JPH0545712A - 途中取り出しフイルムを使用可能なプリワインドカメラ - Google Patents

途中取り出しフイルムを使用可能なプリワインドカメラ

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JPH0545712A
JPH0545712A JP3226510A JP22651091A JPH0545712A JP H0545712 A JPH0545712 A JP H0545712A JP 3226510 A JP3226510 A JP 3226510A JP 22651091 A JP22651091 A JP 22651091A JP H0545712 A JPH0545712 A JP H0545712A
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JP
Japan
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film
cartridge
frame
taken out
camera
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Application number
JP3226510A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Wakabayashi
勤 若林
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノーマルワインドカメラで撮影された途中取
り出しフィルムが装填された場合の2重露光を防止す
る。 【構成】 プリワインドカメラにおいて、フィルム1の
給送手段28〜31と、カ−トリッジ5の識別表示手段
を駆動してフィルム使用状態を識別表示する表示駆動手
段28,29と、上記識別表示手段を判別し、装填され
たフィルムが途中取り出しフィルムか否かを検出するフ
ィルム検出手段27と、フィルム巻上げ時に、フィルム
の任意の駒に対して撮影済み情報が記録されているか否
かを検出する撮影済み情報検出手段18,23と、装填
されたフィルム1が途中取り出しフィルムであり、かつ
フィルムの最も先端側の駒に対して撮影済み情報が記録
されていることが検出されると、撮影を禁止してフィル
ムを巻戻し、上記識別表示手段により途中取り出しフィ
ルムあるいは使用済みフィルムであることを識別表示せ
しめる制御手段21とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、途中取り出しフィルム
を使用可能なプリワインドカメラに関し、特にノーマル
ワインドカメラで撮影された途中取り出しフィルムに対
して対応可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】上記ノーマルワインドカメラとは、フィ
ルムカ−トリッジ装填後にフィルムを所定量(例えば4
駒分)巻上げ、その後、撮影のたびに1駒づつ巻き上げ
てゆくカメラのことである。これに対して、カ−トリッ
ジ装填後にフィルムをいったん終端まで巻上げ、その
後、撮影のたびに1駒づつ巻戻してゆくカメラをプリワ
インドカメラと呼ぶ。ところで、途中まで撮影したフィ
ルムをいったん巻戻してカメラから取り出し、その後、
再度カメラに装填して使用することがある。このような
場合に2重露光を防止するため、米国特許第48780
75号公報には、撮影済みの駒に対して撮影済み情報を
例えばフィルムの磁気記録領域に磁気記録しておき、再
度装填した際に撮影済み情報の有無を検出し、撮影済み
情報の記録されていない駒(未露光駒)をアパ−チャと
対向させて撮影を行うカメラが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたカメラはプリワインドカメラであり、先
にプリワインドカメラで撮影された途中取り出しフィル
ムを用いることが前提となっており、ノーマルワインド
カメラで撮影されたフィルムには対応していない。この
ためノーマルワインドカメラで撮影されたフィルムを装
填した場合には2重露光されるおそれがある。
【0004】本発明の目的は、ノーマルワインドカメラ
で撮影された途中取り出しフィルムが装填された場合の
2重露光を防止した、途中取り出しフィルムを使用可能
なプリワインドカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図2に対応付けて説明すると、本発明は、撮影済みの
駒に対して撮影済み情報が記録された途中取り出しフィ
ルム1を収納するフィルムカ−トリッジ5が装填可能な
プリワインドカメラに適用される。そして、フィルム1
を給送する給送手段28,29,30,31と、カ−ト
リッジ5に設けられたフィルム使用状態識別表示手段6
0(図3)を駆動してフィルムの使用状態を識別表示す
る表示駆動手段28,29と、フィルム使用状態識別表
示手段60を判別することで、装填されたフィルムが途
中取り出しフィルムか否かを検出するフィルム検出手段
27と、給送手段30,31によるフィルム巻上げ時
に、撮影済み情報が記録されているか否かを検出する撮
影済み情報検出手段18,23と、フィルム検出手段2
7が装填されたフィルム1が途中取り出しフィルムであ
ることを検出し、かつ撮影済み情報検出手段18,23
がフィルムの最も先端側の駒に対して撮影済み情報が記
録されていることを検出したときには、撮影を禁止して
給送手段28,29によりフィルムを巻戻し、表示駆動
手段28,29によりフィルム使用状態識別表示手段6
0を駆動制御して、途中取り出しフィルムあるいは使用
済みフィルムであることを識別表示せしめる制御手段2
1とを具備し、これにより上記問題点を解決する。
【0006】
【作用】装填されたフィルム1が途中取り出しフィルム
であることが検出され、かつフィルムの最も先端側の駒
に対して撮影済み情報が記録されていることが検出され
ると、制御手段21は、そのフィルムが先にノーマルワ
インドカメラで撮影されたものであると判断し、撮影を
禁止して給送手段28,29によりフィルムを巻戻す。
そして表示駆動手段28,29によりフィルム使用状態
識別表示手段60を駆動制御して、途中取り出しフィル
ムあるいは使用済みフィルムであることを識別表示せし
める。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1〜図9により本発明の一実施例を説明す
る。図2は本実施例で用いられるフィルムを示す。各撮
影駒の駒番号は、図示のようにフィルム1の先端側から
1,2,3,・・・,n−1,nとなっている。このフ
ィルム1の上部には、各撮影駒に対して2個づつのパー
フォレーション3a,3bが穿設されている。図から分
かるように、パーフォレーション3aは、各撮影駒に対
してフィルム先端側に配置され、パーフォレーション3
bは、各撮影駒に対してフィルム終端側(カ−トリッジ
側)に配置される。さらに駒番号「1」の駒のパーフォ
レーション3aよりもフィルム先端側にパーフォレーシ
ョン3b’が1個配置され、駒番号「n」の駒(終端の
駒)のパーフォレーション3bよりもカ−トリッジ側に
パーフォレーション3a’が、さらにそのカ−トリッジ
側には終端を明示するためのパーフォレーション3cが
配置されている。
【0009】またフィルム1の下部には、例えば特開平
2−136840号公報に開示されているような磁気記
録媒体が塗布された磁気記録領域2が設けられている。
この磁気記録領域2には、後述する磁気ヘッド18によ
り撮影に関する情報が記録される。
【0010】5は上記フィルム1を収納するフィルムカ
−トリッジであり、本実施例のカ−トリッジ5には、本
出願人による特願平2−189994号明細書中に開示
されているものと同様に、図3に示すようなフィルム状
態識別表示装置60が設けられている。この識別表示装
置60は、カ−トリッジ5の上端面周縁を4分割し、そ
の3領域に設けられたフィルム1の使用状態を示す数字
と、使用状態に応じていずれかの数字を指し示す指標6
1(カ−トリッジのスプール軸に設けられる)とから構
成される。そして、指標61が数字「1」を指し示す場
合は、そのカートリッジ5中のフィルム1が全く未使用
の未使用フィルムであることを示し、数字「2」を指し
示す場合は、途中まで撮影されて取り出された途中取り
出しフィルムであることを示し、数字「3」を指し示す
場合は、全駒の撮影が完了した使用済みフィルムである
ことを示す。なお、カートリッジ5は、米国特許第49
65600号明細書に示されるようなスプール軸とは別
の部材に指標61が設けられるものでも良い。
【0011】図4は途中取り出しフィルムの3例を示
し、(a)は先にプリワインドカメラで撮影された途中
取り出しフィルムを、(b)は先にノーマルワインドカ
メラで撮影された途中取り出しフィルムを、(c)は先
にプリワインドカメラとノーマルワインドカメラの双方
で撮影された途中取り出しフィルムをそれぞれ示してい
る。図中斜線を付した駒が撮影済みの駒を示し、図4
(a)のフィルムは終端から2駒が撮影済みであり、図
4(b)のフィルムは先端から2駒が撮影済みであり、
図4(c)のフィルムは先端の2駒および終端の2駒が
撮影済みである。
【0012】図5は本実施例に係るプリワインドカメラ
を後方から見た図であり、背面を取り去った状態を示し
ている。カメラ本体の一端側には、上記カ−トリッジ5
が装填されるカートリッジ室11が設けられるととも
に、他端側にはフィルム巻取りスプール12を収容する
スプール室13が設けられ、その間に露光用開口を形成
するアパーチャ14が設けられる。またアパ−チャ14
の上下には、フィルム通過経路を形成する内レール15
および外レール16がそれぞれ設けられる。
【0013】フィルム巻取りスプール12は不図示の減
速歯車機構を介してフィルム給送モータ30(図1)に
接続され、このモータ30の回転により回転可能となっ
ている。そして、フィルム1がカ−トリッジ5からフィ
ルム巻取りスプール12まで送出された後にフィルム給
送モータ30を正転させると、不図示のフィルムローラ
ーの押圧によりフィルム1がフィルム巻取りスプール1
2に押しつけられてフィルム巻取りスプール12により
巻上げられる。
【0014】また、アパ−チャ14の上方には、フィル
ム1のパーフォレーションを検出するためのフォトリフ
レクタなどの光電素子17が配置されるとともに、下方
にはフィルム1上に設けられた磁気記録領域2に撮影に
関する種々の情報を記録するための磁気ヘッド18と圧
着パッド19とが設けられ、磁気ヘッド18と圧着パッ
ド19との間でフィルム1が圧接状態ではさみ込まれて
フィルム1の走行時に磁気記録および再生が適切に行え
るようになっている。ここで、フィルムの任意の駒がア
パーチャ14と対向しているときには、上記光電素子1
7は、その駒のパーフォレーション3b(図2)を検出
する位置に位置し、また磁気ヘッド18はそのほぼ真下
に位置する。
【0015】図1は上記カメラの制御系のブロック図で
ある。21は制御回路であり、後述の処理手順によりカ
メラ10の動作を制御する。22は記録回路であり、接
続された磁気ヘッド18を介してフィルム1の磁気記録
領域2に撮影に関する情報を記録する。ここで、この撮
影に関する情報とは、例えば撮影日付けや撮影時の露出
値などの情報であり、本実施例では、これらの情報が撮
影済み情報に相当する。23は再生回路であり、上記磁
気ヘッド18を介して磁気記録領域2に記録されている
情報を再生する。24は光電変換回路であり、接続され
た光電素子17によりフィルム1の有無やパーフォレー
ションを検出する。25はフィルム終端検出装置であ
り、光電変換回路24の出力を入力してプリワインド中
のパーフォレーション3aから3bまでの移動時間を記
憶し、前のパーフォレーション間の移動時間の半分程度
であることを検出するとパーフォレーション3a’から
3cへの移動であると判定する。すなわち、フィルム終
端と判断してその旨の信号を制御回路21に出力する。
【0016】26は不図示のシャッタ機構部および絞り
機構部を制御して撮影を行う露出制御装置である。27
は、装填されたカ−トリッジ5の識別表示装置60(図
3)が指し示すフィルム使用状態を検出する使用状態検
出装置である。すなわち、この装置27は、例えば上記
特願平2−189994号明細書中に開示されているも
のと同様に、光電素子(不図示)によりカートリッジス
プール軸の回転位置を検出し、その検出結果を制御回路
21に入力する。制御回路21は、入力された回転位置
信号によってスプール軸の指標61がいずれの数字を指
し示しているかを判定し、これによりフィルムの使用状
態を認識する。
【0017】28はカ−トリッジ駆動モータであり、モ
ータ駆動回路29により駆動制御される。ここで、本実
施例のカ−トリッジ5は、そのスプール軸(フィルムが
巻回される)を回転することによりフィルム1をカ−ト
リッジから送出するものである。すなわち上記カ−トリ
ッジ駆動モータ28が正転されるとカ−トリッジ5のス
プール軸が回転されフィルム送出しが行われる。またモ
ータ28が逆転されるとスプール軸が上述とは逆方向に
回転してフィルム1がカ−トリッジ5内に巻戻される。
また、巻戻しの後にモータ28の逆転によりカ−トリッ
ジ5の表示識別装置60を駆動できる。
【0018】30は、モータ制御回路31により駆動制
御されるフィルム給送モータであり、このフィルム給送
モータ30の正転により上記巻取りスプール12が回転
してフィルム1が巻取りスプール12に巻上げられる。
50は警告装置であり、制御回路21からの警告信号に
応答して例えば不図示の警告用LEDを点灯あるいは点
滅させて警告表示を行う。
【0019】スイッチSW1は蓋スイッチであり、不図
示のカ−トリッジ蓋を開放したときにオンする。スイッ
チSW2はカ−トリッジスイッチであり、カ−トリッジ
5をカ−トリッジ室11に装填するとオンする。スイッ
チSW3はレリーズスイッチであり、不図示のレリーズ
釦の押し下げによりオンする。スイッチSW4は途中取
り出しスイッチであり、不図示の途中取り出し指令釦の
押し下げに連動してオンする。
【0020】次に、図6〜図9のフローチャートに基づ
いて制御回路21による制御の手順を説明する。電源電
池がカメラに装填されるとこのプログラムがスタート
し、まずステップS101で変数Wを零とする。次いで
ステップS1でカ−トリッジ5が装填されるまで(カ−
トリッジスイッチSW2オンされるまで)待ち、装填さ
れるとステップS2に進む。ステップS2でカ−トリッ
ジ蓋が開(蓋スイッチSW1オン)と判定されるとステ
ップS1に戻り、カ−トリッジ蓋が閉(蓋スイッチSW
オフ)と判定されるとステップS3に進む。
【0021】ステップS3では、上記使用状態検出装置
27の検出結果を入力し、上記装填されたカ−トリッジ
5内のフィルムが途中取り出しフィルムか否かを判定す
る。途中取り出しフィルムでないと判定されるとステッ
プS4に進み、ステップS4で未使用フィルムでない、
つまり撮影済みフィルムと判定されるとステップS10
2に進む。ステップS102では変数Wを1とし、ステ
ップS103で警告信号の出力を開始してステップS7
に進む。この警告信号により、警告装置50は、例えば
不図示の警告用LEDを点灯あるいは点滅させて警告を
行う。
【0022】一方、ステップS4で未使用フィルムと判
定された場合にはステップS5に進み、未使用フィルム
処理を行う。すなわち、フィルム1をカ−トリッジから
送出し、巻取りスプール12に終端駒まで巻上げ、終端
の駒(駒番号nの駒)をアパ−チャ14と対向させる。
以後、撮影ごとに撮影情報を記録しながら1駒づつフィ
ルム1を巻戻してゆき、駒番号1の駒(先頭駒)巻上げ
の後、フィルム1を完全にカートリッジ5内へ巻込むフ
ィルムの巻戻しを行う。なお、先頭駒に達する前に途中
取り出しスイッチSW4がオンされるとその時点で巻戻
しを行う。
【0023】次にステップS6では、カ−トリッジ5の
識別表示装置60をフィルム1の使用状態(途中取出し
フィルムまたは使用済みフィルム)に応じて駆動制御す
る。すなわち、カ−トリッジ駆動モータ28を逆転させ
てカ−トリッジ5のスプール軸を回転せしめ、フィルム
1の使用状態に応じて使用状態検出回路27により指標
61が数字「2」(途中取出しフィルムに対応する)ま
たは数字「3」(使用済みフィルムに対応する)を指し
示す状態が検出されるとモータを停止する。ステップS
7ではカ−トリッジ蓋が開放されるまで待ち、開放され
るとステップS8に進む。ステップS8でカ−トリッジ
5が取り出されていないことが判定されるとステップS
7に戻り、取り出されたことが判定されるとステップS
104に進む。ステップS104でW≠1と判定される
とステップS1に戻り、W=1と判定されるとステップ
S105で警告信号の出力を停止して警告装置50によ
る警告を解除し、次いでステップS106でWを零とし
てステップS1に戻る。
【0024】一方、ステップS3で途中取り出しフィル
ムと判定された場合には図7のステップS9に進み、モ
ータ駆動回路29を介してカ−トリッジ駆動モータ28
を正転させ、フィルム1の送出しを行い、続いてステッ
プS10ではモータ駆動回路31を介してフィルム給送
モータ30を正転させ、上記送出されたフィルム1の巻
取りスプール12への巻上げを開始する。次に、ステッ
プS11では光電素子17によりパーフォレーション3
b’が検出されるまで待ち、検出されるとステップS6
0でパーフォレーション3aが検出されるまで待ち、検
出されるとステップS12に進む。
【0025】ステップS12では、フィルム駒番号を示
す変数Nを1に、パーフォレーションをカウントするた
めの変数Kを零にそれぞれ初期設定してステップS13
に進む。ステップS13では再生回路23を介して磁気
ヘッド18を作動させ、フィルム1の磁気記録領域2か
ら情報を再生する。そして、ステップS14で撮影情報
が検出された、つまり先頭の駒が露光済みであると判定
されるとステップS15に進み、フィルム巻上げを停止
するとともに、ステップS16でフィルム1を完全にカ
ートリッジ5内へ巻戻すフィルム巻込み処理を行う。次
いでステップS17では、カ−トリッジ5の識別表示装
置60を駆動制御して途中取り出しフィルムであること
を表示せしめる。すなわち、カ−トリッジ駆動モータ2
8を逆転させてカ−トリッジ5のスプール軸を回転せし
め、使用状態検出回路27により指標61が数字「2」
(途中取り出しフィルムに対応する)を指し示す状態が
検出されるとモータを停止する。その後、処理は上述し
たステップS102に進む。
【0026】ここで、上記ステップS3で途中取り出し
フィルムであることが判定され、その後にステップS1
4で先頭駒が露光済みと判定されたということは、装填
されているフィルムが図4(b)に示す先にノーマルワ
インドカメラで撮影された途中取り出しフィルムもしく
は図4(c)に示す先にプリワインドカメラとノーマル
ワインドカメラの双方で撮影された途中取出しフィルム
のいずれかであることを示している。したがってプリワ
インドカメラである本実施例のカメラではそのフィルム
での撮影を禁止し、巻戻しを行う。
【0027】一方、ステップS14で撮影済み情報が検
出されない、すなわち先頭の駒が未露光の場合には、フ
ィルム巻上げを続行してステップS18に進み、ステッ
プS18でパーフォレーション3bが検出されるまでス
テップS13,S14,S18を繰返し、パーフォレー
ションが検出されると、ステップS19に進む。ステッ
プS19ではパーフォレーションカウント値Kをカウン
トアップしてステップS20に進む。ステップS20で
はK=2か否か、すなわちパーフォレーション3aに引
き続きその駒のパーフォレーション3bが検出されたか
否かを判定し、否定されるとステップS13に戻り、肯
定されるとフィルムの最も先端側の駒(駒番号1の駒で
あり、以下、先頭駒と呼ぶ)がアパーチャ14と対向し
たと判断して図7のステップS21に進む。
【0028】ステップS21ではフィルム駒番号Nを
「1」だけ歩進するとともに、パーフォレーションカウ
ント値Kを零リセットし、次いでステップS22では磁
気ヘッド18による情報再生を行う。ステップS23で
撮影情報が検出されたと判定されるとステップS28に
進み、検出されないと判定されるとステップS24に進
む。ここで、ステップS23が肯定された場合、その検
出された撮影情報は、最も先端側の露光済み駒、つまり
最後に撮影された駒(図4(a)では駒番号n−1の
駒)に対するものである。ステップS24でパーフォレ
ーションが検出されるまでステップS22,S23,S
24を繰返し、検出されるとステップS25でパーフォ
レーションカウント値Kをカウントアップしてステップ
S26に進む。ステップS26ではK=2か否か、すな
わちパーフォレーションが2個検出されたか否かを判定
し、否定されるとステップS22に戻り、肯定されると
1駒分のフィルム移動と判断してステップS27に進
む。
【0029】ステップS27でまだフィルム終端に達し
ていない、すなわちフィルム終端検出装置25がフィル
ム終端を示す信号を出力していないと判定されるとステ
ップS21に戻って上述の処理を繰返し、フィルム終端
に達したと判定されるとステップS28に進む。
【0030】ステップS28ではフィルムの巻上げを停
止し、次いでステップS29でカ−トリッジ駆動モータ
28を駆動してフィルムを1駒分巻戻すとともに、図9
のステップS30で駒番号Nを「−1」だけ歩進する。
ここで、上記ステップS23が肯定されてステップS2
8に進んだ場合には、ステップS29の処理により上記
最も先端側の露光済み駒の1つ先端側の未露光駒がアパ
−チャ14と対向する。またステップS27が肯定され
てステップS28に進んだということは、フィルムに露
光済みの駒がなかった、つまり新品フィルムであったこ
とを意味しており、この場合はステップS29の処理に
より最も終端側の駒がアパ−チャと対向する。
【0031】次いでステップS51に進み、ステップS
51で途中取り出しスイッチSW4がオンされた(途中
取り出しが指示された)と判定されるとステップS52
に進み、フィルム1を先端まで巻戻すフィルム巻込み処
理を行うとともに、ステップS53でカ−トリッジ5の
識別表示装置60を駆動制御して途中取り出しフィルム
であることを表示せしめる。すなわち、カ−トリッジ駆
動モータ28を逆転させてカ−トリッジ5のスプール軸
を回転せしめ、使用状態検出回路27により指標61が
数字「2」(途中取り出しフィルムに対応する)を指し
示す状態が検出されるとモータを停止する。その後、処
理は上述したステップS7に進む。
【0032】ステップS51が否定されるとステップS
31に進み、ステップS31でレリーズスイッチSW3
がオフと判定されるとステップS51に戻り、オンと判
定されるとステップS32で露出制御装置26を介して
撮影を行い、撮影終了後、ステップS33でカートリッ
ジ駆動モータ28を駆動してフィルム1駒分の巻戻しを
行うとともに、これに同期して、記録回路22を介して
磁気ヘッド18により上記撮影駒に対する撮影情報の記
録を行う。
【0033】1駒分の巻戻しが終了するとステップS3
4でN=1か否かを判定する。ステップS34が肯定さ
れると先頭の駒の撮影が終了したと判断してステップS
35に進み、否定されるとまだ先頭駒に達していないと
判断してステップS30に戻る。ステップS35では、
フィルム1を先端まで巻戻すフィルム巻込み処理を行う
とともに、ステップS36でカ−トリッジ5の識別表示
装置60が使用済みフィルムであることを表示せしめ
る。すなわち、カートリッジ駆動モータ28を逆転させ
てカートリッジ5のスプール軸を回転せしめ、使用状態
検出回路27により指標61が数字「3」(使用済みフ
ィルムに対応する)を指し示す状態が検出されるとモー
タを停止する。その後、処理は図6のステップS7に進
む。
【0034】以上が制御回路21による制御の手順であ
り、これをまとめると次のようになる。まず、カメラに
フィルムを装填して裏蓋を閉じるとカ−トリッジ5の識
別表示装置60の状態から、装填されたフィルム1の使
用状態が判定される。そして、使用済みフィルムであれ
ば警告を行い、また未使用フィルムであればフィルムの
送出しおよびプリワインドの後に終端の駒から順に撮影
が行われる。
【0035】さらに途中取り出しフィルムの場合には、
フィルム送出し後のプリワインド中にまずフィルムの最
も先端側の駒(先頭駒)に対して磁気ヘッド18による
情報再生が行われる。そして、先頭駒に対して撮影情報
が記録されている(先頭駒が露光済みである)ことが検
出されると、フィルム1がカ−トリッジ5内に全て巻戻
される。すなわち、途中取り出しフィルムでかつ先頭駒
が露光済みであるということは、そのフィルムが先にノ
ーマルワインドカメラ、あるいはノーマルワインドカメ
ラとプリワインドカメラの双方で撮影された途中取り出
しフィルム(図4(b)または(c))であることを示
しており、したがって本実施例におけるプリワインドカ
メラで撮影を行うと2重露光となってしまうので、撮影
を禁止して巻戻す。また巻戻し後に、途中取り出しフィ
ルムであることを識別表示する。
【0036】一方、装填されたフィルムが途中取り出し
フィルムであり、かつフィルム送出し後のプリワインド
中に先頭駒に対して撮影済み情報が記録されていない
(先頭駒が未露光である)ことが検出されたときには、
そのフィルムが先にプリワインドカメラでのみ撮影され
た途中取り出しフィルム(図4(a))であると判断
し、プリワインド(巻上げ)および情報再生を続行す
る。そして、露光済みの駒が検出されると、フィルムを
1駒分巻戻して直前の未露光駒をアパ−チャ14と対向
させ、この駒から先端側に掛けて順次撮影が行われる。
そして、先頭駒の撮影が終了すると巻戻され、撮影済み
フィルムであることが識別表示される。
【0037】以上の実施例の構成において、カ−トリッ
ジ駆動モータ28,フィルム給送モータ30および各モ
ータ駆動回路29,31が給送手段を、カ−トリッジ駆
動モータ28およびモータ駆動回路29が表示駆動手段
を、使用状態検出装置27がフィルム検出手段を、磁気
ヘッド18および再生回路23が撮影済み情報検出手段
を、制御回路21が制御手段をそれぞれ構成する。
【0038】また以上では、ノーマルワインドカメラで
撮影された途中取り出しフィルムの場合、ノーマルワイ
ンドカメラおよびプリワインドカメラの双方で撮影され
た途中取り出しフィルムの場合に巻戻した後に途中取り
出しフィルムであることを識別表示するようにしたが、
図7のステップS17を図10のステップS37に代え
ることにより、使用済みフィルムであることを識別表示
するようにしてもよい。この場合には、このフィルムは
使用できなくなってしまうが、2重露光を確実に防止で
きる。
【0039】なお、識別表示装置は図3に示したものに
限定されず、フィルム使用状態の識別表示が可能で、か
つその使用状態がカメラで検出可能なものであれば前述
の米国特許第4965600号明細書のような他の構成
でもよい。なお、前記明細書の識別表示装置の場合には
表示駆動手段が専用に別途必要になる。また撮影に関す
る情報を撮影済み情報として用いるようにしたが、この
撮影情報とは別に専用の撮影済み情報を用いてもよい。
さらにノーマルワインド方式とプリワインド方式とが切
換可能なカメラにも本発明を適用できる。本実施例では
識別表示装置を図3に示したものとしたため、先端駒を
撮影済みか否かを判別する為にフィルムを巻き上げる
と、スプール軸が回転してしまい、指標61がずれてし
まうので、巻き戻した後指標をカメラへ挿入した時の状
態に戻すために駆動制御する必要があるが、前述の米国
特許第4965600号明細書に示されているような、
指標の動きと、スプール軸の回転とが無関係のフィルム
カートリッジを使用し、前述のように表示駆動手段を専
用に別設すれば、巻き戻し後に、駆動制御する必要はな
く、カートリッジを挿入している間はいつでも途中取出
しフィルムあるいは使用済みフィルムであることの識別
表示が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
填されたフィルムが途中取り出しフィルムであり、かつ
そのフィルムの最も先端側の駒に対して撮影済み情報が
記録されている場合には、撮影を禁止してフィルムを巻
戻し、かつ途中取り出しフィルムあるいは使用済みフィ
ルムであることを識別表示するようにしたので、先に少
なくともノーマルワインドカメラで撮影された途中取り
出しフィルムは全て使用が禁止され、その2重露光が防
止できるのに加えて、巻戻し後にそのフィルムの使用状
態が即座に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカメラの制御系を示す
ブロック図である。
【図2】フィルムの構成を示す図である。
【図3】カ−トリッジの識別表示装置の構成を示す平面
図である。
【図4】途中取り出しフィルムの3例を示す図である。
【図5】カメラの構成を示す背面図である。
【図6】処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【図8】図7に続くフローチャートである。
【図9】図8に続くフローチャートである。
【図10】変形例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フィルム 2 磁気記録領域 5 フィルムカ−トリッジ 14 アパ−チャ 17 光電素子 18 磁気ヘッド 21 制御回路 22 記録回路 23 再生回路 24 光電変換回路 27 使用状態検出装置 28 カ−トリッジ駆動モータ 29,31 モータ駆動回路 30 フィルム給送モータ 50 警告装置 60 フィルム状態識別表示装置 SW1 蓋スイッチ SW2 カ−トリッジスイッチ SW3 レリーズスイッチ SW4 途中取り出しスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影済みの駒に対して撮影済み情報が記
    録された途中取り出しフィルムを収納するフィルムカ−
    トリッジが装填可能なプリワインドカメラにおいて、 前記フィルムを給送する給送手段と、 前記カ−トリッジに設けられたフィルム使用状態識別表
    示手段を駆動してフィルムの使用状態を識別表示する表
    示駆動手段と、 前記フィルム使用状態識別表示手段を判別することで、
    装填されたフィルムが途中取り出しフィルムか否かを検
    出するフィルム検出手段と、 前記給送手段によるフィルム巻上げ時に、前記撮影済み
    情報が記録されているか否かを検出する撮影済み情報検
    出手段と、 前記フィルム検出手段が前記装填されたフィルムが途中
    取り出しフィルムであることを検出し、かつ前記撮影済
    み情報検出手段がフィルムの最も先端側の駒に対して撮
    影済み情報が記録されていることを検出したときには、
    撮影を禁止して前記給送手段によりフィルムを巻戻し、
    前記表示駆動手段により前記フィルム使用状態識別表示
    手段を駆動制御して、途中取り出しフィルムあるいは使
    用済みフィルムであることを識別表示せしめる制御手段
    とを具備することを特徴とする途中取り出しフィルムを
    使用可能なプリワインドカメラ。
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