部8では基板3、4が露出
しているため、この部分に曲げや衝撃等の外力が加わる
と、図18に示されるように、注入口部8の基板にクラッ
ク13が生じて、液晶12内に気泡が発生し、画質の劣化
や、外観不良の原因となる。本発明は、上記従来の課題
に鑑みてなされたものであり、ポリマーフィルムを用い
て構成した基板の露出部における機械的強度を補強する
ことによって、液晶表示素子に曲げや衝撃等の外力が加
わっても液晶表示機能を劣化させることなく、かつ組み
立てが容易で低コスト化することが可能な液晶表示素子
を提供することを目的とする。
液晶表示素子の場合、注入口部8では基板3、4が露出
しているため、この部分に曲げや衝撃等の外力が加わる
と、図18に示されるように、注入口部8の基板にクラッ
ク13が生じて、液晶12内に気泡が発生し、画質の劣化
や、外観不良の原因となる。本発明は、上記従来の課題
に鑑みてなされたものであり、ポリマーフィルムを用い
て構成した基板の露出部における機械的強度を補強する
ことによって、液晶表示素子に曲げや衝撃等の外力が加
わっても液晶表示機能を劣化させることなく、かつ組み
立てが容易で低コスト化することが可能な液晶表示素子
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ポリマーフィルムを上下基板として用いた液晶セルの表
示エリアに光学機能素子を配設して液晶表示機能を持た
せた液晶表示素子において、前記液晶セル内に液晶を注
入する注入口を有し、その注入口周辺の基板が露出した
注入口部に基板を保護する補強部材が設けられたことを
特徴とし、請求項2記載の発明は、前記補強部材が、注
入口を封止する封止剤の塗布位置に切り欠きが設けられ
たことを特徴とし、請求項3記載の発明は、前記注入口
が基板の片側に貫通形成された液晶表示素子であって、
前記補強部材が、注入口の形成された基板と反対側の基
板上に光学機能素子が電極取出し部を除いて全面に貼り
付け形成されたことを特徴とし、請求項4記載の発明
は、前記注入口が基板の片側に貫通形成された液晶表示
素子であって、前記補強部材が、注入口側の基板上に光
学機能素子が注入口の封止剤の塗布位置を除いて全面に
貼り付け形成されたことを特徴とし、請求項5記載の発
明は、前記光学機能素子と前記補強部材とが別々に基板
に貼り付けられ、その境界に沿った上下基板の間に基板
を内部から補強する内部補強部材が設けられたことを特
徴とし請求項6記載の発明は、前記注入口が設けられた
基板の全面に、前記内部補強部材に沿ってスリットが形
成された光学機能素子が貼り付けられたことを特徴と
し、請求項7記載の発明は、前記補強部材が、前記注入
口の封止剤を覆ってソケットシーリングを兼ねることを
特徴とするものである。
ポリマーフィルムを上下基板として用いた液晶セルの表
示エリアに光学機能素子を配設して液晶表示機能を持た
せた液晶表示素子において、前記液晶セル内に液晶を注
入する注入口を有し、その注入口周辺の基板が露出した
注入口部に基板を保護する補強部材が設けられたことを
特徴とし、請求項2記載の発明は、前記補強部材が、注
入口を封止する封止剤の塗布位置に切り欠きが設けられ
たことを特徴とし、請求項3記載の発明は、前記注入口
が基板の片側に貫通形成された液晶表示素子であって、
前記補強部材が、注入口の形成された基板と反対側の基
板上に光学機能素子が電極取出し部を除いて全面に貼り
付け形成されたことを特徴とし、請求項4記載の発明
は、前記注入口が基板の片側に貫通形成された液晶表示
素子であって、前記補強部材が、注入口側の基板上に光
学機能素子が注入口の封止剤の塗布位置を除いて全面に
貼り付け形成されたことを特徴とし、請求項5記載の発
明は、前記光学機能素子と前記補強部材とが別々に基板
に貼り付けられ、その境界に沿った上下基板の間に基板
を内部から補強する内部補強部材が設けられたことを特
徴とし請求項6記載の発明は、前記注入口が設けられた
基板の全面に、前記内部補強部材に沿ってスリットが形
成された光学機能素子が貼り付けられたことを特徴と
し、請求項7記載の発明は、前記補強部材が、前記注入
口の封止剤を覆ってソケットシーリングを兼ねることを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、液晶セ
ルの基板が露出した注入口部に補強部材が設けられてい
るので、曲げや衝撃等の外力が液晶セルに加わっても、
変形や破損が難くなり、良好な画質や外観が保持され
る。請求項2記載の発明によれば、注入口の封止剤を避
けて補強部材が形成されているので、補強部材が変形し
なくなり、液晶セルの特性劣化や封止部材に対する悪影
響がなくなり、良好な画質や外観が保持される。
ルの基板が露出した注入口部に補強部材が設けられてい
るので、曲げや衝撃等の外力が液晶セルに加わっても、
変形や破損が難くなり、良好な画質や外観が保持され
る。請求項2記載の発明によれば、注入口の封止剤を避
けて補強部材が形成されているので、補強部材が変形し
なくなり、液晶セルの特性劣化や封止部材に対する悪影
響がなくなり、良好な画質や外観が保持される。
【0012】請求項3記載の発明によれば、注入口が形
成された基板と反対側の基板面に貼り付けられる光学機
能素子を注入口部まで伸ばして、基板全面に貼り付ける
ので、注入口の封止剤の位置に関わらず、容易に基板を
補強できる。請求項4記載の発明によれば、注入口が形
成された基板側の光学機能素子を封止剤の塗布位置を除
いて全面に貼布するようにしたので、封止剤を削る手間
が省けて液晶セルが強化できると共に、請求項3と組み
合わせれば液晶セルを一層強化することができる。
成された基板と反対側の基板面に貼り付けられる光学機
能素子を注入口部まで伸ばして、基板全面に貼り付ける
ので、注入口の封止剤の位置に関わらず、容易に基板を
補強できる。請求項4記載の発明によれば、注入口が形
成された基板側の光学機能素子を封止剤の塗布位置を除
いて全面に貼布するようにしたので、封止剤を削る手間
が省けて液晶セルが強化できると共に、請求項3と組み
合わせれば液晶セルを一層強化することができる。
【0013】請求項5記載の発明によれば、光学機能素
子と補強部材とが別の部材で構成され、その間に隙間が
あった場合でも、内部補強部材がその隙間部分の基板の
曲げや折れを防止して、クラック等を発生させない。請
求項6記載の発明によれば、スリットが形成された光学
機能素子が少なくとも注入口側の基板上に貼り付けされ
ているので、注入口部の封止剤等の突出部に偏光板がか
かってもスリット部分が撓んで応力を吸収し、表示エリ
アの光学機能素子に悪影響が出なくなると共に、基板の
両面に偏光板を貼り付ける場合でも同じ外形の偏光板で
済み、部品点数や治工具変更の工数が減少する。
子と補強部材とが別の部材で構成され、その間に隙間が
あった場合でも、内部補強部材がその隙間部分の基板の
曲げや折れを防止して、クラック等を発生させない。請
求項6記載の発明によれば、スリットが形成された光学
機能素子が少なくとも注入口側の基板上に貼り付けされ
ているので、注入口部の封止剤等の突出部に偏光板がか
かってもスリット部分が撓んで応力を吸収し、表示エリ
アの光学機能素子に悪影響が出なくなると共に、基板の
両面に偏光板を貼り付ける場合でも同じ外形の偏光板で
済み、部品点数や治工具変更の工数が減少する。
【0014】請求項7記載の発明によれば、補強部材が
注入口の封止剤の上を覆ってソケットシーリングを兼用
するので、注入口部の補強と共に、注入口の封止効果が
向上する。
注入口の封止剤の上を覆ってソケットシーリングを兼用
するので、注入口部の補強と共に、注入口の封止効果が
向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。ま
ず、構成を説明する。請求項1記載の発明は、ポリマー
フィルムを上下基板として用いた液晶セルに光学機能素
子が配置されていない基板が露出した注入口部に補強部
材が設けられ、基板に加わる外力に対して機械強度を補
強するようにしたことを特徴としている。
ず、構成を説明する。請求項1記載の発明は、ポリマー
フィルムを上下基板として用いた液晶セルに光学機能素
子が配置されていない基板が露出した注入口部に補強部
材が設けられ、基板に加わる外力に対して機械強度を補
強するようにしたことを特徴としている。
【0016】図1各図は請求項2記載の発明に係る液晶
表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は斜視図で
あり、(b)は(a)のE−E線断面図である。図1は
図13に示す注入口が端部に形成された従来例を改良した
ものである。図1(b)に示すように、液晶セルを構成
する平行に配置された基板20、21にはポリマーフィルム
が用いられている。片側の基板21の周囲に液晶のパッケ
ージ用のシール剤22がスクリーン印刷される。この時、
液晶セル内に液晶を充填するための注入口23を基板20、
21の端部に設けるため、図1(a)に示すように、注入
口23を形成する部分にはシール剤22を印刷しない。そし
て、基板20、21の間に間隔を一定に保つギャップ剤24を
散布した後、基板20、21をシール剤22を介して貼り合わ
せて硬化させる。その後、注入口23から液晶25を注入
し、封止剤26にて注入口23を封止する。このようにし
て、形成された液晶素子に光学機能素子として、本実施
例では偏光板(三立電機社製 LLC2−82−12 t=
120 μm)27、28が用いられ、上下基板20、21に沿って
略全面に偏光板27、28が貼られる。この偏光板27、28の
形状は、図1(a)に示すように、注入口23を封止する
封止剤を避けて偏光板27、28のそれぞれに切り欠き29が
設けられている。
表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は斜視図で
あり、(b)は(a)のE−E線断面図である。図1は
図13に示す注入口が端部に形成された従来例を改良した
ものである。図1(b)に示すように、液晶セルを構成
する平行に配置された基板20、21にはポリマーフィルム
が用いられている。片側の基板21の周囲に液晶のパッケ
ージ用のシール剤22がスクリーン印刷される。この時、
液晶セル内に液晶を充填するための注入口23を基板20、
21の端部に設けるため、図1(a)に示すように、注入
口23を形成する部分にはシール剤22を印刷しない。そし
て、基板20、21の間に間隔を一定に保つギャップ剤24を
散布した後、基板20、21をシール剤22を介して貼り合わ
せて硬化させる。その後、注入口23から液晶25を注入
し、封止剤26にて注入口23を封止する。このようにし
て、形成された液晶素子に光学機能素子として、本実施
例では偏光板(三立電機社製 LLC2−82−12 t=
120 μm)27、28が用いられ、上下基板20、21に沿って
略全面に偏光板27、28が貼られる。この偏光板27、28の
形状は、図1(a)に示すように、注入口23を封止する
封止剤を避けて偏光板27、28のそれぞれに切り欠き29が
設けられている。
【0017】ところで、図1(b)に示すように、注入
口23から液晶セルに液晶25を充填後、封止剤26で注入口
23を塞ぐと、基板20、21の端部から外側面へ封止剤26が
広がって固まっているのが分かる。このため、基板20、
21の外側全面に偏光板27、28を貼り付けすると、封止剤
26の一部に偏光板が乗って、偏光板と基板との間に隙間
が形成され、水分や空気が侵入して、偏光度の低下や偏
光板の剥離を生じさせる。
口23から液晶セルに液晶25を充填後、封止剤26で注入口
23を塞ぐと、基板20、21の端部から外側面へ封止剤26が
広がって固まっているのが分かる。このため、基板20、
21の外側全面に偏光板27、28を貼り付けすると、封止剤
26の一部に偏光板が乗って、偏光板と基板との間に隙間
が形成され、水分や空気が侵入して、偏光度の低下や偏
光板の剥離を生じさせる。
【0018】しかし、本実施例では、偏光板27、28が補
強部材を兼ねており、偏光板27、28が封止剤26を挟み込
むことなく、基板20、21に貼付可能なように、切り欠き
29が形成されている。そして、切り欠き29以外の基板は
偏光板で被われているので、外力を受けても基板が変形
したりクラックの発生が起こり難くなり、良好な画質や
外観を保持することができる。
強部材を兼ねており、偏光板27、28が封止剤26を挟み込
むことなく、基板20、21に貼付可能なように、切り欠き
29が形成されている。そして、切り欠き29以外の基板は
偏光板で被われているので、外力を受けても基板が変形
したりクラックの発生が起こり難くなり、良好な画質や
外観を保持することができる。
【0019】また、図2(a)は請求項2記載の他の実
施例を示す斜視図であり、図2(b)は同図(a)のF
−F線断面図である。図2(a)の場合は、基板20にも
切り欠きが形成されており、この注入口23を封止剤で封
止する際に、封止剤の塗布時の広がりや突出を考慮し
て、基板20の切り欠きよりも一回り大きい切り欠き29を
作成し、注入口23から液晶を注入する前に偏光板27を基
板20に貼り付けしておき、液晶注入後に封止剤26で注入
口23を封止する。このように、図2(b)に示す切り欠
き29が形成された偏光板27を先に基板20に貼り付けし、
その後、封止剤26で注入口23を封止して液晶セルから突
出しないように封止剤を切り欠き29で保持させる。この
実施例の場合も、基板20の略全面に補強部材を兼ねた偏
光板27が貼り付けされるため、外力に強い液晶表示素子
を作成することができ、歩留りの向上が図れる。
施例を示す斜視図であり、図2(b)は同図(a)のF
−F線断面図である。図2(a)の場合は、基板20にも
切り欠きが形成されており、この注入口23を封止剤で封
止する際に、封止剤の塗布時の広がりや突出を考慮し
て、基板20の切り欠きよりも一回り大きい切り欠き29を
作成し、注入口23から液晶を注入する前に偏光板27を基
板20に貼り付けしておき、液晶注入後に封止剤26で注入
口23を封止する。このように、図2(b)に示す切り欠
き29が形成された偏光板27を先に基板20に貼り付けし、
その後、封止剤26で注入口23を封止して液晶セルから突
出しないように封止剤を切り欠き29で保持させる。この
実施例の場合も、基板20の略全面に補強部材を兼ねた偏
光板27が貼り付けされるため、外力に強い液晶表示素子
を作成することができ、歩留りの向上が図れる。
【0020】図3各図は請求項3記載の発明に係る液晶
表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は斜視図で
あり、(b)は(a)のG−G線断面図である。図3に
示される液晶表示素子も基板にポリマーフィルムが用い
られ、片側の基板21上に本来の液晶のパッケージ用のシ
ール剤22を周囲にスクリーン印刷する。さらに、一方の
基板20に液晶注入用の1mmφの穴を開け、ギャップ剤24
を散布して両基板20、21を貼り合わせて硬化させる。そ
の後、液晶25を注入し、封止剤26にて注入口23を塞ぐ。
こうしてできた液晶セルに光学機能素子として、上記実
施例と同様の偏光板を貼り合わせる。この場合、補強部
材として偏光板を用いることは一見容易であるとも思え
るが、封止剤26を除去せずに封止剤26を含む注入口30の
全面に偏光板27を貼付すると、前述したように水分や空
気が基板20と偏光板27との間に侵入し、偏光板27の特性
を劣化させ、さらに封止剤26が偏光板の下にあることに
よって微妙な力が表示エリア31の偏光板27に加わり、セ
ルギャップが変化して色ムラを生じさせてしまう。
表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は斜視図で
あり、(b)は(a)のG−G線断面図である。図3に
示される液晶表示素子も基板にポリマーフィルムが用い
られ、片側の基板21上に本来の液晶のパッケージ用のシ
ール剤22を周囲にスクリーン印刷する。さらに、一方の
基板20に液晶注入用の1mmφの穴を開け、ギャップ剤24
を散布して両基板20、21を貼り合わせて硬化させる。そ
の後、液晶25を注入し、封止剤26にて注入口23を塞ぐ。
こうしてできた液晶セルに光学機能素子として、上記実
施例と同様の偏光板を貼り合わせる。この場合、補強部
材として偏光板を用いることは一見容易であるとも思え
るが、封止剤26を除去せずに封止剤26を含む注入口30の
全面に偏光板27を貼付すると、前述したように水分や空
気が基板20と偏光板27との間に侵入し、偏光板27の特性
を劣化させ、さらに封止剤26が偏光板の下にあることに
よって微妙な力が表示エリア31の偏光板27に加わり、セ
ルギャップが変化して色ムラを生じさせてしまう。
【0021】このため、本実施例では、注入口23が形成
されていない反対側の基板21の注入口部30を含む全面に
偏光板28を貼り合わせることによって、封止剤26の突出
部による影響を受けることなく、液晶セルの基板を補強
することが可能である。図4各図は請求項4記載の発明
に係る液晶表示素子の一実施例を示す図であり、(a)
は斜視図であり、(b)は(a)のH−H線断面図であ
る。この実施例の特徴的な構成は、注入口23が形成され
た基板20の側の注入口部30(図3(b)参照)の部分
も、注入口23の封止剤26がかかる部分が除去された偏光
板27が基板20の全面にわたって貼り合わされたものであ
る。このため、偏光板27を任意の形状に加工するだけ
で、新たな補強部材を用意する必要がなく、僅かな工数
の増加だけで注入口部を補強することができる。その
上、上記図3で示したように、反対側の基板21の偏光板
28と組み合わせて用いると補強効果を一層向上させるこ
とができる。
されていない反対側の基板21の注入口部30を含む全面に
偏光板28を貼り合わせることによって、封止剤26の突出
部による影響を受けることなく、液晶セルの基板を補強
することが可能である。図4各図は請求項4記載の発明
に係る液晶表示素子の一実施例を示す図であり、(a)
は斜視図であり、(b)は(a)のH−H線断面図であ
る。この実施例の特徴的な構成は、注入口23が形成され
た基板20の側の注入口部30(図3(b)参照)の部分
も、注入口23の封止剤26がかかる部分が除去された偏光
板27が基板20の全面にわたって貼り合わされたものであ
る。このため、偏光板27を任意の形状に加工するだけ
で、新たな補強部材を用意する必要がなく、僅かな工数
の増加だけで注入口部を補強することができる。その
上、上記図3で示したように、反対側の基板21の偏光板
28と組み合わせて用いると補強効果を一層向上させるこ
とができる。
【0022】この実施例以外に、補強部材に偏光板を用
いない場合は、注入口23の封止剤26が硬化した後に、封
止剤26の塗布位置が除かれた他の補強板を基板20に貼付
形成するものであってもよい。また、図5に示されるよ
うに、基板20に形成した注入口23よりも一回り大きい穴
を形成した偏光板27を液晶を注入する前に基板20上に貼
り付ける。そして、その上から注入口23に封止剤を入れ
て硬化させることによって、液晶セルから封止剤が突出
したり、封止剤26が基板20と偏光板27の貼り付けに悪影
響を与えないようにすることもできる。
いない場合は、注入口23の封止剤26が硬化した後に、封
止剤26の塗布位置が除かれた他の補強板を基板20に貼付
形成するものであってもよい。また、図5に示されるよ
うに、基板20に形成した注入口23よりも一回り大きい穴
を形成した偏光板27を液晶を注入する前に基板20上に貼
り付ける。そして、その上から注入口23に封止剤を入れ
て硬化させることによって、液晶セルから封止剤が突出
したり、封止剤26が基板20と偏光板27の貼り付けに悪影
響を与えないようにすることもできる。
【0023】図6各図は請求項5記載の発明に係る液晶
表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は斜視図で
あり、(b)は(a)のI−I線断面図である。この実
施例における特徴的な構成は、シール剤22は上記と同様
に注入口部分を除いて基板20、21の周囲に印刷される
が、表示エリアに貼り付けされた偏光板27と注入口部30
に貼り付けされた補強板32との間に隙間(W)があるよ
うな場合、基板20、21の間で偏光板27と補強板32の境界
部分に沿って、液晶の注入経路を残し、表示エリア側に
かからないように内部補強部材33であるシール剤を同時
に印刷する。偏光板27は、そのエッジが内部補強部材33
の近傍または上まで貼り合わせ、注入口部30をt=0.2
mmの補強板32で補強したものである。補強板32としては
フィルムテープ、プラスチック板、金属板等何でもよ
い。もちろん偏光板を使ったものでもよい。この場合の
液晶表示素子は、端部に液晶の注入口が設けられた液晶
表示素子に特に適しているが、片側基板に注入口が設け
られ封止剤で注入口を封止する図6(a)のようなタイ
プでも、封止剤の突起を予め硬化前に布等で取り除けば
実施することが可能である。また、図示していないが柔
らかいテープを補強板として用いれば封止剤の突出部分
を取り除く必要がなくなる。このように、表示エリア側
に貼付された偏光板27は、封止剤がなく、表面性のよい
液晶セルの基板20側に貼り付けるので、偏光板27と基板
20の間に水分、空気などが侵入することがなくなり、信
頼性の高い液晶表示素子を得ることができる。また、補
強板27と偏光板32の距離があまり離れていると、その間
(W)でクラックが発生するおそれがあるが、その場合
でも本実施例のように基板20、21間の内部補強部材33
が、補強板32と偏光板27の間の位置に配置されていれ
ば、基板の強度が保たれる。このため、外力が加わって
も、基板が変形したりクラックが生じ難くなり、信頼性
の高い液晶表示素子を得ることができる。
表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は斜視図で
あり、(b)は(a)のI−I線断面図である。この実
施例における特徴的な構成は、シール剤22は上記と同様
に注入口部分を除いて基板20、21の周囲に印刷される
が、表示エリアに貼り付けされた偏光板27と注入口部30
に貼り付けされた補強板32との間に隙間(W)があるよ
うな場合、基板20、21の間で偏光板27と補強板32の境界
部分に沿って、液晶の注入経路を残し、表示エリア側に
かからないように内部補強部材33であるシール剤を同時
に印刷する。偏光板27は、そのエッジが内部補強部材33
の近傍または上まで貼り合わせ、注入口部30をt=0.2
mmの補強板32で補強したものである。補強板32としては
フィルムテープ、プラスチック板、金属板等何でもよ
い。もちろん偏光板を使ったものでもよい。この場合の
液晶表示素子は、端部に液晶の注入口が設けられた液晶
表示素子に特に適しているが、片側基板に注入口が設け
られ封止剤で注入口を封止する図6(a)のようなタイ
プでも、封止剤の突起を予め硬化前に布等で取り除けば
実施することが可能である。また、図示していないが柔
らかいテープを補強板として用いれば封止剤の突出部分
を取り除く必要がなくなる。このように、表示エリア側
に貼付された偏光板27は、封止剤がなく、表面性のよい
液晶セルの基板20側に貼り付けるので、偏光板27と基板
20の間に水分、空気などが侵入することがなくなり、信
頼性の高い液晶表示素子を得ることができる。また、補
強板27と偏光板32の距離があまり離れていると、その間
(W)でクラックが発生するおそれがあるが、その場合
でも本実施例のように基板20、21間の内部補強部材33
が、補強板32と偏光板27の間の位置に配置されていれ
ば、基板の強度が保たれる。このため、外力が加わって
も、基板が変形したりクラックが生じ難くなり、信頼性
の高い液晶表示素子を得ることができる。
【0024】図7は請求項6記載の発明に係る液晶表示
素子の一実施例を示す斜視図である。図7に示されるよ
うに、注入口30側の偏光板27は分離せずに内部補強部材
33上で注入口23の近傍にスリット34を入れた構成として
いる。こうすることにより、注入口23を封止する図示し
ない封止剤が偏光板27の下にあって、注入口部30側の偏
光板が封止剤の突起により傾いても、スリット34が形成
された偏光板27部分が撓んでこれを吸収するため、表示
エリアまで変形することがなくなり、表示エリアのセル
ギャップが乱れないので、信頼性の高い液晶表示素子と
することができる。
素子の一実施例を示す斜視図である。図7に示されるよ
うに、注入口30側の偏光板27は分離せずに内部補強部材
33上で注入口23の近傍にスリット34を入れた構成として
いる。こうすることにより、注入口23を封止する図示し
ない封止剤が偏光板27の下にあって、注入口部30側の偏
光板が封止剤の突起により傾いても、スリット34が形成
された偏光板27部分が撓んでこれを吸収するため、表示
エリアまで変形することがなくなり、表示エリアのセル
ギャップが乱れないので、信頼性の高い液晶表示素子と
することができる。
【0025】さらに、反対面側の基板に貼付する偏光板
も同じ形状のものを用いることが可能であり、部品点数
が少なくなると共に、偏光板の貼り合わせ装置の治工具
変更の工数が減り、コストを低減化することができる。
図8は液晶セルの端部に注入口を設けた液晶表示素子の
一実施例を示す斜視図であり、図9及び図10は図8のJ
−J線断面図であり、図11は図10の補強部材の形状を示
す図である。
も同じ形状のものを用いることが可能であり、部品点数
が少なくなると共に、偏光板の貼り合わせ装置の治工具
変更の工数が減り、コストを低減化することができる。
図8は液晶セルの端部に注入口を設けた液晶表示素子の
一実施例を示す斜視図であり、図9及び図10は図8のJ
−J線断面図であり、図11は図10の補強部材の形状を示
す図である。
【0026】図8に示される液晶表示素子は、注入口23
が液晶セルの端部に設けられている。このため、封止剤
で注入口23を封止すると、上下基板の両面端部に封止剤
が広がって残存する。しかしながら、図8に示すよう
に、表示エリア31と異なる補強板32が分離して貼付され
ているため、封止剤の残存により補強板32が傾いても表
示エリア31側の偏光板27には影響を与えない。
が液晶セルの端部に設けられている。このため、封止剤
で注入口23を封止すると、上下基板の両面端部に封止剤
が広がって残存する。しかしながら、図8に示すよう
に、表示エリア31と異なる補強板32が分離して貼付され
ているため、封止剤の残存により補強板32が傾いても表
示エリア31側の偏光板27には影響を与えない。
【0027】また、図9に示されるように、両方の基板
20、21に表示エリアと異なる補強板32が貼付され、さら
に内部補強部材33が境界位置に配設されているので、補
強効果は大である。そして、注入口23は、補強部材で注
入口を覆う構成として、従来からあるソケットシーリン
グ(封止部材を用いた封止)を用いて注入口23を保護す
るものがある。このソケットシーリングは、液晶を注入
したあと、封止剤を硬化させるときに一緒に補強剤の注
入口を塞ぐように設けて硬化させるものである。これに
よって、注入口23の信頼性が向上するものであるが、図
10に示されるように、補強板32がこれを兼ねるように、
断面形状を図11に示すようなコの字形とし、注入口部に
外力が加わった場合でもこれを保護すると共に、注入口
23の封止効果を一層高めることができる。
20、21に表示エリアと異なる補強板32が貼付され、さら
に内部補強部材33が境界位置に配設されているので、補
強効果は大である。そして、注入口23は、補強部材で注
入口を覆う構成として、従来からあるソケットシーリン
グ(封止部材を用いた封止)を用いて注入口23を保護す
るものがある。このソケットシーリングは、液晶を注入
したあと、封止剤を硬化させるときに一緒に補強剤の注
入口を塞ぐように設けて硬化させるものである。これに
よって、注入口23の信頼性が向上するものであるが、図
10に示されるように、補強板32がこれを兼ねるように、
断面形状を図11に示すようなコの字形とし、注入口部に
外力が加わった場合でもこれを保護すると共に、注入口
23の封止効果を一層高めることができる。
【0028】なお、本実施例では、光学機能素子が、偏
光板の場合について述べたが、位相補償板、温度補償
板、反射防止板等の光学機能素子を用いてポリマーフィ
ルムに貼付して、基板を補強することもできる。
光板の場合について述べたが、位相補償板、温度補償
板、反射防止板等の光学機能素子を用いてポリマーフィ
ルムに貼付して、基板を補強することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、外力に弱い、ポリマーフィルムを用いた液
晶表示素子の基板が露出した注入口部に、光学機能素子
等の補強部材を設けて、その部位を補強するので外力に
よる影響が少なくなり、良好な画質や外観が保持される
ので、高い信頼性を得ることができる。
明によれば、外力に弱い、ポリマーフィルムを用いた液
晶表示素子の基板が露出した注入口部に、光学機能素子
等の補強部材を設けて、その部位を補強するので外力に
よる影響が少なくなり、良好な画質や外観が保持される
ので、高い信頼性を得ることができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、封止剤を避
けて補強部材を設けたので封止剤を硬化させた後に比較
的固い補強部材を貼りつけても、封止剤に悪影響を与え
ず、また偏光板が補強部材を兼ねる場合には、偏光板と
基板の間に水分、空気などが侵入しないので、偏光板の
特性を劣化させることがない。さらに、偏光板の微妙な
変形が表示エリア側に伝わることもなくなり、外観不良
等が発生しないという効果がある。
けて補強部材を設けたので封止剤を硬化させた後に比較
的固い補強部材を貼りつけても、封止剤に悪影響を与え
ず、また偏光板が補強部材を兼ねる場合には、偏光板と
基板の間に水分、空気などが侵入しないので、偏光板の
特性を劣化させることがない。さらに、偏光板の微妙な
変形が表示エリア側に伝わることもなくなり、外観不良
等が発生しないという効果がある。
【0031】請求項3記載の発明によれば、注入口を片
側基板に穴を開けてなる液晶表示素子においては、注入
口面の反対側面の偏光板を注入口部まで貼り合わせるこ
とにより、従来部品の光学機能素子の形状を変えるだけ
で容易に基板の強度を増加させることができる。請求項
4記載の本発明によれば、注入口が形成された基板側の
偏光板を封止剤の塗布位置を除いた形状として全面に貼
付するようにしたので、封止剤が突出していても影響を
受けず、外力に強く、良好な光学機能素子によって信頼
性の高い液晶表示素子が得られる。
側基板に穴を開けてなる液晶表示素子においては、注入
口面の反対側面の偏光板を注入口部まで貼り合わせるこ
とにより、従来部品の光学機能素子の形状を変えるだけ
で容易に基板の強度を増加させることができる。請求項
4記載の本発明によれば、注入口が形成された基板側の
偏光板を封止剤の塗布位置を除いた形状として全面に貼
付するようにしたので、封止剤が突出していても影響を
受けず、外力に強く、良好な光学機能素子によって信頼
性の高い液晶表示素子が得られる。
【0032】請求項5記載の本発明によれば、光学機能
素子と補強部材とを別に構成し、その間に隙間があって
も、液晶セル中の内部補強部材がその隙間に配置される
ことによって、補強が行われ、隙間のクラックの発生を
防止し、信頼性の高い液晶表示素子とすることができ
る。請求項6記載の本発明によれば、光学機能素子にス
リットが入っているので、注入口部に可撓性が生じ注入
口部の封止剤の突出によって光学機能素子が表示エリア
まで変形するのを防止すると共に、反対側の光学機能素
子も同じ外形のものが使えるので、偏光板の貼り合わせ
装置の治工具変更の工数が減り、コストを低減すること
ができる。
素子と補強部材とを別に構成し、その間に隙間があって
も、液晶セル中の内部補強部材がその隙間に配置される
ことによって、補強が行われ、隙間のクラックの発生を
防止し、信頼性の高い液晶表示素子とすることができ
る。請求項6記載の本発明によれば、光学機能素子にス
リットが入っているので、注入口部に可撓性が生じ注入
口部の封止剤の突出によって光学機能素子が表示エリア
まで変形するのを防止すると共に、反対側の光学機能素
子も同じ外形のものが使えるので、偏光板の貼り合わせ
装置の治工具変更の工数が減り、コストを低減すること
ができる。
【0033】請求項7記載の本発明の記載によれば、補
強部材が注入口を覆う構成としたので、従来からあるソ
ケットシーリングを兼ねることができ、注入口部を外力
からの保護すると共に、注入口の封止効果を増すことが
可能である。
強部材が注入口を覆う構成としたので、従来からあるソ
ケットシーリングを兼ねることができ、注入口部を外力
からの保護すると共に、注入口の封止効果を増すことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2記載の発明に係る液晶表示素子の一実
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のE−E線断面図である。
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のE−E線断面図である。
【図2】請求項2記載の他の実施例を示す斜視図であ
り、(a)は斜視図であり、(b)は同図(a)のF−
F線断面図である。
り、(a)は斜視図であり、(b)は同図(a)のF−
F線断面図である。
【図3】請求項3記載の発明に係る液晶表示素子の一実
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のG−G線断面図である。
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のG−G線断面図である。
【図4】請求項4記載の発明に係る液晶表示素子の一実
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のH−H線断面図である。
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のH−H線断面図である。
【図5】図4(b)の注入口部分の斜視図である。
【図6】請求項5記載の発明に係る液晶表示素子の一実
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のI−I線断面図である。
施例を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は
(a)のI−I線断面図である。
【図7】請求項6記載の発明に係る液晶表示素子の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図8】液晶セル端部に注入口を設けた液晶表示素子の
一実施例を示す斜視図である。
一実施例を示す斜視図である。
【図9】図8のJ−J線断面図である。
【図10】請求項7記載の発明に係る液晶表示素子の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図11】図10の補強部材の形状を示す図である。
【図12】注入口が端部にある従来の液晶セルを示す図で
あり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図であ
る。
あり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図であ
る。
【図13】図12の注入口の拡大図であり、(a)は斜視
図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図14】注入口が片側基板に打抜き形成された従来の液
晶セルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)のC−C線断面図である。
晶セルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)のC−C線断面図である。
【図15】図14の注入口の拡大断面図であり、(a)は封
止剤塗布状態図、(b)は偏光板貼付状態図である。
止剤塗布状態図、(b)は偏光板貼付状態図である。
【図16】従来の液晶表示素子の斜視図であり、(a)は
光学機能素子貼付前の図、(b)は光学機能素子貼付後
の図である。
光学機能素子貼付前の図、(b)は光学機能素子貼付後
の図である。
【図17】図16(b)のD−D線断面図である。
【図18】従来例の問題を説明する液晶表示素子の斜視図
である。
である。
20、21 基板 22 シール剤 23 注入口 25 液晶 26 封止剤 27、28 偏光板 29 切り欠き 30 注入口部 31 表示エリア 32 補強板 33 内部補強部材 34 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴨井 澄男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 池口 弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松木 ゆみ 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 桜井 三千一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (7)
- 【請求項1】ポリマーフィルムを上下基板として用いた
液晶セルの表示エリアに光学機能素子を配設して液晶表
示機能を持たせた液晶表示素子において、 前記液晶セル内に液晶を注入する注入口を有し、その注
入口周辺の基板が露出した注入口部に基板を保護する補
強部材が設けられたことを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】前記補強部材が、 注入口を封止する封止剤の塗布位置に切り欠きが設けら
れたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。 - 【請求項3】前記注入口が基板の片側に貫通形成された
液晶表示素子であって、 前記補強部材が、 注入口の形成された基板と反対側の基板上に光学機能素
子が電極取出し部を除いて全面に貼り付け形成されたこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。 - 【請求項4】前記注入口が基板の片側に貫通形成された
液晶表示素子であって、 前記補強部材が、 注入口側の基板上に光学機能素子が注入口の封止剤の塗
布位置を除いて全面に貼り付け形成されたことを特徴と
する請求項1又は3記載の液晶表示素子。 - 【請求項5】前記光学機能素子と前記補強部材とが別々
に基板に貼り付けられ、その境界に沿った上下基板の間
に基板を内部から補強する内部補強部材が設けられたこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。 - 【請求項6】前記注入口が設けられた基板の全面に、前
記内部補強部材に沿ってスリットが形成された光学機能
素子が貼り付けられたことを特徴とする請求項5記載の
液晶表示素子。 - 【請求項7】前記補強部材が、 前記注入口の封止剤を覆ってソケットシーリングを兼ね
ることを特徴とする請求項1、5又は6記載の液晶表示
素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20306291A JPH0545633A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20306291A JPH0545633A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545633A true JPH0545633A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16467708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20306291A Pending JPH0545633A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545633A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990015403A (ko) * | 1997-08-06 | 1999-03-05 | 손욱 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| JP2009122154A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶パネル |
| KR20140025753A (ko) * | 2012-08-22 | 2014-03-05 | 삼성디스플레이 주식회사 | 유기 발광 표시장치 및 그 제조방법 |
| JP2018077537A (ja) * | 2009-05-02 | 2018-05-17 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
| CN108780240A (zh) * | 2016-03-10 | 2018-11-09 | 富士胶片株式会社 | 塑料单元及其制造方法 |
| CN113534542A (zh) * | 2021-07-14 | 2021-10-22 | 豪威半导体(上海)有限责任公司 | Lcos显示面板及其制作方法 |
-
1991
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